JPH05316587A - マイクロホン装置 - Google Patents
マイクロホン装置Info
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- JPH05316587A JPH05316587A JP4143209A JP14320992A JPH05316587A JP H05316587 A JPH05316587 A JP H05316587A JP 4143209 A JP4143209 A JP 4143209A JP 14320992 A JP14320992 A JP 14320992A JP H05316587 A JPH05316587 A JP H05316587A
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims abstract description 22
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R3/00—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
- H04R3/005—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for combining the signals of two or more microphones
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で、所望の指向性を容易に得ることがで
きるマイクロホン装置を実現する。 【構成】 希望音声を収音するための第1のマイクロホ
ン11と、希望音声の到来方向の感度が低い指向性の第
2のマイクロホン12とを設ける。第2のマイクロホン
12からの音声信号は適応フィルタ手段24を介して減
算手段15に供給する。減算手段15では第1のマイク
ロホン11の音声信号から適応フィルタ手段24の出力
信号を減算する。減算手段15の出力パワーが最小化さ
れるように適応フィルタ手段24を調整する手段を設け
る。
きるマイクロホン装置を実現する。 【構成】 希望音声を収音するための第1のマイクロホ
ン11と、希望音声の到来方向の感度が低い指向性の第
2のマイクロホン12とを設ける。第2のマイクロホン
12からの音声信号は適応フィルタ手段24を介して減
算手段15に供給する。減算手段15では第1のマイク
ロホン11の音声信号から適応フィルタ手段24の出力
信号を減算する。減算手段15の出力パワーが最小化さ
れるように適応フィルタ手段24を調整する手段を設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロホン装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カメラ一体型VTRでは、被写
体を撮影しながら、この被写体の周囲の音声を同時に記
録するようにしている。この音声の収音に当たっては、
一般に、被写体の方向からの音声のみを収音するように
考慮されている。すなわち、カメラの前方からの音声の
みを収音するような指向性を有するマイクロホン装置を
用いている。
体を撮影しながら、この被写体の周囲の音声を同時に記
録するようにしている。この音声の収音に当たっては、
一般に、被写体の方向からの音声のみを収音するように
考慮されている。すなわち、カメラの前方からの音声の
みを収音するような指向性を有するマイクロホン装置を
用いている。
【0003】これ種のマイクロホン装置の一例として、
例えばいわゆるガンマイクと呼ばれるものが知られてい
る。これは、図10に示すように、振動板1の前方に伸
びるパイプ部2を備えている。そして、このパイプ部2
の側壁には、多数の貫通穴3が設けられて、このパイプ
部2の中心線方向の前方(振動板とは反対方向)からの
音声に対して高い感度を有する指向性を有するように構
成されている。
例えばいわゆるガンマイクと呼ばれるものが知られてい
る。これは、図10に示すように、振動板1の前方に伸
びるパイプ部2を備えている。そして、このパイプ部2
の側壁には、多数の貫通穴3が設けられて、このパイプ
部2の中心線方向の前方(振動板とは反対方向)からの
音声に対して高い感度を有する指向性を有するように構
成されている。
【0004】すなわち、図10Aに示すように、マイク
ロホンの前方(図の右側)からの音波は、パイプ部2の
先端から入射したものも、パイプ部2のいずれの位置の
貫通穴3から入射したものも、すべて振動板1に到達す
るまでのパス長は同一であるので、振動板1に対して同
相で入射し、互いに加算される。
ロホンの前方(図の右側)からの音波は、パイプ部2の
先端から入射したものも、パイプ部2のいずれの位置の
貫通穴3から入射したものも、すべて振動板1に到達す
るまでのパス長は同一であるので、振動板1に対して同
相で入射し、互いに加算される。
【0005】これに対して、図10Bに示すように、パ
イプ部2の側方から入射する音波は、入射穴3の位置に
よって、その入射位置から振動板1までの経路長が異な
るので、位相差が生じる。また、同様に、図10Cに示
すように、マイクロホンの後方からの音波も、回り込ん
で入射する穴3の位置により、振動板1に入射する信号
に位相差が生じる。パイプ部2の複数個の穴3は、入射
音声が互いに弱め合うような位置に形成されており、図
10のマイクロホンは、パイプの側方及び後方からの音
声に対して感度が低い指向性を有する。
イプ部2の側方から入射する音波は、入射穴3の位置に
