JPH05295150A - アクリル系フォーム - Google Patents
アクリル系フォームInfo
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- JPH05295150A JPH05295150A JP3700292A JP3700292A JPH05295150A JP H05295150 A JPH05295150 A JP H05295150A JP 3700292 A JP3700292 A JP 3700292A JP 3700292 A JP3700292 A JP 3700292A JP H05295150 A JPH05295150 A JP H05295150A
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- foam
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 型付け性、圧縮回復率等の優れた総合特性を
有する、例えばカーペット裏打ち材として有用なアクリ
ル系フォームを提供する。 【構成】 (a) アクリル酸エステルおよび/またはメタ
クリル酸エステルを主体とする単量体からなる重合体1
00重量部に対して、(b)珪ふっ化塩0.05〜10重
量部を含有するアクリル系フォーム。
有する、例えばカーペット裏打ち材として有用なアクリ
ル系フォームを提供する。 【構成】 (a) アクリル酸エステルおよび/またはメタ
クリル酸エステルを主体とする単量体からなる重合体1
00重量部に対して、(b)珪ふっ化塩0.05〜10重
量部を含有するアクリル系フォーム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカーペット裏打
ち材として有用なアクリル系フォームに関する。
ち材として有用なアクリル系フォームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックフォームには、ポリ
オレフン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル系
樹脂、ゴム、ポリウレタン、熱硬化性樹脂等種々の材料
が使用されている。そして、特にカーペット裏打ち材に
は、天然ゴム、スチレンーブタジエンゴム、ニトリルゴ
ム、クロロプレンゴム等のゴムラテックスに架橋剤、老
化防止剤、増粘剤、気泡安定剤、分散剤、ゲル化剤、充
填剤、場合によりさらに発泡剤、発泡助剤等を配合し
て、発泡・乾燥させたフォームラバーが広く使用されて
おり、これらのフォームラバーは、近年の生活様式の変
化やニーズの多様化等に伴い、玄関マット、キッチンマ
ット、風呂場マット等の水と接触する敷物類の裏打ち材
として利用されてきた。しかしながら従来のフォームラ
バーには、耐熱性、耐水性、耐アルカリ性等が不十分
で、屋外での日光乾燥に対する耐候性も悪い等の欠点が
あり、そのため、フォームラバーを裏打ち材とする敷物
類では、水に濡れたり、汚物が付着して水洗すると、そ
の後使用できなくなるという問題があった。そこでフォ
ームラバーの耐候性を改善するためには、一般に、老化
防止剤、充填剤、光安定材等を大量に添加することが行
なわれているが、その結果、裏打ち材に必要な安定性、
クッション性、発泡特性等が損なわれることになり、ま
た耐候性も満足できる程度には改善されないのが実状で
あった。一方耐候性の良いフォーム材を得る方法とし
て、重合体に耐候性のよいものを使用する方法も、例え
ば特公昭54−28425号公報に提案されている。該
公報の発明は、カルボキシ変性アクリル酸エステルエマ
ルジョンを敷物類の裏打ち材成分として使用するもので
あり、耐候性や耐水性は改善されているが、他方では、
ゲル化しにくいため型付け性に劣り、したがって裏打ち
材層の模様付け等の化粧効果を十分達成することができ
ないため、商品価値の高い製品を得ることができず、ま
た裏打ち材の着床性(即ち、滑り難さ)、長期間使用時
の圧縮回復率等も低いという欠点があった。また、アク
リル酸エステル共重合体を主成分とするエマルジョンか
ら得られるフォームをカーペット裏打ち材として使用す
ることが、例えば特開平2−264079号公報に開示
されている。該公報の発明では耐候性、耐熱性等が良好
であるとされているが、後述するように、風合、圧縮回
復性、型付け性等は必ずしも十分ではなく、例えばカー
ペット裏打ち材としての特性バランス上満足できるとは
いえないものであった。
オレフン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル系
樹脂、ゴム、ポリウレタン、熱硬化性樹脂等種々の材料
が使用されている。そして、特にカーペット裏打ち材に
は、天然ゴム、スチレンーブタジエンゴム、ニトリルゴ
ム、クロロプレンゴム等のゴムラテックスに架橋剤、老
化防止剤、増粘剤、気泡安定剤、分散剤、ゲル化剤、充
填剤、場合によりさらに発泡剤、発泡助剤等を配合し
て、発泡・乾燥させたフォームラバーが広く使用されて
おり、これらのフォームラバーは、近年の生活様式の変
化やニーズの多様化等に伴い、玄関マット、キッチンマ
ット、風呂場マット等の水と接触する敷物類の裏打ち材
として利用されてきた。しかしながら従来のフォームラ
バーには、耐熱性、耐水性、耐アルカリ性等が不十分
で、屋外での日光乾燥に対する耐候性も悪い等の欠点が
あり、そのため、フォームラバーを裏打ち材とする敷物
類では、水に濡れたり、汚物が付着して水洗すると、そ
の後使用できなくなるという問題があった。そこでフォ
ームラバーの耐候性を改善するためには、一般に、老化
防止剤、充填剤、光安定材等を大量に添加することが行
なわれているが、その結果、裏打ち材に必要な安定性、
クッション性、発泡特性等が損なわれることになり、ま
た耐候性も満足できる程度には改善されないのが実状で
あった。一方耐候性の良いフォーム材を得る方法とし
て、重合体に耐候性のよいものを使用する方法も、例え
ば特公昭54−28425号公報に提案されている。該
公報の発明は、カルボキシ変性アクリル酸エステルエマ
ルジョンを敷物類の裏打ち材成分として使用するもので
あり、耐候性や耐水性は改善されているが、他方では、
ゲル化しにくいため型付け性に劣り、したがって裏打ち
材層の模様付け等の化粧効果を十分達成することができ
ないため、商品価値の高い製品を得ることができず、ま
た裏打ち材の着床性(即ち、滑り難さ)、長期間使用時
の圧縮回復率等も低いという欠点があった。また、アク
リル酸エステル共重合体を主成分とするエマルジョンか
ら得られるフォームをカーペット裏打ち材として使用す
ることが、例えば特開平2−264079号公報に開示
されている。該公報の発明では耐候性、耐熱性等が良好
であるとされているが、後述するように、風合、圧縮回
復性、型付け性等は必ずしも十分ではなく、例えばカー
ペット裏打ち材としての特性バランス上満足できるとは
いえないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする課題は、従来の各種フォームにみられ
る前記欠点を克服し、風合い、強度、圧縮回復率、型付
け性等に優れるとともに、タック(即ち、低粘着性)、
着床性、耐光性、耐水性等も良好で、例えばカーペット
裏打ち材としての総合特性に優れたアクリル系エステル
重合体フォームを提供することにある。
解決しようとする課題は、従来の各種フォームにみられ
る前記欠点を克服し、風合い、強度、圧縮回復率、型付
け性等に優れるとともに、タック(即ち、低粘着性)、
着床性、耐光性、耐水性等も良好で、例えばカーペット
裏打ち材としての総合特性に優れたアクリル系エステル
重合体フォームを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するため鋭意検討した結果、アクリル系エステル
重合体フォームを製造する際に、珪ふっ化塩を添加する
ことにより、所期の目的を達成することができることを
見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、
(a) アクリル酸エステル単量体および/またはメタクリ
ル酸エステル単量体10〜100重量%と他の共単量体
90〜0重量%とからなるアクリル系エステル重合体1
00重量部に対して、(b) 珪ふっ化塩0.05〜10重
量部を含有してなることを特徴とするアクリル系フォー
ム、に関わるものである。
を解決するため鋭意検討した結果、アクリル系エステル
重合体フォームを製造する際に、珪ふっ化塩を添加する
ことにより、所期の目的を達成することができることを
見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、
(a) アクリル酸エステル単量体および/またはメタクリ
ル酸エステル単量体10〜100重量%と他の共単量体
90〜0重量%とからなるアクリル系エステル重合体1
00重量部に対して、(b) 珪ふっ化塩0.05〜10重
量部を含有してなることを特徴とするアクリル系フォー
ム、に関わるものである。
【0005】本発明のアクリル系フォームに使用される
アクリル酸エステル単量体およびメタクリル酸エステル
単量体(以下、これらをまとめて表記するときは、「ア
クリル系エステル単量体」という。)は、アクリル酸お
よびメタクリル酸と脂肪族、脂環族あるいは芳香族の非
置換アルコールとのエステルである。ここで言う非置換
とは、炭化水素基以外の基を持たないことを意味する。
アクリル酸エステル単量体およびメタクリル酸エステル
