JPH05192885A - ロボットアームの制御装置 - Google Patents
ロボットアームの制御装置Info
- Publication number
- JPH05192885A JPH05192885A JP891192A JP891192A JPH05192885A JP H05192885 A JPH05192885 A JP H05192885A JP 891192 A JP891192 A JP 891192A JP 891192 A JP891192 A JP 891192A JP H05192885 A JPH05192885 A JP H05192885A
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- Japan
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- torque
- robot arm
- sensor
- teaching
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ツールやワークが重いときでも、教示がやり
易いダイレクトティーチングを行うことが可能となり、
ティーチング時の時間の短縮を図ることができるロボッ
トアームの制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 ロボットアーム1を駆動するモータ3のモー
タ軸にかかるトルクを検出するセンサ4と、このセンサ
4の出力をトルク値とするトルク信号入力部5と、この
トルク信号入力部5により入力されたトルク値を指令ト
ルク値に追従させる制御部8を設けた構成とする。
易いダイレクトティーチングを行うことが可能となり、
ティーチング時の時間の短縮を図ることができるロボッ
トアームの制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 ロボットアーム1を駆動するモータ3のモー
タ軸にかかるトルクを検出するセンサ4と、このセンサ
4の出力をトルク値とするトルク信号入力部5と、この
トルク信号入力部5により入力されたトルク値を指令ト
ルク値に追従させる制御部8を設けた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移載作業等を行うロボ
ットにおいて、ティーチングを行うときにツールやワー
ク等の重力をトルクとして検出してバランスをとるロボ
ットアームの制御装置に関する。
ットにおいて、ティーチングを行うときにツールやワー
ク等の重力をトルクとして検出してバランスをとるロボ
ットアームの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来はエンコーダ等の位置検出装置を用
いた位置ループフィードバック制御により、ロボットア
ームの位置を制御するのが一般的である。
いた位置ループフィードバック制御により、ロボットア
ームの位置を制御するのが一般的である。
【0003】従来のこの種のロボットアーム制御装置に
おいては、ティーチングを行う場合には、ロボットアー
ムの駆動モータに少しずつロボットアームを動かす指令
を送って教示するリモートティーチングと、駆動モータ
の励磁を切ってロボットアームをフリーにして人が直接
手で位置を教示するダイレクトティーチングがあった。
おいては、ティーチングを行う場合には、ロボットアー
ムの駆動モータに少しずつロボットアームを動かす指令
を送って教示するリモートティーチングと、駆動モータ
の励磁を切ってロボットアームをフリーにして人が直接
手で位置を教示するダイレクトティーチングがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のロボ
ットアーム制御装置ではリモートティーチングの場合で
は、位置が合わせづらくて教示に非常に手間がかかる。
また、ダイレクトティーチングでは、教示者が位置を合
わせ易い反面、ツールやワーク等が重い場合やロボット
アームの自重がかかる場合に駆動モータをフリーにする
と、重力により落下してしまうため、使用できないとい
う問題があった。
ットアーム制御装置ではリモートティーチングの場合で
は、位置が合わせづらくて教示に非常に手間がかかる。
また、ダイレクトティーチングでは、教示者が位置を合
わせ易い反面、ツールやワーク等が重い場合やロボット
アームの自重がかかる場合に駆動モータをフリーにする
と、重力により落下してしまうため、使用できないとい
う問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、ツー
ルやワーク等が重いときでも、あたかも重力がかかって
いない状態と同様のダイレクトティーチングができるロ
ボットアームの制御装置を提供することを目的とする。
ルやワーク等が重いときでも、あたかも重力がかかって
いない状態と同様のダイレクトティーチングができるロ
ボットアームの制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のロボットアーム
制御装置は上記目的を達成するために、ツールやワーク
等によりロボットアームの駆動軸にかかる重力をトルク
として検出するセンサを設け、ダイレクトティーチング
時のトルク値をトルク指令値として固定することで、駆
動軸にかかる重力を相殺するトルクを駆動モータに与え
る構成とする。
制御装置は上記目的を達成するために、ツールやワーク
等によりロボットアームの駆動軸にかかる重力をトルク
として検出するセンサを設け、ダイレクトティーチング
時のトルク値をトルク指令値として固定することで、駆
動軸にかかる重力を相殺するトルクを駆動モータに与え
る構成とする。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、ティーチング時
にロボットアームの駆動軸にかかる重力をセンサで検出
し、バランスをとるようにモータを制御することで、ツ
ールやワーク等が重いときでも、あたかも重力がかかっ
ていない状態と同様のダイレクトティーチングが可能と
なることとなる。
にロボットアームの駆動軸にかかる重力をセンサで検出
し、バランスをとるようにモータを制御することで、ツ
ールやワーク等が重いときでも、あたかも重力がかかっ
ていない状態と同様のダイレクトティーチングが可能と
なることとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0009】図に示すように重力の働く方向に可動する
ロボットアーム1と、その先端に作業を行うためのツー
ルおよびワーク2を設け、ロボットアーム1を動かす駆
動モータ3と、この駆動モータ3の駆動軸にかかるトル
クを検出するセンサ4(以下、トルクセンサという。)
を設け、前記トルクセンサ4で検出したトルクを取り込
むトルク信号入力部5と、駆動モータ3の位置(回転
角)を検出する位置検出装置6と、この位置検出装置6
で検出した位置信号を取り込む位置信号入力部7とを設
け、前記各入力をもとに駆動モータ3を制御する制御部
8から構成する。
ロボットアーム1と、その先端に作業を行うためのツー
ルおよびワーク2を設け、ロボットアーム1を動かす駆
動モータ3と、この駆動モータ3の駆動軸にかかるトル
クを検出するセンサ4(以下、トルクセンサという。)
を設け、前記トルクセンサ4で検出したトルクを取り込
むトルク信号入力部5と、駆動モータ3の位置(回転
角)を検出する位置検出装置6と、この位置検出装置6
で検出した位置信号を取り込む位置信号入力部7とを設
け、前記各入力をもとに駆動モータ3を制御する制御部
8から構成する。
【0010】上記構成において動作を説明すると、ダイ
レクトティーチング時以外は、図2のブロック図のよう
に、制御部8において、位置検出装置6からの位置信号
をもとに位置フィードバックループ9による制御で、位
