JPH05284278A - 原稿読み取り装置 - Google Patents
原稿読み取り装置Info
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- JPH05284278A JPH05284278A JP4077225A JP7722592A JPH05284278A JP H05284278 A JPH05284278 A JP H05284278A JP 4077225 A JP4077225 A JP 4077225A JP 7722592 A JP7722592 A JP 7722592A JP H05284278 A JPH05284278 A JP H05284278A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】製造効率を高め、製造コストを低減させること
ができるとともに原稿を正確に読み取ることができる原
稿読み取り装置を提供する。 【構成】光源1と、所定の間隔で直線状に配列された複
数個のレンズ7と、該各レンズに1対1に対応するとと
もに直線状に配列された多数の光電変換素子4aを有す
る複数個の半導体チップとから成り、複数個のレンズ7
が一体成形された透光性プラスチックから成る原稿読み
取り装置。また、上記一体成形された透光性プラスチッ
クを、個々のレンズを連結するための波状体により構成
した。
ができるとともに原稿を正確に読み取ることができる原
稿読み取り装置を提供する。 【構成】光源1と、所定の間隔で直線状に配列された複
数個のレンズ7と、該各レンズに1対1に対応するとと
もに直線状に配列された多数の光電変換素子4aを有す
る複数個の半導体チップとから成り、複数個のレンズ7
が一体成形された透光性プラスチックから成る原稿読み
取り装置。また、上記一体成形された透光性プラスチッ
クを、個々のレンズを連結するための波状体により構成
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ等に用いら
れる密着型の原稿読み取り装置に関するものである。
れる密着型の原稿読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、密着型イメージセンサ等の原稿読
み取り装置の開発が活発に行われている。この原稿読み
取り装置として本発明者等は既に図11及び図12に示
すような構成を提案した。図11はその原稿読み取り装
置の分解斜視図であり、図12は図11のX−X線断面
図である。これらの図によれば、1は光源、2はレン
ズ、3はレンズ2を支持する筐体、4は半導体チップ、
5は半導体チップ4が載置される電気絶縁性基板であ
る。上記光源1は発光ダイオードや蛍光灯等から成り、
原稿6の斜め下方に原稿6に対し平行となるように配置
され、そして、この光源1は原稿6の下面に対し斜めに
投光し、その反射光を光電変換素子4aに照射すること
によって原稿6の画像情報を光電変換素子4aに伝達さ
せる作用を為す。この光源1が投光する原稿6の下方に
は、複数個のレンズ2が原稿6から所定の距離を隔てた
位置に直線状に配されており、各レンズ2は原稿6で反
射する光源1の光を幾つかのブロックに分割するととも
に分割した各ブロックの反射光を半導体チップ4上の光
電変換素子4aに縮小照射させる作用を為す。このレン
ズ2はその各々の両端がアルミニウム等から成る筐体3
に支持されており、この筐体3によって各レンズ2は原
稿6から所定の距離を隔てた位置に直線状に配されるこ
ととなる。
み取り装置の開発が活発に行われている。この原稿読み
取り装置として本発明者等は既に図11及び図12に示
すような構成を提案した。図11はその原稿読み取り装
置の分解斜視図であり、図12は図11のX−X線断面
図である。これらの図によれば、1は光源、2はレン
ズ、3はレンズ2を支持する筐体、4は半導体チップ、
5は半導体チップ4が載置される電気絶縁性基板であ
る。上記光源1は発光ダイオードや蛍光灯等から成り、
原稿6の斜め下方に原稿6に対し平行となるように配置
され、そして、この光源1は原稿6の下面に対し斜めに
投光し、その反射光を光電変換素子4aに照射すること
によって原稿6の画像情報を光電変換素子4aに伝達さ
せる作用を為す。この光源1が投光する原稿6の下方に
は、複数個のレンズ2が原稿6から所定の距離を隔てた
位置に直線状に配されており、各レンズ2は原稿6で反
射する光源1の光を幾つかのブロックに分割するととも
に分割した各ブロックの反射光を半導体チップ4上の光
電変換素子4aに縮小照射させる作用を為す。このレン
ズ2はその各々の両端がアルミニウム等から成る筐体3
に支持されており、この筐体3によって各レンズ2は原
稿6から所定の距離を隔てた位置に直線状に配されるこ
ととなる。
【0003】上記筐体3によって直線状に配されたレン
ズ2の下方には、それと所定の間隔をもって電気絶縁性
基板5が平行に配されており、この電気絶縁性基板5の
上面には更に上面に多数の光電変換素子4aを有する半
導体チップ4がレンズ2と所定の距離を隔てて且つレン