単量体の例を挙げると、アクリル酸メチル、メタクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、ア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリ
ル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、アクリル酸
ペンチル、メタクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシ
ル、メタクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、メタ
クリル酸ヘプチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メ
タクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、
メタクリル酸オクチル、アクリル酸n−ノニル、アクリ
ル酸イソノニル、メタクリル酸n−ノニル、メタクリル
酸イソノニル、アクリル酸デシル、メタクリル酸デシ
ル、アクリル酸ウンデシル、メタクリル酸ウンデシル、
アクリル酸ドデシル、メタクリル酸ドデシル、アクリル
酸n−アミル、アクリル酸イソアミル、メタクリル酸n
−アミル、メタクリル酸イソアミル、アクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸ラウリル、アクリル酸ベンジル、メタ
クリル酸ベンジル、アクリル酸シクロヘキシル、メタク
リル酸シクロヘキシル等がある。好ましい単量体は炭素
数4〜12のアルキル基を有するアクリル酸アルキルエ
ステルおよびメタクリル酸アルキルエステルであり、よ
り好ましくはアクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチ
ル、アクリル酸イソノニルであり、特にアクリル酸n−
ブチルが好ましい。これらの単量体は単独で使用するこ
とができ、また2種以上混合して使用することもでき
る。
アクリル酸エステル単量体およびメタクリル酸エステル
単量体(以下、これらをまとめて表記するときは、「ア
クリル系エステル単量体」という。)は、アクリル酸お
よびメタクリル酸と脂肪族、脂環族あるいは芳香族の非
置換アルコールとのエステルである。ここで言う非置換
とは、炭化水素基以外の基を持たないことを意味する。
アクリル酸エステル単量体およびメタクリル酸エステル
単量体の例を挙げると、アクリル酸メチル、メタクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、ア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリ
ル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、アクリル酸
ペンチル、メタクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシ
ル、メタクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、メタ
クリル酸ヘプチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メ
タクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、
メタクリル酸オクチル、アクリル酸n−ノニル、アクリ
ル酸イソノニル、メタクリル酸n−ノニル、メタクリル
酸イソノニル、アクリル酸デシル、メタクリル酸デシ
ル、アクリル酸ウンデシル、メタクリル酸ウンデシル、
アクリル酸ドデシル、メタクリル酸ドデシル、アクリル
酸n−アミル、アクリル酸イソアミル、メタクリル酸n
−アミル、メタクリル酸イソアミル、アクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸ラウリル、アクリル酸ベンジル、メタ
クリル酸ベンジル、アクリル酸シクロヘキシル、メタク
リル酸シクロヘキシル等がある。好ましい単量体は炭素
数4〜12のアルキル基を有するアクリル酸アルキルエ
ステルおよびメタクリル酸アルキルエステルであり、よ
り好ましくはアクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチ
ル、アクリル酸イソノニルであり、特にアクリル酸n−
ブチルが好ましい。これらの単量体は単独で使用するこ
とができ、また2種以上混合して使用することもでき
る。
【0006】これらのアクリル酸エステル単量体および
/またはメタクリル酸エステル単量体の全単量体中に占
める割合は10〜100重量%であり、好ましくは20
〜90重量%、さらに好ましくは35〜85重量%、特
に好ましくは40〜80重量%である。アクリル酸エス
テル単量体および/またはメタクリル酸エステル単量体
の使用量が10重量%未満では、裏打ち材としての着床
性、柔軟性、型付け性等が低下し、また耐候性も不十分
となる。
/またはメタクリル酸エステル単量体の全単量体中に占
める割合は10〜100重量%であり、好ましくは20
〜90重量%、さらに好ましくは35〜85重量%、特
に好ましくは40〜80重量%である。アクリル酸エス
テル単量体および/またはメタクリル酸エステル単量体
の使用量が10重量%未満では、裏打ち材としての着床
性、柔軟性、型付け性等が低下し、また耐候性も不十分
となる。
【0007】本発明において、上記アクリル系エステル
単量体と共重合することができる共単量体としては、芳
香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量体、エチレ
ン性不飽和カルボン酸ヒドロキシアルキルエステル単量
体、エチレン性不飽和カルボン酸アミド単量体、エチレ
ン性不飽和酸単量体、エチレン性不飽和スルホン酸エス
テル単量体、エチレン性不飽和アルコールおよびそのエ
ステル単量体、エチレン性不飽和エーテル単量体、エチ
レン性不飽和アミン単量体、エチレン性不飽和シラン単
量体、ハロゲン化ビニル系単量体、脂肪族共役ジエン系
単量体等の1種または2種以上が使用される。
単量体と共重合することができる共単量体としては、芳
香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量体、エチレ
ン性不飽和カルボン酸ヒドロキシアルキルエステル単量
体、エチレン性不飽和カルボン酸アミド単量体、エチレ
ン性不飽和酸単量体、エチレン性不飽和スルホン酸エス
テル単量体、エチレン性不飽和アルコールおよびそのエ
ステル単量体、エチレン性不飽和エーテル単量体、エチ
レン性不飽和アミン単量体、エチレン性不飽和シラン単
量体、ハロゲン化ビニル系単量体、脂肪族共役ジエン系
単量体等の1種または2種以上が使用される。
【0008】前記芳香族ビニル系単量体の例には、スチ
レン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、o−エチルスチレン、p−エチルスチ
レン、α−クロロスチレン、p−クロロスチレン、p−
メトキシスチレン、p−アミノスチレン、p−アセトキ
シスチレン、スチレンスルホン酸ナトリウム、α−ビニ
ルナフタレン、1−ビニルナフタレン−4−スルホン酸
ナトリウム、2−ビニルフルオレン、2−ビニルピリジ
ン、4−ビニルピリジン等があり、特にスチレンが好ま
しい。
レン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、o−エチルスチレン、p−エチルスチ
レン、α−クロロスチレン、p−クロロスチレン、p−
メトキシスチレン、p−アミノスチレン、p−アセトキ
シスチレン、スチレンスルホン酸ナトリウム、α−ビニ
ルナフタレン、1−ビニルナフタレン−4−スルホン酸
ナトリウム、2−ビニルフルオレン、2−ビニルピリジ
ン、4−ビニルピリジン等があり、特にスチレンが好ま
しい。
【0009】前記シアン化ビニル系単量体の例には、ア
クリロニトリル、α−クロロアクリロニトリル、α−メ
トキシアクリロニトリル、メタクリロニトリル、α−ク
ロロメタクリロニトリル、α−メトキシメタクリロニト
リル、シアン化ビニリデン等があり、特にアクリロニト
リルが好ましい。
クリロニトリル、α−クロロアクリロニトリル、α−メ
トキシアクリロニトリル、メタクリロニトリル、α−ク
ロロメタクリロニトリル、α−メトキシメタクリロニト
リル、シアン化ビニリデン等があり、特にアクリロニト
リルが好ましい。
【0010】前記エチレン性不飽和カルボン酸ヒドロキ
シアルキルエステル単量体の例には、ヒドロキシエチル
アクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒド
ロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキ
シブチルメタクリレート等がある。
シアルキルエステル単量体の例には、ヒドロキシエチル
アクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒド
ロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキ
シブチルメタクリレート等がある。
【0011】前記エチレン性不飽和カルボン酸アミド単
量体の例には、アクリルアミド、メタクリルアミド、N
−ブトキシメチルアクリルアミド、N−ブトキシメチル
メタクリルアミド、N−ブトキシエチルアクリルアミ