よって、その入射位置から振動板1までの経路長が異な
るので、位相差が生じる。また、同様に、図10Cに示
すように、マイクロホンの後方からの音波も、回り込ん
で入射する穴3の位置により、振動板1に入射する信号
に位相差が生じる。パイプ部2の複数個の穴3は、入射
音声が互いに弱め合うような位置に形成されており、図
10のマイクロホンは、パイプの側方及び後方からの音
声に対して感度が低い指向性を有する。
【0006】以上のようにして、図10のガンマイクに
よれば、マイクロホンの前方からの音声に対して高い感
度を有する有指向性のマイクロホンが得られる。
よれば、マイクロホンの前方からの音声に対して高い感
度を有する有指向性のマイクロホンが得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このマ
イクロホンは長いパイプ部2を必要とし、大型になる欠
点がある。また、マイクロホンの前方にのみ高い感度を
有する単指向性であり、固定的な指向性しか得られな
い。このため、希望音声到来方向からの音声だけでな
く、例えばカメラ周囲の側方からの音声をも収音したい
場合などに対応することが困難であり、指向性の方向に
自由度がない。
イクロホンは長いパイプ部2を必要とし、大型になる欠
点がある。また、マイクロホンの前方にのみ高い感度を
有する単指向性であり、固定的な指向性しか得られな
い。このため、希望音声到来方向からの音声だけでな
く、例えばカメラ周囲の側方からの音声をも収音したい
場合などに対応することが困難であり、指向性の方向に
自由度がない。
【0008】この発明は、以上の点にかんがみ、小型で
あって、しかも所望の指向性を容易に得ることができる
マイクロホン装置を提供することを目的とする。
あって、しかも所望の指向性を容易に得ることができる
マイクロホン装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるマイクロホン装置は、後述の実施例
の参照符号を対応させると、希望音声を収音するための
第1のマイクロホン11と、希望音声到来方向の感度が
低い指向性の第2のマイクロホン21と、第2のマイク
ロホン21からの音声信号が供給される適応フィルタ手
段24と、第1のマイクロホン11の音声信号から、適
応フィルタ手段24の出力信号を減算する減算手段15
とを備え、減算手段15の出力パワーが最小化されるよ
うに適応フィルタ手段24を調整するようにしたことを
特徴とする。
め、この発明によるマイクロホン装置は、後述の実施例
の参照符号を対応させると、希望音声を収音するための
第1のマイクロホン11と、希望音声到来方向の感度が
低い指向性の第2のマイクロホン21と、第2のマイク
ロホン21からの音声信号が供給される適応フィルタ手
段24と、第1のマイクロホン11の音声信号から、適
応フィルタ手段24の出力信号を減算する減算手段15
とを備え、減算手段15の出力パワーが最小化されるよ
うに適応フィルタ手段24を調整するようにしたことを
特徴とする。
【0010】
【作用】上述の構成において、第2のマイクロホン21
の指向性は、希望音声の到来方向に感度が低い。収音対
象となる入力音声の到来方向が異なると、音源が異な
り、互いに相関が少ないことが多い。したがって、第2
のマイクロホンからの音声信号と、第1のマイクロホン
11からの希望音声とは相関が少ない。そこで、第2の
マイクロホン21からの音声信号を雑音として考える
と、この発明のマイクロホン装置は、適応型雑音低減シ
ステムの構成となり、減算手段の出力パワーが最小化さ
れると、第2のマイクロホン21の音声信号が第1のマ
イクロホン11からの音声信号から除去され、出力音声
信号としては第1のマイクロホン11からの希望音声の
みとなる。
の指向性は、希望音声の到来方向に感度が低い。収音対
象となる入力音声の到来方向が異なると、音源が異な
り、互いに相関が少ないことが多い。したがって、第2
のマイクロホンからの音声信号と、第1のマイクロホン
11からの希望音声とは相関が少ない。そこで、第2の
マイクロホン21からの音声信号を雑音として考える
と、この発明のマイクロホン装置は、適応型雑音低減シ
ステムの構成となり、減算手段の出力パワーが最小化さ
れると、第2のマイクロホン21の音声信号が第1のマ
イクロホン11からの音声信号から除去され、出力音声
信号としては第1のマイクロホン11からの希望音声の
みとなる。
【0011】すなわち、この発明のマイクロホン装置
は、音声の到来方向により希望音声と、雑音とを区別し
た適応型雑音低減システムの構成を有し、第2のマイク
ロホン21の指向性を考慮することにより、希望音声到
来方向にのみ感度を有するマイクロホン装置が得られ
る。
は、音声の到来方向により希望音声と、雑音とを区別し
た適応型雑音低減システムの構成を有し、第2のマイク
ロホン21の指向性を考慮することにより、希望音声到
来方向にのみ感度を有するマイクロホン装置が得られ
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明によるマイクロホン装置の一
実施例を図1を参照しながら説明する。図1において、
11は希望音声を収音するための主要入力用マイクロホ
ン、21は雑音として除去したい方向の音声を収音する
ための参照入力用マイクロホンである。この例は、希望
音声の到来方向は、主として、図2において矢印ARで
示すように、図上、上方から下方に向かう方向(以下正
面方向という)であり、この方向と逆方向(以下背面方
向という)からの音声を雑音として収音しないようにす
るマイクロホン装置を実現する例である。
