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JPH05304296A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH05304296A
JPH05304296A JP10796292A JP10796292A JPH05304296A JP H05304296 A JPH05304296 A JP H05304296A JP 10796292 A JP10796292 A JP 10796292A JP 10796292 A JP10796292 A JP 10796292A JP H05304296 A JPH05304296 A JP H05304296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
source
thin film
semiconductor device
film resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10796292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihisa Yasuda
幸央 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10796292A priority Critical patent/JPH05304296A/ja
Publication of JPH05304296A publication Critical patent/JPH05304296A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 MOSFETセルと同一半導体基板上に薄膜
抵抗体9を形成して、ゲートボンディングパッド11及
びソースボンディングパッド12を通じてゲート・ソー
ス間を接続する。 【効果】 実装ミスによってゲートが開放となってもド
レイン・ソース間は導通状態になることはない。また、
半導体基板上に形成されて接続された薄膜抵抗体9であ
るため、実装後において断線を起こすことが少なく、安
全性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パワーMOSFET
等の半導体装置に関するものである。特に、誤動作を防
止することができる半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MOSFETには、ゲート・ソース、ゲ
ート・ドレイン、及びドレイン・ソース間に寄生容量が
存在する。通常、MOSFETを使用する場合、ゲート
・ソース間容量に蓄積された電荷を放電させるために、
MOSFETのゲート・ソース間に抵抗を接続する。こ
の抵抗は、MOSFETの実装回路基板上に設置され
る。
【0003】MOSFETは、電圧駆動型の素子であ
り、そのゲートはソース、ドレインから絶縁されてい
る。ゲート・ソース間に電圧を印加した場合(例えば、
nチャネルMOSFETの場合は正の電圧)、ゲート・
ソース間容量に電荷が蓄積される。次に、ゲート・ソー
ス間への電圧印加を中止した場合、ゲート・ソース間電
圧はゲート・ソース間容量と、それに蓄積されている電
荷により決定される。従って、ゲート・ソース間の蓄積
電荷を放電するために、ゲート・ソース間に抵抗を接続
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
半導体装置では、ゲート・ソース間の抵抗が回路基板上
に実装されているため、実装のミスによりゲート・ソー
ス間の抵抗が開放となった場合に、MOSFETのスイ
ッチング(OFF)に要する時間が長くなるため、回路
の構成によっては大電流が流れて、それによる危険が発
生するという問題点があった。
【0005】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、安全性、ひいては信頼性を向上す
ることができる半導体装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体装
置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 薄膜技術により電界効果トランジスタの半導体
基板上に形成されてゲート電極及びソース電極を接続す
る薄膜抵抗体。
【0007】請求項2に係る半導体装置は、次に掲げる
手段を備えたものである。 〔1〕 CVD技術により電界効果トランジスタの半導
体基板上に形成されてゲート電極及びソース電極を接続
する多結晶シリコン層。
【0008】請求項3に係る半導体装置は、次に掲げる
手段を備えたものである。 〔1〕 選択拡散技術により電界効果トランジスタの半
導体基板上に形成されてゲート電極及びソース電極を接
続するN型拡散層。
【0009】
【作用】請求項1に係る半導体装置においては、薄膜技
術により電界効果トランジスタの半導体基板上に形成さ
れた薄膜抵抗体によって、ゲート電極及びソース電極が
接続される。
【0010】請求項2に係る半導体装置においては、C
VD技術により電界効果トランジスタの半導体基板上に
形成された多結晶シリコン層によって、ゲート電極及び
ソース電極が接続される。
【0011】請求項3に係る半導体装置においては、選
択拡散技術により電界効果トランジスタの半導体基板上
に形成されたN型拡散層によって、ゲート電極及びソー
ス電極が接続される。
【0012】
【実施例】実施例1.この発明の実施例1の構成を図1
及び図2を参照しながら説明する。図1はこの発明の実
施例1のセルの縦断面を示す図、図2はこの発明の実施
例1(チップ)の平面図である。なお、各図中、同一符
号は同一又は相当部分を示す。
【0013】図1において、1はソース電極、2はN型
拡散層、3はP型拡散層、4はN-型拡散層、5はN+
半導体基板、6はドレイン電極、7は酸化膜層、8は多
結晶シリコン層(ゲート)、9は薄膜抵抗体である。な
お、点線で囲まれた部分は抵抗体形成部10を表す。
【0014】図2において、11はアルミ配線からなる
ゲートボンディングパッド、12は同様にアルミ配線か
らなるソースボンディングパッドである。
【0015】つぎに、前述した実施例1の動作を説明す
る。実施例1は、裏面メタライズされたN+型半導体基
板5(裏面はドレイン電極6となる。)上のN-型拡散
層4(エピタキシャル層)上にnチャネル型MOSFE
Tセルをもつ。
【0016】実施例1であるパワーMOSFETは、上
記のMOSFETセルの集合体であり、ゲート、ソー
ス、ドレインそれぞれが並列接続されている。
【0017】薄膜抵抗体9は、半導体基板上に形成され
た酸化膜層7上に形成し、材料として抵抗値の大きいタ
ンタル・ニクロム又はサーメット(Cr−SiO)等を
用いる。薄膜抵抗体9とMOSFETセルのゲート及び
ソースとは半導体上のアルミ配線(ゲートボンディング
パッド11及びソースボンディングパッド12)により
接続される。
【0018】MOSFETセルのゲート・ソース間にア
ルミ配線によって接続された薄膜抵抗体9は、ゲート・
ソース間に蓄積された電荷を放電するための回路とな
る。つまり、ゲートが開放の場合、MOSFETセルの