ド、N−ブトキシエチルメタクリルアミド、N−メトキ
シメチルアクリルアミド、N−メトキシメチルメタクリ
ルアミド、N−n−プロピオキシメチルアクリルアミ
ド、N−n−プロピオキシメチルメタクリルアミド、N
−メチルアクリルアミド、N−メチルメタクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチ
ルメタクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミ
ド、N,N−ジエチルメタクリルアミド等がある。
量体の例には、アクリルアミド、メタクリルアミド、N
−ブトキシメチルアクリルアミド、N−ブトキシメチル
メタクリルアミド、N−ブトキシエチルアクリルアミ
ド、N−ブトキシエチルメタクリルアミド、N−メトキ
シメチルアクリルアミド、N−メトキシメチルメタクリ
ルアミド、N−n−プロピオキシメチルアクリルアミ
ド、N−n−プロピオキシメチルメタクリルアミド、N
−メチルアクリルアミド、N−メチルメタクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチ
ルメタクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミ
ド、N,N−ジエチルメタクリルアミド等がある。
【0012】前記エチレン性不飽和酸単量体としては、
エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和スルホ
ン酸等が使用される。エチレン性不飽和カルボン酸の例
には、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル
酸、無水フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸等があ
り、エチレン性不飽和スルホン酸の例には、ビニルスル
ホン酸、イソプレンスルホン酸等がある。エチレン性不
飽和酸単量体は、例えばナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属、アンモニア等で中和されていてもよい。また
前記エチレン性不飽和スルホン酸エステル単量体の例に
は、ビニルスルホン酸アルキル、イソプレンスルホン酸
アルキル等がある。
エチレン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和スルホ
ン酸等が使用される。エチレン性不飽和カルボン酸の例
には、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル
酸、無水フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸等があ
り、エチレン性不飽和スルホン酸の例には、ビニルスル
ホン酸、イソプレンスルホン酸等がある。エチレン性不
飽和酸単量体は、例えばナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属、アンモニア等で中和されていてもよい。また
前記エチレン性不飽和スルホン酸エステル単量体の例に
は、ビニルスルホン酸アルキル、イソプレンスルホン酸
アルキル等がある。
【0013】前記エチレン性不飽和アルコールおよびそ
のエステルの例には、アリルアルコール、メタアリルア
ルコール、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニ
ル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル、酢酸アリ
ル、カプロン酸メタアリル、ラウリン酸アリル、安息香
酸アリル、アルキルスルホン酸ビニル、アルキルスルホ
ン酸アリル、アリールスルホン酸ビニル等がある。
のエステルの例には、アリルアルコール、メタアリルア
ルコール、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニ
ル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル、酢酸アリ
ル、カプロン酸メタアリル、ラウリン酸アリル、安息香
酸アリル、アルキルスルホン酸ビニル、アルキルスルホ
ン酸アリル、アリールスルホン酸ビニル等がある。
【0014】前記エチレン性不飽和エーテル単量体の例
には、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、
n−プロビルビニルエーテル、イソプロピルビニルエー
テル、メチルアリルエーテル、エチルアリルエーテル等
がある。
には、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、
n−プロビルビニルエーテル、イソプロピルビニルエー
テル、メチルアリルエーテル、エチルアリルエーテル等
がある。
【0015】前記エチレン性不飽和アミンの例には、ビ
ニルジメチルアミン、ビニルジエチルアミン、ビニルジ
フェニルアミン、アリルジメチルアミン、メタアリルジ
エチルアミン等がある。
ニルジメチルアミン、ビニルジエチルアミン、ビニルジ
フェニルアミン、アリルジメチルアミン、メタアリルジ
エチルアミン等がある。
【0016】前記エチレン性不飽和シランの例には、ビ
ニルトリエチルシラン、メチルビニルジクロロシラン、
ジメチルアリルクロロシラン、ビニルトリクロロシラン
等がある。
ニルトリエチルシラン、メチルビニルジクロロシラン、
ジメチルアリルクロロシラン、ビニルトリクロロシラン
等がある。
【0017】前記ハロゲン化ビニル系単量体の例には、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、1,2−ジクロロエチレ
ン、臭化ビニル、臭化ビニリデン、1,2−ジブロモエ
チレン等がある。
塩化ビニル、塩化ビニリデン、1,2−ジクロロエチレ
ン、臭化ビニル、臭化ビニリデン、1,2−ジブロモエ
チレン等がある。
【0018】前記脂肪族共役ジエン系単量体の例には、
1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエ
ン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−ネオ
ペンチル−1,3−ブタジエン、2−クロロ−1,3−
ブタジエン、1,2−ジクロロ−1,3−ブタジエン、
2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、2−ブロモ−
1,3−ブタジエン、2−シアノ−1,3−ブタジエ
ン、置換直鎖共役ペンタジエン類、直鎖および側鎖共役
ヘキサジエン等があり、特に1,3−ブタジエンが好ま
しい。
1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエ
ン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−ネオ
ペンチル−1,3−ブタジエン、2−クロロ−1,3−
ブタジエン、1,2−ジクロロ−1,3−ブタジエン、
2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、2−ブロモ−
1,3−ブタジエン、2−シアノ−1,3−ブタジエ
ン、置換直鎖共役ペンタジエン類、直鎖および側鎖共役
ヘキサジエン等があり、特に1,3−ブタジエンが好ま
しい。
【0019】本発明における好ましい共単量体は芳香族
ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量体およびエチレ
ン性不飽和酸単量体である。
ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量体およびエチレ
ン性不飽和酸単量体である。
【0020】前記共単量体の全単量体中に占める割合は
0〜90重量%であり、好ましくは10〜80重量%、
さらに好ましくは20〜70重量%、特に好ましくは2
5〜60重量%である。共単量体の割合が90重量%を
超えると、裏打ち材の着床性、接着強度、敷物全体の柔
軟性、風合い等が低下する。
0〜90重量%であり、好ましくは10〜80重量%、
さらに好ましくは20〜70重量%、特に好ましくは2
5〜60重量%である。共単量体の割合が90重量%を
超えると、裏打ち材の着床性、接着強度、敷物全体の柔
軟性、風合い等が低下する。
【0021】本発明においては、共単量体の種類および
使用量を適宜に選択することにより、裏打ち材としての
風合い、強度、接着性、耐水性、耐熱性、粘度等を調節
することができる。
使用量を適宜に選択することにより、裏打ち材としての
風合い、強度、接着性、耐水性、耐熱性、粘度等を調節
することができる。
【0022】本発明のアクリル系フォームを構成する
(a) アクリル系エステル重合体は、前記アクリル系エス
テル単量体を、場合により他の共単量体とともに、乳化
重合することにより製造されるものである。前記乳化重
合は、一般に乳化剤、重合開始剤を使用し、場合により
連鎖移動剤、各種電解質、pH調整剤等も併用して、単
量体の合計100重量部に対して100〜200重量部
の水を使用し、10〜90°C、好ましくは40〜80
°Cの温度で、5〜15時間重合することによって行な
われる。また乳化重合に際しては、使用単量体を一括添
加、分割添加あるいは連続添加などの適宜の方法で添加
することができる。前記分割添加あるいは連続添加に際
しては、単量体を重合開始剤等の他の添加成分とともに
添加することができ、または前記他の添加成分を予め全
