JP2521765Y2 - 撹拌機 - Google Patents
撹拌機Info
- Publication number
- JP2521765Y2 JP2521765Y2 JP3628491U JP3628491U JP2521765Y2 JP 2521765 Y2 JP2521765 Y2 JP 2521765Y2 JP 3628491 U JP3628491 U JP 3628491U JP 3628491 U JP3628491 U JP 3628491U JP 2521765 Y2 JP2521765 Y2 JP 2521765Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- processed material
- tank
- center
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Glanulating (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、撹拌機に関するもので
ある。本考案に係る撹拌機は、撹拌造粒機として使用す
る場合に特に有益なものとなる。
ある。本考案に係る撹拌機は、撹拌造粒機として使用す
る場合に特に有益なものとなる。
【0002】
【従来の技術】従来の撹拌機としては、タンク内の底か
ら上方へ突出させた回転軸に上下一組の撹拌羽根を取り
付けたものが知られている。撹拌羽根を回転させ、タン
ク内の処理物を撹拌し、または撹拌造粒をする。
ら上方へ突出させた回転軸に上下一組の撹拌羽根を取り
付けたものが知られている。撹拌羽根を回転させ、タン
ク内の処理物を撹拌し、または撹拌造粒をする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の撹拌機は、回転
軸に上羽根と下羽根とを一体に取り付け、同一速度で回
転させる。このため、タンク内の外周付近では遠心力・
剪断力が大きく、中央付近ではそれらが小さくなって、
撹拌が均等には行われなかった。また、処理物がタンク
内壁面へ付着してしまいがちでもあった。特に撹拌造粒
機として使用する場合は、均一の大きさの造粒物を得に
くかった。本考案が解決しようとする課題は、混合・分
散性能に優れ、均等に撹拌することができる撹拌機を提
供する点にある。さらに、壁面への付着も少ない撹拌機
を提供する点にある。
軸に上羽根と下羽根とを一体に取り付け、同一速度で回
転させる。このため、タンク内の外周付近では遠心力・
剪断力が大きく、中央付近ではそれらが小さくなって、
撹拌が均等には行われなかった。また、処理物がタンク
内壁面へ付着してしまいがちでもあった。特に撹拌造粒
機として使用する場合は、均一の大きさの造粒物を得に
くかった。本考案が解決しようとする課題は、混合・分
散性能に優れ、均等に撹拌することができる撹拌機を提
供する点にある。さらに、壁面への付着も少ない撹拌機
を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係る撹拌機は、
前記課題を解決したものであって、次のようなものであ
る。すなわち、タンク内の中央に互いに逆方向へ低速及
び高速で回転する二つの回転軸をそれぞれ設け、低速で
回転する回転軸に下羽根を取り付けて高速で回転する回
転軸に上羽根を取り付けている。そして、下羽根は処理
物を持ち上げながら中央方向へ移動させる形状のものと
し、上羽根は上下二段の組み合わせからなって、下段が
処理物を持ち上げる形状のものとして上段が下方へ押し
込む形状のものとした撹拌機である。また、その撹拌機
において、タンク内の底部を皿形に形成し、下羽根をそ
の皿形に沿う形状として底部に対し僅かの隙間をあけた
状態にして配置し、かつ外周付近を除く中央側に上羽根
を配置したものである。下羽根は2枚以下より3枚以上
にする方が、撹拌が効果的に行われる。
前記課題を解決したものであって、次のようなものであ
る。すなわち、タンク内の中央に互いに逆方向へ低速及
び高速で回転する二つの回転軸をそれぞれ設け、低速で
回転する回転軸に下羽根を取り付けて高速で回転する回
転軸に上羽根を取り付けている。そして、下羽根は処理
物を持ち上げながら中央方向へ移動させる形状のものと
し、上羽根は上下二段の組み合わせからなって、下段が
処理物を持ち上げる形状のものとして上段が下方へ押し
込む形状のものとした撹拌機である。また、その撹拌機
