JPH05277275A - ミシン - Google Patents
ミシンInfo
- Publication number
- JPH05277275A JPH05277275A JP8185292A JP8185292A JPH05277275A JP H05277275 A JPH05277275 A JP H05277275A JP 8185292 A JP8185292 A JP 8185292A JP 8185292 A JP8185292 A JP 8185292A JP H05277275 A JPH05277275 A JP H05277275A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- stop
- sewing
- sewing needle
- motor
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- Pending
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 足踏みペダルを中立位置(停止位置)に戻す
ことによって通常は縫い針を最上位置に停止させるミシ
ンにおいて、必要に応じて縫い針を任意の位置で停止さ
せることができる。 【構成】 縫い針を任意の位置に停止させる場合、可変
速モータ1の速度を50rpm 以下の超低速にして、縫い
針の動きを目で追いながら、縫い針が所望の位置に達し
た時に足踏みペダルを中立位置に戻して縫い針を所望の
位置に停止させる。また、可変速モータ1の速度が50
rpm より高速にて回転している時に足踏みペダルを中立
位置に戻すと縫い針は最上位置にて停止する。
ことによって通常は縫い針を最上位置に停止させるミシ
ンにおいて、必要に応じて縫い針を任意の位置で停止さ
せることができる。 【構成】 縫い針を任意の位置に停止させる場合、可変
速モータ1の速度を50rpm 以下の超低速にして、縫い
針の動きを目で追いながら、縫い針が所望の位置に達し
た時に足踏みペダルを中立位置に戻して縫い針を所望の
位置に停止させる。また、可変速モータ1の速度が50
rpm より高速にて回転している時に足踏みペダルを中立
位置に戻すと縫い針は最上位置にて停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫い針を定位置で停止
させる機能を備えたミシンに関する。
させる機能を備えたミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば工業用ミシンにおいて
は、作業者が縫製内容に応じて縫製速度を任意に調節で
きるように、縫い針の駆動源として可変速モータを用い
たものがある。このものでは、縫製速度(可変速モータ
の回転速度)の調節は、一般に足踏みペダルの踏込量に
応じた速度指令をモータ制御回路に入力して行い、縫製
作業を停止する場合には、足踏みペダルを中立位置(停
止位置)に戻すことにより停止指令をモータ制御回路に
入力することになる。
は、作業者が縫製内容に応じて縫製速度を任意に調節で
きるように、縫い針の駆動源として可変速モータを用い
たものがある。このものでは、縫製速度(可変速モータ
の回転速度)の調節は、一般に足踏みペダルの踏込量に
応じた速度指令をモータ制御回路に入力して行い、縫製
作業を停止する場合には、足踏みペダルを中立位置(停
止位置)に戻すことにより停止指令をモータ制御回路に
入力することになる。
【0003】この場合、通常の縫製作業では、縫製動作
の開始時に縫い針が定位置(原点位置)にあることが望
ましいため、停止指令が入力されたときでも、即時にモ
ータを停止させずに、縫い針が予め決められた定位置
(原点位置)に来るまでモータの停止を遅延させる、い
わゆる定位置停止制御を行うようにしたものがある。
の開始時に縫い針が定位置(原点位置)にあることが望
ましいため、停止指令が入力されたときでも、即時にモ
ータを停止させずに、縫い針が予め決められた定位置
(原点位置)に来るまでモータの停止を遅延させる、い
わゆる定位置停止制御を行うようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、縫製作業の
種類によっては、縫い針を任意の位置で停止させる必要
がある場合がある。しかしながら、前述した従来構成の
ものでは、たとえ縫製速度が超低速であったとしても、
停止指令が出されれば、自動的に定位置停止制御が実行
されて、縫い針が予め決められた定位置(原点位置)に
来るまでモータが停止しないため、縫い針を任意の位置
で停止させることができなかった。このため、従来は、
モータの停止後に、必要に応じて作業者が手でプーリを
回して縫い針を任意の位置まで動かす必要があり、甚だ
面倒であった。
種類によっては、縫い針を任意の位置で停止させる必要