量添加しておき、単量体のみを分割あるいは連続して添
加することもできる。またこの際に添加される単量体は
予め乳化しておくこともできる。
(a) アクリル系エステル重合体は、前記アクリル系エス
テル単量体を、場合により他の共単量体とともに、乳化
重合することにより製造されるものである。前記乳化重
合は、一般に乳化剤、重合開始剤を使用し、場合により
連鎖移動剤、各種電解質、pH調整剤等も併用して、単
量体の合計100重量部に対して100〜200重量部
の水を使用し、10〜90°C、好ましくは40〜80
°Cの温度で、5〜15時間重合することによって行な
われる。また乳化重合に際しては、使用単量体を一括添
加、分割添加あるいは連続添加などの適宜の方法で添加
することができる。前記分割添加あるいは連続添加に際
しては、単量体を重合開始剤等の他の添加成分とともに
添加することができ、または前記他の添加成分を予め全
量添加しておき、単量体のみを分割あるいは連続して添
加することもできる。またこの際に添加される単量体は
予め乳化しておくこともできる。
【0023】前記乳化重合における乳化剤としては、ア
ニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、カチオン
系界面活性剤、両性界面活性剤等の1種以上が使用さ
れ、またこれらの界面活性剤は親油性基がフッ素化され
たフッ素系界面活性剤であることもできる。前記アニオ
ン界面活性剤には、脂肪酸のアルカリ金属塩、高級アル
コールの硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン・アルキ
ルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン・アルキルフェ
ニルエーテル硫酸塩、脂肪油の硫酸エステル塩、脂肪族
アミンまたは脂肪族アミドの硫酸塩、二塩基性脂肪酸エ
ステルのスルホン酸塩、脂肪族アミドのスルホン酸塩、
アルキルまたはアルケニルスルホン酸塩、アルキルアリ
ールスルホン酸塩、アルキルスルホこはく酸塩、ホルマ
リン縮合ナフタレンスルホン酸塩、脂肪族アルコールの
リン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル(フェ
ニル)エーテルリン酸エステル塩等が使用される。アニ
オン界面活性剤の具体例を挙げると、ラウリル硫酸ナト
リウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジフ
ェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、コハク酸ジア
ルキルエステルスルホン酸ナトリウム等があり、特にラ
ウリル硫酸ナトリウム、ジフェニルエーテルジスルホン
酸ナトリウムを使用することにより、本発明の効果が顕
著に発揮される。
ニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、カチオン
系界面活性剤、両性界面活性剤等の1種以上が使用さ
れ、またこれらの界面活性剤は親油性基がフッ素化され
たフッ素系界面活性剤であることもできる。前記アニオ
ン界面活性剤には、脂肪酸のアルカリ金属塩、高級アル
コールの硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン・アルキ
ルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン・アルキルフェ
ニルエーテル硫酸塩、脂肪油の硫酸エステル塩、脂肪族
アミンまたは脂肪族アミドの硫酸塩、二塩基性脂肪酸エ
ステルのスルホン酸塩、脂肪族アミドのスルホン酸塩、
アルキルまたはアルケニルスルホン酸塩、アルキルアリ
ールスルホン酸塩、アルキルスルホこはく酸塩、ホルマ
リン縮合ナフタレンスルホン酸塩、脂肪族アルコールの
リン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル(フェ
ニル)エーテルリン酸エステル塩等が使用される。アニ
オン界面活性剤の具体例を挙げると、ラウリル硫酸ナト
リウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジフ
ェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、コハク酸ジア
ルキルエステルスルホン酸ナトリウム等があり、特にラ
ウリル硫酸ナトリウム、ジフェニルエーテルジスルホン
酸ナトリウムを使用することにより、本発明の効果が顕
著に発揮される。
【0024】また前記ノニオン界面活性剤には、ポリオ
キシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル等が使用される。
キシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル等が使用される。
【0025】さらに、前記乳化重合において使用するこ
とができるフッ素系界面活性剤は、その化学構造は基本
的には通常の界面活性剤と変わるものではなく、その例
には、親水性基としてカルボン酸塩、硫酸塩、スルホン
酸塩、リン酸塩等の基を有するアニオン界面活性剤、親
水性基としてポリオキシエチレン基を有する非イオン性
界面活性剤、親水性基としてアミン塩、第四級アンモニ
ウム塩等の基を有するカチオン界面活性剤、両性界面活
性剤等がある。フッ素系界面活性剤は一般に界面活性が
高く、親油性基の炭素数が一般の界面活性剤より小さく
ても十分な乳化作用を示すものが多い。このフッ素系界
面活性剤としては、パーフルオロアルキルカルボン酸
塩、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフルオロ
アルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルトリメ
チルアンモニウム塩、パーフルオロアルキルポリオキシ
エチレン、パーフルオロアルキルベタイン等が挙げられ
る。
とができるフッ素系界面活性剤は、その化学構造は基本
的には通常の界面活性剤と変わるものではなく、その例
には、親水性基としてカルボン酸塩、硫酸塩、スルホン
酸塩、リン酸塩等の基を有するアニオン界面活性剤、親
水性基としてポリオキシエチレン基を有する非イオン性
界面活性剤、親水性基としてアミン塩、第四級アンモニ
ウム塩等の基を有するカチオン界面活性剤、両性界面活
性剤等がある。フッ素系界面活性剤は一般に界面活性が
高く、親油性基の炭素数が一般の界面活性剤より小さく
ても十分な乳化作用を示すものが多い。このフッ素系界
面活性剤としては、パーフルオロアルキルカルボン酸
塩、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフルオロ
アルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルトリメ
チルアンモニウム塩、パーフルオロアルキルポリオキシ
エチレン、パーフルオロアルキルベタイン等が挙げられ
る。
【0026】前記乳化重合おける乳化剤の好ましい使用
量は、一般にアクリル系エステル単量体および共単量体
の合計量に対して0.5〜10重量%であり、特に1〜
8重量%が好ましい。乳化剤の使用量が少なすぎると凝
固物が発生するなどエマルジョンの安定性が低下する傾
向を示し、また多過ぎてもエマルジョンから形成される
アクリル系フォームの耐水性等が低下する傾向を示す。
量は、一般にアクリル系エステル単量体および共単量体
の合計量に対して0.5〜10重量%であり、特に1〜
8重量%が好ましい。乳化剤の使用量が少なすぎると凝
固物が発生するなどエマルジョンの安定性が低下する傾
向を示し、また多過ぎてもエマルジョンから形成される
アクリル系フォームの耐水性等が低下する傾向を示す。
【0027】前記乳化重合において使用することができ
る重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウム等の過硫酸塩、過酸化水素等の無機系開始剤、ク
メンハイドロパーオキシド、イソプロピルベンゼンハイ
ドロパーオキシド、パラメンタンハイドロパーオキシ
ド、ベンゾイルパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキ
シド、ジラウロイルパーオキシド等の有機過酸化物、ア
ゾビスイソブチロニトリル、アソビスイソバレロニトリ
ル、アゾビスイソカプロニトリル、アゾビス(フェニル
イソブチロニトリル)等のアゾ化合物、スルフィド、ス
ルフィン酸等の有機系開始剤を挙げることができる。前
記重合開始剤の使用量は、単量体の合計量に対して0.
03〜2重量%が好ましく、特に0.05〜1重量%が
好ましい。
る重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウム等の過硫酸塩、過酸化水素等の無機系開始剤、ク
メンハイドロパーオキシド、イソプロピルベンゼンハイ
ドロパーオキシド、パラメンタンハイドロパーオキシ
ド、ベンゾイルパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキ
シド、ジラウロイルパーオキシド等の有機過酸化物、ア
ゾビスイソブチロニトリル、アソビスイソバレロニトリ
ル、アゾビスイソカプロニトリル、アゾビス(フェニル
イソブチロニトリル)等のアゾ化合物、スルフィド、ス
ルフィン酸等の有機系開始剤を挙げることができる。前
記重合開始剤の使用量は、単量体の合計量に対して0.
