JPH05279706A - 連続式焼結炉 - Google Patents
連続式焼結炉Info
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- JPH05279706A JPH05279706A JP8217792A JP8217792A JPH05279706A JP H05279706 A JPH05279706 A JP H05279706A JP 8217792 A JP8217792 A JP 8217792A JP 8217792 A JP8217792 A JP 8217792A JP H05279706 A JPH05279706 A JP H05279706A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】脱ろう部1の天井壁面11において酸化亜鉛が
堆積する問題を改善した連続式焼結炉を提供すること。 【構成】連続式焼結炉は、潤滑剤としてステアリン酸亜
鉛を含有した圧粉体を脱ろう温度域に加熱する脱ろう部
1と、脱ろうした圧粉体を予熱温度域に加熱する予熱部
2と、予熱した圧粉体を焼結温度域に加熱して焼結体と
する焼結部3と、焼結体を冷却する冷却部4とを直列に
順に配置して構成されている。脱ろう部1は、アルミナ
・シリカ質の繊維をアルミナ系無機バインダで結合し焼
結した断熱材料からなる水平平坦状の天井壁面11と、
側壁12に設けられ火炎Eが天井壁面11のほぼ全体を
直接に覆う様に配設された多数個の加熱バーナ13とを
もつ。加熱バーナ13から吹き出す火炎は天井壁面11
に直接当たり、天井壁面11のほぼ全体は高温に維持さ
れる。
堆積する問題を改善した連続式焼結炉を提供すること。 【構成】連続式焼結炉は、潤滑剤としてステアリン酸亜
鉛を含有した圧粉体を脱ろう温度域に加熱する脱ろう部
1と、脱ろうした圧粉体を予熱温度域に加熱する予熱部
2と、予熱した圧粉体を焼結温度域に加熱して焼結体と
する焼結部3と、焼結体を冷却する冷却部4とを直列に
順に配置して構成されている。脱ろう部1は、アルミナ
・シリカ質の繊維をアルミナ系無機バインダで結合し焼
結した断熱材料からなる水平平坦状の天井壁面11と、
側壁12に設けられ火炎Eが天井壁面11のほぼ全体を
直接に覆う様に配設された多数個の加熱バーナ13とを
もつ。加熱バーナ13から吹き出す火炎は天井壁面11
に直接当たり、天井壁面11のほぼ全体は高温に維持さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は亜鉛を含む潤滑剤を含有
した圧粉体を脱ろうした後に焼結する連続式焼結炉に関
する。
した圧粉体を脱ろうした後に焼結する連続式焼結炉に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、連続式焼結炉として、亜鉛を
含む潤滑剤例えばステアリン酸亜鉛を含有した圧粉体を
脱ろう温度域に加熱する脱ろう部と、脱ろうした圧粉体
を予熱温度域に加熱する予熱部と、予熱した圧粉体を焼
結温度域に加熱する焼結部とを直列に順に配置したもの
が知られている。この炉では、脱ろう部において、圧粉
体に含有されているステンリン酸亜鉛が圧粉体外に排出
されて脱ろうされる。
含む潤滑剤例えばステアリン酸亜鉛を含有した圧粉体を
脱ろう温度域に加熱する脱ろう部と、脱ろうした圧粉体
を予熱温度域に加熱する予熱部と、予熱した圧粉体を焼
結温度域に加熱する焼結部とを直列に順に配置したもの
が知られている。この炉では、脱ろう部において、圧粉
体に含有されているステンリン酸亜鉛が圧粉体外に排出
されて脱ろうされる。
【0003】ここで、図7、図8に脱ろう部100を示
す。図7、図8に示す様に、脱ろう部100の側壁10
1には多数個の加熱バーナ103が設けられており、加
熱バーナ103にはブタンとプロパンとを混合した燃焼
ガスが供給され、加熱バーナ103から吹出した火炎1
04が脱ろう部100の室100a内を加熱している。
図7に示す様に脱ろう部100の天井壁面106はアー
チ形状である。
す。図7、図8に示す様に、脱ろう部100の側壁10
1には多数個の加熱バーナ103が設けられており、加
熱バーナ103にはブタンとプロパンとを混合した燃焼
ガスが供給され、加熱バーナ103から吹出した火炎1
04が脱ろう部100の室100a内を加熱している。
図7に示す様に脱ろう部100の天井壁面106はアー
チ形状である。
【0004】また従来より、脱ろう部と焼結部と冷却部
とを直列に配置した連続式焼結炉では、脱ろう部の室に
エアを吹きこんでエアと脱ろう部の吸熱型保護ガスとを
攪拌燃焼させ、これにより脱ろうの熱エネルギを得る省
エネルギタイプのコンベヤ式炉が開示されている(実公
昭63−44429号公報)。この炉において、脱ろう
部の室の天井壁面はアーチ形状または山形である。
とを直列に配置した連続式焼結炉では、脱ろう部の室に
エアを吹きこんでエアと脱ろう部の吸熱型保護ガスとを
攪拌燃焼させ、これにより脱ろうの熱エネルギを得る省
エネルギタイプのコンベヤ式炉が開示されている(実公
昭63−44429号公報)。この炉において、脱ろう
部の室の天井壁面はアーチ形状または山形である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで図7、図8に
示す連続式焼結炉では、脱ろう部100において圧粉体
から排出されたステアリン酸亜鉛は、熱分解し炭化水素
と酸化亜鉛となる。そのため、操業が続くと、脱ろう部
100の壁面等に酸化亜鉛200が凝縮して堆積する。
この場合、最も問題となるのがアーチ形状の天井壁面1
06に堆積した酸化亜鉛200である。この天井壁面1
06に堆積した酸化亜鉛200が天井壁面106から剥
離して、コンベヤベルト301上の圧粉体に降下する
と、焼結体の品質に悪影響を与える。そのため、従来の
連続式焼結炉では、天井壁面106に酸化亜鉛200が
堆積すると、炉の操業を停止し、天井壁面106に堆積
した酸化亜鉛200を清掃除去する必要がある。
示す連続式焼結炉では、脱ろう部100において圧粉体
から排出されたステアリン酸亜鉛は、熱分解し炭化水素
と酸化亜鉛となる。そのため、操業が続くと、脱ろう部
100の壁面等に酸化亜鉛200が凝縮して堆積する。
この場合、最も問題となるのがアーチ形状の天井壁面1
06に堆積した酸化亜鉛200である。この天井壁面1
06に堆積した酸化亜鉛200が天井壁面106から剥
離して、コンベヤベルト301上の圧粉体に降下する
と、焼結体の品質に悪影響を与える。そのため、従来の
連続式焼結炉では、天井壁面106に酸化亜鉛200が
堆積すると、炉の操業を停止し、天井壁面106に堆積
した酸化亜鉛200を清掃除去する必要がある。
【0006】本発明は上記した実情に鑑みなされたもの
であり、脱ろう部の天井壁面において酸化亜鉛等が凝縮
して堆積する問題を改善した連続式焼結炉を提供するこ
とを目的とする。
であり、脱ろう部の天井壁面において酸化亜鉛等が凝縮
して堆積する問題を改善した連続式焼結炉を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる連続式焼
結炉は、亜鉛を含む潤滑剤を含有した圧粉体を脱ろう温
度域に加熱する脱ろう部と、脱ろうした圧粉体を予熱温
度域に加熱する予熱部と、予熱した圧粉体を焼結温度域
に加熱する焼結部とを直列に順に配置した連続式焼結炉
であって、脱ろう部は、耐火材料からなり水平平坦状の
天井壁面と、側壁に設けられ火炎が天井壁面のほぼ全体
を直接に覆う様に配設された多数個の加熱バーナとをも
つことを特徴とするものである。
結炉は、亜鉛を含む潤滑剤を含有した圧粉体を脱ろう温
度域に加熱する脱ろう部と、脱ろうした圧粉体を予熱温
度域に加熱する予熱部と、予熱した圧粉体を焼結温度域
に加熱する焼結部とを直列に順に配置した連続式焼結炉
であって、脱ろう部は、耐火材料からなり水平平坦状の
天井壁面と、側壁に設けられ火炎が天井壁面のほぼ全体
を直接に覆う様に配設された多数個の加熱バーナとをも
つことを特徴とするものである。
【0008】脱ろう部の天井壁面は、セラミックス繊維
を無機バインダで結合し焼結した断熱材料で形成でき
る。セラミックス繊維として、アルミナ繊維、シリカ繊
維、アルミナ・シリカ繊維などを採用できる。
を無機バインダで結合し焼結した断熱材料で形成でき
る。セラミックス繊維として、アルミナ繊維、シリカ繊
維、アルミナ・シリカ繊維などを採用できる。
【0009】
【作用】脱ろう部の天井壁面は水平平坦状であり、加熱
バーナはその火炎が天井壁面のほぼ全体を直接覆う様に
配設されているので、加熱バーナからの火炎で天井壁面
は直接加熱され、天井壁面のほぼ全体は高温に加熱され
る。
バーナはその火炎が天井壁面のほぼ全体を直接覆う様に
配設されているので、加熱バーナからの火炎で天井壁面
は直接加熱され、天井壁面のほぼ全体は高温に加熱され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1〜図
3は本実施例の模式図を示し、図4、図5は天井壁面付
近を示す。図1に示す様に、この連続式焼結炉は、圧粉
体を脱ろう温度域(設定温度約630°C程度)に加熱
する脱ろう部1と、脱ろうした圧粉体を予熱温度域(設