ズ2と1対1に対応する数だけ直線状に配されている。
ズ2の下方には、それと所定の間隔をもって電気絶縁性
基板5が平行に配されており、この電気絶縁性基板5の
上面には更に上面に多数の光電変換素子4aを有する半
導体チップ4がレンズ2と所定の距離を隔てて且つレン
ズ2と1対1に対応する数だけ直線状に配されている。
【0004】前記各半導体チップ4の上面に形成された
光電変換素子4aはレンズ2を介して照射される原稿6
の反射光を所定の電気信号に変換する作用を為し、これ
によって原稿6の画像情報が電気信号に変換される。
光電変換素子4aはレンズ2を介して照射される原稿6
の反射光を所定の電気信号に変換する作用を為し、これ
によって原稿6の画像情報が電気信号に変換される。
【0005】かくして上述した原稿読み取り装置では、
前記光源1が原稿6に投光し、その反射光を幾つかのブ
ロックに分割するとともに各ブロックの反射光をレンズ
2を介して半導体チップ4の各光電変換素子4a上に照
射させ、その照射された光に対応する光電変換を起こさ
せることによって原稿6の画像を読み取るようにしてい
る。
前記光源1が原稿6に投光し、その反射光を幾つかのブ
ロックに分割するとともに各ブロックの反射光をレンズ
2を介して半導体チップ4の各光電変換素子4a上に照
射させ、その照射された光に対応する光電変換を起こさ
せることによって原稿6の画像を読み取るようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の原稿読み取り装置においては、各半導体チッ
プ4に対応してそれぞれ一個ずつレンズ2を設けてお
り、これによって、そのレンズ2の個数に応じてコスト
が高くなり、しかも、そのレンズ2を個別に搭載すると
いう工程上の作業があり、製造効率が高められないとい
う問題点があった。
うな構成の原稿読み取り装置においては、各半導体チッ
プ4に対応してそれぞれ一個ずつレンズ2を設けてお
り、これによって、そのレンズ2の個数に応じてコスト
が高くなり、しかも、そのレンズ2を個別に搭載すると
いう工程上の作業があり、製造効率が高められないとい
う問題点があった。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明の請求項1に係
る原稿読み取り装置は、光源と、所定の間隔で直線状に
配列された複数個のレンズと、該各レンズに1対1に対
応するとともに直線状に配列された多数の光電変換素子
を有する複数個の半導体チップとから成り、このような
複数個のレンズが一体成形された透光性プラスチックか
ら成ることを特徴とする。
る原稿読み取り装置は、光源と、所定の間隔で直線状に
配列された複数個のレンズと、該各レンズに1対1に対
応するとともに直線状に配列された多数の光電変換素子
を有する複数個の半導体チップとから成り、このような
複数個のレンズが一体成形された透光性プラスチックか
ら成ることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係る原稿読み取り装置
は、請求項1に係る原稿読み取り装置の上記一体成形さ
れた透光性プラスチックが、個々のレンズを連結するた
めの波状体により構成されたことを特徴とする。
は、請求項1に係る原稿読み取り装置の上記一体成形さ
れた透光性プラスチックが、個々のレンズを連結するた
めの波状体により構成されたことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る原稿読み取り装置
は、光源と、所定の間隔で直線状に配列された複数個の
レンズと、各レンズに1対1に対応するとともに直線状
に配列された多数の光電変換素子を有する複数個の半導
体チップと、少なくとも上記複数個のレンズと複数個の
半導体チップとが配設された筐体とから成り、前記複数
個のレンズが可とう性板状体上に一直線状に配列される
とともに該複数個のレンズと可とう性板状体とが一体成
形された透光性プラスチックを、上記筐体に設けられた
複数個のレンズ位置決め用部材に上記各レンズを設定す
るとともに上記可とう性板状体を波状体に変形させるこ
とで筐体に設置したことを特徴とする。
は、光源と、所定の間隔で直線状に配列された複数個の
レンズと、各レンズに1対1に対応するとともに直線状
に配列された多数の光電変換素子を有する複数個の半導
体チップと、少なくとも上記複数個のレンズと複数個の
半導体チップとが配設された筐体とから成り、前記複数
個のレンズが可とう性板状体上に一直線状に配列される
とともに該複数個のレンズと可とう性板状体とが一体成
形された透光性プラスチックを、上記筐体に設けられた
複数個のレンズ位置決め用部材に上記各レンズを設定す
るとともに上記可とう性板状体を波状体に変形させるこ
とで筐体に設置したことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に係る原稿読み取り装置によれば、複
数個のレンズが一体成形された透光性プラスチックから
成ることにより個々のレンズのコストの全体に比べて、
