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JPH08299632A - 始動許可機能を備えた刺繍縫い装置 - Google Patents

始動許可機能を備えた刺繍縫い装置

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Publication number
JPH08299632A
JPH08299632A JP16137295A JP16137295A JPH08299632A JP H08299632 A JPH08299632 A JP H08299632A JP 16137295 A JP16137295 A JP 16137295A JP 16137295 A JP16137295 A JP 16137295A JP H08299632 A JPH08299632 A JP H08299632A
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JP
Japan
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sewing machine
sewing
embroidery
needle
start permission
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JP16137295A
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JP3907071B2 (ja
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Noboru Kasuga
日 登 春
Yasuro Sano
野 康 郎 佐
Hidechika Kuramoto
本 英 親 倉
Haruhiko Tanaka
中 晴 比 古 田
Akiyoshi Sasano
野 章 嘉 笹
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 始動時に布やミシン針機構を破損する事故を
防止できる刺繍縫い装置を提供する。 【構成】 始動時にミシン針機構51と布押え機構53
が上方に上がっていることを確認してから保持手段4を
駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は始動許可機能を備えた
刺繍縫い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動モータにより縫い機構を駆動するモ
ータを備えたミシンが広く普及しており、このようなモ
ータを備えたミシンの縫い機構を利用して刺繍縫いを行
わせるための装置が、本願出願人により実公昭57ー2
4305号において提案されている。この刺繍縫い装置
によれば、既存のミシンに連結することにより簡単に刺
繍縫い可能なミシンを構成することができ、刺繍縫い機
能を備えた新たなミシンを購入することなく、簡単に刺
繍縫いを行える利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した刺繍
縫い装置においては、始動時に刺繍枠を予め決められた
原点(ホームポジション)に位置させる必要があり、こ
の始動時の動作はミシンの針が上方に上がった状態で行
う必要があり、針が下がった状態で刺繍枠の移動を行う
と布の破損やミシン針機構の破損を引き起こす。そのた
め、上記従来の刺繍縫い装置では、操作者がミシンの状
態を確認した上で、刺繍縫い装置の始動釦を押す必要が
あり、操作者の負担が大きい欠点があった。本発明は上
記した従来技術の問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本発明の始動許可機能を備えた刺繍縫い装置
は、ミシンの縫い機構を利用する刺繍縫い装置におい
て、ミシンの縫い機構により刺繍縫いを行わせるために
刺繍対象物を保持するための手段と、刺繍すべき模様に
関して模様データを与えるための手段と、前記ミシンの
縫い機構の針の縫い動作の位相を検出するための手段
と、前記検出する手段からの検出された針の位相に対応
して、該模様データに対応する移動量で、前記保持する
ための手段を移動させるための手段と、前記位相を検出
するための手段からの検出信号に基づいて、前記移動さ
せるための手段を始動可か否か判断し、該判断に基づい
て前記移動させるための手段を始動可能とするための手
段と、を備えたことを基本的な特徴とする。保持するた
めの手段を移動させるための手段は、始動可能とするた
めの手段により始動可能とされる。始動可能とする手段