定温度約850°C程度)に加熱する予熱部2と、予熱
した圧粉体を焼結温度域(設定温度約1120°C程
度)に加熱して焼結体とする焼結部3と、焼結体を冷却
する冷却部4とを直列に順に配置したものである。
3は本実施例の模式図を示し、図4、図5は天井壁面付
近を示す。図1に示す様に、この連続式焼結炉は、圧粉
体を脱ろう温度域(設定温度約630°C程度)に加熱
する脱ろう部1と、脱ろうした圧粉体を予熱温度域(設
定温度約850°C程度)に加熱する予熱部2と、予熱
した圧粉体を焼結温度域(設定温度約1120°C程
度)に加熱して焼結体とする焼結部3と、焼結体を冷却
する冷却部4とを直列に順に配置したものである。
【0011】脱ろう部1は、大気に連通する入口10
と、水平平坦状の天井壁面11と、加熱バーナ13とを
もつ。図2、図3に示す様に加熱バーナ13は、脱ろう
部1の対向する側壁12に多数個並設されている。この
加熱バーナ13は、脱ろう部1の側壁12に鋼管を埋設
して形成されている。図3に示す様に、加熱バーナ13
の軸芯と天井壁面11とはほぼ平行つまり水平状態とさ
れている。各加熱バーナ13にはブタンとプロパンとを
主成分とする燃焼ガスが電磁バルブを介して供給され、
これにより各加熱バーナ13の先端から、火炎Eがほぼ
水平方向に吹き出される。ここで本実施例では、図3に
示す様に、各加熱バーナ13からの火炎Eが脱ろう部1
の天井壁面11のほぼ全体を直接に覆う様に、加熱バー
ナ13は多数個配置されている。従って加熱バーナ13
の数は図7及び図8に示す従来の炉に比較して多い。よ
って、加熱バーナ13の1本当たりの加熱能力は、天井
壁面11の異常過熱を抑えるため、図7及び図8に示す
従来の炉に比較して小さく設定されている。
と、水平平坦状の天井壁面11と、加熱バーナ13とを
もつ。図2、図3に示す様に加熱バーナ13は、脱ろう
部1の対向する側壁12に多数個並設されている。この
加熱バーナ13は、脱ろう部1の側壁12に鋼管を埋設
して形成されている。図3に示す様に、加熱バーナ13
の軸芯と天井壁面11とはほぼ平行つまり水平状態とさ
れている。各加熱バーナ13にはブタンとプロパンとを
主成分とする燃焼ガスが電磁バルブを介して供給され、
これにより各加熱バーナ13の先端から、火炎Eがほぼ
水平方向に吹き出される。ここで本実施例では、図3に
示す様に、各加熱バーナ13からの火炎Eが脱ろう部1
の天井壁面11のほぼ全体を直接に覆う様に、加熱バー
ナ13は多数個配置されている。従って加熱バーナ13
の数は図7及び図8に示す従来の炉に比較して多い。よ
って、加熱バーナ13の1本当たりの加熱能力は、天井
壁面11の異常過熱を抑えるため、図7及び図8に示す
従来の炉に比較して小さく設定されている。
【0012】脱ろう部1の室1aには窒素と水蒸気とを
主成分とする酸化性ガスが供給され、圧粉体の脱ろうを
促す様にされている。なお酸化性ガスには二酸化炭素を
混合しても良い。図1に示す様に脱ろう部1と予熱部2
との境界域には、ガスの混入を極力回避するための仕切
壁20が設けられている。予熱部2には予熱用のヒータ
21が設けられている。焼結部3には焼結用のヒータ3
1が設けられている。焼結部3の入口と出口とには中間
扉32、33が設けられている。中間扉32、33は焼
結部3の室3aからの温度、雰囲気ガスが抜けるのを極
力抑え、室3a内の温度、雰囲気ガスの組成を維持する
ためのものである。
主成分とする酸化性ガスが供給され、圧粉体の脱ろうを
促す様にされている。なお酸化性ガスには二酸化炭素を
混合しても良い。図1に示す様に脱ろう部1と予熱部2
との境界域には、ガスの混入を極力回避するための仕切
壁20が設けられている。予熱部2には予熱用のヒータ
21が設けられている。焼結部3には焼結用のヒータ3
1が設けられている。焼結部3の入口と出口とには中間
扉32、33が設けられている。中間扉32、33は焼
結部3の室3aからの温度、雰囲気ガスが抜けるのを極
力抑え、室3a内の温度、雰囲気ガスの組成を維持する
ためのものである。
【0013】冷却部4は徐冷部40と水冷部41とで形
成されている。冷却部4の出口42にはその開口面積を
小さくしてガス抜けを抑えるカーテン43が複数層で装
備されている。なお、予熱部2、焼結部3、冷却部4の
各室2a、3a、4aには、水素と窒素とを主成分とす
る還元性ガスが供給されている。この炉ではベルトコン
ベヤ装置5が装備されている。ベルトコンベヤ装置5
は、駆動モータで駆動する駆動ドラム50と、従動ドラ
ム51と、ローラ52と、ローラ52上に配置され矢印
N方向に移動するエンドレス状のベルト53とをもつ。
成されている。冷却部4の出口42にはその開口面積を