がある場合がある。しかしながら、前述した従来構成の
ものでは、たとえ縫製速度が超低速であったとしても、
停止指令が出されれば、自動的に定位置停止制御が実行
されて、縫い針が予め決められた定位置(原点位置)に
来るまでモータが停止しないため、縫い針を任意の位置
で停止させることができなかった。このため、従来は、
モータの停止後に、必要に応じて作業者が手でプーリを
回して縫い針を任意の位置まで動かす必要があり、甚だ
面倒であった。
【0005】本発明はこの様な事情を考慮してなされた
もので、従ってその目的は、通常は定位置停止制御を行
う構成でありながら、必要に応じて縫い針を任意の位置
で停止させることができるミシンを提供することにあ
る。
もので、従ってその目的は、通常は定位置停止制御を行
う構成でありながら、必要に応じて縫い針を任意の位置
で停止させることができるミシンを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のミシンは、縫い針を上下動させる駆動源と
して可変速モータを用い、作業者の操作に応じた速度指
令や停止指令に基づいて前記可変速モータの速度制御や
停止制御を行うようにしたものにおいて、縫製速度が予
め設定された範囲の超低速であるか否かを判断する判断
手段と、この判断手段の判断結果により、縫製速度が超
低速でないときに前記停止指令が入力された場合には前
記縫い針を予め決められた定位置で停止させるように前
記可変速モータの停止を制御し、縫製速度が超低速であ
るときに前記停止指令が入力された場合にはその時点で
即時に前記縫い針を停止させるように前記可変速モータ
を即時に停止させる停止制御手段とを備えた構成とした
ものである。
に、本発明のミシンは、縫い針を上下動させる駆動源と
して可変速モータを用い、作業者の操作に応じた速度指
令や停止指令に基づいて前記可変速モータの速度制御や
停止制御を行うようにしたものにおいて、縫製速度が予
め設定された範囲の超低速であるか否かを判断する判断
手段と、この判断手段の判断結果により、縫製速度が超
低速でないときに前記停止指令が入力された場合には前
記縫い針を予め決められた定位置で停止させるように前
記可変速モータの停止を制御し、縫製速度が超低速であ
るときに前記停止指令が入力された場合にはその時点で
即時に前記縫い針を停止させるように前記可変速モータ
を即時に停止させる停止制御手段とを備えた構成とした
ものである。
【0007】
【作用】縫い針を任意の位置に停止させる必要がある場
合には、作業者は、予め縫製速度を超低速にして、縫い
針の動きを目で追いながら、縫い針が所望の位置に達し
た時点で、停止指令を入力すれば良い。この場合には、
停止制御手段が、停止指令が入力された時点で、即時に
可変速モータを停止させて、縫い針を所望の位置で停止
させる、いわゆるインチング動作を行う。
合には、作業者は、予め縫製速度を超低速にして、縫い
針の動きを目で追いながら、縫い針が所望の位置に達し
た時点で、停止指令を入力すれば良い。この場合には、
停止制御手段が、停止指令が入力された時点で、即時に
可変速モータを停止させて、縫い針を所望の位置で停止
させる、いわゆるインチング動作を行う。
【0008】一方、通常の停止(定位置停止)は、予め
縫製速度を超低速にする必要はなく、停止の必要が生じ
たときに直ちに停止指令を入力すれば良い。この場合に
は、停止指令が入力されても、停止制御手段が即時にモ
ータを停止させずに、縫い針が予め決められた定位置に
来るまでモータの停止を遅延させることになる。
縫製速度を超低速にする必要はなく、停止の必要が生じ
たときに直ちに停止指令を入力すれば良い。この場合に
は、停止指令が入力されても、停止制御手段が即時にモ
ータを停止させずに、縫い針が予め決められた定位置に
来るまでモータの停止を遅延させることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。可変速モータ1は、縫い針(図示せず)を上下
動させる駆動源として用いられ、制御回路2から出力さ
れるPWM信号により回転速度が制御されるようになっ
ている。この可変速モータ1には、回転速度を検出する
エンコーダ等の速度検出器3が設けられ、この速度検出
器3から出力される検出速度信号が制御回路2に入力さ
れる。
明する。可変速モータ1は、縫い針(図示せず)を上下
動させる駆動源として用いられ、制御回路2から出力さ
れるPWM信号により回転速度が制御されるようになっ
ている。この可変速モータ1には、回転速度を検出する
エンコーダ等の速度検出器3が設けられ、この速度検出
器3から出力される検出速度信号が制御回路2に入力さ
れる。
【0010】一方、針定位置検出器4は、縫い針が定位
置(最上位置)にあるか否かを検出するもので、その検
出信号が制御回路2に入力される。また、ミシン運転操
作手段5は、例えば足踏みペダル(図示せず)の踏込み
