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JPH05278959A - 紙葉類取扱い装置 - Google Patents

紙葉類取扱い装置

Info

Publication number
JPH05278959A
JPH05278959A JP4082212A JP8221292A JPH05278959A JP H05278959 A JPH05278959 A JP H05278959A JP 4082212 A JP4082212 A JP 4082212A JP 8221292 A JP8221292 A JP 8221292A JP H05278959 A JPH05278959 A JP H05278959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper sheets
paper
separating
paper sheet
carrying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4082212A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Nagasawa
豊 長沢
Kunihiko Nishibe
邦彦 西部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4082212A priority Critical patent/JPH05278959A/ja
Publication of JPH05278959A publication Critical patent/JPH05278959A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現金自動取引装置等の紙葉類(紙幣)取扱い
装置で、収納箱に紙幣を随時補充しながらでも同時に払
出できるコンパクト装置を提供する。 【構成】 収納箱26の一端に設けられ搬送路16から
の紙幣を一枚づつ内部に送り込む搬入用のローラ27,
28と紙幣を案内するガイド30と、収納箱の一端から
終端に渡って対向して設けられたベルト35,36と、
各ベルトに一定間隔で突設する可撓性をもつフィン34
と、収納箱26の終端に設けられ集積した紙幣を一枚づ
つ分離する繰り出しローラ45と送り出しローラ46と
を備え、送り込まれた紙幣を両ベルトのフィン34に保
持して移送し、収納箱の他端部で集積された紙幣にフィ
ン34が当接して撓み紙幣を順次連続的に集積して補充
している際に、同時に搬出用ローラ45,46を作動可
能とする制御手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関などに設置さ
れる現金自動取引装置や自動支払機および各種カ−ド発
行機中で、紙幣やカードなど紙葉類を保管する装置に係
り、特に紙幣やカ−ドを補充が随時可能で、補充しなが
らでも要求に応じて払出しができ、また保管ボックス内
の紙葉類の内容調査(例えば紙幣の在高管理)の際に、
紙幣を他のボックスに移し替えることなく、保管ボック
スと外部の紙幣還流機構のみで処理可能、すなわち紙幣
還流機構によって内容調査を行うために保管ボックスか
らの紙幣の出入が連続的に同時に行うことのできる紙葉
類取扱い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における紙葉類の取扱い装置と
して、特開昭63−154537号公報に開示されたス
タッカがあり、このスタッカは紙幣の収納及び繰り出し
を行うものである。このスタッカは、スタッカ本体の上
部に収納機構が、また下部には繰り出し機構が配設さ
れ、スタッカ本体内部にはそれぞれ昇降可能な上ガイド
と下ガイドが設けられている。このスタッカの動作は、
収納機構から下ガイドに紙幣が送り込まれると下ガイド
は入札枚数の厚さ分だけ下降し、また繰り出しを行う場
合には下ガイドを最下位置まで下降させると共に、上ガ
イドを送り込まれた紙幣の上面まで下降させ加圧を行
い、それから紙幣の繰り出しが行われるように制御され
る。
【0003】その他、米国特許4460169号には紙
葉類を所定枚数のブロック状に積み重ねる装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の前者の例のスタッカにおいては、紙葉類の収納集積
と繰出し(分離)とを同時に行うことは考慮していな
い。このため、スタッカ内の紙葉類の内容を確認するた
めには、別のスタッカを用意して当該スタッカ内の紙葉
類を一度繰出して移し替え、再度元のスタッカに戻す必
要がある。また、収納集積動作から分離動作或いはこの
逆の動作への移行時に紙葉の移送を要するので紙葉類の
取扱時間が長くかかることになる。このことから収納集
積側と繰り出し(分離)側の各々に上ガイドと下ガイド
とを設けることが考えられるがこの場合は、収納集積が
終わったとき或いは分離側に紙葉類がなくなったときに
収納集積側から繰り出し(分離)側に紙葉類を移し替え
なければならず、この移送時間を要するばかりでなく、
この動作に伴う各上下ガイドの出し入れで一層移送機構
が複雑化し、装置が大きくなって重くなる欠点がある。
大容量のものとなると紙葉類の重量で通常の移送機構で
は強度的に厳しく堅牢で大きなものとなり、これの駆動
には大トルクのモ−タが必要になるなどの欠点が生じ
る。
【0005】また、後者の例は、互いに対向して上下に
駆動される一対のベルトまたはチエ−ンそれぞれに付い
たフィンを協動させて、そのフィン上に供給手段から一
枚づつ供給された紙葉類を積み重ね、所定枚数になるま
でベルトまたはチエ−ンを下方に駆動して、その後積み
重ねた紙葉類を最下端まで移送するもので、束ねた紙葉
類を分離して繰り出す分離手段は設けられていない。こ
のため、スタッカ内の紙葉類の内容を確認することはで
きない。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、一端から紙葉類を一枚づつ受入れ、他端
に順次連続的に移行集積しながら、同時に他端に集積さ
れた紙葉類を一枚づつ分離して搬出でき、すなわち紙葉
類の収納集積と分離とが同時に処理が可能となり、紙葉
類の補充が随時可能とする紙葉類取扱い装置を提供する
ことにある。
【0007】また本発明の別の目的は、収納された集積
紙葉類を分離しながら紙葉類の内容を調査し再び元の集
積部に紙葉類を集積する処理を連続的に行うことができ