小さくしてガス抜けを抑えるカーテン43が複数層で装
備されている。なお、予熱部2、焼結部3、冷却部4の
各室2a、3a、4aには、水素と窒素とを主成分とす
る還元性ガスが供給されている。この炉ではベルトコン
ベヤ装置5が装備されている。ベルトコンベヤ装置5
は、駆動モータで駆動する駆動ドラム50と、従動ドラ
ム51と、ローラ52と、ローラ52上に配置され矢印
N方向に移動するエンドレス状のベルト53とをもつ。
【0014】さて本実施例では図4に示す様に、脱ろう
部1は、加熱バーナ13が装備された側壁12をもつ本
体15と、本体15の上面開口部15aに脱着可能に嵌
め込まれて載置部15cに載置された天井部16とで形
成されている。ここで、本体15の上面開口部15aの
縁部にはテーパ部15bが形成され、このテーパ部15
bは天井部16の縁部のテーパ部16bに相応し、テー
パ部16bに対面しており、これにより天井部16の縁
部と本体15との境界域のシール性を維持している。
部1は、加熱バーナ13が装備された側壁12をもつ本
体15と、本体15の上面開口部15aに脱着可能に嵌
め込まれて載置部15cに載置された天井部16とで形
成されている。ここで、本体15の上面開口部15aの
縁部にはテーパ部15bが形成され、このテーパ部15
bは天井部16の縁部のテーパ部16bに相応し、テー
パ部16bに対面しており、これにより天井部16の縁
部と本体15との境界域のシール性を維持している。
【0015】図5に示す様に、天井部16は、補強板7
0をもつ水平板状の保持板71と、保持板71に固定さ
れた筒状の吊り具72と、吊り具72の通孔72a、保
持板71の通孔71aに挿通され下端部に係止鍔部73
cをもつ吊り棒73と、吊り棒73の上端部の雄螺子部
73aに螺合され吊り棒73を吊り具72に吊持したナ
ット74a、74bと、吊り具72の上部に被着された
筒状のシールキャップ75と、所定厚みをもつ平盤状の
耐火部76とで構成されている。
0をもつ水平板状の保持板71と、保持板71に固定さ
れた筒状の吊り具72と、吊り具72の通孔72a、保
持板71の通孔71aに挿通され下端部に係止鍔部73
cをもつ吊り棒73と、吊り棒73の上端部の雄螺子部
73aに螺合され吊り棒73を吊り具72に吊持したナ
ット74a、74bと、吊り具72の上部に被着された
筒状のシールキャップ75と、所定厚みをもつ平盤状の
耐火部76とで構成されている。
【0016】ここで図5に示す様に、耐火部76の垂直
方向にのびる挿通孔76aに吊り棒73は挿通されると
ともに吊り棒73の係止鍔部73cは耐火部76の係止
面76cに係止し、これにより耐火部76は保持板71
に吊持されている。なお、耐火部76の挿通孔76aの
内壁面と吊り棒73の外周面との境界域を介して脱ろう
部1の室1aのガスが炉外Hへ漏れるおそれがある。こ
の点本実施例では図5に示す様に耐火部76の重量で係
止鍔部73cが係止面76cに密接してシールし、さら
に吊り具72に筒状のシールキャップ75を被着してシ
ールしているので、ガスの炉外Hへの漏れはシールキャ
ップ75で防止される。
方向にのびる挿通孔76aに吊り棒73は挿通されると
ともに吊り棒73の係止鍔部73cは耐火部76の係止
面76cに係止し、これにより耐火部76は保持板71
に吊持されている。なお、耐火部76の挿通孔76aの
内壁面と吊り棒73の外周面との境界域を介して脱ろう
部1の室1aのガスが炉外Hへ漏れるおそれがある。こ
の点本実施例では図5に示す様に耐火部76の重量で係
止鍔部73cが係止面76cに密接してシールし、さら
に吊り具72に筒状のシールキャップ75を被着してシ
ールしているので、ガスの炉外Hへの漏れはシールキャ
ップ75で防止される。
【0017】ところで本実施例では、耐火部76は、ア
ルミナ・シリカ質の繊維をアルミナ系無機バインダで結
合し、焼結した断熱材料(同和鉱業株式会社製 FL
B)で形成されている。アルミナ・シリカ質の繊維は、
平均繊維径が2〜4μm、平均繊維長が1〜3mmであ
る。耐火部76の組成は、重量%でAl2 03 が50
%、SiO2 が48%、残部がFe2 03 、CaO、T
iO2 であり、かさ比重が0.91g/cc、圧縮強度
が30kg/cm2 である。上記した材質からなる耐火
部76は、耐スポーリング性、耐熱応力性に優れ、亀裂
の防止に有利である。
ルミナ・シリカ質の繊維をアルミナ系無機バインダで結
合し、焼結した断熱材料(同和鉱業株式会社製 FL
B)で形成されている。アルミナ・シリカ質の繊維は、
平均繊維径が2〜4μm、平均繊維長が1〜3mmであ
る。耐火部76の組成は、重量%でAl2 03 が50
%、SiO2 が48%、残部がFe2 03 、CaO、T
iO2 であり、かさ比重が0.91g/cc、圧縮強度
が30kg/cm2 である。上記した材質からなる耐火
部76は、耐スポーリング性、耐熱応力性に優れ、亀裂
の防止に有利である。
【0018】なお本実施例では脱ろう部1の側壁12の
うち上部は、耐火部76と同じ材質のレンガを積み重ね
て形成されている。また、脱ろう部1の側壁12のうち
下部、更には、予熱部2、焼結部3、冷却部4を構成す
る炉壁は、従来より通常用いられる耐火材料(シャモッ
ト系、ムライト系、アルミナシリカ系等)からなるレン
ガを積み重ねて形成されている。
うち上部は、耐火部76と同じ材質のレンガを積み重ね
て形成されている。また、脱ろう部1の側壁12のうち
下部、更には、予熱部2、焼結部3、冷却部4を構成す
る炉壁は、従来より通常用いられる耐火材料(シャモッ
ト系、ムライト系、アルミナシリカ系等)からなるレン
ガを積み重ねて形成されている。
【0019】さて本実施例ではステアリン酸亜鉛が潤滑
剤として含有された圧粉体を用いる。図1から理解でき
る様に、この圧粉体をベルトコンベヤ装置5のベルト5
3に載せ、圧粉体を入口10から脱ろう部1、予熱部
2、焼結部3、冷却部4と順に搬送し、出口42から排
出する。すると、圧粉体は脱ろう部1で所定時間(例え
ば5分間程度)脱ろうされ、予熱部2で所定時間(例え
ば5分間程度)予熱され、焼結部3で所定時間(例えば
20分間程度)焼結されて焼結体となり、冷却部4で冷
却される。ここで、焼結部3の室3a内の還元性ガス
は、各部分の炉内温度の影響を受けて矢印A1方向(図
1参照)につまり入口10に向けて流れる。
剤として含有された圧粉体を用いる。図1から理解でき
る様に、この圧粉体をベルトコンベヤ装置5のベルト5
3に載せ、圧粉体を入口10から脱ろう部1、予熱部
2、焼結部3、冷却部4と順に搬送し、出口42から排
出する。すると、圧粉体は脱ろう部1で所定時間(例え
ば5分間程度)脱ろうされ、予熱部2で所定時間(例え
ば5分間程度)予熱され、焼結部3で所定時間(例えば
20分間程度)焼結されて焼結体となり、冷却部4で冷
却される。ここで、焼結部3の室3a内の還元性ガス
は、各部分の炉内温度の影響を受けて矢印A1方向(図
1参照)につまり入口10に向けて流れる。
【0020】ところで、脱ろう部1で脱ろう工程を実施
している際に、ステアリン酸亜鉛の分解生成物である酸
化亜鉛が圧粉体に付着する。この様に酸化亜鉛が付着し
た圧粉体はベルトコンベヤ装置5のベルト53により予
熱部2を経て焼結部3に搬送される。そして、還元性雰
囲気の焼結部3で酸化亜鉛が還元されて亜鉛蒸気とな
り、その亜鉛蒸気が炉内のガス流れ(矢印A1方向)に
乗って脱ろう部1に至り、酸化性雰囲気の脱ろう部1に
おいて、酸化亜鉛として凝縮して天井壁面11等に付着
せんとする。この点本実施例では、脱ろう部1の天井壁
面11は水平平坦状であり、多数個の加熱バーナ13か
らの火炎Eで天井壁面11のほぼ全体が直接加熱される
ので、脱ろう中は、天井壁面11の全体は高温度に維持
される。そのため、天井壁面11における酸化亜鉛の凝
縮が起こりにくくなる。
している際に、ステアリン酸亜鉛の分解生成物である酸
化亜鉛が圧粉体に付着する。この様に酸化亜鉛が付着し
た圧粉体はベルトコンベヤ装置5のベルト53により予
熱部2を経て焼結部3に搬送される。そして、還元性雰
囲気の焼結部3で酸化亜鉛が還元されて亜鉛蒸気とな
り、その亜鉛蒸気が炉内のガス流れ(矢印A1方向)に
乗って脱ろう部1に至り、酸化性雰囲気の脱ろう部1に
おいて、酸化亜鉛として凝縮して天井壁面11等に付着
せんとする。この点本実施例では、脱ろう部1の天井壁
面11は水平平坦状であり、多数個の加熱バーナ13か
らの火炎Eで天井壁面11のほぼ全体が直接加熱される
ので、脱ろう中は、天井壁面11の全体は高温度に維持
される。そのため、天井壁面11における酸化亜鉛の凝
縮が起こりにくくなる。
【0021】仮に、天井壁面11において酸化亜鉛が凝
縮したとしても、加熱バーナ13からの火炎Eの衝撃で
酸化亜鉛は天井壁面11からすみやかに除去される。そ
のため、酸化亜鉛の天井壁面11における堆積は低減ま
たは回避される。従って従来とは異なり、天井壁面11
に堆積した酸化亜鉛が圧粉体に落下することを低減また
は回避でき、焼結体の品質の維持に有利である。
縮したとしても、加熱バーナ13からの火炎Eの衝撃で
酸化亜鉛は天井壁面11からすみやかに除去される。そ
のため、酸化亜鉛の天井壁面11における堆積は低減ま
たは回避される。従って従来とは異なり、天井壁面11