03〜2重量%が好ましく、特に0.05〜1重量%が
好ましい。
【0028】また乳化重合を促進させるために、還元
剤、キレート化剤等を添加することもできる。前記還元
剤の例には、ピロ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸水素ナトリウム、硫酸第一鉄、グルコース、
ホルムアルデヒドナトリウムスルホキシレート、L−ア
スコルビン酸およびその塩、亜硫酸水素ナトリウム等が
挙げられ、前記キレート化剤の例には、グリシン、アラ
ニン、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム等が挙げられ
る。
剤、キレート化剤等を添加することもできる。前記還元
剤の例には、ピロ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸水素ナトリウム、硫酸第一鉄、グルコース、
ホルムアルデヒドナトリウムスルホキシレート、L−ア
スコルビン酸およびその塩、亜硫酸水素ナトリウム等が
挙げられ、前記キレート化剤の例には、グリシン、アラ
ニン、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム等が挙げられ
る。
【0029】前記乳化重合において使用することができ
る連鎖移動剤としては、2,4−ジフェニル−4−メチ
ル−1−ペンテン成分を好ましくは60重量%以上含有
するα−メチルスチレンダイマー、ターピノーレン、α
−テルピネン、γ−テルピネン、ジペンテン、オクチル
メルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシ
ルメルカプタン、n−ヘキサデシルメルカプタン、ジメ
チルキサントゲンジスルフィド、ジエチルキサントゲン
ジスルフィド、ジイソプロピルキサントゲンジスルフィ
ド、テトレメチルチウラムモノスルフィド、テトラエチ
ルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジスル
フィド、ジペンタメチルチウラムジスルフィド等が挙げ
られる。連鎖移動剤の使用量は、一般に単量体の合計量
に対して15重量%以下である。
る連鎖移動剤としては、2,4−ジフェニル−4−メチ
ル−1−ペンテン成分を好ましくは60重量%以上含有
するα−メチルスチレンダイマー、ターピノーレン、α
−テルピネン、γ−テルピネン、ジペンテン、オクチル
メルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシ
ルメルカプタン、n−ヘキサデシルメルカプタン、ジメ
チルキサントゲンジスルフィド、ジエチルキサントゲン
ジスルフィド、ジイソプロピルキサントゲンジスルフィ
ド、テトレメチルチウラムモノスルフィド、テトラエチ
ルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジスル
フィド、ジペンタメチルチウラムジスルフィド等が挙げ
られる。連鎖移動剤の使用量は、一般に単量体の合計量
に対して15重量%以下である。
【0030】本発明のアクリル系フォームを構成する
(a) アクリル系エステル重合体には、必要に応じてアル
コキシシラン化合物を配合することができる。前記シラ
ン化合物の具体例としては、テトラメトキシシラン、テ
トラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラ
ブトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルト
リエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチル
トリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラ
ン、n−プロピルトリエトキシシラン、イソプロピルト
リメトキシシラン、イソプロピルトリエトキシシラン、
γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプ
ロピルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、3,3,3−トルフロ
ロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3−トルフロ
ロプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルト
リエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキ
シシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、フェ
ニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、3,4−
エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン、
3,4−エポキシシクロヘキシルエチルトリエトキシシ
ラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシ
シラン、ジエチルジメトキシシラン等を挙げることがで
きる。好ましいシラン化合物は、テトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシ
ラン、ジメチルジエトキシシランである。
(a) アクリル系エステル重合体には、必要に応じてアル
コキシシラン化合物を配合することができる。前記シラ
ン化合物の具体例としては、テトラメトキシシラン、テ
トラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラ
ブトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルト
リエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチル
トリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラ
ン、n−プロピルトリエトキシシラン、イソプロピルト
リメトキシシラン、イソプロピルトリエトキシシラン、
γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプ
ロピルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、3,3,3−トルフロ
ロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3−トルフロ
ロプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルト
リエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキ
シシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、フェ
ニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、3,4−
エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン、
3,4−エポキシシクロヘキシルエチルトリエトキシシ
ラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシ
シラン、ジエチルジメトキシシラン等を挙げることがで
きる。好ましいシラン化合物は、テトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシ
ラン、ジメチルジエトキシシランである。
【0031】これらのシラン化合物は単独でまたは2種
以上を混合して使用することができる。その好ましい添
加量は単量体の合計100重量部に対して0.1〜60
重量部である。前記シラン化合物は、前記乳化重合によ
って得られる(a) アクリル系エステル重合体のエマルジ
ョンに添加、混合することによって配合される。
以上を混合して使用することができる。その好ましい添
加量は単量体の合計100重量部に対して0.1〜60
重量部である。前記シラン化合物は、前記乳化重合によ
って得られる(a) アクリル系エステル重合体のエマルジ
ョンに添加、混合することによって配合される。
【0032】本発明において使用される(a) アクリル系
エステル重合体のエマルジョンの固形分濃度は、通常5
0〜70重量%、好ましくは60〜65重量%である。
また該エマルジョンには、本発明のアクリル系フォーム
の諸特性を改善するため、難燃剤、架橋剤、充填剤、染
顔料、ワックスエマルジョン等の配合剤をさらに添加す
ることもできる。前記難燃剤としては、例えば、リン酸
エステル系、含ハロゲンリン酸エステル系、ポリリン酸
アンモニウム、三酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、メタホ
ウ酸バリウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム等が挙げられる。前記架橋剤としては、例えば、フェ
ノール樹脂、尿素樹脂、アミノ樹脂、アニリン樹脂、、
メラミン樹脂、エポキシ樹脂、アゾ化合物、イソシアネ
ート化合物、亜鉛等が挙げられる。これらの架橋剤を使
用することにより、アクリル系フォームの強度を改善す
ることができる。前記充填剤としては、例えば、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水
酸化マグネシウム、水酸化バリウム、塩基性炭酸亜鉛、
塩基性炭酸鉛、水酸化第2鉄、珪砂、クレー等を挙げら
れる。前記染顔料としては、例えば、チタン白、アニリ
ンブラック、フタロシアニンブルー等の無機顔料、有機
