JPH0533382Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0533382Y2 JPH0533382Y2 JP10121989U JP10121989U JPH0533382Y2 JP H0533382 Y2 JPH0533382 Y2 JP H0533382Y2 JP 10121989 U JP10121989 U JP 10121989U JP 10121989 U JP10121989 U JP 10121989U JP H0533382 Y2 JPH0533382 Y2 JP H0533382Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- armrest
- tray
- tray member
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、リヤシートバツクにアームレストが
起倒可能に支持されており、起立状態にあるアー
ムレストの裏面に重なるようにトレー部材を配
し、アームレストを前倒するとともに、前記トレ
ー部材を前倒してトランクルームと車室とを連通
可能なリヤシートバツクのアームレストのロツク
装置に関する。
起倒可能に支持されており、起立状態にあるアー
ムレストの裏面に重なるようにトレー部材を配
し、アームレストを前倒するとともに、前記トレ
ー部材を前倒してトランクルームと車室とを連通
可能なリヤシートバツクのアームレストのロツク
装置に関する。
「考案の背景」
従来、リヤシートバツクが左右に分割され、分
割されたバツク体を前倒してトランクルームと車
室とを連通するようになつており、バツク体を前
倒不能に拘束すべくバツク体にロツク装置を装着
したものが一般的である。
割されたバツク体を前倒してトランクルームと車
室とを連通するようになつており、バツク体を前
倒不能に拘束すべくバツク体にロツク装置を装着
したものが一般的である。
すなわち、バツク体にトランクルーム側の掛止
部材に係脱してバツク体を起立位置に拘束可能な
係合部材が設けられ、バツク体側のストラツプを
引くと、施解錠部材によりバツク体側の係合部材
が押されて揺動しトランクルーム側の掛止部材か
ら離脱し、バツク体が前倒可能となり、バツク体
が前倒してトランクルームと車室とが連通するよ
うになつており、施解錠操作ノブによりロツクピ
ンを揺動させて施解錠部材に当接すると、バツク
体を引いても施解錠部材が揺動しないで係合部材
が掛止部材から離脱しないようにしたものであ
る。
部材に係脱してバツク体を起立位置に拘束可能な
係合部材が設けられ、バツク体側のストラツプを
引くと、施解錠部材によりバツク体側の係合部材
が押されて揺動しトランクルーム側の掛止部材か
ら離脱し、バツク体が前倒可能となり、バツク体
が前倒してトランクルームと車室とが連通するよ
うになつており、施解錠操作ノブによりロツクピ
ンを揺動させて施解錠部材に当接すると、バツク
体を引いても施解錠部材が揺動しないで係合部材
が掛止部材から離脱しないようにしたものであ
る。
一方、リヤシートバツクにアームレストが起倒
可能に支持されたものがあるが、アームレストが
バツク体に比較してその両側方向の幅が狭いこと
から、アームレストに前記したような部品点数が
多く複雑で大型のロツク装置をそのまま装着する
ことができなかつた。
可能に支持されたものがあるが、アームレストが
バツク体に比較してその両側方向の幅が狭いこと
から、アームレストに前記したような部品点数が
多く複雑で大型のロツク装置をそのまま装着する
ことができなかつた。
「考案が解決しようとする課題」
しかしながら、このような従来のリヤシートバ
ツクのロツク装置では、バツク体を前倒してトラ
ンクルームと車室とを連通するようにしているた
め、例えば、トランクルームから物を出入れする
際に、バツク体を背を凭せ掛けている者がその場
所を外したり、他の場所にわざわざ移つたりする
必要があり、使い勝手がよくないという問題点が
あつた。
ツクのロツク装置では、バツク体を前倒してトラ
ンクルームと車室とを連通するようにしているた
め、例えば、トランクルームから物を出入れする
際に、バツク体を背を凭せ掛けている者がその場
所を外したり、他の場所にわざわざ移つたりする
必要があり、使い勝手がよくないという問題点が
あつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、起立状態にあるアームレストの
裏面に重なるようにトレー部材を配し、ロツク装
置をコンパクトなものにしてトレー部材に装着し
たことにより、リヤシートの着座者がわざわざそ
の場所を外したりすることなく、アームレストお
よびトレー部材を前倒してトランクルームと車室
とを連通し、トランクルームから物を出入れする
ことができ、使い勝手がよいリヤシートバツクの
ロツク装置を提供することを目的としている。
なされたもので、起立状態にあるアームレストの
裏面に重なるようにトレー部材を配し、ロツク装
置をコンパクトなものにしてトレー部材に装着し
たことにより、リヤシートの着座者がわざわざそ
の場所を外したりすることなく、アームレストお
よびトレー部材を前倒してトランクルームと車室
とを連通し、トランクルームから物を出入れする
ことができ、使い勝手がよいリヤシートバツクの
ロツク装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 リヤシートバツクにアームレストが起倒可能に
支持されており、起立状態にあるアームレストの
裏面に重なるようにトレー部材を配し、アームレ
ストを前倒するとともに、前記トレー部材を前倒
してトランクルームと車室とを連通可能なリヤシ
ートバツクのアームレストのロツク装置であつ
て、 前記ロツク装置は、前記トレー部材の遊端部に
配され、枢軸を中心にして揺動してトランクルー
ム側の掛止部材に係脱可能な係合部材と、 前記トレー部材の表面側に設けられ、前記枢軸
を中心にして回動して前記係合部材を係脱操作可
能なハンドル部材と、 該ハンドル部材に当接して前記ハンドル部材を
係脱操作不能にするロツク部材と、 前記トレー部材の背面側に設けられ、トランク
ルーム内側から操作可能に露出するよう配設さ
れ、前記ロック部材を操作する施解錠操作ノブと
を備えたことを特徴とするリヤシートバツクのア
ームレストのロツク装置に存する。
るところは、 リヤシートバツクにアームレストが起倒可能に
支持されており、起立状態にあるアームレストの
裏面に重なるようにトレー部材を配し、アームレ
ストを前倒するとともに、前記トレー部材を前倒
してトランクルームと車室とを連通可能なリヤシ
ートバツクのアームレストのロツク装置であつ
て、 前記ロツク装置は、前記トレー部材の遊端部に
配され、枢軸を中心にして揺動してトランクルー
ム側の掛止部材に係脱可能な係合部材と、 前記トレー部材の表面側に設けられ、前記枢軸
を中心にして回動して前記係合部材を係脱操作可
能なハンドル部材と、 該ハンドル部材に当接して前記ハンドル部材を
係脱操作不能にするロツク部材と、 前記トレー部材の背面側に設けられ、トランク
ルーム内側から操作可能に露出するよう配設さ
れ、前記ロック部材を操作する施解錠操作ノブと
を備えたことを特徴とするリヤシートバツクのア
ームレストのロツク装置に存する。
「作用」
トレー部材が起立位置にあるとき、トレー部材
側の係合部材は、トランクルーム側の掛止部材に
係合しており、それにより、トレー部材が起立位
置に前倒不能に拘束されている。
側の係合部材は、トランクルーム側の掛止部材に
係合しており、それにより、トレー部材が起立位
置に前倒不能に拘束されている。
トランクルーム内側から操作して施解錠操作ノ
ブによりロツク部材をハンドル部材に当接する
と、ハンドル部材が回動不能となり、ハンドル部
材により係合部材を係脱操作することができず、
トレー部材を前倒することができない。これによ
り車室内側からはロツク解除できないよう防盗さ
れている。
ブによりロツク部材をハンドル部材に当接する
と、ハンドル部材が回動不能となり、ハンドル部
材により係合部材を係脱操作することができず、
トレー部材を前倒することができない。これによ
り車室内側からはロツク解除できないよう防盗さ
れている。
トレー部材を前倒すべく、トランクルーム内側
から操作して施解錠操作ノブによりロツク部材を
ハンドル部材から外すと、ハンドル部材が回動可
能になる。ハンドル部材を操作すると、係合部材
が枢軸を中心にして揺動して掛止部材から外れ
る。それにより、トレー部材が前倒可能になる。
アームレストの部分のみでトランクルーム内と連
通することができ、乗員が大きくよけたりする必
要がない。
から操作して施解錠操作ノブによりロツク部材を
ハンドル部材から外すと、ハンドル部材が回動可
能になる。ハンドル部材を操作すると、係合部材