置信号が位置指令に追従するように駆動モータ3の位置
決めを行う。
レクトティーチング時以外は、図2のブロック図のよう
に、制御部8において、位置検出装置6からの位置信号
をもとに位置フィードバックループ9による制御で、位
置信号が位置指令に追従するように駆動モータ3の位置
決めを行う。
【0011】また、ダイレクトティーチング時は、図3
のブロック図のように、制御部8において、位置フィー
ドバックループ9の代わりにトルクセンサ4からのトル
ク信号をもとにトルクフィードバックループ10を形成
し、トルク信号がトルク指令値に追従するように制御を
行う。このとき、ツール2等により駆動モータ3にかか
る重力として、ダイレクトティーチングに切り替わる直
前のトルク信号を、ダイレクトティーチング中のトルク
指令値に設定することで、重力を相殺するトルクを駆動
モータ3に与えるように制御することができることとな
る。
のブロック図のように、制御部8において、位置フィー
ドバックループ9の代わりにトルクセンサ4からのトル
ク信号をもとにトルクフィードバックループ10を形成
し、トルク信号がトルク指令値に追従するように制御を
行う。このとき、ツール2等により駆動モータ3にかか
る重力として、ダイレクトティーチングに切り替わる直
前のトルク信号を、ダイレクトティーチング中のトルク
指令値に設定することで、重力を相殺するトルクを駆動
モータ3に与えるように制御することができることとな
る。
【0012】なお、実施例では、重力のかかる方向にツ
ール2やワークを支持する場合を例にあげているが、垂
直多関節型のロボットのようにロボットアーム自体の重
さを支持するような場合も含まれるものとする。また、
駆動モータ3の制御においては、位置フィードバックル
ープ9やトルクフィードバックループ10の下に、速度
ループや電流ループを有するものでも構わないことはい
うまでもない。
ール2やワークを支持する場合を例にあげているが、垂
直多関節型のロボットのようにロボットアーム自体の重
さを支持するような場合も含まれるものとする。また、
駆動モータ3の制御においては、位置フィードバックル
ープ9やトルクフィードバックループ10の下に、速度
ループや電流ループを有するものでも構わないことはい
うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればロボットアームを駆動するモータ軸にかかる
トルクを検出するセンサと、このセンサの出力をトルク
値として取り込むトルク信号入力部と、このトルク信号
入力部に入力されたトルク値を指令トルク値に追従させ
る制御部を設けているので、ツールやワークの重量が大
きい場合でも、教示がやり易いダイレクトティーチング
を行うことが可能となり、ティーチング時の時間の短縮
を図ることができるロボットアームの制御装置を提供で
きる。
明によればロボットアームを駆動するモータ軸にかかる
トルクを検出するセンサと、このセンサの出力をトルク
値として取り込むトルク信号入力部と、このトルク信号
入力部に入力されたトルク値を指令トルク値に追従させ
る制御部を設けているので、ツールやワークの重量が大
きい場合でも、教示がやり易いダイレクトティーチング
を行うことが可能となり、ティーチング時の時間の短縮
を図ることができるロボットアームの制御装置を提供で
きる。
【図1】本発明の一実施例のロボットアームの制御装置
の概略構成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
【図2】同位置信号を入力して制御する制御部分のブロ
ック図
ック図
【図3】同トルク信号を入力して制御する制御部分のブ
ロック図
ロック図
1 ロボットアーム 2 ツール 3 モータ 4 センサ 5 トルク信号入力部 8 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】ツールやワーク等を重力に逆らい支持する
ロボットアームと、このロボットアームを駆動するモー
タのモータ軸にかかるトルクを検出するセンサと、この
センサの出力をトルク値として取り込むトルク信号入力
部と、このトルク信号入力部に入力されたトルク値を指
令トルク値に追従させる制御部とを備え、ティーチング
時にアームにかかるツールやワーク等の重力を相殺する
トルクをモータ軸に与えてバランスをとる構成としたロ
ボットアームの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP891192A JPH05192885A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | ロボットアームの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP891192A JPH05192885A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | ロボットアームの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192885A true JPH05192885A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11705851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP891192A Pending JPH05192885A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | ロボットアームの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05192885A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10291182A (ja) * | 1997-04-17 | 1998-11-04 | Yaskawa Electric Corp | アーム駆動装置 |
US6385508B1 (en) | 2000-10-31 | 2002-05-07 | Fanuc Robotics North America, Inc. | Lead-through teach handle assembly and method of teaching a robot assembly |
JP2017087341A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | カナエ工業株式会社 | ロボットシステム及びロボットの教示装置 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP891192A patent/JPH05192885A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10291182A (ja) * | 1997-04-17 | 1998-11-04 | Yaskawa Electric Corp | アーム駆動装置 |
US6385508B1 (en) | 2000-10-31 | 2002-05-07 | Fanuc Robotics North America, Inc. | Lead-through teach handle assembly and method of teaching a robot assembly |
JP2017087341A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | カナエ工業株式会社 | ロボットシステム及びロボットの教示装置 |
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