顔料または有機染料が挙げられる。前記ワックスエマル
ジョンとしては、例えば、酸化ポリエチレンワックス、
酸化ポリエチレンワックスパラフィックス、パラフィン
ワックス、流動パラフィン、グリコール変性酸化ポリエ
チレン等のエマルジョンが挙げられる。これらの配合剤
の使用量は、(a)アクリル系エステル重合体のエマル
ジョン100重量部に対して、通常、難燃剤が5〜50
重量部、架橋剤が0.1〜10重量部、充填剤が2〜4
00重量部、染顔料が0.1〜10重量部、ワックスエ
マルジョンが0.5〜10重量部程度である。
エステル重合体のエマルジョンの固形分濃度は、通常5
0〜70重量%、好ましくは60〜65重量%である。
また該エマルジョンには、本発明のアクリル系フォーム
の諸特性を改善するため、難燃剤、架橋剤、充填剤、染
顔料、ワックスエマルジョン等の配合剤をさらに添加す
ることもできる。前記難燃剤としては、例えば、リン酸
エステル系、含ハロゲンリン酸エステル系、ポリリン酸
アンモニウム、三酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、メタホ
ウ酸バリウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム等が挙げられる。前記架橋剤としては、例えば、フェ
ノール樹脂、尿素樹脂、アミノ樹脂、アニリン樹脂、、
メラミン樹脂、エポキシ樹脂、アゾ化合物、イソシアネ
ート化合物、亜鉛等が挙げられる。これらの架橋剤を使
用することにより、アクリル系フォームの強度を改善す
ることができる。前記充填剤としては、例えば、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水
酸化マグネシウム、水酸化バリウム、塩基性炭酸亜鉛、
塩基性炭酸鉛、水酸化第2鉄、珪砂、クレー等を挙げら
れる。前記染顔料としては、例えば、チタン白、アニリ
ンブラック、フタロシアニンブルー等の無機顔料、有機
顔料または有機染料が挙げられる。前記ワックスエマル
ジョンとしては、例えば、酸化ポリエチレンワックス、
酸化ポリエチレンワックスパラフィックス、パラフィン
ワックス、流動パラフィン、グリコール変性酸化ポリエ
チレン等のエマルジョンが挙げられる。これらの配合剤
の使用量は、(a)アクリル系エステル重合体のエマル
ジョン100重量部に対して、通常、難燃剤が5〜50
重量部、架橋剤が0.1〜10重量部、充填剤が2〜4
00重量部、染顔料が0.1〜10重量部、ワックスエ
マルジョンが0.5〜10重量部程度である。
【0033】本発明のアクリル系フォームは、場合によ
り前記各種配合成分を含有する(a)アクリル系エステル
重合体のエマルジョンを発泡させ、加熱ゲル化させるこ
とにより得られるものであるが、その発泡に際して、
(b) 珪ふっ化塩を前記エマルジョンに添加、混合する。
前記珪ふっ化塩としては、珪ふっ化ナトリウム、珪ふっ
化カリウム、珪ふっ化アンモニウム等が使用されるが、
好ましい珪ふっ化塩は珪ふっ化ナトリウム、珪ふっ化カ
リウムであり、特に珪ふっ化カリウムが好ましい。これ
らの珪ふっ化塩は単独で使用することも、また2種以上
を混合して使用することもできる。
り前記各種配合成分を含有する(a)アクリル系エステル
重合体のエマルジョンを発泡させ、加熱ゲル化させるこ
とにより得られるものであるが、その発泡に際して、
(b) 珪ふっ化塩を前記エマルジョンに添加、混合する。
前記珪ふっ化塩としては、珪ふっ化ナトリウム、珪ふっ
化カリウム、珪ふっ化アンモニウム等が使用されるが、
好ましい珪ふっ化塩は珪ふっ化ナトリウム、珪ふっ化カ
リウムであり、特に珪ふっ化カリウムが好ましい。これ
らの珪ふっ化塩は単独で使用することも、また2種以上
を混合して使用することもできる。
【0034】(b) 珪ふっ化塩の使用量は、(a) アクリル
系エステル重合体100重量部に対して0.05〜10
重量部であり、好ましくは0.1〜8重量部、特に好ま
しくは0.5〜5重量部である。珪ふっ化塩の使用量が
0.05重量部未満では、裏打ち材層の着床性、圧縮回
復性等が損なわれ、また10重量部を超えると、フォー
ムを形成する際のエマルジョンの不安定化が早過ぎて発
泡機内でゲル化が起こり、基材に適用したときに美観の
ある裏打ち材層が得られない。
系エステル重合体100重量部に対して0.05〜10
重量部であり、好ましくは0.1〜8重量部、特に好ま
しくは0.5〜5重量部である。珪ふっ化塩の使用量が
0.05重量部未満では、裏打ち材層の着床性、圧縮回
復性等が損なわれ、また10重量部を超えると、フォー
ムを形成する際のエマルジョンの不安定化が早過ぎて発
泡機内でゲル化が起こり、基材に適用したときに美観の
ある裏打ち材層が得られない。
【0035】本発明においては、(b) 珪ふっ化塩は、
(a) アクリル系エステル重合体のエマルジョンの発泡前
および/または発泡中に添加される。その際、珪ふっ化
塩の一部または全量を前記エマルジョンの発泡中に添加
することが好ましい。珪ふっ化塩を発泡中に添加する際
には、その全量を一度に添加することができ、また分割
または連続して添加することもできる。本発明のアクリ
ル系フォームを、(b) 珪ふっ化塩の存在下で(a) アクリ
ル系エステル重合体のエマルジョンを発砲させることに
より製造する際の好ましい方法は、(a) アクリル系エス
テル重合体のエマルジョンの発泡状態が均一になった時
点、例えば発泡系の比重が0.3〜0.5程度となった
時点、で(b) 珪ふっ化塩を添加したのち、温度を通常8
0°C以上、好ましくは100〜130°C程度とし、
加熱時間を通常10分以上、好ましくは20〜40分程
度として、加熱ゲル化させる方法である。本発明におい
ては、前記のようにして添加された珪ふっ化塩は、それ
を発泡前に添加する場合は、気孔構造を有さないアクリ
ル系エステル重合体のエマルジョンに均一に分散され、
また発泡中に添加する場合は、気孔構造を有する前記エ
マルジョンに均一に分散されることになり、そして珪ふ
っ化塩の一部を発泡前に添加し且つ残部を発泡中に添加
する場合には、珪ふっ化塩が存在する系の状態は、発泡
の進行に伴って、気孔構造を有さない段階から気孔構造
を有する段階へと逐次変化することになる。何れにせ
よ、この珪ふっ化塩は前記エマルジョンのフォーム形成
時に遅延凝固剤として作用してアクリル系エステル重合
体エマルジョン全体を均一にゲル化させ、発泡後はアク
リル系フォーム中に均一に分散・含有されるものであ
り、それにより、本発明のアクリル系フォームが後述す
る優れた総合特性を有するものとなるのである。ある種
の珪ふっ化塩は、従来からフォームラバーの遅延凝固剤
として使用されており、本発明における珪ふっ化塩はそ
の意味では従来の技術と一部共通する作用を示すもので
あるが、後述する実施例から明らかなように、本発明に
おける(a) アクリル系エステル重合体と組合せ使用され
る(b) 珪ふっ化塩の作用には、総合的に見て、フォーム
ラバー用遅延凝固剤としての作用からでは予期できない
ものがある。
(a) アクリル系エステル重合体のエマルジョンの発泡前
および/または発泡中に添加される。その際、珪ふっ化
塩の一部または全量を前記エマルジョンの発泡中に添加
することが好ましい。珪ふっ化塩を発泡中に添加する際
には、その全量を一度に添加することができ、また分割
または連続して添加することもできる。本発明のアクリ
ル系フォームを、(b) 珪ふっ化塩の存在下で(a) アクリ
ル系エステル重合体のエマルジョンを発砲させることに
より製造する際の好ましい方法は、(a) アクリル系エス
テル重合体のエマルジョンの発泡状態が均一になった時
点、例えば発泡系の比重が0.3〜0.5程度となった
時点、で(b) 珪ふっ化塩を添加したのち、温度を通常8
0°C以上、好ましくは100〜130°C程度とし、
加熱時間を通常10分以上、好ましくは20〜40分程
度として、加熱ゲル化させる方法である。本発明におい
ては、前記のようにして添加された珪ふっ化塩は、それ
を発泡前に添加する場合は、気孔構造を有さないアクリ
ル系エステル重合体のエマルジョンに均一に分散され、
また発泡中に添加する場合は、気孔構造を有する前記エ
マルジョンに均一に分散されることになり、そして珪ふ
っ化塩の一部を発泡前に添加し且つ残部を発泡中に添加
する場合には、珪ふっ化塩が存在する系の状態は、発泡
の進行に伴って、気孔構造を有さない段階から気孔構造
を有する段階へと逐次変化することになる。何れにせ
よ、この珪ふっ化塩は前記エマルジョンのフォーム形成
時に遅延凝固剤として作用してアクリル系エステル重合
体エマルジョン全体を均一にゲル化させ、発泡後はアク
リル系フォーム中に均一に分散・含有されるものであ
り、それにより、本発明のアクリル系フォームが後述す
る優れた総合特性を有するものとなるのである。ある種
の珪ふっ化塩は、従来からフォームラバーの遅延凝固剤
として使用されており、本発明における珪ふっ化塩はそ
の意味では従来の技術と一部共通する作用を示すもので
あるが、後述する実施例から明らかなように、本発明に
おける(a) アクリル系エステル重合体と組合せ使用され
る(b) 珪ふっ化塩の作用には、総合的に見て、フォーム
ラバー用遅延凝固剤としての作用からでは予期できない
ものがある。
【0036】また本発明においては、酢酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム等のアンモニ
ウム塩、アルキルフェノールアルキレンオキシド付加
物、ポリビニルメチルエーテル、ポリプロピレングリコ
ール、ポリエーテルポリホルマール、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、シリコーン系感熱化
剤等の感熱化剤を、珪ふっ化塩と併用することもでき
る。
ム、塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム等のアンモニ
ウム塩、アルキルフェノールアルキレンオキシド付加
物、ポリビニルメチルエーテル、ポリプロピレングリコ
