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JPH05297830A - アクティブマトリックス液晶駆動方法及び回路 - Google Patents

アクティブマトリックス液晶駆動方法及び回路

Info

Publication number
JPH05297830A
JPH05297830A JP9913392A JP9913392A JPH05297830A JP H05297830 A JPH05297830 A JP H05297830A JP 9913392 A JP9913392 A JP 9913392A JP 9913392 A JP9913392 A JP 9913392A JP H05297830 A JPH05297830 A JP H05297830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
potential
switch element
switch
voltage follower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9913392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Fujita
昌也 藤田
Susumu Okazaki
晋 岡崎
Yuichi Miwa
裕一 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9913392A priority Critical patent/JPH05297830A/ja
Publication of JPH05297830A publication Critical patent/JPH05297830A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】サンプルホールド回路を構成するボルテージロ
アのオフセット電圧を補正して、表示可能な階調数を大
きくする。 【構成】アナログスイッチSA、SB及びSDをオフに
しアナログスイッチSC及びSEをオンにしてコンデン
サC1の他端の電位をVR+VOFFとし、この状態で
アナログスイッチSAを所定時間オンにしてコンデンサ
C1の一端の電位をVIとし、次にアナログスイッチS
C及びSEをオフにしアナログスイッチSB及びSDを
オンにしてボルテージホロアOPの入力端及び出力端の
電位をそれぞれVI−VOFF及びVIとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多階調表示用アクティ
ブマトリックス液晶駆動方法及び回路に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタ(TFT)を用いたア
クティブマトリックス駆動方式の液晶表示装置は、原理
的に高品質表示が可能であり、CRT表示装置に代わっ
て高画質・高精細のカラー表示用ディスプレイ装置の主
流になることが期待されている。
【0003】図11は、従来の多階調表示用アクティブ
マトリックス液晶駆動回路を示す。説明の簡単化のため
に、図11では液晶表示パネル10を4×4画素のモノ
クロ表示としている。
【0004】液晶表示パネル10のデータラインX1〜
X4には、データドライバ20Aの出力端が接続され、
液晶表示パネル10の走査ラインY1〜Y4には、走査
ドライバ30の出力端が接続されている。データドライ
バ20A及び走査ドライバ30は、制御回路40Aによ
り制御される。制御回路40Aは、外部からの水平同期
信号HS、垂直同期信号VS及びクロックCKに基づい
て、各種制御信号T1〜T3、CK1〜CK3及びAP
を生成する。
【0005】液晶表示パネル10は、図12に示す如
く、液晶画素Cij(i=1〜4、j=1〜4)の一端
電極が共通にされ、他端電極が薄膜トランジスタQij
を介してデータラインXjに接続されている。薄膜トラ
ンジスタQijのゲートは、走査ラインYiに接続され
ている。
【0006】図11において、データドライバ20A
は、シフトレジスタ21と、4つの2段のサンプルホー
ルド回路SH1〜SH4とを備えている。シフトレジス
タ21は、図13に示すような水平同期信号HSの立ち
下がりのタイミングで生成される初期パルスT1を、シ
リアルデータ入力端で受け取り、これを、クロックCK
をバッファゲートに通したクロックCK1でシフトさ
せ、各ビットからサンプルパルスSP1〜SP4を出力
する。
【0007】2段のサンプルホールド回路SH1〜SH
4は、互いに同一構成であり、前段のサンプルホールド
回路は、ボルテージホロアOPAi(i=1〜4)と、
コンデンサCAiと、アナログスイッチSAiとからな
り、後段のサンプルホールド回路は、ボルテージホロア
OPBiと、コンデンサCBiと、アナログスイッチS
Biとからなる。アナログスイッチSA1〜SA4は、
その一端が互いに共通に交流化・増幅回路50の出力端
に接続され、それぞれサンプルパルスSP1〜SP4に