その全コストを低減させることができ、しかも、その製
造工程上この装置に各レンズを個別に搭載せず、一体成
形された複数個のレンズを一回で搭載でき、これによ
り、製造効率を高めることができる。
数個のレンズが一体成形された透光性プラスチックから
成ることにより個々のレンズのコストの全体に比べて、
その全コストを低減させることができ、しかも、その製
造工程上この装置に各レンズを個別に搭載せず、一体成
形された複数個のレンズを一回で搭載でき、これによ
り、製造効率を高めることができる。
【0011】また、上記の一体成形された透光性プラス
チックをその装置の筐体に搭載した場合、その透光性プ
ラスチックの線膨張係数が筐体の線膨張係数に比べて著
しく大きいので、温度変化による光電変換素子間の熱膨
張は実質上問題にならないのに対して、レンズ間の熱膨
張は非常に大きく、そのため個々の光電変換素子とレン
ズの相対位置が大きくずれることになるが、これに対し
て、請求項2に係る原稿読み取り装置によれば、予め所
定の位置に配置されたレンズ位置になるように一体成形
された透光性プラスチックが温度変化により伸縮して
も、個々のレンズを連結するための波状体が設けられ、
しかも、その一連のレンズ群の両端は筐体に固定されて
いるので、レンズ位置は筐体の線膨張係数に従って変化
し、光電変換素子も筐体の線膨張率に従って位置変化
し、これにより、レンズと光電変換素子の間で相対的に
位置ずれが生じることはない。
チックをその装置の筐体に搭載した場合、その透光性プ
ラスチックの線膨張係数が筐体の線膨張係数に比べて著
しく大きいので、温度変化による光電変換素子間の熱膨
張は実質上問題にならないのに対して、レンズ間の熱膨
張は非常に大きく、そのため個々の光電変換素子とレン
ズの相対位置が大きくずれることになるが、これに対し
て、請求項2に係る原稿読み取り装置によれば、予め所
定の位置に配置されたレンズ位置になるように一体成形
された透光性プラスチックが温度変化により伸縮して
も、個々のレンズを連結するための波状体が設けられ、
しかも、その一連のレンズ群の両端は筐体に固定されて
いるので、レンズ位置は筐体の線膨張係数に従って変化
し、光電変換素子も筐体の線膨張率に従って位置変化
し、これにより、レンズと光電変換素子の間で相対的に
位置ずれが生じることはない。
【0012】また、請求項3に係る原稿読み取り装置に
よれば、前記複数個のレンズが可とう性板状体上に一直
線状に配列されるとともにこれらが一体成形された透光
性プラスチックを、筐体に設けられた複数個のレンズ位
置決め用部材に上記各レンズを設定するとともに上記可
とう性板状体を波状体に変形させることで筐体に設置し
ており、これによってもレンズと光電変換素子の間で相
対的に位置ずれが生じることはない。しかも、このよう
に一体成形した透光性プラスチックであれば、その形状
に細い箇所がなく単純な形状であり、そのために、この
透光性プラスチック成形品を射出成形しても原料樹脂が
末端にまで行き届き、良好な透光性プラスチック成形品
が作られるという利点もある。
よれば、前記複数個のレンズが可とう性板状体上に一直
線状に配列されるとともにこれらが一体成形された透光
性プラスチックを、筐体に設けられた複数個のレンズ位
置決め用部材に上記各レンズを設定するとともに上記可
とう性板状体を波状体に変形させることで筐体に設置し
ており、これによってもレンズと光電変換素子の間で相
対的に位置ずれが生じることはない。しかも、このよう
に一体成形した透光性プラスチックであれば、その形状
に細い箇所がなく単純な形状であり、そのために、この
透光性プラスチック成形品を射出成形しても原料樹脂が
末端にまで行き届き、良好な透光性プラスチック成形品
が作られるという利点もある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0014】図1は本発明の原稿読み取り装置における
光源とレンズと半導体チップとの位置関係を表す図、図
2はレンズと半導体チップとの位置関係を表す図であ
り、1は光源、7は一体成形された透光性プラスチック
のレンズアレー体、4は半導体チップ、5は半導体チッ
プ4が載置される電気絶縁性基板である。また、図2は
レンズアレー体7と半導体チップ4との関係を示す正面
図である。上記レンズアレー体7は複数個の円柱状レン
ズ7aと、各円柱状レンズ7aを連結する一回屈折した
棒状体7bとから成り、各円柱状レンズ7aには4方に
その棒状体7bが接続され、しかも、その棒状体7bが
レンズアレー体7のアレー方向にわたって波状になるよ
うに配設される。尚、この実施例の原稿読み取り装置に
おいて、レンズアレー体7を除く各部材の内容並びにそ
の配置は、先に図11及び図12に示すような構成の原
稿読み取り装置と同じである。
光源とレンズと半導体チップとの位置関係を表す図、図
2はレンズと半導体チップとの位置関係を表す図であ
り、1は光源、7は一体成形された透光性プラスチック
のレンズアレー体、4は半導体チップ、5は半導体チッ
プ4が載置される電気絶縁性基板である。また、図2は
