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JPH05256716A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH05256716A
JPH05256716A JP4054962A JP5496292A JPH05256716A JP H05256716 A JPH05256716 A JP H05256716A JP 4054962 A JP4054962 A JP 4054962A JP 5496292 A JP5496292 A JP 5496292A JP H05256716 A JPH05256716 A JP H05256716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
reference voltage
stress
equation
temperature coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4054962A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsu Araki
達 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4054962A priority Critical patent/JPH05256716A/ja
Priority to US08/022,010 priority patent/US5419199A/en
Priority to DE4307753A priority patent/DE4307753C3/de
Publication of JPH05256716A publication Critical patent/JPH05256716A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/02Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means by making use of variations in ohmic resistance, e.g. of potentiometers, electric circuits therefor, e.g. bridges, amplifiers or signal conditioning
    • G01L9/06Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means by making use of variations in ohmic resistance, e.g. of potentiometers, electric circuits therefor, e.g. bridges, amplifiers or signal conditioning of piezo-resistive devices
    • G01L9/065Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means by making use of variations in ohmic resistance, e.g. of potentiometers, electric circuits therefor, e.g. bridges, amplifiers or signal conditioning of piezo-resistive devices with temperature compensating means

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Measurement Of Force In General (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 応力をピエゾ抵抗効果により電気信号に変換
する応力変換器の感度の温度依存性と個体のばらつきを
補正することができる半導体装置を得る。 【構成】 ピエゾ抵抗効果を有する抵抗2a〜2dで構
成されたブリッジ回路を有する応力変換器の感度の温度
特性に応じた温度依存性を持つ基準電圧源18と、抵抗
20,21と演算増幅器19より構成された電圧変換器
とを備えている。この基準電圧源18の基準電圧を電圧
変換器を介して応力変換器に印加する。電圧変換器が応
力変換器に印加する電圧の基準電圧に対する倍率は演算
増幅器19の演算インピーダンスを構成する抵抗20に
て、選択的に設定する。 【効果】 基準電圧の有する温度特性が応力変換器の温
度特性を補償する。同時に電圧変換器の変換した電圧を
調整して、半導体装置が個々に有する感度のばらつきを
補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、応力検出器を備えた
半導体装置に関し、特に半導体のピエゾ抵抗効果を用い
た応力検出器の温度特性の改善手段並びに個々の応力検
出器の感度のばらつきの補正手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置について、図18及び
図19を用いて説明する。図18(a)及び図18
(b)は半導体装置の一例として示した圧力センサーの
平面図及び側面図である。図において、Aは圧力センサ
ーの基板、ar1〜ar4は基板Aの上に形成された周
辺回路領域、ar5は外部の圧力により変形して応力を
発生するダイヤフラム、S1〜S4はダイヤフラムar
5に形成され、ダイヤフラムar5の応力の変化をピエ
ゾ抵抗効果により抵抗値の変化に変換する歪ゲージ抵抗
である。この圧力センサーは、歪ゲージ抵抗S1〜S4
によりブリッジ回路を構成して圧力検出器としている。
また、Pは圧力センサーに加わる圧力を示している。
【0003】次に、図19は従来の半導体装置を示す回
路図であり、図において、1は半導体のピエゾ抵抗効果
を利用した応力検出器(例えば圧力センサーの圧力検出
器)、2a,2b,2c,2dは応力検出器1を構成す
る歪ゲージ抵抗である。例えば図18に示した歪ゲージ
抵抗S1〜S4が、歪ゲージ抵抗2a〜2dの一例であ
る。この歪ゲージ抵抗2a〜2dは通常不純物拡散によ
り形成される。3aは歪ゲージ抵抗2c,2dの接続
点、3bは歪ゲージ抵抗2a,2bの接続点であり、接
続点3aと接続点3bとの間に発生する電圧が検出すべ
き応力(例えば圧力センサーにおける圧力応じたダイヤ
フラムの変形により発生する応力等)に比例する。4は
応力検出器1の出力電圧Vspan(接続点3aと接続点3
bとの間の差電圧)を増幅する演算増幅器である。5,
