[go: up one dir, main page]

JPH05229469A - 前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装置 - Google Patents

前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装置

Info

Publication number
JPH05229469A
JPH05229469A JP4072208A JP7220892A JPH05229469A JP H05229469 A JPH05229469 A JP H05229469A JP 4072208 A JP4072208 A JP 4072208A JP 7220892 A JP7220892 A JP 7220892A JP H05229469 A JPH05229469 A JP H05229469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower fan
belt
continuously variable
belt transmission
belt chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4072208A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosaku Yamauchi
幸作 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP4072208A priority Critical patent/JPH05229469A/ja
Publication of JPH05229469A publication Critical patent/JPH05229469A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前部無段ベルト変速機の被動側の前部発進ク
ラッチの外側に送風ファンを取付けて、ベルトの回転数
に比例して送風ファンによる冷却風量が増して、小型の
送風ファンで充分な冷却ができる前後輪駆動自動二輪車
のベルト室冷却装置を得ること。 【構成】 エンジン1のクランク軸4に前部無段ベルト
変速機5と前部発進クラッチ6を連結すると共に、後部
無段ベルト変速機7と後部発進クラッチ8を連結してベ
ルト室3内に収容し、サイドカバー10を被着し、前部
発進クラッチ6の外側に送風ファン20を連結して送風
ファン20によってベルト室3内に冷却風を送って冷却
したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前後輪駆動自動二輪
車のベルト室冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車には、エンジンで前輪を駆動
すると共に、エンジンで後輪を駆動する前後輪駆動自動
二輪車がある。前輪を操舵するときは、前輪と後輪の間
に回転差が生じるので、オーバーランニングクラッチな
どを取付けている。前輪と後輪を各々無段ベルト変速機
を介して駆動するようにすると、前後の無段ベルト変速
機で前輪と後輪の回転差を吸収できて都合がよい。
【0003】無段ベルト変速機は、ベルトの回転によっ
て発熱するので、耐久性を高めるには冷却する必要があ
る。スクーターなどでは、無段ベルト変速機を介して後
輪を駆動するものがあり、クランク軸端に送風ファンを
取付けて、無段ベルト変速機を冷却するようにしたもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】無段ベルト変速機は、
回転の上昇と共に増速し、無段ベルト変速機の被動側
は、クランク軸の回転より速くなり、高速時のベルトの
回転に合せてクランク軸に送風ファンを取付けるには、
大きい送風ファンが必要になり、高速時以外ではメカロ
スが大きくなる。
【0005】かかる点に鑑み、この発明は、前部無段ベ
ルト変速機の被動側の前部発進クラッチの外側に送風フ
ァンを取付けて、ベルトの回転数に比例して送風ファン
による冷却風量が増して、小型の送風ファンで充分な冷
却ができる前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装置を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装
置は、エンジンのクランク軸に前部無段ベルト変速機と
前部発進クラッチを連結すると共に、後部無段ベルト変
速機と後部発進クラッチを連結してベルト室内に収容
し、サイドカバーを被着し、前部発進クラッチの外側に
送風ファンを連結して送風ファンによってベルト室内に
冷却風を送って冷却したことにある。
【0007】
【作用】前部発進クラッチは、前部無段ベルト変速機の
被動側に連結してあって、前部発進クラッチに取付けた
送風ファンは、前部無段ベルト変速機のベルトの回転速
さに比例して回転数が増し、送風量が増加する。こうし
て、前部無段ベルト変速機のベルトの回転速さに比例し
た冷却風を送ることができて、小型の送風ファンでメカ
ロスを少く十分な冷却をすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4によっ
て説明する。エンジン1の片側のクランクケース2に
は、外側にベルト室3が設けてある。エンジン1のクラ
ンク軸4には、前部無段ベルト変速機5と前部発進クラ
ッチ6が連結してある。又、クランク軸4に後部無段ベ
ルト変速機7と後部発進クラッチ8が連結してある。前
部無段ベルト変速機5及び後部無段ベルト変速機7は、
遠心ウエイトによってVベルトの巻掛け径を回転の上昇
に伴って変えて増速するものである。又、前部発進クラ
ッチ6及び後部発進クラッチ8は、所定回転数以上で接
続する遠心クラッチである。ベルト室3には、ガスケッ
ト9を挟んでサイドカバー10を被着する。
【0009】前部発進クラッチ6には、歯車減速機11
を介して前部チエン12を連結し、更に等速ジョイント
13、二次チエン14、三次チエン15を介して前輪1
6を駆動するようにしてある。又、後部発進クラッチ8
は、歯車減速機17と後部チエン18を連結して、後輪
19を駆動するようにしてある。
【0010】前部発進クラッチ6の外側には、送風ファ
ン20を取付ける。そして、サイドカバー10の送風フ
ァン20に対面する個所に、フィルター21を取付けた
吸気口22をを設けてある。又、ベルト室3の後端に排
風口23を設けてある。
【0011】エンジン1のクランク軸4が所定回転まで
上昇すると、前部発進クラッチ6と後部発進クラッチ8
が接続して、前輪16及び後輪19が駆動され始めて走
行が始まる。更にエンジン1の回転を上昇させていく
