JPH11227564A - 可倒式バックレストに組み込むベルト格納具 - Google Patents
可倒式バックレストに組み込むベルト格納具Info
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- JPH11227564A JPH11227564A JP10333052A JP33305298A JPH11227564A JP H11227564 A JPH11227564 A JP H11227564A JP 10333052 A JP10333052 A JP 10333052A JP 33305298 A JP33305298 A JP 33305298A JP H11227564 A JPH11227564 A JP H11227564A
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- Japan
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- backrest
- control
- teeth
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/36—Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R2022/3421—Belt retractors, e.g. reels with means for locking the belt reel in a non-use position, e.g. for seat mounted retractor when the seat is in a non-locked condition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両シートの可倒式バックレスト(14)に
組み込むベルト格納具(12)を開示する。 【解決手段】 シートのバックレストは、ロック(1
8、20)によって、直立着座位置で車両本体にラッチ
保持することができる。格納具は、枠および枠(30)
に回転式に装着されたベルト・リール(32)を有す
る。枠(30)上でベルト・リール(32)の回転を選
択的に阻止するため、阻止機構(34、36)を設け
る。阻止機構(34、36)は、ロック(18、20)
のラッチ保持動作によってバックレスト(14)が所定
の位置にロックされていない限り、作動しない。阻止機
構(34、36)は、作動手段(40、48、56)、
およびそれに関連してプッシュ/プル手段(26)によ
ってロック(18、20)に結合された起動要素(5
8)を備える。
組み込むベルト格納具(12)を開示する。 【解決手段】 シートのバックレストは、ロック(1
8、20)によって、直立着座位置で車両本体にラッチ
保持することができる。格納具は、枠および枠(30)
に回転式に装着されたベルト・リール(32)を有す
る。枠(30)上でベルト・リール(32)の回転を選
択的に阻止するため、阻止機構(34、36)を設け
る。阻止機構(34、36)は、ロック(18、20)
のラッチ保持動作によってバックレスト(14)が所定
の位置にロックされていない限り、作動しない。阻止機
構(34、36)は、作動手段(40、48、56)、
およびそれに関連してプッシュ/プル手段(26)によ
ってロック(18、20)に結合された起動要素(5
8)を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロックによって直
立した着座位置で車両本体にラッチで保持でき、フレー
ムに回転式に装着されるベルト・リールと、フレーム上
でのベルト・リールの回転を選択的に阻止する阻止機構
とを含む、可倒式バックシートに組み込むベルト格納具
に関する。
立した着座位置で車両本体にラッチで保持でき、フレー
ムに回転式に装着されるベルト・リールと、フレーム上
でのベルト・リールの回転を選択的に阻止する阻止機構
とを含む、可倒式バックシートに組み込むベルト格納具
に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト格納具を車両本体に直接固定せ
ず、バックレストに固定すると、ベルトの力はバックレ
ストおよびその固定具を介して車両本体に伝達される。
可倒式バックレストがベルトの力を受け、それを車両本
体に伝達できるよう、可倒式バックレストは、車両本体
にラッチで保持する必要がある。可倒式バックレストを
車両本体に保持するのは、バックレストの直立着座位置
を獲得すると、自動的に所定の位置にロックされるロッ
クによって実行される。
ず、バックレストに固定すると、ベルトの力はバックレ
ストおよびその固定具を介して車両本体に伝達される。
可倒式バックレストがベルトの力を受け、それを車両本
体に伝達できるよう、可倒式バックレストは、車両本体
にラッチで保持する必要がある。可倒式バックレストを
車両本体に保持するのは、バックレストの直立着座位置
を獲得すると、自動的に所定の位置にロックされるロッ
