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JPH0616954A - フォーム用ビニル系重合体エマルジョン組成物 - Google Patents

フォーム用ビニル系重合体エマルジョン組成物

Info

Publication number
JPH0616954A
JPH0616954A JP19271692A JP19271692A JPH0616954A JP H0616954 A JPH0616954 A JP H0616954A JP 19271692 A JP19271692 A JP 19271692A JP 19271692 A JP19271692 A JP 19271692A JP H0616954 A JPH0616954 A JP H0616954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
vinyl
emulsion composition
examples
vinyl polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19271692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Yonekawa
芳明 米川
Akio Hiraharu
晃男 平春
Yorinobu Ikeda
頼信 池田
Yasuhisa Watabe
康久 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority to JP19271692A priority Critical patent/JPH0616954A/ja
Publication of JPH0616954A publication Critical patent/JPH0616954A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮回復性、耐水性等に優れたフォームを形
成しうるフォーム用ビニル系重合体エマルジョン組成物
を提供する。 【構成】 フォーム用ビニル系重合体エマルジョン組成
物は、全固形分が45〜85重量%。並びに体積で2倍
に発泡させたときの未乾燥フォームの粘度が2,000
〜70,0000cpsであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮回復性、耐水性等
の特性バランスに優れたフォームを形成しうるフォーム
用ビニル系重合体エマルジョン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、重合体フォームは、金属、プラス
チック、木材、合板、カーペット等の接合材、建材、内
装材、断熱材、防音材、制振材、家電用保護材などとし
て広く利用されており、そのための材料としては、ゴ
ム、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
アクリル系樹脂、ポリウレタン、熱硬化性樹脂等の種々
のものが使用されている。これらのフォームは、一般に
発泡剤を使用して発泡されており、また、特に天然ゴム
ラテックス、クロロプレンラテックス、スチレンブタジ
エンゴムラテックス、ニトリルゴムラテックス、アクリ
ル系重合体エマルジョン等では、架橋剤、老化防止剤、
増粘剤、気泡安定剤、分散剤、ゲル化剤、充填材、発泡
助剤等を混合して機械発泡させたのち、加熱乾燥するこ
とによりフォームを形成している。しかしながら、揮発
性溶剤、フレオン系ガス等の発泡剤を使用するのは、環
境上、健康上等に問題があり、しかも性能面でもフォー
ム強度、耐候性等が充分ではなかった。また、前記のよ
うにラテックスあるいはエマルジョンを機械発泡させる
場合は、ゲル化剤を使用するため、フォーム用組成物の
安定性と可使時間とのバランスが悪くなり、さらに天然
ゴム、クロロプレンラテックス、スチレンブタジエンゴ
ムラテックス、ニトリルゴムラテックス等のゴムラテッ
クスの場合は、耐候性、耐水性等が十分でなかった。こ
れに対して、特にアクリル系重合体エマルジョンを機械
発泡させ、ゲル化、加熱乾燥して得られるフォーム(特
開昭63−89585号公報、特開平2−264079
号公報等)は、一般的な性能上のバランスは良いが、フ
ォームの圧縮回復性が劣るなど、実用上問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、アクリル系重合体等のビニル系重合体エマルジ
ョンから得られるフォームにおける従来の欠点を克服
し、圧縮回復性、耐水性等の特性バランスに優れたフォ
ームを形成しうるフォーム用エマルジョン組成物を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、全固形分が4