が枢軸を中心にして揺動して掛止部材から外れ
る。それにより、トレー部材が前倒可能になる。
アームレストの部分のみでトランクルーム内と連
通することができ、乗員が大きくよけたりする必
要がない。
前倒状態のトレー部材を起立すると、係合部材
が掛止部材に係合し、トレー部材が起立位置に前
倒不能に拘束される。
が掛止部材に係合し、トレー部材が起立位置に前
倒不能に拘束される。
「実施例」
以下、図面に基づき本考案の各種実施例を説明
する。尚、各種実施例につき同種の部位には同一
符合を付して重複した説明を省略する。
する。尚、各種実施例につき同種の部位には同一
符合を付して重複した説明を省略する。
第1図から第7図は本考案の第1実施例を示し
ている。
ている。
第1図から第4図に示すように、トランクルー
ムAの前方に横長のリヤシート10が据付けられ
ている。リヤシートバツク11の両側方向の中央
部にはアームレスト20が前倒可能に装着されて
いる。
ムAの前方に横長のリヤシート10が据付けられ
ている。リヤシートバツク11の両側方向の中央
部にはアームレスト20が前倒可能に装着されて
いる。
アームレスト20は、アームレスト本体21
と、アームレスト本体21の裏面側に重なり得る
トレー部材22とを有している。アームレスト本
体21およびトレー部材22は枢軸12により前
倒可能に枢支されている。
と、アームレスト本体21の裏面側に重なり得る
トレー部材22とを有している。アームレスト本
体21およびトレー部材22は枢軸12により前
倒可能に枢支されている。
トレー部材22には、トランクルームA側に設
けた掛止部材である掛止爪15に係脱して、トレ
ー部材22を起立位置に前倒不能に拘束するロツ
ク装置30がその表面側に装着されている。
けた掛止部材である掛止爪15に係脱して、トレ
ー部材22を起立位置に前倒不能に拘束するロツ
ク装置30がその表面側に装着されている。
掛止爪15は、ケース部材16内に収納され、
ばね部材18により、トランクルームA側に固設
したアンダーカバー17側の孔から突出する方向
へ付勢されている。
ばね部材18により、トランクルームA側に固設
したアンダーカバー17側の孔から突出する方向
へ付勢されている。
トレー部材22の遊端部23には、略水平に延
びた枢軸31の両端部が軸受部材32により回動
可能にそれぞれ支持されている。枢軸31にはハ
ンドル部材34が揺動可能に枢支されている。ハ
ンドル部材34の基端部35には、ハンドル部材
34が揺動した際に掛止爪15に係脱可能な係合
溝33が形成されている。
びた枢軸31の両端部が軸受部材32により回動
可能にそれぞれ支持されている。枢軸31にはハ
ンドル部材34が揺動可能に枢支されている。ハ
ンドル部材34の基端部35には、ハンドル部材
34が揺動した際に掛止爪15に係脱可能な係合
溝33が形成されている。
すなわち、本実施例においては、係合部材とハ
ンドル部材34とが一体的に形成されている。
ンドル部材34とが一体的に形成されている。
ハンドル部材34の先端部には手掛用の孔35
bが穿設されている。枢軸31に巻着した巻きば
ね38により、ハンドル部材34が第4図におい
て反時計方向へ付勢されている。
bが穿設されている。枢軸31に巻着した巻きば
ね38により、ハンドル部材34が第4図におい
て反時計方向へ付勢されている。
ハンドル部材34の基端部35には嵌合用の溝
35aが形成されている。枢軸31の軸線方向へ
揺動して嵌合用の溝35aに嵌脱し、ハンドル部
材34を揺動不能に拘束するロツク部材であるロ
ツクピン36が配設されている。
35aが形成されている。枢軸31の軸線方向へ
揺動して嵌合用の溝35aに嵌脱し、ハンドル部
材34を揺動不能に拘束するロツク部材であるロ
ツクピン36が配設されている。
ロツクピン36の基端部には施解錠操作ノブ4
0が固着され、施解錠操作ノブ40を両側方向へ
案内可能なハウジング部材41がトレー部材22
に固設され、施解錠操作ノブ40の摘み部はトレ
ー部材22の背面側へ出ていてトランクルームA
側から操作可能である。トレー部材22の背面側
に設けたエスカツシヨン42で施解錠操作ノブ4
0が必要以上に見えないようになつている。
0が固着され、施解錠操作ノブ40を両側方向へ
案内可能なハウジング部材41がトレー部材22
に固設され、施解錠操作ノブ40の摘み部はトレ
ー部材22の背面側へ出ていてトランクルームA
側から操作可能である。トレー部材22の背面側
に設けたエスカツシヨン42で施解錠操作ノブ4
0が必要以上に見えないようになつている。
軸受部材32、ロツクピン36およびハウジン
グ部材41がカバー部材43により表側から覆わ
れている。
グ部材41がカバー部材43により表側から覆わ
れている。
次に作用を説明する。
第4図において、トレー部材22が起立し、ハ
ンドル部材34の係合溝33がトランクルームA
側の掛止爪15に係止して、トレー部材22が前
倒不能に拘束されている。
ンドル部材34の係合溝33がトランクルームA
側の掛止爪15に係止して、トレー部材22が前
倒不能に拘束されている。
このとき、トレー部材22により塞がれてトラ
ンクルームAと車室とは連通していない。
ンクルームAと車室とは連通していない。
施解錠操作ノブ40により、ロツクピン36を
両側方向の一方へ揺動して、ハンドル部材24の
係合溝35aに嵌るようにすると、ハンドル部材
34が揺動不能になり、係合溝33は掛止爪15
に掛止したままで離脱せず、車室内側からトレー
部材22を前倒することができない。
両側方向の一方へ揺動して、ハンドル部材24の
係合溝35aに嵌るようにすると、ハンドル部材
34が揺動不能になり、係合溝33は掛止爪15
に掛止したままで離脱せず、車室内側からトレー
部材22を前倒することができない。
施解錠操作ノブ40により、ロツクピン36を
両側方向の他方へ揺動して、ハンドル部材34の
係合溝35aから外れるようにすると、ハンドル
部材34が揺動可能になる。
両側方向の他方へ揺動して、ハンドル部材34の
係合溝35aから外れるようにすると、ハンドル
部材34が揺動可能になる。
手掛用の孔35bに手を掛けてハンドル部材3
4を回動すると、係合溝33が掛止爪15をばね
部材18の付勢力に抗して押し込み、掛止爪15
が係合溝33から外れ、トレー部材22が前倒可
能になる。
4を回動すると、係合溝33が掛止爪15をばね
部材18の付勢力に抗して押し込み、掛止爪15
が係合溝33から外れ、トレー部材22が前倒可
能になる。
第5図に示すように、トレー部材22を前倒す
ると、トランクルームAと車室とが連通し、トラ
ンクルームA側から物を出入れすることができ
る。このとき、掛止爪15はばね部材18の付勢
力により元の突出した状態になる。
ると、トランクルームAと車室とが連通し、トラ
ンクルームA側から物を出入れすることができ
る。このとき、掛止爪15はばね部材18の付勢
力により元の突出した状態になる。
また、ハンドル部材34から手を離すと、巻き
ばね38によりハンドル部材34がトレー部材2
2側に揺動して収納され、トレー部材22がアー
ムレスト本体21の裏面に重なり可能になる。
ばね38によりハンドル部材34がトレー部材2
2側に揺動して収納され、トレー部材22がアー
ムレスト本体21の裏面に重なり可能になる。
トレー部材22を起立していくと、第6図に示
すように、係合溝33が掛止爪15に当接して、
ばね部材18の付勢力に抗して掛止爪15を押し
込む。トレー部材22が起立位置になると、掛止
爪15がばね部材18の付勢力により再び突出し
て係合溝33に係合する。それにより、トレー部
材22が前倒不能に拘束される。
すように、係合溝33が掛止爪15に当接して、
ばね部材18の付勢力に抗して掛止爪15を押し
込む。トレー部材22が起立位置になると、掛止
爪15がばね部材18の付勢力により再び突出し
て係合溝33に係合する。それにより、トレー部
材22が前倒不能に拘束される。
第8図から第14図は本考案の第2実施例を示
している。
している。
本実施例においては、掛止爪15aをアンダー
カバー17に固設し、係合部材53とハンドル部
材54とを別体にしたもので、係合部材53とハ
ンドル部材54とは、巻きばね38aにより、両
部材53,54のなす角度が所定角度になる方向
へ相互に付勢されている。
カバー17に固設し、係合部材53とハンドル部
材54とを別体にしたもので、係合部材53とハ
ンドル部材54とは、巻きばね38aにより、両
部材53,54のなす角度が所定角度になる方向
へ相互に付勢されている。
第14図において、トレー部材22が起立し、
係合部材53がトランクルームA側の掛止爪15
aに係止して、トレー部材22が前倒不能に拘束
されている。
係合部材53がトランクルームA側の掛止爪15
aに係止して、トレー部材22が前倒不能に拘束
されている。