クによって実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロックが所定の位置に
十分にラッチで保持されていないと、シートベルトは、
その拘束機能を満足することができないので、本発明
は、バックレストがロックのラッチ保持動作によって所
定の位置にロックされていない限り、ベルト格納具の阻
止機構を起動するよう提示する。阻止機能を起動する
と、ベルト格納具からベルト・ウェブを引き出すことが
できない。したがって、バックレストを車両本体にラッ
チで保持しない限り、シートベルトを固定することがで
きず、したがって拘束機能を提供せずにシートベルトを
固定することは不可能である。
十分にラッチで保持されていないと、シートベルトは、
その拘束機能を満足することができないので、本発明
は、バックレストがロックのラッチ保持動作によって所
定の位置にロックされていない限り、ベルト格納具の阻
止機構を起動するよう提示する。阻止機能を起動する
と、ベルト格納具からベルト・ウェブを引き出すことが
できない。したがって、バックレストを車両本体にラッ
チで保持しない限り、シートベルトを固定することがで
きず、したがって拘束機能を提供せずにシートベルトを
固定することは不可能である。
【0004】
【課題を解決するための手段】阻止機構は、起動手段
と、それに割り当てられる作動要素を特徴とし、この作
動要素をプッシュ/プル手段によってロックに結合する
と有利である。作動要素は、ロックが所定の位置にロッ
クされると、作動要素が制御手段を、したがって阻止機
構を起動せず、ロックが所定の位置にロックされない
と、作動要素によって阻止機構が起動するよう、ロック
に結合される。起動手段を使用することにより、作動要
素によって生成する必要がある力を、低く抑えることが
できる。ロックと作動要素の間にあるプッシュ/プル手
段によって、バックレスト中でベルト格納具を様々な位
置にすることができる。
と、それに割り当てられる作動要素を特徴とし、この作
動要素をプッシュ/プル手段によってロックに結合する
と有利である。作動要素は、ロックが所定の位置にロッ
クされると、作動要素が制御手段を、したがって阻止機
構を起動せず、ロックが所定の位置にロックされない
と、作動要素によって阻止機構が起動するよう、ロック
に結合される。起動手段を使用することにより、作動要
素によって生成する必要がある力を、低く抑えることが
できる。ロックと作動要素の間にあるプッシュ/プル手
段によって、バックレスト中でベルト格納具を様々な位
置にすることができる。
【0005】本発明のさらなる開発点では、阻止機構は
ベルト・リール上に配置されたラチェット歯と、ラチェ
ット歯と噛み合うようにできる少なくとも1つのラチェ
ット歯止と、ベルト・リールに接続された結合ディスク
とを備え、結合ディスクは歯を有し、さらに制御レバー
上に配置されたバックレスト・ロック爪を備え、これに
よってバックレスト・ロック爪を結合ディスクの歯と噛
み合わせることができ、さらにケーブルを引っ張り、バ
ックレスト・ロック爪に作用することによってロックと
結合される作動フィンガとを備える。制御レバー上のバ
ックレスト・ロック爪の配置構成および作動フィンガに
よるその作動は、例えば作動力が大きすぎてラチェット
歯止をロックに直接結合することができない場合、およ
び車両感応式の起動手段を介した阻止機能の起動が、空
間不足のために不可能な場合に、特に有利である。比較
的単純な手段により、追加のバックレスト・ロック爪に
よって、ベルト格納具のさらなる機能的特徴を実現する
ことができる。
ベルト・リール上に配置されたラチェット歯と、ラチェ
ット歯と噛み合うようにできる少なくとも1つのラチェ
ット歯止と、ベルト・リールに接続された結合ディスク
とを備え、結合ディスクは歯を有し、さらに制御レバー
上に配置されたバックレスト・ロック爪を備え、これに
よってバックレスト・ロック爪を結合ディスクの歯と噛
み合わせることができ、さらにケーブルを引っ張り、バ
ックレスト・ロック爪に作用することによってロックと
結合される作動フィンガとを備える。制御レバー上のバ
ックレスト・ロック爪の配置構成および作動フィンガに
よるその作動は、例えば作動力が大きすぎてラチェット
歯止をロックに直接結合することができない場合、およ
び車両感応式の起動手段を介した阻止機能の起動が、空
間不足のために不可能な場合に、特に有利である。比較
的単純な手段により、追加のバックレスト・ロック爪に
よって、ベルト格納具のさらなる機能的特徴を実現する
ことができる。
【0006】さらなる開発点は、制御レバー上に、車両
に感応する方法で結合ディスクの歯と噛み合わせること
ができる中間爪をさらに提供することである。別個の中
間爪は、車両感応式センサとその構造の配置構成を容易
にする。また、中間爪は、追跡センサまたは2つの車両
方向に応答するセンサによって作動することができる。
したがって、中間爪を結合ディスクの歯と噛み合わせる
幼児用拘束ピンを設けることができる。
に感応する方法で結合ディスクの歯と噛み合わせること
ができる中間爪をさらに提供することである。別個の中
間爪は、車両感応式センサとその構造の配置構成を容易
にする。また、中間爪は、追跡センサまたは2つの車両