レンズアレー体7と半導体チップ4との関係を示す正面
図である。上記レンズアレー体7は複数個の円柱状レン
ズ7aと、各円柱状レンズ7aを連結する一回屈折した
棒状体7bとから成り、各円柱状レンズ7aには4方に
その棒状体7bが接続され、しかも、その棒状体7bが
レンズアレー体7のアレー方向にわたって波状になるよ
うに配設される。尚、この実施例の原稿読み取り装置に
おいて、レンズアレー体7を除く各部材の内容並びにそ
の配置は、先に図11及び図12に示すような構成の原
稿読み取り装置と同じである。
【0015】また、図1と図2との各レンズアレー体7
は棒状体7bの形成方法という点で、その本数が異なる
それぞれの例を示しているに過ぎず、実質上同一の機能
を有する。
は棒状体7bの形成方法という点で、その本数が異なる
それぞれの例を示しているに過ぎず、実質上同一の機能
を有する。
【0016】上記光源1は発光ダイオードや蛍光灯等か
ら成り、原稿6の斜め下方に原稿6に対し平行となるよ
うに配置されている。この光源1は原稿6の下面に対し
斜めに投光し、その反射光を光電変換素子4aに照射す
ることによって原稿6の画像情報を光電変換素子4aに
伝達させる作用を為す。上記光源1が投光する原稿6の
下方には、複数個のレンズ7aが原稿6から所定の距離
を隔てた位置に直線状に配されており、各レンズ7aは
原稿6で反射する光源1の光を幾つかのブロックに分割
するとともに分割した各ブロックの反射光を半導体チッ
プ4上の光電変換素子4aに縮小照射させる作用を為
す。
ら成り、原稿6の斜め下方に原稿6に対し平行となるよ
うに配置されている。この光源1は原稿6の下面に対し
斜めに投光し、その反射光を光電変換素子4aに照射す
ることによって原稿6の画像情報を光電変換素子4aに
伝達させる作用を為す。上記光源1が投光する原稿6の
下方には、複数個のレンズ7aが原稿6から所定の距離
を隔てた位置に直線状に配されており、各レンズ7aは
原稿6で反射する光源1の光を幾つかのブロックに分割
するとともに分割した各ブロックの反射光を半導体チッ
プ4上の光電変換素子4aに縮小照射させる作用を為
す。
【0017】また上記レンズアレー体7の下方には、電
気絶縁性基板5がそれと所定間隔をもって平行に配され
ており、その電気絶縁性基板5の上面には更に上面に多
数の光電変換素子4aを有する半導体チップ4がレンズ
7aと所定の距離を隔てて、且つレンズ2と1対1に対
応する数だけ直線状に配されている。
気絶縁性基板5がそれと所定間隔をもって平行に配され
ており、その電気絶縁性基板5の上面には更に上面に多
数の光電変換素子4aを有する半導体チップ4がレンズ
7aと所定の距離を隔てて、且つレンズ2と1対1に対
応する数だけ直線状に配されている。
【0018】上記各半導体チップ4の上面に形成された
光電変換素子4aはレンズ7aを介して照射される原稿
6の反射光を所定の電気信号に変換する作用を為し、こ
れによって原稿6の画像情報が電気信号に変換される。
光電変換素子4aはレンズ7aを介して照射される原稿
6の反射光を所定の電気信号に変換する作用を為し、こ
れによって原稿6の画像情報が電気信号に変換される。
【0019】前記レンズアレー体7はアクリル系樹脂、
ポリカーボネイト系樹脂、ポリエスレル系樹脂等からな
り、射出成形法、プレス法によって一体成形して作製す
る。その際、図2に示すように円柱状レンズ7aを成す
ように成形するが、その円柱状の一方の端面には凸状の
球面7cを作り、他方の端面には凹状の球面7dを作
り、これによって原稿6の反射光を半導体チップ4上に
集光させる。
ポリカーボネイト系樹脂、ポリエスレル系樹脂等からな
り、射出成形法、プレス法によって一体成形して作製す
る。その際、図2に示すように円柱状レンズ7aを成す
ように成形するが、その円柱状の一方の端面には凸状の
球面7cを作り、他方の端面には凹状の球面7dを作
り、これによって原稿6の反射光を半導体チップ4上に
集光させる。
【0020】このような原稿読み取り装置では、光源1
が原稿6に投光し、その反射光をレンズ7aを介して半
導体チップ4の上面に形成された光電変換素子4aに照
射させ、各光電変換素子4aに照射させた光に対応する
光電変換を起こさせることによって原稿読み取り装置と
して機能する。
が原稿6に投光し、その反射光をレンズ7aを介して半
導体チップ4の上面に形成された光電変換素子4aに照
射させ、各光電変換素子4aに照射させた光に対応する
光電変換を起こさせることによって原稿読み取り装置と
して機能する。
【0021】かくして、上記構成の原稿読み取り装置に
よれば、複数個のレンズ7aが一体成形された透光性プ
ラスチックから成ることにより個々のレンズのコストの
全体に比べて、その全コストを低減させることができ、
しかも、その製造工程上この装置に各レンズを個別に搭
載せず、一体成形された複数個のレンズ7aを一回で搭
載でき、これにより、製造効率を高めることができる。
よれば、複数個のレンズ7aが一体成形された透光性プ
ラスチックから成ることにより個々のレンズのコストの
全体に比べて、その全コストを低減させることができ、
