JPH052809B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH052809B2 JPH052809B2 JP62006528A JP652887A JPH052809B2 JP H052809 B2 JPH052809 B2 JP H052809B2 JP 62006528 A JP62006528 A JP 62006528A JP 652887 A JP652887 A JP 652887A JP H052809 B2 JPH052809 B2 JP H052809B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil supply
- supply passage
- plug insertion
- cylinder
- oil feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 31
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 31
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 21
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 4
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M9/00—Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
- F01M9/10—Lubrication of valve gear or auxiliaries
- F01M9/102—Lubrication of valve gear or auxiliaries of camshaft bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/26—Cylinder heads having cooling means
- F02F1/36—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/38—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling the cylinder heads being of overhead valve type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/18—DOHC [Double overhead camshaft]
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/241—Cylinder heads specially adapted to pent roof shape of the combustion chamber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シリンダヘツドの上面に、吸気弁用
のカム軸と排気弁用のカム軸との二本のカム軸を
配設して成るいわゆるDOHC(ダブルオーバーヘ
ツドカムシヤフト)型の内燃機関において、その
シリンダヘツドにおける吸気弁用揺動アーム及び
排気弁用揺動アームを支持するピポツト部に対し
て給油するための装置に関するものである。
のカム軸と排気弁用のカム軸との二本のカム軸を
配設して成るいわゆるDOHC(ダブルオーバーヘ
ツドカムシヤフト)型の内燃機関において、その
シリンダヘツドにおける吸気弁用揺動アーム及び
排気弁用揺動アームを支持するピポツト部に対し
て給油するための装置に関するものである。
先行技術としての特開昭60−79141号公報は、
下面に、一列状に配設した各気筒に対する燃焼室
を凹み形成する一方、上面に、点火栓の挿入筒を
前記各燃焼室の箇所ごとに設けると共に、この各
点火栓挿入筒列を挟む左右両側の部位に吸気弁用
揺動アムのピポツト部と排気弁用揺動アームのピ
ポツト部を一体的に造形して成るDOHC型内燃
機関用シリンダヘツドにおける給油装置として、
該シリンダヘツドに、前記各点火栓挿入筒列の左
側の部位と右側の部位との両方に各点火栓挿入筒
列の方向に延びる主給油通路を設け、この二本の
主給油通路のうち一方の主給油通路から吸気弁用
揺動アームのピポツト部に各々給油する一方、他
方の主給油通路から排気弁用揺動アームの各ピポ
ツト部に各々給油することを提案している。
下面に、一列状に配設した各気筒に対する燃焼室
を凹み形成する一方、上面に、点火栓の挿入筒を
前記各燃焼室の箇所ごとに設けると共に、この各