方向に応答するセンサによって作動することができる。
したがって、中間爪を結合ディスクの歯と噛み合わせる
幼児用拘束ピンを設けることができる。
【0007】さらに別の開発点では、結合ディスクの歯
と噛み合うため、バックレスト・ロック爪を解除する位
置になるよう、作動フィンガにバイアスをかける圧縮ピ
ンを設ける。その結果、阻止機構は、作動フィンガを接
続するケーブルの引手が破損しても起動する。ケーブル
引手が破損すると、ベルト・ウェブはそれ以上引っ込ま
ない。
と噛み合うため、バックレスト・ロック爪を解除する位
置になるよう、作動フィンガにバイアスをかける圧縮ピ
ンを設ける。その結果、阻止機構は、作動フィンガを接
続するケーブルの引手が破損しても起動する。ケーブル
引手が破損すると、ベルト・ウェブはそれ以上引っ込ま
ない。
【0008】ケーブル引手にスリーブを設け、ベルト格
納具の枠と接続するよう設けたその端部分に、圧縮ば
ね、および圧縮ばねと協力する作動フィンガの止め具と
を装着すると、同様に有利である。このような措置によ
り、ベルト格納具を完全に前もって組み立て、その後、
完全に組み立てたユニットにケーブル引手を接続するこ
とができる。
納具の枠と接続するよう設けたその端部分に、圧縮ば
ね、および圧縮ばねと協力する作動フィンガの止め具と
を装着すると、同様に有利である。このような措置によ
り、ベルト格納具を完全に前もって組み立て、その後、
完全に組み立てたユニットにケーブル引手を接続するこ
とができる。
【0009】作動フィンガを、フレームに固定されたセ
ンサ・プレートの縦ボア内で案内し、追加の構成要素を
必要とすることなく、作動フィンガを確実に案内するこ
とは、さらに有利である。
ンサ・プレートの縦ボア内で案内し、追加の構成要素を
必要とすることなく、作動フィンガを確実に案内するこ
とは、さらに有利である。
【0010】同様に、結合ディスクはさらなる歯を備
え、バックレスト・ロック爪が第1および第2制御ナッ
クルを備え、ベルト・ウェブを繰り出す方向にベルト・
リールを固定すると、第1制御ナックルが1つの歯と噛
み合うことができ、ベルト・リールが巻き取る方向に回
転すると、第2制御ナックルが噛み合う。この配置構成
により、バックレストの折り畳み動作中は、ベルト・ウ
ェブの巻取りも防止される。
え、バックレスト・ロック爪が第1および第2制御ナッ
クルを備え、ベルト・ウェブを繰り出す方向にベルト・
リールを固定すると、第1制御ナックルが1つの歯と噛
み合うことができ、ベルト・リールが巻き取る方向に回
転すると、第2制御ナックルが噛み合う。この配置構成
により、バックレストの折り畳み動作中は、ベルト・ウ
ェブの巻取りも防止される。
【0011】最後に、歯とさらなる歯を結合ディスク上
で互いから軸方向に偏らせると有利であり、この措置は
第1制御ナックルおよびさらなる歯がそれぞれ第2制御
ナックルおよび歯と相互に妨害するのを防止する。本発
明のさらなる特徴および利点は、本発明の好ましい実施
例に関する以下の記述、および参照される図面から明白
である。
で互いから軸方向に偏らせると有利であり、この措置は
第1制御ナックルおよびさらなる歯がそれぞれ第2制御
ナックルおよび歯と相互に妨害するのを防止する。本発
明のさらなる特徴および利点は、本発明の好ましい実施
例に関する以下の記述、および参照される図面から明白
である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示したような概略図は、本
発明によるベルト格納具12を備えた車両のシート10
を示す。ベルト格納具12は、車両シート10のバック
レスト14内に配置され、このバックレストは回転継手
16によってシート部品、したがって車両本体に接続さ
れる。バックレスト14は、回転継手16を中心に蝶番
式に取り付けることができ、ロックにより、図1に示す
ような直立着座位置で所定の位置にロックされる。ロッ
クは、回転継手16の周囲に同心円上に配置され、シー
ト部品に固定接続されたディスク18と、可動機能部
品、つまりラッチ・ボルト20とによって概略的に示さ
れる。ディスク18は、バックレスト14に旋回式に装
着されたラッチ・ボルト20と噛み合う窪みを備える。
バックレスト14は、ラッチ・ボルト20をディスク1
8の窪みから出すことによって解除し、その後に折り畳
むことができる。これは、ケーブル引手24を介してラ
ッチ・ボルトと接続するラッチ解除レバー22によって
行われる。ラッチ・ボルト20は、両端レバーとして構
成され、その一方端はケーブル引手24と噛み合い、他
方端は、ベルト格納具12と接続するケーブル引手26
と噛み合う。ラッチ解除レバー22を上方向に動作させ
ることによって、ラッチ・ボルト20をディスク18の
窪みから出すと、それと同時にケーブル引手26によっ
てベルト格納具12の阻止機能が起動する。したがっ
て、ラッチ・ボルト20がディスク18の窪みと噛み合
っていない時には、ベルト・ウェブ28をベルト格納具
12から引き出すことができない。
発明によるベルト格納具12を備えた車両のシート10
を示す。ベルト格納具12は、車両シート10のバック