より制御される。アナログスイッチSB1〜SB4は、
図13に示すようにサンプルパルスSP4の次に生成さ
れる、水平同期信号HSと同一周期のサンプルパルスT
2によりオン・オフ制御される。ボルテージホロアOP
B1〜OPB4の出力端はそれぞれ、液晶表示パネル1
0のデータラインX1〜X4に接続されている。
【0008】走査ドライバ30は、バッファゲート31
〜34とシフトレジスタ35とを備えており、シフトレ
ジスタ35の各ビットの出力端にバッファゲート31〜
34の入力端が接続されている。バッファゲート31〜
34の出力端はそれぞれ、液晶表示パネル10の走査ラ
インY1〜Y4に接続されている。シフトレジスタ35
は、図13に示すように垂直同期信号VSと同一周期の
初期パルスT3がシリアルデータ入力端に供給され、こ
れを水平同期信号HSと同一周期のクロックCK2でシ
フトさせる。
【0009】交流化・増幅回路50は、水平同期信号H
SをTフリップフロップに通して生成した交流化信号A
Pに基づいて、1ライン毎にアナログ映像信号VGの極
性を反転させたアナログ交流映像信号VGAを生成す
る。
【0010】上記構成において、サンプルパルスSP1
〜SP4が順に1つずつ一定時間オンにされて、アナロ
グ交流映像信号VGAがコンデンサCA1〜CA4に順
に書き込まれる。コンデンサCA1〜CA4に書き込ま
れた電圧は、次にアナログスイッチSB1〜SB4がサ
ンプルパルスT2で同時に一定時間オンにされてコンデ
ンサCB1〜CB4に書き込まれ、1H(水平同期信号
の1周期)の間保持される。この間、上記同様にしてコ
ンデンサCA1〜CA4に次の1ライン分のアナログ交
流映像信号VGAが書き込まれる。最初、薄膜トランジ
スタQ11〜Q14がオン、薄膜トランジスタQ21〜
Q44がオフにされ、第1行の液晶画素C11〜C14
にボルテージホロアOPB1〜OPB4の出力電圧が書
き込まれる。以下同様にして、液晶表示パネル10に線
順次に表示データが書き込まれる。
【0011】図14は、他のアクティブマトリックス液
晶駆動回路の要部を示す。図11の回路が縦続2段のサ
ンプルホールド回路SH1〜SH4を用いているのに対
し、この回路は、並列2段のサンプルホールド回路SG
1〜SG4を用いている。
【0012】サンプルホールド回路SGi(i=1〜
4)は、アナログスイッチSAi、SBi、SCi及び
SDiと、コンデンサCAi及びCBiと、ボルテージ
ホロアOPiとを備えている。
【0013】サンプルホールド回路SGiは、セレクタ
22からの制御信号により次のように制御される。
【0014】すなわち、最初、アナログスイッチSA1
〜SA4、SB1〜SB4及びSC1〜SC4が共にオ
フにされ、アナログスイッチSD1〜SD4が共にオン
にされて、コンデンサCB1〜CB4の端子間電圧がそ
れぞれボルテージホロアOP1〜OP4を介しデータラ
インX1〜X4に印加される。
【0015】この状態で、アナログスイッチSA1〜S
A4がこの順に1つずつオンにされて、アナログ交流映
像信号VGAがコンデンサCA1〜CA4に書き込まれ
る。次に、アナログスイッチSA1〜SA4が共にオフ
の状態でアナログスイッチSD1〜SD4が同時にオフ
にされ、次にアナログスイッチSC1〜SC4が同時に
オンにされてコンデンサCA1〜CA4の端子間電圧が
それぞれボルテージホロアOP1〜OP4を介しデータ
ラインX1〜X4に1Hの間印加される。
【0016】次に、アナログスイッチSB1〜SB4が
この順に1つずつオンにされ、アナログ交流映像信号V
GAがコンデンサCB1〜CB4に書き込まれる。次
に、アナログスイッチSB1〜SB4が共にオフの状態
でアナログスイッチSC1〜SC4が同時にオフにさ
れ、次にアナログスイッチSD1〜SD4が同時にオン
にされてコンデンサCB1〜CB4の端子間電圧がそれ
ぞれボルテージホロアOP1〜OP4を介しデータライ
ンX1〜X4に1Hの間印加される。
【0017】以下同様の処理が行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】高画質のCRT表示装
置を液晶表示装置で代替えするには、R(赤)、G
(緑)、B(青)の各々について256階調表示を行う
必要がある。液晶画素の駆動電圧に対する透過度は図1
5に示すようになり、0〜100%の透過度に対する液
晶画素印加電圧は2〜6V程度である。このため、1階
調の電圧は、(6−2)/256V=15mVとなる。
したがって、駆動電圧の誤差を15mV以下にする必要
がある。
【0019】駆動電圧の誤差の主な原因は2つあり、そ
の1つは、サンプルホールド回路において、アナログス
イッチの制御入力端からの電流の漏れがコンデンサの端
子間電圧を変化させること(チャージオフセット)によ
るものである。
【0020】もう1つの原因は、サンプルホールド回路
のボルテージホロアのオフセット電圧によるものであ
り、これは、差動増幅回路の一対の作動MOSトランジ
スタのしきい電圧のばらつき及び不安定性に起因する。
【0021】前者のチャージオフセットによる駆動電圧
の誤差に対しては、多くの公知の補正方法があり、その
誤差を実用的なレベルまで小さくすることが可能であ
る。一方、後者のオフセット電圧による駆動電圧の誤差
に対しては、補正が困難である。この誤差は±100m
V程度もあり、このため、16階調表示が限度となって
いる。
【0022】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、サンプルホールド回路を構成するボルテージロアの
オフセット電圧を補正して、表示可能な階調数を大きく
することができるアクティブマトリックス液晶駆動方法
及び回路を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明に係
るアクティブマトリックス液晶駆動方法及び回路を、実
施例図中の対応する構成要素の符号を引用して説明す
る。
【0024】第1発明のアクティブマトリックス液晶駆
動方法では、例えば図1及び図2に示す如く、サンプル
ホールド回路SHAの出力電位を液晶表示パネルのデー
タラインXに印加して多階調表示させ、サンプルホール
ド回路SHAは、サンプリングスイッチSAを所定時間
オンにして第1コンデンサC1の一端に入力電位VIを
サンプリングした後にコンデンサC1の一端の電位をボ
ルテージホロアOPを介し出力する。
【0025】この第1発明の特徴は、ボルテージホロア
OPの入力端に定電位VRを印加してボルテージホロア
OPの出力電位VR+VOFFをコンデンサC1の他端
に記憶させておき、この状態でサンプリングスイッチS
Aを所定時間オンにしてコンデンサC1の一端に該入力
電位VIを記憶させ、コンデンサC1の他端に定電位V
Rを印加することによりコンデンサC1の一端のフロー
ティング電位をVI−VOFFとし、コンデンサC1の
一端電位VI−VOFFをボルテージホロアOPの入力
端に印加してボルテージホロアOPの出力電位をVIと
する。
【0026】第2発明のアクティブマトリックス液晶駆
動回路では、例えば図1及び図2に示す如く、液晶表示
パネルのデータラインXに、スイッチ制御回路で制御さ
れるサンプルホールド回路SHAの出力電圧を印加して
多階調表示させる。
【0027】このサンプルホールド回路SHAは、一端
がサンプルホールド回路SHAの入力端である第1スイ
ッチ素子SAと、一端が第1スイッチ素子SAの他端に
接続された第2スイッチ素子SBと、入力端が第2スイ
ッチ素子SBの他端に接続され出力端がサンプルホール
ド回路SHAの出力端であるボルテージホロアOPと、
一端がボルテージホロアOPの入力端に接続された第3
スイッチ素子SCと、一端が第3スイッチ素子SCの他
端に接続されかつ定電位VRが印加される第4スイッチ
素子SDと、一端が第4スイッチ素子SDの他端に接続
され他端がボルテージホロアOPの出力端に接続された
第5スイッチ素子SEと、一端が第1スイッチ素子SA
の他端に接続され他端が第4スイッチ素子SDの他端に
接続された第1コンデンサC1とを有する。
【0028】また、該スイッチ制御回路は、第1、第2
及び第4のスイッチ素子SA、SB及びSDをオフにし
第3及び第5のスイッチ素子SC及びSEをオンにして
コンデンサC1の他端の電位をVR+VOFFとし、こ
の状態で第1スイッチ素子SAを所定時間オンにしてコ
ンデンサC1の一端の電位をVIとし、次に第3及び第
5のスイッチ素子SC及びSEをオフにし第2及び第4
のスイッチ素子SB及びSDをオンにしてボルテージホ
ロアOPの入力端及び出力端の電位をそれぞれVI−V
OFF及びVIとする。
【0029】第3発明のアクティブマトリックス液晶駆
動方法では、例えば図9及び図10に示す如く、サンプ
ルホールド回路SHBの出力電位を液晶表示パネルのデ
ータラインXに印加し、サンプルホールド回路SHB
は、サンプリングスイッチSAを所定時間オンにして第
1コンデンサC1の一端に入力電位VIをサンプリング
した後に第1コンデンサC1の一端の電位をボルテージ
ホロアOPを介し出力する。
【0030】この第3発明の特徴は、第1コンデンサC
1の他端と第2コンデンサC2の一端を共に第2定電位
VR2、例えばグランドレベルにし、ボルテージホロア
OPの入力端に第1定電位VR1を印加してボルテージ
ホロアOPの出力電位VR1+VOFFを第2コンデン
サC2の一端に記憶させておき、この状態でサンプリン
グスイッチSAを所定時間オンにして第1コンデンサC
1の一端に該入力電位VIを記憶させ、第1コンデンサ
C1の他端と第2コンデンサC2の一端を同電位のフロ
ーティング状態にし、第2コンデンサC2の他端に該第
1定電位VR1を印加することにより第1コンデンサC
1の一端のフローティング電位をVI−VOFFとし、
第1コンデンサC1の一端電位VI−VOFFをボルテ
ージホロアOPの入力端に印加してボルテージホロアO
Pの出力電位をVIとする。
【0031】第4発明のアクティブマトリックス液晶駆
動回路では、例えば図9及び図10に示す如く、液晶表
示パネルのデータラインXに、スイッチ制御回路で制御
されるサンプルホールド回路SHBの出力電圧を印加し
て多階調表示させる。
【0032】このサンプルホールド回路SHBは、一端
がサンプルホールド回路SHBの入力端である第1スイ
ッチ素子SAと、一端が第1スイッチ素子SAの他端に
接続された第2スイッチ素子SBと、入力端が第2スイ
ッチ素子SBの他端に接続され出力端がサンプルホール
ド回路SHBの出力端であるボルテージホロアOPと、
一端がボルテージホロアOPの入力端に接続された第3
スイッチ素子SCと、一端が第3スイッチ素子SCの他
端に接続されかつ第1定電位VR1が印加される第4ス
イッチ素子SDと、一端が第4スイッチ素子SDの他端
に接続され他端がボルテージホロアOPの出力端に接続
された第5スイッチ素子SEと、一端が第1スイッチ素
子SAの他端に接続された第1コンデンサC1と、一端
が第1コンデンサC1の他端に接続され他端が第4スイ
ッチ素子SDの他端に接続された第2コンデンサC2
と、一端が第1コンデンサC1の他端に接続され、他端
が第2定電位VR2、例えばグランドレベルが印加され
る第6スイッチ素子SFとを有する。
【0033】また、該スイッチ制御回路は、第1、第2
及び第4のスイッチ素子SA、SB及びSDをオフにし
第3、第5及び第6のスイッチ素子SC、SE及びSF
をオンにして第2コンデンサC2の他端の電位をVR1
+VOFFとし、この状態で第1スイッチ素子SAを所
定時間オンにして第1コンデンサC1の一端の電位をV
Iとし、次に第3、第5及び第6のスイッチ素子SC、
SE及びSFをオフにし第2及び第4のスイッチ素子S
B及びSDをオンにしてボルテージホロアOPの入力端
及び出力端の電位をそれぞれVI−VOFF及びVIと
する、。
【0034】上記構成の第1〜第4発明によれば、サン
プルホールド回路を構成するボルテージホロアOPの出
力電圧が、オフセット電圧VOFFを打ち消すように補
正されるので、表示可能な階調数を大きくすることがで
きる。
【0035】また、第3発明及び第4発明の第1コンデ
ンサC1で入力電位VIをサンプリングする際の時定数
は、第1スイッチ素子SAのオン抵抗と、第6スイッチ
素子SFのオン抵抗と、第1コンデンサC1の容量とに
よって決定される。これに対し、第1発明及び第2発明
のコンデンサC1で入力電位VIをサンプリングする際
の時定数は、第1スイッチ素子SAのオン抵抗と、第5
スイッチ素子SEのオン抵抗と、コンデンサC1の容量
と、さらに、ボルテージホロアOPの出力可能な電流と
によって決定される。
【0036】この時定数を小さくするためにボルテージ
ホロアOPの出力可能電流を大きくすると、ボルテージ
ホロアOPの消費電力が増加するため、ボルテージホロ
アOPの出力可能電流をあまり大きくできない。一方、
スイッチ素子のオン抵抗を小さくするのに困難はない。
【0037】したがって、この第3発明及び第4発明に
よれば、サンプルホールド回路のサンプリング時間をよ
り短縮でき、より高速の映像信号に対応可能となる。
【0038】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0039】[第1実施例]図1は、第1実施例のアク
ティブマトリックス液晶駆動回路のデータドライバに用
いられるサンプルホールド回路SHAを示す。このサン
プルホールド回路SHAは、その入力端及び出力端がア
ナログスイッチSAの一端及びボルテージホロアOPの
出力端となっている。アナログスイッチSAの他端は、
アナログスイッチSBの一端及びコンデンサC1の一端
に接続されている。アナログスイッチSBの他端は、ボ
ルテージホロアOPの入力端及びアナログスイッチSC
の一端に接続されている。アナログスイッチSCの他端
は、アナログスイッチSDの一端及び定電圧源Eの正極
端に接続されている。定電圧源Eの負極端はグランド線
に接続されている。また、アナログスイッチSDの他端
は、コンデンサC1の他端及びアナログスイッチSEの
一端に接続され、アナログスイッチSEの他端は、ボル
テージホロアOPの出力端に接続されている。
【0040】上記の如く構成されたサンプルホールド回
路SHAの動作の一例を、図2に基づいて説明する。
【0041】(t1)最初、アナログスイッチSA、S
B、SC、SD及びSEが共にオフにされる。
【0042】(t2)次に、アナログスイッチSC及び
SEがオンにされ、ボルテージホロアOPの入力端の電
位VCが定電位VRとなり、ボルテージホロアOPの出
力電位VO及びコンデンサC1とアナログスイッチSE
との接続線の電位VBが共にVR+VOFFとなる。
【0043】(t3)次に、アナログスイッチSAが所
定時間オンにされ、アナログスイッチSAとアナログス
イッチSBとの接続線の電位VAが入力電位VIにな
る。
【0044】(t4)次に、アナログスイッチSEがオ
フにされ、電位VBがフローティング状態になる。
【0045】(t5)次に、アナログスイッチSCがオ
フにされ、アナログスイッチSDがオンにされる。これ
により、電位VBがオフセット電圧VOFFだけ低下し