6,7,8は演算増幅器4の増幅率を決める抵抗、9は
アース接地を表し、抵抗8の一方端や接続点3d等の接
地を示している。10は演算増幅器4の出力端子、11
は応力検出器1を動作させるための電圧Vccを供給する
電源、12は電源11と接続点3cとの間に接続された
抵抗、13は応力検出器1の接続点3dに出力端子を接
続した演算増幅器、14は演算増幅器13の非反転入力
端子、15は演算増幅器13の反転入力端子、16は電
源11と非反転入力端子14との間に接続された抵抗、
17は一方端をアース接地し、他方端を非反転入力端子
14に接続された抵抗である。
【0004】次に動作について説明する。まず歪ゲージ
抵抗2a,2b,2c,2dの抵抗値をRGa,RGb,R
Gc,RGdとし、接続点3a,3bの電位を各々E3a,E
3bとし、接続点3c,3dの電位を同様にE3c,E3d
すると、E3a,E3bは接続点3c,3dの電位E3c,E
3dを用いてそれぞれ次式で表される。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】ここで、応力検出器1の出力電圧Vspan
用いて数1と数2より次式が導かれる。
【0008】
【数3】
【0009】さてここで、応力検出器1の歪ゲージ抵抗
2a,2b,2c,2dに応力がかからない状態(一般
には検出すべき応力が零。例えば圧力センサーに加わる
圧力Pが零(真空)のとき等)において、歪ゲージ抵抗
2a〜2dの抵抗値がRGa=RGb=RGc=RGd=RG0
なるように歪ゲージ抵抗2a,2b,2c,2dを配置
すれば、出力電圧Vspanは次式のようになる。
【0010】
【数4】
【0011】そして、応力検出器1にある応力が印加さ
れる(例えば圧力センサーに圧力が加わる等)と、歪ゲ
ージ抵抗2a,2b,2c,2dの抵抗値が各々ピエゾ
抵抗効果のため変化する。変化量をΔRG とすれば、歪
ゲージ抵抗2a,2b,2c,2dの配置を工夫するこ
とにより、ΔRG の極性(正,負)を任意に選べる。例
えば、歪ゲージ抵抗2a,2dの極性を正、歪ゲージ抵
抗2b,2cの極性を負とし、適当に歪ゲージ抵抗2
a,2b,2c,2dを配置すると、ある圧力が加わっ
ているときの各歪ゲージ抵抗の抵抗値RGa〜RGdは次式
のようになる。
【0012】
【数5】
【0013】そして、数5を数3に代入すると次式が得
られる。
【0014】
【数6】
【0015】応力検出器1の出力電圧Vspanは、数6か
ら明らかなように、RG0が一定であることから、(E3c
−E3d)が一定のときΔRG に比例ことになる。即ち歪
ゲージ抵抗2a,2b,2c,2dに加わる応力に比例
した出力電圧が出ることになる。
【0016】また、ΔRG が一定ならば出力電圧Vspan
は(E3c−E3d)に比例する。従って、応力検出器1の
感度は(E3c−E3d)を変えることにより任意に選べる
ことになる。
【0017】一般に、歪ゲージ抵抗2a,2b,2c,
2dを半導体の不純物拡散で形成した場合、歪ゲージ抵
抗2a,2b,2c,2dに印加される応力Fに応じた
抵抗変化率(δRG0/δF(ただしδは偏微分を示
す。))はピエゾ抵抗係数に比例することが知られてい
る。また、このピエゾ抵抗係数は大きな温度依存性を持
ち、これは不純物拡散を行なう半導体の種類や形成した
歪ゲージ抵抗の結晶方位、さらに拡散した不純物の濃度
に依存する。従って、逆に製造方法や素子の構造を固定
すればピエゾ抵抗係数の温度特性は安定して、温度係数
はある一定の値をとる。ピエゾ抵抗係数を用いて数6を
書き直すと次のようになる。
【0018】
【数7】
【0019】数7においてaは比例定数、Fは応力、π
(T)はピエゾ抵抗係数、Tは応力検出器1の温度であ
る。
【0020】ここで、ピエゾ抵抗係数の温度係数をαと
して次式が与えられる。
【0021】
【数8】
【0022】すなわち、ピエゾ抵抗係数は負の温度係数
を持っており温度の上昇に伴いピエゾ抵抗係数πは小さ
くなる。数8を用いて数7を書き直す。
【0023】
【数9】
【0024】以上のように、応力検出器1の出力電圧V
spanは歪ゲージ抵抗2a,2b,2c,2dに加わる応
力F及び応力検出器1に印加される電圧(E3c−E3d
に比例し、応力検出器1の温度Tに反比例する。
【0025】応力検出器1の出力電圧Vspanは差電圧な
ので、これを使い易いようにシングルエンドとするため
に演算増幅器4で差動増幅する。抵抗5,6,7,8の
抵抗値を各々R5 ,R6 ,R7 ,R8 とすれば演算増幅
器4の出力端子10に発生する出力電圧Vout は次式で
表される。
【0026】
【数10】
【0027】ここでR5 =R7 、R6 =R8 とすれば次
式が得られる。
【0028】
【数11】
【0029】数11より、演算増幅器4等により差電圧
spanをシングルエンドとし、さらに電圧Vspanを(R
6 /R5 )倍に増幅する。
【0030】ところで、応力検出器1の出力電圧Vspan
は、数9に示すように応力検出器1の温度Tに反比例す
るので、応力検出器1の精度を高めるには、応力検出器
1の周辺回路により温度Tに反比例する特性を補正する
必要がある。これは抵抗12と演算増幅器13により実
現される。
【0031】抵抗12,16,17の抵抗値をR12,R
16,R17とすると演算増幅器13の非反転入力端子14
の電位E14は、次式で与えられる。
【0032】
【数12】
【0033】ここで、Vccを電源11の電位とアース間
の電圧とする。そして、接続点3cと接続点3dの電位
差をV3cd とすると電位差V3cd は次式で与えられる。
【0034】
【数13】
【0035】従って、抵抗12を流れる電流IG は次式
で与えられる。
【0036】
【数14】
【0037】また、電流IG はブリッジ回路を流れるこ
とから次式の関係を有する。
【0038】
【数15】
【0039】そして、数11に数9、数14、数15を
代入すると、次式になる。
【0040】
【数16】
【0041】ところで比例定数aは応力検出器1の個体
毎に異なっており、これを合わせ込むにはR5 ,R6
12,R16,R17のいずれかを調整すれば良いが、従来
は一般に抵抗R17を調整している。
【0042】歪ゲージ抵抗2a,2b,2c,2dは半
導体の不純物拡散で形成するため正の温度係数βを持っ
ている。従って、歪ゲージ抵抗2a〜2dの抵抗値RG0
は次式のようになる。
【0043】
【数17】
【0044】数17を数16へ代入すると、
【0045】
【数18】
【0046】数18からわかるように抵抗12に温度依
存性がなく、α=βとなるよう歪ゲージ抵抗2a,2
b,2c,2dの不純物濃度を設定すれば、出力電圧V
out は温度に依存しない。また抵抗5,6,7,8は半
導体の不純物拡散により形成し温度依存性を持っていも