る紙葉類取扱い装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の紙葉類取扱い装置は、紙葉類を一枚
づつ搬送する搬送手段と、その搬送手段の終端に設けら
れ紙葉類を積み重ねた状態で収納する収納手段と、その
収納手段の一端から内部に搬送手段からの紙葉類を送り
込む搬入手段と、送り込まれた紙葉類を順次連続的に移
送し収納手段の他端側に集積する移送集積手段と、集積
された紙葉類を収納手段の他端から順次一枚づつ分離し
て搬出する分離搬出手段と、搬入手段と移送集積手段の
動作中に同時に分離搬出手段の動作を可能にする制御手
段とを備えたことを特徴としている。
【0009】そして搬入手段は、搬送手段からの紙葉類
を挾んで送る少なくとも一対のローラと、そのローラに
よって送り込まれた紙葉類の進入を移送集積手段方向に
案内するガイドとから構成するのがよい。さらに搬入手
段にはその一対ローラの一方のローラの両側に同軸的に
装着され、外周に一定の角度間隔に仕切り片を突出させ
たシート車を設け、シート車は紙葉類の側端部分を該紙
葉類の集積する方向とは逆にわん曲させることが好まし
く、また仕切り片は耐摩耗性で摩擦係数が低く、紙葉類
よりも剛性が高い可撓性を有するものとするのがよい。
紙葉類を案内するガイドは、揺動可能とし、その揺動す
る系の固有振動数を搬入手段による紙葉類の送り込みサ
イクル以上に設定するのがよい。
【0010】また移送集積手段は、収納手段の一端から
他端に向かって互いに対向して走行する少なくとも一対
のベルトと、それらベルトから突出して長手方向に一定
の間隔に配設した可撓性仕切り部材とから構成し、ベル
トそれぞれの仕切り部材が協動して搬入手段によって送
り込まれた紙葉類を受けるように構成するのがよい。
【0011】ベルトと仕切り部材は同材質で、表面電気
抵抗率が低い材料から構成するのがよく、また仕切り部
材は、滑らかな表面を有することがこのましい。
【0012】また、搬出分離手段は、集積された紙葉類
のうち収納手段の他端にある一枚に接触しその一枚を繰
り出す繰り出しローラと、その繰り出しローラによって
繰り出された一枚を挾んで送り出す送り出しローラとか
ら構成するのがよい。
【0013】本発明の目的を達成するために、本発明の
第2の紙葉類取扱い装置は、紙葉類を一枚づつ搬送する
搬送手段と、その搬送手段の終端に設けられ紙葉類を積
み重ねた状態で収納する収納手段と、その収納手段の一
端から内部に搬送手段からの紙葉類を送り込む搬入手段
と、送り込まれた紙葉類を順次連続的に移送し収納手段
の他端に集積する移送集積手段と、集積された紙葉類を
収納手段の他端から順次一枚づつ分離して搬出する分離
搬出手段と、搬入手段と移送集積手段の動作中に同時に
分離搬出手段の動作を可能にする制御手段と、収納手段
中の紙葉類を搬送手段側と搬出分離手段側とに仕切るセ
パレータと、そのセパレータを一端で支持し紙葉類の面
に接離する接離手段と、その接離手段を収納手段の一端
から他端へ往復移動させる移動手段とを備えたことを特
徴としている。
【0014】そして第2の紙葉類取扱い装置の搬入手段
は、搬送手段からの紙葉類を挾んで送る少なくとも一対
のローラと、そのローラによって送り込まれた紙葉類の
進入を移送集積手段方向に案内するガイドとから構成す
るのがよい。また一対のローラの一方のローラの両側に
同軸的に装着され、外周に一定の角度間隔に仕切り片を
突出させたシート車を設け、そのシート車は紙葉類の側
端部分を該紙葉類の集積する方向とは逆にわん曲させる
ことが好ましい。
【0015】また移送集積手段は、前記収納手段の一端
から他端に向かって互いに対向して走行する少なくとも
一対のベルトと、そのベルトから突出し長手方向に一定
の間隔に配設した可撓性仕切り部材とから構成し、ベル
トそれぞれの仕切り部材が協動して前記搬入手段によっ
て送り込まれた紙葉類を受けるように構成するのがよ
い。
【0016】また、搬出分離手段は集積された紙葉類の
うち収納手段の他端にある一枚に接触しその一枚を繰り
出す繰り出しローラと、その繰り出しローラによって繰
り出された一枚を挾んで送り出す送り出しローラとから
構成するのがよい。
【0017】さらに、セパレータはばねヒンジで突合さ
れた複数の平板から構成し、接離手段は複数の平板の一
方で突合せ端と反対側の開放端の辺を回動軸とする回動
手段とするのがよい。また、移動手段はセパレータを集
積した紙葉類を押圧する手段を兼ねるさせるのがよい。
【0018】本発明の別の目的を達成するために、本発
明の第3の紙葉類取扱い装置は、上記第2の紙葉類取扱
い装置に加えて、収納手段中に集積された紙葉類を分離
し搬出する分離搬出手段からの紙葉類を一枚づつ搬送
し、搬入手段側に達する搬送手段に連携する別の搬送手
段と、その別の搬送手段中に紙葉類の種類を判別しカウ
ントする判別計数手段を設けたことを特徴としている。
【0019】
【作用】本発明の第1の紙葉類取扱い装置において、搬
送手段は紙葉類を一枚づつ搬送し、搬入手段は搬送手段
の終端で紙葉類を一枚つづ収納手段の一端から内部に取
り込み、移送集積手段は取り込まれた紙葉類を移送し、
収納手段の他端部に集積し、分離手段は集積された紙葉
類を一枚づつ分離して収納手段の他端から搬出する。制
御手段は搬送手段と移送集積手段とを駆動するよう制御
する時には収納手段内に紙葉類を集積する作業が行わ
れ、あるいは制御手段が搬送手段と移送集積手段と共に
分離搬出手段を駆動するよう制御する時には、紙葉類の
収納集積と分離とがを同時に行われる。
【0020】さらに、第1の紙葉類取扱い装置におい
て、具体的な要素の構成から紙葉類の流れを説明する
と、搬送手段によって一枚づつ搬送されてきた紙葉類
は、それぞれローラによって収納手段内に取り込まれ、
ガイドによって案内されて、収納手段の一端から他端に
向かって走行する2つのベルトそれぞれの仕切り部材間
に受け止められ、移行して収納手段の他端部に集積され
た紙葉類に達すると、仕切り部材は可撓性をもつために
撓んで紙葉類の束の側面を通り抜け、仕切り部材によっ
て移送された紙葉類は紙葉類の束の上に積み重ねられ
る。この取り込みから積み重ねの過程が繰返し行われ
る。なお、紙葉類がローラによって取り込まれる時に、
シート車が紙葉類の両側端部を集積方向とは逆にわん曲
させるので、先行する紙葉類から端部が離れて両紙葉類
相互の干渉がなく、安定した収納が行える。
【0021】また、紙葉類の進入を案内するガイドは揺
動可能とし、この系の固有振動数を紙葉類の搬入サイク
ル以上に設定すれば、応答が速く、各紙葉類を確実に集
積方向に寄せることができる。