実施例を図1を参照しながら説明する。図1において、
11は希望音声を収音するための主要入力用マイクロホ
ン、21は雑音として除去したい方向の音声を収音する
ための参照入力用マイクロホンである。この例は、希望
音声の到来方向は、主として、図2において矢印ARで
示すように、図上、上方から下方に向かう方向(以下正
面方向という)であり、この方向と逆方向(以下背面方
向という)からの音声を雑音として収音しないようにす
るマイクロホン装置を実現する例である。
【0013】この例の場合には、主要入力用マイクロホ
ン11は、図2に示すような全指向性のマイクロホンで
構成される。一方、参照入力用マイクロホン21は、図
2に示すように、希望音声到来方向に感度を有せず、背
面方向にのみ感度を有する単一指向性のマイクロホンで
構成される。
ン11は、図2に示すような全指向性のマイクロホンで
構成される。一方、参照入力用マイクロホン21は、図
2に示すように、希望音声到来方向に感度を有せず、背
面方向にのみ感度を有する単一指向性のマイクロホンで
構成される。
【0014】そして、主要入力用マイクロホン11によ
り収音され、電気信号に変換されて得られた音声信号
は、アンプ12を介してA/Dコンバータ13に供給さ
れて、デジタル信号に変換され、遅延回路14を介して
減算回路15に供給される。
り収音され、電気信号に変換されて得られた音声信号
は、アンプ12を介してA/Dコンバータ13に供給さ
れて、デジタル信号に変換され、遅延回路14を介して
減算回路15に供給される。
【0015】また、参照入力用マイクロホン21により
収音され、電気信号に変換されて得られた音声信号は、
アンプ22を介してA/Dコンバータ23に供給され
て、デジタル信号に変換され、適応フィルタ回路24に
供給される。そして、この適応フィルタ回路24の出力
信号が減算回路15に供給される。減算回路15の出力
信号は、適応フィルタ回路24に帰還されると共に、D
/Aコンバータ16によりアナログ信号に戻され、出力
端子17に導出される。
収音され、電気信号に変換されて得られた音声信号は、
アンプ22を介してA/Dコンバータ23に供給され
て、デジタル信号に変換され、適応フィルタ回路24に
供給される。そして、この適応フィルタ回路24の出力
信号が減算回路15に供給される。減算回路15の出力
信号は、適応フィルタ回路24に帰還されると共に、D
/Aコンバータ16によりアナログ信号に戻され、出力
端子17に導出される。
【0016】なお、D/Aコンバータ16を介さずにデ
ジタル信号のままで音声信号を出力するようにしてもよ
い。また、遅延回路14は、適応フィルタ回路24での
適応処理のための演算に要する時間遅れや適応フィルタ
での伝播時間その他の時間遅延を補償するためのもので
ある。
ジタル信号のままで音声信号を出力するようにしてもよ
い。また、遅延回路14は、適応フィルタ回路24での
適応処理のための演算に要する時間遅れや適応フィルタ
での伝播時間その他の時間遅延を補償するためのもので
ある。
【0017】適応フィルタ回路24では、後述するよう
に、主要入力音声中に含まれる雑音としての音声に、参
照入力音声が近似するように制御される。これにより、
主要入力用マイクロホン11で収音された音声中の希望
音声と、雑音とが無相関であるとすると、減算回路15
では、参照入力用マイクロホン21で収音された雑音信
号が主要入力用マイクロホン11からの音声信号から減
算されて除去され、減算回路15からは、希望音声のみ
が得られる。
に、主要入力音声中に含まれる雑音としての音声に、参
照入力音声が近似するように制御される。これにより、
主要入力用マイクロホン11で収音された音声中の希望
音声と、雑音とが無相関であるとすると、減算回路15
では、参照入力用マイクロホン21で収音された雑音信
号が主要入力用マイクロホン11からの音声信号から減
算されて除去され、減算回路15からは、希望音声のみ
が得られる。
【0018】すなわち、この構成は、主要入力として主
要入力用マイクロホン11の出力音声信号が供給され、
参照入力としての雑音として参照入力用マイクロホン2
1の出力音声信号が供給された適応型雑音低減システム
の構成となっている。このシステムの動作を次に説明す
る。
要入力用マイクロホン11の出力音声信号が供給され、
参照入力としての雑音として参照入力用マイクロホン2
1の出力音声信号が供給された適応型雑音低減システム
の構成となっている。このシステムの動作を次に説明す
る。
【0019】この場合、A/Dコンバータ13からの主
要入力音声信号は、矢印ARの正面方向からの希望音声
信号sと、これと無相関と考えられる背面方向からの音
声信号(以下、これを雑音と称する)n0 とが加算され
たものである。一方、A/Dコンバータ23からの参照
入力音声信号をn1 とすると、上記の説明から明らかな
ように、この参照入力音声信号n1 は、希望音声信号と
は無相関であるが、雑音n0 とは相関がある。適応フィ
ルタ回路24は、参照入力音声信号n1 をフィルタリン
グして信号yを出力し、適応のアルゴリズムは、減算回
路15の出力である減算誤差eを最小にするように働
く。
要入力音声信号は、矢印ARの正面方向からの希望音声
信号sと、これと無相関と考えられる背面方向からの音
声信号(以下、これを雑音と称する)n0 とが加算され
たものである。一方、A/Dコンバータ23からの参照
入力音声信号をn1 とすると、上記の説明から明らかな
ように、この参照入力音声信号n1 は、希望音声信号と
は無相関であるが、雑音n0 とは相関がある。適応フィ