操作に応じて可変速モータ1の起動・停止指令及び速度
指令を発生するもので、発生した起動・停止指令及び速
度指令は制御回路2に入力される。
置(最上位置)にあるか否かを検出するもので、その検
出信号が制御回路2に入力される。また、ミシン運転操
作手段5は、例えば足踏みペダル(図示せず)の踏込み
操作に応じて可変速モータ1の起動・停止指令及び速度
指令を発生するもので、発生した起動・停止指令及び速
度指令は制御回路2に入力される。
【0011】上記制御回路2は、例えばマイクロコンピ
ュータによって構成され、速度検出器3、針定位置検出
器4及びミシン運転操作手段5から入力される信号に基
づいて、図2の制御プログラムに従って可変速モータ1
の運転を制御する。これにより、制御回路2は、縫製速
度が予め設定された範囲(可変速モータ1の回転速度が
例えば50rpm 以下)の超低速であるか否かを判断する
判断手段として機能すると共に、縫製速度が超低速でな
いときに停止指令が入力された場合には縫い針を予め決
められた定位置で停止させるように可変速モータ1の停
止を制御し、縫製速度が超低速であるときに停止指令が
入力された場合にはその時点で即時に縫い針を停止させ
るように可変速モータ1を即時に停止させる停止制御手
段としても機能することになる。以下、この制御回路2
の制御内容を図2のフローチャートに従って具体的に説
明する。
ュータによって構成され、速度検出器3、針定位置検出
器4及びミシン運転操作手段5から入力される信号に基
づいて、図2の制御プログラムに従って可変速モータ1
の運転を制御する。これにより、制御回路2は、縫製速
度が予め設定された範囲(可変速モータ1の回転速度が
例えば50rpm 以下)の超低速であるか否かを判断する
判断手段として機能すると共に、縫製速度が超低速でな
いときに停止指令が入力された場合には縫い針を予め決
められた定位置で停止させるように可変速モータ1の停
止を制御し、縫製速度が超低速であるときに停止指令が
入力された場合にはその時点で即時に縫い針を停止させ
るように可変速モータ1を即時に停止させる停止制御手
段としても機能することになる。以下、この制御回路2
の制御内容を図2のフローチャートに従って具体的に説
明する。
【0012】作業者がミシン運転操作手段5の足踏みペ
ダルを踏み込んで、このミシン運転操作手段5から起動
指令が出されると、ステップS1で「YES」と判断さ
れてステップS2に移行し、足踏みペダルの踏込量に応
じてミシン運転操作手段5から出力される速度指令を読
み込んで、可変速モータ1の回転速度を制御する。
ダルを踏み込んで、このミシン運転操作手段5から起動
指令が出されると、ステップS1で「YES」と判断さ
れてステップS2に移行し、足踏みペダルの踏込量に応
じてミシン運転操作手段5から出力される速度指令を読
み込んで、可変速モータ1の回転速度を制御する。
【0013】この後、ステップS3に移行し、速度検出
器3から出力される検出速度信号に基づいて、可変速モ
ータ1の回転速度が超低速(例えば50rpm 以下)であ
るか否かを判断する。もし、超低速でなければ、ステッ
プS3で「NO」と判断されて、ステップS4に移行
し、ミシン運転操作手段5から停止指令が出力されてい
るか否かを判断し、「NO」であれば、ステップS2に
戻って、可変速モータ1の速度制御を繰り返すことにな
る。
器3から出力される検出速度信号に基づいて、可変速モ
ータ1の回転速度が超低速(例えば50rpm 以下)であ
るか否かを判断する。もし、超低速でなければ、ステッ
プS3で「NO」と判断されて、ステップS4に移行
し、ミシン運転操作手段5から停止指令が出力されてい
るか否かを判断し、「NO」であれば、ステップS2に
戻って、可変速モータ1の速度制御を繰り返すことにな
る。
【0014】また、縫い針を任意の位置に停止させる必
要が生じた場合、例えば、縫い針が最上位置で停止して
いる時に縫い針に対する加工布の相対位置を明確に知る
ために縫い針を加工布近傍まで降したい場合には、作業
者は、まず、足踏みペダルの踏込量を最小にして、可変
速モータ1の回転速度を超低速にし、その状態で縫い針
の動きを目で追いながら、縫い針が加工布近傍に達した
時点で、足踏みペダルを中立位置(停止位置)に戻して
停止指令を入力すれば良い。この場合には、ステップS
3で「YES」と判断されて、ステップS6に移行し、
停止指令が入力された時点(ステップS6で「YES」
となった時点)で、即時に可変速モータ1を停止させ
て、縫い針を所望の位置で停止させる、いわゆるインチ
ング動作を行う。(ステップS7)。これにより、作業
者は加工布に対する縫い針の落下点を明確に知ることが
でき、それが所望の位置でない場合、加工布をずらすこ
とにより確実に所望の位置に修正できる。
要が生じた場合、例えば、縫い針が最上位置で停止して
いる時に縫い針に対する加工布の相対位置を明確に知る
ために縫い針を加工布近傍まで降したい場合には、作業
者は、まず、足踏みペダルの踏込量を最小にして、可変
速モータ1の回転速度を超低速にし、その状態で縫い針
の動きを目で追いながら、縫い針が加工布近傍に達した
時点で、足踏みペダルを中立位置(停止位置)に戻して
停止指令を入力すれば良い。この場合には、ステップS
3で「YES」と判断されて、ステップS6に移行し、
停止指令が入力された時点(ステップS6で「YES」
となった時点)で、即時に可変速モータ1を停止させ
て、縫い針を所望の位置で停止させる、いわゆるインチ
ング動作を行う。(ステップS7)。これにより、作業
者は加工布に対する縫い針の落下点を明確に知ることが
でき、それが所望の位置でない場合、加工布をずらすこ
とにより確実に所望の位置に修正できる。
【0015】一方、通常の停止(定位置停止)は、予め
可変速モータ1の回転速度を超低速にする必要はなく、
停止の必要が生じたときに直ちに足踏みペダルを中立位
置(停止位置)に戻して停止指令を入力すれば良い。こ
の場合には、ステップS3で「NO」と判断されて、ス
テップS4に移行し、停止指令が入力された時点(ステ
ップS4で「YES」となった時点)で、定位置停止制
御を行うことになる(ステップS5)。この定位置停止
制御では、停止指令が入力されても、即時に可変速モー
タ1を停止させずに、縫い針が予め決められた定位置に
来るまで可変速モータ1の停止を遅延させることにな
る。この際、縫い針が定位置に来たか否かは、針定位置
検出器4の出力信号によって判断される。
可変速モータ1の回転速度を超低速にする必要はなく、
停止の必要が生じたときに直ちに足踏みペダルを中立位
置(停止位置)に戻して停止指令を入力すれば良い。こ
の場合には、ステップS3で「NO」と判断されて、ス
テップS4に移行し、停止指令が入力された時点(ステ
ップS4で「YES」となった時点)で、定位置停止制
御を行うことになる(ステップS5)。この定位置停止
制御では、停止指令が入力されても、即時に可変速モー
タ1を停止させずに、縫い針が予め決められた定位置に
来るまで可変速モータ1の停止を遅延させることにな
る。この際、縫い針が定位置に来たか否かは、針定位置
検出器4の出力信号によって判断される。
【0016】以上説明した本実施例によれば、縫い針を
定位置で停止させる定位置停止制御を行う機能を備えて
いる構成でありながら、縫い針を任意の位置に停止させ
る必要が生じた場合には、作業者は、予め縫製速度を超
低速にして、縫い針の動きを目で追いながら、縫い針が
所望の位置に達した時点で、停止指令を入力すれば、そ
の時点で、即時に可変速モータを停止させて、縫い針を
所望の位置で停止させる、いわゆるインチング動作を行
うことができる。このため、従来の手でプーリを回して
針位置を調節するものに比して、操作が簡単で、使い勝
手が良い。
定位置で停止させる定位置停止制御を行う機能を備えて
いる構成でありながら、縫い針を任意の位置に停止させ
る必要が生じた場合には、作業者は、予め縫製速度を超
低速にして、縫い針の動きを目で追いながら、縫い針が
所望の位置に達した時点で、停止指令を入力すれば、そ
の時点で、即時に可変速モータを停止させて、縫い針を
所望の位置で停止させる、いわゆるインチング動作を行
うことができる。このため、従来の手でプーリを回して
針位置を調節するものに比して、操作が簡単で、使い勝
手が良い。
【0017】尚、本実施例においては、可変速モータ1
の回転速度を速度検出器3により検出してそれが超低速
であるか否かを判断するようにしたが、ミシン運転操作
手段5からの速度指令に基づいて、可変速モータ1の回
転速度(縫製速度)を推定してそれが超低速であるか否
かを判断するようにしても良い。
の回転速度を速度検出器3により検出してそれが超低速
であるか否かを判断するようにしたが、ミシン運転操作
手段5からの速度指令に基づいて、可変速モータ1の回
転速度(縫製速度)を推定してそれが超低速であるか否
かを判断するようにしても良い。
【0018】また、本実施例では、ミシン運転操作手段
5は、足踏みペダルの踏込み操作に応じて起動・停止指
令及び速度指令を発生する、いわゆるフットコントロー
ラーを採用しているが、例えば起動・停止指令を出すス
イッチと速度指令を出す可変抵抗器とを別々に設けても
良い。
5は、足踏みペダルの踏込み操作に応じて起動・停止指
令及び速度指令を発生する、いわゆるフットコントロー
ラーを採用しているが、例えば起動・停止指令を出すス
イッチと速度指令を出す可変抵抗器とを別々に設けても
良い。
【0019】また、本実施例では、縫製速度を検出する
ために可変速モータ1の回転速度を速度検出器3により
検出するようにしたが、例えば針棒機構を駆動する上軸
の回転速度を検出したり、釜機構を駆動する下軸の回転
速度を検出するようにしても良い。また、本実施例で
は、縫製速度が超低速であると判定するときの可変速モ
ータ1の回転速度を50rpm 以下としたが、これも、機
種等に応じて適宜変更しても良いことは言うまでもな
い。
ために可変速モータ1の回転速度を速度検出器3により
検出するようにしたが、例えば針棒機構を駆動する上軸
の回転速度を検出したり、釜機構を駆動する下軸の回転
速度を検出するようにしても良い。また、本実施例で
は、縫製速度が超低速であると判定するときの可変速モ
ータ1の回転速度を50rpm 以下としたが、これも、機
種等に応じて適宜変更しても良いことは言うまでもな
い。
【0020】更に、本実施例においては、縫い針最上位
置にて定位置停止を行っているが、例えば縫い針最下位
置にて定位置停止を行うようにしても良い。
置にて定位置停止を行っているが、例えば縫い針最下位
置にて定位置停止を行うようにしても良い。
【0021】その他、本発明は、可変速モータ1として
例えばインバータモータを採用しても良い等、種々の変
形が可能である。
例えばインバータモータを採用しても良い等、種々の変
形が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、縫い針を定位置で停止させる定位置停止制御を行う
機能を備えている構成でありながら、縫い針を任意の位
置に停止させる必要が生じた場合には、作業者は、予め
縫製速度を超低速にして、縫い針の動きを目で追いなが
ら、縫い針が所望の位置に達した時点で、停止指令を入
力すれば、その時点で、即時に可変速モータを停止させ
て、縫い針を所望の位置で停止させる、いわゆるインチ
ング動作を行うことができ、従来の手でプーリを回して
針位置を調節するものに比して、操作が簡単で、使い勝
手が良いという優れた効果を奏する。
に、縫い針を定位置で停止させる定位置停止制御を行う
機能を備えている構成でありながら、縫い針を任意の位
置に停止させる必要が生じた場合には、作業者は、予め
縫製速度を超低速にして、縫い針の動きを目で追いなが
ら、縫い針が所望の位置に達した時点で、停止指令を入
力すれば、その時点で、即時に可変速モータを停止させ
て、縫い針を所望の位置で停止させる、いわゆるインチ
ング動作を行うことができ、従来の手でプーリを回して
針位置を調節するものに比して、操作が簡単で、使い勝
手が良いという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例について電気的構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図2】制御内容を示すフローチャート
1は可変速モータ、2は制御回路(判断手段,停止制御
手段)、3は速度検出器、4は針定位置検出器、5はミ
シン運転操作手段である。
手段)、3は速度検出器、4は針定位置検出器、5はミ
シン運転操作手段である。
Claims (1)
- 【請求項1】 縫い針を上下動させる駆動源として可変
速モータを用い、作業者の操作に応じた速度指令や停止
指令に基づいて前記可変速モータの速度制御や停止制御
を行うようにしたミシンにおいて、 縫製速度が予め設定された範囲の超低速であるか否かを
判断する判断手段と、 この判断手段の判断結果により、縫製速度が超低速でな
いときに前記停止指令が入力された場合には前記縫い針
を予め決められた定位置で停止させるように前記可変速
モータの停止を制御し、縫製速度が超低速であるときに
前記停止指令が入力された場合にはその時点で即時に縫
い針を停止させるように前記可変速モータを即時に停止
させる停止制御手段とを備えたことを特徴とするミシ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8185292A JPH05277275A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8185292A JPH05277275A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05277275A true JPH05277275A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13758021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8185292A Pending JPH05277275A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05277275A (ja) |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP8185292A patent/JPH05277275A/ja active Pending
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