5〜85重量%、並びに体積で2倍に発泡させたときの
未乾燥フォームの粘度が2,000〜70,000cp
sであることを特徴とするフォーム用ビニル系重合体エ
マルジョン組成物に関わるものである。
【0005】以下、本発明を詳細に説明するが、これに
より、本発明の目的、構成および効果が明確になるであ
ろう。本発明のフォーム用エマルジョン組成物に使用さ
れるビニル系重合体は、エマルジョンとして前記特定の
全固形分および未乾燥粘度を有することができ、且つフ
ォームを形成しうるものであれば、特に制限されるもの
ではなく、その例としては、エチレン性不飽和カルボン
酸エステル、エチレン性不飽和ニトリル、ビニル系芳香
族化合物、ハロゲン化ビニル系化合物等の1種以上のビ
ニル単量体またはその誘導体(以下、これらをまとめて
「ビニル系単量体」という。)の重合体を挙げることが
できる。
【0006】前記エチレン性不飽和カルボン酸エステル
としては、例えばアクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル等の不飽和モノカルボン酸エステル、イタコン酸
エステル、マレイン酸エステル等の不飽和ポリカルボン
酸エステルを挙げることができる。これらのエチレン性
不飽和カルボン酸エステルのうち、アクリル酸エステル
およびメタクリル酸エステルが好ましく、それらの具体
例としては、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸n
−ブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−ブ
チル、メタクリル酸イソブチル、アクリル酸ペンチル、
メタクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、メタクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、メタクリル酸ヘプ
チル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2
−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、メタクリル酸
オクチル、アクリル酸n−ノニル、アクリル酸イソノニ
ル、メタクリル酸n−ノニル、メタクリル酸イソノニ
ル、アクリル酸デシル、メタクリル酸デシル、アクリル
酸ウンデシル、メタクリル酸ウンデシル、アクリル酸ド
デシル、メタクリル酸ドデシル、アクリル酸n−アミ
ル、アクリル酸イソアミル、メタクリル酸n−アミル、
メタクリル酸イソアミル、アクリル酸ラウリル、メタク
リル酸ラウリル、アクリル酸ベンジル、メタクリル酸ベ
ンジル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸シク
ロヘキシル等を挙げることができる。好ましいアクリル
酸エステルあるいはメタクリル酸アルキルは、アルキル
基の炭素数が1〜12のものであり、特に好ましくはア
クリル酸エチル、アクリル酸n−ブチルあるいはアクリ
ル酸イソノニルである。本発明においては、これらのア
クリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステル
が、特に好ましいビニル系単量体である。
【0007】前記エチレン性不飽和ニトリルとしては、
例えばアクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリ
ル、α−メトキシアクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、α−クロロメタクリロニトリル、α−メトキシメタ
クリロニトリル、シアン化ビニリデン等を挙げることが
でき、特にアクリロニトリルが好ましい。
【0008】前記ビニル系芳香族化合物としては、例え
ばスチレン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、o−エチルスチレン、p−エ
チルスチレン、α−クロロスチレン、p−クロロスチレ
ン、p−メトキシスチレン、p−アミノスチレン、p−
アセトキシスチレン、スチレンスルホン酸ナトリウム、
α−ビニルナフタレン、1−ビニルナフタレン−4−ス
ルホン酸ナトリウム、2−ビニルフルオレン、2−ビニ
ルピリジン、4−ビニルピリジン等を挙げることがで
き、特にスチレンが好ましい。
【0009】前記ハロゲン化ビニル系化合物としては、
例えばフッ化ビニル、フッ化ビニルデン、塩化ビニル、
塩化ビニリデン、1,2−ジクロロエチレン、臭化ビニ
ル、臭化ビニリデン、1,2−ジブロモエチレン等を挙
げることができ、特に塩化ビニルが好ましい。
