JPH05334740A - 円筒状の光磁気記録媒体 - Google Patents
円筒状の光磁気記録媒体Info
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- JPH05334740A JPH05334740A JP14147092A JP14147092A JPH05334740A JP H05334740 A JPH05334740 A JP H05334740A JP 14147092 A JP14147092 A JP 14147092A JP 14147092 A JP14147092 A JP 14147092A JP H05334740 A JPH05334740 A JP H05334740A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 螺旋状または同心円状の案内溝17…が形成
された透光性および可撓性を有するフィルムベース11
に垂直磁気異方性を有する磁性膜からなる記録層12を
形成し、記録層12が円筒状の基板10の外側円筒面に
貼り付けられている円筒状の光磁気記録媒体18。 【効果】 フィルムベース11に案内溝17…および記
録層12を形成する工程まで、フィルムベース11を円
筒形にする必要がない。したがって、高密度・大容量の
情報の記録・再生が可能な円筒状の光磁気記録媒体18
を容易に製造できる。しかも、長尺のフィルムベースを
用いて、連続工程で光磁気記録媒体18を製造できるた
め、量産性に優れる。
された透光性および可撓性を有するフィルムベース11
に垂直磁気異方性を有する磁性膜からなる記録層12を
形成し、記録層12が円筒状の基板10の外側円筒面に
貼り付けられている円筒状の光磁気記録媒体18。 【効果】 フィルムベース11に案内溝17…および記
録層12を形成する工程まで、フィルムベース11を円
筒形にする必要がない。したがって、高密度・大容量の
情報の記録・再生が可能な円筒状の光磁気記録媒体18
を容易に製造できる。しかも、長尺のフィルムベースを
用いて、連続工程で光磁気記録媒体18を製造できるた
め、量産性に優れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書ファイル、画像、
コードデータなどの情報の記録する円筒状の光磁気記録
媒体に関するものである。
コードデータなどの情報の記録する円筒状の光磁気記録
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の光磁気ディスク9の一例を
示す。
示す。
【0003】2枚の円盤状基板1a・1bには、それぞ
れトラッキング用の案内溝2a・2bが形成されてお
り、それぞれの上面に反射膜、誘電体膜、磁性膜等から
なる記録膜層3a・3bが形成されている。これらを接
着材4で貼り合わすことにより、円盤状の光磁気ディス
ク9が得られる。
れトラッキング用の案内溝2a・2bが形成されてお
り、それぞれの上面に反射膜、誘電体膜、磁性膜等から
なる記録膜層3a・3bが形成されている。これらを接
着材4で貼り合わすことにより、円盤状の光磁気ディス
ク9が得られる。
【0004】光磁気ディスク9の中心には、センターハ
ブ6・6が両側から取り付けられており、スピンドルモ
ーター5により回転駆動できるようになっている。
ブ6・6が両側から取り付けられており、スピンドルモ
ーター5により回転駆動できるようになっている。
【0005】情報の書き込みは、光ピックアップ7から
高強度のレーザー光を光磁気ディスク9に照射し、記録
膜層3a・3bを昇温することにより行われる。一方、
情報の再生は、光ピックアップ7から低強度のレーザー
光を照射し、反射光の偏光面の回転を検出することによ
り行われる。
高強度のレーザー光を光磁気ディスク9に照射し、記録
膜層3a・3bを昇温することにより行われる。一方、
情報の再生は、光ピックアップ7から低強度のレーザー
光を照射し、反射光の偏光面の回転を検出することによ
り行われる。
【0006】上記の案内溝2a・2bを有する基板1a
・1bは、例えば、射出成形法によって量産される。こ
のとき使用されるスタンパーは、以下のようなマスタリ
ング・プロセスを経て得られる。すなわち、スピンコー
ト法によってガラス基板にフォトレジストを均一に塗布
し、レーザー光によって案内溝2a(あるいは2b)の
パターンに露光した後、現像を行うと、ガラス基板上に
は、案内溝2aのパターンを有するフォトレジストが残
る。これをマスクとして、ドライエッチングを行うこと
により、ガラス基板に案内溝2aが形成される。これを
原盤として、上記のスタンパーが製作される。
・1bは、例えば、射出成形法によって量産される。こ
のとき使用されるスタンパーは、以下のようなマスタリ
ング・プロセスを経て得られる。すなわち、スピンコー
ト法によってガラス基板にフォトレジストを均一に塗布
し、レーザー光によって案内溝2a(あるいは2b)の
パターンに露光した後、現像を行うと、ガラス基板上に
は、案内溝2aのパターンを有するフォトレジストが残
る。これをマスクとして、ドライエッチングを行うこと
により、ガラス基板に案内溝2aが形成される。これを
原盤として、上記のスタンパーが製作される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、光磁気ディスク9に面振れや偏心が起こりや
すいため、高密度・大容量の情報の記録・再生が困難で
あるという問題点を有している。
構成では、光磁気ディスク9に面振れや偏心が起こりや
すいため、高密度・大容量の情報の記録・再生が困難で
あるという問題点を有している。
【0008】そこで、この問題を解決するため、特願平
2−244956号公報では、面振れや偏心の起こりに
くい円筒状の光磁気記録媒体を用いるようにした光磁気
記録装置が提案されている。
2−244956号公報では、面振れや偏心の起こりに
くい円筒状の光磁気記録媒体を用いるようにした光磁気
記録装置が提案されている。
【0009】ところが、円筒状の光磁気記録媒体の場
合、トラッキング用の案内溝を有する円筒状の基板を量
産することが困難であるという新たな問題を招来する。
すなわち、光磁気ディスク9の製造方法と同様な方法で
原盤を製作しようとすると、円筒面にフォトレジストを
均一に塗布することが困難であり、仮にスタンパーがで
きたとしても、射出成形後、成形された基板をスタンパ
ーから引き剥がして取り出すことが容易でない。
合、トラッキング用の案内溝を有する円筒状の基板を量
産することが困難であるという新たな問題を招来する。
すなわち、光磁気ディスク9の製造方法と同様な方法で
原盤を製作しようとすると、円筒面にフォトレジストを
均一に塗布することが困難であり、仮にスタンパーがで
きたとしても、射出成形後、成形された基板をスタンパ
ーから引き剥がして取り出すことが容易でない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る円筒状の光
磁気記録媒体は、上記の課題を解決するために、円筒状
の基板と、螺旋状または同心円状の案内溝が形成された
透光性および可撓性を有するフィルムベースと、フィル
ムベース上に形成された垂直磁気異方性を有する磁性膜
を含む記録層からなり、フィルムベース上の記録層が円
筒状の基板の外側円筒面に貼り付けられていることを特
徴としている。
磁気記録媒体は、上記の課題を解決するために、円筒状
の基板と、螺旋状または同心円状の案内溝が形成された
透光性および可撓性を有するフィルムベースと、フィル
ムベース上に形成された垂直磁気異方性を有する磁性膜
を含む記録層からなり、フィルムベース上の記録層が円
筒状の基板の外側円筒面に貼り付けられていることを特
徴としている。
【0011】
【作用】上記の構成により、円筒状の基板と、螺旋状ま
たは同心円状の案内溝が形成された透光性および可撓性
を有するフィルムベースと、フィルムベース上に形成さ
れた垂直磁気異方性を有する磁性膜を含む記録層からな
り、フィルムベース上の記録層を円筒状の基板の外側円
筒面に貼り付けているので、フィルムベースに案内溝お
よび記録層を形成する工程まで、フィルムベースを円筒
形にする必要がない。したがって、高密度・大容量の情
報の記録・再生が可能な円筒状の光磁気記録媒体を容易
に製造できる。しかも、長尺のフィルムベースを用い
て、連続工程で光磁気記録媒体を製造できるため、量産
性に優れる。
たは同心円状の案内溝が形成された透光性および可撓性
を有するフィルムベースと、フィルムベース上に形成さ
れた垂直磁気異方性を有する磁性膜を含む記録層からな
り、フィルムベース上の記録層を円筒状の基板の外側円
筒面に貼り付けているので、フィルムベースに案内溝お
よび記録層を形成する工程まで、フィルムベースを円筒
形にする必要がない。したがって、高密度・大容量の情
報の記録・再生が可能な円筒状の光磁気記録媒体を容易
に製造できる。しかも、長尺のフィルムベースを用い
て、連続工程で光磁気記録媒体を製造できるため、量産
性に優れる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例について図1および図2に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0013】本実施例の円筒状の光磁気記録媒体18
は、図1に示すように、フィルムベース11上に記録層
12を形成したシート19を、円筒状の基板10の外側
円筒面に接着材15で貼り付けた構成になっている。
は、図1に示すように、フィルムベース11上に記録層
12を形成したシート19を、円筒状の基板10の外側
円筒面に接着材15で貼り付けた構成になっている。
【0014】フィルムベース11の記録層12側には、
リング状またはらせん状の案内溝17…が形成されてい
る。フィルムベース11の材料には、透光性および可撓
性を有し、フィルム状に形成しやすい熱可塑性樹脂が使
用され、具体的には例えば、ポリカーボネイトやポリエ
ステルが使用される。
リング状またはらせん状の案内溝17…が形成されてい
る。フィルムベース11の材料には、透光性および可撓
性を有し、フィルム状に形成しやすい熱可塑性樹脂が使