ゲート・ソース間寄生容量に蓄積された電荷は、ゲート
・ソース間にアルミ配線で接続された薄膜抵抗体9を通
って放電される。放電に要する時間は、ゲート・ソース
間寄生容量と、薄膜抵抗体9のもつ抵抗値により求まる
時定数で決まる。
【0019】MOSFETセルを形成する半導体基板と
同一の基板上に薄膜抵抗体9を形成するため、半導体装
置であるパワーMOSFETの実装ミス、ストレス等に
よる実装の不良発生などに影響を受けない。そして、半
導体装置として、テストをおこなうことが可能であるた
め、信頼性が向上することができる。
【0020】この発明の実施例1は、前述したように、
MOSFETセルと同一半導体基板上に薄膜抵抗体9を
形成し、ゲートボンディングパッド11及びソースボン
ディングパッド12を通じてゲート・ソース間を接続し
ているので、実装ミスによってゲートが開放となっても
ドレイン・ソース間は導通状態になることはない。ま
た、半導体基板上に形成されて接続された薄膜抵抗体9
であるため、実装後において断線を起こすことが少な
く、安全性を高めることができるという効果を奏する。
【0021】すなわち、実施例1は、実装ミスや、半導
体装置内部のワイヤボンディングを含む配線の断線によ
るゲートの開放状態時に誤ってドレイン・ソース間が導
通することを防ぐことができる。
【0022】実施例1は、電界効果トランジスタ(MO
SFETセル)を形成する半導体基板上に薄膜技術を使
用して薄膜抵抗体9を形成し、電界効果トランジスタの
電極間に薄膜抵抗体9を挿入したことを特徴とする抵抗
入りの電界効果トランジスタ、つまりゲートプルダウン
抵抗をもつ電界効果トランジスタである。
【0023】半導体装置の実装ミスや、配線の断線が生
じてゲートが開放になっても、薄膜抵抗体9によりゲー
トが接地されているため、誤ってドレイン・ソース間が
ONすることがない。
【0024】実施例2.なお、前述した実施例1では抵
抗体として薄膜抵抗体9を用いたが、図3に示すよう
に、ゲートの多結晶シリコン層8を用いてもよい。薄膜
抵抗体9と比較してシート抵抗値が小さいが、工程を追
加することなく、CVD技術により抵抗体を形成するこ
とができるという効果を奏する。図3は、この発明の実
施例2のMOSFETセルの縦断面を示す図である。
【0025】実施例3.また、半導体基板と異なる導電
型領域を介して、その領域内に半導体基板と同じ導電型
の領域を形成し、主表面に露出させた領域を抵抗体とし
て用いても所期の目的を達成し得る。図4は、この発明
の実施例3のMOSFETセルの縦断面を示す図であ
る。図4において、選択拡散技術を使用して形成したN
型拡散層2を抵抗体として用いる。
【0026】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る半導体装置
は、以上説明したとおり、薄膜技術により電界効果トラ
ンジスタの半導体基板上に形成されてゲート電極及びソ
ース電極を接続する薄膜抵抗体を備えたので、安全性、
信頼性を向上することができるという効果を奏する。
【0027】この発明の請求項2に係る半導体装置は、
以上説明したとおり、CVD技術により電界効果トラン
ジスタの半導体基板上に形成されてゲート電極及びソー
ス電極を接続する多結晶シリコン層を備えたので、安全
性、信頼性を向上することができるという効果を奏す
る。
【0028】この発明の請求項3に係る半導体装置は、
以上説明したとおり、選択拡散技術により電界効果トラ
ンジスタの半導体基板上に形成されてゲート電極及びソ
ース電極を接続するN型拡散層を備えたので、安全性、
信頼性を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1のMOSFETセルの縦断
面を示す図である。
【図2】この発明の実施例1を示す平面図である。
【図3】この発明の実施例2のMOSFETセルの縦断
面を示す図である。
【図4】この発明の実施例3のMOSFETセルの縦断
面を示す図である。
【符号の説明】
1 ソース電極 2 N型拡散層 3 P型拡散層 4 N-型拡散層 5 N+型半導体基板 6 ドレイン電極 7 酸化膜層 8 多結晶シリコン層 9 薄膜抵抗体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜技術により電界効果トランジスタの
    半導体基板上に形成されてゲート電極及びソース電極を
    接続する薄膜抵抗体を備えたことを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 CVD技術により電界効果トランジスタ
    の半導体基板上に形成されてゲート電極及びソース電極
    を接続する多結晶シリコン層を備えたことを特徴とする
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 選択拡散技術により電界効果トランジス
    タの半導体基板上に形成されてゲート電極及びソース電
    極を接続するN型拡散層を備えたことを特徴とする半導
    体装置。
JP10796292A 1992-04-27 1992-04-27 半導体装置 Pending JPH05304296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10796292A JPH05304296A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10796292A JPH05304296A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05304296A true JPH05304296A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14472485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10796292A Pending JPH05304296A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05304296A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10833189B2 (en) 2018-09-14 2020-11-10 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device
US11430714B2 (en) 2018-09-14 2022-08-30 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10833189B2 (en) 2018-09-14 2020-11-10 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device
US11430714B2 (en) 2018-09-14 2022-08-30 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device

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