において、タンク内の底部を皿形に形成し、下羽根をそ
の皿形に沿う形状として底部に対し僅かの隙間をあけた
状態にして配置し、かつ外周付近を除く中央側に上羽根
を配置したものである。下羽根は2枚以下より3枚以上
にする方が、撹拌が効果的に行われる。
【0005】
【作用】タンク内に処理物を入れ、低速及び高速で回転
する二つの回転軸をそれぞれ回転させる。低速で回転す
る下羽根は、処理物をゆっくりかき上げながら回転方向
へ移動させ中央へ寄せていく。そして、上方位置におい
ては、逆方向へ高速で回転する下段上羽根が処理物に逆
方向の剪断力を与えながら混合し、分散・浮上をさせ
る。下段上羽根と同方向に高速で回転する上段上羽根
が、浮上した処理物に対し更に剪断力を与えながら混合
し、押え込んで外方へ放出し分散させる。外側へ移動し
た処理物は、下羽根によって再びかき上げられ中央へ寄
せられていく。同様の撹拌作用が繰り返され、処理物は
循環しながら効果的な撹拌作用を受け続ける。
する二つの回転軸をそれぞれ回転させる。低速で回転す
る下羽根は、処理物をゆっくりかき上げながら回転方向
へ移動させ中央へ寄せていく。そして、上方位置におい
ては、逆方向へ高速で回転する下段上羽根が処理物に逆
方向の剪断力を与えながら混合し、分散・浮上をさせ
る。下段上羽根と同方向に高速で回転する上段上羽根
が、浮上した処理物に対し更に剪断力を与えながら混合
し、押え込んで外方へ放出し分散させる。外側へ移動し
た処理物は、下羽根によって再びかき上げられ中央へ寄
せられていく。同様の撹拌作用が繰り返され、処理物は
循環しながら効果的な撹拌作用を受け続ける。
【0006】タンク内の底部を皿形に形成し、下羽根を
その皿形に沿う形状として底部に対し僅かの隙間をあけ
た状態にして配置し、かつ外周付近を除く中央側に上羽
根を配置したものとした場合は、次のような作用とな
る。下羽根は、外壁面の付着をかき取り回転方向へ移動
させながら処理物を次第に中央方向へかき寄せていき、
内方の箇所でもかき上げ移動させながら中央へ寄せてい
く。処理物がかき寄せられる中央においては、逆方向へ
高速で回転する下段上羽根が処理物に逆方向の剪断力を
与えながら混合し、分散・浮上をさせる。下段上羽根と
同方向に高速で回転する上段上羽根が、浮上した処理物
に対し更に剪断力を与えながら混合し、押え込んで外方
へ放出し分散させる。外側へ移動した処理物は、再びか
き上げられ中央へ寄せられていく。このように、処理物
は、かき上げられ下羽根の回転方向へ移動しながら中央
へ寄せられ、中央では高速で逆方向の剪断力を受けつつ
かき混ぜられ分散させられながら、外側へ放出され分散
される作用が繰り返される。処理物は、均等に混合・分
散の作用を受け続けながら、局部的に滞留することなく
タンク内をまんべんなく循環する。
その皿形に沿う形状として底部に対し僅かの隙間をあけ
た状態にして配置し、かつ外周付近を除く中央側に上羽
根を配置したものとした場合は、次のような作用とな
る。下羽根は、外壁面の付着をかき取り回転方向へ移動
させながら処理物を次第に中央方向へかき寄せていき、
内方の箇所でもかき上げ移動させながら中央へ寄せてい
く。処理物がかき寄せられる中央においては、逆方向へ
高速で回転する下段上羽根が処理物に逆方向の剪断力を
与えながら混合し、分散・浮上をさせる。下段上羽根と
同方向に高速で回転する上段上羽根が、浮上した処理物
に対し更に剪断力を与えながら混合し、押え込んで外方
へ放出し分散させる。外側へ移動した処理物は、再びか
き上げられ中央へ寄せられていく。このように、処理物
は、かき上げられ下羽根の回転方向へ移動しながら中央
へ寄せられ、中央では高速で逆方向の剪断力を受けつつ
かき混ぜられ分散させられながら、外側へ放出され分散
される作用が繰り返される。処理物は、均等に混合・分
散の作用を受け続けながら、局部的に滞留することなく
タンク内をまんべんなく循環する。
【0007】
【実施例】本考案の1実施例を図面に基づいて説明す
る。この実施例は、本考案を撹拌造粒機に適用した実施
例である。図1はその実施例の縦断面図、図2はその実
施例で使用した上羽根・下羽根の部分を示す平面図、図
3は下羽根の断面図、図4は上羽根・下羽根の部分の正
面図である。床上に円筒状のフレーム1を取り付けてい
る。フレーム1の上端に天板2を取り付けている。天板
2の中央には円形の穴をあけ、その穴内に円筒状のケー
シング3を垂直方向に取り付けている。ケーシング3上
に、皿形とした底部タンク4を取り付けている。底部タ
ンク4の上に、ほぼ円筒状とした上部タンク5を取り付
けている。上部タンク5は、上へいくほどだんだん直径
が小さくなる構造のものとしている。
る。この実施例は、本考案を撹拌造粒機に適用した実施
例である。図1はその実施例の縦断面図、図2はその実
施例で使用した上羽根・下羽根の部分を示す平面図、図
3は下羽根の断面図、図4は上羽根・下羽根の部分の正
面図である。床上に円筒状のフレーム1を取り付けてい
る。フレーム1の上端に天板2を取り付けている。天板
2の中央には円形の穴をあけ、その穴内に円筒状のケー
シング3を垂直方向に取り付けている。ケーシング3上
に、皿形とした底部タンク4を取り付けている。底部タ
ンク4の上に、ほぼ円筒状とした上部タンク5を取り付
けている。上部タンク5は、上へいくほどだんだん直径
が小さくなる構造のものとしている。
【0008】ケーシング3の内部には、上下の軸受6、
6を介して円筒状の回転軸7を取り付けている。回転軸
7の下方部分はフレーム1内に出し、回転軸7の下端外
周にVプーリ8を取り付けている。また、回転軸7の上
方部分は底部タンク4内に出し、回転軸7の上端外周に
3枚の下羽根9、9、9を等間隔で水平方向に取り付け
ている。下羽根9、9、9は、図1から明らかなよう
に、底部タンク4の内周面に対し僅かな隙間をあけて沿
う形状とし、外周部分はやや立ち上がらせて同じく底部
タンク4の外壁面に沿う形状にしている。そして、図2
から明らかなように、平面図で見て回転前方向へ湾曲さ
せ、しかも図3から明らかなように、回転前方向がやや
下がるように傾斜させている。すなわち、下羽根9、
9、9は、回転時には処理物をかき上げ外壁面からかき
取ってしかも中心方向へかき寄せていく形状をしてい
る。
6を介して円筒状の回転軸7を取り付けている。回転軸
7の下方部分はフレーム1内に出し、回転軸7の下端外
周にVプーリ8を取り付けている。また、回転軸7の上
方部分は底部タンク4内に出し、回転軸7の上端外周に
3枚の下羽根9、9、9を等間隔で水平方向に取り付け
ている。下羽根9、9、9は、図1から明らかなよう
に、底部タンク4の内周面に対し僅かな隙間をあけて沿
う形状とし、外周部分はやや立ち上がらせて同じく底部
タンク4の外壁面に沿う形状にしている。そして、図2
から明らかなように、平面図で見て回転前方向へ湾曲さ
せ、しかも図3から明らかなように、回転前方向がやや
下がるように傾斜させている。すなわち、下羽根9、
9、9は、回転時には処理物をかき上げ外壁面からかき
取ってしかも中心方向へかき寄せていく形状をしてい
る。
【0009】回転軸7の内部には、上下の軸受10、1
0を介してもう一つの回転軸11を取り付けている。回
転軸11の下方部分はフレーム1内に出し、回転軸11
の下端外周にVプーリ12を取り付けている。また、回
転軸11の上方部分は下部タンク4や上部タンク5の内
部に出し、回転軸11の上端にクラウン13をはめてい
る。クラウン13には、2枚の下段上羽根14、14を
水平方向かつ直線状に取り付け、更に下段上羽根14、
14のやや上方位置においてそれらと直交する状態で2
枚の上段上羽根15、15を直線状に取り付けている。
図示していない2台のモータでVプーリ8及びVプーリ
12を回転させ、回転軸7及び回転軸11を介して下羽
根9、9、9及び下段上羽根14、14・上段上羽根1
5、15を回転させるようにしているが、下羽根9、
9、9は低速で回転させ、下段上羽根14、14.上段
上羽根15、15は下羽根9、9、9とは逆方向へ高速
で回転させるようにしている。下段上羽根14、14は
回転前方向がやや低くなるように傾斜させて取り付け、
上段上羽根15、15は逆方向に傾斜させて取り付けて
いる。そして、回転軸11の上端に形成したねじ棒にク
ラウン13の上方からキャップ16をねじ込み、クラウ
ン13を回転軸11に固定している。上部タンク5の上
に、蓋17をかぶせて取り付けている。蓋17の中央に
はバインダ投入用のスプレーノズル18を挿入して取り
付け、蓋17の外周付近にはガス抜き管19も取り付け
ている。
0を介してもう一つの回転軸11を取り付けている。回
転軸11の下方部分はフレーム1内に出し、回転軸11
の下端外周にVプーリ12を取り付けている。また、回
転軸11の上方部分は下部タンク4や上部タンク5の内
部に出し、回転軸11の上端にクラウン13をはめてい
る。クラウン13には、2枚の下段上羽根14、14を