ール、ポリエーテルポリホルマール、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、シリコーン系感熱化
剤等の感熱化剤を、珪ふっ化塩と併用することもでき
る。
【0037】さらに本発明においては、アクリル系エス
テル重合体エマルジョンの発泡に際して、分散剤、湿潤
剤、消泡剤、増粘剤、気泡安定剤等も適宜添加すること
もできる。前記添加成分の例を挙げると、分散剤には、
トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウ
ム等が、湿潤剤には、スルホコハク酸ジ(2−エチルヘ
キシル)エチルのナトリウム塩、2−エチルヘキサノー
ルと尿素との混合物、ノプコウエット50(商品名、サ
ンノプコ社製)等が、消泡剤には、ジメチルポリシロキ
サンに白色充填剤を配合したエマルジョン、KM−71
(商品名、信越化学工業社製)等が、増粘剤には、ポリ
アクリル酸ナトリウム、アロン−20L(商品名、東亜
合成化学工業社製)等が、気泡安定剤には、ステアリン
酸アンモニウム、アルキルスルホサクシネート、ノプコ
DC−100A(商品名、サンノプコ社製)、ALCO
POL−FA(商品名、米国アライドコロイド社製)等
がある。これらの添加成分は、本発明におけるエマルジ
ョンを特に天然ゴムラテックスと組合せて使用する際に
有用である。また本発明におけるエマルジョンには、そ
の特性を損なわない限り他のゴムラテックス、樹脂エマ
ルジョン等を混合することもでき、それにより、本発明
のアクリル系フォームの特性バランスをさらに改善でき
る場合がある。
テル重合体エマルジョンの発泡に際して、分散剤、湿潤
剤、消泡剤、増粘剤、気泡安定剤等も適宜添加すること
もできる。前記添加成分の例を挙げると、分散剤には、
トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウ
ム等が、湿潤剤には、スルホコハク酸ジ(2−エチルヘ
キシル)エチルのナトリウム塩、2−エチルヘキサノー
ルと尿素との混合物、ノプコウエット50(商品名、サ
ンノプコ社製)等が、消泡剤には、ジメチルポリシロキ
サンに白色充填剤を配合したエマルジョン、KM−71
(商品名、信越化学工業社製)等が、増粘剤には、ポリ
アクリル酸ナトリウム、アロン−20L(商品名、東亜
合成化学工業社製)等が、気泡安定剤には、ステアリン
酸アンモニウム、アルキルスルホサクシネート、ノプコ
DC−100A(商品名、サンノプコ社製)、ALCO
POL−FA(商品名、米国アライドコロイド社製)等
がある。これらの添加成分は、本発明におけるエマルジ
ョンを特に天然ゴムラテックスと組合せて使用する際に
有用である。また本発明におけるエマルジョンには、そ
の特性を損なわない限り他のゴムラテックス、樹脂エマ
ルジョン等を混合することもでき、それにより、本発明
のアクリル系フォームの特性バランスをさらに改善でき
る場合がある。
【0038】本発明のアクリル系フォームを形成するた
めのエマルジョンの発泡は、揮発性および/または分解
性の発泡剤を使用して、またはホイッパー等により機械
的に攪拌して、連続的にあるいは非連続的に実施するこ
とができる。その発泡倍率は、通常1.5〜10倍、好
ましくは2〜5倍である。また、発泡後の本発明のフォ
ームのかさ比重は、通常0.05〜0.9である。
めのエマルジョンの発泡は、揮発性および/または分解
性の発泡剤を使用して、またはホイッパー等により機械
的に攪拌して、連続的にあるいは非連続的に実施するこ
とができる。その発泡倍率は、通常1.5〜10倍、好
ましくは2〜5倍である。また、発泡後の本発明のフォ
ームのかさ比重は、通常0.05〜0.9である。
【0039】本発明のアクリル系フォームは、前記のよ
うにして発泡させたまたは発泡しつつあるエマルジョン
を、必要に応じて基材に塗布したのち、乾燥して固化さ
せることにより形成される。そのフォームの形状、厚
さ、寸法等は、使用目的に応じて適宜に選定される。
うにして発泡させたまたは発泡しつつあるエマルジョン
を、必要に応じて基材に塗布したのち、乾燥して固化さ
せることにより形成される。そのフォームの形状、厚
さ、寸法等は、使用目的に応じて適宜に選定される。
【0040】本発明のアクリル系フォームは、均一な発
泡構造に基づく美麗なスキンを有するものであり、また
柔軟で十分な化粧効果を達成できて外観に優れ、しかも
難燃性、耐水性、耐汚染性、耐候性、通気性等に優れて
いる。したがって、例えば、カーペット等の裏打ち材と
して商品価値が一段と高い敷物を提供することができる
のみならず、建材、内装材(床用、天井用、壁用等)、
断熱材、制振材(自動車用、オーディオ用等)、防音
材、家電用保護材等としても有用である。
泡構造に基づく美麗なスキンを有するものであり、また
柔軟で十分な化粧効果を達成できて外観に優れ、しかも
難燃性、耐水性、耐汚染性、耐候性、通気性等に優れて
いる。したがって、例えば、カーペット等の裏打ち材と
して商品価値が一段と高い敷物を提供することができる
のみならず、建材、内装材(床用、天井用、壁用等)、
断熱材、制振材(自動車用、オーディオ用等)、防音
材、家電用保護材等としても有用である。
【0041】以下実施例および比較例により、本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例の
みに限定されるものではない。なお、部および%はとも
に重量に基づく。
さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例の
みに限定されるものではない。なお、部および%はとも
に重量に基づく。
実施例1〜4 反応容器に蒸留水200部、炭酸カリウム0.2部、酸
性亜硫酸ナトリウム0.03部、ラウリル硫酸ナトリウ
ム2.0部、過硫酸カリウム0.3部および表1に示し
た単量体を仕込み、50°Cで5時間重合して、重合体
エマルジョンを得た。重合転化率はいずれも98%以上
に達した。得られた重合体エマルジョンを使用して、下
記の配合Aに示す裏打ち材用組成物を調製した。これら
の組成物に下記の配合Bに示す処方で珪ふっ化塩、架橋
剤等を配合したのち、ホイッパーを用いて攪拌発泡さ
せ、その後カーペットマットの裏面に塗布して、加熱ゲ
ル化させた。ついで、生成したフォームにエンボスロー
ルで型付けを行なったのち、120°Cで30分間乾
燥、架橋させて、フォーム裏打ちされたマットを作製し
た。 配合A: (乾燥重量部) 重合体エマルジョン 100 オレイン酸カリウム(安定剤) 1.5 アルキルスルホサクシナメート(発泡剤) 0.5 トリポリリン酸ソーダ(分散剤) 0.2 泡安定剤(トリメンベース、ユニロイヤル社製) 0.5 水酸化アルミニウム(充填剤) 50 ポリアクリル酸ソーダ(増粘剤) 0.4 配合B: (乾燥重量部) 組成物(配合A) 100 珪ふっ化塩 1.0〜5.0(全単量体100部当り。表1参照) 亜鉛華(50%分散液) 2 メラミン樹脂(架橋剤) 2 作製されたフォーム裏打ちマットについて、下記の要領
で物性評価を実施した。評価結果を、表1に示す。 タック:試料の裏打ち面のタックを指触により判定。 (評価基準)○:タックなし。 △:少しタックあり。 ×:タックあり。 風合い:試料の裏打ち面について、カンチレバー法にて
測定。数値の大きいほど風合いが悪いことを意味する。 強度 :重合体エマルジョンを用いて常温でフィルムを
作製したのち、JISK6301に準じて測定。 圧縮回復性:試料の裏打ち面に指荷重を掛けたのち、へ
こみの回復度を目視により判定。 (評価基準)○:直ちに戻る。 △:元に戻るが、遅い。 ×:元に戻らない。 着床性:予めワックス掛けされた塩化ビニル製タイルの
上に試料(10cm×15cm)を、裏打ち面を下にして
乗せ、2Kgの荷重を掛けて滑り抵抗を指触により判
定。 (判定基準)○:殆ど滑らない。 △:少し滑る。 ×:よく滑る。 耐光性:試料の裏打ち面をフェードメーター(スガ試験
機(株)製)により63°Cで100時間曝露し、変色
および劣化状態を目視により判定。 (判定基準)○:変色、劣化ともになし。 △:変色はあるが、劣化はなし。 ×:変色があり、劣化が著しい。 耐水性:試料を市販中性洗剤を使用して洗濯機で洗濯
し、脱水後の状態を目視により判定。 (判定基準)○:変化なし。 △:少し膨潤。 ×:原形をとどめない。 型付け性:試料の裏打ち面をエンボスロールで型付けし
た状態を目視により判定。 (判定基準)○:型付けが良好。 △:十分に型付けできない。 ×:型付けできない。
性亜硫酸ナトリウム0.03部、ラウリル硫酸ナトリウ
ム2.0部、過硫酸カリウム0.3部および表1に示し
た単量体を仕込み、50°Cで5時間重合して、重合体
エマルジョンを得た。重合転化率はいずれも98%以上
に達した。得られた重合体エマルジョンを使用して、下
記の配合Aに示す裏打ち材用組成物を調製した。これら
の組成物に下記の配合Bに示す処方で珪ふっ化塩、架橋
剤等を配合したのち、ホイッパーを用いて攪拌発泡さ
せ、その後カーペットマットの裏面に塗布して、加熱ゲ
ル化させた。ついで、生成したフォームにエンボスロー
ルで型付けを行なったのち、120°Cで30分間乾
燥、架橋させて、フォーム裏打ちされたマットを作製し
た。 配合A: (乾燥重量部) 重合体エマルジョン 100 オレイン酸カリウム(安定剤) 1.5 アルキルスルホサクシナメート(発泡剤) 0.5 トリポリリン酸ソーダ(分散剤) 0.2 泡安定剤(トリメンベース、ユニロイヤル社製) 0.5 水酸化アルミニウム(充填剤) 50 ポリアクリル酸ソーダ(増粘剤) 0.4 配合B: (乾燥重量部) 組成物(配合A) 100 珪ふっ化塩 1.0〜5.0(全単量体100部当り。表1参照) 亜鉛華(50%分散液) 2 メラミン樹脂(架橋剤) 2 作製されたフォーム裏打ちマットについて、下記の要領
で物性評価を実施した。評価結果を、表1に示す。 タック:試料の裏打ち面のタックを指触により判定。 (評価基準)○:タックなし。 △:少しタックあり。 ×:タックあり。 風合い:試料の裏打ち面について、カンチレバー法にて