は、検出された針の位相に対応して移動させるための手
段を始動可か否か判断し、針が下方に移動している場合
には、移動させるための手段を始動可能とせず、針が上
方にある場合のみ始動可能とする。そのため、布や針機
構の破損などを生ずる危険がない。また、布押さえが下
降した状態で、保持するための手段を移動させても破損
などの危険があるため、上記に加えて前記ミシンの縫い
装置の布押さえの上下方向位置を検出するための手段を
更に備えるようにすることが望ましい。この場合、前記
始動させるための手段は、針の位相検出信号に加えて布
押さえの上下方向位置検出信号に基づいて移動させるた
めの手段を始動可か否か判断する。また移動させるため
の手段は、始動可能とするための手段により始動可能と
された時、前記保持するための手段を所定の原点位置に
移動させることが望ましい。この構成により原点位置を
基準に保持するための手段を正確に移動制御させること
が可能になる。また前記始動可能とするための手段が始
動不可と判断したとき、該判断結果を操作者に告知する
ための手段を更に備えることが望ましい。この告知する
ための手段としては、表示装置による視覚表示や音声装
置による音声による告知等が可能である。操作者はこの
告知に応じて、ミシンの針や布押さえを上方に上げて、
始動可能状態とする事ができる。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、模様データ付与手段1からは刺繍す
べき模様(図形、文字、記号等)に対応する模様データ
が付与されるようになっている。この模様データ付与手
段1は通常はROMやRAM等の記憶装置である。制御
手段2は該模様データに応じて駆動手段3を制御するよ
うになっており、この駆動手段3には刺繍を施す対象で
ある布等を保持するための刺繍枠等の保持手段4が連結
され、制御手段2からの制御信号に応じて、この保持手
段4がXY方向に移動するように構成されている。この
保持手段4は既存のミシンのミシン針機構51により縫
い目形成が行われるように設置されるようになってい
る。模様データ付与手段1から与えられた模様データに
対応する模様は表示手段7に表示されるようになってい
る。ミシン針機構51の近傍の適所(例えば布押え機構
53)には位相検出手段5が装着されるようになってお
り、ミシン針機構51の上下方向の位置を検出するよう
に構成されている。また、布押え機構53の上下位置を
検出するための押え位置検出手段6も適所に設けられて
おり、布押え機構53が上に上がった状態を検出するよ
うになっている。制御手段2は更にミシン側のミシンモ
ータ装置50を制御するように構成されており、ミシン
モータ装置50の停止、スタート、速度の制御を行うよ
うになっている。ミシンモータ装置50はミシン側に備
えられている既存のものであり、モータ及び該モータを
駆動制御する装置等から構成されている。
【0006】始動許可手段8は制御手段2を始動可能と
するためのものであり、始動許可手段8から始動許可信
号が制御手段2に出力されない限り、制御手段2は駆動
手段3を駆動できないようになっている。この刺繍装置
の始動時には、始動許可手段8からは始動不許可信号が
制御手段2に出力され、始動時には駆動手段3は駆動さ
れず、保持手段4は停止状態となるように構成されてい
る。始動許可手段8には位相検出手段5と布押え位置検
出手段6からの検出信号が入力されており、始動許可手
段8ではミシン針機構51が上方に上がり、保持手段4
に保持されている布から離れている状態を検出し、且つ
布押え機構53も上に上がって布から離れている状態を
検出した時に制御手段2に始動許可信号を出力するよう
になっている。ミシン針機構51がどの程度上がってい
る状態を検出するかは、適宜決めれば良く、例えば布か
ら所定距離上がった状態を検出位置とする事などが可能
である。
【0007】この刺繍装置の始動が指令されると、始動
許可手段8は位相検出手段5と布押え位置検出手段6か
らの信号によりミシン針機構51が上に上がり、且つ布
押え機構53が上に上がっていることを検出した時に、
制御手段2に始動許可信号を出力する。その他の時には
始動不許可信号を出力するようになっている。不許可信
号が出力されると、制御手段2は表示手段7にその旨の
表示を行い、操作者にミシン針機構51と布押え機構5
3を上に上げるよう促すようになっている。制御手段2
は始動許可手段8から始動許可信号が出力されると、駆
動手段3を制御して、保持手段4を原点位置(ホームポ
ジション)に位置させ、次いで模様データ付与手段1か
ら与えられた模様データに基づいて制御手段2を制御し
て保持手段4をXY方向に移動させて刺繍縫いを行わせ
るようになっている。保持手段4の移動に際しては位相
検出手段5からミシン針機構51の位相を検出し、針が
上方に上がっているときに移動させるようになってい
る。
【0008】模様データ付与手段1から供給される模様
データの構造の一例を図2に示す。この模様データは保
持手段4をXY方向に移動させるためのXY制御データ
と、表示手段7に表示させるための表示データを備えて
いる。そして、最終のデータの後ろには終了データが設
けられている。制御手段2は模様データ付与手段1から
のXY制御データに基づいて保持手段4を駆動するよう
になっている。この際、位相検出手段5からの信号によ
り、ミシン針機構51の針が上昇しているときに、保持
手段4を移動させるようにタイミングをとるように構成
されている。制御手段2は同時に、模様データの先読み
を行っており、終了データの所定縫い目数手前でミシン
速度の減速信号をミシンモータ装置50に出力し、更に
所定縫い目数手前でミシンの停止信号をミシンモータ装
置50に出力するようになっている。該停止信号が出力
された後、モータの慣性により所定数の縫いを行った後
に、ミシンは停止する。以上の構成により、模様データ
による模様縫いが終了した時に、自動的にミシンモータ
装置50を停止させることが可能になる。
【0009】制御手段2はまたXY制御データに対応し
たミシンモータ装置50の速度制御も行うようになって
おり、XYの移動量の小さな部分と大きな部分ではミシ
ンモータ装置50の速度を変えるように制御するように
構成されている。
【0010】図3はこの刺繍縫い装置Xの具体的なブロ
ック図、図4はミシンAに装着した状態の外観斜視図、
図5はミシンから取り外した状態の外観斜視図である。
刺繍縫い装置XはミシンAのフリーアームを挟持する狭
持部25を備えており、狭持ツマミ26により固定する
ようになっている。刺繍枠19は図4に示すようにX−
Y駆動機構24に支持され、XY方向に移動するように
なっている。刺繍枠19は既存のミシンAのミシン針機
構51の下側にセットされるように構成されており、こ
こに布を挟んでXY移動することにより刺繍縫いを実行
するようになっている。ミシン針機構51の近傍には位
相検出センサ18が設けられており、ミシン針機構51
の位置、即ちミシン針の位置を検出して中央演算処理装
置10に入力し、ミシン針が上方に上がっているときに
刺繍枠19を移動させるように構成されている。位相検
出センサ18としてはホトセンサ等が使用可能であり、
この信号は中央演算処理装置10に送られ、中央演算処
理装置10はステッピングモータ駆動装置20を介して
Xモータ21とYモータ22を制御して、刺繍枠19を
XY方向に移動させるように構成されている。また布押
え機構53の上下位置を検出するための布押え機構位置
検出センサ30も設けられており、布押え機構53が上
方の位置に上がっていることを検出して中央演算処理装
置10に入力するように構成されている。布押え機構位
置検出センサ30も同様にホトセンサ等が使用可能であ
る。なお、54は模様選択ダイヤル、55はドロップレ
バーである。
【0011】模様データ記憶装置11には模様データが
記憶されており、この実施例では複数の模様の模様デー
タが格納され、模様選択装置14により任意の模様をユ
ーザが選択できるようになっている。ユーザが選択した
模様の模様データは選択模様記憶装置13に記憶され、
この記憶された模様データに基づいて、中央演算処理装
置10はステッピングモータ駆動装置20を制御して刺
繍枠19をXY方向に制御するように構成されている。
この刺繍縫い装置Xには、表示装置17が設けられてお
り、模様データ記憶装置11に格納された模様及び選択
した模様の模様データの表示データに基づいて、模様を
表示して、ユーザに具体的な模様の形状を示すように構
成されている。該表示装置17の脇には前記した模様選
択装置14が設けられ、ユーザは表示装置17を見なが
ら所望の模様を選択出来るように構成されている。
【0012】始動許可装置12は電源投入時にステッピ
ングモータ駆動装置20の稼働を一時的に禁止し、次い
で刺繍縫い装置Xが始動可能状態にあるか否か判別し
て、始動許可及び不許可を決定するための装置である。
始動許可装置12は中央演算処理装置10に入力した位
相検出センサ18及び布押え機構位置検出センサ30の
検出信号により、始動可能か否か決定するようになって
おり、ミシン針機構51と布押え機構53が共に上に上
がっており、刺繍枠19に保持された布に接触していな
いような所定の状態を検出し、始動許可信号を中央演算
処理装置10に出力するようになっている。また逆にミ
シン針機構51と布押え機構53のどちらかが下方に下
がっており、針が布に刺さっていたり、或いは布押さえ
が布に接触していたりする状態では、中央演算処理装置
10に始動不許可信号を出力するようになっている。中
央演算処理装置10は始動不許可の場合には、表示装置
17にその旨の表示を行い、操作者がミシンAを操作し
て、ミシン針機構51と布押え機構53を上に上げるよ
うに促すようになっている。また始動許可の場合には、
ステッピングモータ駆動装置20を介して刺繍枠19を
所定の原点位置(ホームポジション)に移動し、その後
所定の刺繍縫いを実行させるように構成されている。
【0013】中央演算処理装置10はケーブル等の駆動
信号伝達装置23を介してミシンAのコントローラ接続
端子52と接続しており、前記したようにミシン側のミ
シンモータ装置50の始動、停止及び速度を刺繍縫い装
置X側から制御するようになっている。前記した表示装
置17の側部には始動/停止/速度指令装置16が設け
られており、ユーザの指令によりミシンモータ装置50
を始動、停止、及びその速度を調整出来るようになって
いる。このミシンモータ装置50の駆動によるミシン針
機構51の上下方向の位相は前記したように位相検出セ
ンサ18により検出され、ミシンモータ装置50の駆動
のタイミングに応じてステッピングモータ駆動装置20
を制御して刺繍枠19を移動させるようになっている。
従って、ミシンモータ装置50が停止している時は、刺
繍枠19も停止するように構成されている。
【0014】中央演算処理装置10は選択模様記憶装置
13に格納された模様データを先読みするようになって
おり、図2に示すように終了データを先読みして、ミシ
ン駆動停止/速度制御プログラム記憶装置15に格納さ
れたプログラムに基づいて、その所定縫い目手前からミ
シンモータ装置50を減速させ、更に所定縫い目手間に
おいて停止信号を出力して、ミシンモータ装置50を停
止させるように構成されている。更に、模様の縫い目に
対応するXY方向の移動量に応じて、ミシンモータ装置
50の速度を自動的に調整するようになっており、同様
にミシン駆動停止/速度制御プログラム記憶装置15に
格納されたプログラムに基づいて自動的に速度調整を行
うようになっている。
【0015】次に図6により動作を説明する。最初に刺
繍縫い装置Xを図4に示すようにミシンA本体に装着
し、駆動信号伝達装置23をコントローラ接続端子52
に接続する。また、刺繍枠19をミシン針機構51の下
方にセットする。またミシンAは模様選択ダイヤル54
により直線縫いを選択しておき、ドロップレバー55に
より送り歯を針板より下方にセットしておく。刺繍縫い
装置Xの装着が終了し、刺繍縫い装置Xの電源をオンと
すると(ステップS1)、始動許可装置12はステッピ
ングモータ駆動装置20の駆動を禁止して、Xモータ2
1とYモータ22を停止状態とする(ステップS2)。
そして、始動許可装置12は位相検出センサ18からの
信号によりミシン針が布より所定距離上にあるか否か判
別し(ステップS3)、ない場合には中央演算処理装置
10に始動不許可信号を出力する。中央演算処理装置1
0はこれに応じて、表示装置17にメッセージを表示し
(ステップS4)、操作者により針上げ操作を促す。針
上げ操作があって、ミシン針が布の上の位置にあること
が検出されると、次に布押え機構位置検出センサ30か
らの信号により布押え機構53が上位置にあるか否か判
断し(ステップS5)、ない場合には中央演算処理装置
10に始動不許可信号を出力する。中央演算処理装置1
0はこれに応じて、表示装置17にメッセージを表示し
(ステップS6)、操作者による布押え機構53上げ操
作を促す。操作者が布押え機構53を上げると、これが
布押え機構位置検出センサ30により検出される、始動
許可装置12は始動許可信号を中央演算処理装置10に
出力する(ステップS7)。中央演算処理装置10はス
テッピングモータ駆動装置20を制御して刺繍枠19を
原点位置に移動させ(ステップS8)、刺繍を開始させ
る。中央演算処理装置10は模様データ記憶装置11に
記憶された模様を全て表示装置17に表示し(ステップ
S9)、ユーザが該表示装置17に基づいて模様選択を
行う(ステップS10)。そしてユーザが始動/停止/
速度指令装置16を押すと(ステップS11)、中央演
算処理装置10は駆動信号伝達装置23を介してミシン
モータ装置50を制御してミシンをスタートさせ(ステ
ップS12)、位相検出センサ18の信号をチェックし
(ステップS13)、針が上方に上がっているときに、
模様データのXY制御データを読みだして(ステップS
14)、該制御データに基づいてステッピングモータ駆
動装置20を介してXモータ21、Yモータ22を駆動
制御し、刺繍枠19をXY方向に移動させる(ステップ
S15)。模様データの終了が近づいたら(ステップS
16)、ミシンモータ装置50を低速運転するように設