施解錠操作ノブ40により、ロツクピン36を
両側方向の一方へ揺動して、ハンドル部材54の
係合溝55aに嵌るようにすると、ハンドル部材
54が揺動不能になり、係合部材53は掛止爪1
5aに掛止したままで離脱せず、車室内側からト
レー部材22を前倒することができない。
両側方向の一方へ揺動して、ハンドル部材54の
係合溝55aに嵌るようにすると、ハンドル部材
54が揺動不能になり、係合部材53は掛止爪1
5aに掛止したままで離脱せず、車室内側からト
レー部材22を前倒することができない。
施解錠操作ノブ40により、ロツクピン36を
両側方向の他方へ揺動して、ハンドル部材54の
係合溝55aから外れるようにすると、ハンドル
部材54が揺動可能になる。
両側方向の他方へ揺動して、ハンドル部材54の
係合溝55aから外れるようにすると、ハンドル
部材54が揺動可能になる。
ハンドル部材54を揺動すると、第10図に示
すように、ハンドル部材54が係合部材53に当
接して係合部材53を揺動し、第11図に示すよ
うに、係合部材54が揺動して掛止爪15aから
外れ、トレー部材22が前倒可能になる。
すように、ハンドル部材54が係合部材53に当
接して係合部材53を揺動し、第11図に示すよ
うに、係合部材54が揺動して掛止爪15aから
外れ、トレー部材22が前倒可能になる。
トレー部材22を前倒した状態から起立してい
くと、第12図に示すように、係合部材53が掛
止爪15aに当接して、第13図に示すように、
掛止爪15aが係合部材53を巻きばね38aの
付勢力に抗して押し込み、係合部材53が枢軸3
1を中心にして反時計方向へ揺動する。
くと、第12図に示すように、係合部材53が掛
止爪15aに当接して、第13図に示すように、
掛止爪15aが係合部材53を巻きばね38aの
付勢力に抗して押し込み、係合部材53が枢軸3
1を中心にして反時計方向へ揺動する。
さらにトレー部材22を起立していくと、係合
部材53が掛止爪15aから外れ、巻きばね38
aの付勢力により時計方向へ揺動し、第14図に
示すように、掛止爪15が係合部材53に係合す
る。それにより、トレー部材22が前倒不能に拘
束される。
部材53が掛止爪15aから外れ、巻きばね38
aの付勢力により時計方向へ揺動し、第14図に
示すように、掛止爪15が係合部材53に係合す
る。それにより、トレー部材22が前倒不能に拘
束される。
「考案の効果」
本考案に係るリヤシートバツクのアームレスト
のロツク装置によれば、起立状態にあるアームレ
ストの裏面に重なるようにトレー部材を配し、ト
レー部材に、枢軸を中心にして揺動してトランク
ルーム側の掛止部材に係脱可能な係合部材を枢支
し、同じく枢軸回りに回動して係合部材を係脱操
作可能なハンドル部材を設け、施解錠操作ノブで
ロツク部材を揺動してハンドル部材に当接し、施
解錠操作するようにしたので、トランクルーム内
側から操作可能な施解錠操作ノブを設けることに
より必要により車室内側からは空かないようにし
て防盗性を確保することができ、着座者が席を外
したりすることなく、リヤシートバツクの中央部
に設けたアームレストを前倒すれば、トランクル
ームと車室とを連通することができ、座りながら
トランクルームから物を出入れ可能となり、使い
勝手をよくすることができ、また、部品点数が減
つてコストを低減することができる。
のロツク装置によれば、起立状態にあるアームレ
ストの裏面に重なるようにトレー部材を配し、ト
レー部材に、枢軸を中心にして揺動してトランク
ルーム側の掛止部材に係脱可能な係合部材を枢支
し、同じく枢軸回りに回動して係合部材を係脱操
作可能なハンドル部材を設け、施解錠操作ノブで
ロツク部材を揺動してハンドル部材に当接し、施
解錠操作するようにしたので、トランクルーム内
側から操作可能な施解錠操作ノブを設けることに
より必要により車室内側からは空かないようにし
て防盗性を確保することができ、着座者が席を外
したりすることなく、リヤシートバツクの中央部
に設けたアームレストを前倒すれば、トランクル
ームと車室とを連通することができ、座りながら
トランクルームから物を出入れ可能となり、使い
勝手をよくすることができ、また、部品点数が減
つてコストを低減することができる。
第1図から第7図は本考案の第1実施例を示し
ており、第1図はロツク装置の要部分解斜視図、
第2図は同じく要部斜視図、第3図はロツク装置
の要部分解斜視図、第4図から第6図はそれぞれ