に堆積した酸化亜鉛が圧粉体に落下することを低減また
は回避でき、焼結体の品質の維持に有利である。
【0022】また図3に示す様に加熱バーナ13からの
火炎Eが天井壁面11に直接当たる場合には、天井壁面
11の内部と表面との熱膨張差に起因する熱応力、ある
いは、天井壁面11の加熱・冷却の繰り返しに起因する
熱応力が大きくなる傾向にある。そのため天井壁面11
の表面に亀裂が発生し、天井壁面11が部分的に剥がれ
る等の不具合が生じるおそれがある。この様に天井壁面
11の表面が部分的に剥がれて圧粉体に落下すると、焼
結体の品質の低下を招く。この点本実施例では、上記し
た様にアルミナ・シリカ質の繊維をアルミナ系無機バイ
ンダで結合し焼結した断熱材料で、天井壁面11をもつ
耐火部76を形成しているので、熱応力に起因する天井
壁面11の亀裂発生の抑制に有効であり、天井壁面11
の剥がれを抑制できる利点が得られる。
火炎Eが天井壁面11に直接当たる場合には、天井壁面
11の内部と表面との熱膨張差に起因する熱応力、ある
いは、天井壁面11の加熱・冷却の繰り返しに起因する
熱応力が大きくなる傾向にある。そのため天井壁面11
の表面に亀裂が発生し、天井壁面11が部分的に剥がれ
る等の不具合が生じるおそれがある。この様に天井壁面
11の表面が部分的に剥がれて圧粉体に落下すると、焼
結体の品質の低下を招く。この点本実施例では、上記し
た様にアルミナ・シリカ質の繊維をアルミナ系無機バイ
ンダで結合し焼結した断熱材料で、天井壁面11をもつ
耐火部76を形成しているので、熱応力に起因する天井
壁面11の亀裂発生の抑制に有効であり、天井壁面11
の剥がれを抑制できる利点が得られる。
【0023】また本実施例では、脱ろう部1の清掃の
際、また天井壁面11の交換の際には、図4から理解で
きる様に、脱ろう部1を構成する天井部16をクレーン
などで矢印Y1方向に持ち上げて、本体15の上面開口
部15aから天井部16を外すこともできる。 (他の例)上記した実施例では全部の加熱バーナ13の
火炎Eで脱ろう部1の天井壁面11を加熱しているが、
例えば圧粉体の個数が少ない場合には、多数個の加熱バ
ーナ13を部分的に使用することもできる。この場合に
は、加熱バーナ13からの火炎Eで天井壁面11を直接
加熱する直接加熱面積が減少し、天井壁面11における
酸化亜鉛付着防止効果も低減するおそれがある。しかし
次の様にすれば、酸化亜鉛付着防止効果の低減を補い得
る。即ち、図6に示す様に、加熱バーナ13を、1つ置
きのバーナ13aからなる第1群と、他の1つ置きのバ
ーナ13bからなる第2群とに分ける。更に、第1群の
バーナ13aにつながる第1電磁バルブ13c、第2群
のバーナ13bにつながる第2電磁バルブ13dを用い
る。そして、電磁バルブ制御回路により、第1電磁バル
ブ13cを開きつつ第2電磁バルブ13dを閉じ、図6
に示す様に第1群のバーナ13aの火炎Eで天井壁面1
1を加熱する第1形態を所定時間継続する。その後に、
電磁バルブ13cを閉じつつ電磁バルブ13dを開き、
第2群のバーナ13bの火炎Eで天井壁面11を加熱す
る第2形態を所定時間継続する。その後に再び第1形態
を継続する。この様に第1形態と第2形態とを所定時間
(例えば1時間)ごとに交互に切り換えれば、天井壁面
11の全体は高温に維持され、天井壁面11における酸
化亜鉛付着防止効果を良好に維持できる。
際、また天井壁面11の交換の際には、図4から理解で
きる様に、脱ろう部1を構成する天井部16をクレーン
などで矢印Y1方向に持ち上げて、本体15の上面開口
部15aから天井部16を外すこともできる。 (他の例)上記した実施例では全部の加熱バーナ13の
火炎Eで脱ろう部1の天井壁面11を加熱しているが、
例えば圧粉体の個数が少ない場合には、多数個の加熱バ
ーナ13を部分的に使用することもできる。この場合に
は、加熱バーナ13からの火炎Eで天井壁面11を直接
加熱する直接加熱面積が減少し、天井壁面11における
酸化亜鉛付着防止効果も低減するおそれがある。しかし
次の様にすれば、酸化亜鉛付着防止効果の低減を補い得
る。即ち、図6に示す様に、加熱バーナ13を、1つ置
きのバーナ13aからなる第1群と、他の1つ置きのバ
ーナ13bからなる第2群とに分ける。更に、第1群の
バーナ13aにつながる第1電磁バルブ13c、第2群
のバーナ13bにつながる第2電磁バルブ13dを用い
る。そして、電磁バルブ制御回路により、第1電磁バル
ブ13cを開きつつ第2電磁バルブ13dを閉じ、図6
に示す様に第1群のバーナ13aの火炎Eで天井壁面1
1を加熱する第1形態を所定時間継続する。その後に、
電磁バルブ13cを閉じつつ電磁バルブ13dを開き、