【0010】また本発明においては、前記したエチレン
性不飽和カルボン酸エステル、エチレン性不飽和ニトリ
ル、ビニル系芳香族化合物およびハロゲン化ビニル系化
合物は、1種以上の他の単量体と共重合させることもで
きる。このような他の単量体としては、例えばエチレン
性不飽和アルコールのエステル、エチレン性不飽和エー
テル、エチレン性不飽和シラン、共役ジエン等を挙げる
ことができる。
【0011】前記エチレン性不飽和アルコールのエステ
ルの具体例としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、酪酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニ
ル、酢酸アリル、酢酸メタアリル、カプロン酸アリル、
カプロン酸メタアリル、ラウリン酸アリル、安息香酸ア
リル、アルキルスルホン酸ビニル、アルキルスルホン酸
アリル、アリールスルホン酸ビニル、アリルアリールス
ルホン酸等が挙げられる。
【0012】前記エチレン性不飽和エーテルの具体例と
しては、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテ
ル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニル
エーテル、メチルアリルエーテル、エチルアリルエーテ
ル等が挙げられる。
【0013】前記エチレン性不飽和シランの具体例とし
ては、ビニルトリエチルシラン、ビニルメチルジクロロ
シラン、アリルジメチルクロロシラン、ビニルトリクロ
ロシラン等が挙げられる。
【0014】前記ジエン系単量体の具体例としては、
1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエ
ン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−ネオ
ペンチル−1,3−ブタジエン、2−クロロ−1,3−
ブタジエン、1,2−ジクロロ−1,3−ブタジエン、
2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、2−ブロモ−
1,3−ブタジエン、2−シアノ−1,3−ブタジエ
ン、置換直鎖共役ペンタジエン類、直鎖共役または側鎖
共役ヘキサジエン等が挙げられる。
【0015】本発明において使用されるビニル系重合体
が共重合体である場合の好ましい前記ビニル系単量体相
互の組み合わせまたは前記ビニル系単量体と前記他の単
量体との組み合わせの例としては、アクリル酸エチル/
メタクリル酸メチルの組み合わせ(以下同様)、アクリ
ル酸n−ブチル/メタクリル酸メチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル/メタクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル/アクリル酸n−ブチル/メタクリル酸メチル、アク
リル酸エチル/アクリル酸2−エチルヘキシル/メタク
リル酸メチル、アクリル酸エチル/アクリル酸n−ブチ
ル/アクリル酸2−エチルヘキシル/メタクリル酸メチ
ル、アクリル酸n−ブチル/スチレン、アクリル酸n−
ブチル/スチレン、アクリロニトリル/アクリル酸エチ
ル/メタクリル酸メチル、スチレン/アクリル酸エチル
/メタクリル酸メチル、塩化ビニル/アクリル酸2−エ
チルヘキシル/メタクリル酸メチル等が挙げられる。
【0016】本発明において使用されるビニル系重合体
は、そのエマルジョンがそのまま本発明のエマルジョン
組成物に使用できるという観点から、前記したようなビ
ニル系単量体を、場合により他の単量体とともに、乳化
重合することにより製造することが好ましい。このよう
な乳化重合は、通常、全単量体100重量部に対して1
00〜200重量部の水を使用し、乳化剤および重合開
始剤の存在下で、場合により連鎖移動剤、各種電解質、
pH調整剤等を添加して、10〜90°C、好ましくは
40〜80°Cの温度で、5〜15時間程度重合するこ
とによって行なわれる。乳化重合に際しては、使用単量
体を一括添加、分割添加あるいは連続添加などの適宜の
方法で添加することができる。前記分割添加あるいは連
続添加に際しては、単量体を重合開始剤等の他の添加成
分とともに添加することができ、または、前記他の添加
成分を予め全量添加しておき、単量体のみを分割あるい
は連続して添加することもできる。また分割添加あるい
は連続添加される単量体は予め乳化しておくこともでき
る。
【0017】前記乳化重合における乳化剤としては、ア
ニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤、両性界面活性剤等の1種以上が使用され、これ
らの界面活性剤は親油性基がフッ素化されたフッ素系界