点火栓挿入筒列を挟む左右両側の部位に吸気弁用
揺動アムのピポツト部と排気弁用揺動アームのピ
ポツト部を一体的に造形して成るDOHC型内燃
機関用シリンダヘツドにおける給油装置として、
該シリンダヘツドに、前記各点火栓挿入筒列の左
側の部位と右側の部位との両方に各点火栓挿入筒
列の方向に延びる主給油通路を設け、この二本の
主給油通路のうち一方の主給油通路から吸気弁用
揺動アームのピポツト部に各々給油する一方、他
方の主給油通路から排気弁用揺動アームの各ピポ
ツト部に各々給油することを提案している。
しかし、ここにおける主給油通路は、クランク
軸の軸線方向に極めて長いものになるにも拘わら
ず、この主給油通路はシリンダヘツドの鋳造後に
おいてドリルによつて穿孔加工するようにしなけ
ればらないから、この主給油通路を、前記先行技
術のように二本穿設することは、この両主給油通
路の穿設加工に要する手数が著しく増大すること
になり、給油通路のための加工コストが可成りア
ツプするのであり、しかも、主給油通路を二本も
設けることは、この主給油通路を設けるために必
要な肉盛部も、両主給油通路の各々に対して別々
に造形するようにしなければならないから、シリ
ンダヘツドの重量、ひいては内燃機関の重量が増
加するのであつた。
軸の軸線方向に極めて長いものになるにも拘わら
ず、この主給油通路はシリンダヘツドの鋳造後に
おいてドリルによつて穿孔加工するようにしなけ
ればらないから、この主給油通路を、前記先行技
術のように二本穿設することは、この両主給油通
路の穿設加工に要する手数が著しく増大すること
になり、給油通路のための加工コストが可成りア
ツプするのであり、しかも、主給油通路を二本も
設けることは、この主給油通路を設けるために必
要な肉盛部も、両主給油通路の各々に対して別々
に造形するようにしなければならないから、シリ
ンダヘツドの重量、ひいては内燃機関の重量が増
加するのであつた。
本発明は、この問題を解消することを目的とす
るものである。
るものである。
このため本発明は、下面に、一列状に配設した
各気筒に対する燃焼室を凹み形成する一方、上面
に、点火栓の挿入筒を前記各燃焼室の箇所ごとに
一体的に設けると共に、この各点火栓挿入筒列を
挟む左右両側の部位に吸気弁用揺動アームのピポ
ツト部と排気弁用揺動アームのピポツト部を一体
的に設けて成るDOHC型内燃機関用シリンダヘ
ツドにおいて、このシリンダヘツドには、前記各
点火栓挿入筒列の方向に延びる一本の主給油通路
を、各点火栓挿入筒内を貫通するように設けて、
この主給油通路にシリンダブロツク側からのオイ
ル供給通路を接続し、前記各点火栓挿入筒内に
は、当該点火栓挿入筒内に前記主給油通路に連通
する環状の給油室を成形するための内筒を各々嵌
挿する一方、前記吸気弁用揺動アーム及び排気弁
用揺動アームの各ピポツト部には、前記主給油通
路又は前記環状給油室に連通するピポツト部用枝
給油通路を各々設けた構成にしたものである。
各気筒に対する燃焼室を凹み形成する一方、上面
に、点火栓の挿入筒を前記各燃焼室の箇所ごとに
一体的に設けると共に、この各点火栓挿入筒列を
挟む左右両側の部位に吸気弁用揺動アームのピポ
ツト部と排気弁用揺動アームのピポツト部を一体
的に設けて成るDOHC型内燃機関用シリンダヘ
ツドにおいて、このシリンダヘツドには、前記各
点火栓挿入筒列の方向に延びる一本の主給油通路
を、各点火栓挿入筒内を貫通するように設けて、
この主給油通路にシリンダブロツク側からのオイ
ル供給通路を接続し、前記各点火栓挿入筒内に
は、当該点火栓挿入筒内に前記主給油通路に連通
する環状の給油室を成形するための内筒を各々嵌
挿する一方、前記吸気弁用揺動アーム及び排気弁
用揺動アームの各ピポツト部には、前記主給油通
路又は前記環状給油室に連通するピポツト部用枝
給油通路を各々設けた構成にしたものである。
このように構成すると、シリンダブロツクにお
けるオイル供給通路から送られて来るオイルは、
主給油通路を介して各環状給油室に入り、この環
状給油室又は主給油通路からピポツト部枝給油通
路を介して吸気弁用揺動アームの各ピポツト部及
び排気弁用揺動アームの各ピポツト部に各々給油
される。
けるオイル供給通路から送られて来るオイルは、
主給油通路を介して各環状給油室に入り、この環
状給油室又は主給油通路からピポツト部枝給油通
路を介して吸気弁用揺動アームの各ピポツト部及
び排気弁用揺動アームの各ピポツト部に各々給油
される。
この場合シリンダヘツドには、前記先行技術の
ように長い主給油通路を二本も穿設する必要がな
く、一本の主給油通路を穿設するのみで良いので
あり、しかも、この主給油通路は、各点火栓挿入
筒を貫通して穿設するもので、この主給油通路を
ドリルによつて穿設加工するに際して発生する切