レスト14内に配置され、このバックレストは回転継手
16によってシート部品、したがって車両本体に接続さ
れる。バックレスト14は、回転継手16を中心に蝶番
式に取り付けることができ、ロックにより、図1に示す
ような直立着座位置で所定の位置にロックされる。ロッ
クは、回転継手16の周囲に同心円上に配置され、シー
ト部品に固定接続されたディスク18と、可動機能部
品、つまりラッチ・ボルト20とによって概略的に示さ
れる。ディスク18は、バックレスト14に旋回式に装
着されたラッチ・ボルト20と噛み合う窪みを備える。
バックレスト14は、ラッチ・ボルト20をディスク1
8の窪みから出すことによって解除し、その後に折り畳
むことができる。これは、ケーブル引手24を介してラ
ッチ・ボルトと接続するラッチ解除レバー22によって
行われる。ラッチ・ボルト20は、両端レバーとして構
成され、その一方端はケーブル引手24と噛み合い、他
方端は、ベルト格納具12と接続するケーブル引手26
と噛み合う。ラッチ解除レバー22を上方向に動作させ
ることによって、ラッチ・ボルト20をディスク18の
窪みから出すと、それと同時にケーブル引手26によっ
てベルト格納具12の阻止機能が起動する。したがっ
て、ラッチ・ボルト20がディスク18の窪みと噛み合
っていない時には、ベルト・ウェブ28をベルト格納具
12から引き出すことができない。
【0013】図2に示すような側面図は、ベルト格納具
12を詳細に示し、よりよく示すために、側部カバー・
フードは除去され、ベルト格納具12を部分断面図で描
く。ベルト格納具12は、枠30を備え、その中に図4
に示すようにベルト・リール32が回転式に装着されて
いる。ベルト・リール32は、その各側部フランジにラ
チェット歯34を備え、それは各々、ラチェット歯止3
6と噛み合う。図4で明白なように、ラチェット歯止3
6はウェブ38によって互いに接続され、ベルト格納具
12の枠30に旋回式に装着される。ラチェット歯止3
6をラチェット歯34と噛み合わせるため、ベルト・リ
ール32の軸42を中心に回転式に装着される制御レバ
ー40を設ける。制御レバー40を図2に示すように反
時計回りに回転すると、制御レバー40の突起がラチェ
ット歯止36の窪み44と噛み合い、これをラチェット
歯34と噛み合わせる。制御レバー40のこの回転動作
は、ベルト・リール32に非回転式に接続された結合デ
ィスク48によって生じる。この結合ディスクは、その
外周に歯50を備え、制御レバー40に旋回式に装着さ
れた中間爪52がこれと噛み合うことができ、この中間
爪は回転継手54を介して制御レバー40に装着され
る。中間爪52は、従来通りのボール・センサ(図示せ
ず)によって作動する。車両の加速度が所定の値を上回
ると、ボール・センサが図2に示すように中間爪52を
押し上げ、その結果、中間爪が歯50と噛み合う。それ
と同時に、ベルト・リール32が時計回りに回転し、図
2に示すように結合ディスク48もそうなると、制御レ
バー40も同様に時計回りの回転運動を実行し、その結
果、ラチェット歯止36がラチェット歯34と噛み合っ
て、ベルト・リールを阻止する。ベルト・リールの阻止
は、図には示されない従来通りのウェブ感応式起動手段
で起動してもよい。
12を詳細に示し、よりよく示すために、側部カバー・
フードは除去され、ベルト格納具12を部分断面図で描
く。ベルト格納具12は、枠30を備え、その中に図4
に示すようにベルト・リール32が回転式に装着されて
いる。ベルト・リール32は、その各側部フランジにラ
チェット歯34を備え、それは各々、ラチェット歯止3
6と噛み合う。図4で明白なように、ラチェット歯止3
6はウェブ38によって互いに接続され、ベルト格納具
12の枠30に旋回式に装着される。ラチェット歯止3
6をラチェット歯34と噛み合わせるため、ベルト・リ
ール32の軸42を中心に回転式に装着される制御レバ
ー40を設ける。制御レバー40を図2に示すように反
時計回りに回転すると、制御レバー40の突起がラチェ
ット歯止36の窪み44と噛み合い、これをラチェット
歯34と噛み合わせる。制御レバー40のこの回転動作
は、ベルト・リール32に非回転式に接続された結合デ
ィスク48によって生じる。この結合ディスクは、その
外周に歯50を備え、制御レバー40に旋回式に装着さ
れた中間爪52がこれと噛み合うことができ、この中間
爪は回転継手54を介して制御レバー40に装着され
る。中間爪52は、従来通りのボール・センサ(図示せ
ず)によって作動する。車両の加速度が所定の値を上回
ると、ボール・センサが図2に示すように中間爪52を
押し上げ、その結果、中間爪が歯50と噛み合う。それ
と同時に、ベルト・リール32が時計回りに回転し、図
2に示すように結合ディスク48もそうなると、制御レ
バー40も同様に時計回りの回転運動を実行し、その結
果、ラチェット歯止36がラチェット歯34と噛み合っ
て、ベルト・リールを阻止する。ベルト・リールの阻止
は、図には示されない従来通りのウェブ感応式起動手段
で起動してもよい。
【0014】制御レバー40の回転動作は、ベルト格納
具12を阻止することになるが、この回転動作もバック
レストのロック爪56によって引き起こすことができ、