面活性剤であることもできる。
【0018】前記アニオン界面活性剤としては、例えば
脂肪酸のアルカリ金属塩、高級アルコールの硫酸エステ
ル塩、ポリオキシエチレン・アルキルエーテル硫酸塩、
ポリオキシエチレン・アルキルフェニルエーテル硫酸
塩、脂肪油の硫酸エステル塩、脂肪族アミンまたは脂肪
族アミドの硫酸塩、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン
酸塩、脂肪族アミドのスルホン酸塩、アルキルまたはア
ルケニルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルスルホこはく酸塩、ホルマリン縮合ナフタ
レンスルホン酸塩、脂肪族アルコールのリン酸エステル
塩、ポリオキシエチレンアルキル(フェニル)エーテル
リン酸エステル塩等が使用される。アニオン界面活性剤
の具体例を挙げると、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジフェニルエーテル
ジスルホン酸ナトリウム、コハク酸ジアルキルエステル
スルホン酸ナトリウム等があり、特にラウリル硫酸ナト
リウム、ジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムを
使用することにより、本発明の効果が顕著に発揮され
る。
【0019】前記ノニオン界面活性剤としては、例えば
ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルア
リールエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル等が使用される。
【0020】また、前記フッ素系界面活性剤としては、
パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアル
キルスルホン酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エステ
ル、パーフルオロアルキルトリメチルアンモニウム塩、
パーフルオロアルキルポリオキシエチレン、パーフルオ
ロアルキルベタイン等が挙げられる。
【0021】乳化剤の好ましい使用量は、単量体の合計
量に対して、通常0.5〜10重量%であり、特に1〜
8重量%が好ましい。乳化剤の使用量が少な過ぎると凝
固物が発生するなどエマルジョンの安定性が低下する傾
向を示し、また多過ぎてもフォームの耐水性等が低下す
る傾向を示す。
【0022】前記重合開始剤としては、過硫酸カリウ
ム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素等の無機系開始
剤、クメンハイドロパーオキシド、イソプロピルベンゼ
ンハイドロパーオキシド、パラメンタンハイドロパーオ
キシド、ベンゾイルパーオキシド、ジ−t−ブチルパー
オキシド、ジラウロイルパーオキシド、アゾビスイソブ
チロニトリル、アソビスイソバレロニトリル、アゾビス
イソカプロニトリル、アゾビス(フェニルイソブチロニ
トリル)等の有機系開始剤を挙げることができる。重合
開始剤の使用量は、単量体の合計量に対して0.03〜
2重量%が好ましく、特に0.05〜1重量%が好まし
い。
【0023】また乳化重合を促進させるために、還元
剤、キレート化剤等を添加することもできる。前記還元
剤の例には、ピロ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸水素ナトリウム、硫酸第一鉄、グルコース、
ホルムアルデヒドナトリウムスルホキシレート、L−ア
スコルビン酸およびその塩、亜硫酸水素ナトリウム等が
挙げられ、前記キレート化剤の例には、グリシン、アラ
ニン、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム等が挙げられ
る。
【0024】前記連鎖移動剤としては、2,4−ジフェ
ニル−4−メチル−1−ペンテン成分を好ましくは60
重量%以上含有するα−メチルスチレンダイマー、ター
ピノーレン、α−テルピネン、γ−テルピネン、ジペン
テン、オクチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタ
ン、t−ドデシルメルカプタン、n−ヘキサデシルメル
カプタン、ジメチルキサントゲンジスルフィド、ジエチ
ルキサントゲンジスルフィド、ジイソプロピルキサント
ゲンジスルフィド、テトレメチルチウラムモノスルフィ
ド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラブチル
チウラムジスルフィド、ジペンタメチルチウラムジスル
フィド等が挙げられる。連鎖移動剤の使用量は、通常単
量体の合計量に対して、通常15重量%以下である。
