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JPH0541077U - フローテイング型コネクタハウジング - Google Patents

フローテイング型コネクタハウジング

Info

Publication number
JPH0541077U
JPH0541077U JP3210392U JP3210392U JPH0541077U JP H0541077 U JPH0541077 U JP H0541077U JP 3210392 U JP3210392 U JP 3210392U JP 3210392 U JP3210392 U JP 3210392U JP H0541077 U JPH0541077 U JP H0541077U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
connector housing
connector
opening
housing
Prior art date
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Granted
Application number
JP3210392U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2583879Y2 (ja
Inventor
義夫 佐藤
Original Assignee
日本エー・エム・ピー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本エー・エム・ピー株式会社 filed Critical 日本エー・エム・ピー株式会社
Priority to JP3210392U priority Critical patent/JP2583879Y2/ja
Publication of JPH0541077U publication Critical patent/JPH0541077U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2583879Y2 publication Critical patent/JP2583879Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネルの材質を限定せず、パネル端部の形成
が容易な開口に取付けられ、パネル表面に沿って所定範
囲内移動可能なフローティング型コネクタハウジングを
提供すること。 【構成】 コネクタハウジング10は、打抜き等で開口52
を形成したパネル50を挟むフランジ16、18と、フランジ
18の端18a 、18a'から延びる可撓アーム24、24'を有す
る。各可撓アーム24先端の突部26は、コネクタハウジン
グ10に外力が印加されないときはパネル開口52の谷状側
面56の最深部56a と当接している。コネクタハウジング
10とヘッダコネクタ70との嵌合の際にアライメントがず
れてコネクタハウジング10がパネル50の表面に沿って移
動すると、突部26が谷状側面56のテーパ面56b 又は56c
に当接し、可撓アーム24の弾性によってコネクタハウジ
ング10を元の位置に戻す方向に付勢する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコネクタハウジング、特にハウジングが取付けられるパネルに対し、 所定範囲可動するフローティング型コネクタハウジングに関する。
【0002】
【従来技術】
複写機等の電子応用機器において、コネクタ相互の嵌合を容易にするために取 付けパネルに対して所定範囲内で可動するフローティング型コネクタが用いられ ている。
【0003】 この種のコネクタの一例として、図5に示すコネクタAが提案されている(実 開昭64-27982号公報) 。コネクタAは、周囲にリング状のばね部材2を有する。 このばね部材2がパネル開口部6に設けたガイド溝7の溝底に圧接して嵌合する ようにしたことにより、コネクタAがパネルPの表面に沿ったD方向及びDに交 差する方向に可動になる。従って、相手コネクタ(図示せず)とのアライメント がずれても、そのずれを吸収する方向にコネクタAが移動するので、コネクタ相 互の嵌合が容易になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このコネクタAは2枚のパネルP1 、P2 の間に取付けられる構造 であるため、パネルの端部にコネクタAを取付ける場合、取付けが困難であると いう問題がある。更に、ばね部材2をパネルP1 、P2 のガイド溝7に挿入する 構造のため、パネルP1 、P2 はガイド溝7が形成し易い材料から構成しなけれ ばならないという制限がある。このため、例えば印刷基板(プリント基板)や鉄 製のパネルには、コネクタAを取付けることが困難であるという問題がある。
【0005】 従って、本考案は、上述の問題を解決するフローティング型コネクタハウジン グ、即ちパネルの端部に取付け可能で、かつパネルに特別な加工を必要としない で取付けられるフローティング型コネクタハウジングを提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のフローティング型コネクタハウジングは、パネルを挟み込む少なくと も一対のフランジと、ハウジングの側壁と対向するパネルの開口の谷状側面の最 深部と対向する突部及びパネル開口の内側面に当接してパネルからハウジングが 離脱するのを防止する先端部を有しハウジングの側壁から一対のフランジの間に 向って延びる一対の可撓アームとを具えることを特徴とする。
【0007】
【作用】