定した上で、ミシンモータ装置50の停止信号を出力
し、ミシンモータ装置50を停止させる(ステップS1
7)。
【0016】以上説明した実施例においては、始動時に
は始動許可装置12により安全モードに入り、ミシン針
機構51と布押え機構53が上に上がった状態になるま
で、刺繍枠19の移動が行われないから、布やミシン針
機構51等を破損する事故を防止することが可能にな
る。また操作者はミシンAの状態に関係なく、刺繍縫い
装置Xの始動を指令することが出来、表示装置17の表
示に従ってミシンAのミシン針機構51と布押え機構5
3を操作するだけで良く、操作性が向上する等の効果が
ある。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の始動許可機
能を備えた刺繍縫い装置は、始動時に布やミシン針機構
等を破損する事故を防止することが可能になる。また、
始動時に操作者がミシン側の状態をチェックする必要が
ないから操作性が向上する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例における模様データの構造の
説明図。
【図3】本発明の一実施例の具体的な構成を示すブロッ
ク図。
【図4】本発明の一実施例の外観斜視図。
【図5】本発明の一実施例の外観斜視図。
【図6】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
図。
【符号の説明】
1:模様データ付与手段、2:制御手段、3:駆動手
段、4:保持手段、5:位相検出手段、6:布押え位置
検出手段、7:表示手段、8:始動許可手段、10:中
央演算処理装置、11:模様データ記憶装置、12:始
動許可装置、13:選択模様記憶装置、14:模様選択
装置、15:ミシン駆動停止/速度制御プログラム記憶
装置、16:始動/停止/速度指令装置、17:表示装
置、18:位相検出センサ、19:刺繍枠、20:ステ
ッピングモータ駆動装置、21:Xモータ、22:Yモ
ータ、23:駆動信号伝達装置、24:X−Y駆動機
構、25:狭持部、26:狭持ツマミ、30:布押え機
構位置検出センサ、50:ミシンモータ装置、51:ミ
シン針機構、52:コントローラ接続端子、53:布押
え機構、54:模様選択ダイヤル、55:ドロップレバ
ー。
フロントページの続き (72)発明者 田 中 晴 比 古 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目ミ シン工業株式会社内 (72)発明者 笹 野 章 嘉 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目ミ シン工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの縫い機構を利用する刺繍縫い装
    置において、 ミシンの縫い機構により刺繍縫いを行わせるために刺繍
    対象物を保持するための手段と、 刺繍すべき模様に関して模様データを与えるための手段
    と、 前記ミシンの縫い機構の針の縫い動作の位相を検出する
    ための手段と、 前記検出する手段からの検出された針の位相に対応し
    て、該模様データに対応する移動量で、前記保持するた
    めの手段を移動させるための手段と、 前記位相を検出するための手段からの検出信号に基づい
    て、前記移動させるための手段を始動可か否か判断し、
    該判断に基づいて前記移動させるための手段を始動可能
    とするための手段と、 を備えたことを特徴とする始動許可機能を備えた刺繍縫
    い装置。
  2. 【請求項2】 前記ミシンの布押さえの上下方向位置を
    検出するための手段を更に備え、 前記始動させるための手段が、前記位相を検出するため
    の手段からの検出信号に加えて該上下方向位置を検出す
    るための手段からの検出信号に基づいて移動させるため
    の手段を始動可か否か判断する、 請求項1に記載の始動許可機能を備えた刺繍縫い装置。
  3. 【請求項3】 前記移動させるための手段が、始動可能
    とするための手段により始動可能とされた時、前記保持
    するための手段を所定の原点位置に移動させる、 請求項1又は2に記載の始動許可機能を備えた刺繍縫い
    装置。
  4. 【請求項4】 前記始動可能とするための手段が、前記
    移動させるための手段が始動不可と判断したとき、該判
    断結果を操作者に告知するための手段、 を更に備えた請求項1又は2又は3に記載の始動許可機
    能を備えた刺繍縫い装置。
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