測定。数値の大きいほど風合いが悪いことを意味する。 強度 :重合体エマルジョンを用いて常温でフィルムを
作製したのち、JISK6301に準じて測定。 圧縮回復性:試料の裏打ち面に指荷重を掛けたのち、へ
こみの回復度を目視により判定。 (評価基準)○:直ちに戻る。 △:元に戻るが、遅い。 ×:元に戻らない。 着床性:予めワックス掛けされた塩化ビニル製タイルの
上に試料(10cm×15cm)を、裏打ち面を下にして
乗せ、2Kgの荷重を掛けて滑り抵抗を指触により判
定。 (判定基準)○:殆ど滑らない。 △:少し滑る。 ×:よく滑る。 耐光性:試料の裏打ち面をフェードメーター(スガ試験
機(株)製)により63°Cで100時間曝露し、変色
および劣化状態を目視により判定。 (判定基準)○:変色、劣化ともになし。 △:変色はあるが、劣化はなし。 ×:変色があり、劣化が著しい。 耐水性:試料を市販中性洗剤を使用して洗濯機で洗濯
し、脱水後の状態を目視により判定。 (判定基準)○:変化なし。 △:少し膨潤。 ×:原形をとどめない。 型付け性:試料の裏打ち面をエンボスロールで型付けし
た状態を目視により判定。 (判定基準)○:型付けが良好。 △:十分に型付けできない。 ×:型付けできない。
【0042】実施例5 単量体の組成を表1に示す通りとした以外は実施例1と
同様にして、重合体エマルジョンを得た。得られた重合
体エマルジョンを使用した以外は実施例1の配合Aと同
様に配合して、裏打ち材用組成物を調製した。この組成
物100部に、亜鉛華(50重量%分散液)2部および
メラミン樹脂2部を配合したのち、ホイッパーを用いて
攪拌発泡させ、発泡系の比重が0.4程度になった時点
で、珪ふっ化カリウムを全単量体100重量部当たり
2.0部添加して、再度ホイッパーを用いて攪拌発泡さ
せ、その後カーペットマットの裏面に塗布して、加熱ゲ
ル化させた。ついで、生成したフォームにエンボスロー
ルで型付けを行なったのち、120°Cで30分間乾
燥、架橋させて、フォーム裏打ちされたマットを作製し
た。このフォーム裏打ちマットについて、実施例1と同
様にして物性評価を実施した。評価結果を表1に示す。
同様にして、重合体エマルジョンを得た。得られた重合
体エマルジョンを使用した以外は実施例1の配合Aと同
様に配合して、裏打ち材用組成物を調製した。この組成
物100部に、亜鉛華(50重量%分散液)2部および
メラミン樹脂2部を配合したのち、ホイッパーを用いて
攪拌発泡させ、発泡系の比重が0.4程度になった時点
で、珪ふっ化カリウムを全単量体100重量部当たり
2.0部添加して、再度ホイッパーを用いて攪拌発泡さ
せ、その後カーペットマットの裏面に塗布して、加熱ゲ
ル化させた。ついで、生成したフォームにエンボスロー
ルで型付けを行なったのち、120°Cで30分間乾
燥、架橋させて、フォーム裏打ちされたマットを作製し
た。このフォーム裏打ちマットについて、実施例1と同
様にして物性評価を実施した。評価結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】比較例1〜4 表2に示す単量体および珪ふっ化塩を使用した以外は実
施例1と同様にして、フォーム裏打ちマットを作製し、
物性評価を実施した。評価結果を表2に示す。
施例1と同様にして、フォーム裏打ちマットを作製し、
物性評価を実施した。評価結果を表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】実施例1〜5と比較例2、3との対比から
明らかなように、本発明のアクリル系フォームは、所定
量の珪ふっ化塩を使用することにより、特に強度、圧縮
回復性および型付け性に優れているのみならず、タッ
ク、風合い、着床性、耐光性および耐水性も良好であ
り、極めて優れた総合特性を有するものである。また、
アクリル系エステル単量体を所定量含有しない比較例1
および4のフォームは、特に圧縮回復性、着床性および
型付け性が不十分で、フォーム材料として満足できない
ものである。
明らかなように、本発明のアクリル系フォームは、所定
量の珪ふっ化塩を使用することにより、特に強度、圧縮
回復性および型付け性に優れているのみならず、タッ
ク、風合い、着床性、耐光性および耐水性も良好であ
り、極めて優れた総合特性を有するものである。また、
アクリル系エステル単量体を所定量含有しない比較例1
および4のフォームは、特に圧縮回復性、着床性および
型付け性が不十分で、フォーム材料として満足できない
ものである。
【0047】
【発明の効果】本発明のアクリル系フォームは、従来の
耐候性フォームに比べて、次のような顕著な効果を奏す
るものである。 (1)フォームの型付け性に優れ、模様付け等の化粧効
果を十分発揮することができるので、敷物等の物品の商
品価値を著しく高めることができる。 (2)強度および圧縮回復性が優れているので、長期間
使用しても型崩れせず且つフォーム本来の性能を保持で
きる。しかも着床性も良好であるため、例えば本発明の
アクリル系フォームで裏打ちされた敷物は、その本来の
性能を損なわないで長期間の使用に耐えることができ
る。 (3)さらに耐光性、耐水性等も良好であるため、洗
濯、屋外乾燥にも十分耐えられ、総合特性に優れ且つ使
い勝手のよい敷物等の物品を提供することができる。 (4)フォームの発泡構造が均一で美麗なスキン層を有
するとともに、柔軟性に優れた高発泡体をもたらすこと
ができる。 (5)その優れた総合特性から、建材、内装材、断熱
材、制振材、防音材、保護材等を含め、従来のフォーム
に比べてより広い分野で好適に使用することができる。
耐候性フォームに比べて、次のような顕著な効果を奏す
るものである。 (1)フォームの型付け性に優れ、模様付け等の化粧効
果を十分発揮することができるので、敷物等の物品の商
品価値を著しく高めることができる。 (2)強度および圧縮回復性が優れているので、長期間
使用しても型崩れせず且つフォーム本来の性能を保持で
きる。しかも着床性も良好であるため、例えば本発明の
アクリル系フォームで裏打ちされた敷物は、その本来の
性能を損なわないで長期間の使用に耐えることができ
る。 (3)さらに耐光性、耐水性等も良好であるため、洗
濯、屋外乾燥にも十分耐えられ、総合特性に優れ且つ使
い勝手のよい敷物等の物品を提供することができる。 (4)フォームの発泡構造が均一で美麗なスキン層を有
するとともに、柔軟性に優れた高発泡体をもたらすこと
ができる。 (5)その優れた総合特性から、建材、内装材、断熱
材、制振材、防音材、保護材等を含め、従来のフォーム
に比べてより広い分野で好適に使用することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 33/08 LHU 7921−4J D06M 11/20 15/263 // A47G 27/02 Z 7137−3K C08L 33:08 (72)発明者 米川 芳明 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 (a) アクリル酸エステル単量体および/
またはメタクリル酸エステル単量体10〜100重量%
と他の共単量体90〜0重量%とからなるアクリル系エ
ステル重合体100重量部に対して、(b) 珪ふっ化塩
0.05〜10重量部を含有してなることを特徴とする
アクリル系フォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3700292A JPH05295150A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | アクリル系フォーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3700292A JPH05295150A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | アクリル系フォーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05295150A true JPH05295150A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=12485507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3700292A Pending JPH05295150A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | アクリル系フォーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05295150A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013180028A1 (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-05 | 日東電工株式会社 | 熱可塑性樹脂発泡体及び発泡シール材 |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP3700292A patent/JPH05295150A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013180028A1 (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-05 | 日東電工株式会社 | 熱可塑性樹脂発泡体及び発泡シール材 |
JP2014005450A (ja) * | 2012-05-28 | 2014-01-16 | Nitto Denko Corp | 熱可塑性樹脂発泡体及び発泡シール材 |
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