【0025】以上、本発明において使用されるビニル系
重合体のエマルジョンを製造する乳化重合法について説
明したが、ビニル系重合体のエマルジョンは、少なくと
も重合の最後の段階が乳化重合法以外の重合方法、例え
ば塊状重合、溶液重合、沈澱重合、懸濁重合、塊状−懸
濁重合等、により得られるビニル系重合体を水性媒質中
に乳化分散させる方法によっても製造することができる
ものである。この場合に使用される乳化剤としては、前
述した乳化重合法に使用されるような各種界面活性剤を
挙げることができる。
【0026】本発明において使用されるビニル系重合体
のエマルジョンの平均粒径は、通常120〜500nm
であり、好ましくは170〜350nmである。平均粒
径が120nm未満であると、エマルジョンの粘度が高
くなりすぎるため、高固形分のエマルジョンを得ること
が困難となり、その結果、良好なフィルムが得られ難く
なる。一方500nmを超えると、フォームの耐水性、
耐溶剤性等が低くなる傾向がある。なお、この平均粒径
は、酢酸ウラニルおよびオスミウム酸で処理したエマル
ジョンの電子顕微鏡写真から、エマルジョン粒子100
個以上の粒径を数平均したものである。ビニル系重合体
のエマルジョンの平均粒径は、乳化重合時等の攪拌条
件、乳化剤の使用量等を調節することにより制御するこ
とができる。
【0027】本発明におけるフォーム用ビニル系重合体
エマルジョン組成物には、諸特性を改善するため、必要
に応じて、難燃剤、架橋剤、充填剤、染顔料、ゲル化
剤、発泡剤、整泡剤、増粘剤、芳香剤、ワックス等の配
合剤をさらに添加することもできる。
【0028】前記難燃剤としては、例えばリン酸エステ
ル系、含ハロゲンリン酸エステル系、ポリリン酸アンモ
ニウム、三酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バ
リウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等が
挙げられる。
【0029】前記架橋剤としては、例えばフェノール樹
脂、尿素樹脂、アミノ樹脂、アニリン樹脂、、メラミン
樹脂、エポキシ樹脂、アゾ化合物、イソシアネート化合
物、亜鉛等が挙げられる。これらの架橋剤を使用するこ
とにより、フォームの強度をさらに改善することができ
る。
【0030】前記充填剤としては、例えば炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マ
グネシウム、水酸化バリウム、塩基性炭酸亜鉛、塩基性
炭酸鉛、水酸化第2鉄、珪砂、クレー等が挙げられる。
【0031】前記染顔料としては、例えばチタン白、ア
ニリンブラック、フタロシアニンブルー等の無機顔料、
有機顔料または染料が挙げられる。
【0032】前記ゲル化剤としては、例えば酢酸アンモ
ニウム、塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム等のアン
モニウム塩、アルキルフェノールアルキレンオキシド付
加物、ポリビニルメチルエーテル、ポリプロピレングリ
コール、ポリエーテルポリホルマール、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、シリコーン系感熱化
剤等が挙げられる。
【0033】前記発泡剤としては、例えばラウリル硫酸
ナトリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエ
ーテル硫酸ナトリウム等が挙げられる。
【0034】前記整泡剤としては、例えばステアリン酸
アンモニウム、アルキルスルサクシネート等が挙げられ
る。
【0035】前記増粘剤としては、例えばポリアクリル
酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナト
リウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カゼイン、澱粉等が
挙げられる。
【0036】前記芳香剤としては、例えばアセトフェノ
ン、バニリン、クマリン、シトラール、有機カルボン
酸、サリチル酸メチル、酢酸ゲラニル、ゲラニオール、
オイゲノール、テルピネオール、リナロール、ラベンダ
油等が挙げられる。
【0037】前記ワックスとしては、例えば酸化ポリエ
チレンワックス、酸化ポリプロピレンワックス、グリコ
ール変性酸化ポリプロピレンワックス、エチレンアクリ
ル酸共重合体ワックス、パラフィンワックス等が挙げら
れる。好ましいワックスは、酸化ポリエチレンワックス
である。
【0038】これらの配合剤の使用量は、ビニル系重合
体100重量部に対して、通常、難燃剤が2〜50重量
部、架橋剤が0.1〜10重量部、充填剤が2〜200
重量部、染顔料が0.1〜10重量部、ゲル化剤が0.
05〜5重量部、発泡剤が0.1〜10重量部、整泡剤
が0.1〜10重量部、増粘剤が0.05〜10重量
部、芳香剤が0.5〜10重量部、ワックスが0.3〜
20重量部程度である。これらの配合剤は、ビニル系重
合体のエマルジョンとの混和性を改善するために、予め
乳化して添加することもできる。
【0039】さらに、本発明のフォーム用ビニル系重合
体エマルジョン組成物には、その特性を損なわない限
り、天然ゴムラテックス、スチレンブタジエンゴムラテ
ックス、アクリロニトリルブタジエンゴムラテックス、
クロロプレンゴムラテックス等のラテックスやエマルジ
ョンをさらに混合することもでき、それにより、本発明
のフォーム用ビニル系重合体エマルジョン組成物から得
られるフォームの諸特性をさらに改善できる場合があ
る。
【0040】本発明のフォーム用ビニル系重合体エマル
ジョン組成物は、全固形分が45〜85重量%、および
体積で2倍に発泡させたときの未乾燥フォームの粘度が
2,000〜70,000cps(但し、BM型粘度
計、ローターNo.4および回転速度6rpmの条件で
測定したもの。)でなければならない。全固形分が45
重量%未満では、特に得られるフォームの圧縮回復性お
よび耐水性が著しく損なわれるのみならず、強度、耐候
性等も低下し、また85重量%を超えると、エマルジョ
ン組成物の分散安定性が低下して、凝固物が生成されや
すくなる。さらに、未乾燥フォームの粘度が2,000
cps未満では、特に得られるフォームの圧縮回復性お
よび耐水性が著しく損なわれるのみならず、強度、耐候
性等も低下し、また70,000cpsを超えると、エ
マルジョン組成物の粘度が高過ぎて、均一に配合するこ
とが困難になるとともに、フォームを形成する際に取扱
にくくなる。
【0041】また、本発明のフォーム用ビニル系重合体
エマルジョン組成物それ自体では、未乾燥フォームの粘
度が前記所定範囲に達しない場合は、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリ
ル酸ナトリウム等の増粘剤を使用して、組成物の粘度調
節を行なう。
【0042】本発明のフォーム用ビニル系重合体エマル
ジョン組成物からフォームを形成する際には、気体(好
ましくは空気等)を投入し、オークスミキサー、ホイッ
パー等により機械的に攪拌して、連続的または非連続的
に発泡させる。その発泡倍率は、フォームの用途、特性
等に応じて変わるが、通常1.5〜10倍、好ましくは
2〜7倍である。本発明のフォーム用エマルジョン組成
物から形成されるフォームのかさ比重は、発泡直後で、
通常0.08〜0.9の範囲内にある。
【0043】本発明のフォーム用ビニル系重合体エマル
ジョン組成物を使用して形成されたフォームは、必要に
応じて基材に塗布したのち、80°C以上、好ましくは
120〜170°Cの温度で、通常10分以上、好まし
くは15〜40分程度加熱、乾燥される。フォームの形
状、厚さ、寸法等は、使用目的に応じて適宜に選定さ
れ、場合により、繰返し塗布して肉厚なフォームを形成
することもできる。また、形成されたフォームには、エ
ンボス、印刷等の表面処理、切削、切断等の機械加工等
の各種二次加工を施すことができる。
【0044】本発明のフォーム用ビニル系重合体エマル
ジョン組成物から形成されるフォームは、均一な発泡構
造に基づく美麗なスキンを有するものであり、また柔軟
で十分な化粧効果を達成することができて、外観に優れ
ている。しかも圧縮回復性、弾性、強度、耐水性および
耐候性に優れるとともに、耐溶剤性、通気性等も良好で
ある。したがって、このフォームは、構造材料、表面材
料、中間層用材料等として、例えば建材、内装材(床
用、天井用、壁用等)、制振材(自動車用、オーディオ
用等)、保温・断熱材(自動車用、オーディオ用、家電
用、建築用等)、防音材(自動車用、オーディオ用
等)、保護材(自動車用、航空機用、オーディオ用、家
電用、OA機器用等)、クッション材(カーペット用、
浴場用マット用等)、自動車用モール、接合材(木質合
板用、無機ボード用、木材用、金属用、プラスチック用
等)等として有用である。さらに、本発明のフォーム用
ビニル系重合体エマルジョン組成物から形成されるフォ
ームは、その表面に粘着剤を塗布して、粘着フォームシ
ート、粘着フォームテープ等として使用することもでき
る。
【0045】以下実施例および比較例により、本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例の
みに限定されるものではない。ここで、部は重量に基づ
く。
【実施例】