しかも、その製造工程上この装置に各レンズを個別に搭
載せず、一体成形された複数個のレンズ7aを一回で搭
載でき、これにより、製造効率を高めることができる。
【0022】次に上記原稿読み取り装置の具体的構成を
述べる。
述べる。
【0023】図3はこの原稿読み取り装置の断面概略図
であり、同図中、図1と同一箇所には同一符号を付す。
であり、同図中、図1と同一箇所には同一符号を付す。
【0024】同図によれば、8は長尺状の筐体であり、
この筐体8には光源搭載斜面8aが形成され、この光源
搭載斜面8aに光源1であるLED9とそのLED搭載
基板10が配置されている。筐体8の上にはガラス基板
11が配置され、このガラス基板11の上を読み取るべ
き原稿(図示せず)が送られる。筐体8には凹部8bが
形成され、この凹部8bにレンズアレー体7が配置さ
れ、しかも、このレンズアレー体7の両端は、筐体8の
長尺端部に固定される。筐体8の下部にはガラスエポキ
シなどから成る電気絶縁性基板5が設置され、この電気
絶縁性基板5の上には半導体チップ4が配列される。ま
た、この電気絶縁性基板5を筐体8に設置するのにアル
ミニウム等からなる底蓋12が付けられる。尚、図中の
矢印は光路である。
この筐体8には光源搭載斜面8aが形成され、この光源
搭載斜面8aに光源1であるLED9とそのLED搭載
基板10が配置されている。筐体8の上にはガラス基板
11が配置され、このガラス基板11の上を読み取るべ
き原稿(図示せず)が送られる。筐体8には凹部8bが
形成され、この凹部8bにレンズアレー体7が配置さ
れ、しかも、このレンズアレー体7の両端は、筐体8の
長尺端部に固定される。筐体8の下部にはガラスエポキ
シなどから成る電気絶縁性基板5が設置され、この電気
絶縁性基板5の上には半導体チップ4が配列される。ま
た、この電気絶縁性基板5を筐体8に設置するのにアル
ミニウム等からなる底蓋12が付けられる。尚、図中の
矢印は光路である。
【0025】上面に多数の光電変換素子4aを有する半
導体チップ4は、シリコン等からなる半導体チップ4の
上面に光電変換素子4aを従来周知のフォトリソグラフ
ィー技術やイオンビーム加工法等によって製作される。
導体チップ4は、シリコン等からなる半導体チップ4の
上面に光電変換素子4aを従来周知のフォトリソグラフ
ィー技術やイオンビーム加工法等によって製作される。
【0026】また前記半導体チップ4が載置される電気
絶縁性基板5は例えばガラスエポキシ樹脂等から成り、
その上面に銅等から成る所定の導体パターン(図示せ
ず)を有しており、その導体パターンの一部に半導体チ
ップ4の各電極をボンディングワイヤ等を介して電気的
接続させ、他端を外部駆動回路(図示せず)に電気的接
続させることによって光電変換素子4aにより所定の電
気信号に変換された原稿6の画像情報は外部駆動回路に
伝達されることとなる。
絶縁性基板5は例えばガラスエポキシ樹脂等から成り、
その上面に銅等から成る所定の導体パターン(図示せ
ず)を有しており、その導体パターンの一部に半導体チ
ップ4の各電極をボンディングワイヤ等を介して電気的
接続させ、他端を外部駆動回路(図示せず)に電気的接
続させることによって光電変換素子4aにより所定の電
気信号に変換された原稿6の画像情報は外部駆動回路に
伝達されることとなる。
【0027】このような構成において、レンズアレー体
7の熱膨張係数は例えばアクリル系樹脂から成る場合に
は6×10-5/℃であり、各レンズ7aの間隔が8mm
であると25℃から50℃にまで高められるとその間隔
が12μm伸びるが、これに対して筐体8がガラス繊維
強化(或いは炭素繊維強化)されたポリカーボネイト系
樹脂から成る場合には、その線膨張係数は例えば1.9
×10-5/℃であるので、間隔8mm、温度変化ΔT=
25に対しては、3.8μmとわずかなずれに過ぎな
い。この数値は実用上原稿読み取り装置として使用する
場合の許容範囲内である。そして、波状に配列された棒
状体7bによりレンズアレー体7が伸縮性を具備でき、
筐体8の寸法に応じてレンズアレー体7のアレー寸法が
決まり、これによって熱膨張によるレンズと受光素子と
の相対的位置のずれを防止できる。
7の熱膨張係数は例えばアクリル系樹脂から成る場合に
は6×10-5/℃であり、各レンズ7aの間隔が8mm
であると25℃から50℃にまで高められるとその間隔
が12μm伸びるが、これに対して筐体8がガラス繊維
強化(或いは炭素繊維強化)されたポリカーボネイト系
樹脂から成る場合には、その線膨張係数は例えば1.9
×10-5/℃であるので、間隔8mm、温度変化ΔT=
25に対しては、3.8μmとわずかなずれに過ぎな
い。この数値は実用上原稿読み取り装置として使用する
場合の許容範囲内である。そして、波状に配列された棒
状体7bによりレンズアレー体7が伸縮性を具備でき、
筐体8の寸法に応じてレンズアレー体7のアレー寸法が
決まり、これによって熱膨張によるレンズと受光素子と
の相対的位置のずれを防止できる。
【0028】更にまた本実施例においては、レンズアレ
ー体9の両端を固定した筐体8と、半導体チップ4が載
置される電気絶縁性基板5の線膨張係数が実質的に同一
とするのがよい。
ー体9の両端を固定した筐体8と、半導体チップ4が載
置される電気絶縁性基板5の線膨張係数が実質的に同一
とするのがよい。
【0029】この筐体8は、例えばガラス繊維強化プラ
スチック(線膨張率:17×10-6K-1)で形成され、
従来周知の射出成形法等を採用することによって所定の
形状に成形製作される。電気絶縁性基板5は例えばガラ
ス繊維強化エポキシ樹脂等から成り、このガラスエポキ
シ樹脂はその線膨張率が15×10-6〜30×10-6K
-1であり、レンズアレー体9を支持する筐体8の線膨張
率と実質的に同一であることから、原稿の読み取り時、
電気絶縁性基板5上の導体パターンや光源1等に電力が
印加され、その電力の印加に伴って発生するジュール熱
で原稿読み取り装置が高温に成ったとしても、電気絶縁
性基板5と筐体8とは実質的に同じ量だけ熱膨張し、そ
の結果、電気絶縁性基板5に載置される半導体チップ4
と筐体8に支持されるレンズ7aを常に所定位置と成し
て両者間に位置ずれを発生することは実質的に無く、こ
れによって原稿6の読み取りが正確に行われるように成
る。
スチック(線膨張率:17×10-6K-1)で形成され、
従来周知の射出成形法等を採用することによって所定の
形状に成形製作される。電気絶縁性基板5は例えばガラ
ス繊維強化エポキシ樹脂等から成り、このガラスエポキ
シ樹脂はその線膨張率が15×10-6〜30×10-6K
-1であり、レンズアレー体9を支持する筐体8の線膨張
率と実質的に同一であることから、原稿の読み取り時、
電気絶縁性基板5上の導体パターンや光源1等に電力が
印加され、その電力の印加に伴って発生するジュール熱
で原稿読み取り装置が高温に成ったとしても、電気絶縁
性基板5と筐体8とは実質的に同じ量だけ熱膨張し、そ
の結果、電気絶縁性基板5に載置される半導体チップ4
と筐体8に支持されるレンズ7aを常に所定位置と成し
て両者間に位置ずれを発生することは実質的に無く、こ
れによって原稿6の読み取りが正確に行われるように成
る。
【0030】このようなガラスエポキシ樹脂から成る電
気絶縁基板5は、ガラス繊維中にゾル状としたエポキシ
樹脂を流し込み、しかる後、そのエポキシ樹脂を硬化さ
せることにより製作され、その上面に半導体チップ4が
複数個、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂等から成る接着
材を介して直線状に載置固定される。
気絶縁基板5は、ガラス繊維中にゾル状としたエポキシ
樹脂を流し込み、しかる後、そのエポキシ樹脂を硬化さ
せることにより製作され、その上面に半導体チップ4が
複数個、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂等から成る接着
材を介して直線状に載置固定される。
【0031】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の
変更、改良等が可能である。これらの例を図4〜図10
により示す。
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の
変更、改良等が可能である。これらの例を図4〜図10
により示す。
【0032】例えば図4に示すような形状のレンズアレ
ー体13であってもよい。このレンズアレー体13で
は、13aがレンズであり、このレンズ13aは板状体
の一部をレンズ状になして作る。これらのレンズ13a
は可とう性の帯状体13bと連結されている。
ー体13であってもよい。このレンズアレー体13で
は、13aがレンズであり、このレンズ13aは板状体
の一部をレンズ状になして作る。これらのレンズ13a
は可とう性の帯状体13bと連結されている。
【0033】図5は他の形状のレンズアレー体14を示
す。この図によれば、矩形柱状体14aの内部に円柱状
のレンズ14bが形成され、更に各矩形柱状体14aは
板状体14cにより連結される。これによって複数個の
板状体14cが配列されて波状となり、伸縮性が得られ
る。
す。この図によれば、矩形柱状体14aの内部に円柱状
のレンズ14bが形成され、更に各矩形柱状体14aは
板状体14cにより連結される。これによって複数個の
板状体14cが配列されて波状となり、伸縮性が得られ
る。
【0034】また、図6に示すように図1の原稿読み取
り装置において、各レンズ7aの間に遮光板15を設け
てもよく、この遮光板15は筐体8の射出成形時に一体
成形される。これによって、隣接するレンズ7bの光が
入らないので、迷光を防止でき、読み取り特性(例えば
主走査MTF、黒/白比)を高めることができる。
り装置において、各レンズ7aの間に遮光板15を設け
てもよく、この遮光板15は筐体8の射出成形時に一体
成形される。これによって、隣接するレンズ7bの光が
入らないので、迷光を防止でき、読み取り特性(例えば
主走査MTF、黒/白比)を高めることができる。
【0035】更にまた図4に示すレンズアレー体13で
あれば、図7に示すように遮光板16を設ければよい。
この図においては、レンズ16aを固定するのに押さえ
板17を設けており、この押さえ板17を遮光板16と
ともには筐体8の射出成形時に一体成形する。
あれば、図7に示すように遮光板16を設ければよい。
この図においては、レンズ16aを固定するのに押さえ
板17を設けており、この押さえ板17を遮光板16と
ともには筐体8の射出成形時に一体成形する。
【0036】また図8に示すようなレンズアレー体18
を用いてもよい。このレンズアレー体18は、各レンズ
18aを1枚の可とう性板状体18bに配列された構成
であり、各レンズ18aはレンズとなる円柱体に鍔部1
8cが形成され、更に筐体8には各レンズ18aの位置
決め用の枠19が筐体8の射出成形時に一体成形されて
おり、図9に示すようにこの各枠19に上記鍔部18c
を係合させて上記各レンズ18aを設定するとともに、
図10に示すように上記可とう性板状体18bを波状体
に変形させ、これによってレンズアレー体18を筐体8
に設置してもよい。このような構成のレンズアレー体1
8であれば、その形状に細い箇所がなく、図1に示すレ
ンズアレー体7の棒状体7bがなく、単純な形状であ
り、そのために、この透光性プラスチック成形品を射出
成形しても原料樹脂が末端にまで行き届き、良好な透光
性プラスチック成形品が作られる。
を用いてもよい。このレンズアレー体18は、各レンズ
18aを1枚の可とう性板状体18bに配列された構成
であり、各レンズ18aはレンズとなる円柱体に鍔部1
8cが形成され、更に筐体8には各レンズ18aの位置
決め用の枠19が筐体8の射出成形時に一体成形されて
おり、図9に示すようにこの各枠19に上記鍔部18c
を係合させて上記各レンズ18aを設定するとともに、
図10に示すように上記可とう性板状体18bを波状体
に変形させ、これによってレンズアレー体18を筐体8
に設置してもよい。このような構成のレンズアレー体1
8であれば、その形状に細い箇所がなく、図1に示すレ
ンズアレー体7の棒状体7bがなく、単純な形状であ
り、そのために、この透光性プラスチック成形品を射出
成形しても原料樹脂が末端にまで行き届き、良好な透光
性プラスチック成形品が作られる。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明の原稿読み取り装置
においては、複数個のレンズが一体成形された透光性プ
ラスチックを採用することにより個々のレンズのコスト
に比べて、そのコストを低減させることができ、しか
も、その製造工程上この装置に各レンズを個別に搭載せ
ず、一体成形された複数個のレンズを一回で搭載でき、
これにより、製造効率が高めることができ、製造コスト
を低減させることができる。
においては、複数個のレンズが一体成形された透光性プ
ラスチックを採用することにより個々のレンズのコスト
に比べて、そのコストを低減させることができ、しか
も、その製造工程上この装置に各レンズを個別に搭載せ
ず、一体成形された複数個のレンズを一回で搭載でき、
これにより、製造効率が高めることができ、製造コスト
を低減させることができる。
【0038】また、本発明の原稿読み取り装置において
は、予め所定に位置に配置されたレンズ位置になるよう
に一体成形された透光性プラスチックが温度変化により
伸縮しても、個々のレンズを連結するための波状体が設
けられているので、レンズ位置は筐体の線膨張率に従っ
て変化く、受光素子も筐体の線膨張率に従って位置変化
し、レンズと受光素子の間で相対的に位置ずれが生じる
ことはない。
は、予め所定に位置に配置されたレンズ位置になるよう
に一体成形された透光性プラスチックが温度変化により
伸縮しても、個々のレンズを連結するための波状体が設
けられているので、レンズ位置は筐体の線膨張率に従っ
て変化く、受光素子も筐体の線膨張率に従って位置変化
し、レンズと受光素子の間で相対的に位置ずれが生じる
ことはない。
【0039】更にまた、前記複数個のレンズが可とう性
板状体上に一直線状に配列されるとともにこれらが一体
成形された透光性プラスチックを、筐体に設けられた複
数個のレンズ位置決め用部材に上記各レンズを設定する
とともに上記可とう性板状体を波状体に変形させること
で筐体に設置した場合であれば、その形状に細い箇所が
なく単純な形状であり、そのために、この透光性プラス
チック成形品を射出成形しても原料樹脂が末端にまで行
き届き、良好な透光性プラスチック成形品が作られると
いう利点もある。
板状体上に一直線状に配列されるとともにこれらが一体
成形された透光性プラスチックを、筐体に設けられた複
数個のレンズ位置決め用部材に上記各レンズを設定する
とともに上記可とう性板状体を波状体に変形させること
で筐体に設置した場合であれば、その形状に細い箇所が
なく単純な形状であり、そのために、この透光性プラス
チック成形品を射出成形しても原料樹脂が末端にまで行
き届き、良好な透光性プラスチック成形品が作られると
いう利点もある。
【図1】本発明の原稿読み取り装置における光源とレン
ズと半導体チップとの位置関係を表す斜視図である。
ズと半導体チップとの位置関係を表す斜視図である。
【図2】本発明の原稿読み取り装置におけるレンズと半
導体チップとの位置関係を表す斜視図である。
導体チップとの位置関係を表す斜視図である。
【図3】本実施例の原稿読み取り装置の断面概略図であ
る。
る。
【図4】レンズアレー体の一例を示す斜視図である。
【図5】レンズアレー体の一例を示す斜視図である。
【図6】レンズアレー体と遮蔽板との関係を示す斜視図
である。
である。
【図7】レンズアレー体と遮蔽板との関係を示す斜視図
である。
である。
【図8】レンズアレー体の一例を示す斜視図である。
【図9】図8のレンズアレー体の個々のレンズの設置状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図10】図8のレンズアレー体の設置状態を示す斜視
図である。
図である。
【図11】従来の原稿読み取り装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図12】図11の原稿読み取り装置のX−X線断面図
である。
である。
1・・・・光源 7、13、14、18 ・・・レンズアレー体 3、8・・筐体 4・・・・半導体チップ 4a・・・光電変換素子 5・・・・電気絶縁性基板 6・・・・原稿
Claims (3)
- 【請求項1】光源と、所定の間隔で直線状に配列された
複数個のレンズと、該各レンズに1対1に対応するとと
もに直線状に配列された多数の光電変換素子を有する複
数個の半導体チップとから成る原稿読み取り装置におい
て、前記複数個のレンズが一体成形された透光性プラス
チックから成ることを特徴とする原稿読み取り装置。 - 【請求項2】前記一体成形された透光性プラスチック
が、個々のレンズを連結するための波状体により構成さ
れたことを特徴とする請求項1記載の原稿読み取り装
置。 - 【請求項3】光源と、所定の間隔で直線状に配列された
複数個のレンズと、該各レンズに1対1に対応するとと
もに直線状に配列された多数の光電変換素子を有する複
数個の半導体チップと、少なくとも上記複数個のレンズ
と複数個の半導体チップとが配設された筐体とから成る
原稿読み取り装置において、前記複数個のレンズが可と
う性板状体上に一直線状に配列されるとともに該複数個
のレンズと可とう性板状体とが一体成形された透光性プ
ラスチックを、上記筐体に設けられた複数個のレンズ位
置決め用部材に上記各レンズを設定するとともに上記可
とう性板状体を波状体に変形させることで筐体に設置し
たことを特徴とする原稿読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077225A JPH05284278A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 原稿読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077225A JPH05284278A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 原稿読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284278A true JPH05284278A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13627916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4077225A Pending JPH05284278A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 原稿読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05284278A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010074548A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 画像読取装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4077225A patent/JPH05284278A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010074548A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 画像読取装置 |
US8446647B2 (en) | 2008-09-18 | 2013-05-21 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Image reading device |
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