ロック爪は同様に回転継手57を介して制御レバー40
に旋回式に装着されている。バックレストを所定の位置
にロックした図2に示すような状態で、バックレストの
ロック爪56は、作動フィンガ58によって保持され、
したがってバックレストのロック爪56は結合ディスク
48の歯と噛み合うことができない。作動フィンガ58
は、センサ・プレート62の縦ボア60内に、縦方向に
シフト可能な状態で装着される。センサ・プレート62
は、ベルト格納具12の枠30に固定される。作動フィ
ンガ58は、図1に示すようにラッチ・ボルト20と接
続したプッシュ/プル・ケーブル26の端部に配置され
る。ケーブル引手26は、枠30に固定された端部分6
6を設けたスリーブ64を備える。端部分66の中には
圧縮ばね68が配置され、これは作動フィンガ58の止
め具70と協力し、作動フィンガ58がバックレストの
ロック爪56を解除する位置へと止め具にバイアスをか
け、ベルト格納具12を阻止する。
具12を阻止することになるが、この回転動作もバック
レストのロック爪56によって引き起こすことができ、
ロック爪は同様に回転継手57を介して制御レバー40
に旋回式に装着されている。バックレストを所定の位置
にロックした図2に示すような状態で、バックレストの
ロック爪56は、作動フィンガ58によって保持され、
したがってバックレストのロック爪56は結合ディスク
48の歯と噛み合うことができない。作動フィンガ58
は、センサ・プレート62の縦ボア60内に、縦方向に
シフト可能な状態で装着される。センサ・プレート62
は、ベルト格納具12の枠30に固定される。作動フィ
ンガ58は、図1に示すようにラッチ・ボルト20と接
続したプッシュ/プル・ケーブル26の端部に配置され
る。ケーブル引手26は、枠30に固定された端部分6
6を設けたスリーブ64を備える。端部分66の中には
圧縮ばね68が配置され、これは作動フィンガ58の止
め具70と協力し、作動フィンガ58がバックレストの
ロック爪56を解除する位置へと止め具にバイアスをか
け、ベルト格納具12を阻止する。
【0015】このような状態を図3に見ることができ
る。作動フィンガ58は、プッシュ/プル・ケーブル2
6を介したラッチ解除レバー22の動作によって下方向
に動作しており、したがってその上端がバックレストの
ロック爪56を解除する。図3に示したような作動フィ
ンガ58の位置は、ケーブル引手26が破損した場合、
同様に、圧縮バネ68の動作によって獲得することがで
きる。解除されたバックレストのロック爪56は、自身
の重量によって時計回りに旋回し、その結果、制御レバ
ー40が回転し、したがって図4に示すようにラチェッ
ト歯止40およびラチェット歯34を介してベルト格納
具12を阻止する。バックレストのロックがラッチ解除
されると、ベルト・ウェブを引き出すことができず、バ
ックレストがその直立着座位置に戻っていると、バック
レストのロックは所定の位置にロックすることができ、
作動フィンガ58はケーブル引手26によって、図2に
示すような上方の位置にシフトする。この動作では、克
服する必要がある圧縮ばね68の力は比較的小さい。こ
れで、バックレストのロック爪56は再び歯を解除し、
ベルト・ウェブをベルト格納具12から引き出すことが
できる。作動フィンガ58およびバックレスト・ロック
爪56が図2のようにこの位置にあると、ラチェット歯
止36を噛み合わせることによってベルト・リール32
を阻止するのは、車両感応式およびウェブ感応式起動シ
ステムによってしか行えない。
る。作動フィンガ58は、プッシュ/プル・ケーブル2
6を介したラッチ解除レバー22の動作によって下方向
に動作しており、したがってその上端がバックレストの
ロック爪56を解除する。図3に示したような作動フィ
ンガ58の位置は、ケーブル引手26が破損した場合、
同様に、圧縮バネ68の動作によって獲得することがで
きる。解除されたバックレストのロック爪56は、自身
の重量によって時計回りに旋回し、その結果、制御レバ
ー40が回転し、したがって図4に示すようにラチェッ
ト歯止40およびラチェット歯34を介してベルト格納
具12を阻止する。バックレストのロックがラッチ解除
されると、ベルト・ウェブを引き出すことができず、バ
ックレストがその直立着座位置に戻っていると、バック
レストのロックは所定の位置にロックすることができ、
作動フィンガ58はケーブル引手26によって、図2に
示すような上方の位置にシフトする。この動作では、克
服する必要がある圧縮ばね68の力は比較的小さい。こ
れで、バックレストのロック爪56は再び歯を解除し、
ベルト・ウェブをベルト格納具12から引き出すことが
できる。作動フィンガ58およびバックレスト・ロック
爪56が図2のようにこの位置にあると、ラチェット歯
止36を噛み合わせることによってベルト・リール32
を阻止するのは、車両感応式およびウェブ感応式起動シ
ステムによってしか行えない。
【0016】本発明によるベルト格納具12の第2実施
例は、図5および図6に示すように、図2および図3に
図示したベルト格納具と基本的に同じ構成である。しか
し、バックレストのラッチ解除時にベルト・ウェブの巻