ルタ回路24は、参照入力音声信号n1 をフィルタリン
グして信号yを出力し、適応のアルゴリズムは、減算回
路15の出力である減算誤差eを最小にするように働
く。
【0020】今、s,n0 ,n1 ,yが統計的に定常で
あり、平均値が0であると仮定すると出力は、 e=s+n0 −y となる。これを二乗したものの期待値は、sがn0 と、
また、yと無相関であるから、 E[e2 ]=E[s2 ]+E[(n0 −y)2 ]+2E[s(n0 −y)] =E[s2 ]+E[(n0 −y)2 ] となる。適応フィルタ回路24が収束するものとすれ
ば、適応フィルタ回路24は、E[e2 ]が最小になる
ように調整される。このとき、E[s2 ]は影響を受け
ないので、 Emin [e2 ]=E[s2 ]+Emin [(n0 −y)2 ] となる。すなわち、E[e2 ]が最小化されることによ
ってE[(n0 −y)2]が最小化され、適応フィルタ
回路24の出力yは、雑音n0 の推定量になる。そし
て、減算回路15からの出力の期待値は、希望信号のみ
となる。すなわち、適応フィルタ回路24を調整して全
出力パワーを最小化することは、減算出力eが、希望音
声信号sの最小二乗推定値になることに等しい。
あり、平均値が0であると仮定すると出力は、 e=s+n0 −y となる。これを二乗したものの期待値は、sがn0 と、
また、yと無相関であるから、 E[e2 ]=E[s2 ]+E[(n0 −y)2 ]+2E[s(n0 −y)] =E[s2 ]+E[(n0 −y)2 ] となる。適応フィルタ回路24が収束するものとすれ
ば、適応フィルタ回路24は、E[e2 ]が最小になる
ように調整される。このとき、E[s2 ]は影響を受け
ないので、 Emin [e2 ]=E[s2 ]+Emin [(n0 −y)2 ] となる。すなわち、E[e2 ]が最小化されることによ
ってE[(n0 −y)2]が最小化され、適応フィルタ
回路24の出力yは、雑音n0 の推定量になる。そし
て、減算回路15からの出力の期待値は、希望信号のみ
となる。すなわち、適応フィルタ回路24を調整して全
出力パワーを最小化することは、減算出力eが、希望音
声信号sの最小二乗推定値になることに等しい。
【0021】適応フィルタ回路24の一実施例を、適応
のアルゴリズムとして、いわゆるLMS(最小平均自
乗)法のアルゴリズムを使用した場合の例を図3に示
す。
のアルゴリズムとして、いわゆるLMS(最小平均自
乗)法のアルゴリズムを使用した場合の例を図3に示
す。
【0022】図3に示すように、この例では、FIRフ
ィルタ型の適応線形結合器300を使用する。これは、
それぞれ単位サンプリング時間の遅延時間Z-1を有する
複数個の遅延回路DL1,DL2,……DLm(mは正
の整数)と、入力信号n1 及び各遅延回路DL1,DL
2,……DLmの出力信号と加重係数との掛け算を行う
加重回路MX0,MX1,MX2,……MXmと、加重
回路MX0〜MXmの出力を加算する加算回路310を
備える。加算回路310の出力はyである。
ィルタ型の適応線形結合器300を使用する。これは、
それぞれ単位サンプリング時間の遅延時間Z-1を有する
複数個の遅延回路DL1,DL2,……DLm(mは正
の整数)と、入力信号n1 及び各遅延回路DL1,DL
2,……DLmの出力信号と加重係数との掛け算を行う
加重回路MX0,MX1,MX2,……MXmと、加重
回路MX0〜MXmの出力を加算する加算回路310を
備える。加算回路310の出力はyである。
【0023】加重回路MX0〜MXmに供給する加重係
数は、例えばマイクロコンピュータからなるLMS演算
回路320で、減算回路15からの残差信号eから形成
される。このLMS演算回路320で実行されるアルゴ
リズムは、次のようになる。
数は、例えばマイクロコンピュータからなるLMS演算
回路320で、減算回路15からの残差信号eから形成
される。このLMS演算回路320で実行されるアルゴ
リズムは、次のようになる。
【0024】今、時刻k における入力ベクトルXk を、
図3にも示すように、 Xk =[x0k x1k x2k ・・・xmk]T とし、出力をyk 、加重係数をwjk(j=0,1,2,…m )と
すると、入出力の関係は、次の数1に示すように、
図3にも示すように、 Xk =[x0k x1k x2k ・・・xmk]T とし、出力をyk 、加重係数をwjk(j=0,1,2,…m )と
すると、入出力の関係は、次の数1に示すように、
【0025】
【数1】 となる。
【0026】そして、時刻k における加重ベクトルWk
を、 Wk =[w0k w1k w2k ・・・wmk]T と定義すれば、入出力関係は、 yk =Xk T ・Wk で与えられる。希望の応答をdk とすれば、出力との誤
差ek は次のように表される。 ek =dk −yk =dk −Xk T ・Wk LMS法では、加重ベクトルの更新を、 Wk+1 =Wk +2μ・ek ・Xk なる式により行っていく。ここで、μは適応の速度と安
定性を決める利得因子(ステップゲイン)である。
を、 Wk =[w0k w1k w2k ・・・wmk]T と定義すれば、入出力関係は、 yk =Xk T ・Wk で与えられる。希望の応答をdk とすれば、出力との誤
差ek は次のように表される。 ek =dk −yk =dk −Xk T ・Wk LMS法では、加重ベクトルの更新を、 Wk+1 =Wk +2μ・ek ・Xk なる式により行っていく。ここで、μは適応の速度と安
定性を決める利得因子(ステップゲイン)である。
【0027】こうして、出力端子17には、雑音、この
