JPH0531311B2 - - Google Patents
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- JPH0531311B2 JPH0531311B2 JP59176957A JP17695784A JPH0531311B2 JP H0531311 B2 JPH0531311 B2 JP H0531311B2 JP 59176957 A JP59176957 A JP 59176957A JP 17695784 A JP17695784 A JP 17695784A JP H0531311 B2 JPH0531311 B2 JP H0531311B2
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
- H10F39/10—Integrated devices
- H10F39/103—Integrated devices the at least one element covered by H10F30/00 having potential barriers, e.g. integrated devices comprising photodiodes or phototransistors
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D12/00—Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/211—Gated diodes
- H10D12/212—Gated diodes having PN junction gates, e.g. field controlled diodes
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F30/00—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors
- H10F30/20—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors
- H10F30/21—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation
- H10F30/26—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having three or more potential barriers, e.g. photothyristors
- H10F30/263—Photothyristors
- H10F30/2635—Static induction photothyristors
Landscapes
- Thyristors (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
〔産業上の利用分野〕
本発明は、静電誘導サイリスタ(Static
Induction Thyristor、以下SIThy.と略称する。)
による光トリガ・光クエンチ可能なサイリスタの
集積化構造に関する。簡単なバイアス回路と、ト
リガ用光パルス及びクエンチ用光パルスだけで大
電力を高速、高効率で直交変換でき、制御回路と
大電力部分を完全に分離できることから、大電力
変換装置等に利用されるものである。
Induction Thyristor、以下SIThy.と略称する。)
による光トリガ・光クエンチ可能なサイリスタの
集積化構造に関する。簡単なバイアス回路と、ト
リガ用光パルス及びクエンチ用光パルスだけで大
電力を高速、高効率で直交変換でき、制御回路と
大電力部分を完全に分離できることから、大電力
変換装置等に利用されるものである。
従来、サイリスタを光でトリガすることは広く
行なわれており、LASCR、Light Activatect
Thyristor、ホトサイリスタ等の名称で実施され
ることは周知の事実である。従来形光トリガサイ
リスタでは、増幅用サイリスタを集積化した増幅
ゲート構造が一般的に実施されている。
行なわれており、LASCR、Light Activatect
Thyristor、ホトサイリスタ等の名称で実施され
ることは周知の事実である。従来形光トリガサイ
リスタでは、増幅用サイリスタを集積化した増幅
ゲート構造が一般的に実施されている。
一方、SIサイリスタの光によるオン・オフ動作
は、本願発明者によつて既に提案され、特許第
1534149号(特公平1−3069号)「静電誘導サイリ
スタを含む半導体装置」、特願昭59−54937号「光
クエンチ可能なサイリスタ装置」及び特願昭59−
175734号「光トリガ・光クエンチ静電誘導サイリ
スタ」に開示されている。様々な回路形式の提案
がなされているが、集積化構造の例は少なく、わ
ずかにSIサイリスタを直接光でトリガして光クエ
ンチ用SIホトトランジスタで光クエンチする方式
の構造が前記特願昭59−54937号「光クエンチ可
能なサイリスタ装置」に提案されているのみであ
る。
は、本願発明者によつて既に提案され、特許第
1534149号(特公平1−3069号)「静電誘導サイリ
スタを含む半導体装置」、特願昭59−54937号「光
クエンチ可能なサイリスタ装置」及び特願昭59−
175734号「光トリガ・光クエンチ静電誘導サイリ
スタ」に開示されている。様々な回路形式の提案
がなされているが、集積化構造の例は少なく、わ
ずかにSIサイリスタを直接光でトリガして光クエ
ンチ用SIホトトランジスタで光クエンチする方式
の構造が前記特願昭59−54937号「光クエンチ可
能なサイリスタ装置」に提案されているのみであ
る。
第6図は、前記特願昭59−54937号「光クエン
チ可能なサイリスタ装置」に提案されている直接
光トリガ・光クエンチSIサイリスタの構造例であ
る。第二ベースにもSITゲート構造を有する単一
ゲート形SIサイリスタとそのゲートに接続された
SIホトトランジスタの集積化構造を特徴としてい
る。
チ可能なサイリスタ装置」に提案されている直接
光トリガ・光クエンチSIサイリスタの構造例であ
る。第二ベースにもSITゲート構造を有する単一
ゲート形SIサイリスタとそのゲートに接続された
SIホトトランジスタの集積化構造を特徴としてい
る。
従来形光トリガサイリスタは、トリガ機構とし
て増幅用サイリスタを用いているが、増幅用サイ
リスタはバイポーラベース構造のため光感度が小
さく、トリガ用光源として高光出力のものが必要
である。また、従来形光トリガサイリスタを直接
ゲートでオフすることは行なわれていない。
て増幅用サイリスタを用いているが、増幅用サイ
リスタはバイポーラベース構造のため光感度が小
さく、トリガ用光源として高光出力のものが必要
である。また、従来形光トリガサイリスタを直接
ゲートでオフすることは行なわれていない。
前記特願昭59−54937号「光クエンチ可能なサ
イリスタ装置」に提案されているSIサイリスタを
直接光でトリガして、SIサイリスタのゲートに接
続したSITで光クエンチする方式では、代表的な
実験データとして、トリガ用光源の光強度
46.3μW、クエンチ用光源の光強度60.4μWの条件
で、300V、2Aのスイツチングでターン・オン時
間6.2μsec、ターン・オフ時間15μsecの結果を得
ている。
イリスタ装置」に提案されているSIサイリスタを
直接光でトリガして、SIサイリスタのゲートに接
続したSITで光クエンチする方式では、代表的な
実験データとして、トリガ用光源の光強度
46.3μW、クエンチ用光源の光強度60.4μWの条件
で、300V、2Aのスイツチングでターン・オン時
間6.2μsec、ターン・オフ時間15μsecの結果を得
ている。
光トリガ・光クエンチ可能なSIサイリスタとし
てその集積化構造が提案されているのは前記特願
昭59−54937号「光クエンチ可能なサイリスタ装
置」の例だけであり、この構造は、直接大面積の
SIサイリスタを光でトリガするために構造が簡単
であるが、SIサイリスタを直接光でトリガする際
のターン・オン遅延時間をより短くするために
は、より大きな電力の光源を必要としていた。ま
た、光クエンチに関しても、ターン・オフ時に大
電流が流れるために比較的大面積であるクエンチ
用SITを直接光でドライブするために、やはり大
容量のゲート領域を光で充電するのに時間がかか
りターン・オフ時間が遅くなる欠点がある。
てその集積化構造が提案されているのは前記特願
昭59−54937号「光クエンチ可能なサイリスタ装
置」の例だけであり、この構造は、直接大面積の
SIサイリスタを光でトリガするために構造が簡単
であるが、SIサイリスタを直接光でトリガする際
のターン・オン遅延時間をより短くするために
は、より大きな電力の光源を必要としていた。ま
た、光クエンチに関しても、ターン・オフ時に大
電流が流れるために比較的大面積であるクエンチ
用SITを直接光でドライブするために、やはり大
容量のゲート領域を光で充電するのに時間がかか
りターン・オフ時間が遅くなる欠点がある。
本発明は、光トリガ機能と光クエンチ機能を兼
ねそなえたSIサイリスタの集積化構造を提供する
ものであるが、光トリガ感度、光クエンチ感度を
向上させるために、以下の手段を講じる。
ねそなえたSIサイリスタの集積化構造を提供する
ものであるが、光トリガ感度、光クエンチ感度を
向上させるために、以下の手段を講じる。
(1) 光トリガ感度を向上させるめに光増幅用の素
子として高速・高光感度のSIホトトランジス
タ、もしくはSIホトサイリスタを有する増幅ゲ
ート構造を用いる。
子として高速・高光感度のSIホトトランジス