ロツク装置の装着状態を示す側面図、第7図は第
1図−線断面図、第8図から第14図は本考
案の第2実施例を示しており、第8図はロツク装
置の要部分解斜視図、第9図は同じく要部斜視
図、第10図から第14図はそれぞれロツク装置
の装着状態を示す側面図である。 A……トランクルーム、10……リヤシート、
11……リヤシートバツク、15……掛止爪(掛
止部材)、20……アームレスト、21……アー
ムレスト本体、22……トレー部材、30……ロ
ツク装置、31……枢軸、33……係合溝(係合
部材)、34,54……ハンドル部材、36……
ロツクピン(ロツク部材)、40……施解錠操作
ノブ。
ており、第1図はロツク装置の要部分解斜視図、
第2図は同じく要部斜視図、第3図はロツク装置
の要部分解斜視図、第4図から第6図はそれぞれ
ロツク装置の装着状態を示す側面図、第7図は第
1図−線断面図、第8図から第14図は本考
案の第2実施例を示しており、第8図はロツク装
置の要部分解斜視図、第9図は同じく要部斜視
図、第10図から第14図はそれぞれロツク装置
の装着状態を示す側面図である。 A……トランクルーム、10……リヤシート、
11……リヤシートバツク、15……掛止爪(掛
止部材)、20……アームレスト、21……アー
ムレスト本体、22……トレー部材、30……ロ
ツク装置、31……枢軸、33……係合溝(係合
部材)、34,54……ハンドル部材、36……
ロツクピン(ロツク部材)、40……施解錠操作
ノブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 リヤシートバツクにアームレストが起倒可能に
支持されており、起立状態にあるアームレストの
裏面に重なるようにトレー部材を配し、アームレ
ストを前倒するとともに、前記トレー部材を前倒
してトランクルームと車室とを連通可能なリヤシ
ートバツクのアームレストのロツク装置であつ
て、 前記ロツク装置は、前記トレー部材の遊端部に
配され、枢軸を中心にして揺動してトランクルー
ム側の掛止部材に係脱可能な係合部材と、 前記トレー部材の表面側に設けられ、前記枢軸
を中心にして回動して前記係合部材を係脱操作可
能なハンドル部材と、 該ハンドル部材に当接して前記ハンドル部材を
係脱操作不能にするロツク部材と、 前記トレー部材の背面側に設けられ、トランク
ルーム内側から操作可能に露出するよう配設さ
れ、前記ロック部材を操作する施解錠操作ノブと
を備えたことを特徴とするリヤシートバツクのア
ームレストのロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10121989U JPH0533382Y2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10121989U JPH0533382Y2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0342735U JPH0342735U (ja) | 1991-04-23 |
JPH0533382Y2 true JPH0533382Y2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=31650181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10121989U Expired - Lifetime JPH0533382Y2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533382Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001356306A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Mutsumi:Kk | 眼鏡吊り下げ具 |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP10121989U patent/JPH0533382Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0342735U (ja) | 1991-04-23 |
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