例では背面方向からの音声信号が除去された、主として
希望音声信号からなる音声信号が得られる。
例では背面方向からの音声信号が除去された、主として
希望音声信号からなる音声信号が得られる。
【0028】ところで、上述のように適応処理により参
照入力を用いて主要入力中の雑音を低減するには、前述
したように、希望音声と参照雑音とは無相関である必要
がある。このため、従来、この種の適応型雑音低減シス
テムでは、参照入力としては希望音声を収音しないよう
に、参照入力用マイクロホンに防音の工夫を凝らした
り、雑音源のできるだけ近くに設置し、主要入力用マイ
クロホンから離しておくなどの対策を取ることが行われ
ている。しかし、これではシステムが大きくなり、移動
も困難である。
照入力を用いて主要入力中の雑音を低減するには、前述
したように、希望音声と参照雑音とは無相関である必要
がある。このため、従来、この種の適応型雑音低減シス
テムでは、参照入力としては希望音声を収音しないよう
に、参照入力用マイクロホンに防音の工夫を凝らした
り、雑音源のできるだけ近くに設置し、主要入力用マイ
クロホンから離しておくなどの対策を取ることが行われ
ている。しかし、これではシステムが大きくなり、移動
も困難である。
【0029】これに対して、この発明の場合、音声の到
来方向によって希望音声と雑音とを区別する。そして、
主要入力用マイクロホン11は、希望音声到来方向から
の音声を収音できる指向特性(無指向性を含む)を有す
るような構成とすると共に、参照入力用マイクロホン2
1は、希望音声到来方向に感度を有しない、あるいは低
い感度の指向性とする構成として、主要入力用マイクロ
ホン11で収音された音声中の希望音声と、参照入力用
マイクロホン21で収音された雑音とは無相関となるよ
うにしている。
来方向によって希望音声と雑音とを区別する。そして、
主要入力用マイクロホン11は、希望音声到来方向から
の音声を収音できる指向特性(無指向性を含む)を有す
るような構成とすると共に、参照入力用マイクロホン2
1は、希望音声到来方向に感度を有しない、あるいは低
い感度の指向性とする構成として、主要入力用マイクロ
ホン11で収音された音声中の希望音声と、参照入力用
マイクロホン21で収音された雑音とは無相関となるよ
うにしている。
【0030】したがって、この発明の場合には、主要入
力用マイクロホンと参照入力用マイクロホンの指向性の
みを考えればよく、両マイクロホンを近接して配置する
ことも可能であり、従来のマイクロホンシステムに比べ
て、小型にできる。
力用マイクロホンと参照入力用マイクロホンの指向性の
みを考えればよく、両マイクロホンを近接して配置する
ことも可能であり、従来のマイクロホンシステムに比べ
て、小型にできる。
【0031】そして、この発明の構成により、雑音信号
は主要入力から良好に除去され、その結果、雑音入力到
来方向に感度の低い、あるいは感度がない指向性のマイ
クロホン装置を簡単に実現することができる。図4は、
この例の場合の効果を実験的に確認したものを示すため
の図である。
は主要入力から良好に除去され、その結果、雑音入力到
来方向に感度の低い、あるいは感度がない指向性のマイ
クロホン装置を簡単に実現することができる。図4は、
この例の場合の効果を実験的に確認したものを示すため
の図である。
【0032】すなわち、この実験装置は、図2に示すよ
うに、希望音声到来方向を矢印ARの方向として、主要
入力用マイクロホン11と、参照入力用マイクロホン2
1とを、主要入力用マイクロホン11を前として、希望
音声到来方向に沿って前後に配置する。そして、例えば
1kHzの正弦波信号を希望音声として、矢印ARの方
向から到来させ、また、背面方向と例えば30°の方向
から600Hzの正弦波を雑音として到来させるように
して、音声の収音を行う。
うに、希望音声到来方向を矢印ARの方向として、主要
入力用マイクロホン11と、参照入力用マイクロホン2
1とを、主要入力用マイクロホン11を前として、希望
音声到来方向に沿って前後に配置する。そして、例えば
1kHzの正弦波信号を希望音声として、矢印ARの方
向から到来させ、また、背面方向と例えば30°の方向
から600Hzの正弦波を雑音として到来させるように
して、音声の収音を行う。
【0033】この例の場合、全指向の主要入力用マイク
ロホン11の感度は0dB、参照入力用マイクロホン2
1は、正面からの音声に対しては−20dB、背面方向
の感度は0dB、背面から30°の方向から入力する音
声に対する感度は−0.7dBとされている。
ロホン11の感度は0dB、参照入力用マイクロホン2
1は、正面からの音声に対しては−20dB、背面方向
の感度は0dB、背面から30°の方向から入力する音
声に対する感度は−0.7dBとされている。
【0034】このとき、主要入力用マイクロホン11の
入力波形は、図4Aに示すように、1kHzの正弦波
と、600Hzの正弦波の合成されたものとなるが、出
力端子17に得られた出力音声波形は図4Bに示すよう
になり、図4Cに示す出力理想波形の1kHzの正弦波
に近似しており、この発明によるマイクロホン装置の効
果が確認できた。
入力波形は、図4Aに示すように、1kHzの正弦波
と、600Hzの正弦波の合成されたものとなるが、出
力端子17に得られた出力音声波形は図4Bに示すよう
になり、図4Cに示す出力理想波形の1kHzの正弦波
に近似しており、この発明によるマイクロホン装置の効
果が確認できた。
【0035】図5及び図6は、この発明によるマイクロ
ホン装置の他の実施例の主要入力用マイクロホン11
と、参照入力用マイクロホン21の指向特性の例であ
る。これらの例の場合も、希望音声到来方向を矢印AR
の方向として、主要入力用マイクロホン11と、参照入
力用マイクロホン21とを、主要入力用マイクロホン1
1を前として、希望音声到来方向に沿って前後に配置す
る。
ホン装置の他の実施例の主要入力用マイクロホン11
と、参照入力用マイクロホン21の指向特性の例であ
る。これらの例の場合も、希望音声到来方向を矢印AR
の方向として、主要入力用マイクロホン11と、参照入
力用マイクロホン21とを、主要入力用マイクロホン1
1を前として、希望音声到来方向に沿って前後に配置す
る。
【0036】図5の例では、主要入力用マイクロホン1
1は、単一指向性で正面方向に最も高い感度の方向を向
けて配置する。また、参照入力用マイクロホン21は、
単一指向性で、例えば背面方向に最も高い感度の方向を
向けて配置する。つまり、参照入力用マイクロホン21
は、希望音声の到来方向の感度が低く、この例の場合の
雑音信号の到来方向とされた背面方向の感度が高い。
1は、単一指向性で正面方向に最も高い感度の方向を向
けて配置する。また、参照入力用マイクロホン21は、
単一指向性で、例えば背面方向に最も高い感度の方向を
向けて配置する。つまり、参照入力用マイクロホン21
は、希望音声の到来方向の感度が低く、この例の場合の
雑音信号の到来方向とされた背面方向の感度が高い。
【0037】したがって、この例の場合も、前述と同様
にして、希望音声のみを出力として得るマイクロホン装
置を実現することができる。そして、この例の場合に
は、雑音信号は、およそ90度方向から背面方向の間で
到来するものとすれば、この方向は主要入力用マイクロ
ホン11も感度が低い方向となるので、主要入力中の雑
音レベルは低くなる。したがって、主要入力用マイクロ
ホン11、それ自体で雑音低減効果がある。
にして、希望音声のみを出力として得るマイクロホン装
置を実現することができる。そして、この例の場合に
は、雑音信号は、およそ90度方向から背面方向の間で
到来するものとすれば、この方向は主要入力用マイクロ
ホン11も感度が低い方向となるので、主要入力中の雑
音レベルは低くなる。したがって、主要入力用マイクロ
ホン11、それ自体で雑音低減効果がある。
【0038】図6の例は、除去したい雑音の到来方向を
希望音声到来方向の90度方向付近に制限したり、90
度方向の参照入力用マイクロホン感度をより高くしたい
場合の例である。この例の場合には、参照用マイクロホ
ン21の指向特性を、図示のような双指向性(8字型指
向性)とする。主要入力用マイクロホン11は、図5の
例と同様に希望音声方向を最も感度が高くなるように配
置された単一指向性のものとされる。もっとも、この例
においても、主要入力用マイクロホン11は、無指向性
であってもよい。
希望音声到来方向の90度方向付近に制限したり、90
度方向の参照入力用マイクロホン感度をより高くしたい
場合の例である。この例の場合には、参照用マイクロホ
ン21の指向特性を、図示のような双指向性(8字型指
向性)とする。主要入力用マイクロホン11は、図5の
例と同様に希望音声方向を最も感度が高くなるように配
置された単一指向性のものとされる。もっとも、この例
においても、主要入力用マイクロホン11は、無指向性
であってもよい。
【0039】以上の例は、主要入力用マイクロホン11
及び参照入力用マイクロホン21は、指向特性が上記の
ような指向特性のマイクロホンユニット単体を使用した
場合であるが、これらのマイクロホンとしては、複数個
のマイクロホンユニットを用いたものとして、希望する
指向性のマイクロホンを実現するタイプのものを使用す
ることができる。
及び参照入力用マイクロホン21は、指向特性が上記の
ような指向特性のマイクロホンユニット単体を使用した
場合であるが、これらのマイクロホンとしては、複数個
のマイクロホンユニットを用いたものとして、希望する
指向性のマイクロホンを実現するタイプのものを使用す
ることができる。
【0040】図7及び図8を用いて、無指向性のマイク
ロホンユニットを2個用いて単一指向性のマイクロホン
を実現する例を説明する。図7に示すように、この例で
は、無指向性のマイクロホンユニット30及び31は、
距離dだけ離れて配置される。そして、図8に示すよう
に、一方のマイクロホンユニット30の出力音声信号
は、図示を省略したアンプを介して減算回路32に供給
される。他方のマイクロホンユニット31の出力音声信
号は、同様に図示を省略したアンプ及びフィルタ回路3
3を介して減算回路32に供給される。フィルタ回路3
3は、この例では、抵抗器34とコンデンサ35とから
構成される。そして、抵抗器34の抵抗値をR1 、コン
デンサ35の容量をC1 としたとき、 C1 ・R1 =d/c (ただし、cは音速である)となるように抵抗値R1 及
び容量C1 が選定されている。
ロホンユニットを2個用いて単一指向性のマイクロホン
を実現する例を説明する。図7に示すように、この例で
は、無指向性のマイクロホンユニット30及び31は、
距離dだけ離れて配置される。そして、図8に示すよう
に、一方のマイクロホンユニット30の出力音声信号
は、図示を省略したアンプを介して減算回路32に供給
される。他方のマイクロホンユニット31の出力音声信
号は、同様に図示を省略したアンプ及びフィルタ回路3
3を介して減算回路32に供給される。フィルタ回路3
3は、この例では、抵抗器34とコンデンサ35とから
構成される。そして、抵抗器34の抵抗値をR1 、コン
デンサ35の容量をC1 としたとき、 C1 ・R1 =d/c (ただし、cは音速である)となるように抵抗値R1 及