て定電位VRとなるため、フローティング状態の電位V
Aもオフセット電圧VOFFだけ低下してVI−VOF
Fとなる。
【0046】(t6)次に、アナログスイッチSBがオ
ンにされて電位VCが電位VAと同じVI−VOFFと
なり、出力電位VOが(VI−VOFF)+VOFF=
VIとなる。
【0047】このようにして、ボルテージホロアOPの
出力電位VOが、オフセット電圧VOFFを打ち消すよ
うに自動補正され、入力電位VIに等しくなる。
【0048】図3は、図1のサンプルホールド回路SH
Aが適用されたアクティブマトリックス液晶駆動回路を
示す。図4は、図3のデータドライバ20Bの要部回路
を示す。図11と同一構成要素には、同一符号を付して
その説明を省略する。
【0049】データドライバ20Bは、図11の2段の
サンプルホールド回路SHi(i=1〜4)の代わり
に、サンプルホールド回路SH1iとサンプルホールド
回路SH2iとを縦続接続したものを用いている。サン
プルホールド回路SH1i及びSH2iはいずれも図1
のサンプルホールド回路SHと同一構成である。
【0050】図4に示す如く、サンプルホールド回路S
H1iのアナログスイッチSAi、S1i、S3i、S
2i、S4i、コンデンサCAi及びボルテージホロア
OP1iはそれぞれ、図1のサンプルホールド回路SH
のアナログスイッチSA、SB、SC、SD、SE、コ
ンデンサC1及びボルテージホロアOPに対応してい
る。同様に、サンプルホールド回路SH2iのアナログ
スイッチSBi、S5i、S7i、S6i、S8i、コ
ンデンサCBi及びボルテージホロアOP2iはそれぞ
れ、図1のサンプルホールド回路SHのアナログスイッ
チSA、SB、SC、SD、SE、コンデンサC1及び
ボルテージホロアOPに対応している。図4中の定電位
線VRは、グランド線であってもよい。
【0051】図11の場合と同様に、アナログスイッチ
SA1〜SA4はそれぞれシフトレジスタ21からのサ
ンプルパルスSP1〜SP4によりオン・オフ制御さ
れ、アナログスイッチSB1〜SB4は共に制御回路4
0BからのサンプルパルスT2により制御される。
【0052】サンプルホールド回路SH11〜SH14
及びSH21〜SH24の他のアナログスイッチを制御
するために、データドライバ20Bは、スイッチ制御回
路23を備えている。このスイッチ制御回路23は、制
御回路40Aからの制御信号に基づいて図5に示すよう
な制御パルスT4〜T11を生成する。制御パルスT4
〜T11の周期はいずれも水平同期信号HSのそれと同
一になっている。
【0053】サンプルホールド回路SH11〜SH14
及びSH21〜SH24はいずれも、図2と同様のシー
ケンスで制御される。アナログスイッチS11〜S14
は共に制御パルスT4でオン・オフ制御され、アナログ
スイッチS21〜S24は共に制御パルスT5でオン・
オフ制御され、アナログスイッチS31〜S34は共に
制御パルスT6でオン・オフ制御され、アナログスイッ
チS41〜S44は共に制御パルスT7でオン・オフ制
御される。また、アナログスイッチS51〜S54は共
に制御パルスT8でオン・オフ制御され、アナログスイ
ッチS61〜S64は共に制御パルスT9でオン・オフ
制御され、アナログスイッチS71〜S74は共に制御
パルスT10でオン・オフ制御され、アナログスイッチ
S81〜S84は共に制御パルスT11でオン・オフ制
御される。
【0054】次に、上記の如く構成された第1実施例の
動作を説明する。
【0055】最初、サンプルホールド回路SH11〜S
H14について同時に、上記(t1)及び(t2)の動
作が行われる。次に、サンプルパルスSP1〜SP4が
順に1つずつ一定時間オンにされて、アナログ交流映像
信号VGAがコンデンサCA1〜CA4に順に書き込ま
れる。次に、上記(t4)、(t5)及び(t6)の動
作が行われて、コンデンサCA1〜CA4に書き込まれ
補正された電圧がボルテージホロアOP11〜OP14
から出力される。
【0056】次に、サンプルホールド回路SH21〜S
H24について同時に、上記(t1)及び(t2)の動
作が行われる。次に、アナログスイッチSB1〜SB4
がサンプルパルスT2で同時に一定時間オンにされて、
コンデンサCA1〜CA4に書き込まれた電圧がコンデ
ンサCB1〜CB4に書き込まれる。次に、上記(t
4)、(t5)及び(t6)の動作が行われて、コンデ
ンサCA1〜CA4に書き込まれ補正された電圧がボル
テージホロアOP21〜OP24から1H(水平同期信
号の1周期)の間出力される。この間、上記同様にして
コンデンサCA1〜CA4に次の1ライン分のアナログ
交流映像信号VGAが書き込まれる。
【0057】以上の動作が、走査ドライバ30の動作と
並行して繰り返し行われ、液晶表示パネル10に画像が
表示される。
【0058】なお、定電位VRは、グランドレベルであ
ってもよい。この場合、定電圧源Eが不要となる。
【0059】[第2実施例]図6は、第2実施例のアク
ティブマトリックス液晶駆動回路を示す。図7は、図6
のデータドライバ20Cの要部回路を示す。図3及び図
4と同一構成要素には、同一符号を付してその説明を省
略する。
【0060】このデータドライバ20Cは、サンプルホ
ールド回路SH1iとサンプルホールド回路SH2i
(i=1〜4)とが並列接続されている点で第1実施例
と相違している。すなわち、サンプルホールド回路SH
1iとサンプルホールド回路SH2iの両入力端が共通
に交流化・増幅回路50の出力端に接続され、サンプル
ホールド回路SH1iの出力端がアナログスイッチSW
1iを介してデータラインXiに接続され、サンプルホ
ールド回路SH2iの出力端がアナログスイッチSW2
iを介してデータラインXiに接続されている。
【0061】サンプルホールド回路SH11〜SH14
及びSH21〜SH24のアナログスイッチを制御する
ために、データドライバ20Cは、スイッチ制御回路2
4を備えている。スイッチ制御回路24は、制御回路4
0Bからの制御信号及びシフトレジスタ21からのサン
プルパルスSP1〜SP4に基づいて、図8に示すよう
な、周期が水平同期信号HSの周期の2倍のサンプルパ
ルスSP11〜SP14、制御パルスT4〜T7、サン
プルパルスSP21〜SP24及び制御パルスT8〜T
11を生成する。
【0062】次に、上記の如く構成された第2実施例の
動作を説明する。
【0063】次に、サンプルパルスSP1〜SP4と同
一タイミングのサンプルパルスSP11〜SP14が順
に1つずつ一定時間オンにされて、アナログ交流映像信
号VGAがコンデンサCA1〜CA4に順に書き込まれ
る。次に、上記(t4)、(t5)及び(t6)の動作
が行われて、コンデンサCA1〜CA4に書き込まれ補
正された電圧がボルテージホロアOP11〜OP14か
ら出力される。この出力開始時点で、アナログスイッチ
SW21〜SW24がオフにされ、アナログスイッチS
W11〜SW14がオンにされて、ボルテージホロアO
P11〜OP14の出力電圧が1Hの間データラインX
1〜X4に印加される。
【0064】次に、サンプルホールド回路SH21〜S
H24について同時に、上記(t1)及び(t2)の動
作が行われる。次に、サンプルパルスSP1〜SP4と
同一タイミングのサンプルパルスSP21〜SP24が
順に1つずつ一定時間オンにされて、アナログ交流映像
信号VGAがコンデンサCB1〜CB4に順に書き込ま
れる。次に、上記(t4)、(t5)及び(t6)の動
作が行われて、コンデンサCB1〜CB4に書き込まれ
補正された電圧がボルテージホロアOP21〜OP24
から出力される。この出力開始時点で、アナログスイッ
チSW11〜SW14がオフにされ、アナログスイッチ
SW21〜SW24がオンにされて、ボルテージホロア
OP21〜OP24の出力電圧が、上記1Hの次の1H
の間データラインX1〜X4に印加される。
【0065】以上の動作が、走査ドライバ30の動作と
並行して繰り返し行われ、液晶表示パネル10に画像が
表示される。
【0066】[第3実施例]図9は、第3実施例のデー
タドライバに用いられるサンプルホールド回路SHBを
示す。図1と同一構成要素には、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0067】このサンプルホールド回路SHBは、コン
デンサC1とアナログスイッチSDとの間にコンデンサ
C2が接続され、コンデンサC1とコンデンサC2の接
続部にアナログスイッチSFの一端が接続され、アナロ
グスイッチSFの他端が定電位線としてのグランド線に
接続されている。他の点は、図1のサンプルホールド回
路SHAと同一構成である。
【0068】次に、上記の如く構成されたサンプルホー
ルド回路SHBの動作の一例を、図10に基づいて説明
する。
【0069】(t1)最初、アナログスイッチSA、S
B、SC、SD、SE及びSFが共にオフにされる。
【0070】(t2)次に、アナログスイッチSC、S
E及びSFがオンにされ、ボルテージホロアOPの入力
端の電位VCが定電位VRとなり、ボルテージホロアO
Pの出力電位VO及びコンデンサC2とアナログスイッ
チSEとの接続線の電位VBが共にVR+VOFFとな
る。
【0071】(t3)次に、アナログスイッチSAが所
定時間オンにされ、アナログスイッチSAとアナログス
イッチSBとの接続線の電位VAが入力電位VIにな
る。
【0072】(t4)次に、アナログスイッチSE及び
SFがオフにされ、電位VB及びVEがフローティング
状態になる。
【0073】(t5)次に、アナログスイッチSCがオ
フにされ、アナログスイッチSDがオンにされ、電位V
Bがオフセット電圧VOFFだけ低下して定電位VRと
なるため、フローティング状態の電位VAもオフセット
電圧VOFFだけ低下してVI−VOFFとなる。
【0074】(t6)次に、アナログスイッチSBがオ
ンにされて電位VCが電位VAと同じVI−VOFFと
なり、出力電位VOが(VI−VOFF)+VOFF=
VIとなる。
【0075】このようにして、ボルテージホロアOPの
出力電位VOが、オフセット電圧VOFFを打ち消すよ
うに自動補正され、入力電位VIに等しくなる。
