JPH05263814A - 部品の結合構造 - Google Patents
部品の結合構造Info
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- JPH05263814A JPH05263814A JP9359892A JP9359892A JPH05263814A JP H05263814 A JPH05263814 A JP H05263814A JP 9359892 A JP9359892 A JP 9359892A JP 9359892 A JP9359892 A JP 9359892A JP H05263814 A JPH05263814 A JP H05263814A
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- 238000005304 joining Methods 0.000 title abstract description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 10
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単純な構成で組立性に優れ、外観体裁がよ
く、取付精度のよい部品の結合構造を得ること。 【構成】 一方の部品に、第1の嵌合部2cと直交して
第1の突き当て面2d、この第1の突き当て面上もしく
は該突き当て面の近傍面上に、前記第1の嵌合部2cと
平行に、第1のピン2b及び第2のピン2a,2eを設
け、他方の部品に、前記第1の嵌合部2cと嵌合する第
2の嵌合部3cと、この第2の嵌合部と直交する第2の
突き当て面3eと、この第2の突き当て面上もしくは該
突き当て面の近傍面上に、前記第1のピン2bに対応し
た位置に第1のピン2bと圧入関係を持ち、略半径方向
にガタを持った第1の圧入穴3dと、第2の突き当て面
3eから前記第1、第2のピンの相対位置誤差を吸収可
能な所定距離L1だけ離れた位置に、前記第2のピン3
a,2eと圧入関係を持ち略半径方向にガタを持った第
2の圧入穴3a,3fを設けたこと。
く、取付精度のよい部品の結合構造を得ること。 【構成】 一方の部品に、第1の嵌合部2cと直交して
第1の突き当て面2d、この第1の突き当て面上もしく
は該突き当て面の近傍面上に、前記第1の嵌合部2cと
平行に、第1のピン2b及び第2のピン2a,2eを設
け、他方の部品に、前記第1の嵌合部2cと嵌合する第
2の嵌合部3cと、この第2の嵌合部と直交する第2の
突き当て面3eと、この第2の突き当て面上もしくは該
突き当て面の近傍面上に、前記第1のピン2bに対応し
た位置に第1のピン2bと圧入関係を持ち、略半径方向
にガタを持った第1の圧入穴3dと、第2の突き当て面
3eから前記第1、第2のピンの相対位置誤差を吸収可
能な所定距離L1だけ離れた位置に、前記第2のピン3
a,2eと圧入関係を持ち略半径方向にガタを持った第
2の圧入穴3a,3fを設けたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置精度の必要とされ
る2部品を圧入結合される部品の結合構造に関するもの
である。
る2部品を圧入結合される部品の結合構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズ鏡筒のように、位置精度が
必要とされ、かつ、過大な応力を加えられない部品を別
の部材と固定する時には、この2つの部品をビスによっ
て固定したり、2つの部品にそれぞれ形成した雄雌ネジ
を螺合することで固定したりしていた。
必要とされ、かつ、過大な応力を加えられない部品を別
の部材と固定する時には、この2つの部品をビスによっ
て固定したり、2つの部品にそれぞれ形成した雄雌ネジ
を螺合することで固定したりしていた。
【0003】また、特公昭63−44204号公報に示
されているような、2枚のレンズの接合方法が実用され
ている。
されているような、2枚のレンズの接合方法が実用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下に示すような問題点があった。 a 2つの部品をビスにより結合する従来例では、組立
が煩雑になり、なおかつ、ビスの頭が外部に現れ美観上
好ましくない。 b 2つの部品を螺合結合する従来例では、固定時の位
置が決められず、回転対称でない部品や、取付時に回転
すると不具合が生じる場合などには適用できなかった。 c 特公昭63−44204号公報に示された結合方法
では、2つの部品の中心軸の同軸度の相対精度及び中心
軸の相対倒れ精度が、結合時のピン位置の精度で決定さ
れてしまうため、精度が得られ難い。
来例では、以下に示すような問題点があった。 a 2つの部品をビスにより結合する従来例では、組立
が煩雑になり、なおかつ、ビスの頭が外部に現れ美観上
好ましくない。 b 2つの部品を螺合結合する従来例では、固定時の位
置が決められず、回転対称でない部品や、取付時に回転
すると不具合が生じる場合などには適用できなかった。 c 特公昭63−44204号公報に示された結合方法
では、2つの部品の中心軸の同軸度の相対精度及び中心
軸の相対倒れ精度が、結合時のピン位置の精度で決定さ
れてしまうため、精度が得られ難い。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消した部
品の結合構造を提供することを目的とするものである。
品の結合構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧入結
合すべき2部品の、一方の部品に、略円形に形成された
第1の嵌合部、第1の嵌合部と直交して形成された第1
の突き当て面、第1の突き当て面上もしくは第1の突き
当て面の近傍面上に、前記第1の嵌合部と平行に、第1
のピン及び第2のピンを設け、他方に部品に、前記第1
の嵌合部と嵌合し、略円形に構成された第2の嵌合部
と、この第2の嵌合部と直交して形成され、前記第1の
突き当て面と対向する第2の突き当て面と、この第2の
突き当て面上もしくは第2の突き当て面の近傍面上で、
前記第1のピンに対応した位置に前記第1の嵌合部の中
心軸に対して略円周方向に第1のピンと圧入関係を持
ち、略半径方向にガタを持った長穴で構成されている第
1の圧入穴と、第2の突き当て面から所定距離L1だけ
離れた位置で、前記第2のピンに対応した位置に前記第
1の嵌合部の中心軸に対して、略円周方向に第2のピン
と圧入関係を持ち略半径方向にガタを持った長穴で構成
されている第2の圧入穴を設け、前記第1、第2のピン
が、それぞれ前記第1、第2の圧入穴に圧入されること
により2部品が結合するように構成し、前記2つのピン
の相対位置誤差を第2のピンの弾性倒れ変位もしくは第
2の圧入穴位置の弾性変位により吸収可能な量に前記所
定距離L1を設定したことにより、前記2つの部品の結
合時に、第1の嵌合部と第2の嵌合部が嵌合関係になる
ことで2つの部品の中心軸の同軸度を保証し、第1の突
き当て面と第2の突き当て面が当接することで2つの部
品の中心軸の相対倒れ精度を保証し、前記第2の突き当
て面から所定距離だけ離れた位置に設けた第2の圧入穴
に第2のピンを圧入し、この第2のピンの弾性倒れ変位
もしくは第2の圧入穴位置の弾性変位により、2つのピ
ンの相対位置精度の誤差を吸収するものである。
合すべき2部品の、一方の部品に、略円形に形成された
第1の嵌合部、第1の嵌合部と直交して形成された第1
の突き当て面、第1の突き当て面上もしくは第1の突き
当て面の近傍面上に、前記第1の嵌合部と平行に、第1
のピン及び第2のピンを設け、他方に部品に、前記第1
の嵌合部と嵌合し、略円形に構成された第2の嵌合部
と、この第2の嵌合部と直交して形成され、前記第1の
突き当て面と対向する第2の突き当て面と、この第2の
突き当て面上もしくは第2の突き当て面の近傍面上で、
前記第1のピンに対応した位置に前記第1の嵌合部の中
心軸に対して略円周方向に第1のピンと圧入関係を持
ち、略半径方向にガタを持った長穴で構成されている第
1の圧入穴と、第2の突き当て面から所定距離L1だけ
離れた位置で、前記第2のピンに対応した位置に前記第
1の嵌合部の中心軸に対して、略円周方向に第2のピン
と圧入関係を持ち略半径方向にガタを持った長穴で構成
されている第2の圧入穴を設け、前記第1、第2のピン
が、それぞれ前記第1、第2の圧入穴に圧入されること
により2部品が結合するように構成し、前記2つのピン
の相対位置誤差を第2のピンの弾性倒れ変位もしくは第
2の圧入穴位置の弾性変位により吸収可能な量に前記所
定距離L1を設定したことにより、前記2つの部品の結
合時に、第1の嵌合部と第2の嵌合部が嵌合関係になる
ことで2つの部品の中心軸の同軸度を保証し、第1の突
き当て面と第2の突き当て面が当接することで2つの部
品の中心軸の相対倒れ精度を保証し、前記第2の突き当
て面から所定距離だけ離れた位置に設けた第2の圧入穴
に第2のピンを圧入し、この第2のピンの弾性倒れ変位
もしくは第2の圧入穴位置の弾性変位により、2つのピ
ンの相対位置精度の誤差を吸収するものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例をレンズ鏡筒の固定に
適用した場合について説明する。図1は本発明の特徴を
最もよく表わしたレンズ鏡筒を光軸に平行に切断にした
断面図、図2は図1の固定部を図の右側から見た時の側
面図、図3は図1のレンズ鏡筒の分解斜視図、図4、図
5は要部の拡大断面図である。
適用した場合について説明する。図1は本発明の特徴を
最もよく表わしたレンズ鏡筒を光軸に平行に切断にした
断面図、図2は図1の固定部を図の右側から見た時の側
面図、図3は図1のレンズ鏡筒の分解斜視図、図4、図
5は要部の拡大断面図である。
【0008】図1〜図5において、1はレンズ、2はレ
ンズ1を保持したレンズ鏡筒、3はレンズ鏡筒2を取付
ける固定部である。
ンズ1を保持したレンズ鏡筒、3はレンズ鏡筒2を取付
ける固定部である。
【0009】このレンズ鏡筒2にはレンズ1の光軸と同
軸に嵌合部2cが設けられ、この嵌合部2cと直交して
形成された突き当て面2dもしくは該突き当て面の近傍
面上に該嵌合部と平行して弾性体で構成されたピン2
a,2eと、このピン2a,2eと略平行にピン2bが
一体的に立てられている。
軸に嵌合部2cが設けられ、この嵌合部2cと直交して
形成された突き当て面2dもしくは該突き当て面の近傍
面上に該嵌合部と平行して弾性体で構成されたピン2
a,2eと、このピン2a,2eと略平行にピン2bが
一体的に立てられている。
【0010】また、固定部3には、上記レンズ鏡筒2の
嵌合部2cと嵌合し該固定部に対するレンズ1の同軸度
を保障するための嵌合部3cと、この嵌合部3cと直交
し、かつ上記突き当て面2dと対向する突き当て面3e
が設けられている。またこの固定部3には図4に示すよ
うに、上記ピン2bが圧入する第1の圧入穴3dと上記
ピン2a,2eの先端部が圧入する第2の圧入穴3a,
3fとが設けられている。
嵌合部2cと嵌合し該固定部に対するレンズ1の同軸度
を保障するための嵌合部3cと、この嵌合部3cと直交
し、かつ上記突き当て面2dと対向する突き当て面3e
が設けられている。またこの固定部3には図4に示すよ
うに、上記ピン2bが圧入する第1の圧入穴3dと上記
ピン2a,2eの先端部が圧入する第2の圧入穴3a,
3fとが設けられている。
【0011】上記第1の圧入穴3dは突き当て面3eも
しくは該突き当て面の近傍面上に設けられており、図2
に示されているように、嵌合部3cの中心軸に対して略
円周方向にピン2bと圧入関係を持ち、略半径方向にガ
タを持った長穴で構成されている。また、上記第2の圧
入穴3a,3fは突き当て面3eから所定の距離K1を
隔てて設けられ、この距離L1の区間はガタ部3b,3
gが形成されている。そして、図2に示されているよう
に、嵌合部3cの中心軸に対して略円周方向にピン2
a,2eと圧入関係を持ち略半径方向にガタを持った長
穴で構成されている。
しくは該突き当て面の近傍面上に設けられており、図2
に示されているように、嵌合部3cの中心軸に対して略
円周方向にピン2bと圧入関係を持ち、略半径方向にガ
タを持った長穴で構成されている。また、上記第2の圧
入穴3a,3fは突き当て面3eから所定の距離K1を
隔てて設けられ、この距離L1の区間はガタ部3b,3
gが形成されている。そして、図2に示されているよう
に、嵌合部3cの中心軸に対して略円周方向にピン2
a,2eと圧入関係を持ち略半径方向にガタを持った長
穴で構成されている。
【0012】次に、上記構成による圧入時の保持につい
て説明する。レンズ鏡筒2の嵌合部2cを固定部3の嵌
合部3cに嵌合することにより、固定部3に対するレン
ズ鏡筒2の中心軸が一致する。
て説明する。レンズ鏡筒2の嵌合部2cを固定部3の嵌
合部3cに嵌合することにより、固定部3に対するレン
ズ鏡筒2の中心軸が一致する。
【0013】また、ピン2bが長穴である第1の圧入穴
3dに入ったとき、圧入されている部品がピン2bの根
元部分であるため、ピン2bが弾性体で構成されていよ
うといまいと、ピン2bが湾曲することはない。従っ
て、ピン2bと第2の圧入穴3dの位置関係で、固定部
3に対するレンズ鏡筒2の回転方向の位置は、一意に決