び容量C1 が選定されている。
【0041】そして、この例では、減算回路32の出力
は、周波数特性を平坦にするための積分器など周波数特
性補正回路36を介して出力端子37に出力音声信号が
導出される。後述するように、この周波数特性補正回路
36は、必要に応じて設けられるものであって、これは
設けなくてもよい。
は、周波数特性を平坦にするための積分器など周波数特
性補正回路36を介して出力端子37に出力音声信号が
導出される。後述するように、この周波数特性補正回路
36は、必要に応じて設けられるものであって、これは
設けなくてもよい。
【0042】この例のマイクロホンの動作について説明
する。図7に示すように、音源が2個のマイクロホンユ
ニット30,31の配列方向に対してθなる角度の方向
にあって、これら2個のマイクロホンユニット30,3
1に入射しているとした場合に、各ユニット30,31
の出力をP0 ,P1 とすると、出力P1 は、 P1 =P0 ε−jω(d/c)cosθ となる。なお、ωは角周波数である。
する。図7に示すように、音源が2個のマイクロホンユ
ニット30,31の配列方向に対してθなる角度の方向
にあって、これら2個のマイクロホンユニット30,3
1に入射しているとした場合に、各ユニット30,31
の出力をP0 ,P1 とすると、出力P1 は、 P1 =P0 ε−jω(d/c)cosθ となる。なお、ωは角周波数である。
【0043】マイクロホンユニット31の出力はフィル
タ回路33を通じて減算回路32に供給されるので、減
算回路32の出力信号Paは、次の数2に示すようなも
のとなる。
タ回路33を通じて減算回路32に供給されるので、減
算回路32の出力信号Paは、次の数2に示すようなも
のとなる。
【0044】
【数2】 なお、数2において、Aはフィルタ回路33のフィルタ
関数を表わし、また、ω・d/c<<1である。
関数を表わし、また、ω・d/c<<1である。
【0045】そして、数2において、次の数3を満足す
れば、出力Paは単一指向性を示すものとなる。
れば、出力Paは単一指向性を示すものとなる。
【0046】
【数3】 つまり、次の数3の式を満足すると、前記数2は、 Pa=P0 ・jω(d/c)(1+cosθ) となり、角度θに関して単一指向性となる。
【0047】ところで、フィルタ回路33のフィルタ関
数Aは、上記の例の場合、 A=1/(1+jωC1 ・R1 ) で表され、C1 ・R1 =d/cとなるように構成されて
いるので、 A=1/(1+jωd/c) となり、数3から図7の実施例のマイクロホンは単一指
向性になることは明らかである。ただし、このマイクロ
ホンの周波数特性は右上がり(高域ほどレスポンスが
大)の特性になる。この例では、周波数特性補正回路3
6が、この右上がりの特性を平坦に補正するために設け
られている。
数Aは、上記の例の場合、 A=1/(1+jωC1 ・R1 ) で表され、C1 ・R1 =d/cとなるように構成されて
いるので、 A=1/(1+jωd/c) となり、数3から図7の実施例のマイクロホンは単一指
向性になることは明らかである。ただし、このマイクロ
ホンの周波数特性は右上がり(高域ほどレスポンスが
大)の特性になる。この例では、周波数特性補正回路3
6が、この右上がりの特性を平坦に補正するために設け
られている。
【0048】なお、図8の例において、フィルタ回路3
3、減算回路32、さらには周波数特性補正回路36
は、デジタルフィルタや処理プログラム(ソフトウエ
ア)によっても実現することができる。
3、減算回路32、さらには周波数特性補正回路36
は、デジタルフィルタや処理プログラム(ソフトウエ
ア)によっても実現することができる。
【0049】例えば、フィルタ回路33は、図9のよう
に、加算器41と、遅延回路42と、伝達関数Aの帰還
アンプ43とからなるデジタルフィルタで構成すること
ができる。
に、加算器41と、遅延回路42と、伝達関数Aの帰還
アンプ43とからなるデジタルフィルタで構成すること
ができる。
【0050】なお、以上の例は、カメラ一体型VTRの
収音マイクロホン装置の場合として、この発明のマイク
ロホン装置を説明したが、この発明は、この例に限ら
ず、単体のマイクロホン装置はもちろんのこと、業務用
ビデオカメラや、測定用マイクロホン装置など、すべて
のマイクロホン装置に適用可能である。
収音マイクロホン装置の場合として、この発明のマイク
ロホン装置を説明したが、この発明は、この例に限ら
ず、単体のマイクロホン装置はもちろんのこと、業務用
ビデオカメラや、測定用マイクロホン装置など、すべて
のマイクロホン装置に適用可能である。
【0051】なお、上記の例では適応フィルタ回路24
はデジタル回路で構成したので、全体としてデジタル回
路の構成としたが、適応フィルタ回路24をアナログ回
路の構成として、全体としてアナログ回路の構成とする
ことも可能である。また、適応フィルタ回路部分のみを
デジタル構成とするようにしてもよい。
はデジタル回路で構成したので、全体としてデジタル回
路の構成としたが、適応フィルタ回路24をアナログ回
路の構成として、全体としてアナログ回路の構成とする
ことも可能である。また、適応フィルタ回路部分のみを
デジタル構成とするようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1及び第2のマイクロホンの指向特性を変更する
だけで、所望の指向特性を有するマイクロホン装置を実
現することができる。そして、特に第2のマイクロホン
を、指向特性の異なるマイクロホンに変更するだけで、