水平方向かつ直線状に取り付け、更に下段上羽根14、
14のやや上方位置においてそれらと直交する状態で2
枚の上段上羽根15、15を直線状に取り付けている。
図示していない2台のモータでVプーリ8及びVプーリ
12を回転させ、回転軸7及び回転軸11を介して下羽
根9、9、9及び下段上羽根14、14・上段上羽根1
5、15を回転させるようにしているが、下羽根9、
9、9は低速で回転させ、下段上羽根14、14.上段
上羽根15、15は下羽根9、9、9とは逆方向へ高速
で回転させるようにしている。下段上羽根14、14は
回転前方向がやや低くなるように傾斜させて取り付け、
上段上羽根15、15は逆方向に傾斜させて取り付けて
いる。そして、回転軸11の上端に形成したねじ棒にク
ラウン13の上方からキャップ16をねじ込み、クラウ
ン13を回転軸11に固定している。上部タンク5の上
に、蓋17をかぶせて取り付けている。蓋17の中央に
はバインダ投入用のスプレーノズル18を挿入して取り
付け、蓋17の外周付近にはガス抜き管19も取り付け
ている。
【0010】この実施例のものの使用法は、次のとおり
である。蓋17を開けて底部タンク4及び上部タンク5
の内部に所定量の処理物を投入した後に、蓋17をかぶ
せて取り付ける。つぎに、図示していないモータでVプ
ーリ8及び回転軸7を介して下羽根9、9、9を図2の
矢示方向へ低速度で回転させる。同時に、図示していな
いモータによりVプーリ12及び回転軸11を介し、下
段上羽根14、14及び上段上羽根15、15を、図2
の矢示方向に高速度で回転させる。そして、回転中はバ
インダ投入ノズル18からバインダを投入する。
である。蓋17を開けて底部タンク4及び上部タンク5
の内部に所定量の処理物を投入した後に、蓋17をかぶ
せて取り付ける。つぎに、図示していないモータでVプ
ーリ8及び回転軸7を介して下羽根9、9、9を図2の
矢示方向へ低速度で回転させる。同時に、図示していな
いモータによりVプーリ12及び回転軸11を介し、下
段上羽根14、14及び上段上羽根15、15を、図2
の矢示方向に高速度で回転させる。そして、回転中はバ
インダ投入ノズル18からバインダを投入する。
【0011】以上のようにして処理しているときは、低
速で回転する下羽根9、9、9が底部タンク4の外壁面
の付着をかき取りながら、ゆっくり中央方向へかき寄せ
ていく。また、底部においても処理物をかき上げながら
中心方向へかき寄せていく。円周上に三つの山ができ、
それらの山が連続的に移動していくことになる。そし
て、かき上げられかき寄せられる中央においては、逆方
向へ高速で回転する下段上羽根14、14が処理物に逆
方向の剪断力を与えながら混合・分散させて浮上させ、
しかも同じく逆方向へ高速で回転する上段上羽根15、
15が処理物をかき混ぜながら押さえ込み外方へ放出し
分散させる。外側へ移動した処理物は、再びゆっくりか
き上げられ中央へかき寄せられていく。このように、処
理物は、下羽根9、9、9の回転方向へ移動しながらか
き上げられ中心方向へ寄せられていき、中央部では高速
で逆方向の剪断力を受けつつかき混ぜられながら外側へ
放出される作用が繰り返される。処理物は局部的に滞留
することなくタンク内をまんべんなく循環する。したが
って、均一な混合・分散が行われ、バインダーの分散も
より均一化し、良好な造粒物を得ることができる。な
お、下段上羽根14、14が処理物をかき上げる構造を
しているため、処理物が下羽根9、9、9へ付着し固化
してしまうことも防いでくれる。
速で回転する下羽根9、9、9が底部タンク4の外壁面
の付着をかき取りながら、ゆっくり中央方向へかき寄せ
ていく。また、底部においても処理物をかき上げながら
中心方向へかき寄せていく。円周上に三つの山ができ、
それらの山が連続的に移動していくことになる。そし
て、かき上げられかき寄せられる中央においては、逆方
向へ高速で回転する下段上羽根14、14が処理物に逆
方向の剪断力を与えながら混合・分散させて浮上させ、
しかも同じく逆方向へ高速で回転する上段上羽根15、
15が処理物をかき混ぜながら押さえ込み外方へ放出し
分散させる。外側へ移動した処理物は、再びゆっくりか
き上げられ中央へかき寄せられていく。このように、処
理物は、下羽根9、9、9の回転方向へ移動しながらか
き上げられ中心方向へ寄せられていき、中央部では高速
で逆方向の剪断力を受けつつかき混ぜられながら外側へ