【0076】コンデンサC1で入力電位VIをサンプリ
ングする際の時定数は、アナログスイッチSAのオン抵
抗と、アナログスイッチSFのオン抵抗と、コンデンサ
C1の容量とによって決定される。これに対し、図1の
場合の時定数は、アナログスイッチSAのオン抵抗と、
アナログスイッチSEのオン抵抗と、コンデンサC1の
容量と、さらに、ボルテージホロアOPの出力可能な電
流とによって決定される。この時定数を小さくするため
にボルテージホロアOPの出力可能電流を大きくする
と、ボルテージホロアOPの消費電力が増加するため、
ボルテージホロアOPの出力可能電流をあまり大きくで
きない。一方、アナログスイッチのオン抵抗を小さくす
るのに困難はない。
【0077】したがって、この第3実施例のサンプルホ
ールド回路SHBをデータドライバに適用すれば、サン
プリング時間をより短縮でき、より高速の映像信号に対
応可能となる。
【0078】
【発明の効果】以上説明した如く、本第1〜第4発明に
よれば、サンプルホールド回路を構成するボルテージホ
ロアの出力電圧が、オフセット電圧を打ち消すように補
正されるので、表示可能な階調数を大きくすることがで
きるという優れた効果を奏し、液晶表示装置の高画質化
に寄与するところが大きい。
【0079】また、第3発明及び第4発明によれば、サ
ンプルホールド回路のサンプリング時間をより短縮で
き、より高速の映像信号に対応可能となるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のデータドライバに用いら
れるサンプルホールド回路図である。
【図2】図1の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図3】本発明の第1実施例のアクティブマトリックス
液晶駆動回路図である。
【図4】図3のデータドライバの要部回路図である。
【図5】図3の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図6】本発明の第2実施例のアクティブマトリックス
液晶駆動回路図である。
【図7】図6のデータドライバの要部回路図である。
【図8】図6の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図9】本発明の第3実施例のデータドライバに用いら
れるサンプルホールド回路図である。
【図10】図9の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図11】従来のアクティブマトリックス液晶駆動回路
図である。
【図12】図11の液晶表示パネルの回路図である。
【図13】図11の回路の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図14】従来の他のアクティブマトリックス液晶駆動
回路の要部を示す図である。
【図15】液晶画素の駆動電圧に対する透過度を示す線
図である。
【符号の説明】
10 液晶表示パネル 20A〜20C データドライバ 21 シフトレジスタ 22 セレクタ 23、24 スイッチ制御回路 30 走査ドライバ 31〜34 バッファゲート 35 シフトレジスタ 40A〜40C 制御回路 50 交流化・増幅回路 SHA、SHB、SH11〜SH14、SH21〜SH
24 サンプルホールド回路 OP、OP11〜OP14、OP21〜OP24 ボル
テージホロア E 定電圧源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプルホールド回路(SHA)の出力
    電位を液晶表示パネルのデータライン(X)に印加して
    多階調表示させるアクティブマトリックス液晶駆動方法
    において、該サンプルホールド回路は、サンプリングス
    イッチ(SA)を所定時間オンにしてコンデンサ(C
    1)の一端に入力電位VIをサンプリングした後に該コ
    ンデンサの一端の電位をボルテージホロア(OP)を介
    し出力し、 該ボルテージホロアの入力端に定電位VRを印加して該
    ボルテージホロアの出力電位VR+VOFFを該コンデ
    ンサの他端に記憶させておき、 この状態で該サンプリングスイッチを所定時間オンにし
    て該コンデンサの一端に該入力電位VIを記憶させ、 該コンデンサの他端に定電位VRを印加することにより
    該コンデンサの一端のフローティング電位をVI−VO
    FFとし、 該コンデンサの一端電位VI−VOFFを該ボルテージ
    ホロアの入力端に印加して該ボルテージホロアの出力電
    位をVIとする、 ことを特徴とするアクティブマトリックス液晶駆動方
    法。
  2. 【請求項2】 液晶表示パネルのデータライン(X)
    に、スイッチ制御回路で制御されるサンプルホールド回
    路(SHA)の出力電圧を印加して多階調表示させるア
    クティブマトリックス液晶駆動回路において、該サンプ
    ルホールド回路は、 一端が該サンプルホールド回路の入力端である第1スイ