用され、具体的には例えば、ポリカーボネイトやポリエ
ステルが使用される。
【0015】記録層12は、フィルムベース11側から
順に垂直磁気異方性を有する磁性膜、誘電体膜、反射膜
を積層した構成になっている。反射膜の材料には、A
l、Ni、Cr等の高反射率を有する金属が使用され
る。誘電体膜の材料には、Al2O3 、AlN、SiO
2 等が使用される。磁性膜の材料には、Gd、Tb等の
希土類金属とFe、Co等の遷移金属の合金が使用され
る。
順に垂直磁気異方性を有する磁性膜、誘電体膜、反射膜
を積層した構成になっている。反射膜の材料には、A
l、Ni、Cr等の高反射率を有する金属が使用され
る。誘電体膜の材料には、Al2O3 、AlN、SiO
2 等が使用される。磁性膜の材料には、Gd、Tb等の
希土類金属とFe、Co等の遷移金属の合金が使用され
る。
【0016】接着材11は、エポキシ樹脂、シリコン樹
脂、アクリル樹脂等を主成分している。
脂、アクリル樹脂等を主成分している。
【0017】光磁気記録媒体18の両側面にはセンタリ
ングハブ14・14が取り付けられており、スピンドル
モーター13によって光磁気記録媒体18をその円筒軸
の回りに回転できるようになっている。
ングハブ14・14が取り付けられており、スピンドル
モーター13によって光磁気記録媒体18をその円筒軸
の回りに回転できるようになっている。
【0018】光学ヘッド16は、レーザー光を光磁気記
録媒体18上に光スポットとして収斂する対物レンズ1
6aを備えており、光磁気記録媒体18の円筒軸に平行
に設置されたガイド軸16bに沿って移動できるように
なっている。移動のための駆動装置としては、例えば、
リニアモーターが使用される。
録媒体18上に光スポットとして収斂する対物レンズ1
6aを備えており、光磁気記録媒体18の円筒軸に平行
に設置されたガイド軸16bに沿って移動できるように
なっている。移動のための駆動装置としては、例えば、
リニアモーターが使用される。
【0019】上記の構成において、スピンドルモーター
13により光磁気記録媒体18が回転駆動され、案内溝
17に沿って配置された記録トラックに光学ヘッド16
からのレーザー光が照射される。
13により光磁気記録媒体18が回転駆動され、案内溝
17に沿って配置された記録トラックに光学ヘッド16
からのレーザー光が照射される。
【0020】情報の記録時、情報に応じて光変調された
レーザー光を光学ヘッド16から記録層12に照射しな
がら、記録層12に垂直磁界を印加する。高強度のレー
ザー光が照射された記録層12の領域は、キュリー点以
上に昇温する。このため、その領域の磁化が垂直磁界の
方向に向く。これにより、情報を磁化の方向として記録
できる。
レーザー光を光学ヘッド16から記録層12に照射しな
がら、記録層12に垂直磁界を印加する。高強度のレー
ザー光が照射された記録層12の領域は、キュリー点以
上に昇温する。このため、その領域の磁化が垂直磁界の
方向に向く。これにより、情報を磁化の方向として記録
できる。
【0021】情報の再生時、低強度のレーザー光を光学
ヘッド16から記録層12に照射し、その反射光を対物
レンズ16aで集光し、反射光の偏光面の回転方向を検
出する。磁気カー効果として知られているように、偏光
面の回転方向は、磁化の方向に依るので、これを利用し
て元の情報を再生できる。
ヘッド16から記録層12に照射し、その反射光を対物
レンズ16aで集光し、反射光の偏光面の回転方向を検
出する。磁気カー効果として知られているように、偏光
面の回転方向は、磁化の方向に依るので、これを利用し
て元の情報を再生できる。
【0022】上記の光磁気記録媒体18の製造方法を図
2に基づいて説明する。
2に基づいて説明する。
【0023】同図(a)に示すように、まず、フィルム
ベース11をロール21と22で挟み、加熱しながら圧
迫して通過させることにより、フィルムベース11に案
内溝17…を形成する。すなわち、ロール21の表面に
は、同図(b)に示すように、案内溝17…のパターン
に対応した凸部23…が形成されており、この凸部23
…によって、フィルムベース11の片面に案内溝17…
が成形される。
ベース11をロール21と22で挟み、加熱しながら圧
迫して通過させることにより、フィルムベース11に案
内溝17…を形成する。すなわち、ロール21の表面に
は、同図(b)に示すように、案内溝17…のパターン
に対応した凸部23…が形成されており、この凸部23
…によって、フィルムベース11の片面に案内溝17…
が成形される。
【0024】次に、フィルムベース11の案内溝17…
上に、真空蒸着法あるいは、スパッタリング法によって
記録層12を成膜することにより、シート19が得られ
る。
上に、真空蒸着法あるいは、スパッタリング法によって
記録層12を成膜することにより、シート19が得られ
る。
【0025】このシート19を、同図(c)に示すよう
に、円筒状の基板10に巻き付けて、記録層12と基板
10を接着材15で貼り付けることにより、円筒状の光
磁気記録媒体18が製造される。
に、円筒状の基板10に巻き付けて、記録層12と基板