タ、もしくはSIホトサイリスタを有する増幅ゲ
ート構造を用いる。
(2) 光クエンチ感度を向上させるために、クエン
チ用素子を増幅ゲート方式でドライブする光ク
エンチ回路の構造を用いる。
チ用素子を増幅ゲート方式でドライブする光ク
エンチ回路の構造を用いる。
(3) 光クエンチ用の素子としては、SI(ホト)ト
ランジスタだけでなく、SI(ホト)サイリスタ
等を用いる。SI(ホト)サイリスタは、SI(ホ
ト)トランジスタと比較して、大電流領域での
オン電圧が小さいので、大電流の光トリガ光ク
エンチSIサイリスタに適している。
ランジスタだけでなく、SI(ホト)サイリスタ
等を用いる。SI(ホト)サイリスタは、SI(ホ
ト)トランジスタと比較して、大電流領域での
オン電圧が小さいので、大電流の光トリガ光ク
エンチSIサイリスタに適している。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図に本発明の第1の実施例を示す。第1の
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子及び
光クエンチ用光感応素子が静電誘導形ホトトラン
ジスタ(以下SIPTと称す)で構成されているこ
とである。
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子及び
光クエンチ用光感応素子が静電誘導形ホトトラン
ジスタ(以下SIPTと称す)で構成されているこ
とである。
第1図において、主SIThy.は、p+アノード領
域101とn-低不純物密度領域102とn+カソ
ード領域103とp+ゲート領域104とn+ゲー
ト領域160とで構成されていて、p+アノード
領域101及びn+カソード領域103の表面露
出部分には、それぞれアノード電極105、カソ
ード電極106が設けられている。n+ゲート領
域160は主SIThy.の電流増幅率を向上させる
ためのもので、n+ゲート領域160がない構造
もある。光トリガ用光感応素子であるSIPTは、
p+ソース領域107とp-低不純物密度領域10
8とp+ドレイン領域109とn+ゲート領域11
0とで構成されている。ここで主SIThy.のp+ゲ
ート領域104と光トリガ用SIPTのp+ドレイン
領域は電気的に共通になされている。また、p+
ソース領域107、n+ゲート領域110の表面
露出部分には、光を透過する透明電極が設けられ
ている。光クエンチ用光感応素子であるSIPTは、
p+ドレイン領域113とp-チヤンネル領域11
4とp+ソース領域115とn+ゲート領域116
とで構成されている。ここで主SIThy.のp+ゲー
ト領域104と光クエンチ用SIPTのp+ソース領
域115は電気的に共通になされている。また、
p+ドレイン領域113とn+ゲート領域116の
表面露出部分には、光を透過する透明電極が設け
られている。
域101とn-低不純物密度領域102とn+カソ
ード領域103とp+ゲート領域104とn+ゲー
ト領域160とで構成されていて、p+アノード
領域101及びn+カソード領域103の表面露
出部分には、それぞれアノード電極105、カソ
ード電極106が設けられている。n+ゲート領
域160は主SIThy.の電流増幅率を向上させる
ためのもので、n+ゲート領域160がない構造
もある。光トリガ用光感応素子であるSIPTは、
p+ソース領域107とp-低不純物密度領域10
8とp+ドレイン領域109とn+ゲート領域11
0とで構成されている。ここで主SIThy.のp+ゲ
ート領域104と光トリガ用SIPTのp+ドレイン
領域は電気的に共通になされている。また、p+
ソース領域107、n+ゲート領域110の表面
露出部分には、光を透過する透明電極が設けられ
ている。光クエンチ用光感応素子であるSIPTは、
p+ドレイン領域113とp-チヤンネル領域11
4とp+ソース領域115とn+ゲート領域116
とで構成されている。ここで主SIThy.のp+ゲー
ト領域104と光クエンチ用SIPTのp+ソース領
域115は電気的に共通になされている。また、
p+ドレイン領域113とn+ゲート領域116の
表面露出部分には、光を透過する透明電極が設け
られている。
主SIThy.のゲート・カソード間と、SIPTのチ
ヤンネル領域は、耐圧向上と各素子間の電気的な
分離のためにベベル状にエツチングされた領域1
20を形成している。
ヤンネル領域は、耐圧向上と各素子間の電気的な
分離のためにベベル状にエツチングされた領域1
20を形成している。
実際には、例えば不純物密度1〜2×1013厚さ
約400μmのn-基板上に拡散でp+ゲート領域(不
純物密度1.5〜2×1019cm-3、厚み10μm、p+ゲー
ト間の間隔約3.5μm)を設け、さらにエピタキシ
ヤル成長で約10μmのゲート・カソード間低不純
物密度領域を作成する方法では、アノード・カソ
ード間素子電圧2500V、ゲート・カソード間耐圧
180Vが得られている。
約400μmのn-基板上に拡散でp+ゲート領域(不
純物密度1.5〜2×1019cm-3、厚み10μm、p+ゲー
ト間の間隔約3.5μm)を設け、さらにエピタキシ
ヤル成長で約10μmのゲート・カソード間低不純
物密度領域を作成する方法では、アノード・カソ
ード間素子電圧2500V、ゲート・カソード間耐圧
180Vが得られている。
また、表面の絶縁膜119は、酸化物が一般的
であるが、窒化膜等の絶縁膜でもよい。
であるが、窒化膜等の絶縁膜でもよい。
トリガ用SIPTのソース電極111は、VSt17
3、ゲート電極112はRGt175を介してVGt1
74にバイアスされていて、クエンチ用SIPTの
ドレイン電極117はVDg176、ゲート電極1
18はRGgを介してVGgにバイアスされている。
トリガ用光パルスLT17μ及びクエンチ用光パ
ルスLQ180が共に切れている場合は、光トリ
ガ用SIPT、光クエンチ用SIPT共にオフ状態であ
り、主SIThy.はオフしている。ここでトリガ用
光パルスLT179が照射されることにより光ト
リガ用SIPTはオンする。このことで主SIThy.の
p+ゲート領域104は、VSt173からキヤリア
の供給を受け充電され、主SIThy.はターン・オ
ンする。次にクエンチ用光パルスLQ180の照
射で光クエンチ用SIPTがオンすると、主SIThy.
のp+ゲート領域104からホールがVDg176へ
引き抜かれ主SIThy.はターン・オフする。
3、ゲート電極112はRGt175を介してVGt1
74にバイアスされていて、クエンチ用SIPTの
ドレイン電極117はVDg176、ゲート電極1
18はRGgを介してVGgにバイアスされている。
トリガ用光パルスLT17μ及びクエンチ用光パ
ルスLQ180が共に切れている場合は、光トリ
ガ用SIPT、光クエンチ用SIPT共にオフ状態であ
り、主SIThy.はオフしている。ここでトリガ用
光パルスLT179が照射されることにより光ト
リガ用SIPTはオンする。このことで主SIThy.の
p+ゲート領域104は、VSt173からキヤリア
の供給を受け充電され、主SIThy.はターン・オ
ンする。次にクエンチ用光パルスLQ180の照
射で光クエンチ用SIPTがオンすると、主SIThy.
のp+ゲート領域104からホールがVDg176へ
引き抜かれ主SIThy.はターン・オフする。
光トリガ及び光クエンチ用光パルスLT179、
LT180の光波長は、光の侵入深さがSIPTの低
不純物密度領域の厚み程度になるものを選ぶ。
LT180の光波長は、光の侵入深さがSIPTの低
不純物密度領域の厚み程度になるものを選ぶ。
以上述べた様に第1の実施例を用いれば、簡単
なバイアス回路と光パルスで高速・高効率の直交
変換が実現できる。
なバイアス回路と光パルスで高速・高効率の直交
変換が実現できる。
第2図に本発明の第2の実施例を示す。第2の
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子が
SIPThy.で構成され、光クエンチ用光感応素子が
SIPTで構成されていることである。主SIPThy.
と光クエンチ用SIPTは、第1の実施例と同じ構
造である。光トリガ用SIPThy.は、p+アノード領
域201′とn-低不純物密度領域202′、20
8とn+カソード領域207とp+ゲート領域20
9とn+ゲート領域260とで構成されていて、
p+アノード領域201′とp+ゲート領域の表面露
出部分には、それぞれアノード電極205′、ゲ
ート電極211が設けられていて、n+カソード
領域207の表面露出部分には、透明電極が設け
られている。又、主SIThy.とトリガ用SIPThy.
のp+アノード領域201,201′同志、p+ゲー
ト領域204,209同志、n+ゲート領域26
0同志は、電気的に共通になつている。更に、光
トリガ用SIPThy.のカソード電極210とゲート
電極211も、電気的に共通になされている。
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子が
SIPThy.で構成され、光クエンチ用光感応素子が
SIPTで構成されていることである。主SIPThy.
と光クエンチ用SIPTは、第1の実施例と同じ構
造である。光トリガ用SIPThy.は、p+アノード領
域201′とn-低不純物密度領域202′、20
8とn+カソード領域207とp+ゲート領域20
9とn+ゲート領域260とで構成されていて、
p+アノード領域201′とp+ゲート領域の表面露
出部分には、それぞれアノード電極205′、ゲ
ート電極211が設けられていて、n+カソード
領域207の表面露出部分には、透明電極が設け
られている。又、主SIThy.とトリガ用SIPThy.
のp+アノード領域201,201′同志、p+ゲー
ト領域204,209同志、n+ゲート領域26
0同志は、電気的に共通になつている。更に、光
トリガ用SIPThy.のカソード電極210とゲート
電極211も、電気的に共通になされている。
トリガ用光パルスLT277及びクエンチ用光
パルスLQ278が共に切れている場合は、光ト
リガ用SIPThy.と光クエンチ用SIPTはオフ状態
であり、主SIThy.はオフしている。ここでトリ
ガ用光パルスLT277が照射されることにより
光トリガ用SIPThy.は、ターン・オンする。この
ことで主SIThy.のp+ゲート領域204は、p+ア
ノード領域からのホールの注入によりバイアスさ
れ、更に主SIPThy.のn+ゲート領域260は、光
トリガ用SIPThy.のカソード領域207からの電
子の注入によつてバイアスされるから、主
SIPThy.は、ターン・オンする。ターン・オフの
過程は、第1の実施例と同様である。
パルスLQ278が共に切れている場合は、光ト
リガ用SIPThy.と光クエンチ用SIPTはオフ状態
であり、主SIThy.はオフしている。ここでトリ
ガ用光パルスLT277が照射されることにより
光トリガ用SIPThy.は、ターン・オンする。この
ことで主SIThy.のp+ゲート領域204は、p+ア
ノード領域からのホールの注入によりバイアスさ
れ、更に主SIPThy.のn+ゲート領域260は、光
トリガ用SIPThy.のカソード領域207からの電
子の注入によつてバイアスされるから、主
SIPThy.は、ターン・オンする。ターン・オフの
過程は、第1の実施例と同様である。
トリガ用パルスLT277の光波長は、光によ
る電子−正孔対の発生が、p+ゲート209とn+
ゲート260の間のn-不純物密度領域で多く起
きるように選ばれる。一方、クエンチ用光パルス
LQ278の光波長は、光による電子−正孔対の
発生が、光クエンチ用SIPTのp-低不純物密度領
域214で多く起きるように選ばれる。
る電子−正孔対の発生が、p+ゲート209とn+
ゲート260の間のn-不純物密度領域で多く起
きるように選ばれる。一方、クエンチ用光パルス
LQ278の光波長は、光による電子−正孔対の
発生が、光クエンチ用SIPTのp-低不純物密度領
域214で多く起きるように選ばれる。
第2の実施例では、光トリガ用SIPThy.は、主
SIThy.と同一のプロセスで集積化でき、バイア
ス回路も簡単になる利点がある。
SIThy.と同一のプロセスで集積化でき、バイア
ス回路も簡単になる利点がある。
第3図に本発明の第3の実施例を示す。第3の
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子が
SIPTで構成され、光クエンチ用回路が、SITと
そのSITをドライブするSIPTで構成されている
ことである。主SIThy.と光トリガ用SIPTは、第
1の実施例と同じ構造である。光クエンチ用SIT
は、p+ドレイン領域313とp-低不純物密度領
域314とp+ソース領域315とn+ゲート領域
316とで構成されていて、p+ドレイン領域3
13とn+ゲート領域316の表面露出部分には、
それぞれドレイン電極317とゲート電極318
が設けられている。又、光クエンチ用SITのp+ソ
ース領域315と主SIThy.のp+ゲート領域30
4は、電気的に共通になされている。光クエンチ
用SITをドライブするためのSIPTは、p+ソース
領域319とp-低不純物密度領域320とp+ド
レイン領域321、322とで構成されていて、
p+ソース領域319とn+ゲート領域323とp+
ドレイン領域322の表面露出部分には、それぞ
れ透明電極材料でソース電極324、ゲート電極
325及びドレイン電極326が設けられてい
る。光クエンチ用SITをドライブするための
SIPTのp+ソース領域319と光クエンチ用SIT
のn+ゲート領域316とは電極により接続され
ている。又、光クエンチ用SITとそれをドライブ
するためのSIPTは、酸化膜で形成された領域3
27により分離されている。更に、光クエンチ用
SITをドライブするためのSIPTのp+ドレイン領
域322とn+ゲート領域323、p-低不純物密
度領域320も分離されている。主SIThy.と光
トリガ用SIPTのバイアス回路は、第1の実施例
と同じである。光クエンチ用SITのドレインは、
負の電圧VDg379にバイアスされている。光ク
エンチ用SITをドライブするためのSIPTのp+ド
レイン領域321,322は、VDg376にバイ
アスされ、n+ゲート領域322は抵抗RGg′37
8を介してVGg′377にバイアスされている。
バイアス回路はSIT、SIPTの特性によつて多少
違つてくる。
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子が
SIPTで構成され、光クエンチ用回路が、SITと
そのSITをドライブするSIPTで構成されている
ことである。主SIThy.と光トリガ用SIPTは、第
1の実施例と同じ構造である。光クエンチ用SIT
は、p+ドレイン領域313とp-低不純物密度領
域314とp+ソース領域315とn+ゲート領域
316とで構成されていて、p+ドレイン領域3
13とn+ゲート領域316の表面露出部分には、
それぞれドレイン電極317とゲート電極318
が設けられている。又、光クエンチ用SITのp+ソ
ース領域315と主SIThy.のp+ゲート領域30
4は、電気的に共通になされている。光クエンチ
用SITをドライブするためのSIPTは、p+ソース
領域319とp-低不純物密度領域320とp+ド
レイン領域321、322とで構成されていて、
p+ソース領域319とn+ゲート領域323とp+
ドレイン領域322の表面露出部分には、それぞ
れ透明電極材料でソース電極324、ゲート電極
325及びドレイン電極326が設けられてい
る。光クエンチ用SITをドライブするための
SIPTのp+ソース領域319と光クエンチ用SIT
のn+ゲート領域316とは電極により接続され
ている。又、光クエンチ用SITとそれをドライブ
するためのSIPTは、酸化膜で形成された領域3
27により分離されている。更に、光クエンチ用
SITをドライブするためのSIPTのp+ドレイン領
域322とn+ゲート領域323、p-低不純物密
度領域320も分離されている。主SIThy.と光
トリガ用SIPTのバイアス回路は、第1の実施例
と同じである。光クエンチ用SITのドレインは、
負の電圧VDg379にバイアスされている。光ク
エンチ用SITをドライブするためのSIPTのp+ド
レイン領域321,322は、VDg376にバイ
アスされ、n+ゲート領域322は抵抗RGg′37
8を介してVGg′377にバイアスされている。
バイアス回路はSIT、SIPTの特性によつて多少
違つてくる。
主SIThy.がトリガされる過程は、第1の実施
例と同じである。主SIThy.がオンしている状態
でクエンチ用光パルスLQ380が照射されると
SIPTがオンして、光クエンチ用SITのn+ゲート
領域316はVDg′376′によりバイアスされ、
SITがオンする。このことで主SIThy.のp+ゲー
ト領域304に蓄積されているホールは、光クエ
ンチ用SITを通して引き抜かれSIThy.は、オフ
する。第3の実施例で、小面積の高速・高感度な
SIPTで比較的大面積の光クエンチ用SITをドラ
イブするから第1の実施例と比較してより高速な
光クエンチが実現できる。
例と同じである。主SIThy.がオンしている状態
でクエンチ用光パルスLQ380が照射されると
SIPTがオンして、光クエンチ用SITのn+ゲート
領域316はVDg′376′によりバイアスされ、
SITがオンする。このことで主SIThy.のp+ゲー
ト領域304に蓄積されているホールは、光クエ
ンチ用SITを通して引き抜かれSIThy.は、オフ
する。第3の実施例で、小面積の高速・高感度な
SIPTで比較的大面積の光クエンチ用SITをドラ
イブするから第1の実施例と比較してより高速な
光クエンチが実現できる。
第4図に本発明の第4の実施例を示す。第4の
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子が
SIPThy.で構成され、光クエンチ用回路が
SIPThr.とそのSIPThy.をオフするためのSIPT
で構成されていることである。主SIThy.と光ト
リガ用SIPThy.部分は、第2の実施例と同じ構造
である。光クエンチ用SIPThy.は、n+カソード領
域413とn-不純物密度領域414とp+アノー
ド領域415とp+ゲート領域416とで構成さ
れていて、n+カソード領域413とp+ゲート領
域416の表面露出部分には、透明電極材料でそ
れぞれカソード電極417とゲート電極418と
が設けられている。光クエンチ用SIPThy.をオフ
するためのSIPTは、p+ソース領域419とp-低
不純物密度領域420とp+ドレイン領域421,
422とn+ゲート領域423とで構成されてい
て、p+ソース領域419とp+ドレイン領域42
2とn+ゲート領域423の表面露出部分には、
透明電極材料でそれぞれソース電極424、ドレ
イン電極426、ゲート電極425とが設けられ
ている。光クエンチ用SIPThy.のp+ゲート領域4
16と光クエンチ用SIPThy.をオフするための
SIPTのp+ソース領域419は、電極により接続
されている。又、光クエンチ用SIPThy.とそれを
オフするためのSIPTは、酸化膜で形成された領
域427により分離されている。更に、光クエン
チ用SIPThy.をオフするためのSIPTのp+ドレイ
ン領域422とn+ゲート領域423、p-低不純
物密度領域420も同様に分離されている。
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子が
SIPThy.で構成され、光クエンチ用回路が
SIPThr.とそのSIPThy.をオフするためのSIPT
で構成されていることである。主SIThy.と光ト
リガ用SIPThy.部分は、第2の実施例と同じ構造
である。光クエンチ用SIPThy.は、n+カソード領
域413とn-不純物密度領域414とp+アノー
ド領域415とp+ゲート領域416とで構成さ
れていて、n+カソード領域413とp+ゲート領
域416の表面露出部分には、透明電極材料でそ
れぞれカソード電極417とゲート電極418と
が設けられている。光クエンチ用SIPThy.をオフ
するためのSIPTは、p+ソース領域419とp-低
不純物密度領域420とp+ドレイン領域421,
422とn+ゲート領域423とで構成されてい
て、p+ソース領域419とp+ドレイン領域42
2とn+ゲート領域423の表面露出部分には、
透明電極材料でそれぞれソース電極424、ドレ
イン電極426、ゲート電極425とが設けられ
ている。光クエンチ用SIPThy.のp+ゲート領域4
16と光クエンチ用SIPThy.をオフするための
SIPTのp+ソース領域419は、電極により接続
されている。又、光クエンチ用SIPThy.とそれを
オフするためのSIPTは、酸化膜で形成された領
域427により分離されている。更に、光クエン
チ用SIPThy.をオフするためのSIPTのp+ドレイ
ン領域422とn+ゲート領域423、p-低不純
物密度領域420も同様に分離されている。
主SIThy.と光トリガ用SIPThy.のバイアス回
路は、第2の実施例と同じである。光クエンチ用
SIPThy.のn+カソード領域413は、負の電圧
VKg477にバイアスされている。光クエンチ用
SIPThy.をオフするためのSIPTのp+ドレイン領
域421,422は、負の電圧VDg′474にバ
イアスされていて、n+ゲート領域423は、
RGg′476を介してVGg′475にバイアスされ
ている。バイアス回路は、SIPThy.、SIPTの特
性により多少違つてくる。
路は、第2の実施例と同じである。光クエンチ用
SIPThy.のn+カソード領域413は、負の電圧
VKg477にバイアスされている。光クエンチ用
SIPThy.をオフするためのSIPTのp+ドレイン領
域421,422は、負の電圧VDg′474にバ
イアスされていて、n+ゲート領域423は、
RGg′476を介してVGg′475にバイアスされ
ている。バイアス回路は、SIPThy.、SIPTの特
性により多少違つてくる。
トリガ用光パルスLT479が照射されること
で光トリガ用SIPThy.がターン・オンすると同時
に、補助のトリガ用光パルスLT′481が照射さ
れてSIPTがオンすることで光クエンチ用
SIPThy.がターン・オンして、主SIThy.は、タ
ーン・オンする。主SIThy.がオンしている状態
で、光クエンチ用SIPThy.にクエンチ用光パルス
LQ480が照射されると、光クエンチ用
SIPThy.がターン・オンして、主SIThy.のp+ゲ
ート領域404から光クエンチ用SIPThy.を通し
てホールが引き抜かれ、主SIThy.はターン・オ
フする。以上述べた過程で光のみによる直交変換
が行われる。第4の実施例は、光クエンチ用光感
応素子としてSIPThy.を用いていてオン抵抗を小
さくできるから、大電流のスイツチングに適して
いる。
で光トリガ用SIPThy.がターン・オンすると同時
に、補助のトリガ用光パルスLT′481が照射さ
れてSIPTがオンすることで光クエンチ用
SIPThy.がターン・オンして、主SIThy.は、タ
ーン・オンする。主SIThy.がオンしている状態
で、光クエンチ用SIPThy.にクエンチ用光パルス
LQ480が照射されると、光クエンチ用
SIPThy.がターン・オンして、主SIThy.のp+ゲ
ート領域404から光クエンチ用SIPThy.を通し
てホールが引き抜かれ、主SIThy.はターン・オ
フする。以上述べた過程で光のみによる直交変換
が行われる。第4の実施例は、光クエンチ用光感
応素子としてSIPThy.を用いていてオン抵抗を小
さくできるから、大電流のスイツチングに適して
いる。
第5図に本発明の第5の実施例を示す。第5の
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子が
SIPThy.で構成され、光クエンチ用回路が
SIThy.とそのSIThy.をオンするためのSIPTとオ
フするためのSIPTで構成されていることである。
主SIThy.と光トリガ用SIPThy.と光クエンチ用
SIThy.と光クエンチ用SIThy.をオフするための
SIPTの部分は、第4の実施例と同じ構造である。
第5の実施例は、第4の実施例に光クエンチ用
SIThy.をオンするためのSIPTが付加された構造
である。光クエンチ用SIThy.をオンするための
SIPTは、p+ソース領域518とp-低不純物密度
領域519とp+ドレイン領域520,521と
n+ゲート領域とで構成されていて、p+ソース領
域518とp+ドレイン領域521とn+ゲート領
域535の表面露出部分には、透明電極材料でそ
れぞれソース電極522、ドレイン領域524、
ゲート電極523が設けられている。光クエンチ
用SIThy.のp+ゲート領域515と光クエンチ用
SIThy.をオンするためのSIPTのp+ソース領域5
18は、電極により接続されている。又、光クエ
ンチ用SIThy.をオフするためのSIPTは、酸化膜
で形成された領域533により他の部分と電気的
に分離されている。更に、光クエンチ用SIThy.
をオフするためのSIPTのp+ドレイン領域528
とn+ゲート領域529、p-低不純物密度領域5
26も同様に分離されている。
実施例の主な特徴は、光トリガ用光感応素子が
SIPThy.で構成され、光クエンチ用回路が
SIThy.とそのSIThy.をオンするためのSIPTとオ
フするためのSIPTで構成されていることである。
主SIThy.と光トリガ用SIPThy.と光クエンチ用
SIThy.と光クエンチ用SIThy.をオフするための
SIPTの部分は、第4の実施例と同じ構造である。
第5の実施例は、第4の実施例に光クエンチ用
SIThy.をオンするためのSIPTが付加された構造
である。光クエンチ用SIThy.をオンするための
SIPTは、p+ソース領域518とp-低不純物密度
領域519とp+ドレイン領域520,521と
n+ゲート領域とで構成されていて、p+ソース領
域518とp+ドレイン領域521とn+ゲート領
域535の表面露出部分には、透明電極材料でそ
れぞれソース電極522、ドレイン領域524、
ゲート電極523が設けられている。光クエンチ
用SIThy.のp+ゲート領域515と光クエンチ用
SIThy.をオンするためのSIPTのp+ソース領域5
18は、電極により接続されている。又、光クエ
ンチ用SIThy.をオフするためのSIPTは、酸化膜
で形成された領域533により他の部分と電気的
に分離されている。更に、光クエンチ用SIThy.
をオフするためのSIPTのp+ドレイン領域528
とn+ゲート領域529、p-低不純物密度領域5
26も同様に分離されている。
主SIThy.と光トリガ用SIPThy.と光クエンチ
用SIThy.と光クエンチ用SIThy.をオフするため
のSIPTのバイアス回路は、第4の実施例と同じ
である。光クエンチ用SIThy.をオンするための
SIPTのp+ドレイン領域520,521は、正の
電圧VSg′575にバイアスされていて、n+ゲー
ト領域535は、RG577を介してVGg′576
にバイアスされている。バイアス回路は、
SIThy.、SIPThy.、SIPTの特性により多少違つ
てくる。
用SIThy.と光クエンチ用SIThy.をオフするため
のSIPTのバイアス回路は、第4の実施例と同じ
である。光クエンチ用SIThy.をオンするための
SIPTのp+ドレイン領域520,521は、正の
電圧VSg′575にバイアスされていて、n+ゲー
ト領域535は、RG577を介してVGg′576
にバイアスされている。バイアス回路は、
SIThy.、SIPThy.、SIPTの特性により多少違つ
てくる。
主SIThy.がターン・オンする過程は、第4の
実施例と同じである。オン状態にあるSIThy.を
ターン・オフするために、第4の実施例では光ク
エンチ用SIPThy.を直接光でトリガしたが、第5
の実施例では光クエンチ用SIThy.をSIPTで間接
光トリガする。
実施例と同じである。オン状態にあるSIThy.を
ターン・オフするために、第4の実施例では光ク
エンチ用SIPThy.を直接光でトリガしたが、第5
の実施例では光クエンチ用SIThy.をSIPTで間接
光トリガする。
以上説明した本発明の実施例のうち、最も基本
的な部分であるところの第1図、第2図及び第3
図に示す実施例の実験結果を説明する。
的な部分であるところの第1図、第2図及び第3
図に示す実施例の実験結果を説明する。
第1図に示す実施例では、トリガ光強度
123μW、クエンチ光強度1.15mWで、540V、1A
のスイツチングが、ターン・オン遅れ時間Tdpo=
320nsec、立ち上がり時間Tr=225nsec、ター
ン・オフ遅れ時間Tdpff=1.15μsec、立ち下がり時
間Tf=1.3μsec、テイリング時間Ttl=4.7μsecで実
現できた。光トリガ部分に増幅用SIPTを用いる
ことでターン・オン速度が向上している。
123μW、クエンチ光強度1.15mWで、540V、1A
のスイツチングが、ターン・オン遅れ時間Tdpo=
320nsec、立ち上がり時間Tr=225nsec、ター
ン・オフ遅れ時間Tdpff=1.15μsec、立ち下がり時
間Tf=1.3μsec、テイリング時間Ttl=4.7μsecで実
現できた。光トリガ部分に増幅用SIPTを用いる
ことでターン・オン速度が向上している。
又、第2図に示す実施例では、トリガ光強度
21.4μW、クエンチ光強度1.1mWで、500V、1A
のスイツチングが、Tdpo=560nsec、Tr=
270nsec、Tdpff=1.15μsec、Tf+Ttl=28μsecで実
現できた。
21.4μW、クエンチ光強度1.1mWで、500V、1A
のスイツチングが、Tdpo=560nsec、Tr=
270nsec、Tdpff=1.15μsec、Tf+Ttl=28μsecで実
現できた。
更に、第3図に示す実施例では、トリガ光強度
96μW、クエンチ光強度96μWで、400V、1Aのス
イツチングが、Tdpo=330nsec、Tr=300nee、
Tdpff=660nesc、Tf+Ttl=22μsecで実現できた。
光クエンチ用SITを小面積の高速・高光感度の
SIPTでドライブすることでターン・オフ遅れ時
間Tdpffを小さくできた。
96μW、クエンチ光強度96μWで、400V、1Aのス
イツチングが、Tdpo=330nsec、Tr=300nee、
Tdpff=660nesc、Tf+Ttl=22μsecで実現できた。
光クエンチ用SITを小面積の高速・高光感度の
SIPTでドライブすることでターン・オフ遅れ時
間Tdpffを小さくできた。
本発明によるサイリスタ装置を用いれば、簡単
なバイアス回路とトリガ用及びクエンチ用の光パ
ルスだけで、大電力の高速、高高率な直交変換が
実現できる。大電力部分と制御回路を電気的に完
全に分離することができ、部品数も極めて少なく
できるので信頼性、安全性が飛躍的に向上する。
又、本発明によるサイリスタ装置は大電力用の変
換装置としてのみならず、中小電力部門でも工業
的利用価値は高い。
なバイアス回路とトリガ用及びクエンチ用の光パ
ルスだけで、大電力の高速、高高率な直交変換が
実現できる。大電力部分と制御回路を電気的に完
全に分離することができ、部品数も極めて少なく
できるので信頼性、安全性が飛躍的に向上する。
又、本発明によるサイリスタ装置は大電力用の変
換装置としてのみならず、中小電力部門でも工業
的利用価値は高い。
第1図は本発明による第1の実施例でトリガ用
光感応素子としてSIPTを用い、クエンチ用光感
応素子としてSIPTを用いる構造例、第2図は本
発明による第2の実施例でトリガ用光感応素子と
してSIPThy.を用い、クエンチ用光感応素子とし
てSIPTを用いる構造例、第3図は本発明による
第3の実施例でトリガ用光感応素子としてSIPT
を用い、光クエンチ回路としてSITとそのSITを
ドライブするためのSIPTを用いる構造例、第4
図は本発明による第4の実施例でトリガ用光感応
素子としてSIPThy.を用い、光クエンチ回路とし
てSIPThy.とそれをオフするためのSIPTを用い
る構造例、第5図は本発明による第5の実施例で
トリガ用光感応素子としてSIPThy.を用い、光ク
エンチ回路としてSIThy.とそれをオンするため
のSIPTとオフするためのSIPTを用いる構造例、
第6図は光トリガ・光クエンチサイリスタの従来
例である。 101,201,201′,301,401,
401′,501,501′……主SIThy.または
光トリガ用SIPThy.のアノード領域、103,2
03,207,303,403,407,41
3,503,507,512……主SIThy.、光
トリガ用SIPThy.、または光クエンチ用SI(P)
Thy.のカソード領域、104,110,116,
160,204,209,216,260,30
4,310,316,323,360,404,
409,416,423,460,504,50
9,515,529,535,560……ゲート
領域、107,109,113,115,21
3,215,307,309,313,315,
319,321,322,419,421,42
2,518,520,525,527,528…
…SI(P)Tのソースまたはドレイン領域、102,
108,114,202,202′,208,2
14,302,308,314,320,40
2,402,408,414,420,502,
502,508,513,519,526……低
不純物密度領域、105,106,111,11
2,117,118,205,205′,206,
210,211,217,218,305,30
6,311,312,317,318,324,
325,326,405,405′,406,4
10,411,417,418,424,42
5,426,505,505′,506,510,
511,516,517,522,523,52
4,530,531,532……電極、119,
219,327,328,427,428,53
3,534……Si酸化物領域、120,220,
329,429,535……ベベルエツチされた
側面、179,180,277,278,37
9,380,479,480,481,582,
583,584……光源及び光伝送媒体。
光感応素子としてSIPTを用い、クエンチ用光感
応素子としてSIPTを用いる構造例、第2図は本
発明による第2の実施例でトリガ用光感応素子と
してSIPThy.を用い、クエンチ用光感応素子とし
てSIPTを用いる構造例、第3図は本発明による
第3の実施例でトリガ用光感応素子としてSIPT
を用い、光クエンチ回路としてSITとそのSITを
ドライブするためのSIPTを用いる構造例、第4
図は本発明による第4の実施例でトリガ用光感応
素子としてSIPThy.を用い、光クエンチ回路とし
てSIPThy.とそれをオフするためのSIPTを用い
る構造例、第5図は本発明による第5の実施例で
トリガ用光感応素子としてSIPThy.を用い、光ク
エンチ回路としてSIThy.とそれをオンするため
のSIPTとオフするためのSIPTを用いる構造例、
第6図は光トリガ・光クエンチサイリスタの従来
例である。 101,201,201′,301,401,
401′,501,501′……主SIThy.または
光トリガ用SIPThy.のアノード領域、103,2
03,207,303,403,407,41
3,503,507,512……主SIThy.、光
トリガ用SIPThy.、または光クエンチ用SI(P)
Thy.のカソード領域、104,110,116,
160,204,209,216,260,30
4,310,316,323,360,404,
409,416,423,460,504,50
9,515,529,535,560……ゲート
領域、107,109,113,115,21
3,215,307,309,313,315,
319,321,322,419,421,42
2,518,520,525,527,528…
…SI(P)Tのソースまたはドレイン領域、102,
108,114,202,202′,208,2
14,302,308,314,320,40
2,402,408,414,420,502,
502,508,513,519,526……低
不純物密度領域、105,106,111,11
2,117,118,205,205′,206,
210,211,217,218,305,30
6,311,312,317,318,324,
325,326,405,405′,406,4
10,411,417,418,424,42
5,426,505,505′,506,510,
511,516,517,522,523,52
4,530,531,532……電極、119,
219,327,328,427,428,53
3,534……Si酸化物領域、120,220,
329,429,535……ベベルエツチされた
側面、179,180,277,278,37
9,380,479,480,481,582,
583,584……光源及び光伝送媒体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の導電形のアノード領域101と、前記
アノード領域に隣接し前記アノード領域との間に
第1のpn接合を形成する第2の導電形の第1の
低不純物密度領域102と、前記第1の低不純物
密度領域に隣接し前記第1の低不純物密度領域よ
りも高不純物密度を有する第2の導電形のカソー
ド領域103と、前記第1の低不純物密度領域に
隣接し前記第1の低不純物密度領域との間の第2
のpn接合を形成する第1の導電形の第1のゲー
ト領域104と、前記アノード領域と前記カソー
ド領域の表面露出部分に形成された一対の主電極
105,106を有する静電誘導サイリスタと、
第1の導電形の第1のソース領域107と、前記
第1のソース領域に隣接した第2の低不純物密度
領域108と、前記第2の低不純物密度領域に隣
接し前記第1のゲート領域と共通になされている
第1の導電形の第1のドレイン領域109と、前
記第2の低不純物密度領域に隣接した第2の導電
形の第2のゲート領域110と、前記第1のソー
ス領域の表面露出部分に形成されたソース電極1
11と、前記第2のゲート領域の表面露出部分に
形成された第1のゲート電極112を有し、前記
静電誘導サイリスタと同一の半導体基板に形成さ
れた第1の静電誘導ホトトランジスタで構成され
た第1の光感応素子と、第1の導電形の第2のド
レイン領域113と、前記第2のドレイン領域に
隣接した第3の低不純物密度領域114と、前記
第3の低不純物密度領域に隣接し前記第1のゲー
ト領域と共通になされている第1の導電形の第2
のソース領域115と、前記第3の低不純物密度
領域に隣接した第2の導電形の第3のゲート領域
116と、前記第2のドレイン領域の表面露出部
分に形成されたドレイン電極117と、前記第3
のゲート領域の表面露出部分に形成された第2の
ゲート電極118を有し、前記静電誘導サイリス
タと同一の半導体基板に形成された第2の静電誘
導ホトトランジスタで構成された第2の光感応素
子と、前記第1の光感応素子にトリガ用光パルス
を照射するための光源及び光伝送媒体179と、
前記第2の光感応素子にクエンチ用光パルスを照
射するための光源及び光伝送媒体180とを具備
することを特徴とする光トリガ・光クエンチ静電
誘導サイリスタ。 2 第1の導電形の第1のアノード領域201
と、前記第1のアノード領域に隣接し前記第1の
アノード領域との間に第1のpn接合を形成する
第2の導電形の第1の低不純物密度領域202
と、前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第
1の低不純物密度領域よりも高不純物密度を有す
る第2の導電形の第1のカソード領域203と、
前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第1の
低不純物密度領域との間に第2のpn接合を形成
する第1の導電形の第1のゲート領域204と、
前記第1のアノード領域と前記第1のカソード領
域の表面露出部分に形成された一対の主電極20
5,206を有する静電誘導サイリスタと、前記
第1のアノード領域と共通になされている第1の
導電形の第2のアノード領域201′と、前記第
1の低不純物密度領域と共通になされていて前記
第2のアノード領域に隣接した第2の導電形の第
2の低不純物密度領域202′と、前記第2の低
不純物密度領域に隣接し前記第2の低不純物密度
領域よりも高不純物密度を有する第2の導電形の
第2のカソード領域207と、前記第1のゲート
領域と共通になされていて前記第2の低不純物密
度領域に隣接した第1の導電形の第2のゲート領
域209と、前記第2のアノード領域の表面露出
部分に形成された前記一対の主電極の一方と共通
の第1のアノード電極205′と、前記第2のカ
ソード領域の表面露出部分に形成された第1のカ
ソード電極210と、前記第2のゲート領域の表
面露出部分に形成され前記第1のカソード電極と
接続されている第1のゲート電極211を有し、
前記静電誘導サイリスタと同一の半導体基板に形
成された静電誘導ホトサイリスタと、第1の導電
形のドレイン領域213と、前記ドレイン領域に
隣接した第3の低不純物密度領域214と、前記
第3の低不純物密度領域に隣接し前記第1のゲー
ト領域と共通になされている第1の導電形のソー
ス領域215と、前記第3の低不純物密度領域に
隣接した第2の導電形の第3のゲート領域216
と、前記ドレイン領域の表面露出部分に形成され
たドレイン電極217と、前記第3のゲート領域
の表面露出部分に形成された第2のゲート電極2
18を有し、前記静電誘導サイリスタと同一の半
導体基板に形成された静電誘導ホトトランジスタ
と、前記静電誘導ホトサイリスタにトリガ用光パ
ルスを照射するための光源及び光伝送媒体277
と、前記静電誘導ホトトランジスタにクエンチ用
光パルスを照射するための光源及び光伝送媒体2
78とを具備することを特徴とする光トリガ・光
クエンチ静電誘導サイリスタ。 3 第1の導電形のアノード領域301と、前記
アノード領域に隣接し前記アノード領域との間に
第1のpn接合を形成する第2の導電形の第1の
低不純物密度領域302と、前記第1の低不純物
密度領域に隣接し前記第1の低不純物密度領域よ
りも高不純物密度を有する第2の導電形のカソー
ド領域303と、前記第1の低不純物密度領域に
隣接し前記第1の低不純物密度領域との間に第2
のpn接合を形成する第1の導電形の第1のゲー
ト領域304と、前記アノード領域と前記カソー
ド領域の表面露出部分に形成された一対の主電極
305,306を有する静電誘導サイリスタと、
第1の導電形の第1のソース領域307と、前記
第1のソース領域に隣接した第2の低不純物密度
領域308と、前記第2の低不純物密度領域に隣
接し前記第1のゲート領域と共通になされている
第1の導電形の第1のドレイン領域309と、前
記第2の低不純物密度領域に隣接した第2の導電
形の第2のゲート領域310と、前記第1のソー
ス領域の表面露出部分に形成された第1のソース
電極と、前記第2のゲート領域の表面露出部分に
形成された第1のゲート電極312を有し、前記
静電誘導サイリスタと同一の半導体基板に形成さ
れた第1の静電誘導ホトトランジスタと、第1の
導電形の第2のドレイン領域313と、前記第2
のドレイン領域に隣接した第3の低不純物密度領
域314と、前記第3の低不純物密度領域に隣接
し前記第1のゲート領域と共通になされている第
1の導電形の第2のソース領域315と、前記第
3の低不純物密度領域に隣接した第2の導電形の
第3のゲート領域316と、前記第2のドレイン
領域の表面露出部分に形成された第1のドレイン
電極317と、前記第3のゲート領域の表面露出
部分に形成された第2のゲート電極318を有
し、前記静電誘導サイリスタと同一の半導体基板
に形成された静電誘導トランジスタと、第1の導
電形の第3のソース領域319と、前記第3のソ
ース領域に隣接した第4の低不純物密度領域32
0と、前記第4の低不純物密度領域に隣接した第
1の導電形の第3のドレイン領域321,322
と、前記第4の低不純物密度領域に隣接した第2
の導電形の第4のゲート領域323と、前記第3
のソース領域の表面露出部分に形成され前記第2
のゲート電極と共通になされた第2のソース電極
324と、前記第3のドレイン領域の表面露出部
分に形成された第2のドレイン電極326と、前
記第4のゲート領域の表面露出部分に形成された
第3のゲート電極325を有し、前記静電誘導サ
イリスタと同一の半導体基板に形成された第2の
静電誘導ホトトランジスタと、前記第1の静電誘
導ホトトランジスタにトリガ用光パルスを照射す
るための光源及び光伝送媒体379と、前記第2
の静電誘導ホトトランジスタにクエンチ用光パル
スを照射するための光源及び光伝送媒体380と
を具備することを特徴とする光トリガ・光クエン
チ静電誘導サイリスタ。 4 第1の導電形の第1のアノード領域401
と、前記第1のアノード領域に隣接し前記第1の
アノード領域との間に第1のpn接合を形成する
第2の導電形の第1の低不純物密度領域402
と、前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第
1の低不純物密度領域よりも高不純物密度を有す
る第2の導電形の第1のカソード領域403と、
前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第1の
低不純物密度領域との間に第2のpn接合を形成
する第1の導電形の第1のゲート領域404と、
前記第1のアノード領域と前記第1のカソード領
域の表面露出部分に形成された一対の主電極40
5,406を有する静電誘導サイリスタと、前記
第1のアノード領域と共通になされている第1の
導電形の第2のアノード領域401′と、前記第
1の低不純物密度領域と共通になされていて前記
第2のアノード領域に隣接した第2の導電形の第
2の低不純物密度領域402′と、前記第2の低
不純物密度領域に隣接し前記第2の低不純物密度
領域よりも高不純物密度を有する第2の導電形の
第2のカソード領域407と、前記第1のゲート
領域と共通領域になされていて前記第2の低不純
物密度領域に隣接した第1の導電形の第2のゲー
ト領域409と、前記第2のアノード領域の表面
露出部分に形成された前記一対の主電極の一方4
05と共通の第1のアノード電極405′と、前
記第2のカソード領域の表面露出部分に形成され
た第1のカソード電極410と、前記第2のゲー
ト領域の表面露出部分に形成され前記第1のカソ
ード電極と接続されている第1のゲート電極41
1を有し、前記静電誘導サイリスタと同一の半導
体基板に形成された第1の静電誘導ホトサイリス
タと、第2の導電形の第3のカソード領域413
と、前記第3のカソード領域と隣接した第3の低
不純物密度領域414と、前記第3の低不純物密
度領域に隣接し前記第1のゲート領域と共通にな
されている第1の導電形の第3のアノード領域4
15と、前記第3の低不純物密度領域に隣接した
第1の導電形の第3のゲート領域416と、前記
第3のカソード領域の表面露出部分に形成された
第2のカソード電極417と、前記第3のゲート
領域の表面露出部分に形成された第2のゲート電
極418を有し、前記静電誘導サイリスタと同一
の半導体基板に形成された第2の静電誘導ホトサ
イリスタと、第1の導電形のソース領域419
と、前記ソース領域に隣接した第4の低不純物密
度領域420と、前記第4の低不純物密度領域に
隣接した第1の導電形のドレイン領域421,4
22と、前記第4の低不純物密度領域に隣接した
第2の導電形の第4のゲート領域423と、前記
ソース領域の表面露出部分に形成され前記第2の
ゲート電極と共通になされたソース電極424
と、前記ドレイン領域の表面露出部分に形成され
たドレイン電極426と、前記第4のゲート領域
の表面露出部分に形成された第3のゲート電極4
25を有し、前記静電誘導サイリスタと同一の半
導体基板に形成された静電誘導ホトトランジスタ
と、前記第1の前記静電誘導ホトサイリスタと前
記静電誘導ホトトランジスタにトリガ用光パルス
を照射するための光源及び光伝送媒体479,4
81と、前記第2の静電誘導ホトサイリスタにク
エンチ用光パルスを照射するための光源及び光伝
送媒体480とを具備することを特徴とする光ト
リガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ。 5 第1の導電形の第1のアノード領域501
と、前記第1のアノード領域に隣接し前記第1の
アノード領域との間に第1のpn接合を形成する
第2の導電形の第1の低不純物密度領域502
と、前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第
1の低不純物密度領域よりも高不純物密度を有す
る第2の導電形の第1のカソード領域503と、
前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第1の
低不純物密度領域との間に第2のpn接合を形成
する第1の導電形の第1のゲート領域504と、
前記第1のアノード領域と前記第1のカソード領
域の表面露出部分に形成された一対の主電極50
5,506を有する静電誘導サイリスタと、前記
第1のアノード領域と共通になされている第1の
導電形の第2のアノード領域501′と、前記第
1の低不純物密度領域と共通になされていて前記
第2のアノード領域に隣接した第2の導電形の第
2の低不純物密度領域502′と、前記第2の低
不純物密度領域に隣接し前記第2の低不純物密度
領域よりも高不純物密度を有する第2の導電形の
第2のカソード領域507と、前記第1のゲート
領域と共通になされていて前記第2の低不純物密
度に隣接した第1の導電形の第2のゲート領域5
09と、前記第2のアノード領域の表面露出部分
に形成された前記一対の主電極の一方505と共
通の第1のアノード電極505′と、前記第2の
カソード領域の表面露出部分に形成された第1の
カソード電極510と、前記第2のゲート領域の
主表面露出部分に形成され前記第1のカソード電
極と接続されている第1のゲート電極511を有
し、前記静電誘導サイリスタと同一の半導体基板
に形成された静電誘導ホトサイリスタと、第2の
導電形の第3のカソード領域512と、前記第3
のカーソド領域と隣接した第3の低不純物密度領
域513と、前記第3の低不純物密度領域に隣接
し前記第1のゲート領域と共通になされている第
1の導電形の第3のアノード領域514と、前記
第3の低不純物密度領域に隣接した第1の導電形
の第3のゲート領域515と、前記第3のカソー
ド領域の表面露出部分に形成された第2のカソー
ド電極516と、前記第3のゲート領域の表面露
出部分に形成された第2のゲート電極517を有
し、前記静電誘導サイリスタと同一の半導体基板
に形成された光クエンチ用静電誘導サイリスタ