取りをさらに防止するため、この場合は第1の実施例と
は異なるバックレスト・ロック爪71および結合ディス
ク72を設ける。バックレスト・ロック爪71には、第
1制御ナックル74および第2制御ナックル76が設け
られ、結合ディスク72は、第1歯78および第2歯8
0を備える。この配置構成で、第1歯78は、図2およ
び図3で図示した歯50と同じ構成であり、したがって
ベルト・リールを繰り出す方向に回転すると、第1制御
ナックル74が第1歯と噛み合うことができ、その結
果、その回転が阻止される。ベルト・リールを巻き取る
方向に回転すると、第2制御ナックル76が第2歯と噛
み合うことができ、その結果、その回転が阻止される。
この配置構成で、歯78と80、さらに制御ナックル7
4と76は互いに対して軸方向、つまりベルト・リール
軸の方向に偏る。この方法で、第1制御ナックル74お
よび第2制御ナックル76が第1歯78および第2歯8
0とそれぞれ噛み合うと、それぞれの他の歯または制御
ナックルによる障害が発生し得ない。
例は、図5および図6に示すように、図2および図3に
図示したベルト格納具と基本的に同じ構成である。しか
し、バックレストのラッチ解除時にベルト・ウェブの巻
取りをさらに防止するため、この場合は第1の実施例と
は異なるバックレスト・ロック爪71および結合ディス
ク72を設ける。バックレスト・ロック爪71には、第
1制御ナックル74および第2制御ナックル76が設け
られ、結合ディスク72は、第1歯78および第2歯8
0を備える。この配置構成で、第1歯78は、図2およ
び図3で図示した歯50と同じ構成であり、したがって
ベルト・リールを繰り出す方向に回転すると、第1制御
ナックル74が第1歯と噛み合うことができ、その結
果、その回転が阻止される。ベルト・リールを巻き取る
方向に回転すると、第2制御ナックル76が第2歯と噛
み合うことができ、その結果、その回転が阻止される。
この配置構成で、歯78と80、さらに制御ナックル7
4と76は互いに対して軸方向、つまりベルト・リール
軸の方向に偏る。この方法で、第1制御ナックル74お
よび第2制御ナックル76が第1歯78および第2歯8
0とそれぞれ噛み合うと、それぞれの他の歯または制御
ナックルによる障害が発生し得ない。
【0017】図6に示すように、車両シートのバックレ
ストはラッチ解除され、バックレスト・ロック爪71の
第1制御ナックル74が結合ディスク72の第1歯78
と噛み合い、したがってベルト・ウェブはベルト・リー
ルからそれ以上引き出せない。また、巻き取る方向に
も、ベルト・リールは小さい角度量しか回転できない。
というのは、図6に示したように右回りにこのように回
転すると、第2制御ナックル76が第2歯80と噛み合
い、同様にベルト・ウェブの巻取りを防止するからであ
る。
ストはラッチ解除され、バックレスト・ロック爪71の
第1制御ナックル74が結合ディスク72の第1歯78
と噛み合い、したがってベルト・ウェブはベルト・リー
ルからそれ以上引き出せない。また、巻き取る方向に
も、ベルト・リールは小さい角度量しか回転できない。
というのは、図6に示したように右回りにこのように回
転すると、第2制御ナックル76が第2歯80と噛み合
い、同様にベルト・ウェブの巻取りを防止するからであ
る。
【図1】本発明によるベルト格納具を備えた車両のシー
トの概略図である。
トの概略図である。
【図2】バックレストを所定の位置にロックした、本発
明によるベルト格納具の第1の実施例の部分断面側面図
である。
明によるベルト格納具の第1の実施例の部分断面側面図
である。
【図3】バックレストを所定の位置にロックしていな
い、図2に示したようなベルト格納具を示す。
い、図2に示したようなベルト格納具を示す。
【図4】機能を表すための、ベルト格納具の部品の側斜
視図である。
視図である。
【図5】バックレストを所定の位置にロックした、本発
明によるベルト格納具のさらなる実施例の部分断面側面
図である。
明によるベルト格納具のさらなる実施例の部分断面側面
図である。
【図6】バックレストを所定の位置にロックしていな
い、図5に示したようなベルト格納具を示す。
い、図5に示したようなベルト格納具を示す。
10 シート 12 ベルト格納具 14 バックレスト 16 回転継手 18 ディスク 20 ラッチ・ボルト 22 ラッチ解除レバー 24 ケーブル引手 26 ケーブル引手 28 ベルト・ウェブ 30 枠 32 ベルト・リール 34 ラチェット歯 36 ラチェット歯止 38 ウェブ 40 制御レバー 42 軸 44 窪み 48 結合ディスク 50 歯 52 中間歯 54 回転継手 56 ロック爪 57 回転継手 58 作動フィンガ 60 ボア 62 センサ・プレート 64 スリーブ 66 端部分 68 圧縮ばね 70 止め具 71 バックレスト・ロック爪 72 結合ディスク 74 第1制御ナックル 76 第2制御ナックル 78 第1歯 80 第2歯
Claims (9)
- 【請求項1】 車両シートの可倒式バックレスト(1
4)に組み込むベルト格納具(12)で、前記バックレ
ストは、直立着座位置でロック(18、20)によって
車両本体にラッチ保持することができ、枠および枠(3
0)に回転式に装着されたベルト・リール(32)と、
枠(30)上でのベルト・リール(32)の回転を選択
的に阻止する阻止機構(34、36)とを含むものであ
って、前記阻止機構(34、36)は、前記バックレス
ト(14)が前記ロック(18、20)のラッチ作用に
よって所定の位置にロックされない限り、起動されるこ
とを特徴とするベルト格納具。 - 【請求項2】 前記阻止機構(34、36)が、起動手
段(40、48、56)と、それと関連して、プッシュ
/プル手段(26)によって前記ロック(18、20)
に結合される作動要素(58)とを備えることを特徴と
する、請求項1に記載のベルト格納具。 - 【請求項3】 前記阻止機能が、前記ベルト・リール
(32)上に配置されたラチェット歯(34)と、前記
ラチェット歯(34)と噛み合うことができる少なくと
も1つのラチェット歯止(36)と、前記ラチェット歯
止(36)を前記ラチェット歯(34)と噛み合わせる
制御レバー(40)と、前記ベルト・リール(32)に
接続された結合ディスク(48)とを備え、前記結合デ
ィスク(48)が制御歯(50)を備え、さらに、前記
制御レバー(40)上に配置されたバックレスト・ロッ
ク爪(56)を備え、これによってバックレスト・ロッ
ク爪(56)が、前記結合ディスク(48)の前記制御
歯(50)と噛み合うことができ、さらにケーブル(2
6)によって前記ロック(18、20)と結合され、前
記バックレスト・ロック爪(56)に作用する作動フィ
ンガ(58)とを備える、請求項1または2のいずれか
1項に記載のベルト格納具。 - 【請求項4】 前記制御レバー(40)上に中間爪(5
2)がさらに設けられ、中間爪が、慣性力に応じて前記
結合ディスク(48)の前記制御歯(50)と噛み合う
ことができる、請求項3に記載のベルト格納具。 - 【請求項5】 圧縮ばね(68)が設けられ、それによ
って前記作動フィンガ(58)が、前記バックレスト・
ロック爪(56)を解除して前記結合ディスク(48)
の前記制御歯(50)と噛み合う位置へとバイアスがか
かることを特徴とする、請求項3または4のいずれか1
項に記載のベルト格納具。 - 【請求項6】 前記ケーブル(26)にスリーブ(6
4)を設け、前記スリーブが、前記ベルト格納具(1
2)の前記枠(30)と接続して、前記圧縮ばね(6
8)を装着するために設けた端部分(66)を有し、前
記作動フィンガ(58)が、前記圧縮ばね(68)と協
力する止め具(70)を有することを特徴とする、請求
項5に記載のベルト格納具。 - 【請求項7】 前記作動フィンガ(58)が、前記枠
(30)に固定されたセンサ・プレート(62)の縦ボ
ア(60)内で案内されることを特徴とする、請求項3
に記載のベルト格納具。 - 【請求項8】 前記結合ディスク(72)がさらなる歯
(80)を備え、前記バックレスト・ロック爪(71)
が第1制御ナックル(74)および第2制御ナックル
(76)を備え、前記第1制御ナックル(74)は、ベ
ルトを繰り出す方向で制御歯(78)と噛み合うことが
でき、前記第2制御ナックル(76)は、ベルトを巻き
取る方向で前記さらなる歯(80)と噛み合うことがで
きることを特徴とする、請求項3に記載のベルト格納
具。 - 【請求項9】 前記制御歯(78)および前記さらなる
歯(80)が、前記結合ディスク(72)上で互いに対
して軸方向に偏ることを特徴とする、請求項8に記載の
ベルト格納具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29720816U DE29720816U1 (de) | 1997-11-24 | 1997-11-24 | Gurtaufroller zum Einbau in eine umlegbare Rückenlehne |
DE29720816.0 | 1997-11-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11227564A true JPH11227564A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=8049038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10333052A Pending JPH11227564A (ja) | 1997-11-24 | 1998-11-24 | 可倒式バックレストに組み込むベルト格納具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6123393A (ja) |
EP (1) | EP0917998B1 (ja) |
JP (1) | JPH11227564A (ja) |
DE (2) | DE29720816U1 (ja) |
ES (1) | ES2214674T3 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2779105B1 (fr) * | 1998-05-26 | 2000-08-11 | Johnson Controls Roth | Siege de vehicule pourvu d'un dispositif de securite contre les chocs arriere |
DE20101696U1 (de) * | 2001-01-31 | 2001-06-21 | TRW Occupant Restraint Systems GmbH & Co. KG, 73553 Alfdorf | Steuervorrichtung zur Blockierung eines Gurtaufrollers |
US6923506B2 (en) * | 2002-11-15 | 2005-08-02 | Takata Seat Belts, Inc. | Interlock system for seat belt retractor |
FR2945997B1 (fr) * | 2009-05-26 | 2013-01-18 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Systeme antiblocage d'enrouleur embarque sur siege. |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3918658A (en) * | 1973-06-15 | 1975-11-11 | Klippan Nv | Seat belt retractor having inertial device activated by two stimuli |
DE2927159A1 (de) * | 1979-07-05 | 1981-02-12 | Volkswagenwerk Ag | Sicherheitsgurt-aufwickelvorrichtung |
JP3090735B2 (ja) * | 1991-09-30 | 2000-09-25 | マツダ株式会社 | 自動車のシ−トベルト構造 |
US5495994A (en) * | 1994-09-07 | 1996-03-05 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Inertia sensitive seat belt retractor |
GB2329876B (en) * | 1997-04-29 | 2001-06-06 | Alliedsignal Sistemi Di Sicure | Retractor |
DE29720817U1 (de) * | 1997-11-24 | 1998-03-26 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh, 73551 Alfdorf | Gurtaufroller zum Einbau in einer umlegbaren Rückenlehne |
DE29800709U1 (de) * | 1998-01-16 | 1998-05-14 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh, 73551 Alfdorf | Gurtaufroller zum Einbau in eine umlegbare Rückenlehne |
-
1997
- 1997-11-24 DE DE29720816U patent/DE29720816U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-11-19 US US09/196,017 patent/US6123393A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-23 DE DE59810661T patent/DE59810661D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-23 ES ES98122111T patent/ES2214674T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-23 EP EP98122111A patent/EP0917998B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-24 JP JP10333052A patent/JPH11227564A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE59810661D1 (de) | 2004-03-04 |
DE29720816U1 (de) | 1998-03-26 |
EP0917998B1 (de) | 2004-01-28 |
US6123393A (en) | 2000-09-26 |
EP0917998A3 (de) | 2001-07-04 |
ES2214674T3 (es) | 2004-09-16 |
EP0917998A2 (de) | 1999-05-26 |
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