第2群のバーナ13bの火炎Eで天井壁面11を加熱す
る第2形態を所定時間継続する。その後に再び第1形態
を継続する。この様に第1形態と第2形態とを所定時間
(例えば1時間)ごとに交互に切り換えれば、天井壁面
11の全体は高温に維持され、天井壁面11における酸
化亜鉛付着防止効果を良好に維持できる。
【0024】
【発明の効果】本発明の連続式焼結炉によれば、脱ろう
部の天井壁面は水平平坦状であり、多数個の加熱バーナ
からの火炎で天井壁面のほぼ全体が直接加熱されるの
で、天井壁面の全体は高温度に維持される。そのため、
天井壁面において酸化亜鉛の凝縮が起こりにくくなる。
仮に、天井壁面において酸化亜鉛が凝縮したとしても、
加熱バーナからの火炎の衝撃で酸化亜鉛は天井壁面から
除去される。そのため、天井壁面における酸化亜鉛の堆
積は低減または回避される。従って従来とは異なり、天
井壁面に堆積した酸化亜鉛が圧粉体に落下することを低
減または回避でき、焼結体を高品質に維持するのに有利
である。
部の天井壁面は水平平坦状であり、多数個の加熱バーナ
からの火炎で天井壁面のほぼ全体が直接加熱されるの
で、天井壁面の全体は高温度に維持される。そのため、
天井壁面において酸化亜鉛の凝縮が起こりにくくなる。
仮に、天井壁面において酸化亜鉛が凝縮したとしても、
加熱バーナからの火炎の衝撃で酸化亜鉛は天井壁面から
除去される。そのため、天井壁面における酸化亜鉛の堆
積は低減または回避される。従って従来とは異なり、天
井壁面に堆積した酸化亜鉛が圧粉体に落下することを低
減または回避でき、焼結体を高品質に維持するのに有利
である。
【図1】連続式焼結炉の断面図である。
【図2】脱ろう部を水平方向に切断した断面図である。
【図3】脱ろう部を縦方向に切断した断面図である。
【図4】脱ろう部の天井部付近の断面図である。
【図5】耐火部を保持している構造を断面にして示す断
面図である。
面図である。
【図6】他の例に係る脱ろう部を水平方向に切断した断
面図である。
面図である。
【図7】従来例に係る脱ろう部を縦方向に切断した断面
図である。
図である。
【図8】従来例に係る脱ろう部を水平方向に切断した断
面図である。
面図である。
図中、1は脱ろう部、11は天井壁面、12は側壁、1
3は加熱バーナ、2は予熱部、3は焼結部、4は冷却部
を示す。
3は加熱バーナ、2は予熱部、3は焼結部、4は冷却部
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江里口 正 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 佐藤 英夫 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 同 和鉱業株式会社サーモテック事業本部内 (72)発明者 藤井 勇一 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 同 和鉱業株式会社サーモテック事業本部内 (72)発明者 邑上 泰亮 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 同 和鉱業株式会社サーモテック事業本部内
Claims (1)
- 【請求項1】亜鉛を含む潤滑剤を含有した圧粉体を脱ろ
う温度域に加熱する脱ろう部と、脱ろうした圧粉体を予
熱温度域に加熱する予熱部と、予熱した圧粉体を焼結温
度域に加熱する焼結部とを直列に順に配置した連続式焼
結炉であって、 脱ろう部は、耐火材料からなり水平平坦状の天井壁面
と、側壁に設けられ火炎が該天井壁面のほぼ全体を直接
覆う様に配設された多数個の加熱バーナとをもつことを
特徴とする連続式焼結炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8217792A JPH05279706A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 連続式焼結炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8217792A JPH05279706A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 連続式焼結炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05279706A true JPH05279706A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13767157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8217792A