と、第1の導電形の第1のソース領域525と、
前記第1のソース領域に隣接した第4の低不純物
密度領域526と、前記第4の低不純物密度領域
に隣接した第1の導電形の第1のドレイン領域5
27,528と、前記第4の低不純物密度領域に
隣接した第2の導電形の第4のゲート領域529
と、前記第1のソース領域の表面露出部分に形成
され前記第2のゲート電極と共通になされた第1
のソース電極530と、前記第1のドレイン領域
の表面露出部分に形成された第1のドレイン電極
532と、前記第4のゲート領域の表面露出部分
に形成された第3のゲート電極531を有し、前
記静電誘導サイリスタと同一の半導体基板に形成
された第1の静電誘導ホトトランジスタと、前記
第1の導電形の第2のソース領域518と、前記
第2のソース領域に隣接した第5の低不純物密度
領域519と、前記第5の低不純物密度領域に隣
接した第1の導電形の第2のドレイン領域52
0,521と、前記第5の低不純物密度領域に隣
接した第2の導電形の第5のゲート領域535
と、前記第2のドレイン領域の表面露出部分に形
成された第2のドレイン電極524と、前記第2
のソース領域の表面露出部分に形成された前記第
2のゲート電極と共通になされた第2のソース電
極522と、前記第5のゲート領域の表面露出部
分に形成された第4のゲート電極523を有し、
前記静電誘導サイリスタと同一の半導体基板に形
成された第2の静電誘導ホトトランジスタと、前
記静電誘導ホトサイリスタと前記第1の静電誘導
ホトトランジスタにトリガ用光パルスを照射する
ための光源及び光伝送媒体582,583と、前
記第2の静電誘導ホトトランジスタにクエンチ用
光パルスを照射するための光源及び光伝送媒体5
84とを具備することを特徴とする光トリガ・光
クエンチ静電誘導サイリスタ。 6 第1の導電形のアノード領域101と、前記
アノード領域に隣接し前記アノード領域との間に
第1のpn接合を形成する第2の導電形の第1の
低不純物密度領域102と、前記第1の低不純物
密度領域に隣接し前記第1の低不純物密度領域よ
りも高不純物密度を有する第2の導電形のカソー
ド領域103と、前記第1の低不純物密度領域に
隣接し前記第1の低不純物密度領域との間の第2
のpn接合を形成する第1の導電形の第1のゲー
ト領域104と、前記第1のゲート領域と前記ア
ノード領域の間に形成された第2導電形の第2の
ゲート領域160と、前記アノード領域と前記カ
ソード領域の表面露出部分に形成された一対の主
電極105,106を有する静電誘導サイリスタ
と、第1の導電形の第1のソース領域107と、
前記第1のソース領域に隣接した第2の低不純物
密度領域108と、前記第2の低不純物密度領域
に隣接し前記第1のゲート領域と共通になされて
いる第1の導電形の第1のドレイン領域109
と、前記第2の低不純物密度領域に隣接した第2
の導電形の第3のゲート領域110と、前記第1
のソース領域の表面露出部分に形成されたソース
電極111と、前記第3のゲート領域の表面露出
部分に形成された第1のゲート電極112を有
し、前記静電誘導サイリスタと同一の半導体基板
に形成された第1の静電誘導ホトトランジスタで
構成された第1の光感応素子と、第1の導電形の
第2のドレイン領域113と、前記第2のドレイ
ン領域に隣接した第3の低不純物密度領域114
と、前記第3の低不純物密度領域に隣接し前記第
1のゲート領域と共通になされている第1の導電
形の第2のソース領域115と、前記第3の低不
純物密度領域に隣接した第2の導電形の第4のゲ
ート領域116と、前記第2のドレイン領域の表
面露出部分に形成されたドレイン電極117と、
前記第4のゲート領域の表面露出部分に形成され
た第2のゲート電極118を有し、前記静電誘導
サイリスタと同一の半導体基板に形成された第2
の静電誘導ホトトランジスタで構成された第2の
光感応素子と、前記第1の光感応素子にトリガ用
光パルスを照射するための光源及び光伝送媒体1
79と、前記第2の光感応素子にクエンチ用光パ
ルスを照射するための光源及び光伝送媒体180
とを具備することを特徴とする光トリガ・光クエ
ンチ静電誘導サイリスタ。 7 第1の導電形の第1のアノード領域201
と、前記第1のアノード領域に隣接し前記第1の
アノード領域との間に第1のpn接合を形成する
第2の導電形の第1の低不純物密度領域202
と、前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第
1の低不純物密度領域よりも高不純物密度を有す
る第2の導電形の第1のカソード領域203と、
前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第1の
低不純物密度領域との間に第2のpn接合を形成
する第1の導電形の第1のゲート領域204と、
前記第1のゲート領域と前記第1のアノード領域
の間に形成された第2導電形の第2のゲート領域
260と、前記第1のアノード領域と前記第1の
カソード領域の表面露出部分に形成された一対の
主電極205,206を有する静電誘導サイリス
タと、前記第1のアノード領域と共通になされて
いる第1の導電形の第2のアノード領域201′
と、前記第1の低不純物密度領域と共通になされ
ていて前記第2のアノード領域に隣接した第2の
導電形の第2の低不純物密度領域202′と、前
記第2の低不純物密度領域に隣接し前記第2の低
不純物密度領域よりも高不純物密度を有する第2
の導電形の第2のカソード領域207と、前記第
1のゲート領域と共通になされていて前記第2の
低不純物密度領域に隣接した第1の導電形の第3
のゲート領域209と、前記第2のアノード領域
の表面露出部分に形成された前記一対の主電極の
一方と共通の第1のアノード電極205′と、前
記第2のカソード領域の表面露出部分に形成され
た第1のカソード電極210と、前記第3のゲー
ト領域の表面露出部分に形成され前記第1のカソ
ード電極と接続されている第1のゲート電極21
1を有し、前記静電誘導サイリスタと同一の半導
体基板に形成された静電誘導ホトサイリスタと、
第1の導電形のドレイン領域213と、前記ドレ
イン領域に隣接した第3の低不純物密度領域21
4と、前記第3の低不純物密度領域に隣接し前記
第1のゲート領域と共通になされている第1の導
電形のソース領域215と、前記第3の低不純物
密度領域に隣接した第2の導電形の第4のゲート
領域216と、前記ドレイン領域の表面露出部分
に形成されたドレイン電極217と、前記第4の
ゲート領域の表面露出部分に形成された第2のゲ
ート電極218を有し、前記静電誘導サイリスタ
と同一の半導体基板に形成された静電誘導ホトト
ランジスタと、前記静電誘導ホトサイリスタにト
リガ用光パルスを照射するための光源及び光伝送
媒体277と、前記静電誘導ホトトランジスタに
クエンチ用光パルスを照射するための光源及び光
伝送媒体278とを具備することを特徴とする光
トリガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ。 8 第1の導電形のアノード領域301と、前記
アノード領域に隣接し前記アノード領域との間に
第1のpn接合を形成する第2の導電形の第1の
低不純物密度領域302と、前記第1の低不純物
密度領域に隣接し前記第1の低不純物密度領域よ
りも高不純物密度を有する第2の導電形カソード
領域303と、前記第1の低不純物密度領域に隣
接し前記第1の低不純物密度領域との間に第2の
pn接合を形成する第1の導電形の第1のゲート
領域304と、前記第1のゲート領域と前記アノ
ード領域との間に形成された第2導電形の第2の
ゲート領域360と、前記アノード領域と前記カ
ソード領域の表面露出部分に形成された一対の主
電極305,306を有する静電誘導サイリスタ
と、第1の導電形の第1のソース領域307と、
前記第1のソース領域に隣接した第2の低不純物
密度領域308と、前記第2の低不純物密度領域
に隣接し前記第1のゲート領域と共通になされて
いる第1の導電形の第1のドレイン領域309
と、前記第2の低不純物密度領域に隣接した第2
の導電形の第3のゲート領域310と、前記第1
のソース領域の表面露出部分に形成された第1の
ソース電極と、前記第3のゲート領域の表面露出
部分に形成された第1のゲート電極312を有
し、前記静電誘導サイリスタと同一の半導体基板
に形成された第1の静電誘導ホトトランジスタ
と、第1の導電形の第2のドレイン領域313
と、前記第2のドレイン領域に隣接した第3の低
不純物密度領域314と、前記第3の低不純物密
度領域に隣接し前記第1のゲート領域と共通にな
されている第1の導電形の第2のソース領域31
5と、前記第3の低不純物密度領域に隣接した第
2の導電形の第4のゲート領域316と、前記第
2のドレイン領域の表面露出部分に形成された第
1のドレイン電極317と、前記第4のゲート領
域の表面露出部分に形成された第2のゲート電極
318を有し、前記静電誘導サイリスタと同一の
半導体基板に形成された静電誘導トランジスタ
と、第1の導電形の第3のソース領域319と、
前記第3のソース領域に隣接した第4の低不純物
密度領域320と、前記第4の低不純物密度領域
に隣接した第1の導電形の第3のドレイン領域3
21,322と、前記第4の低不純物密度領域に
隣接した第2の導電形の第5のゲート領域323
と、前記第3のソース領域の表面露出部分に形成
され前記第2のゲート電極と共通になされた第2
のソース電極324と、前記第3のドレイン領域
の表面露出部分に形成された第2のドレイン電極
326と、前記第5のゲート領域の表面露出部分
に形成された第3のゲート電極325を有し、前
記静電誘導サイリスタと同一の半導体基板に形成
された第2の静電誘導ホトトランジスタと、前記
第1の静電誘導ホトトランジスタにトリガ用光パ
ルスを照射するための光源及び光伝送媒体379
と、前記第2の静電誘導ホトトランジスタにクエ
ンチ用光パルスを照射するための光源及び光伝送
媒体380とを具備することを特徴とする光トリ
ガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ。 9 第1の導電形の第1のアノード領域401
と、前記第1のアノード領域に隣接し前記第1の
アノード領域との間に第1のpn接合を形成する
第2の導電形の第1の低不純物密度領域402
と、前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第
1の低不純物密度領域よりも高不純物密度を有す
る第2の導電形の第1のカソード領域403と、
前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第1の
低不純物密度領域との間に第2のpn接合を形成
する第1の導電形の第1のゲート領域404と、
前記第1のゲート領域と前記第1のアノード領域
の間に形成された第1導電形の第2のゲート領域
460と、前記第1のアノード領域と前記第1の
カソード領域の表面露出部分に形成された一対の
主電極405,406を有する静電誘導サイリス
タと、前記第1のアノード領域と共通になされて
いる第1の導電形の第2のアノード領域401′
と、前記第1の低不純物密度領域と共通になされ
ていて前記第2のアノード領域に隣接した第2の
導電形の第2の低不純物密度領域402′と、前
記第2の低不純物密度領域に隣接し前記第2の低
不純物密度領域よりも高不純物密度を有する第2
の導電形の第2のカソード領域407と、前記第
1のゲート領域と共通領域になされていて前記第
2の低不純物密度領域に隣接した第1の導電形の
第3のゲート領域409と、前記第2のアノード
領域の表面露出部分に形成された前記一対の主電
極の一方405と共通の第1のアノード電極40
5′と、前記第2のカソード領域の表面露出部分
に形成された第1のカソード電極410と、前記
第3のゲート領域の表面露出部分に形成され前記
第1のカソード電極と接続されている第1のゲー
ト電極411を有し、前記静電誘導サイリスタと
同一の半導体基板に形成された第1の静電誘導ホ
トサイリスタと、第2の導電形の第3のカソード
領域413と、前記第3のカソード領域と隣接し
た第3の低不純物密度領域414と、前記第3の
低不純物密度領域に隣接し前記第1のゲート領域
と共通になされている第1の導電形の第3のアノ
ード領域415と、前記第3の低不純物密度領域
に隣接した第1の導電形の第4のゲート領域41
6と、前記第3のカーソド領域の表面露出部分に
形成された第2のカソード領域417と、前記第
4のゲート領域の表面露出部分に形成された第2
のゲート電極418を有し、前記静電誘導サイリ
スタと同一の半導体基板に形成された第2の静電
誘導ホトサイリスタと、第1の導電形のソース領
域419と、前記ソース領域に隣接した第4の低
不純物密度領域420と、前記第4の低不純物密
度領域に隣接した第1の導電形のドレイン領域4
21,422と、前記第4の低不純物密度領域に
隣接した第2の導電形の第5のゲート領域423
と、前記ソース領域の表面露出部分に形成され前
記第2のゲート電極と共通になされたソース電極
424と、前記ドレイン領域の表面露出部分に形
成されたドレイン電極426と、前記第5のゲー
ト領域の表面露出部分に形成された第3のゲート
電極425を有し、前記静電誘導サイリスタと同
一の半導体基板に形成された静電誘導ホトトラン
ジスタと、前記第1の前記静電誘導ホトサイリス
タと前記静電誘導ホトトランジスタにトリガ用光
パルスを照射するための光源及び光伝送媒体47
9,481と、前記第2の静電誘導ホトサイリス
タにクエンチ用光パルスを照射するための光源及
び光伝送媒体480とを具備することを特徴とす
る光トリガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ。 10 第1の導電形の第1のアノード領域501
と、前記第1のアノード領域に隣接し前記第1の
アノード領域との間に第1のpn接合を形成する
第2の導電形の第1の低不純物密度領域502
と、前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第
1の低不純物密度領域よりも高不純物密度を有す
る第2の導電形の第1のカソード領域503と、
前記第1の低不純物密度領域に隣接し前記第1の
低不純物密度領域との間に第2のpn接合を形成
する第1の導電形の第1のゲート領域504と、
前記第1のゲート領域と前記第2のアノード領域
の間に形成された第1導電形の第2のゲート領域
560と、前記第1のアノード領域と前記第1の
カソード領域の表面露出部分に形成された一対の
主電極505,506を有する静電誘導サイリス
タと、前記第1のアノード領域と共通になされて
いる第1の導電形の第2のアノード領域501′
と、前記第1の低不純物密度領域と共通になされ
ていて前記第2のアノード領域に隣接した第2の
導電形の第2の低不純物密度領域502′と、前
記第2の低不純物密度領域に隣接し前記第2の低
不純物密度領域よりも高不純物密度を有する第2
の導電形の第2のカソード領域507と、前記第
1のゲート領域と共通になされていて前記第2の
低不純物密度に隣接した第1の導電形の第3のゲ
ート領域509と、前記第2のアノード領域の表
面露出部分に形成された前記一対の主電極の一方
505と共通の第1のアノード電極505′と、
前記第2のカソード領域の表面露出部分に形成さ
れた第1のカソード電極510と、前記第3のゲ
ート領域の表面露出部分に形成され前記第1のカ
ソード電極と接続されている第1のゲート電極5
11を有し、前記静電誘導サイリスタと同一の半
導体基板に形成された静電誘導ホトサイリスタ
と、第2の導電形の第3のカソード領域512
と、前記第3のカーソド領域と隣接した第3の低
不純物密度領域513と、前記第3の低不純物密
度領域に隣接し前記第1のゲート領域と共通にな
されている第1の導電形の第3のアノード領域5
14と、前記第3の低不純物密度領域に隣接した
第1の導電形の第4のゲート領域515と、前記
第3のカソード領域の表面露出部分に形成された
第2のカソード電極516と、前記第4のカソー
ド領域の表面露出部分に形成された第2のゲート
電極517を有し、前記静電誘導サイリスタと同
一の半導体基板に形成された光クエンチ用静電誘
導サイリスタと、第1の導電形の第1のソース領
域525と、前記第1のソース領域に隣接した第
4の低不純物密度領域526と、前記第4の低不
純物密度領域に隣接した第1の導電形の第1のド
レイン領域527,528と、前記第4の低不純
物密度領域に隣接した第2の導電形の第5のゲー
ト領域529と、前記第1のソース領域の表面露
出部分に形成され前記第2のゲート電極と共通に
なされた第1のソース電極530と、前記第1の
ドレイン領域の表面露出部分に形成された第1の
ドレイン電極532と、前記第5のゲート領域の
表面露出部分に形成された第3のゲート電極53
1を有し、前記静電誘導サイリスタと同一の半導
体基板に形成された第1の静電誘導ホトトランジ
スタと、前記第1の導電形の第2のソース領域5
18と、前記第2のソース領域に隣接した第5の
低不純物密度領域519と、前記第5の低不純物
密度領域に隣接した第1の導電形の第2のドレイ
ン領域520,521と、前記第5の低不純物密
度領域に隣接した第2の導電形の第6のゲート領
域535と、前記第2のドレイン領域の表面露出
部分に形成された第2のドレイン電極524と、
前記第2のソース領域の表面露出部分に形成され
た前記第2のゲート電極と共通になされた第2の
ソース電極522と、前記第6のゲート領域の表
面露出部分に形成された第4のゲート電極523
を有し、前記静電誘導サイリスタと同一の半導体
基板に形成された第2の静電誘導ホトトランジス
タと、前記静電誘導ホトサイリスタと前記第1の
静電誘導ホトトランジスタにトリガ用光パルスを
照射するための光源及び光伝送媒体582,58
3と、前記第2の静電誘導ホトトランジスタにク
エンチ用光パルスを照射するための光源及び光伝
送媒体584とを具備することを特徴とする光ト
リガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59176957A JPS6154668A (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 光トリガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59176957A JPS6154668A (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 光トリガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6154668A JPS6154668A (ja) | 1986-03-18 |
JPH0531311B2 true JPH0531311B2 (ja) | 1993-05-12 |
Family
ID=16022671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59176957A Granted JPS6154668A (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 光トリガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6154668A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2659931B2 (ja) * | 1985-06-29 | 1997-09-30 | 財団法人 半導体研究振興会 | 光制御電力変換装置 |
JPS6384066A (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-14 | Semiconductor Res Found | 集積化光トリガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-08-25 JP JP59176957A patent/JPS6154668A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6154668A (ja) | 1986-03-18 |
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---|---|---|---|
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