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JPH05230274A - 多層基板用感光性樹脂組成物 - Google Patents

多層基板用感光性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH05230274A
JPH05230274A JP4034865A JP3486592A JPH05230274A JP H05230274 A JPH05230274 A JP H05230274A JP 4034865 A JP4034865 A JP 4034865A JP 3486592 A JP3486592 A JP 3486592A JP H05230274 A JPH05230274 A JP H05230274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
insulating layer
photosensitive resin
thermal expansion
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4034865A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Akasaki
英彦 赤崎
Yuji Ohori
祐二 大堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Integrated Microtechnology Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Integrated Microtechnology Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Integrated Microtechnology Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4034865A priority Critical patent/JPH05230274A/ja
Publication of JPH05230274A publication Critical patent/JPH05230274A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4644Manufacturing multilayer circuits by building the multilayer layer by layer, i.e. build-up multilayer circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4644Manufacturing multilayer circuits by building the multilayer layer by layer, i.e. build-up multilayer circuits
    • H05K3/4673Application methods or materials of intermediate insulating layers not specially adapted to any one of the previous methods of adding a circuit layer
    • H05K3/4676Single layer compositions

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、多層基板用の感光性樹脂組成物に
関し、それから形成された絶縁膜に割れが発生するのを
防止することができる組成物の提供を目的とする。 【構成】 形成された絶縁膜3,6の熱膨張係数が基板
1及び導通パターン2,5,7のそれらに近づくように
感光性樹脂組成物に透光性充填材を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層基板用の感光性樹
脂組成物に関する。より詳しく述べるならば、本発明
は、ワークステーションのような高性能パーソナルコン
ピュータや小型スーパーコンピュータ等の中央処理装置
(CPU)部で用いられるようなマルチチップモジュー
ル等の多層基板用の感光性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータや小型スーパー
コンピュータの高性能化に伴い、それらの中央処理装置
ではより高実装密度を実現できるマルチチップモジュー
ルが実用化されつつある。これらのマルチチップモジュ
ールにおいては、一般に多層基板が用いられ、そしてそ
の多層基板は、セラミック等の基板と、基板上に形成さ
れた複数の絶縁層と、基板上あるいは各絶縁層上にメタ
ルによって形成された導通パターンとから構成され、上
層の導通パターンと下層の導通パターンとは絶縁層に形
成されたビアホールを介してメタルにより接続される。
【0003】基板上に形成される複数の絶縁層には、ビ
アホールの開口を露光、現像操作によって簡単に行うた
めに感光性樹脂材料がしばしば使用される。これらの感
光性樹脂材料は、ポリイミド樹脂あるいはエポキシ樹脂
といったような樹脂を主成分とするワニスである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多層基板の製造過程に
おいて、感光性樹脂の絶縁層は現像後の熱硬化及び導体
のスパッタリングによる堆積のために高温にさらされ
る。そして高温にさらされた後の絶縁層には、しばしば
割れが発生して、申し分のない多層基板の製造の支障と
なる。
【0005】そこで、本発明は、形成した絶縁膜に割れ
が生じることのない多層基板用の感光性樹脂組成物を提
供して、欠陥のない多層基板の製造を可能にすることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の多層基板用感光
性樹脂組成物は、基板と、基板上に形成された複数の絶
縁層と、これらの絶縁層に形成されたビアホールを介し
て接続された導通パターンとからなる多層基板において
絶縁層を形成するための感光性樹脂を基剤とする組成物
であって、該組成物から形成される絶縁層の熱膨張係数
と基板材料及び導通パターンに使用されるメタルの熱膨
張係数との相違のために該絶縁層に割れが生じるのを防
止するように該絶縁層の熱膨張係数を調節するのに十分
な量の透光性充填材を含むことを特徴とする。
【0007】上述のように高温にさらされた後の絶縁層
にしばしば割れが見いだされる原因は、絶縁層を形成し
ている感光性樹脂の熱膨張係数が基板材料及び導通パタ
ーンに使用するメタルのそれらと異なることである。例
えば、耐熱性に優れた樹脂材料として知られるポリイミ
ド樹脂の熱膨張係数は40×10-6-1であり、その一
方、基板に用いられるアルミナ及び導体として用いられ
る銅の熱膨張係数はそれぞれ7×10-6-1及び17×
10-6-1である。
【0008】本発明では、感光性樹脂組成物にその感光
性を妨げない透光性充填材を添加して、この組成物の熱
膨張係数を基板材料及び導体パターンのメタルの熱膨張
係数に近づけることによって、樹脂組成物から形成され
た絶縁層が高温にさらされた際に被る割れの発生を防止
する。従って、透光性充填材を加えた絶縁層の熱膨張係
数は、基板材料及び導体パターンのメタルの熱膨張係数
の中間になるのが好ましく、透光性充填材の添加量はこ
れに応じて決定することが好ましい。
【0009】透光性充填材は、感光性樹脂の感光性を阻
害せず、形成された絶縁層の絶縁性を損なわず、且つ樹
脂組成物の熱膨張係数を基板材料やメタルの熱膨張係数
に近づけることができるものであればどのようなもので
もよい。とは言うものの、多層基板における一つの絶縁
層の厚みは一般に10〜20μm程度であるから、この
ように薄い膜の形成に支障をきたすように大きな充填材
を用いるのは好ましくない。一般には数μm程度の大き
さの粒子、好ましくは2〜3μm程度、より好ましくは
更にもっと細かい粒子を用いることができる。
【0010】本発明の組成物において好適な透光性充填
材の例は、ガラス粉末、例えば透明な石英ガラス、シリ
カガラス、パイレックス(商品名)、水晶等の粉末であ
る。
【0011】透光性充填材を添加する感光性樹脂組成物
は、基剤樹脂であるポリイミドあるいはエポキシ樹脂等
と溶剤及び他の添加物とから構成されたワニスである。
ここで言う「感光性樹脂」とは、基剤樹脂そのものが感
光基を導入して感光性を備えた樹脂であってもよく、あ
るいは感光剤を配合することにより感光性を付与した組
成物を使用してもよい。このような感光性樹脂組成物は
種々のものが市販されており、容易に入手可能である。
【0012】本発明の感光性樹脂組成物は、基板がいず
れの材料でできている場合にも使用可能である。例え
ば、アルミナのようなセラミック材料の基板を使用して
もよく、あるいはアルミニウム、銅、鋼といったような
金属材料の基板を用いてもよい。このほかに、耐熱性樹
脂のポリイミドのような樹脂材料も基板として用いるこ
とができよう(この場合には、例えばエポキシ樹脂のよ
うに熱硬化のための加熱温度がより低いものを絶縁膜の
形成に用いたほうがよい)。
【0013】本発明の感光性樹脂組成物を使用して多層
基板を作製する際には、従来の組成物を使用する場合と
同じように、樹脂組成物を塗布し、乾燥させ、露光を行
い、現像し、そして加熱処理して樹脂を熱硬化させて、
ビアホールのあいた絶縁層を形成することができる。こ
うして形成した絶縁層上には、通常のスパッタリング等
の方法で導体のメタルを堆積させ、これをパターニング
して導通パターンを形成することができる。絶縁層のビ
アホールのメタルも従来と同じように形成される。
【0014】
【作用】感光性樹脂組成物に添加される透光性充填材
は、組成物の透光性を阻害することなしに、この組成物
から形成される絶縁層の熱膨張係数を基板材料及び導通
パターンに使用されるメタルの熱膨張係数に近づけ、そ
れにより、塗布した感光性樹脂組成物の熱硬化のための
加熱処理時及び導通パターン用のメタルの付着時の高温
下において熱膨張挙動の違いのために絶縁層に割れが発
生するのを防止する。
【0015】
【実施例】次に、実施例により本発明を更に説明する。
【0016】実施例 アルミナ(熱膨張係数7×10-6-1)を基板とし、銅
(熱膨張係数17×10-6-1)を導体金属とする多層
基板を、感光性ポリイミド樹脂(東レ社製)に透光性充
填材として平均粒径2μmのガラス粉末(パイレックス
粉末)を添加した組成物から絶縁層を形成して作製し
た。
【0017】この場合のポリイミド樹脂とガラス粉末と
の混合比は、30/70の体積比率とした。この混合比
の下で、ガラス粉末を添加した組成物の熱膨張係数は、
ポリイミド樹脂の熱膨張係数40×10-6-1とパイレ
ックスガラス粉末の熱膨張係数3×10-6-1から次式
のように計算される。
【0018】
【数1】
【0019】上記の混合比でポリイミド樹脂とパイレッ
クスガラス粉末とを混合して調製した感光性樹脂組成物
を、図1(A)に示すように表面に導通パターン2の形
成されたアルミナ基板1上に塗布し、85℃で乾燥させ
た後に、所定パターンのマスクを介して70mJ/cm2
紫外線を照射した。次いで現像を行い、400℃で30
分間加熱処理して樹脂を熱硬化させて、バイアホール4
を備えた厚さ10μmの絶縁層3を形成した。
【0020】次に、スパッタ法によりビアホール4に銅
を充填し、また絶縁層3の上に銅を堆積させてこれをパ
ターニングして、導通パターン5を形成した(図1
(B))。この時の基板の加熱温度は80℃であった。
【0021】絶縁層3と導通パターン5の上に、先に説
明した手順を繰り返して、図1(C)に示すように更に
絶縁層6及び導通パターン7を形成した。
【0022】こうして作製した多層基板の絶縁層を顕微
鏡により調べたところ、いずれの多層基板にも割れの発
生は認められなかった。
【0023】比較例 入手した感光性ポリイミド樹脂をパイレックスガラス粉
末充填材を添加しないでそのまま使用したことを除い
て、上記の実施例の手順を反復した。
【0024】こうして作製した10例の多層基板を顕微
鏡により調べたところ、8例の多層基板の絶縁層に割れ
が発生していた。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、多層基板の製造に
際して本発明の組成物を用いれば、絶縁層を形成すべき
樹脂の感光性を阻害することなしに、形成した絶縁膜に
割れが生じるのを防ぐことができ、欠陥のない多層基板
の製造が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の工程を説明する多層基板の断面図であ
って、(A)は基板上にビアホールのあいた一層目の絶
縁層を形成したところを示す図、(B)は一層目の絶縁
層上に導通パターンを形成したところを示す図、(C)
は二層目の絶縁層とその上の導通パターンを形成したと
ころを示す図である。
【符号の説明】
1…基板 2…導通パターン 3…絶縁層 4…ビアホール 5…導通パターン 6…絶縁層 7…導通パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、基板上に形成された複数の絶縁
    層と、これらの絶縁層に形成されたビアホールを介して
    接続された導通パターンとからなる多層基板において絶
    縁層を形成するための感光性樹脂を基剤とする組成物で
    あって、該組成物から形成される絶縁層(3,6)の熱
    膨張係数と基板(1)の材料及び導通パターン(2,
    5,7)に使用されるメタルの熱膨張係数との相違のた
    めに該絶縁層(3,6)に割れが生じるのを防止するよ
    うに、該絶縁層(3,6)の熱膨張係数を調節するのに
    十分な量の透光性充填材を含むことを特徴とする多層基
    板用感光性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 基剤の感光性樹脂がポリイミド樹脂であ
    る、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 透光性充填材がガラス粉末である、請求
    項1又は2記載の組成物。
JP4034865A 1992-02-21 1992-02-21 多層基板用感光性樹脂組成物 Pending JPH05230274A (ja)

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ID=12426062

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JP4034865A Pending JPH05230274A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 多層基板用感光性樹脂組成物

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JP (1) JPH05230274A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014192430A1 (ja) * 2013-05-31 2014-12-04 株式会社村田製作所 半導体装置
TWI834010B (zh) * 2019-11-18 2024-03-01 日商東麗股份有限公司 感光性樹脂組成物、感光性樹脂片、中空結構體、硬化物、中空結構體的製造方法、電子零件、及彈性波濾波器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014192430A1 (ja) * 2013-05-31 2014-12-04 株式会社村田製作所 半導体装置
TWI834010B (zh) * 2019-11-18 2024-03-01 日商東麗股份有限公司 感光性樹脂組成物、感光性樹脂片、中空結構體、硬化物、中空結構體的製造方法、電子零件、及彈性波濾波器

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20001003