Pending JPH05279706A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 連続式焼結炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05279706A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6152254A (en) * | 1998-06-23 | 2000-11-28 | Techco Corporation | Feedback and servo control for electric power steering system with hydraulic transmission |
US6370459B1 (en) | 1998-07-21 | 2002-04-09 | Techco Corporation | Feedback and servo control for electric power steering systems |
JP2007177285A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Chugai Ro Co Ltd | 連続焼結炉 |
US7513188B2 (en) | 2004-10-08 | 2009-04-07 | Arvinmeritor Technology, Llc | Force-based power steering system |
JP2009215627A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 脱ろう装置及び連続式焼結炉 |
JP2011174155A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd | 焼結体の製造方法 |
JP2012154583A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd | 開放型焼成炉及び当該焼成炉における脱ろう方法 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP8217792A patent/JPH05279706A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6152254A (en) * | 1998-06-23 | 2000-11-28 | Techco Corporation | Feedback and servo control for electric power steering system with hydraulic transmission |
US6370459B1 (en) | 1998-07-21 | 2002-04-09 | Techco Corporation | Feedback and servo control for electric power steering systems |
US7513188B2 (en) | 2004-10-08 | 2009-04-07 | Arvinmeritor Technology, Llc | Force-based power steering system |
JP2007177285A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Chugai Ro Co Ltd | 連続焼結炉 |
JP4576331B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2010-11-04 | 中外炉工業株式会社 | 連続焼結炉 |
JP2009215627A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 脱ろう装置及び連続式焼結炉 |
JP2011174155A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd | 焼結体の製造方法 |
JP2012154583A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd | 開放型焼成炉及び当該焼成炉における脱ろう方法 |
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