    ッチ素子(SA)と、 一端が該第1スイッチ素子の他端に接続された第2スイ
    ッチ素子(SB)と、 入力端が該第2スイッチ素子の他端に接続され出力端が
    該サンプルホールド回路の出力端であるボルテージホロ
    ア(OP)と、 一端が該ボルテージホロアの入力端に接続された第3ス
    イッチ素子(SC)と、 一端が該第3スイッチ素子の他端に接続されかつ定電位
    VRが印加される第4スイッチ素子(SD)と、 一端が該第4スイッチ素子の他端に接続され他端が該ボ
    ルテージホロアの出力端に接続された第5スイッチ素子
    (SE)と、 一端が該第1スイッチ素子の他端に接続され他端が該第
    4スイッチ素子の他端に接続されたコンデンサ(C1)
    とを有し、 該スイッチ制御回路は、該第1、第2及び第4のスイッ
    チ素子をオフにし該第3及び第5のスイッチ素子をオン
    にして該コンデンサの他端の電位をVR+VOFFと
    し、この状態で該第1スイッチ素子を所定時間オンにし
    て該コンデンサの一端の電位をVIとし、次に該第3及
    び第5のスイッチ素子をオフにし該第2及び第4のスイ
    ッチ素子をオンにして該ボルテージホロアの入力端及び
    出力端の電位をそれぞれVI−VOFF及びVIとす
    る、 ことを特徴とするアクティブマトリックス液晶駆動回
    路。
  3. 【請求項3】 サンプルホールド回路(SHB)の出力
    電位を液晶表示パネルのデータライン(X)に印加して
    多階調表示させるアクティブマトリックス液晶駆動方法
    において、該サンプルホールド回路は、サンプリングス
    イッチ(SA)を所定時間オンにして第1コンデンサ
    (C1)の一端に入力電位VIをサンプリングした後に
    該第1コンデンサの一端の電位をボルテージホロア(O
    P)を介し出力し、 該第1コンデンサの他端と第2コンデンサ(C2)の一
    端を共に第2定電位VR2にし、該ボルテージホロアの
    入力端に第1定電位VR1を印加して該ボルテージホロ
    アの出力電位VR1+VOFFを第2コンデンサの一端
    に記憶させておき、 この状態で該サンプリングスイッチを所定時間オンにし
    て該第1コンデンサの一端に該入力電位VIを記憶さ
    せ、 該第1コンデンサの他端と第2コンデンサの一端を同電
    位のフローティング状態にし、該第2コンデンサの他端
    に該第1定電位VR1を印加することにより該第1コン
    デンサの一端のフローティング電位をVI−VOFFと
    し、 該第1コンデンサの一端電位VI−VOFFを該ボルテ
    ージホロアの入力端に印加して該ボルテージホロアの出
    力電位をVIとする、 ことを特徴とするアクティブマトリックス液晶駆動方
    法。
  4. 【請求項4】 液晶表示パネルのデータライン(X)
    に、スイッチ制御回路で制御されるサンプルホールド回
    路(SHB)の出力電圧を印加して多階調表示させるア
    クティブマトリックス液晶駆動回路において、該サンプ
    ルホールド回路は、 一端が該サンプルホールド回路の入力端である第1スイ
    ッチ素子(SA)と、 一端が該第1スイッチ素子の他端に接続された第2スイ
    ッチ素子(SB)と、 入力端が該第2スイッチ素子の他端に接続され出力端が
    該サンプルホールド回路の出力端であるボルテージホロ
    ア(OP)と、 一端が該ボルテージホロアの入力端に接続された第3ス
    イッチ素子(SC)と、 一端が該第3スイッチ素子の他端に接続されかつ第1定
    電位VR1が印加される第4スイッチ素子(SD)と、 一端が該第4スイッチ素子の他端に接続され他端が該ボ
    ルテージホロアの出力端に接続された第5スイッチ素子
    (SE)と、 一端が該第1スイッチ素子の他端に接続された第1コン
    デンサ(C1)と、 一端が該第1コンデンサの他端に接続され他端が該第4
    スイッチ素子の他端に接続された第2コンデンサ(C
    2)と、 一端が該第1コンデンサの他端に接続され、他端が第2
    定電位VR2が印加される第6スイッチ素子(SF)と
    を有し、 該スイッチ制御回路は、該第1、第2及び第4のスイッ
    チ素子をオフにし該第3、第5及び第6のスイッチ素子
    をオンにして該第2コンデンサの他端の電位をVR1+
    VOFFとし、この状態で該第1スイッチ素子を所定時
    間オンにして該第1コンデンサの一端の電位をVIと
    し、次に該第3、第5及び第6のスイッチ素子をオフに
    し該第2及び第4のスイッチ素子をオンにして該ボルテ
    ージホロアの入力端及び出力端の電位をそれぞれVI−
    VOFF及びVIとする、 ことを特徴とするアクティブマトリックス液晶駆動回
    路。
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