と、エンジン1の回転上昇に加えて、前部無段ベルト変
速機5と後部無段ベルト変速機7が増速して、走行速度
が速くなる。前部発進クラッチ6に取付けた送風ファン
20は、前部無段ベルト変速機5の被動側で、前部無段
ベルト変速機5のベルトの回転に比例して回転し、前部
無段ベルト変速機5と後部無段ベルト変速機7のベルト
の発熱量の増加に合せて送風量が増すようにできる。
又、送風ファン20を、ベルト室3の前上部に取付け、
送風を、ベルト室3の前側から後側に流して、ベルト室
3の後端の排風口23から放出できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、前部無段ベルト変速機5と後部無
段ベルト変速機7のベルトの回転に比例する風量を送風
ファン20でベルト室3内に送ることができて、小型の
送風ファン20でメカロスを少く冷却できる。又、送風
ファン20を取付ける前部発進クラッチ6は、ベルト室
3の前上部に取付けられているので、埃の吸込みを少く
でき、順次後側に冷却風を流して、ベルト室3の後端の
排風口23から放出することができて、乗員に排風が当
らないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す駆動装置部分を縦断した
エンジンの展開平面図である。
【図2】本発明の実施例を示す前部発進クラッチ部分の
拡大縦断面図である。
【図3】本発明の実施例を示すサイドカバーを外したエ
ンジンの側面図である。
【図4】本発明の実施例を示す全体側面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 3 ベルト室 4 クランク軸 5 前部無段ベルト変速機 6 前部発進クラッチ 7 後部無段ベルト変速機 8 後部発進クラッチ 9 ガスケット 10 サイドカバー 20 送風ファン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランク軸に前部無段ベルト
    変速機と前部発進クラッチを連結すると共に、後部無段
    ベルト変速機と後部発進クラッチを連結してベルト室内
    に収容し、サイドカバーを被着し、前部発進クラッチの
    外側に送風ファンを連結して送風ファンによってベルト
    室内に冷却風を送って冷却したことを特徴とする前後輪
    駆動自動二輪車のベルト室冷却装置。
JP4072208A 1992-02-24 1992-02-24 前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装置 Pending JPH05229469A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4072208A JPH05229469A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4072208A JPH05229469A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05229469A true JPH05229469A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13482594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4072208A Pending JPH05229469A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05229469A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074945A1 (fr) * 1999-06-04 2000-12-14 Daicel Chemical Industries, Ltd. Composition de resine destinee a une feuille d'enregistrement par jet d'encre et feuille realisee a l'aide de cette composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074945A1 (fr) * 1999-06-04 2000-12-14 Daicel Chemical Industries, Ltd. Composition de resine destinee a une feuille d'enregistrement par jet d'encre et feuille realisee a l'aide de cette composition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2464931C (en) Continuously variable transmission
JPS6255412A (ja) ベルト式伝動装置の冷却装置
JP4010127B2 (ja) 変速機構の冷却構造
US7327240B2 (en) Indicator device for motor driven vehicle
JPH05229469A (ja) 前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装置
JPH0568398B2 (ja)
JP2612738B2 (ja) Vベルト式無段変速機を備えた車両用エンジン
JPH05229470A (ja) 前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却風取入れ装置
JPH05229468A (ja) 前後輪駆動自動二輪車のベルト室冷却装置
JPH0557955B2 (ja)
JPS59164226A (ja) 内燃機関の冷却装置
JPH0143358Y2 (ja)
JPH05229471A (ja) 前後輪駆動自動二輪車のベルト室の冷却風排風装置
JPH0321728B2 (ja)
JPS61274170A (ja) Vベルト式自動変速機の冷却装置
JPS6332899Y2 (ja)
JPH0633060B2 (ja) 車輛の吸気装置
JPH0742431U (ja) 自動二輪車用エンジンのスタータ支持装置
JPH0747395B2 (ja) スクータ型車輌のvベルト伝動装置の冷却装置
JPS6332900Y2 (ja)
JPS6332898Y2 (ja)
JPS6212135Y2 (ja)
ITTO990567A1 (it) Motoveicolo a due ruote.
JP2609525B2 (ja) 車両用駆動装置
JP2522937B2 (ja) 車両用vベルト伝動装置の冷却装置