放出される作用が繰り返される。処理物は局部的に滞留
することなくタンク内をまんべんなく循環する。したが
って、均一な混合・分散が行われ、バインダーの分散も
より均一化し、良好な造粒物を得ることができる。な
お、下段上羽根14、14が処理物をかき上げる構造を
しているため、処理物が下羽根9、9、9へ付着し固化
してしまうことも防いでくれる。
【0012】
【考案の効果】本考案に係る撹拌機によるときは、混合
・分散が効率よく行われ、均等な撹拌が行われる。そし
て、本考案を撹拌造粒機に適用した場合は、混合・分散
性能が向上し、バインダーの分散もより均一化し、良好
な造粒物を得ることができる。
・分散が効率よく行われ、均等な撹拌が行われる。そし
て、本考案を撹拌造粒機に適用した場合は、混合・分散
性能が向上し、バインダーの分散もより均一化し、良好
な造粒物を得ることができる。
【図1】本考案の1実施例の縦断面図である。
【図2】その実施例で使用した上羽根・下羽根の部分の
平面図である。
平面図である。
【図3】その実施例で使用した下羽根の断面図である。
【図4】その実施例で使用した上羽根・下羽根の部分の
正面図である。
正面図である。
4 底部タンク 5 上部タンク 7 回転軸 9 下羽根 11 回転軸 14 下段上羽根 15 上段上羽根
Claims (2)
- 【請求項1】 タンク内の中央に互いに逆方向へ低速及
び高速で回転する二つの回転軸をそれぞれ設け、低速で
回転する回転軸に下羽根を取り付けて高速で回転する回
転軸に上羽根を取り付け、そして下羽根は処理物を持ち
上げながら中央方向へ移動させる形状のものとし、上羽
根は上下二段の組み合わせからなって、下段が処理物を
持ち上げる形状のものとして上段が下方へ押し込む形状
のものとした撹拌機。 - 【請求項2】 タンク内の底部を皿形に形成し、下羽根
をその皿形に沿う形状として底部に対し僅かの隙間をあ
けた状態にして配置し、かつ外周付近を除く中央側に上
羽根を配置したものである、請求項1に記載の撹拌機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3628491U JP2521765Y2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 撹拌機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3628491U JP2521765Y2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 撹拌機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526317U JPH0526317U (ja) | 1993-04-06 |
JP2521765Y2 true JP2521765Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=12465492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3628491U Expired - Lifetime JP2521765Y2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 撹拌機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521765Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005199124A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Mitsui Mining Co Ltd | メディア攪拌型粉砕機 |
JP5173977B2 (ja) * | 2009-10-14 | 2013-04-03 | アキラ機工株式会社 | 攪拌造粒装置 |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP3628491U patent/JP2521765Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0526317U (ja) | 1993-04-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |