[go: up one dir, main page]

JPH0529940Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529940Y2
JPH0529940Y2 JP1988138075U JP13807588U JPH0529940Y2 JP H0529940 Y2 JPH0529940 Y2 JP H0529940Y2 JP 1988138075 U JP1988138075 U JP 1988138075U JP 13807588 U JP13807588 U JP 13807588U JP H0529940 Y2 JPH0529940 Y2 JP H0529940Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
armrest
armrests
seat
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988138075U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0257737U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988138075U priority Critical patent/JPH0529940Y2/ja
Publication of JPH0257737U publication Critical patent/JPH0257737U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529940Y2 publication Critical patent/JPH0529940Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアームレストを備えた車両用シートに
関するものである。
(従来技術) 従来より車両用シート、とりわけワンボツクス
カーやマイクロバスの乗客用シートには、シート
バツクの側面にアームレストを前後方向へ回動可
能に組付け、乗降時には同アームレストをシート
バツクの側面に重ねるようにして折畳むことので
きるものがある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、マイクロバスや第5図に示すワンボ
ツクスカー10等では、乗客用入口11の直ぐ後
ろに設置したシート12の前方に乗客の乗降の便
を図るため比較的広い空間Pが設けられている。
従つてシート12に着座すると着座者の目前にこ
の空間Pが広がることになる。そのため着座者、
とりわけ老人や身体障害者は、たとえシートベル
トを着用しても急ブレーキの際に体が前方へ放り
出されていまうのではないかといつた心理的不安
を感じることがある。このような心理的不安は単
にアームレストやシートベルトを設けただけの従
来の乗客用シートでは解消することはできない。
本考案はかかる点に鑑み、着座者に心理的不安
を惹起せしめることのない車両用シートを提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る車両用シートは上記目的を達成す
べく、左右一対のアームレストの各後端部をそれ
ぞれシートバツクの左右側面の中間部に前後方向
へ回動可能に組つけるとともに、両アームレスト
をシートバツクの両側面にそれぞれ重なる折畳み
位置とシートバツクから前方へ延出する使用位置
のいずれかに選択的に保持する保持手段を設け、
かつ一方のアームレストの前端部に左右方向に延
びる手摺りの一端を上下方向に回動可能に組付け
るとともに、他方のアームレスト前端部に同手摺
りの他端を解除可能に連結するロツク装置を設け
たことを要旨とする。
(考案の作用、効果) 上記構成によれば、着座するに当たり両アーム
レストを前方へ回動操作して使用位置に設定し、
ついでロツク装置を操作して手摺りとアームレス
ト前端部との連結を解除し同手摺りを上方へ回動
すればシートに着座することができる。
そして着座後、手摺りを下方へ回動しロツク装
置にて再びアームレスト前端部に連結すれば、着
座者は運転中、両アームレストに両肘を掛けたま
ま手摺りを両手で握ることができる。
また手摺りをロツク解除して上方へ回動させて
離座後、両アームレストを後方へ回動すれば同ア
ームレストは保持手段にてシートバツクの両側面
と重なる折畳み位置に保持される。
しかして本考案によれば運転中、手摺りを支え
とすることができるので急ブレーキ時に前方へ放
り出されるのではないかといつた不安感を着座者
に惹起せしめることはない。
また、肘をアームレストに掛けた姿勢で手摺り
を握ることができるので着座者は長時間の乗車で
も疲労を感ずることなく手摺りを支えとして着座
し続けることができる。
さらに、不要のときは手摺り及び両アームレス
トを乗降の妨げにならないように折畳むことがで
きる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明す
るに、第1図には本考案の実施例に係る車両用シ
ートが開示されている。当該シートSはマイクロ
バスや第5図に示すワンボツクスカーの乗客用入
口11の直ぐ後に設置するに適したものであり、
シートSのシートバツクSBの左右側面の中間部
にはパイプ材からなるアームレスト20,21の
後端部が前後方向へ回動可能に組付けられ、アー
ムレスト21の前端部には手摺り30の一端が上
下方向へ回動可能に組付けられている。各アーム
レスト20,21の前端部は上方に湾曲され、中
間部にはクツシヨン材22,23が装着されてい
る。また手摺り30の中間部にもクツシヨン材3
1か装着されている。
第2図に詳細に図示するように、各アームレス
ト20,21の後端にはブラケツト24が一体的
に溶着され、溶着部を覆い隠すようにクツシヨン
材24が装着されている。このブラケツト24は
シートバツクSBの側面に固定したブラケツト2
5に植設した支軸26に回動可能に枢着されてい
る。またブラケツト25には係合ピン27が植設
され、一方ブラケツト24にはアームレスト2
0,21を回動させたとき係合ピン27と選択的
に係合する係合凹部24a,24bが形成されて
いる。これら係合ピン27及び係合凹部24a,
24bはアームレスト20,21を所定位置に保
持する保持手段として機能するもので、同アーム
レスト20,21は係合ピン27と係合凹部24
aとの係合により第1図及び第2図に実線で示す
ように、シートバツクSBから前方へ延出する使
用位置に保持され、係合ピン27と係合凹部24
bとの係合により第1図に2点鎖線で示すよう
に、シートバツクSBの側面に重なる折畳み位置
に保持される。
手摺り30はパイプ材からなりその一端は第3
図に詳細に図示するように、アームレスト21の
前端部に固着したブラケツト28に植設した支軸
29に回動可能に枢着され、他端開口にはロツク
バー32が摺動可能に嵌着されるとともに、他端
外周面に長孔30aが形成されている。一方、ロ
ツクバー32には先端にノブ32aを設けたピン
32bが突設され、同ピン32bは長孔30aに
遊貫されている。またロツクバー32は手摺り3
0に収装したスプリング33にて手摺り30の開
口端面から突出する方向に付勢され、かつピン3
2bが長孔30aの他端に当接して手摺り30か
ら抜け止めされている。一方、アームレスト20
の前端部には手摺り30の開口端面から突出した
ロツクバー32の先端部が嵌合する受金34が固
着されている。これらロツクバー32、スプリン
グ33、受金34は手摺り30をアームレスト2
0の前端部と解除可能に連結するロツク手段とし
て機能する。
本実施例は以上の構成からなり、着座するに当
たり両アームレスト20,21を回動操作し、第
1図に実線で示すようにシートバツクSBから前
方へ延出した使用位置に設定する。このとき係合
ピン27と係合凹部24aとが係合して両アーム
レスト20,21は使用位置に保持される。つい
でノブ32aをスプリング33の付勢力に抗して
押動操作すればロツクバー32の先端が受金34
から外れるので、手摺り30を支軸29を支点に
して上方へ回動し、開放された両アームレスト2
0,21の前端部間から着座する。
そして着座後、手摺り30を下方へ回動し、再
びロツクバー32の先端を受金34に嵌合させれ
ば、第4図に示すように着座者は運転中、安全ベ
ルト40を着用しかつ両肘を両アームレスト2
0,21に掛けたまま手摺り30を両手で握るこ
とができる。
また手摺り30をロツク解除して上方へ回動さ
せて離座後、両アームレスト20,21を後方へ
回動すれば、係合ピン27と係合凹部24bが係
合し、同アームレスト20,21は第1図に2点
鎖線で示すようにシートバツクSBの両側面と重
なる折畳み位置に保持される。
以上説明したように、本実施例によれば着座者
は乗車中手摺り30を支えとすることができるの
で、目前に空間が広がつていても急ブレーキ時に
前方へ放りだされるのではないかといつた不安を
着座者に惹起せしめることがない。また肘をアー
ムレスト20,21に掛けた状態で手摺り30を
握ることができるので、長時間の乗車でも着座者
は疲労を感じることなく手摺り30を握り続ける
ことができる。
さらに手摺り30及び両アームレスト20,2
1が不要のときはシートバツクSBの両側面に重
ねて折畳みできるので乗降の妨げになることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る車両用シート
を示す斜視図、第2図と第3図は同シートの要部
の側面図と正面図、第4図は同シートの使用状態
を示す側面図、第5図は従来の車両用シートを備
えたワンボツクスカーの側面図である。 符号の説明、20,21……アームレスト、2
4a,24b……係合凹部、27……係合ピン、
30……手摺り、32……ロツクバー、33……
スプリング、34……受金、SB……シートバツ
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対のアームレストの各後端部をそれぞれ
    シートバツクの左右側面の中間部に前後方向へ回
    動可能に組つけるとともに、両アームレストをシ
    ートバツクの両側面にそれぞれ重なる折畳み位置
    とシートバツクから前方へ延出する使用位置のい
    ずれかに選択的に保持する保持手段を設け、かつ
    一方のアームレストの前端部に左右方向に延びる
    手摺りの一端を上下方向に回動可能に組付けると
    ともに、他方のアームレスト前端部に同手摺りの
    他端を解除可能に連結するロツク装置を設けたこ
    とを特徴とする車両用シート。
JP1988138075U 1988-10-21 1988-10-21 Expired - Lifetime JPH0529940Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988138075U JPH0529940Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988138075U JPH0529940Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0257737U JPH0257737U (ja) 1990-04-25
JPH0529940Y2 true JPH0529940Y2 (ja) 1993-07-30

Family

ID=31400079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988138075U Expired - Lifetime JPH0529940Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529940Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018172004A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社Subaru アームレスト
JP6537120B2 (ja) 2017-03-31 2019-07-03 株式会社Subaru アームレスト
JP6917171B2 (ja) * 2017-03-31 2021-08-11 株式会社Subaru アームレスト
JP6543651B2 (ja) 2017-03-31 2019-07-10 株式会社Subaru アームレスト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0257737U (ja) 1990-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5318339A (en) Vehicular portable swivel seat
JP2000502631A (ja) セーフティベルト用構造
JPH0529940Y2 (ja)
JPH07315088A (ja) 車両用シート
JPH0930300A (ja) 車両用多機能シート
US5328233A (en) Combination child's seat and armrest for a vehicle
JP3874458B2 (ja) 車両用シート
JPS632336Y2 (ja)
JP3689555B2 (ja) 電動車両の着座シート装置
JPH0635778Y2 (ja) アームレスト付きシート
KR0128699Y1 (ko) 자동차의 아암 레스트구조
JP3126115B2 (ja) 車両用シート
KR100291936B1 (ko) 승합차량용좌석의리클라이너닝과회전연동장치
JP2639997B2 (ja) センターアームレストによる安全装置
JPH0215706Y2 (ja)
JPH0741642Y2 (ja) シートベルト付きシート
JP3243153B2 (ja) 自動車用スペースアップシートのスライド操作防止構造
JPH018201Y2 (ja)
JPS6314690Y2 (ja)
JPH0224691B2 (ja)
JPH0676031B2 (ja) 車両の座席装置
JPH024871Y2 (ja)
JP3572852B2 (ja) 自動車のシートスライド装置
JPH0357159Y2 (ja)
JPH0733960Y2 (ja) シートベルト収納構造