同じ温度係数ならば互いにキャンセルされる。更に抵抗
16,17も同様に同じ温度係数であれば互いにキャン
セルできる。
【0047】従って歪ゲージ抵抗2a,2b,2c,2
dの不純物濃度を適当に選ぶことで歪ゲージ抵抗2a〜
2dの抵抗値RG0の温度係数βが、ピエゾ抵抗係数πの
温度係数αと等しくなるようにし、抵抗12に温度係数
の小さな抵抗を用い、抵抗16,17を適当に調整する
ことにより応力検出器1の温度特性及び個々の感度のば
らつきを補正し、精度の高い半導体装置を得ることがで
きる。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は以
上のように構成されているため、ピエゾ抵抗係数πの温
度係数αと等しくなるよう歪ゲージ抵抗2a,2b,2
c,2dの温度係数βを設定しなければならず、これが
非常に困難であった。また、温度に左右されない定電流
G を作るので温度係数の小さい抵抗R12が必要なた
め、抵抗R12は例えば薄膜抵抗により構成される。その
ため、拡散抵抗の歪ゲージ抵抗2a〜2dと薄膜抵抗R
12を有する半導体装置を一つの半導体チップ上に構成す
るため、半導体装置の製造工程が複雑になる等の大きな
障害となっていた。
【0049】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、歪ゲージ抵抗の温度係数とピエ
ゾ抵抗係数の等しい温度係数を持つ必要のない製造の容
易な半導体装置で、かつ温度係数の小さな抵抗を必要と
しない安価な半導体装置を得ることを目的としている。
【0050】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、基板と、前記基板上に形成され、電圧入力端子を
有し、該電圧入力端子に与えられた駆動電圧とピエゾ抵
抗効果により応力を電気信号に変換する応力変換器と、
前記基板上に形成され、前記応力変換器の感度の温度係
数を補償する温度係数を有する基準電圧を発生する基準
電圧源と、前記応力変換器の前記電圧入力端子に出力端
子を接続し、前記基準電圧を入力して該基準電圧を変換
した電圧を前記駆動電圧として前記応力変換器に出力す
る電圧変換器とを備えて構成されている。
【0051】
【作用】この発明における基準電圧源は、ある温度係数
を持つ基準電圧を発生する。発生した基準電圧を応力検
出器の感度に応じて選択的に電圧変換器で変換し、応力
検出器に印加する。応力検出器の感度のばらつきは応力
検出器に駆動電圧として印加する電圧を電圧変換器で適
当に調整することにより補正することができる。また、
応力検出器を構成する歪ゲージ抵抗の温度係数は、同じ
基板上に形成された基準電圧源が発生する基準電圧の温
度係数で補償するため、応力検出器の温度依存性を補正
する回路と無関係に構成することができる。また、駆動
電圧自身に温度補償が施されており、例えば従来ブリッ
ジ回路に流していた定電流を必要としないため、温度依
存性の小さい抵抗も必要なくなる。
【0052】
【実施例】以下、この発明の第1実施例について図1を
用いて説明する。図1は、この発明の第1実施例による
半導体装置の回路図である。図1において、1は歪ゲー
ジ抵抗2a,2b,2c,2dで構成されたブリッジ回
路を有する応力検出器、3cは歪ゲージ抵抗2a,2c
の接続点、3dは歪ゲージ抵抗2b,2dの接続点、3
aは歪ゲージ抵抗2c,2dの接続点、3bは歪ゲージ
抵抗2a,2bの接続点であり、接続点3aと接続点3
bとの間に発生する電圧が検出すべき応力に比例する。
4は応力検出器1の出力電圧Vspan(接続点3aと接続
点3bとの間の差電圧)を増幅する演算増幅器である。
5,6,7,8は演算増幅器4の増幅率を決める抵抗、
9はアース接地を表し、抵抗8の一方端や接続点3d等
の接地を示している。10は演算増幅器4の出力端子で
ある。演算増幅器4等により接続点3a,3bの差電圧
をシングルエンドとし、さらに電圧Vspanを(R6 /R
5 )倍に増幅して出力電圧Vout を出力する。18は正
の温度係数を持つ基準電圧を発生する基準電圧源で、こ
れは例えばバンド・ギャップ形基準電圧源やアバランシ
ェダイオードで容易に実現できる。19は基準電圧源1
8の基準電圧を増幅する演算増幅器、20,21は演算
増幅器19の増幅率を決定するための抵抗である。基準
電圧源18の負極はアース接地され、正極は演算増幅器
19の非反転増幅端子に接続している。抵抗20は一方
端をアース接地し、他方端を演算増幅器19の反転入力
端子に接続している。抵抗21は一方端を演算増幅器1
9の出力端子に接続し、他方端を演算増幅器19の反転
入力端子に接続して出力端子の電圧をネガティブフィー
ドバックしている。演算増幅器19の出力端子は接続点
3cに接続していおり、歪ゲージ抵抗2a,2b,2
c,2dで構成されたブリッジ回路に駆動電圧を与え
る。
【0053】次に動作について説明する。基準電圧源1
8の電圧をVref (T)とすると次式が与えられる。
【0054】
【数19】
【0055】ここで、Vref (T)は演算増幅器19に
より増幅されるが抵抗20,21の抵抗値をR20,R21
とすると演算増幅器19の出力電圧V19は、次式で表せ
る。
【0056】
【数20】
【0057】ここで、接続点3cの電位E3cは(V19
0)である。そして、応力検出器1のブリッジ回路の出
力電圧Vspanは数9で与えられる。また、図1では接続
点3dはアース接地されているためE3d=0である。そ
こで、数19、数20を数9へ代入すると次式になる。
【0058】
【数21】
【0059】すなわち、α=γとなるよう基準電圧源1
8の温度係数を設定すれば、数21において、応力検出
器1の感度の温度依存性は補償できることがわかる。ま
た、応力検出器1の個々の感度のばらつき(a・π0
ばらつき)も抵抗20の抵抗値を調整することにより補
正することができる。従って、従来必要であった歪ゲー
ジ抵抗2a〜2dの抵抗値の温度係数βとピエゾ抵抗係
数の温度係数αを等しく作り込む必要がなく、装置の作
成が容易になる。
【0060】また、抵抗20と抵抗21は、一般にその
抵抗値に温度係数を有するが同一の温度係数であれば相
互に打ち消し合うので、例えば抵抗21,20には同一
の温度係数を持つNiCr等の薄膜抵抗を用い、応力検
出器1や演算増幅器4,19、基準電圧源18、抵抗
5,6,7,8(この場合不純物拡散によって形成され
る)と同一の半導体チップ上に形成できる。なお、抵抗
20の調整はレーザー等を用いてトリミングして調整す
ることができる。
【0061】次に、この発明の第2実施例について図2
を用いて説明する。図2において、21は不純物の拡散
により形成された拡散抵抗、20-1〜20-nは一方端を
アース接地し、他方端を演算増幅器19の反転入力端子
に接続して梯子状に形成し、抵抗21と同じ不純物濃度
を持つ拡散抵抗、22-1〜22-nは抵抗20-1〜20-n
の各々とアースとの間に直列に設けられたヒューズであ
る。このヒューズは、例えばアルミやポリシリコン等で
形成される。この抵抗20-1〜20-nとヒューズ22-1
〜22-nで図1に示した抵抗20の抵抗値の調整機能を
果たしている。その他の図1と同一符号の部分は図1と
同様もしくは相当部分を示し、それぞれの接続も図1と
同様である。第1実施例では応力検出器1の感度のばら
つきを補正するために薄膜による抵抗20,21を用い
たが、第2実施例では図2に示す半導体装置では応力検
出器1の感度のばらつきに応じて選択的にヒューズをレ
ーザー等により切断する。そのことにより、抵抗20-1
〜20-nで構成された抵抗回路網の演算増幅器19の反
転入力端子とアース間の抵抗値を変えることができ、応
力検出器1の感度のばらつきが補正できる。すなわち、
一つの抵抗20-1〜20-nと一つのヒューズ22-1〜2
-nとのそれぞれ組み合わせが一つの素子として抵抗値
を調整する役割を果たしている。以下、このような素子
を抵抗値調整用素子という。
【0062】次に、この発明の第3実施例について図3
を用いて説明する。図3(a)は第3実施例による半導
体装置の一部を示す回路図である。図において、抵抗2
-1〜20-nは各々演算増幅器19の非反転入力端子と
アースの間に直列に接続している。そして、各抵抗20
-1〜20-nにそれぞれ並列にツェナダイオード23-1
23-nが逆方向に向けて接続されている。さらに各ツェ
ナダイオード23-1〜23-nのアノード及びカソードに
は各ツェナダイオード23-1〜23-nに電流を流すため
のパッド24-1〜24-nが絶縁膜38上に設けられてい
る。また、例えば抵抗20-1〜20-n及び抵抗21は第
2実施例と同様に不純物の拡散により形成することがで
きる。図には示していないがその部分は図1と同様もし
くは相当部分を示し、それぞれの接続も図1と同様であ
る。そして、応力検出器1の感度のばらつきに応じて選
択的にパッド24-1と24-2、パッド24-2と24-3
に電流源25につながったタングステン等の針26を接
触する。このようにして、ツェナダイオード23-2,2
-3等のアノードとカソードとに電流源25を接続し、
ツェナダイオード23-2,23-3等に電流IZ を流して
ショートさせる。そして、演算増幅器19の非反転入力
端子とアース間に接続した抵抗回路網の抵抗値を変える
ことで応力検出器1の感度のばらつきを補正できる。す
なわち、図3に示した回路において、一つの抵抗20-1
〜20-nとそれに並列に接続した一つのツェナダイオー
ド23-1〜23-nとで、それぞれ一つの抵抗値調整用素
子としての役割を果たしている。この様子を図3(b)
に示す。ツェナダイオード23-1〜23-nはアノードを
p型不純物拡散27、カソードをn型不純物拡散28に
より形成できる。通常p型不純物拡散27はその他のト
ランジスタのベース領域n型不純物拡散28はトランジ
スタのエミッタ領域と同一形成工程で形成され、ショー
ト領域29は電流源25の電流IZ を流すことにより形
成できる。この実施例においてツェナダイオード23-1
〜23-nの降伏電圧は基準電圧源18の電圧より高いこ
とが望ましい。そうすれば、ショートされずに残ったツ
ェナダイオードが一つであっても誤動作を起こすことが
なく安全である。なお、30はn型エピタキシャル層、
31はツェナダイオード23-1〜23-nと他の回路素子
とを分離するためのp型分離層である。
【0063】次に、この発明の第4実施例について図4
を用いて説明する。図4は第4実施例による半導体装置
の回路図である。図4において、32-1〜32-nは各抵
抗20-1〜20-nとアース間にそれぞれ直列に接続した
デジタルスイッチである。このデジタルスイッチ32-1
〜32-nは、例えばトランジスタ等により構成される。
33はディジタルスイッチ32-1〜32-nをオン,オフ
させるためのディジタルデータを記憶した不揮発性メモ
リである。その他の図2と同一符号の部分は図2と同等
もしくは相当部分を示し、それぞれの接続も図2と同様
である。第2及び第3実施例ではヒューズ22-1〜22
-nを用いレーザー等で切断したり、ツェナダイオード2
-1〜23-nを用い電流でショートしたりすることによ
り演算増幅器19の出力を調整したが、図4に示す半導
体装置ではディジタルスイッチ32-1〜32-nを用い応
力検出器1の感度のばらつきに応じてディジタルスイッ
チ32-1〜32-nを選択的にオン,オフさせ、演算増幅
器19とアース間の抵抗回路網の抵抗値を変えることに
より演算増幅器19の出力電圧を変えて感度を調整す
る。ここでは、一つの抵抗20-1〜20-nとそれに直列
に接続した一つ一つのスイッチ32-1〜32-nがそれぞ
れ抵抗値調整用素子としての役割を果たしている。
【0064】次に、この発明の第5実施例について図5
を用いて説明する。図5はこの発明の第5実施例による
半導体装置の回路図である。図5において、33は接続
点3cに印加する電圧のデータを記憶した不揮発性メモ
リ、34は基準電圧端子から入力した電圧を不揮発性メ
モリ33のデータに応じた倍率で変換して出力するD/
A変換器である。図5ではD/A変換器34を用い、D
/A変換器34の基準電圧端子に基準電圧源18を接続
し、応力検出器1の感度のばらつきに応じたディジタル
データを不揮発性メモリ33に記憶させ、不揮発性メモ
リ33のデータを基にD/A変換器34の出力端子に基
準電圧に応じた電圧(すなわち、基準電圧と同じ温度係
数を有する電圧)を発生させる。そして、この電圧を例
えば演算増幅器35によるボルテージフォロアにより電
流増幅し、応力変換器1に電圧印加することにより、応
力変換器1の温度依存性の補償と感度のばらつきの補正
を行なうことができる。
【0065】次に、この発明の第6実施例について図6
を用いて説明する。図6はこの発明の第6実施例による
半導体装置の回路図である。図6において、1は歪ゲー
ジ抵抗2a,2b,2c,2dで構成されたブリッジ回
路を有する応力検出器、3cは歪ゲージ抵抗2a,2c
の接続点、3dは歪ゲージ抵抗2b,2dの接続点、3
aは歪ゲージ抵抗2c,2dの接続点、3bは歪ゲージ
抵抗2a,2bの接続点であり、接続点3aと接続点3
bとの間に発生する電圧が検出すべき応力に比例する。
4は応力検出器1の出力電圧Vspan(接続点3aと接続
点3bとの間の差電圧)を増幅する演算増幅器である。
5,6,7,8は演算増幅器4の増幅率を決める抵抗、
9はアース接地を表し、抵抗8の一方端等が接地されて
いることを示している。10は演算増幅器4の出力端
子、11は応力検出器1の接続点3cに電圧Vccを供給
する電源である。演算増幅器4等により接続点3a,3
bの差電圧をシングルエンドとし、さらに電圧Vspan
(R6 /R5 )倍に増幅して出力電圧Vout を出力す
る。18は正または負の温度係数を持つ基準電圧を発生
する基準電圧源で、これは例えばバンド・ギャップ形基
準電圧源やツェナダイオード等で容易に実現できる。1
9は基準電圧源18の基準電圧を増幅する演算増幅器、
20,21は演算増幅器19の増幅率を決定するための
抵抗である。基準電圧源18の負極はアース接地され、
正極は演算増幅器19の非反転増幅端子に接続してい
る。抵抗20は一方端を電源11に接続し、他方端を演
算増幅器19の反転入力端子に接続している。抵抗21
は一方端を演算増幅器19の出力端子に接続し、他方端
を演算増幅器19の反転入力端子に接続して出力端子の
電圧をネガティブフィードバックしている。演算増幅器
19の出力端子は接続点3dに接続していおり、歪ゲー
ジ抵抗2a,2b,2c,2dで構成されたブリッジ回
路に駆動電圧V19を与える。ここで、ブリッジ回路は電
源電圧Vccと駆動電圧V19の差電圧で動作する。そし
て、図6の回路において、電源11が接続点3cに供給
する電圧が演算増幅器19が出力する電圧より大きいと
き、すなわち接続点3cの電位E3cが接続点3dの電位
3dより高いときは基準電圧源18は負の温度係数を有
する基準電圧を発生することが必要である。逆に、接続
点3cの電位E3cが接続点3dの電位E3dより小さいと
きは基準電圧源18は正の温度係数を有する基準電圧を
発生することが必要である。
【0066】次に動作について説明する。基準電圧が負
の温度係数を有する場合、基準電圧源18の電圧をV
ref (T)とすると次式が与えられる。
【0067】
【数22】
【0068】ここで、Vref (T)は演算増幅器19に
より増幅されるが、抵抗20,21の抵抗値をR20,R
21とし、電源11により接続点3cに与えられる電圧が
ccであることから、演算増幅器19の出力電圧V
19は、次式で表せる。
【0069】
【数23】
【0070】ここで、接続点3dの電位E3dは(V19
0)である。そして、応力検出器1のブリッジ回路の出
力電圧Vspanは数9で与えられる。また、図6では接続
点3cは電源11に接続されているため接続点3cの電
位E3cは(Vcc+0)である。ブリッジ回路2a〜2d
の構成は従来と同じである。そこで、数23を数9へ代
入すると次式になる。
【0071】
【数24】
【0072】さらに、数22と数24より次式が導かれ
る。
【0073】
【数25】
【0074】従って、数25よりピエゾ抵抗係数の温度
係数αと基準電圧の温度係数γとの関係は次式で与えら
れることがわかる。
【0075】
【数26】
【0076】数26の関係を満たすように基準電圧源1
8の温度係数γを設定すれば、数25において、応力検
出器1の感度の温度依存性は補償できることがわかる。
また、応力検出器1の個々の感度のばらつき(a・π0
のばらつき)も抵抗20の抵抗値を調整することにより
補正することができる。
【0077】抵抗20と抵抗21は、一般にその抵抗値
に温度係数を有するが同一の温度係数であれば相互に打
ち消し合うので、その影響はない。例えば抵抗21,2
0には同一の温度係数を持つNiCr等の薄膜抵抗を用
い、応力検出器1や演算増幅器4,19、基準電圧源1
8、抵抗5,6,7,8(この場合不純物拡散によって
形成される)と同一の半導体チップ上に形成できる。な
お、抵抗20の調整はレーザー等を用いてトリミングし
て調整することができる。
【0078】なお、以上は第6実施例において、基準電
圧が負の温度係数を持つ場合について示したが、正の温
度係数を持つ場合もピエゾ抵抗係数の持つ温度係数αを
補償することができる。
【0079】また、第6実施例の抵抗20の実現方法と
して第2、第3及び第4実施例の抵抗値調整用素子を用
いてもよく、それぞれの組み合わせについて図7から図
9に示す。この発明の図7から図9に示した半導体装置
におけるそれぞれの効果は上記各実施例と同様である。
【0080】次に、第7実施例について図10を用いて
説明する。図10はこの発明の第5実施例による半導体
装置の回路図である。図10において、11は接続点3
cに電圧Vccを供給する電源、33は接続点3dに印加
する電圧のデータを記憶した不揮発性メモリ、34は基
準電圧端子から入力した電圧を不揮発性メモリ33のデ
ータに応じた倍率で変換して出力するD/A変換器であ
る。図10ではD/A変換器34を用い、D/A変換器
34の基準電圧端子に基準電圧源18を接続し、応力検
出器1の感度のばらつきに応じたディジタルデータを不
揮発性メモリ33に記憶させ、不揮発性メモリ33のデ
ータを基にD/A変換器34の出力端子に基準電圧に応
じた電圧(すなわち、基準電圧と同じ温度係数を有する
電圧)を発生させる。そして、この電圧を例えば演算増
幅器35によるボルテージフォロアにより電流増幅し、
応力変換器1に電圧印加することで、応力変換器1の温
度依存性の補償と感度のばらつきの補正を行なうことが
できる。なお、図10の回路において、電源11が接続
点3cに供給する電圧が演算増幅器19が出力する電圧
より大きいとき、すなわち接続点3cの電位E3cが接続
点3dの電位E3dより高いときは基準電圧源18は負の
温度係数を有する基準電圧を発生する。逆に、接続点3
cの電位E3cが接続点3dの電位E3dより小さいときは
基準電圧源18は正の温度係数を有する基準電圧を発生
する。
【0081】次に、この発明の第8実施例について図1
1を用いて説明する。図11はこの発明の第8実施例に
よる半導体装置の回路図である。図11において、図6
と同一符号は図6と同一もしくは相当する部分を示して
いる。図11において図6と異なる点は、基準電圧源1
8の正極を電源11に接続し、負極を演算増幅器19の
非反転入力端子に接続している点である。図11の回路
において、基準電圧源18は正の温度係数を有する基準
電圧を発生することが必要である。
【0082】次に動作について説明する。基準電圧源1
8の電圧をVref (T)とすると数19が与えられる。
【0083】ここで、Vref (T)は演算増幅器19に
より増幅されるが抵抗20,21の抵抗値をR20,R21
とし、電源11により接続点3cに電圧Vccが与えられ
ることから、演算増幅器19の出力電圧V19は次式で表
せる。
【0084】
【数27】
【0085】ここで、接続点3dの電位E3dは(V19
0)である。そして、応力検出器1のブリッジ回路の出
力電圧Vspanは数9で与えられる。また、図11では接
続点3cは電源11に接続されているため、接続点3c
の電位E3cは(Vcc+0)である。ブリッジ回路2a〜
2dの構成は従来と同様である。そこで、数27を数9
へ代入すると次式になる。
【0086】
【数28】
【0087】さらに、数19と数28より次式が導かれ
る。
【0088】
【数29】
【0089】従って、数29よりピエゾ抵抗係数の温度
係数αと基準電圧の温度係数γとの関係が、α=γの関
係を満たすように基準電圧源18の温度係数を設定すれ
ば、応力検出器1の感度の温度依存性は補償できること
がわかる。また、応力検出器1の個々の感度のばらつき
(a・π0 のばらつき)も抵抗20の抵抗値を調整する
ことにより補正することができる。
【0090】抵抗20と抵抗21は、一般にその抵抗値
に温度係数を有するが同一の温度係数であれば相互に打
ち消し合うので、その影響はない。例えば抵抗21,2
0には同一の温度係数を持つNiCr等の薄膜抵抗を用
い、応力検出器1や演算増幅器4,19、基準電圧源1
8、抵抗5,6,7,8(この場合不純物拡散によって
形成される)と同一の半導体チップ上に形成できる。な
お、抵抗20の調整はレーザー等を用いてトリミングし
て調整することができる。
【0091】また、第8実施例の抵抗20の実現方法と
して第2、第3及び第4実施例の抵抗値調整用素子を用
いてもよい。この発明の第2から第4実施例と第8実施
例との組み合わせによる半導体装置におけるそれぞれの
効果は上記実施例と同様である。
【0092】次に、この発明の第9実施例について図1
2を用いて説明する。図12はこの発明の第9実施例に
よる半導体装置の回路図である。図12において、図6
と同一符号は図6と同一もしくは相当する部分を示して
いる。図12において図6と異なる点は、抵抗20の一
方端を接地し、他方端を演算増幅器19の反転入力端子
に接続している点である。図12の回路において、電源
11が接続点3cに供給する電圧が演算増幅器19が出
力する電圧より大きいとき、すなわち接続点3cの電位
3cが接続点3dの電位E3dより高いときは基準電圧源
18は負の温度係数を有する基準電圧を発生することが
必要である。逆に、接続点3cの電位E3cが接続点3d
の電位E3dより小さいときは基準電圧源18は正の温度
係数を有する基準電圧を発生することが必要である。
【0093】次に、上記各実施例における基準電圧源の
具体的な回路構成について説明する。前記基準電圧源
は、半導体装置の回路の構成により、正負の温度係数を
持つので、正の温度係数を持つ基準電圧源と負の温度係
数を持つ基準電圧源との両方が必要になる。図13はア
バランシェダイオードを用いた正の温度係数を有する基
準電圧源の回路図である。図において、11は電源、9
はアース接地を表し、41はアバランシェダイオード、
42はダイオード、43は抵抗、44,45は出力端子
である。図13(a)はアノードを接地したアバランシ
ェダイオード41を含む逆方向に直列に接続した複数の
アバランシェダイオード41と、アバランシェダイオー
ド41のカソードにカソードを接続したダイオード42
を含む順方向に直列に接続した複数のダイオード42
と、一方端を電源11に接続し、他方端をダイオード4
2のアノードに接続した抵抗43とで構成された基準電
圧源である。アバランシェダイオード42は正の温度係
数を持つ一定の電圧を発生する。一つのアバランシェダ
イオード42でも基準電圧源を構成することができる
が、アバランシェダイオードが持つ温度係数は不純物の
濃度等により決まり、一つのアバランシェダイオードで
は余り大きな正の温度係数をつくることができない。し
かし、直列に接続されたアバランシェダイオード42の
温度係数の和が基準電圧の温度係数になる。そこで、複
数のアバランシェダイオード42を用いて正の温度係数
を大きくしている。また、複数のアバランシェダイオー
ド41により接続するその数を変えて温度係数を調整す
ることができる。さらに、ダイオードの順電圧降下は負
の温度係数を持つことから、アバランシェダイオード4
1の有する正の温度係数と絶対値が異なる負の温度係数
を有するダイオード42を順方向に向けてアバランシェ
ダイオード41と直列に接続することにより、微細な温
度係数の調節を行うことができる。そして、基準電圧は
アース9と抵抗43の他方端に接続した出力端子44と
の電位差を用いる。この基準電圧源は、例えば上記実施
例における図1から図5に示した基準電圧源18等に用
いられる。なお、この場合のアバランシェダイオード4
1の温度係数の合計は、ダイオード42の温度係数の合
計より大きいものとする。
【0094】次に、図13(b)は抵抗43の一方端を
接地した抵抗43と抵抗43の他方端にアノードを接続
したアバランシェダイオード41を含む逆方向に直列に
接続した複数のアバランシェダイオード41と、アバラ
ンシェダイオード41のカソードにカソードを接続した
ダイオード42及び一方端を電源11に接続したダイオ
ード42を含む順方向に直列に接続した複数のダイオー
ド42とで構成された基準電圧源である。そして、この
基準電圧源は電源11と抵抗43の他方端に接続した出
力端子45との電位差を用いる点が図13(a)の基準
電圧源とは異なる。この基準電圧源は、例えば上記実施
例における図11に示した基準電圧源18に用いられ
る。
【0095】次に、図14はツェナダイオードまたはダ
イオードの順電圧降下を用いた負の温度係数を有する基
準電圧源の回路図である。図において、11は電源、9
は接地を表し、42はダイオード、43は抵抗、46は
ツェナダイオード、48,49は出力端子である。図1
4(a)はアノードを接地したツェナダイオード46を
含む逆方向に直列に接続した複数のツェナダイオード4
6と、一方端を電源11に接続し、他方端をツェナダイ
オード46のカソードに接続した抵抗43とで構成され
た基準電圧源である。ツェナダイオード46は負の温度
係数を持つ一定の電圧を発生する。一つのツェナダイオ
ード46でも基準電圧源を構成することができるが、ツ
ェナダイオードが持つ温度係数は不純物の濃度等により
決まり、一つのツェナダイオードでは余り大きな負の温
度係数をつくることができない。しかし、直列に接続さ
れたツェナダイオード46の温度係数の和が基準電圧の
温度係数となる。そこで、複数のツェナダイオード46
を用いて負の温度係数を大きくしている。また、複数の
ツェナダイオード46により接続するその数を変えて温
度係数を調整することができる。基準電圧はアース9と
抵抗43の他方端に接続した出力端子48との電位差を
用いる。
【0096】図14(b)はカソードを接地したダイオ
ード42を含む電源11とアース9の間に直列に接続し
た複数のダイオード42と、一方端を電源11に接続
し、他方端をダイオード42のアノードに接続した抵抗
43とで構成された基準電圧源の回路図である。ダイオ
ード42は順方向に接続することにより順電圧降下を起
こす。この順電圧降下は負の温度係数を有するので一つ
のダイオード42でも基準電圧源を構成することができ
るが、一つのダイオードでは余り大きな負の温度係数を
つくることができない。しかし、直列に接続されたダイ
オード42の温度係数の和が基準電圧の温度係数とな
る。そこで、複数のダイオード42を直列に接続し負の
温度係数を大きくしている。また、複数のダイオード4
2により接続するその数を変えて温度係数を調整するこ
とができる。基準電圧はアース9と抵抗43の他方端に
接続した出力端子49との電位差を用いる。これら図1
4(a)及び図14(b)に示した基準電圧源は、負の
温度係数を必要とする場合の上記実施例に用いられ、例
えば図6から図10に示した回路の基準電圧源18に用
いられる。
【0097】次に、バンド・ギャップ形基準電圧源につ
いて図15乃至図17を用いて説明する。図15に示し
たバンド・ギャップ基準電圧源は、アースの電位を基に
電圧を発生する基準電圧源である。図15において、5
0〜54は抵抗、55〜57はnpnバイポーラトラン
ジスタ、58,59は出力端子である。抵抗50は電源
11に一方端を接続している。抵抗50の他方端には抵
抗51,52,54の一方端が接続されている。この電
源11と抵抗50で電流源を構成している。抵抗51の
他方端にはトランジスタ55のコレクタ及びベースが接
続している。トランジスタ55のエミッタは接地してい
る。抵抗52の他方端にはトランジスタ56のコレクタ
が接続している。トランジスタ56のベースはトランジ
スタ55のベースに接続し、トランジスタ56のエミッ
タは抵抗53の一方端に接続している。抵抗53の他方
端は接地している。トランジスタ57のコレクタが抵抗
54の他方端に接続し、トランジスタ57のベースはト
ランジスタ56のコレクタに接続し、トランジスタ57
のエミッタは接地している。基準電圧は、抵抗54の一
方端に接続した出力端子59とアースに接地した出力端
子58との電位差である。
【0098】次に、この基準電圧源の動作について説明
する。トランジスタ56〜58のベース・エミッタ間電
圧をそれぞれVBE1 〜VBE3 とし、抵抗51〜54の抵
抗値をR51〜R54とする。ここで、トランジスタ55,
56のベースを共通に接続していることから、次式が導
かれる。
【0099】
【数30】
【0100】また、出力端子58,59間の電圧をV
ref とし、抵抗51を流れる電流をI 1 、抵抗52を流
れる電流をI2 とすると、抵抗51の電圧降下とトラン
ジスタ55のベース・エミッタ間電圧VBE1 より、また
抵抗52の電圧降下とトランジスタ57のベース・エミ
ッタ間電圧VBE3 より次の2つの式が導かれる。
【0101】
【数31】
【0102】
【数32】
【0103】いま、トランジスタ55,57のベース・
エミッタ間電圧VBE1 ,VBE3 の関係が、VBE1 =V
BE3 となるように設定すると、数31と数32の関係を
用いて次式が導かれる。
【0104】
【数33】
【0105】一般に、トランジスタのベース・エミッタ
間電圧は、次式で与えられる。
【0106】
【数34】
【0107】ここで、kはボルツマン定数、Tは絶対温
度、qは電子の電荷、IS はトランジスタの飽和電流、
E はトランジスタのエミッタ電流である。
【0108】従って、トランジスタ55の飽和電流をI
S1とし、トランジスタ56の飽和電流をIS2とするとト
ランジスタ55,56のベース・エミッタ間電圧
BE1 ,VBE2 は次式で与えられる。
【0109】
【数35】
【0110】
【数36】
【0111】この数35,数36と数30より次式が導
かれる。
【0112】
【数37】
【0113】トランジスタの飽和電流IS はトランジス
タのエミッタ面積に比例するため、トランジスタ55,
56のエミッタ面積比を1:nとすると、IS1/IS2
nの関係が成立し、この関係を用いて数37より次式が
導かれる。
【0114】
【数38】
【0115】さらに、数33と数38より次式が導かれ
る。
【0116】
【数39】
【0117】この数39を数32に代入する。
【0118】
【数40】
【0119】一般にVBEには−2mV/℃の温度係数を
有する。また、数40の第2項は絶対温度Tに比例す
る。これらのことからトランジスタ55,56のエミッ
タ面積比nや抵抗51〜53の抵抗値R51〜R53を選ぶ
ことにより、基準電圧Vref の温度係数が正負のどちら
の係数をもち、どのような値にするかを任意に選ぶこと
ができる。
【0120】しかし、図15に示した回路では、基準電
圧が有する温度係数の値を−2mV/℃より小さくする
ことはできない。そこで、例えば図16に示すようにト
ランジスタ60,61を接続することにより負の温度係
数を大きくすることができる。図16において、60,
61はnpnトランジスタである。トランジスタ60は
トランジスタ55と抵抗51の間に接続され、コレクタ
及びベースを抵抗51の他方端に接続し、エミッタをト
ランジスタ55のコレクタに接続している。トランジス
タ61はトランジスタ56と抵抗52の間に接続され、
コレクタ及びベースを抵抗52の他方端に接続し、エミ
ッタをトランジスタ56のコレクタに接続している。そ
の他の図15と同一符号は図15と同一または相当部分
を示し、またその他の接続は図15に示した回路と同様
である。
【0121】そして、トランジスタ60,61のベース
・エミッタ間電圧をVBE4 ,VBE5とする。ここで、ト
ランジスタ55,56のベースを共通に接続しているこ
とから、数30が成り立つ。
【0122】そして、抵抗51の電圧降下、トランジス
タ55のベース・エミッタ間電圧VBE1 及びトランジス
タ60のベース・エミッタ間電圧VBE4 より、次式が導
かれる。
【0123】
【数41】
【0124】また、抵抗52の電圧降下、トランジスタ
57のベース・エミッタ間電圧VBE3 及びトランジスタ
61のベース・エミッタ間電圧VBE5 より、次式が導か
れる。
【0125】
【数42】
【0126】いま、トランジスタ55,57,60,6
1のベース・エミッタ間電圧VBE1,VBE3 ,VBE4
BE5 の関係が、次式を満たすように設定すると、数4
1と数42の関係を用いて数33の関係が成り立つ。
【0127】
【数43】
【0128】一般に、トランジスタのベース・エミッタ
間電圧VBEは、数34で与えられるので、トランジスタ
55の飽和電流をIS1とし、トランジスタ56の飽和電
流をIS2とするとトランジスタ55,56のベース・エ
ミッタ間電圧VBE1 ,VBE2は数35と数36で与えら
れる。この数35,数36と数30より数37が導かれ
る。
【0129】そして、トランジスタの飽和電流IS はト
ランジスタのエミッタ面積に比例するため、トランジス
タ55,56のエミッタ面積比を1:nとすると、IS1
/IS2=nの関係が成立し、この関係を用いて数37よ