定される。
3dに入ったとき、圧入されている部品がピン2bの根
元部分であるため、ピン2bが弾性体で構成されていよ
うといまいと、ピン2bが湾曲することはない。従っ
て、ピン2bと第2の圧入穴3dの位置関係で、固定部
3に対するレンズ鏡筒2の回転方向の位置は、一意に決
定される。
【0014】この時、第1の圧入穴3dは固定部3の中
心軸に対して直交する半径方向に長穴になっているた
め、この第1の圧入穴3dとピン2bの相対位置が製造
誤差の為、多少ずれていたとしても、前記嵌合部2cと
嵌合部3cの嵌合関係と競合して組立不良となることは
無い。
心軸に対して直交する半径方向に長穴になっているた
め、この第1の圧入穴3dとピン2bの相対位置が製造
誤差の為、多少ずれていたとしても、前記嵌合部2cと
嵌合部3cの嵌合関係と競合して組立不良となることは
無い。
【0015】上記の圧入時には、第2の圧入穴3aおよ
び3fにピン2aおよびピン2eが同様に圧入される。
この第2の圧入穴3aおよび3fは突き当て面3eから
所定の距離L1を隔てて設けられており、図5のよう
に、前記嵌合部2cと嵌合部3cおよび前記第2の圧入
穴3dとピン2bの2組によって決定される固定部3と
レンズ鏡筒2の相対位置関係に対して、第2の圧入穴3
aとピン2aおよび3fとピン2eの相対位置関係が製
造誤差の為に位置ずれΔを生じていたとしても、ピン2
a,2eの弾性倒れ変位もしくは圧入穴3a,3f位置
の弾性変位により前記位置ずれを吸収することが可能に
なっている。
び3fにピン2aおよびピン2eが同様に圧入される。
この第2の圧入穴3aおよび3fは突き当て面3eから
所定の距離L1を隔てて設けられており、図5のよう
に、前記嵌合部2cと嵌合部3cおよび前記第2の圧入
穴3dとピン2bの2組によって決定される固定部3と
レンズ鏡筒2の相対位置関係に対して、第2の圧入穴3
aとピン2aおよび3fとピン2eの相対位置関係が製
造誤差の為に位置ずれΔを生じていたとしても、ピン2
a,2eの弾性倒れ変位もしくは圧入穴3a,3f位置
の弾性変位により前記位置ずれを吸収することが可能に
なっている。
【0016】上記説明したように、固定部3とレンズ鏡
筒2の固定に関連する嵌合部2cと嵌合部3c、第1の
圧入穴3d、第2の圧入穴3a,3fとピン2b,2
a,2eがそれぞれ競合して取付不良になることを防止
するため、2部品の圧入結合を安定、確実に行うことが
できる。
筒2の固定に関連する嵌合部2cと嵌合部3c、第1の
圧入穴3d、第2の圧入穴3a,3fとピン2b,2
a,2eがそれぞれ競合して取付不良になることを防止
するため、2部品の圧入結合を安定、確実に行うことが
できる。
【0017】また取り外し時には、各圧入穴3a,3
d,3fを貫通突出しているピン2a,2b,2eの先
端を加圧することで、容易にレンズ鏡筒2と固定部3を
分離させることが可能である。
d,3fを貫通突出しているピン2a,2b,2eの先
端を加圧することで、容易にレンズ鏡筒2と固定部3を
分離させることが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2つの部品の圧入結合時に、一方の部品の嵌合部を他方
の部品の嵌合部に嵌合することで2つの部品の中心軸の
同軸度を保証し、両部品の突き当て面同士が当接するこ
とで2つの部品の中心軸の相対倒れ精度を保証し、一方
の部品の突き当て面から所定距離だけ離れた位置に設け
た圧入穴に他方の部品に設けたピンを圧入し、このピン
の弾性倒れ変位もしくは圧入穴位置の弾性変位により、
2つのピンの相対位置精度の誤差を吸収するように構成
したので、以下のような効果が得られる。 1.構造が単純で、良好な組立性が得られる。 2.ビス等が露出しないため、外観結合部にも使用でき
る。 3.結合時の位相関係を一意に決められる。 4.圧入穴とは別に嵌合部と突き当て部を持つため、取
付精度が良い。
2つの部品の圧入結合時に、一方の部品の嵌合部を他方
の部品の嵌合部に嵌合することで2つの部品の中心軸の
同軸度を保証し、両部品の突き当て面同士が当接するこ
とで2つの部品の中心軸の相対倒れ精度を保証し、一方
の部品の突き当て面から所定距離だけ離れた位置に設け
た圧入穴に他方の部品に設けたピンを圧入し、このピン
の弾性倒れ変位もしくは圧入穴位置の弾性変位により、
2つのピンの相対位置精度の誤差を吸収するように構成