10を接着材15で貼り付けることにより、円筒状の光
磁気記録媒体18が製造される。
【0026】以上のように、本実施例の光磁気記録媒体
18は、フィルムベース11に案内溝17…および記録
層12を形成したシート19を製造する工程まで、フィ
ルムベース11を円筒形にする必要がない。したがっ
て、高密度・大容量の情報の記録・再生が可能な円筒状
の光磁気記録媒体18を容易に製造できる。
18は、フィルムベース11に案内溝17…および記録
層12を形成したシート19を製造する工程まで、フィ
ルムベース11を円筒形にする必要がない。したがっ
て、高密度・大容量の情報の記録・再生が可能な円筒状
の光磁気記録媒体18を容易に製造できる。
【0027】さらに、上記のフィルムベース11を長尺
にし、連続工程で光磁気記録媒体18を製造すれば、生
産性を大幅に向上させることができる。
にし、連続工程で光磁気記録媒体18を製造すれば、生
産性を大幅に向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る円筒状の光磁気記録媒体
は、以上のように、円筒状の基板と、螺旋状または同心
円状の案内溝が形成された透光性および可撓性を有する
フィルムベースと、フィルムベース上に形成された垂直
磁気異方性を有する磁性膜を含む記録層からなり、フィ
ルムベース上の記録層が円筒状の基板の外側円筒面に貼
り付けられているので、フィルムベースに案内溝および
記録層を形成する工程まで、フィルムベースを円筒形に
する必要がない。したがって、高密度・大容量の情報の
記録・再生が可能な円筒状の光磁気記録媒体を容易に製
造できるという効果を奏する。しかも、長尺のフィルム
ベースを用いて、連続工程で光磁気記録媒体を製造でき
るため、量産性に優れるという効果も併せて奏する。
は、以上のように、円筒状の基板と、螺旋状または同心
円状の案内溝が形成された透光性および可撓性を有する
フィルムベースと、フィルムベース上に形成された垂直
磁気異方性を有する磁性膜を含む記録層からなり、フィ
ルムベース上の記録層が円筒状の基板の外側円筒面に貼
り付けられているので、フィルムベースに案内溝および
記録層を形成する工程まで、フィルムベースを円筒形に
する必要がない。したがって、高密度・大容量の情報の
記録・再生が可能な円筒状の光磁気記録媒体を容易に製
造できるという効果を奏する。しかも、長尺のフィルム
ベースを用いて、連続工程で光磁気記録媒体を製造でき
るため、量産性に優れるという効果も併せて奏する。
【図1】本発明の円筒状の光磁気記録媒体の概略の構成
を示す部分破断した斜視図である。
を示す部分破断した斜視図である。
【図2】図1の光磁気記録媒体の製造方法を示す説明図
である。
である。
【図3】従来の光磁気ディスクの概略の構成を示す部分
破断した斜視図である。
破断した斜視図である。
10 基板 11 フィルムベース 12 記録層 15 接着材 17 案内溝 18 光磁気記録媒体 19 シート
Claims (1)
- 【請求項1】円筒状の基板と、螺旋状または同心円状の
案内溝が形成された透光性および可撓性を有するフィル
ムベースと、フィルムベース上に形成された垂直磁気異
方性を有する磁性膜を含む記録層からなり、フィルムベ
ース上の記録層が円筒状の基板の外側円筒面に貼り付け
られていることを特徴とする円筒状の光磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14147092A JPH05334740A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 円筒状の光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14147092A JPH05334740A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 円筒状の光磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05334740A true JPH05334740A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15292638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14147092A Pending JPH05334740A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 円筒状の光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05334740A (ja) |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP14147092A patent/JPH05334740A/ja active Pending
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