削屑は、ドリルが各点火栓挿入筒を貫通するとき
において各点火栓挿入筒内に排出されることにな
り、切削屑の排出が円滑にできるから、ドリルに
よる主給油通路の穿設加工も、前記先行技術の場
合よりも遥かに簡単に、且つ、早くできるのであ
る。また、シリンダヘツドに主給油通路を形成す
るために必要な肉盛部も、前記一本の主給油通路
に対してのみ設ければ良いから、主給油通路を形
成するために必要な肉盛部も少なくて済むのであ
る。
ように長い主給油通路を二本も穿設する必要がな
く、一本の主給油通路を穿設するのみで良いので
あり、しかも、この主給油通路は、各点火栓挿入
筒を貫通して穿設するもので、この主給油通路を
ドリルによつて穿設加工するに際して発生する切
削屑は、ドリルが各点火栓挿入筒を貫通するとき
において各点火栓挿入筒内に排出されることにな
り、切削屑の排出が円滑にできるから、ドリルに
よる主給油通路の穿設加工も、前記先行技術の場
合よりも遥かに簡単に、且つ、早くできるのであ
る。また、シリンダヘツドに主給油通路を形成す
るために必要な肉盛部も、前記一本の主給油通路
に対してのみ設ければ良いから、主給油通路を形
成するために必要な肉盛部も少なくて済むのであ
る。
従つて本発明によると、シリンダヘツドに、当
該シリンダヘツドにおける各揺動アームのピポツ
ト部への給油通路を形成する場合における加工コ
ストを大幅に低減できると共に、シリンダヘツド
の重量、ひいては内燃機関の重量の増大を回避で
きる効果を有する。
該シリンダヘツドにおける各揺動アームのピポツ
ト部への給油通路を形成する場合における加工コ
ストを大幅に低減できると共に、シリンダヘツド
の重量、ひいては内燃機関の重量の増大を回避で
きる効果を有する。
以下本発明の実施例を図面について説明する
に、図においては符号1は、直列三気筒内燃機関
において、そのシリンダブロツク(図示せず)の
上面に締結される鋳造製のシリンダヘツドを示
し、該シリンダヘツド1の下面には、各気筒の箇
所に燃焼室2が凹み形成されている。
に、図においては符号1は、直列三気筒内燃機関
において、そのシリンダブロツク(図示せず)の
上面に締結される鋳造製のシリンダヘツドを示
し、該シリンダヘツド1の下面には、各気筒の箇
所に燃焼室2が凹み形成されている。
このシリンダヘツド1においてその長手中心線
1aを挟む一方側には、各燃焼室2ごとに二つの
吸気ポート3が、他方側には、各燃焼室2ごとに
二つの排気ポート4が各々形成され、これら各吸
気ポート3の上壁には、当該吸気ポート3の燃焼
室2への開口部を開閉する吸気弁5の支持部6
が、また、各排気ポート4の上壁には、当該排気
ポート4の燃焼室2への開口部を開閉する排気弁
7の支持部8が各々形成されている。
1aを挟む一方側には、各燃焼室2ごとに二つの
吸気ポート3が、他方側には、各燃焼室2ごとに
二つの排気ポート4が各々形成され、これら各吸
気ポート3の上壁には、当該吸気ポート3の燃焼
室2への開口部を開閉する吸気弁5の支持部6
が、また、各排気ポート4の上壁には、当該排気
ポート4の燃焼室2への開口部を開閉する排気弁
7の支持部8が各々形成されている。
前記シリンダヘツド1の上面には、点火栓9を
装着するための点火栓挿入筒10が前記各燃焼室
2の箇所ごとに設けられると共に、この各点火栓
挿入筒10における一方の側面には、吸気弁5用
のカム軸11を軸支するための軸受12が、他方
の側面には、排気弁7用のカム軸13を軸支する
ための軸受14が各々一体的に設けられ、更に、
前記各点火栓挿入筒10の側面には、吸気弁5用
の揺動アーム15に対するピポツト部16と、排
気弁7用揺動アーム17に対するピポツト部18
とが各々一体的に造形されている。
装着するための点火栓挿入筒10が前記各燃焼室
2の箇所ごとに設けられると共に、この各点火栓
挿入筒10における一方の側面には、吸気弁5用
のカム軸11を軸支するための軸受12が、他方
の側面には、排気弁7用のカム軸13を軸支する
ための軸受14が各々一体的に設けられ、更に、
前記各点火栓挿入筒10の側面には、吸気弁5用
の揺動アーム15に対するピポツト部16と、排
気弁7用揺動アーム17に対するピポツト部18
とが各々一体的に造形されている。
これら各ピポツト部16,18内には、第5図
に示すようにスリーブ19aと、該スリーブ19
a内に摺動自在に嵌挿したピストン19bとを備
え、ピストン19bの上端に球関節部19cを形
成して成るラツシユアジヤスタ19を各々挿入し
て、このラツシユアジスタ19におけるピストン
19b上端の球関節部19cにて、前記各揺動ア
ーム15,17の基端部を支承するように構成さ
れている。
に示すようにスリーブ19aと、該スリーブ19
a内に摺動自在に嵌挿したピストン19bとを備