(I) 重合体エマルジョンA〜Fの製造 反応容器に蒸留水200部、炭酸カリウム0.6部、酸
性亜硫酸ナトリウム0.05部、過硫酸カリウム0.3
部および表1に示す単量体と乳化剤とを仕込み、70°
Cで5時間重合して、表1に示す重合体のエマルジョン
A〜Fを製造した。重合転化率はいずれも98%以上に
達した。
【0046】(II)フォーム用エマルジョン組成物の調製 表1に示す重合体エマルジョンA〜D各100部(固形
分換算)を、酸化ポリエチレンワックスおよび下記配合
剤(使用量は重合体エマルジョン(固形分換算)100
部当たり)と十分混合して、表2(上段)の実施例1〜
4に示すフォーム用エマルジョン組成物を調製した。配合剤 ステアリン酸アンモニウム(整泡剤) 3部 メラミン樹脂(架橋剤) 3部 ポリアクリル酸ナトリウム(増粘剤) 2部 また比較のため、重合体エマルジョンAを水で希釈する
とともに、ポリアクリル酸ナトリウム(増粘剤)の使用
量を調節して、表2(上段)の比較例1〜3に示すフォ
ーム用エマルジョン組成物を調製した。なお、酸化ポリ
エチレンワックスの使用量を多くしたフォーム用エマル
ジョン組成物(比較例4)も参考のため調製した。
【0047】(III) フォームの形成 前記のようにして調製した各フォーム用エマルジョン組
成物に、空気を投入してホイッパーを用いて攪拌発泡さ
せ、不織布製基材に塗布したのち、135°Cで30分
間加熱、乾燥して、密度約0.3g/cm3 、厚さ2m
mのフォームシートを形成した。
【0048】(IV)フォームの特性評価 前記のようにして形成したフォームについて、下記の要
領で各特性を評価した。評価結果を表2に示す。圧縮回復性 フォームシートに対して、4kg/cm2 の圧力を10
分間かけ、圧力開放10秒後の厚みの元の厚みに対する
割合(%)により、圧縮回復性を評価した。この値が大
きいほど、圧縮回復性が良いことを示す。強度 常態強度: フォームシートについて、JIS K63
01に準じて、2号ダンベルを用いて500mm/分の
引張速度で引張試験を行なった。 耐水強度: フォームシートについて、常温水中に24
時間浸漬したのち、常態強度と同様にして引張試験を行
なった。この値が大きいほど、耐水性が良いことを示
す。耐候性 フォームシートに対して、カーボンアーク式耐候性促進
試験機を用いて63°Cで48時間暴露後のフォーム表
面の状態を目視により観察して、下記基準により、耐候
性を評価した。 ○:変化なし、△:やや黄変、×:黄変
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】表2から明らかなように、本発明のフォー
ム用エマルジョン組成物から得られるフォームは、圧縮
回復性、常態強度、耐水強度および耐候性がいずれも優
れている。これに対して、全固形分が少ない場合(比較
例1)および未乾燥フォームの粘度が低い場合(比較例
2)は、圧縮回復性、常態強度、耐水強度および耐候性
がいずれも著しく低下し、また、未乾燥フォームの粘度
が高過ぎると(比較例3)、常態強度および耐水強度が
著しく低下するとともに、圧縮回復性および耐候性が不
十分となるのみならず、発泡時および塗工時の作業性も
低下する。さらに、ワックスが多過ぎても(比較例
4)、フォームの諸特性が悪化する。このように、本発
明のフォーム用エマルジョン組成物は、特に全固形分と
未乾燥フォームの粘度とを特定範囲内で選択することに
より、優れた諸特性を有するフォームを形成することが
できるものである。
【0052】
【発明の効果】本発明のフォーム用ビニル系重合体エマ
ルジョン組成物は、従来のビニル系フォーム用エマルジ
ョン組成物に比べて、圧縮回復性、常態強度、耐水強
度、耐候性等が総合的に優れたフォームを形成すること
ができる。したがって、このフォームは、各種用途に長
期間使用しても型崩れすることがなく、またフォーム本
来の性能・機能を維持することができ、従来のビニル系
フォームに比べて、より広い分野における構造材料、表
面材料、中間層用材料等として好適に使用することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 康久 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全固形分が45〜85重量%、並びに体
    積で2倍に発泡させたときの未乾燥フォームの粘度が
    2,000〜70,000cpsであることを特徴とす
    るフォーム用ビニル系重合体エマルジョン組成物。
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