したので、以下のような効果が得られる。 1.構造が単純で、良好な組立性が得られる。 2.ビス等が露出しないため、外観結合部にも使用でき
る。 3.結合時の位相関係を一意に決められる。 4.圧入穴とは別に嵌合部と突き当て部を持つため、取
付精度が良い。
【図1】レンズ鏡筒を光軸に平行に縦断した断面図。
【図2】図1の固定部を図の右側から見た図。
【図3】図1のレンズ鏡筒の分解斜視図。
【図4】圧入穴とピンとの関係を示す要部詳細図。
【図5】圧入穴とピンとの関係を示す要部詳細図。
2 レンズ鏡筒(一方の部品) 2a ピン 2b ピン 2c 嵌合部 2d 突き当て面 2e ピン 3 固定部(他方の部品) 3a 圧入穴 3c 嵌合部 3d 圧入穴 3e 突き当て面 3f 圧入穴
Claims (1)
- 【請求項1】 圧入結合すべき2部品の、 一方の部品に、略円形に形成された第1の嵌合部、第1
の嵌合部と直交して形成された第1の突き当て面、第1
の突き当て面上もしくは第1の突き当て面の近傍面上
に、前記第1の嵌合部と平行に、第1のピン及び第2の
ピンを設け、 他方の部品に、前記第1の嵌合部と嵌合し、略円形に構
成された第2の嵌合部と、この第2の嵌合部と直交して
形成され、前記第1の突き当て面と対向する第2の突き
当て面と、この第2の突き当て面上もしくは第2の突き
当て面の近傍面上で、前記第1のピンに対応した位置に
前記第1の嵌合部の中心軸に対して略円周方向に第1の
ピンと圧入関係を持ち、略半径方向にガタを持った長穴
で構成されている第1の圧入穴と、 第2の突き当て面から所定距離L1だけ離れた位置で、
前記第2のピンに対応した位置に前記第1の嵌合部の中
心軸に対して、略円周方向に第2のピンと圧入関係を持
ち略半径方向にガタを持った長穴で構成されている第2
の圧入穴を設け、 前記第1、第2のピンが、それぞれ前記第1、第2の圧
入穴に圧入されることにより2部品が結合するように構
成し、 前記2つのピンの相対位置誤差を第2のピンの弾性倒れ
変位もしくは第2の圧入穴位置の弾性変位により吸収可
能な量に前記所定距離L1を設定したことを特徴とする
部品の結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9359892A JPH05263814A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 部品の結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9359892A JPH05263814A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 部品の結合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05263814A true JPH05263814A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=14086757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9359892A Pending JPH05263814A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 部品の結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05263814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006135254A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Nikon Corp | 鏡筒支持装置及び露光装置並びにデバイスの製造方法 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP9359892A patent/JPH05263814A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006135254A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Nikon Corp | 鏡筒支持装置及び露光装置並びにデバイスの製造方法 |
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