フローティング型コネクタハウジングをパネル開口に取付けた後にパネル表面 に沿って移動させると、パネル開口の谷状側面の最深部と対向していた可撓アー ムの突部が谷状側面のテーパ面(斜面)と係合し、可撓アームの弾性により突部 が最深部と対向する初期状態にコネクタハウジングを戻す。可撓アームの先端面 がパネル開口の内側面に当接することにより、コネクタハウジングはパネルから 離脱することなく確実に保持される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案のフローティング型コネクタハウジングの好適実施例について図 面を参照しながら説明する。図1は本考案のフローティング型コネクタハウジン グの一実施例を示す斜視図である。図2は図1のハウジングをパネルに取付けた 状態を示す平面図である。図3は図1のハウジングと相手コネクタとの嵌合状態 を示す断面図である。
【0009】 図1において、コネクタハウジング10はPBT(ポリブチレンテレフタレート )等の合成樹脂から形成され、その第1及び第2側壁12、14にパネル50を間に挟 むフランジ16、18がそれぞれ設けられている。第3及び第4側壁20、22には、フ ランジ18a 、18' の端からフランジ16a 、16b の間に向って斜め下方向に延びる 可撓アーム24、24' がそれぞれ設けられている。各可撓アーム24(24')の先端に は、外側に突出する突部26(26')とパネル50の内側面54(54')に当接してコネク タハウジング10の抜け止めとなるストッパ面28(28')とが形成されている。
【0010】 コネクタハウジング10の上壁30には、電線62を接続したプラグコネクタ60を受 容する開口32が形成されている。ラッチアーム34、34とプラグコネクタ60の係合 部64とが係合することにより、プラグコネクタ60が開口32内に保持される。コネ クタハウジング10の底面36は、相手ヘッダコネクタ70との嵌合面であり、基板76 上に取り付けられている相手ヘッダコネクタ70のポストコンタクト72を受容する 孔38(図2)が所定数(本実施例では4個)形成されている。
【0011】 パネル50の開口52は、打抜き等によって簡単に形成することができる。この開 口52へコネクタハウジング10を矢印B方向より挿入すると、可撓アーム24が上方 向に弾性変形しながらパネルの突出部55、55' を超え、元の形状に戻る。
【0012】 図2において、コネクタハウジング10がパネル50の開口52内に受容され、かつ コネクタハウジング10に対して外力が作用していない時(初期状態)には、可撓 アーム24、24' の突部26、 26'は、側壁20、22と対向するパネル50の谷状側面56 、56' の最深部(最も窪んだ場所)56a 、56a'と対向している。このとき、フラ ンジ16、18に挟まれた溝底面40、42はパネル50の側面54、56、58のいずれにも当 接していない。
【0013】 コネクタハウジング10と相手コネクタ70とのアライメントがずれる等して、コ ネクタハウジング10に対して矢印C方向に外力が作用すると、可撓アーム24の突 部26がパネル50の谷状側面56に当接し、可撓アーム24の弾性によってコネクタハ ウジング10は初期状態に戻る方向に付勢される。また、コネクタハウジング10に 対して矢印E方向に外力が作用すると、突部26が谷状側面56のテーパ面56b に当 接し、可撓アーム24の弾性によりコネクタハウジング10は初期状態に戻る方向に 付勢される。さらに、コネクタハウジング10に対して矢印F方向に外力が作用す る場合も、同様に突部26がテーパ面56c に当接し、コネクタハウジング10を初期 状態に戻す方向に付勢する。また、コネクタハウジング10に対して矢印G及びH で示される回転方向に外力が作用する場合も、同様に突部26がそれぞれテーパ面 56b 、56c に当接し、コネクタハウジング10を初期状態に戻す方向に付勢する。 尚、左側の可撓アーム24' についても全く同様である。
【0014】 本実施例においては、可撓アーム24、24' と側壁20、22との間、可撓アーム24 、24' 先端のストッパ面28、28' とパネル50の内側面54、54' との間、及びフラ ンジ18の間の溝底面42と側面58との間に、それぞれ約1mm の間隙を有する。従っ て、コネクタハウジング10は矢印C方向及びその逆方向に約2mm 、矢印E、F方 向に約2mm の範囲で可動(フローティング)する。
【0015】 図3において、パネル50に装着されると共に電線62と接続したプラグコネクタ 60を保持したコネクタハウジング10は、嵌合面36周囲のテーパ面44と基板76上の ヘッダコネクタ70のテーパ面74とによってガイドされながらヘッダコネクタ70と 嵌合する。プラグコネクタ60のコンタクト66(図1)の位置とヘッダコネクタ70 のポストコンタクト72の位置とのずれが上述の可動範囲の半分以内、即ち約1mm 以内であれば、コネクタハウジング10(及びプラグコネクタ60) とヘッダコネク タ70は確実に嵌合する。尚、本実施例では電線62と接続したコンタクト66を直接 コネクタハウジング10内に挿入せず、電線62をコンタクト66に圧接接続したプラ グコネクタ60をコネクタハウジング10内に挿入するようにしたため、多数の電線 62(又は電線付きコンタクト66)を一括してコネクタハウジング10内に装着する ことができ、組立作業性がよい。
【0016】 図4は本考案のフローティング型コネクタハウジングの他の(第2)実施例を 示す斜視図である。以下では、上述した第1実施例との差異による特徴について のみ説明する。第2実施例のコネクタハウジング10' は、可撓アーム24(24')を 囲むようにフランジ16a (16a') 及び18a (18a') を連結するガイドフランジ46 (46')を有する。コネクタハウジング10' をパネル50の開口52(図1)内に挿入 する際、パネル50の上面がガイドフランジ46、46' の下面によって案内されるの で、コネクタハウジング10' の挿入作業性が向上する。さらに、コネクタハウジ ング10' の挿入途中において、パネル50の突出部55によって可撓アーム24、24' が上方に過度に曲げられることを防止する。このため、可撓アーム24、24' の破 損、塑性変形等の不具合を未然に防止する。
【0017】 以上、本考案の好適実施例について説明してきたが、本考案は上記実施例に限 定することなく、種々の変形、変更が可能である。例えば、各可撓アームは直接 側壁からパネルに平行に延出させてもよい。また、コネクタハウジングが、プラ グコネクタハウジングを介さず直接プラグコネクタのコンタクトを保持するよう にしてもよい。更に、突部は可撓アームの先端に設けなくてもよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案のフローティング型コネクタハウジングによれば、パネルの端部の比較 的簡単な打抜きによって形成された開口に取付けることができる。従って、パネ ルの材質を樹脂、ダイキャスト合金等特定の材質に限定することなく、多様な材 質のパネルにフローティング型コネクタハウジングを取付けることができると共 に、フローティング型コネクタハウジング取付部の加工が容易である。
【0019】 また、本考案のフローティング型コネクタハウジングにプラグコネクタを受容 する開口を設けた場合は、電線を一括接続したプラグコネクタを開口内に挿入す るだけでコネクタが組み立てられるので、作業性に優れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のフローティング型コネクタハウジング
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のコネクタハウジングをパネルに取付けた
状態を示す平面図である。
【図3】図1のコネクタハウジングと相手コネクタとの
嵌合状態を示す断面図である。
【図4】本考案のフローティング型コネクタハウジング
の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】従来例のフローティング型コネクタを示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 フローティング型コネクタハウジング 16、18 フランジ 20、22 側壁 24 可撓アーム 26 突部 28 先端部(ストッパ面) 50 パネル 52 開口 54 内側面 56 谷状側面 56a 最深部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルを挟み込む少なくとも一対のフラ
    ンジと、ハウジングの側壁と対向する前記パネルの開口
    の谷状側面の最深部と対向する突部及び前記パネル開口
    の内側面に当接して前記パネルから前記ハウジングが離
    脱するのを防止する先端部を有し、前記ハウジングの前
    記側壁から前記一対のフランジの間に向って延びる一対
    の可撓アームとを具えることを特徴とするフローティン
    グ型コネクタハウジング。
JP3210392U 1991-09-19 1992-04-17 フローティング型コネクタハウジング Expired - Lifetime JP2583879Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3210392U JP2583879Y2 (ja) 1991-09-19 1992-04-17 フローティング型コネクタハウジング

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-83699 1991-09-19
JP8369991 1991-09-19
JP3210392U JP2583879Y2 (ja) 1991-09-19 1992-04-17 フローティング型コネクタハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0541077U true JPH0541077U (ja) 1993-06-01
JP2583879Y2 JP2583879Y2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=26370628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3210392U Expired - Lifetime JP2583879Y2 (ja) 1991-09-19 1992-04-17 フローティング型コネクタハウジング

Country Status (1)

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JP (1) JP2583879Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998039820A1 (fr) * 1997-03-06 1998-09-11 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Structure de fixation pour connecteurs male et femelle
KR102336593B1 (ko) * 2020-06-29 2021-12-09 히로세코리아 주식회사 플로팅 구조 커넥터

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WO1998039820A1 (fr) * 1997-03-06 1998-09-11 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Structure de fixation pour connecteurs male et femelle
KR102336593B1 (ko) * 2020-06-29 2021-12-09 히로세코리아 주식회사 플로팅 구조 커넥터

Also Published As

Publication number Publication date
JP2583879Y2 (ja) 1998-10-27

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