マイクロホン装置の指向特性を変更することができ、実
現できる指向特性の自由度が大きい特長がある。このた
め、種々の用途に対応することができるから、実用上の
効果は著しいものがある。
ば、第1及び第2のマイクロホンの指向特性を変更する
だけで、所望の指向特性を有するマイクロホン装置を実
現することができる。そして、特に第2のマイクロホン
を、指向特性の異なるマイクロホンに変更するだけで、
マイクロホン装置の指向特性を変更することができ、実
現できる指向特性の自由度が大きい特長がある。このた
め、種々の用途に対応することができるから、実用上の
効果は著しいものがある。
【0053】また、この発明によれば、第1及び第2の
マイクロホンは、比較的近接して配置することができ、
しかもガンマイクのような特種形状にする必要もないの
で、小型のマイクロホン装置が得られる。
マイクロホンは、比較的近接して配置することができ、
しかもガンマイクのような特種形状にする必要もないの
で、小型のマイクロホン装置が得られる。
【図1】この発明によるマイクロホン装置の一実施例の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】第1及び第2のマイクロホンの指向性の一例を
示す図である。
示す図である。
【図3】図1の例の適応フィルタ回路の一例を示す図で
ある。
ある。
【図4】この発明によるマイクロホン装置の動作の説明
のための図である。
のための図である。
【図5】第1及び第2のマイクロホンの指向性の他の例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】第1及び第2のマイクロホンの指向性のさらに
他の例を示す図である。
他の例を示す図である。
【図7】複数個のマイクロホンユニットによりマイクロ
ホンを構成する例を説明するための図である。
ホンを構成する例を説明するための図である。
【図8】複数個のマイクロホンユニットによりマイクロ
ホンを構成する例を示す図である。
ホンを構成する例を示す図である。
【図9】図8の例の一部の他の構成例を示す図である。
【図10】従来のマイクロホン装置の一例を説明するた
めの図である。
めの図である。
11 第1のマイクロホン 15 減算回路 21 第2のマイクロホン 24 適応フィルタ回路
Claims (3)
- 【請求項1】 希望音声を収音するための第1のマイク
ロホンと、 前記希望音声の到来方向の感度が低い指向性の第2のマ
イクロホンと、 前記第2のマイクロホンからの音声信号が供給される適
応フィルタ手段と、 前記第1のマイクロホンの音声信号から、前記適応フィ
ルタ手段の出力信号を減算する減算手段と、 前記減算手段の出力パワーが最小化されるように前記適
応フィルタ手段を調整する手段とを備えたマイクロホン
装置。 - 【請求項2】 前記第1のマイクロホンが、近接して配
置された複数個の無指向性マイクロホンユニットからな
ると共に、各ユニットの出力音声信号を合成処理するこ
とにより、有指向性のマイクロホンとされてなる請求項
1記載のマイクロホン装置。 - 【請求項3】 前記第2のマイクロホンが、近接して配
置された複数個の無指向性マイクロホンユニットからな
ると共に、各ユニットの出力音声信号を合成処理するこ
とにより、有指向性のマイクロホンとされてなる請求項
1記載のマイクロホン装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4143209A JPH05316587A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | マイクロホン装置 |
EP93303463A EP0569216B1 (en) | 1992-05-08 | 1993-05-04 | Microphone apparatus |
DE69325942T DE69325942T2 (de) | 1992-05-08 | 1993-05-04 | Mikrophongerät |
US08/057,821 US5471538A (en) | 1992-05-08 | 1993-05-07 | Microphone apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4143209A JPH05316587A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | マイクロホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316587A true JPH05316587A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=15333428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4143209A Pending JPH05316587A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | マイクロホン装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5471538A (ja) |
EP (1) | EP0569216B1 (ja) |
JP (1) | JPH05316587A (ja) |
DE (1) | DE69325942T2 (ja) |
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