【0022】本発明の第2の紙葉類取扱い装置は、第1
の紙葉類取扱い装置に加えて、搬入手段側と分離搬出手
段側を仕切るセパレータ、セパレータの接離手段及び接
離手段の移動手段を設けたものといえるので、第1の紙
葉類取扱い装置と同一部分については上記説明を参照さ
れるものとし、セパレータ、接離手段及び移動手段の関
連部分についてのみ説明したい。
【0023】第2の紙葉類取扱い装置においては、収納
手段内に集積した紙葉類が少数枚になった時、移動手段
はその紙葉類上にセパレ−タを移動し紙葉類を押圧する
ので、分離搬出手段は容易に紙葉類を一枚づつ分離し搬
出できる。またセパレータが紙葉類を押圧している間に
も、その押圧面と反対の面に搬入手段及び移送集積手段
によって送られた紙葉類が集積し、セパレータが収納手
段の他端に達した時にそこから離脱するためには、セパ
レータの一端を支持する回動手段がセパレータを押圧す
る方向に回転すると共に移動手段が搬入手段側に戻るよ
う移動し、セパレータを構成する2枚の平板は突合せ部
分でばねヒンジに抗して折れ曲がって紙葉類から離脱
し、集積した紙葉類の側を再びばねヒンジによって一平
板となって搬入手段方向に戻り、それから回動手段によ
り紙葉類と平行に回転される。
【0024】本発明の第3の紙葉類取扱い装置は、第2
の紙葉類取扱い装置に加えて、分離搬出手段からの紙葉
類を搬送し、搬入手段側の搬送手段に連携する別の搬送
手段と、紙葉類の種類を判別しカウントする判別計数手
段を設けたものであるので、第2の紙葉類取扱い装置と
同一部分の説明は省略し、別の搬送手段及び判別計数手
段の関連部分についてのみ説明する。この第3の紙葉類
取扱い装置においては、収納手段に収納された紙葉類を
カウントするために、まず移動手段によってセパレータ
を集積された紙葉類の最表面に移動し、それから分離搬
出手段によって収納手段の他端から紙葉類が一枚づつ搬
出され、別の搬送手段から、搬入手段に達する搬送手段
を通り、搬入手段によって収納手段内に再び取り込ま
れ、セパレータの押圧面とは反対の面上に集積され、セ
パレータが収納手段の他端に達した時に紙葉類をカウン
トする作業が終了し、この間判別計数手段は紙葉類をカ
ウントし、最後にセパレータは紙葉類から離脱され搬入
手段方向に戻る。
【0025】従って第3の紙葉類取扱い装置によれば、
もし紙葉類を紙幣とするならば、収納手段の金種ボック
ス内の紙葉類の内容を確認する場合は、紙幣は分離しな
がら同一の金種ボックス内に収納集積ができるので、カ
ウントのためにわざわざ紙葉類を移す他のボックスを必
要とせず、コンパクトで軽量な紙葉類取扱い装置にする
ことができる。
【0026】以上のように、本発明の第1及び第2の紙
葉類取扱い装置は、それぞれ収納集積動作と分離動作と
が互いに独立しており、これらを結ぶ紙葉類移送集積手
段では紙葉類を収納手段側から分離搬送手段側へ順次連
続的に移送し集積するので、紙葉類の収納集積と分離と
が随時連続的に同時処理が可能となり、紙葉類の補充が
随時可能となる。また、収納手段と分離搬送手段とは独
立しているので、これらの動作を行う際の装置の準備時
間を短くでき、紙葉類の取扱い時間を短縮でき、特に現
金自動取引装置等に本発明の第1及び第2の紙葉類取扱
い装置を適用すれば、紙幣の預入や支払時間が短くてす
み、支払途中でも紙幣の補充が随時可能な現金自動取引
装置の提供が可能となる。
【0027】また本発明の第3の紙葉類取扱い装置を現
金自動取引装置等に適用すれば、金種ボックスに集積し
た紙幣を分離しながら再びその金種ボックスに戻して集
積し、集積した紙幣内容を調査できるコンパクトで軽量
な紙葉類取扱い装置が提供できる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図13を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例になる紙葉
類取扱装置を現金自動取引装置の現金取扱部に適用した
例を示す図である。この現金取扱部は、その上部に概し
て紙幣の入出金口や紙幣をチェックする要素等を、また
その下部には概して紙幣を蓄えるボックス等を、前面か
ら後方にかけて備えている。なお本発明の一実施例にな
る紙葉類取扱い装置は下部に設置された金種ボックス、
金庫に設けられている。
【0029】現金取扱部1の上部には、前部に位置し入
出金を行う入出金口2と、その入出金口2から投下され
た紙幣Bを一枚ずつに分離して内部に取り込む第1の分
離部3と、取り込まれた紙幣の重なりがないことをチェ
ックする2枚検知器8と、その2枚検知器8を経た紙幣
の真偽、金種、表裏、損券(損傷が著しい券)等を判別
し、かつ紙幣の枚数、金額をカウントする判別計数手段
としての鑑別部6と、その鑑別部6により裏劵と判定さ
れた紙幣を表になるよう反転する表裏反転機構9と、表
裏反転機構9から送り出された真券を一時的に保管する
一時スタッカ10と、鑑別部6により偽劵と判定され表
裏反転機構9から送り出された紙幣を受入れ、そして入
出金口2に戻すための集積部4とが設けられている。ま
たこの集積部4には、後述する支払時に紙幣が送りこま
れた際に、この払出し紙幣を入出金口2側に押し出す押
出し機5が設けられている。その他、表裏反転機構9の
後方に、支払時に鑑別部6により偽劵と判定された紙幣
を表裏反転機構9を通過して受け入れるリジェクトボッ
クス7が設けられている。このリジェクトボックス7に
は、損券や搬送異常による斜行或いは搬送間隔異常が発
生した鑑別不能な紙幣Bも回収される。
【0030】一方、現金取扱部1の下部には、前部から
後部にわたって、前記一時スタッカ10から供給される
紙幣を金種別にスタックして保管する第1の金種ボック
ス11(万円リサイクルボックス11)、第2の金種ボ
ックス12(万円リサイクルボックス12)、第3の金
種ボックス13(千円リサイクルボックス13)と、始
業時に紙幣を各金種ボックスに補充または供給し、終業
時等にこれを回収する金庫14とを順次並べて設置して
いる。
【0031】これら紙幣リサイクル用のリサイクルボッ
クス11、12、13及び金庫14には、本発明の一実
施例の紙葉類取扱い装置が備えられている。即ち、リサ
イクルボックス11、12、13及び金庫14には、い
ずれにも1枚ずつ送られてきた紙幣をボックス内に取り
込む収納部17と、取り込んだ紙幣を一枚づつスタック
して連続的に下方に移送しボックス下部に紙幣を積み重
ねる紙幣移送部18と、積み重ねた紙幣を下から再び1
枚ずつ分離して取り出すために分離搬出手段としての第
2の分離部19とを備えている。
【0032】そして現金取扱部1に設けられた第1の分
離部3から集積部4間、一時スタッカ10から金種ボッ
クス11〜13間、金種ボックスから金庫間等にある各
要素は、紙幣を挟んで搬送する2枚の搬送ベルト16
a,16bにより連結している。また、表裏反転機構9
から出た紙幣は、真券が一時スタッカ10へ、偽券がリ
ジェクトボックス7へと紙幣の流れる方向が2方向に分
かれるが、このような分岐点に紙幣の搬送方向を切り換
えるためのゲートを設けている。
【0033】上記構成の現金取扱部1は、次のような動
作を行う。入金時に入出金口2に投入された紙幣Bは、
第1の分離部3により1枚ずつに分離され、鑑別部6で
紙幣の真偽や金種の判別が行われ、表裏反転機構9を通
過した後、真券はゲ−ト22により一時スタッカ10に
送られて一旦貯留される。その後、顧客による計数金額
の確認が済むと、紙幣は再び1枚ずつに分離され鑑別部
6を通った後、裏券は表裏反転機構9で表になるように
反転した後、表券はそのまま金種別に万円リサイクルボ
ックス11、12、千円リサイクルボックス13へ収納
される。一方、真券と判別できなかった紙幣は入出金口
2の紙幣集積部4へ戻され顧客に返される。
【0034】出金時には、顧客の要求金額に応じて万円
リサイクルボックス11、12及び千円リサイクルボッ
クス13から所定枚数の紙幣を第2の分離部19により
分離し、これらの紙幣は2枚検知器8で重なりをチエッ
クされ、鑑別部6及び表裏反転機構9を通過し、ゲート
22で方向転換して入出金口2に払い出される。この
際、2枚検知器8で2枚と数えられた紙幣や鑑別部6で
斜行や間隔異常と判断された紙幣は、表裏反転機構9を
通過した後、別のゲートにより方向転換させられ、リジ
ェクト(損券)ボックス7へ収納される。そしてリジェ
クトボックス7に収納された額にあたる不足分は、上記
と同様にして入出金口2に払い出されて補充される。
【0035】金庫14の紙幣をリサイクルボックス1
1、12および13への装填する際にには、現金取扱部
1の動作は、金庫14の底部に設けた第2の分離部19
により積み重ねられた紙幣の下から一枚づつ分離した
後、それぞれ紙幣は鑑別部6を通り、そこでの金種の判
別結果に基づいて、万円リサイクルボックス11、12
或いは千円リサイクルボックス13へ収納される。この
場合、金種の判定ができなかった紙幣は再び金庫14側
へ戻され、ゲ−ト21により金庫14後部に設けた装填
リジェクトボックス15へ排除される。
【0036】各リサイクルボックス11、12および1
3から金庫14への紙幣の回収動作は、各リサイクルボ
ックス11、12および13から分離された紙幣を鑑別
部6を通すことによって、回収した金額を確認しながら
金庫14へ紙幣を回収することになる。
【0037】さらに、この現金取扱部1によれば、各リ
サイクルボックス11、12および13や金庫14内に
収納された金額をそれぞれ確認することができる。これ
は、後述するセパレータを使用することによりそれぞれ
のリサイクルボックス11、12および13や金庫14
から紙幣を分離した後に、鑑別部6を通して金額を確認
しながら再び元のボックスへ紙幣を戻すことによって行
うことができる。
【0038】次に上述のリサイクルボックスあるいは金
庫に設けられた本発明の一実施例になる紙葉類取扱い装
置の構成について、図2及び図3を参照して説明する。
これらの図において、図1と同符号は図1におけるもの
と同一の要素または同一機能をもつ要素であることを示
す。図2は紙幣取扱い装置の側面図であり、図3は斜視
図である。
【0039】本発明のー実施例である紙幣取扱い装置
は、大きく分けて紙幣の収納部17、移送部18、第2
の分離部19で構成している。まず、紙幣の収納部17
は、図2に示すように、紙幣Bを収納する収納手段とし
ての収納箱26と、収納箱26の前面の上端に設けられ
紙幣Bにその幅方向の2個所で当接する搬入手段として
のそれぞれのスタッカローラ27及び各スタッカローラ
27の下に位置しスタッカローラ27に従動する2個の
従動ロ−ラ28と、その2個の従動ローラ28を取り付
けたシャフト33上に摺動自在にかつ各従動ローラ28
の中間及び外側に取り付けられた3個のシ−ト車29
(搬入手段の一部)と、収納箱26を蓋するするように
設置され、スタッカローラ27と従動ローラ28とによ
り挟まれて内部に取り込まれた紙幣をガイドするスタッ
クガイド30とを有している。そしてスタックロ−ラ2
7及びシ−ト車29は、それぞれ図示しない駆動源によ
って回転駆動される。また、スタックガイド30は、前
端部を支点として、ばね23によって吊られ揺動可能に
設けられている。
【0040】シ−ト車29は、図3に示すごとく、等角
度間隔で放射状に伸びる仕切り片としての複数のシート
24を有する回転体であつて、シート24が、シート車
29を覆うスタックガイド30の前端部と干渉しないよ
うに、スタックガイド30の横に配置するか、スタック
ガイド30の前端部を部分的に上方に反らせて、逃がし
部分を設けている。したがってシ−ト車29は、側方か
ら見てスタックガイド30とオ−バ−ラップした状態に
ある。また、従動ロ−ラ28は、図2に示すように、ベ
アリング32を介してシャフト33に支持されておりシ
−ト車29とは独立して回転するように構成している。
なお、シ−ト車29のシ−ト24は、一枚の紙幣を支え
るに十分な剛性をもつものとしている。
【0041】次に移送集積手段としての移送部18につ
いて説明する。紙幣の移送部18は、図2に示すよう
に、主要な構成要素として、上下2個所に設けたフラン
ジ付プーリー44に巻かけられエンドレスに駆動される
フィン付きベルト(35,36)を有する。これらのベ
ルトの面上には、長手方向に等間隔で、その面に直立し
て仕切り部材としての複数のフィン34が設けられてい
る。各フィン34は可撓性を有するもので、ベルトの幅
方向取り付けられている。
【0042】紙幣の移送部18は、図3に示すように、
収納箱26の前壁の外側でかつ収納箱26に取り込まれ
る紙幣の幅中心及び側端部にあたる3個所に、上記構成
の前側フィン付きベルト36を並列して設けており、ま
た収納箱26の後壁の外側でかつ収納箱26に取り込ま
れた紙幣の各側端部にあたる2個所に、上記構成の後側
フィン付きベルト35を並列して設けている。そして各
フィン付きベルト36、35は、それぞれのフィン34
が前壁に形成された開口、後壁に形成された開口それぞ
れを通して収納箱26の内部に突出するように配置して
いる。
【0043】3本の前側フィン付きベルト36上側の各
フランジ付プーリー44を取り付けたシャフト42の両
端部には、プ−リ38が取り付け、また2本の後側フィ
ン付きベルト35上側の各フランジ付プーリー44を取
り付けたシャフト41の両端部には、別のプ−リ38を
取り付けており、シャフトの各端側で前後のプーリー3
8には8の字掛けベルト44を巻き掛けており、またシ
ャフト41の一端にはモ−タ37を装着している。モ−
タ37は、各フィン付きベルト35,36のフィン34
が収納箱26内で下方に移動する、すなわち紙幣を降下
する方向43へ動くように、回転する。その際、フラン
ジ付きプ−リ44はゴム製とし、摩擦係数が高いものを
使用しているので、これと接触するフィン付きベルトが
プラスチックフィルムのような摩擦係数が低いものであ
っても、十分摩擦力が働き、ベルトを回すことができ
る。
【0044】次に図4を用いて分離搬送手段としての分
離部19について説明する。第2の分離部19は、本紙
幣取扱い装置の下方部にあり、収納箱26の底板29に
積み重ねられた紙幣Bに、底板29形成された開口を通
して当接する繰り出しロ−ラ45と、その繰り出しロ−
ラ45によりー枚ずつに分離された紙幣を収納箱26か
ら送り出す送り出しロ−ラ46及びそれに従動する抵抗
ロ−ラ47等を有する。繰り出しロ−ラ45は、その外
周に所定角度分だけ摩擦部材48を設けており、また送
り出しロ−ラ46の外周にも所定角度分だけ摩擦部材4
9を、さらに抵抗ロ−ラ47の外周全周に摩擦部材50
を設けている。繰り出しロ−ラ45の摩擦部材48の外
周表面は凹凸状をしており、内側は中空部51を有して
いる。
【0045】繰り出しロ−ラ45の軸52の一端部には
歯付きプ−リ54を、また送り出しロ−ラ46の軸53
の一端部には歯付きプ−リ55を取付け、それら歯付き
プ−リ54、55間に歯付きベルト56を巻き掛けてい
る。そして各ローラの軸52、53の各端はブラケット
57により支持されており、このブラケット57は収納
箱26の後壁方向に延び、その延長部分は、収納箱26
の後壁に設けたフレ−ム25に取付けたばね58により
吊り上げられ、繰り出しロ−ラ45を紙幣Bの方向に付
勢している。紙幣Bの繰り出しに必要な押圧力として、
このばね58を例えば約5Nを確保するように設定して
いる。さらにこのばね58に近い位置のブラケット延長
端にはフォトセンサ100を設けており、このセンサは
後述する押板兼セパレ−タを制御するセパレータ制御部
101に接続している。送り出しロ−ラ46はステッピ
ングモ−タ103により駆動され、そのステッピングモ
−タ103は繰り出し制御部102によって回転制御さ
れる。繰り出しロ−ラ45は、送り出しロ−ラ46の回
転に伴いこれに連動し、歯付きベルト56を介して回転
駆動される。かくして紙幣Bは、収納箱26内に積み重
ねられた紙幣束の一番下から1枚ずつ分離され、収納箱
26から矢印C方向に送り出される。
【0046】この実施例の紙幣取扱い装置は、上述した
紙幣の収納部17、移送部18及び第2の分離部19の
他に、堆積紙幣が少ないときの分離時に紙幣の上方から
押圧力を付加する押板と、紙幣の収納手段側と分離搬送
手段側を仕切るセパレ−タとを兼ねる押板兼セパレ−タ
60を備えている。
【0047】図3、図4に示すように、この押板兼セパ
レ−タ60は収納箱26内を上下に移動する。押板兼セ
パレ−タ60の一端は移動ステ−ジ61に結合し、この
移動ステ−ジ61は収納箱26の後壁の外側に上下に設
置されたボールねじ63とねじ結合し、かつボールねじ
63と平行に設置されたガイド軸64に摺動自在に嵌合
している。そしてボールねじ63及びガイド軸64はそ
れぞれ上下を上部支持板65、下部支持板66により支
持されている。ボ−ルねじ63の上端には、歯付きプー
リ67が付いており、これに順次歯付きベルト70、モ
−タ側歯付きプ−リ69及びモ−タ68が取り付けられ
ており、モ−タ68によってボールねじ63が回転駆動
する。そして押板兼セパレ−タ60の上下位置を検出す
るために移動ステ−ジ61上にセンサ104を設置して
いる。なお、押板兼セパレ−タ60は、収納手段17側
に退避しているときにはスタックガイド30の中央部に
形成された切欠き部に位置して、スタックガイド30と
同様に紙幣の進入を案内する案内手段のー部として作用
する。
【0048】ところで、押板兼セパレ−タ60は2枚の
板60a、60bを突合せて図示していないばねで連結
し、力が加わると突合せ部分で折れ曲がるように構成し
たもので、60aのー端には続離手段として傘歯車、モ
ータが設けられ、60aのー端は、傘歯車(図示せず)
を介して移動ステージ61に回動自在に取り付き、移動
ステージ61上に配したモータ62により駆動される。
この時、押板兼セパレ−タ60は一端を回転軸心として
回動する。
【0049】収納箱26内の堆積紙幣が少ないときの分
離時に、押板兼セパレ−タ60は押板として機能する。
この時、収納箱26の下部に設けたフォトセンサ100
(図4)が押圧力不足を検出し、この検出信号によりセ
パレ−タ制御部101はモ−タ68を駆動して、ボ−ル
ねじ63を回転させる。これにより移動ステ−ジ61を
下降すると、押板兼セパレ−タ60により、堆積紙幣の
上から押圧力を付加することができる。
【0050】また押板兼セパレ−タ60がセパレ−タと
して機能する場合、即ち収納箱26内の紙幣の内容調査
(紙幣の在高管理)をする場合など、上下移動する移動
ステージ61に設置したセンサ104(図4)は、紙幣
の分離による第2の分離部19側の紙幣高さの減少を検
出する。このセンサの信号によりセパレ−タ制御部10
1はモ−タ68を駆動して、ボ−ルねじ63を回転させ
る。したがって、移動ステ−ジ61は下降し、押板兼セ
パレ−タ60は、逐次変化する第2の分離部19側の紙
幣高さに追随させることができる。
【0051】以下、上記構成の紙幣取扱い装置の動作に
ついて説明する。図2に示すように、矢印Aの方向に搬
送路(図示なし)から送られてきた紙幣B1は、スタッ
クロ−ラ27と従動ロ−ラ28によって狹持されなが
ら、回転するシ−ト車29のシ−ト24の剛性により押
し上げられて、図3に示す紙幣Bのように前端・側方部
は上方に強制的にわん曲変形が付与される。この結果、
紙幣Bは、折れぐせなどがあっても送り方向に対する剛
性が高くなって、途中で折れが戻ったり折れ曲がること
なく、スタックガイド30に沿って進み、紙幣の前端が
収納箱26の後壁に当接するまで送りこまれる。
【0052】特に、本実施例においては、シ−ト車29
をスタックロ−ラ27及びスタックガイド30の両外側
に設けているので、紙幣Bの両側端部がシ−ト車29に
よって上方に持ち上げられると同時にスタックガイド3
0も上方に回動するため、紙幣Bが収納箱26内に進入
する際に、既に収納箱内に先行して進入した紙幣、特に
紙幣の前端角部が折れた耳折れ紙幣であっても、その側
端部を接触、衝突させることなく、より安定な紙幣の送
りこみ動作ができる。
【0053】図2に示すように、収納箱26内に送り込
まれた紙幣B2の前端は、収納箱26の後壁に当接した
後、後側フィン付きベルト35(図の右側)の放射状の
フィン34の間に協動して受収される。一方、紙幣B2
の後端側は、シ−ト車のシ−ト24でけり下げられた
後、前側フィン付きベルト36(図の左側)の放射状の
フィン34の間に協動して受収され、紙幣B3のように
その姿勢はほぼ水平に安定に保たれながら、以後、紙幣
4〜B7のように下方の分離搬送手段側へ順次連続的に
移送されて、堆積済み紙幣B8の上に運ばれる。この
際、紙幣の両端は、フィン付きベルト35、36の下方
への送りにより、フィン34が堆積済み紙幣B8と接触
して上方向に変形するので、紙幣の両端は、フィン34
の間から容易に離脱することができる。
【0054】収納箱26内に堆積した紙幣の分離は、図
4に示すように、繰り出しロ−ラ45及び送り出しロ−
ラ46が、ステッピングモ−タ103により矢印の方向
に回転し、繰り出しローラ45の摩擦部材48が底板5
9の上に堆積した紙幣のうち最下部の紙幣に当接する
と、その紙幣は図の左方向に送られ、送り出しロ−ラ4
6、抵抗ロ−ラ47により紙幣がー枚ずつ送り出される
ことによって行われる。紙幣は、繰り出しロ−ラ45の
回転により摩擦部材48が最下部の紙幣に当接する度に
送り出される。この時、摩擦部材48が繰り出しロ−ラ
ボス71外周面より突出していても、繰り出しロ−ラ4
5が紙幣Bへの加振源にならないように摩擦部材48の
内側には中空部51を設けており、摩擦部材48が内側
に変形することにより吸振作用を持つ。このため、繰り
出しロ−ラ45における摩擦部材48の紙幣Bに対する
押圧力は、比較的安定したものとなり、紙幣Bは所定の
繰り出し搬送力が与えながら第2の分離部19により1
枚ずつ分離される。
【0055】なお、紙幣の堆積枚数が少ない場合は、図
3に示すようにスタックガイド30中央部に退避してい
た押板兼セパレ−タ60が、前述したように、モータ6
8により駆動されるボールねじ63にねじ結合した移動
ステージ61が下降するにつれて、下降してきて、堆積
紙幣上に乗ることにより紙幣Bに適正な押圧力が掛けら
れるようになる。
【0056】収納箱26内の紙幣の枚数など内容の調査
(紙幣の在高管理)を行う場合は、図5から図12に示
すように行う。まず、図5は在高管理前の状態で、押板
兼セパレ−タ60はスタックガイド30の中央に退避し
ている。この状態から図6に示すように押板兼セパレ−
タ60を、前述した押板兼セパレ−タ60の移動手段に
より、堆積紙幣の上面まで降下させる。それから、収納
箱26内(例えばリサイクルボックス11)の堆積紙幣
の分離を開始し、第2の分離部19により最下端のもの
から1枚づづ分離されて送り出す。この紙幣は、図1に
示すように搬送ベルト16により搬送され、現金取扱部
1の上部に設置された2枚検知器8から、鑑別部6、表
裏反転機構9を通って、次に現金取扱部1の下部に下が
って、サイクルボックス11の収納部17からリサイク
ルボックス11内に取り込まれ、押板兼セパレータ60
の上に、図7に示すように、紙幣の収納集積が行われ
る。紙幣の収納集積が始まると、図7に示すように、押
板兼セパレータ60は、センサ104(図4)により下
方の紙幣位置を検出しながら逐次下降する。そして、図
8に示すように押板兼セパレータ60より下方の紙幣が
なくなると、紙幣の分離と収納集積動作を終了する。上
記の過程で、紙幣の在高は、紙幣が判別計数手段として
の鑑別部6を通過する度にカウントすることにより、求
められる。
【0057】その後、押板兼セパレータ60の移動手段
を上方に移動することによって図9、図10、図11の
ように押板兼セパレータ60を下方から引き抜いて上方
に移動し、図12のように押板兼セパレータ60を回動
して図5の最初の状態にもどす。 上記の実施例におい
て、移送集積手段はベルトに放射状のフィンが特定の間
隔で設けたフィン付きベルトとしたが、ベルトにブラシ
状の部材を植毛、或いはー体成形したものなど移送面側
のベルト表面に特定の凹凸があるものでも良い。
【0058】また、紙葉類の収納手段には、シ−ト車を
使用した投げ入れスタッカを用いたが羽根車スタッカ、
羽根付きベルトスタッカ、真空ドラムスタッカ、ずらし
スタッカなど他のスタッカ方式を用いても良い。
【0059】さらに分離手段についても、オ−バ−ラッ
プ式摩擦分離機構を適用したが、他に例えば圧接式摩擦
分離機構、あるいは真空吸着式分離機構を適用すること
も可能である。
【0060】以上の実施例においては、本発明を紙幣の
収納、移送、分離手段を有する紙幣取扱い装置に適用し
た場合を示したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、他の紙葉類、プリペイドカ−ドや他の薄板状物な
どの取扱い装置などにも広く適用可能である。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
1の紙葉類取扱い装置は、紙葉類を搬送する搬送手段
と、この搬送手段の終端に設けられた収納手段と、収納
手段の一端から内部に搬送手段からの紙葉類を一枚づつ
送り込む搬入手段と、収納された紙葉類を移送し収納手
段の他端部に順次集積する移送集積手段と、集積した紙
葉類を一枚づつ分離して搬出す分離搬送手段と、搬入手
段及び移送集積手段が動作時に分離搬送手段を動作可能
とする制御手段を備えたものとしたので、紙葉類を収納
手段に送り込みかつ集積すると同時に、集積した紙葉類
を搬出することができ、紙葉類の補充が随時可能にな
る。さらに搬入手段には放射状に仕切り片を突出させた
シート車を設けたので、それが紙葉類の側端部をわん曲
させて先行する紙葉類との干渉を防止でき、安定して搬
入ができ、また移送集積手段は対向する2つのベルトそ
れぞれに仕切り部材を一定の間隔で突設したので、紙葉
類を両ベルトの仕切り部材の協動により容易に受収で
き、紙葉類の姿勢を安定に保ちながら紙葉類を移送で
き、収納部の他端部に集積された紙葉類に達した時に可
撓性のある仕切り部材が撓んで順次連続的に集積を行う
ことができる効果がある。
【0062】また本発明によれば、第2の紙葉類取扱い
装置は、第1の紙葉類取扱い装置に加えて、搬入手段側
と分離搬出手段とを仕切るセパレータと、それを集積し
た紙葉類まで移動をさせ押圧する移動手段を設けたの
で、集積した紙葉類が少なくなった場合でもその移動手
段により押圧され、分離搬出手段により容易に一枚づつ
搬出でき、かつ第1の紙葉類取扱い装置と同様にそれと
同時に紙葉類の搬入ができ、紙葉類の補充が随時可能に
なる。
【0063】さらに本発明によれば、第3の紙葉類取扱
い装置は、第2の紙葉類取扱い装置に加えて、分離搬出
手段によって搬出する使用類を一枚づつ搬送する別の搬
送手段を設け、これを搬入手段側の搬送手段と連携さ
せ、また別の搬送手段中に紙葉類の判別計数手段を設け
たので、収納手段に収納された紙葉類の最表面にセパレ
ータを移動した後、分離搬出手段によって紙葉類を搬出
し別の搬送手段及び搬入手段側の搬送手段を介して再び
搬入手段により収納手段中に戻し、セパレータが移動し
て収納手段の他端に達するまで、別の搬出手段を通過す
る紙葉類を判別計数手段によってカウントすることによ
って、収納した紙葉類の在高など内容を確認でき、収納
した紙葉類の内容確認を他の収納箱や他の集積手段、分
離手段を必要とせず、コンパクトで軽量な装置にできる
効果がある。
【0064】上記のように、本発明の各紙葉類取扱い装
置は、制御手段によって搬入手段と移送集積手段のみを
動作させる、あるいは搬入手段、移送集積手段及び分離
搬出手段を同時に動作させるなど選択できるので、集積
動作や分離搬出動作を行う際の装置の準備時間を短縮で
き、処理時間の短縮化が図れる効果がある。更にベルト
の仕切り部材に紙葉類を保持しながら移送できるので、
収納紙葉類が水平状態以外、例えば収納手段を横型配置
にしても紙葉類を移送できる効果があり多様な使い方が
可能である。
【0065】この他、本紙葉類取扱い装置では、移送集
積手段にはベルとそれに突出させた可撓性仕切り部材で
用いているので、移送集積手段は単純構造で必要スペー
スの小さい多機能な装置とすることができる効果があ
り、小型で軽量な紙葉類取扱い装置が提供できる。ま
た、先に入った紙葉類から分離し取り出すことができる
ので、きれいな紙葉類を先に出したいなど、ユ−ザ(紙
葉類取扱い装置の運用元)側の希望にあった紙葉類のセ
ットが可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の紙葉類取扱い装置を搭載し
た現金自動取引装置の現金取扱部の全体構成を示す側面
図である。
【図2】本発明の一実施例になる紙幣取扱い装置の側面
図である。
【図3】本発明の一実施例になる紙幣取扱い装置の斜視
図である。
【図4】本発明の一実施例になる紙幣取扱い装置の分離
部を示す部分側面図である。
【図5】セパレ−タの動作説明図である。
【図6】セパレ−タの動作説明図である。
【図7】セパレ−タの動作説明図である。
【図8】セパレ−タの動作説明図である。
【図9】セパレ−タの動作説明図である。
【図10】セパレ−タの動作説明図である。
【図11】セパレ−タの動作説明図である。
【図12】セパレ−タの動作説明図である。
【符号の説明】
1 現金取扱部 2 入出金口 3 分離部 4 集積部 5 押出部 6 鑑別部 7 リジェクトボックス 8 2枚検知器 9 表裏反転機構 10 ー時スタッカ 11〜13 リサイクルボックス 14 金庫 15 装填リジェクトボックス 16 搬送ベルト 17 収納部 18 移送部 19 分離部 20,21,22 ゲ−ト 23 ばね 24 シート 25 フレーム 26 収納箱 27 スタックローラ 28 従動ローラ 29 シート車 30 スタックガイ
ド 31 スタックローラ軸 32 ベアリング 33 シャフト 34 フィン 35 前側フィン付きベルト 36 後側フィン付
きベルト 37 モータ 38 プーリ 39 8の字掛けベルト 40,41 シャフト 42 シャフト 44 フランジ付き
プーリ 45 繰り出しローラ 46 送り出しロー
ラ 47 抵抗ローラ 48,49,50 摩擦部材 51 中空部 52 繰り出しロー
ラ軸 53 送り出しローラ軸 54 55 歯付き
プーリ 56 歯付きベルト 57 ブラケット 58 ばね 59 底板 60 押板兼セパレータ 61 移動ステージ 62 モータ 63 ボールネジ 64 ガイド軸 65 上部支持板 66 下部支持板 67 歯付きプーリ 68 モータ 69 モータ側歯付
きプーリ 70 歯付きベルト 71 繰り出しロー
ラボス 100 フォトセンサ 101 セパレータ制
御部 102 繰り出し制御部 103 ステッピング
モータ 104 センサ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を一枚づつ搬送する搬送手段と、
    該搬送手段の終端に設けられ前記紙葉類を積み重ねた状
    態で収納する収納手段と、該収納手段の一端から内部に
    前記搬送手段からの紙葉類を送り込む搬入手段と、前記
    送り込まれた紙葉類を順次連続的に移送し収納手段の他
    端側に集積する移送集積手段と、集積された紙葉類を収
    納手段の他端から順次一枚づつ分離して搬出する分離搬
    出手段と、前記搬入手段と前記移送集積手段の動作中に
    同時に前記分離搬出手段の動作を可能にする制御手段と
    を備えたことを特徴とする紙葉類取扱い装置。
  2. 【請求項2】 前記搬入手段は、前記搬送手段からの紙
    葉類を挾んで送る少なくとも一対のローラと、該ローラ
    によって送り込まれた紙葉類の進入を前記移送集積手段
    方向に案内するガイドとから構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の紙葉類取扱い装置。
  3. 【請求項3】前記ローラの一方のローラの両側に同軸的
    に装着され、外周に一定の角度間隔に仕切り片を突出さ
    せたシート車を設け、該シート車は紙葉類の側端部分を
    該紙葉類の集積する方向とは逆にわん曲させることを特
    徴とする請求項2記載の紙葉類取扱い装置。
  4. 【請求項4】前記仕切り片は、耐摩耗性で、摩擦係数が
    低く、紙葉類よりも剛性が高い可撓性を有することを特
    徴とする請求項3記載の紙葉類取扱い装置。
  5. 【請求項5】前記ガイドは揺動可能とし、該揺動する系
    の固有振動数を前記搬入手段による紙葉類の送り込みサ
    イクル以上に設定したことを特徴とする請求項2ないし
    4いずれかに記載の紙葉類取扱い装置。
  6. 【請求項6】 前記移送集積手段は、前記収納手段の一
    端から他端に向かって互いに対向して走行する少なくと
    も一対のベルトと、該ベルトから突出して長手方向に一
    定の間隔に配設した可撓性仕切り部材とから構成され、
    前記ベルトそれぞれの仕切り部材が協動して前記搬入手
    段によって送り込まれた紙葉類を受けることを特徴とす
    る請求項1ないし5いずれかに記載の紙葉類取扱い装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ベルトと前記仕切り部材は同材質
    で、表面電気抵抗率が低い材料からなることを特徴とす
    る請求項6記載の紙葉類取扱い装置。
  8. 【請求項8】 仕切り部材は、滑らかな表面を有するこ
    とを特徴とする請求項7記載の紙葉類取扱い装置。
  9. 【請求項9】 前記搬出分離手段は、集積された紙葉類
    のうち前記収納手段の他端にある一枚に接触し該一枚を
    繰り出す繰り出しローラと、該繰り出しローラによって
    繰り出された一枚を挾んで送り出す送り出しローラとか
    ら構成されていることを特徴とする請求項1ないし8い
    ずれかに記載の紙葉類取扱い装置。
  10. 【請求項10】 紙葉類を一枚づつ搬送する搬送手段
    と、該搬送手段の終端に設けられ前記紙葉類を積み重ね
    た状態で収納する収納手段と、該収納手段の一端から内
    部に前記搬送手段からの紙葉類を送り込む搬入手段と、
    前記送り込まれた紙葉類を順次連続的に移送し収納手段
    の他端に集積する移送集積手段と、集積された紙葉類を
    収納手段の他端から順次一枚づつ分離して搬出する分離
    搬出手段と、前記搬入手段と前記移送集積手段の動作中
    に同時に前記分離搬出手段の動作を可能にする制御手段
    と、前記収納手段中の紙葉類を前記搬送手段側と前記搬
    出分離手段側とに仕切るセパレータと、該セパレータを
    一端で支持し紙葉類の面に接離する接離手段と、該接離
    手段を前記収納手段の一端から他端へ往復移動させる移
    動手段とを備えたことを特徴とする紙葉類取扱い装置。
  11. 【請求項11】 紙葉類を一枚づつ搬送する搬送手段
    と、該搬送手段の終端に設けられ前記紙葉類を積み重ね
    た状態で収納する収納手段と、該収納手段の一端から内
    部に前記搬送手段からの紙葉類を送り込む搬入手段と、
    前記送り込まれた紙葉類を順次連続的に移送し収納手段
    の他端に集積する移送集積手段と、集積された紙葉類を
    収納手段の他端から順次一枚づつ分離して搬出する分離
    搬出手段と、前記搬入手段と前記移送集積手段の動作中
    に同時に前記分離搬出手段の動作を可能にする制御手段
    と、前記収納手段中の紙葉類を前記搬送手段側と前記搬
    出分離手段側とに仕切るセパレータと、該セパレータを
    一端で支持し紙葉類の面に接離する接離手段と、該接離
    手段を前記収納手段の一端から他端へ往復移動させる移
    動手段と、前記分離搬出手段から搬出された紙葉類を一
    枚づつ搬送し前記搬送手段に連携する別の搬送手段と、
    該別の搬送手段中に紙葉類の種類を判別しカウントする
    判別計数手段を設けたことを特徴とする紙葉類取扱い装
    置。
  12. 【請求項12】 前記搬入手段は、前記搬送手段からの
    紙葉類を挾んで送る少なくとも一対のローラと、該ロー
    ラによって送り込まれた紙葉類の進入を前記移送集積手
    段方向に案内するガイドとから構成されることを特徴と
    する請求項10または11に記載の紙葉類取扱い装置。
  13. 【請求項13】前記ローラの一方のローラの両側に同軸
    的に装着され、外周に一定の角度間隔に仕切り片を突出
    させたシート車を設け、該シート車は紙葉類の側端部分
    を該紙葉類の集積する方向とは逆にわん曲させることを
    特徴とする請求項12記載の紙葉類取扱い装置。
  14. 【請求項14】 前記移送集積手段は、前記収納手段の
    一端から他端に向かって互いに対向して走行する少なく
    とも一対のベルトと、該ベルトから突出して長手方向に
    一定の間隔に配設した可撓性の仕切り部材とから構成さ
    れ、前記ベルトそれぞれの仕切り部材が協動して前記搬
    入手段によって送り込まれた紙葉類を受けることを特徴
    とする請求項10ないし13いずれかに記載の紙葉類取
    扱い装置。
  15. 【請求項15】 前記搬出分離手段は集積された紙葉類
    のうち前記収納手段の他端にある一枚に接触し該一枚を
    繰り出す繰り出しローラと、該繰り出しローラによって
    繰り出された一枚を挾んで送り出す送り出しローラとか
    ら構成されていることを特徴とする請求項10ないし1
    4記載の記載の紙葉類取扱い装置。
  16. 【請求項16】 前記セパレータはばねヒンジで突合さ
    れた複数の平板からなり、前記接離手段は前記複数の平
    板の一方で突合せ端と反対側の開放端の辺を回動軸とす
    る回動手段でなることを特徴とする請求項10ないし1
    5いずれかに記載の紙葉類取扱い装置。
  17. 【請求項17】前記移動手段は前記セパレータを前記集
    積した紙葉類を押圧する手段を兼ねることを特徴とする
    16記載の紙葉類取扱い装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187472A (ja) * 1993-12-24 1995-07-25 Kofu Nippon Denki Kk 紙葉類処理装置
US5553320A (en) * 1994-03-16 1996-09-03 Hitachi, Ltd. Automatic cash transaction machine
US5667213A (en) * 1994-06-15 1997-09-16 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Small-size-sheet stacking unit and cleaning sheet therefor
JP2014148394A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Shinko Seisakusho Co Ltd 紙幣整理装置

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