り数38が導かれる。さらに、数33と数38より数3
9が導かれる。また、この数39を数42に代入して次
式が導かれる。
【0130】
【数44】
【0131】この数44の第1項及び第2項のトランジ
スタ57,61のベース・エミッタ間電圧により基準電
圧Vref に負の温度係数を持たせることができ、温度係
数の値は−4mV/℃より小さくなることはない。しか
し、数40と数44を比較して、図15の回路に比べて
図16の回路は負の温度係数の絶対値を大きくすること
ができたことが分かる。
【0132】次に、図17に示した他のバンド・ギャッ
プ基準電圧源は、電源の電位を基に電圧を発生する基準
電圧源である。図17において、70〜74は抵抗、7
5〜77はpnpバイポーラトランジスタ、78,79
は出力端子である。抵抗70は一方端を接地している。
抵抗70の他方端には抵抗71〜73の一方端が接続さ
れている。この抵抗70と電源11で電流源を構成して
いる。抵抗71の他方端にはトランジスタ75のコレク
タ及びベースが接続している。トランジスタ75のエミ
ッタは電源11に接続している。抵抗72の他方端には
トランジスタ76のコレクタが接続している。トランジ
スタ76のベースはトランジスタ75のベースに接続
し、トランジスタ76のエミッタは抵抗74の一方端に
接続している。抵抗74の他方端は電源11に接続して
いる。トランジスタ77のコレクタが抵抗73の他方端
に接続し、トランジスタ77のベースはトランジスタ7
6のコレクタに接続し、トランジスタ77のエミッタは
電源11に接続している。基準電圧は、抵抗71の一方
端に接続した出力端子79と電源11に接続した出力端
子78との電位差である。
【0133】なお、この基準電圧源の動作については図
15に示した基準電圧源と同様である。この基準電圧源
は、電源11の電位を基にして電圧を発生する図11に
示した基準電圧源18等に用いられる。
【0134】
【発明の効果】以上のようにこの発明の半導体装置によ
れば、応力変換器と同一基板上に形成され、応力変換器
の感度の温度係数を補償する温度係数を有する基準電圧
を発生する基準電圧源と、前記応力変換器の電圧入力端
子に出力端子を接続し、前記基準電圧を入力して該基準
電圧を変換した電圧を前記駆動電圧として前記応力変換
器に出力する電圧変換器とを備えて構成され、基準電圧
源が応力変換器の感度の温度係数を補償し、電圧変換器
で駆動電圧を調整して応力変換器の感度のばらつきを補
正するので、例えば、従来行われていた応力変換器を構
成する歪ゲージ抵抗の温度係数とピエゾ抵抗係数の温度
係数とを合わせる困難な作業を省き、半導体装置を容易
に製造することができるという効果がある。また、駆動
電圧自身に温度補償が施されており、例えば従来ブリッ
ジ回路に流していた定電流を必要としないため、定電流
をつくるための温度係数の小さい抵抗が不要になり、例
えば拡散抵抗と薄膜抵抗が必要であった従来に比べ、拡
散抵抗だけで半導体装置を構成でき、同一基板上に半導
体装置を構成しやすくなり、半導体装置が安価にできる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による半導体装置を示す
回路図である。
【図2】この発明の第2実施例による半導体装置を示す
回路図である。
【図3】この発明の第3実施例による半導体装置を示す
回路図である。
【図4】この発明の第4実施例による半導体装置を示す
回路図である。
【図5】この発明の第5実施例による半導体装置を示す
回路図である。
【図6】この発明の第6実施例による半導体装置を示す
回路図である。
【図7】この発明の第2実施例と第6実施例との組み合
わせによる半導体装置を示す回路図である。
【図8】この発明の第3実施例と第6実施例との組み合
わせによる半導体装置を示す回路図である。
【図9】この発明の第4実施例と第6実施例との組み合
わせによる半導体装置を示す回路図である。
【図10】この発明の第7実施例による半導体装置を示
す回路図である。
【図11】この発明の第8実施例による半導体装置を示
す回路図である。
【図12】この発明の第9実施例による半導体装置を示
す回路図である。
【図13】この発明のアバランシェダイオードを用いた
基準電圧源を示す回路図である。
【図14】この発明のツェナダイオードまたはダイオー
ドを用いた基準電圧源を示す回路図である。
【図15】この発明のバンド・ギャップ基準電圧源を示
す回路図である。
【図16】この発明のバンド・ギャップ基準電圧源を示
す回路図である。
【図17】この発明のバンド・ギャップ基準電圧源を示
す回路図である。
【図18】従来の半導体装置の一例としての圧力センサ
ーの平面図及び側面図である。
【図19】従来の半導体装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 応力検出器 2a〜2d 歪ゲージ抵抗 3a〜3d 接続点 4,19 演算増幅器 5〜8,20,21 抵抗 9 アース接地 10 出力端子 11 電源 18 基準電圧源 22-1〜22-n ヒューズ 23-1〜23-n ツェナダイオード 32-1〜32-n スイッチ 33 不揮発性メモリ 34 D/A変換器
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】ここで、Vccを電源11の電位とアース間
の電圧とする。そして、接続点3cの電位をE3cとする
と電位E3c は次式で与えられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【数13】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【数14】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】
【数24】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】
【数25】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板上に形成され、電圧入力端子を有し、該電圧入
    力端子に与えられた駆動電圧及びピエゾ抵抗効果により
    応力を電気信号に変換する応力変換器と、 前記基板上に形成され、前記応力変換器の感度の温度係
    数を補償する温度係数を有する基準電圧を発生する基準
    電圧源と、 前記応力変換器の前記電圧入力端子と前記基準電圧源と
    の間に接続され、前記基準電圧を入力して該基準電圧を
    変換した電圧を前記駆動電圧として前記応力変換器に出
    力する電圧変換器と、を備えた半導体装置。
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