え、ピストン19bの上端に球関節部19cを形
成して成るラツシユアジヤスタ19を各々挿入し
て、このラツシユアジスタ19におけるピストン
19b上端の球関節部19cにて、前記各揺動ア
ーム15,17の基端部を支承するように構成さ
れている。
そして、前記シリンダヘツド1には、その長手
中心線1a上の部位に当該長手中心線1aの方向
に延びる一本の主給油通路20を、前記各点火栓
挿入筒10内を貫通するようにして穿設し、この
主給油通路20の一端を、シリンダヘツド1に穿
設した給油通路21を介して、シリンダブロツク
側におけるオイル供給通路(図示せず)に連通す
る。なお、図において符号22,23,24は、
この主給油通路20を設けるために各点火栓挿入
筒10の相互間と、シリンダヘツド1における側
面壁1b,1cとの間に一体的に肉盛り形成した
ボス部である。
中心線1a上の部位に当該長手中心線1aの方向
に延びる一本の主給油通路20を、前記各点火栓
挿入筒10内を貫通するようにして穿設し、この
主給油通路20の一端を、シリンダヘツド1に穿
設した給油通路21を介して、シリンダブロツク
側におけるオイル供給通路(図示せず)に連通す
る。なお、図において符号22,23,24は、
この主給油通路20を設けるために各点火栓挿入
筒10の相互間と、シリンダヘツド1における側
面壁1b,1cとの間に一体的に肉盛り形成した
ボス部である。
前記各軸受12,14には、当該各軸受12,
14における軸受孔12a,14aの内面と前記
各点火栓挿入筒10内とを連通するための軸受用
枝給油通路25,26を各々穿設する一方、前記
各ピポツト部16,18にも、当該各ピポツト部
16,18内と前記主給油通路20を連通するピ
ポツト部用枝給油通路27,28を各々穿設し、
このピポツト部枝給油通路27,28からのオイ
ルを、前記ラツシユアジヤスタ19におけるスリ
ーブ19a内に油圧室19dに逆止弁19e付き
通路19fを介して導入する。
14における軸受孔12a,14aの内面と前記
各点火栓挿入筒10内とを連通するための軸受用
枝給油通路25,26を各々穿設する一方、前記
各ピポツト部16,18にも、当該各ピポツト部
16,18内と前記主給油通路20を連通するピ
ポツト部用枝給油通路27,28を各々穿設し、
このピポツト部枝給油通路27,28からのオイ
ルを、前記ラツシユアジヤスタ19におけるスリ
ーブ19a内に油圧室19dに逆止弁19e付き
通路19fを介して導入する。
更に、前記各点火栓挿入筒10内には、上端外
周と下端外周とに点火栓挿入筒10の内面に密接
するシール用のOリング30,31を備えた内筒
29を各々嵌挿して、各点火栓挿入筒10内に、
前記主給油通路20に連通すると共に、主給油通
路20と各軸受用枝給油通路25,26を連通す
るための環状の給油室32を各々形成し、この環
状給油室32への前記各軸受用枝給油通路25,
26の開口部25a,26aを、前記主給油通路
20よりも適宜寸法Hだけ高い位置に設定した構
成にする。
周と下端外周とに点火栓挿入筒10の内面に密接
するシール用のOリング30,31を備えた内筒
29を各々嵌挿して、各点火栓挿入筒10内に、
前記主給油通路20に連通すると共に、主給油通
路20と各軸受用枝給油通路25,26を連通す
るための環状の給油室32を各々形成し、この環
状給油室32への前記各軸受用枝給油通路25,
26の開口部25a,26aを、前記主給油通路
20よりも適宜寸法Hだけ高い位置に設定した構
成にする。
なお、図中符号33は、前記シリンダヘツドの
上面に対して複数本のボルト34にて締結したシ
リンダヘツドカバー、また、前記主給油通路20
の両端における開口部は盲栓35,36によつて
塞がれ、前記給油通路21の開口部も盲栓37に
て塞がれている。
上面に対して複数本のボルト34にて締結したシ
リンダヘツドカバー、また、前記主給油通路20
の両端における開口部は盲栓35,36によつて
塞がれ、前記給油通路21の開口部も盲栓37に
て塞がれている。
この構成において、シリンダブロツクにおける
オイル供給通路からシリンダヘツド1における主
給油通路20を介して各環状給油室32内に入つ
たオイルは、その一部が、該環状給油室32に連
通する軸受用枝給油通路25,26を介して吸気
弁用カム軸11の各軸受12及び排気弁用カム軸
13の各軸受14に各々給油されて、当該各軸受
12,14の潤滑に供される一方、他のオイル
は、主給油通路20からピポツト部枝給油通路2
7,28を介して吸気弁用揺動アーム15の各ピ
ポツト部16及び排気弁用揺動アーム17の各ピ
ポツト部18に至り、この各ピポツト部16,1
8の各々に設けたラツシユアジヤスタ19におけ
る油圧室19dに逆止弁19e付き通路19fを
介して各々給油されるのである。
オイル供給通路からシリンダヘツド1における主
給油通路20を介して各環状給油室32内に入つ
たオイルは、その一部が、該環状給油室32に連
通する軸受用枝給油通路25,26を介して吸気
弁用カム軸11の各軸受12及び排気弁用カム軸
13の各軸受14に各々給油されて、当該各軸受
12,14の潤滑に供される一方、他のオイル
は、主給油通路20からピポツト部枝給油通路2
7,28を介して吸気弁用揺動アーム15の各ピ
ポツト部16及び排気弁用揺動アーム17の各ピ
ポツト部18に至り、この各ピポツト部16,1
8の各々に設けたラツシユアジヤスタ19におけ
る油圧室19dに逆止弁19e付き通路19fを
介して各々給油されるのである。
この場合、前記環状給油室32への前記各軸受
用枝給油通路25,26の開口部25a,26a
を、前記主給油通路20よりも適宜寸法Hだけ高
い位置に設定したことにより、主給油通路20内
におけるオイル含まれる空気は、各軸受用枝給油
通路25,26より各軸受12,14に逃げるの
で、各ピポツト部16,18のラツシユアジヤス
タ19における油圧室19dに空気が入ることを
防止できる。
用枝給油通路25,26の開口部25a,26a
を、前記主給油通路20よりも適宜寸法Hだけ高
い位置に設定したことにより、主給油通路20内
におけるオイル含まれる空気は、各軸受用枝給油
通路25,26より各軸受12,14に逃げるの
で、各ピポツト部16,18のラツシユアジヤス
タ19における油圧室19dに空気が入ることを
防止できる。
なお、前記実施例は、一本の主給油通路20か
ら、各ピポツト部16,18に対して給油すると
共に、両カム軸12,13の各々における軸受に
対しても給油する場合であつたが、両カム軸1
2,13の各々における軸受に対する給油経路
を、前記一本の主給油通路20と別にしても良
く、また、各ピポツト部16,18へのピポツト
部枝給油通路27,28は、前記実施例のように
主給油通路20に連通することに代えて、環状給
油室32に連通するようにしても良いのである。
ら、各ピポツト部16,18に対して給油すると
共に、両カム軸12,13の各々における軸受に
対しても給油する場合であつたが、両カム軸1
2,13の各々における軸受に対する給油経路
を、前記一本の主給油通路20と別にしても良
く、また、各ピポツト部16,18へのピポツト
部枝給油通路27,28は、前記実施例のように
主給油通路20に連通することに代えて、環状給
油室32に連通するようにしても良いのである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はシリン
ダヘツドの平面図、第2図は第1図の−視拡
大断面図、第3図は第1図の−視拡大断面
図、第4図は第1図の−視拡大断面図、第5
図はピポツト部の拡大断面図である。 1……シリンダヘツド、2……燃焼室、3……
吸気ポート、4……排気ポート、5……吸気弁、
7……排気弁、9……点火栓、10……点火栓挿
入筒、11……吸気弁用カム軸、13……排気弁
用カム軸、12,14……軸受、15,17……
揺動アーム、16,18……ピポツト部、19…
…ラツシユアジヤスタ、20……主給油通路、2
5,26……軸受用枝給油通路、27,28……
ピポツト部用枝給油通路、29……内筒、32…
…環状給油室。
ダヘツドの平面図、第2図は第1図の−視拡
大断面図、第3図は第1図の−視拡大断面
図、第4図は第1図の−視拡大断面図、第5
図はピポツト部の拡大断面図である。 1……シリンダヘツド、2……燃焼室、3……
吸気ポート、4……排気ポート、5……吸気弁、
7……排気弁、9……点火栓、10……点火栓挿
入筒、11……吸気弁用カム軸、13……排気弁
用カム軸、12,14……軸受、15,17……
揺動アーム、16,18……ピポツト部、19…
…ラツシユアジヤスタ、20……主給油通路、2
5,26……軸受用枝給油通路、27,28……
ピポツト部用枝給油通路、29……内筒、32…
…環状給油室。
Claims (1)
- 1 下面に、一列状に配設した各気筒に対する燃
焼室を凹み形成する一方、上面に、点火栓の挿入
筒を前記各燃焼室の箇所ごとに一体的に設けると
共に、この各点火栓挿入筒列を挟む左右両側の部
位に吸気弁用揺動アームのピポツト部と排気弁用
揺動アームのビポツト部を一体的に設けて成る
DOHC型内燃機関用シリンダヘツドにおいて、
このシリンダヘツドには、前記各点火栓挿入筒列
の方向に延びる一本の主給油通路を、各点火栓挿
入筒内を貫通するように設けて、この主給油通路
にシリンダブロツク側からのオイル供給通路を接
続し、前記各点火栓挿入筒内には、当該点火栓挿
入筒内に前記主給油通路に連通する環状の給油室
を成形するための内筒を各々嵌挿する一方、前記
吸気弁用揺動アーム及び排気弁用揺動アームの各
ピポツト部には、前記主給油通路又は前記環状給
油室に連通するピポツト部用枝給油通路を各々設
けたことを特徴とするDOHC型内燃機関用シリ
ンダヘツドにおける給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP652887A JPS63176612A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | Dohc型内燃機関用シリンダヘツドにおける給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP652887A JPS63176612A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | Dohc型内燃機関用シリンダヘツドにおける給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176612A JPS63176612A (ja) | 1988-07-20 |
JPH052809B2 true JPH052809B2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=11640857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP652887A Granted JPS63176612A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | Dohc型内燃機関用シリンダヘツドにおける給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63176612A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4365373B2 (ja) | 2006-01-19 | 2009-11-18 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関のカムシャフト支持構造 |
JP4144625B2 (ja) | 2006-01-19 | 2008-09-03 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関のカムシャフト支持構造 |
US7455040B2 (en) * | 2006-10-10 | 2008-11-25 | Delphi Technologies, Inc. | Hydraulic circuit for switchable cam followers |
US20090007878A1 (en) | 2007-07-06 | 2009-01-08 | Brp-Rotax Gmbh & Co. Kg | Internal combustion engine cylinder head assembly |
JP7322514B2 (ja) * | 2019-05-28 | 2023-08-08 | マツダ株式会社 | シリンダヘッド |
CN212985313U (zh) | 2020-04-09 | 2021-04-16 | 九号智能(常州)科技有限公司 | 凸轮轴盖、凸轮轴组件、双缸发动机和全地形车 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194012A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-02 | Mazda Motor Corp | エンジンの動弁装置 |
JPS6079141A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-04 | Honda Motor Co Ltd | Dohc型4サイクル内燃機関のシリンダヘツド |
JPS60147520A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-03 | Yamaha Motor Co Ltd | 動弁機構における潤滑油供給装置 |
JPS63150410A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-23 | Suzuki Motor Co Ltd | 四サイクルエンジンの動弁系の潤滑装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55144803U (ja) * | 1979-04-06 | 1980-10-17 | ||
JPS6069346U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-16 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の点火プラグホ−ル部構造 |
JPS6087308U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-15 | 本田技研工業株式会社 | Sohc型4弁式内燃機関における動弁装置 |
JPS61122320U (ja) * | 1985-01-19 | 1986-08-01 |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP652887A patent/JPS63176612A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194012A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-02 | Mazda Motor Corp | エンジンの動弁装置 |
JPS6079141A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-04 | Honda Motor Co Ltd | Dohc型4サイクル内燃機関のシリンダヘツド |
JPS60147520A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-03 | Yamaha Motor Co Ltd | 動弁機構における潤滑油供給装置 |
JPS63150410A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-23 | Suzuki Motor Co Ltd | 四サイクルエンジンの動弁系の潤滑装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63176612A (ja) | 1988-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4951622A (en) | Cylinder head for DOHC internal combustion engine with four valves per cylinder | |
JP2623856B2 (ja) | 内燃機関のシリンダヘッド | |
JP2829866B2 (ja) | 4サイクルエンジンの潤滑装置 | |
JPH052809B2 (ja) | ||
JPS63176611A (ja) | Dohc型内燃機関用シリンダヘツドにおける給油装置 | |
KR100405587B1 (ko) | 내연기관용실린더헤드 | |
JPH05180067A (ja) | 内燃機関のシリンダーヘッド | |
CA2329582C (en) | Valve operating system in internal combustion engine | |
JP3046200B2 (ja) | Dohc型内燃機関におけるカム軸用軸受け部の潤滑装置 | |
JPH07102929A (ja) | Dohc型内燃機関におけるカム軸用軸受け部の潤滑装置 | |
JP3133983B2 (ja) | 4サイクルエンジンの潤滑装置 | |
JP4045766B2 (ja) | エンジンの動弁装置 | |
JPH0622088Y2 (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
JP3783597B2 (ja) | エンジンの動弁装置 | |
JP3142616B2 (ja) | 内燃機械の潤滑装置 | |
JP2504406B2 (ja) | 自動二輪車用dohcエンジンのカム軸支持機構 | |
JP2002276308A (ja) | 4サイクルエンジンのカム軸支持構造 | |
JP2502290B2 (ja) | Dohcエンジンのシリンダヘツド構造 | |
JP2717292B2 (ja) | 4サイクルバーチカルシャフトエンジン | |
JP3082534B2 (ja) | シリンダヘッド構造 | |
JPH0392573A (ja) | 内燃機関のシリンダヘッド | |
JPH0732884Y2 (ja) | V型エンジンの潤滑油通路 | |
JPH068245Y2 (ja) | エンジンのシリンダヘッド構造 | |
JPS6212812Y2 (ja) | ||
JP2003247454A (ja) | 内燃機関のシリンダブロック構造およびその製造方法 |