JPH052735U - 付着防止混合撹拌機 - Google Patents
付着防止混合撹拌機Info
- Publication number
- JPH052735U JPH052735U JP4810091U JP4810091U JPH052735U JP H052735 U JPH052735 U JP H052735U JP 4810091 U JP4810091 U JP 4810091U JP 4810091 U JP4810091 U JP 4810091U JP H052735 U JPH052735 U JP H052735U
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- JP
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水分或いは混合媒体を含有する粉体を混合、
混練或いは撹拌するときに、その混合粉体が、混合容器
の壁面等に付着しない混合撹拌機を提供することを目的
とする。 【構成】混合撹拌容器と撹拌具により粉体混練物を混合
撹拌する混合撹拌機において、前記撹拌容器の内側表面
及び撹拌具表面に撥水性樹脂をコ−ティングしたことを
特徴とする付着防止混合撹拌機である。
混練或いは撹拌するときに、その混合粉体が、混合容器
の壁面等に付着しない混合撹拌機を提供することを目的
とする。 【構成】混合撹拌容器と撹拌具により粉体混練物を混合
撹拌する混合撹拌機において、前記撹拌容器の内側表面
及び撹拌具表面に撥水性樹脂をコ−ティングしたことを
特徴とする付着防止混合撹拌機である。
Description
【０００１】
本考案は、混練する物質は混合撹拌容器等の表面に付着しない付着防止混合撹 拌機に関する。
【０００２】
従来、混合撹拌機は、種々の粉末、試料を混合し、撹拌するための容器であり 、ボ−ル容器の中に粉体と媒体を入れて、撹拌具により、それを混合、撹拌或い は混練するものである。そのとき、混練物、混合撹拌物が粘性があるために、混 合容器の表面に粘着して付着してしまい、十分に混合、撹拌ができなくなること がある。 例えば、モルタルやソイルセメントを混合する際に、粘性のあるものの場合、 混合撹拌容器、ボウルや羽根に試料が付着し、均一な混合が出来ない。
【０００３】 混合撹拌機は、混合或いは撹拌される対象粉体の特性に従って、種々の形状の 混合、撹拌棒を用いるが、粉体或いは粉体混練物或いは粉体スラリ−の特性に従 って、或いはそれらの特性が処理中に変化することなどにより、容器壁表面或い はその混合、撹拌棒の表面に付着してしまうことがあり、このような付着現象が あると、混合、撹拌の処理に支障が生じ、所望の効果が得られない場合が多く、 また、混合、撹拌の効率を著しく落とすものである。
【０００４】
本考案は、上記の問題点を解決するためになされたもので、混合容器や羽根に 撥水性樹脂をコ−ティングすることにより、試料粉体が付着し難くなり、水分或 いは混合媒体を含有する粉体を混合、混練或いは撹拌するときに、その混合粉体 が、混合容器の壁面等に付着しない混合撹拌機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記の技術的な課題の解決のために成されたもので、混合撹拌容器 と撹拌具により粉体混練物を混合撹拌する混合撹拌機において、前記撹拌容器の 内側表面及び撹拌具表面に撥水性樹脂をコ−ティングしたことを特徴とする付着 防止混合撹拌機を提供する。
【０００６】
本考案によると、混合撹拌容器と撹拌具により粉体混練物を混合撹拌する混合 撹拌機において、撹拌容器の内側表面及び撹拌具表面に撥水性樹脂をコ−ティン グしたことにより、粉体混練物、試料粉体が、付着し難くなり、均一な混合、撹 拌を行なうことができるようになる。
【０００７】 本考案に用いる撥水性樹脂としては、テフロン樹脂が好適であるが、他に問題 がなければ、フッ素樹脂、ビニ−ル樹脂なども用いることができる。 また、このような撥水性樹脂を、金属製容器或いは混合、撹拌棒の表面に、設 けるために、樹脂焼付け、溶着法など各樹脂と金属の特性により望ましい方法に より、コ−ティングされる。
【０００８】 次に、本考案の付着防止混合撹拌機を具体的に実施例により説明するが、本考 案はそれらによって限定されるものではない。
【０００９】
図１は、本考案の付着防止混合撹拌機の１例を示す斜視図である。即ち、混合 撹拌機容器１は、通常、図示のように、ボ−ル状のものであり、ベルト５などで 混合撹拌機の台６或いは混合撹拌混合機本体４に固定されている。そして、混合 撹拌具或いは羽根２は、混合撹拌機のモ−タ−を備える上部部材に結合されてお り、所望の回転数で回転され、試料７を混合撹拌する。
【００１０】 この試料７は、例えば、モルタルやソイルセメントであり、水分を含有する粉 体、或いはスラリ−である。従って、試料７は、粘性があり、容器１の壁が金属 であると、容器１の表面に付着して、効率的な混合ができないが、本考案では、 容器１の表面には、テフロン樹脂でコ−ティングしてあるので、試料７は、付着 しない。更に、混合具或いは撹拌具或いは撹拌羽根２の表面にも、テフロン樹脂 をコ−ティングしてある。従って、撹拌具２にも、試料は付着せず、均一な混合 と撹拌が得られる。
【００１１】
以上説明したように、本考案の付着防止混合撹拌機により、前記のような効果 が得られた。それらをまとめると、次のような顕著な技術的効果となる。 即ち、水分或いは混合媒体を含有する粉体を混合、混練或いは撹拌するときに 、その混合粉体が、混合容器の壁面等に付着しない混合撹拌機を提供した。
【図１】本考案の付着防止混合撹拌機の斜視図である。
１ 混合撹拌容器 ２ 混合撹拌棒或いは羽根 ７ 混合撹拌粉体
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 混合撹拌容器と撹拌具により粉体混練物
を混合撹拌する混合撹拌機において、 前記撹拌容器の内側表面及び撹拌具表面に撥水性樹脂を
コ−ティングしたことを特徴とする付着防止混合撹拌
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4810091U JPH052735U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 付着防止混合撹拌機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4810091U JPH052735U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 付着防止混合撹拌機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052735U true JPH052735U (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=12793902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4810091U Withdrawn JPH052735U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 付着防止混合撹拌機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052735U (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006289363A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Ekato Ruhr & Mischtechnik Gmbh | 処理場 |
| WO2012128344A1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-09-27 | 株式会社粉研パウテックス | 連続混練装置 |
| JP2014223581A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 株式会社井上製作所 | 低剪断型同芯２軸ミキサー |
| JP2016076371A (ja) * | 2014-10-06 | 2016-05-12 | 株式会社豊田自動織機 | 混練装置 |
| JP2021003703A (ja) * | 2015-11-19 | 2021-01-14 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | スラリーの製造に用いる分散混合ポンプを備えた分散混合システム |
| WO2022039528A1 (ko) * | 2020-08-20 | 2022-02-24 | (주)디포인덕션 | 전자동 입체 교반 시스템이 구비된 반구형 조리기구 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP4810091U patent/JPH052735U/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006289363A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Ekato Ruhr & Mischtechnik Gmbh | 処理場 |
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| US9700858B2 (en) | 2011-03-23 | 2017-07-11 | Mitsubishi Materials Corporation | Continuous kneading device |
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| JP2021003703A (ja) * | 2015-11-19 | 2021-01-14 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | スラリーの製造に用いる分散混合ポンプを備えた分散混合システム |
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| KR20220022963A (ko) * | 2020-08-20 | 2022-03-02 | (주)디포인덕션 | 전자동 입체 교반 시스템이 구비된 반구형 조리기구 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |