JPH05192662A - 水性組成物の有機物含有量を減少させるための電気分解法及びそのための装置 - Google Patents
水性組成物の有機物含有量を減少させるための電気分解法及びそのための装置Info
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- JPH05192662A JPH05192662A JP4153020A JP15302092A JPH05192662A JP H05192662 A JPH05192662 A JP H05192662A JP 4153020 A JP4153020 A JP 4153020A JP 15302092 A JP15302092 A JP 15302092A JP H05192662 A JPH05192662 A JP H05192662A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水性組成物の有機物含有量を減少させるため
の電気分解法及びそのための装置の提供。 【構成】 組成物を電気分解にかけ、このとき電気分解
の初期における組成物のpHが約1.8〜約7であり、こ
れにより水性組成物中に含まれる有機物質を電解的に分
解し、水性組成物の総有機物含有量(TOC)を200
ppmまたはそれ以下に減少させることからなる。
の電気分解法及びそのための装置の提供。 【構成】 組成物を電気分解にかけ、このとき電気分解
の初期における組成物のpHが約1.8〜約7であり、こ
れにより水性組成物中に含まれる有機物質を電解的に分
解し、水性組成物の総有機物含有量(TOC)を200
ppmまたはそれ以下に減少させることからなる。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は組成物を電気分解にかけ水性組成
物の総有機物含有量(TOC)を200ppmまたはそれ
以下に減少させる方法に関する。本発明は特に無電解金
属めっき組成物の処理に適当である。本発明の方法は、
無電解金属めっき組成物中の金属イオン含有量を減少さ
せて次いで固体有機錯化剤を沈殿させることを組み合わ
せる時に特に利用性が見い出される。本発明はまた本発
明の方法を実施することができる装置にも関する。
物の総有機物含有量(TOC)を200ppmまたはそれ
以下に減少させる方法に関する。本発明は特に無電解金
属めっき組成物の処理に適当である。本発明の方法は、
無電解金属めっき組成物中の金属イオン含有量を減少さ
せて次いで固体有機錯化剤を沈殿させることを組み合わ
せる時に特に利用性が見い出される。本発明はまた本発
明の方法を実施することができる装置にも関する。
【0002】
【背景技術】銅浴のような無電解めっき浴はエレクトロ
ニクス産業において複雑なパターンや回路を含む回路基
板及びカードを均一にめっきする手段として使用され
る。銅、ニッケル及び金の無電解めっき浴のような無電
解めっき浴を広く使用することにより処理を必要とする
化学物質の浪費傾向が導かれることが懸念される。例え
ばそのような浴は定常状態の操作ではオーバーフローが
発生する。このオーバーフローには、供給原料及び特定
の反応副生成物の両方が含まれそして浴と同じ濃度の化
学物質が含まれる。例えば無電解銅めっき浴には一般に
銅イオン、還元剤及び銅イオンの錯化剤が含まれる。さ
らに浴には例えば米国特許第3,844,799号(Unde
rkoflerら)中に開示されているようなシアニドイオン
及び界面活性剤のような他の化学物質が多数含まれるか
もしれない。無電解銅めっき浴に関しては、米国特許第
4,152,467号(Alpaughら)にも注意が向けられ
る。
ニクス産業において複雑なパターンや回路を含む回路基
板及びカードを均一にめっきする手段として使用され
る。銅、ニッケル及び金の無電解めっき浴のような無電
解めっき浴を広く使用することにより処理を必要とする
化学物質の浪費傾向が導かれることが懸念される。例え
ばそのような浴は定常状態の操作ではオーバーフローが
発生する。このオーバーフローには、供給原料及び特定
の反応副生成物の両方が含まれそして浴と同じ濃度の化
学物質が含まれる。例えば無電解銅めっき浴には一般に
銅イオン、還元剤及び銅イオンの錯化剤が含まれる。さ
らに浴には例えば米国特許第3,844,799号(Unde
rkoflerら)中に開示されているようなシアニドイオン
及び界面活性剤のような他の化学物質が多数含まれるか
もしれない。無電解銅めっき浴に関しては、米国特許第
4,152,467号(Alpaughら)にも注意が向けられ
る。
【0003】めっき浴からのオーバーフローはその最初
の形態では使用できないが、特定の供給化学物質の再生
は可能である。従って再生後に残った組成物は環境への
化学物質の廃棄を規制する政府の規準に合うよう処理し
なければならない。例えばオーバーフロー化学物質廃棄
物流は「一次回収」(primary recovery)として一般に
呼ばれている一連のステップで処理され、銅を除き回収
しそしてエチレンジアミン四酢酸のような錯化剤を再利
用する。「一次回収」のような技術の一つはInternatio
nal Business Machines Corporationに譲渡された米国
特許第4,734,175号(Bissinger)中に開示され
ている。この明細書の開示を参照によって本明細書に組
み入れる。そのような方法には、電解によりめっき浴オ
ーバーフロー組成物から銅を除き、溶液から銅カソード
上へ銅を析出(すなわち脱めっき(deplating))させ
る。銅の含有量が20mg/リットル以下になるように十
分量の銅を除去する。残留している銅に加えて、処理の
結果生じた廃液には銅の錯化剤及び比較的多量の溶解し
た有機及び無機塩が含まれている。
の形態では使用できないが、特定の供給化学物質の再生
は可能である。従って再生後に残った組成物は環境への
化学物質の廃棄を規制する政府の規準に合うよう処理し
なければならない。例えばオーバーフロー化学物質廃棄
物流は「一次回収」(primary recovery)として一般に
呼ばれている一連のステップで処理され、銅を除き回収
しそしてエチレンジアミン四酢酸のような錯化剤を再利
用する。「一次回収」のような技術の一つはInternatio
nal Business Machines Corporationに譲渡された米国
特許第4,734,175号(Bissinger)中に開示され
ている。この明細書の開示を参照によって本明細書に組
み入れる。そのような方法には、電解によりめっき浴オ
ーバーフロー組成物から銅を除き、溶液から銅カソード
上へ銅を析出(すなわち脱めっき(deplating))させ
る。銅の含有量が20mg/リットル以下になるように十
分量の銅を除去する。残留している銅に加えて、処理の
結果生じた廃液には銅の錯化剤及び比較的多量の溶解し
た有機及び無機塩が含まれている。
【0004】銅を除去した後、組成物を別の容器に移
し、ここで硫酸又は塩酸のような酸を添加して錯化剤を
沈殿させ、錯化剤を組成物から沈殿除去させるのに適し
たpHを提供する。
し、ここで硫酸又は塩酸のような酸を添加して錯化剤を
沈殿させ、錯化剤を組成物から沈殿除去させるのに適し
たpHを提供する。
【0005】錯化剤が処理容器の底に沈着した後、デカ
ントする液体を「付加廃棄物」(“additive wast”)と
いう。
ントする液体を「付加廃棄物」(“additive wast”)と
いう。
【0006】容器の底に残っている錯化剤を通常脱イオ
ン水で少なくとも2回洗いそしてそれからめっき浴へ再
利用する。これらの2つの洗浄溶液またはデカント後に
は溶解または懸濁された錯化剤と共に主にりん酸ナトリ
ウム及びギ酸が含まれている。これらの洗浄溶液は付加
廃棄物溶液と合わせるかまたは分離処理または使用のた
めに保持することができる。しかしながらすべての場合
かなりの量の懸濁された錯化剤は廃液に移されるので微
粒子の錯化剤は次に処理する前に濾過されねばならな
い。結果として物質は直接放電のため現存するプラント
の廃棄物処理系に容易に受け入れることができない。従
って物質を貯蔵タンクにポンプで運びその後で規制され
た埋め立て地に運ぶかまたは年あたりにつき実質的なコ
ストをかけた他の廃棄方法を施すことになる。
ン水で少なくとも2回洗いそしてそれからめっき浴へ再
利用する。これらの2つの洗浄溶液またはデカント後に
は溶解または懸濁された錯化剤と共に主にりん酸ナトリ
ウム及びギ酸が含まれている。これらの洗浄溶液は付加
廃棄物溶液と合わせるかまたは分離処理または使用のた
めに保持することができる。しかしながらすべての場合
かなりの量の懸濁された錯化剤は廃液に移されるので微
粒子の錯化剤は次に処理する前に濾過されねばならな
い。結果として物質は直接放電のため現存するプラント
の廃棄物処理系に容易に受け入れることができない。従
って物質を貯蔵タンクにポンプで運びその後で規制され
た埋め立て地に運ぶかまたは年あたりにつき実質的なコ
ストをかけた他の廃棄方法を施すことになる。
【0007】さらにもし付加廃液がりん酸ナトリウム及
び数百ppmの錯化剤のみを含むものとしてもプラントの
廃棄物処理を通過させられないであろう。何故ならば錯
化剤は種々のパイピングシステムで錯化することにより
重金属を溶解する傾向にあるからであり、これにより重
金属を川のような周囲の天然の水源に運び、ここで組成
物は最終的に放出されることになる。銅は錯体金属の塊
りをつくることになろうが少量の他の重金属はかなりの
可能性でそのようになる。
び数百ppmの錯化剤のみを含むものとしてもプラントの
廃棄物処理を通過させられないであろう。何故ならば錯
化剤は種々のパイピングシステムで錯化することにより
重金属を溶解する傾向にあるからであり、これにより重
金属を川のような周囲の天然の水源に運び、ここで組成
物は最終的に放出されることになる。銅は錯体金属の塊
りをつくることになろうが少量の他の重金属はかなりの
可能性でそのようになる。
【0008】〔発明のまとめ〕本発明は水性組成物の総
有機物含有量(TOC)をppmまたはそれ以下に減少さ
せる方法に関する。本発明の方法では、有機の還元剤も
しくは還元剤の還元された形態のものまたはその両方を
含む水性組成物を電気分解にかけることを含む。電気分
解の初期の水性組成物のpHは約1.8〜約7である。水
性組成物中の有機物質を電気分解で分解し、それにより
TOC含有量が200ppmまたはそれ以下の組成物を得
る。
有機物含有量(TOC)をppmまたはそれ以下に減少さ
せる方法に関する。本発明の方法では、有機の還元剤も
しくは還元剤の還元された形態のものまたはその両方を
含む水性組成物を電気分解にかけることを含む。電気分
解の初期の水性組成物のpHは約1.8〜約7である。水
性組成物中の有機物質を電気分解で分解し、それにより
TOC含有量が200ppmまたはそれ以下の組成物を得
る。
【0009】本発明のもう一つの態様は、めっき組成物
が金属イオン、固体有機錯化剤及び有機還元剤及び/ま
たはそれらの還元された形態のものを含む無電解金属め
っき組成物を処理する方法に関する。この方法には、無
電解金属めっき組成物中の金属イオンの含有量を電気分
解により約20mg/リットル以下の数値に減少させるこ
とが含まれる。それから組成物を約1.8またはそれ以
下のpHに酸性化させ、それにより組成物から固体有機錯
化剤を沈殿させる。次に組成物を電気分解にかけ、それ
により還元剤もしくは還元剤の還元された形態のものま
たは両方を含む有機物質を電気分解的に分解し、TOC
含有量が200ppmまたはそれ以下である組成物を得
る。
が金属イオン、固体有機錯化剤及び有機還元剤及び/ま
たはそれらの還元された形態のものを含む無電解金属め
っき組成物を処理する方法に関する。この方法には、無
電解金属めっき組成物中の金属イオンの含有量を電気分
解により約20mg/リットル以下の数値に減少させるこ
とが含まれる。それから組成物を約1.8またはそれ以
下のpHに酸性化させ、それにより組成物から固体有機錯
化剤を沈殿させる。次に組成物を電気分解にかけ、それ
により還元剤もしくは還元剤の還元された形態のものま
たは両方を含む有機物質を電気分解的に分解し、TOC
含有量が200ppmまたはそれ以下である組成物を得
る。
【0010】本発明のさらなる態様は、金属イオン、固
体有機錯化剤及び有機還元剤もしくはそれらの還元され
た形態または両方を含む無電解金属めっき組成物を処理
する装置に関する。装置には電気分解により無電解金属
めっき組成物から金属を除去するための少なくとも一対
のアノード及びカソードを含む電解ユニットが含まれ
る。組成物を電解ユニットに運ぶ手段が提供される。ま
た、電解により金属を除去した後に電解ユニットから組
成物を除去する手段も組成物を運ぶ手段と共に提供さ
れ、組成物から固体有機錯化剤を沈殿させるために電解
ユニットから容器へ除去されるようにする。容器中で処
理される組成物を運搬する手段が提供され、組成物を容
器から運搬しそして組成物を電解槽へ運搬する。電解槽
には組成物中の有機物質を電解作用で分解するための少
なくとも一対のアノード及びカソードが含まれる。
体有機錯化剤及び有機還元剤もしくはそれらの還元され
た形態または両方を含む無電解金属めっき組成物を処理
する装置に関する。装置には電気分解により無電解金属
めっき組成物から金属を除去するための少なくとも一対
のアノード及びカソードを含む電解ユニットが含まれ
る。組成物を電解ユニットに運ぶ手段が提供される。ま
た、電解により金属を除去した後に電解ユニットから組
成物を除去する手段も組成物を運ぶ手段と共に提供さ
れ、組成物から固体有機錯化剤を沈殿させるために電解
ユニットから容器へ除去されるようにする。容器中で処
理される組成物を運搬する手段が提供され、組成物を容
器から運搬しそして組成物を電解槽へ運搬する。電解槽
には組成物中の有機物質を電解作用で分解するための少
なくとも一対のアノード及びカソードが含まれる。
【0011】〔発明を実施するための最良の及び種々の
方法〕本発明の理解を容易にするため図1に例示された
流れ図が参照される。特に、無電解めっき容器12には
めっきされるべき部分(示されていない)及び無電解金
属めっき組成物例えばニッケル、金または好ましくは銅
めっき組成物が含まれる。無電解銅めっき浴には、典型
的には2価の銅イオン;錯化剤例えば銅を2価の形態に
維持するためのエチレンジアミン四酢酸(EDTA);
過剰の水素イオンを緩衝作用で除き所望のpH値に維持す
るためのアルカリ及びホルムアルデヒドのような還元剤
が含まれる。そのような浴には、また典型的にはシアニ
ドのような安定化剤及び湿潤剤が含まれる。温度及びpH
に関する作用パラメーターと一緒に典型的な無電解めっ
き浴を以下の表1に例証する。
方法〕本発明の理解を容易にするため図1に例示された
流れ図が参照される。特に、無電解めっき容器12には
めっきされるべき部分(示されていない)及び無電解金
属めっき組成物例えばニッケル、金または好ましくは銅
めっき組成物が含まれる。無電解銅めっき浴には、典型
的には2価の銅イオン;錯化剤例えば銅を2価の形態に
維持するためのエチレンジアミン四酢酸(EDTA);
過剰の水素イオンを緩衝作用で除き所望のpH値に維持す
るためのアルカリ及びホルムアルデヒドのような還元剤
が含まれる。そのような浴には、また典型的にはシアニ
ドのような安定化剤及び湿潤剤が含まれる。温度及びpH
に関する作用パラメーターと一緒に典型的な無電解めっ
き浴を以下の表1に例証する。
【0012】 表1 物 質 濃度(範囲) CuSO4・5H2O 6.0〜10.0 g/リットル EDTA 35.0〜55.0 g/リットル GAFAC RE−610 0.01〜0.5 g/リットル NaCN 5.0〜20.0 mg/リットル ホルムアルデヒド 2.0〜 4.5 mL/リットル Na2SO4 15.0〜25.0 g/リットル NaHCOO 15.0〜25.0 g/リットル pH 11.6〜11.8 温 度 73.0℃±0.5
【0013】通常の操作では、無電解めっき浴は金属の
均一な析出を確実にするため、上記化学物質について連
続的にモニターされる。めっきの定常状態操作の特性に
より、破線16で表されたオーバーフローが発生する。
また、還元剤はめっき操作中に減少するであろう。例え
ば、ホルムアルデヒドが還元剤として使用されるとき、
ホルムアルデヒドは減少して、ギ酸塩を生成する。さら
に上記の銅無電解めっき浴では通常比較的多量の硫酸塩
も形成される。
均一な析出を確実にするため、上記化学物質について連
続的にモニターされる。めっきの定常状態操作の特性に
より、破線16で表されたオーバーフローが発生する。
また、還元剤はめっき操作中に減少するであろう。例え
ば、ホルムアルデヒドが還元剤として使用されるとき、
ホルムアルデヒドは減少して、ギ酸塩を生成する。さら
に上記の銅無電解めっき浴では通常比較的多量の硫酸塩
も形成される。
【0014】無電解めっき浴からのオーバーフローは導
管16を経て、典型的には約1,000〜約10,000
ガロンさらに典型的には、約3,000ガロンの容積を
有する貯蔵、または収集タンクへ取り出される。貯蔵タ
ンク17から組成物は、導管18を経て、電解ユニット
10へ運ばれる。電解ユニット10には、一連のアノー
ドおよびカソードそして典型的には約60〜約250の
アノードおよびカソードからなる2つの電極区画が含ま
れる。加えて、電解ユニット10は、オーバーフロータ
ンク22と共に提供され、そのうちの一つにpH測定探針
24が設置され、そして他方の一つには反対側にアルカ
リ例えば、水酸化ナトリウム溶液を導管23を通して加
えそして所望のpH値に維持する。各電極区画において電
極の特定の数および寸法を電流強度I、電流密度iおよ
びタンクのサイズに基づいて決定する。電極はいつも2
つのアノード間に1つのカソードがあるような方式で、
交互に設置される。カソードは好ましくは薄い銅箔であ
り、そしてアノードは好ましくは、ステンレス鋼であ
る。電解ユニット中の組成物のpHは電解中は電解ユニッ
ト10中の錯化剤例えばEDTAの酸化を避けるために
少なくとも約12.5そして好ましくは12.5から約1
3.1の値に維持される。pHはアルカリ例えば50%水
酸化ナトリウム溶液を導管23を通じて混合し調節す
る。
管16を経て、典型的には約1,000〜約10,000
ガロンさらに典型的には、約3,000ガロンの容積を
有する貯蔵、または収集タンクへ取り出される。貯蔵タ
ンク17から組成物は、導管18を経て、電解ユニット
10へ運ばれる。電解ユニット10には、一連のアノー
ドおよびカソードそして典型的には約60〜約250の
アノードおよびカソードからなる2つの電極区画が含ま
れる。加えて、電解ユニット10は、オーバーフロータ
ンク22と共に提供され、そのうちの一つにpH測定探針
24が設置され、そして他方の一つには反対側にアルカ
リ例えば、水酸化ナトリウム溶液を導管23を通して加
えそして所望のpH値に維持する。各電極区画において電
極の特定の数および寸法を電流強度I、電流密度iおよ
びタンクのサイズに基づいて決定する。電極はいつも2
つのアノード間に1つのカソードがあるような方式で、
交互に設置される。カソードは好ましくは薄い銅箔であ
り、そしてアノードは好ましくは、ステンレス鋼であ
る。電解ユニット中の組成物のpHは電解中は電解ユニッ
ト10中の錯化剤例えばEDTAの酸化を避けるために
少なくとも約12.5そして好ましくは12.5から約1
3.1の値に維持される。pHはアルカリ例えば50%水
酸化ナトリウム溶液を導管23を通じて混合し調節す
る。
【0015】電解ユニット10では、銅のような金属
が、組成物からカソード上にめっきされ、そしてシアニ
ドが存在するときは、アノードで二酸化炭素に酸化され
る。
が、組成物からカソード上にめっきされ、そしてシアニ
ドが存在するときは、アノードで二酸化炭素に酸化され
る。
【0016】この電気分解は、典型的には、約1,50
0〜約3,000アンペアの電流、さらに典型的には、
約2,100アンペアの電流を使用して、約3.4〜約4
ボルトの一定電圧で実施される。使用される電流密度は
典型的には約2mA/cm2〜約10mA/cm2でありさらに典
型的には4.2mA/cm2〜約5.5mA/cm2である。この電
気分解は、典型的な400〜約2,400ガロン、さら
に典型的には約2,000ガロンの浴に対して典型的に
は約16〜約24時間かかる。電気分解を実施すると組
成物中の金属の値が約20mg/リットル以下、そして好
ましくは約10ppmまたはそれ以下の値に減少する。加
えて、シアニド含有量が約1.0ppmまたはそれ以下そし
て好ましくは約0.8ppmまたはそれ以下の値に減少す
る。
0〜約3,000アンペアの電流、さらに典型的には、
約2,100アンペアの電流を使用して、約3.4〜約4
ボルトの一定電圧で実施される。使用される電流密度は
典型的には約2mA/cm2〜約10mA/cm2でありさらに典
型的には4.2mA/cm2〜約5.5mA/cm2である。この電
気分解は、典型的な400〜約2,400ガロン、さら
に典型的には約2,000ガロンの浴に対して典型的に
は約16〜約24時間かかる。電気分解を実施すると組
成物中の金属の値が約20mg/リットル以下、そして好
ましくは約10ppmまたはそれ以下の値に減少する。加
えて、シアニド含有量が約1.0ppmまたはそれ以下そし
て好ましくは約0.8ppmまたはそれ以下の値に減少す
る。
【0017】電気分解の間に水素および酸素を含むガス
を生成するので、析出する金属に対するカソード電流収
率を改善し、そして所望の最終結果を達成する電解時間
を減少させるためにできるだけすばやく電極からガスを
取り除くべきである。ガスは無電解めっき組成物が約
1.0〜約5.0体積/時で循環するような高循環速度内
部浴の電気分解を使用して米国特許第4,734,175
号に記載された電極から除去することができる。約2,
000ガロンの容量の無電解セルでは、無電解めっき浴
の100%が、2.0体積/時の速度で1時間ごとに循
環されるべきである。米国特許第4,734,175号の
図5には組成物が電極よりも低い位置の注入管で、循環
させる装置を示している。組成物は無電解セルから電解
ユニット10の片方の側に設置されたオーバーフロータ
ンクに送られ、ここから注入管を通じて元に戻される。
を生成するので、析出する金属に対するカソード電流収
率を改善し、そして所望の最終結果を達成する電解時間
を減少させるためにできるだけすばやく電極からガスを
取り除くべきである。ガスは無電解めっき組成物が約
1.0〜約5.0体積/時で循環するような高循環速度内
部浴の電気分解を使用して米国特許第4,734,175
号に記載された電極から除去することができる。約2,
000ガロンの容量の無電解セルでは、無電解めっき浴
の100%が、2.0体積/時の速度で1時間ごとに循
環されるべきである。米国特許第4,734,175号の
図5には組成物が電極よりも低い位置の注入管で、循環
させる装置を示している。組成物は無電解セルから電解
ユニット10の片方の側に設置されたオーバーフロータ
ンクに送られ、ここから注入管を通じて元に戻される。
【0018】金属を除去した後、組成物はポンプ(示さ
れていない)により導管25を経て、沈殿/デカント容
器26、典型的には4,200ガロンの容量のタンクに
運ばれる。組成物のpHは導管27を経て硫酸または塩酸
のような酸を加えることにより1.5〜1.8またはそれ
以下の値そして好ましくは約1.8に調節される。pHは
エチレンジアミン四酢酸のような錯化剤を組成物から沈
殿させるために調節される。他の固体有機錯化剤には、
酒石酸ナトリウムカリウム(ロッシェル塩)、エチレン
ジアミン四アミン、エチレンジアミン四酢酸のナトリウ
ム(モノ−、ジ−、トリ−およびテトラ−ナトリウム)
塩、ニトリロ四酢酸およびそのアルカリ塩、グルコン
酸、グルコン酸塩、グルコノ(ガンマ)、ラクトン、変
性エチレンジアミン酢酸、例えば、N−ヒドロキシエチ
ルエチレンジアミン四酢酸が含まれる。さらに銅(II)イ
オンに対する多くの他の適当な錯化剤は、米国特許第
2,996,408号、第3,075,856号、第3,0
76,855号および第2,938,805号に提案され
ている。好ましい錯化剤は、エチレンジアミン四酢酸お
よびそのアルカリ金属塩である。
れていない)により導管25を経て、沈殿/デカント容
器26、典型的には4,200ガロンの容量のタンクに
運ばれる。組成物のpHは導管27を経て硫酸または塩酸
のような酸を加えることにより1.5〜1.8またはそれ
以下の値そして好ましくは約1.8に調節される。pHは
エチレンジアミン四酢酸のような錯化剤を組成物から沈
殿させるために調節される。他の固体有機錯化剤には、
酒石酸ナトリウムカリウム(ロッシェル塩)、エチレン
ジアミン四アミン、エチレンジアミン四酢酸のナトリウ
ム(モノ−、ジ−、トリ−およびテトラ−ナトリウム)
塩、ニトリロ四酢酸およびそのアルカリ塩、グルコン
酸、グルコン酸塩、グルコノ(ガンマ)、ラクトン、変
性エチレンジアミン酢酸、例えば、N−ヒドロキシエチ
ルエチレンジアミン四酢酸が含まれる。さらに銅(II)イ
オンに対する多くの他の適当な錯化剤は、米国特許第
2,996,408号、第3,075,856号、第3,0
76,855号および第2,938,805号に提案され
ている。好ましい錯化剤は、エチレンジアミン四酢酸お
よびそのアルカリ金属塩である。
【0019】沈殿が沈下した後に、母液を導管33を経
て除去し、電解槽へ運ぶ。
て除去し、電解槽へ運ぶ。
【0020】沈殿した錯化剤は例えば脱イオン水で2ま
たは3回洗うことができ、この洗浄のための水は導管3
1を経て容器32へ供給される。次いで、錯化剤を水酸
化ナトリウム溶液中の四ナトリウム塩として再度溶解
し、そして、硫酸のような酸で再結晶させて洗浄されう
る。容器26中では所望により純粋なエチレンジアミン
四酢酸をアルカリ溶液例えば水酸化ナトリウム溶液に溶
解し、導管30を経て添加し、四ナトリウム塩を供給す
る。導管28を経て、EDTA−Na4(四ナトリウム
エデテート)、組成物を、それが導管13を経て化学め
っき浴12へ直接移すことのできる所から貯蔵容器29
へ運ぶかまたは硫酸銅との予備の混合物を調製しそして
これもまた容器11中の化学めっき浴12に送ることが
できる。
たは3回洗うことができ、この洗浄のための水は導管3
1を経て容器32へ供給される。次いで、錯化剤を水酸
化ナトリウム溶液中の四ナトリウム塩として再度溶解
し、そして、硫酸のような酸で再結晶させて洗浄されう
る。容器26中では所望により純粋なエチレンジアミン
四酢酸をアルカリ溶液例えば水酸化ナトリウム溶液に溶
解し、導管30を経て添加し、四ナトリウム塩を供給す
る。導管28を経て、EDTA−Na4(四ナトリウム
エデテート)、組成物を、それが導管13を経て化学め
っき浴12へ直接移すことのできる所から貯蔵容器29
へ運ぶかまたは硫酸銅との予備の混合物を調製しそして
これもまた容器11中の化学めっき浴12に送ることが
できる。
【0021】EDTAの洗浄に使用した水溶液を所望に
より母液と混合し、電解槽34に運ぶことができる。こ
の段階では、組成物は典型的には、錯化剤濃度300〜
約500ppmさらに典型的には400ppmおよび還元され
た形態の還元剤(例えばギ酸ナトリウム)の濃度15〜
約25g/リットルそしてさらに典型的には約18〜約
24g/リットルを有する。すすぎの水を添加するとギ
酸ナトリウムの濃度は5〜約15g/リットルそしてさ
らに典型的には約7g/リットルである。
より母液と混合し、電解槽34に運ぶことができる。こ
の段階では、組成物は典型的には、錯化剤濃度300〜
約500ppmさらに典型的には400ppmおよび還元され
た形態の還元剤(例えばギ酸ナトリウム)の濃度15〜
約25g/リットルそしてさらに典型的には約18〜約
24g/リットルを有する。すすぎの水を添加するとギ
酸ナトリウムの濃度は5〜約15g/リットルそしてさ
らに典型的には約7g/リットルである。
【0022】電解槽中の組成物の流速は典型的には約
0.1〜約10.0ガロン/分そしてさらに典型的には約
0.5〜約5ガロン/分であり、そしてCole-Parmer(カ
タログ番号N−03248−44)により作製されたよ
うなロータメーターにより測定することができる。pHは
電気分解の初期には約1.8〜約7.0そして好ましくは
約1.8〜約4である。pHはFisher Scientificにより作
製されOrion pHメーターモデル501に接続されている
ようなガラス電極で測定することができる。組成物の温
度は電気分解中は、典型的には約15℃〜約35℃そし
てさらに典型的には約22℃〜約28℃である。電流密
度は約1mA/cm2〜約15mA/cm2、好ましくは約5mA/
cm2〜約10mA/cm2でありそして電圧は約1ボルト〜約
6ボルト好ましくは約2ボルト〜約3ボルトである。組
成物は電解槽中に約4〜約36時間さらに典型的には約
8〜約24時間保持される。電解槽から除去した組成物
には約200ppmまたはそれ以下そして好ましくは約2
0ppmまたはそれ以下のTOCが含まれる。
0.1〜約10.0ガロン/分そしてさらに典型的には約
0.5〜約5ガロン/分であり、そしてCole-Parmer(カ
タログ番号N−03248−44)により作製されたよ
うなロータメーターにより測定することができる。pHは
電気分解の初期には約1.8〜約7.0そして好ましくは
約1.8〜約4である。pHはFisher Scientificにより作
製されOrion pHメーターモデル501に接続されている
ようなガラス電極で測定することができる。組成物の温
度は電気分解中は、典型的には約15℃〜約35℃そし
てさらに典型的には約22℃〜約28℃である。電流密
度は約1mA/cm2〜約15mA/cm2、好ましくは約5mA/
cm2〜約10mA/cm2でありそして電圧は約1ボルト〜約
6ボルト好ましくは約2ボルト〜約3ボルトである。組
成物は電解槽中に約4〜約36時間さらに典型的には約
8〜約24時間保持される。電解槽から除去した組成物
には約200ppmまたはそれ以下そして好ましくは約2
0ppmまたはそれ以下のTOCが含まれる。
【0023】ギ酸イオンのような還元剤の還元された形
態は、以下の反応によりホルムアルデヒドの分解物の還
元から生成される。 2HCOO- −−−→ 2CO2+H2+2e-
態は、以下の反応によりホルムアルデヒドの分解物の還
元から生成される。 2HCOO- −−−→ 2CO2+H2+2e-
【0024】さらに組成物中に存在する界面活性剤もカ
ソードで還元され、りん酸塩および二酸化炭素が得られ
る。水も以下の反応により、無電解過程中に分解され
る。 2H2O+2e- −−−→ 2OH-+H2
ソードで還元され、りん酸塩および二酸化炭素が得られ
る。水も以下の反応により、無電解過程中に分解され
る。 2H2O+2e- −−−→ 2OH-+H2
【0025】組成物は、ここでプラントの通常のすすぎ
組成物と合わせることが可能となる。典型的な電解ユニ
ット33には、以下の寸法、すなわち、長さ360mm、
幅260mm、深さ260mmの高密度ポリエチレンででき
た方形タンクが含まれる。これらの寸法の電解容器は、
空のときに約24リットル、電極、電極ホルダーおよび
補助のホースを設置したときに約18リットルの容積が
ある。上記寸法のユニット中の電極34は典型的には高
さ約215mm、幅約178mmそして厚さが約1.5mmで
ある。典型的には大多数のアノードとカソードの組はア
ノードとカソードが約5〜約15mmさらに典型的には約
10mm分離されて交互に固定されている。ほぼ24個の
電極が、上記の寸法のユニット中で使用される。電解セ
ルは好ましくは図2に示したようにアノードとカソード
を交互に有するバッテリーセルの形態である。事実、槽
を通じる流れは本発明の実施、特に例えばギ酸塩の分解
による中間体のラジカルにより引き起こされる電極の
「被毒」(poisoning)の見地では、特に効果があるわけ
ではない。電極ホルダー(示されていない)は適所で電
極を保持するよう溝を加工されたポリ塩化ビニルのよう
な重合体材料2枚からなる。
組成物と合わせることが可能となる。典型的な電解ユニ
ット33には、以下の寸法、すなわち、長さ360mm、
幅260mm、深さ260mmの高密度ポリエチレンででき
た方形タンクが含まれる。これらの寸法の電解容器は、
空のときに約24リットル、電極、電極ホルダーおよび
補助のホースを設置したときに約18リットルの容積が
ある。上記寸法のユニット中の電極34は典型的には高
さ約215mm、幅約178mmそして厚さが約1.5mmで
ある。典型的には大多数のアノードとカソードの組はア
ノードとカソードが約5〜約15mmさらに典型的には約
10mm分離されて交互に固定されている。ほぼ24個の
電極が、上記の寸法のユニット中で使用される。電解セ
ルは好ましくは図2に示したようにアノードとカソード
を交互に有するバッテリーセルの形態である。事実、槽
を通じる流れは本発明の実施、特に例えばギ酸塩の分解
による中間体のラジカルにより引き起こされる電極の
「被毒」(poisoning)の見地では、特に効果があるわけ
ではない。電極ホルダー(示されていない)は適所で電
極を保持するよう溝を加工されたポリ塩化ビニルのよう
な重合体材料2枚からなる。
【0026】アノードおよびカソードは直径約6mm長さ
300mmの円筒形の形の銅金属棒を含む母線(示されて
いない)により電源(示されていない)に接続されてい
る。
300mmの円筒形の形の銅金属棒を含む母線(示されて
いない)により電源(示されていない)に接続されてい
る。
【0027】2つの母線は一対のアノードおよびカソー
ドの両方にいつも存在する。電極の間隙に印加された電
圧は各母線の末端に接続された電圧計を使用して測定す
ることができる。
ドの両方にいつも存在する。電極の間隙に印加された電
圧は各母線の末端に接続された電圧計を使用して測定す
ることができる。
【0028】一定の電流を約15ボルトで約100アン
ペアを使用して電解セルに供給する。
ペアを使用して電解セルに供給する。
【0029】適当なアノード材料には種々の金属合金が
含まれそして好ましくは、炭素アノードには熱分解グラ
ファイトが含まれる。市販の入手可能な熱分解グラファ
イト材料にはPolycarbon, Inc. のCalgraph、PfizerのP
yroid、Stackpole Ultra Carbon Inc. のPP101およびPf
izerのRVC-60が含まれる。アノード材料は組成物の分解
の侵攻および電圧極性の印加による腐食に対してより敏
感なので、アノード材料は好ましくは、それらの寿命を
延ばすために、ポリプロピレンのメッシュ(網目)で包
まれている。メッシュは使用されるときには熱分解グラ
ファイトの層を一緒に保持しそしてアノードの過剰な腐
食を防ぐ目的がある。
含まれそして好ましくは、炭素アノードには熱分解グラ
ファイトが含まれる。市販の入手可能な熱分解グラファ
イト材料にはPolycarbon, Inc. のCalgraph、PfizerのP
yroid、Stackpole Ultra Carbon Inc. のPP101およびPf
izerのRVC-60が含まれる。アノード材料は組成物の分解
の侵攻および電圧極性の印加による腐食に対してより敏
感なので、アノード材料は好ましくは、それらの寿命を
延ばすために、ポリプロピレンのメッシュ(網目)で包
まれている。メッシュは使用されるときには熱分解グラ
ファイトの層を一緒に保持しそしてアノードの過剰な腐
食を防ぐ目的がある。
【0030】図3および4には本発明の方法における時
間に対するTOCの種々のアノード材料の効果を示して
いる。図5は100時間試験を通じてアノードが触媒活
性を保持する能力を例証する試験である。試験は1.7
5リットルの方形タンク中に3個のアノード−カソード
対を設置すること、約1.0リットルの処理するべき組
成物の値を使用することからなる。
間に対するTOCの種々のアノード材料の効果を示して
いる。図5は100時間試験を通じてアノードが触媒活
性を保持する能力を例証する試験である。試験は1.7
5リットルの方形タンク中に3個のアノード−カソード
対を設置すること、約1.0リットルの処理するべき組
成物の値を使用することからなる。
【0031】適当なカソード材料には、熱分解グラファ
イトのような炭素同様、種々の金属および金属合金が含
まれる。好ましいカソード材料は、ステンレス鋼および
最も好ましいチタンを有するチタンである。カソード材
料の主な目的は、この段階で組成物中にまだなお残って
いる金属イオンをいずれも集めることおよび溶液から水
素ガスを放出することである。銅のようないくつかの金
属はカソード表面に蓄積されるので金属は容易にカソー
ド材料から分離することができる。
イトのような炭素同様、種々の金属および金属合金が含
まれる。好ましいカソード材料は、ステンレス鋼および
最も好ましいチタンを有するチタンである。カソード材
料の主な目的は、この段階で組成物中にまだなお残って
いる金属イオンをいずれも集めることおよび溶液から水
素ガスを放出することである。銅のようないくつかの金
属はカソード表面に蓄積されるので金属は容易にカソー
ド材料から分離することができる。
【0032】本発明の理解を容易にする実施例を提示す
るが本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
るが本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0033】実施例1 H4EDTA約40g/リットル、NaCOOH 24.
5g/リットル、Na2SO4約20g/リットル;GA
FAC RE−610約0.2g/リットルを含む組成物
および約4のpHを約1.7平方mの総アノード面積を有
し、そして約0.126×10-3M3/sの流速で、約
30-1の体積に対する面積の割合を有する18リットル
の槽に導入した。電流密度は約10mA/cm2である。処
理は約24時間続けた。図9および図10にはH4ED
TAおよびTOCの濃度減少がそれぞれ時間の関数とし
て示されている。キレート化剤をCO2、NH3およびH
2Oの基本的な成分に酸化した。組成物中の他の有機物
質をCO2、NH3およびH2Oに酸化した。
5g/リットル、Na2SO4約20g/リットル;GA
FAC RE−610約0.2g/リットルを含む組成物
および約4のpHを約1.7平方mの総アノード面積を有
し、そして約0.126×10-3M3/sの流速で、約
30-1の体積に対する面積の割合を有する18リットル
の槽に導入した。電流密度は約10mA/cm2である。処
理は約24時間続けた。図9および図10にはH4ED
TAおよびTOCの濃度減少がそれぞれ時間の関数とし
て示されている。キレート化剤をCO2、NH3およびH
2Oの基本的な成分に酸化した。組成物中の他の有機物
質をCO2、NH3およびH2Oに酸化した。
【0034】実施例2 初期組成物がH4EDTA約1.4g/リットル、Na
COOH約24.5g/リットル、Na2SO4約20g
/リットル、GAFAC RE−610約0.2g/リッ
トルを含み、初期のpHが約4である以外は実施例1と同
じ操作を繰り返した。24時間行程の結果を図11およ
び12に示した。図11にはH4EDTAの濃度減少を
時間の関数として示し、そして図12にはTOCの濃度
を時間の関数として示した。
COOH約24.5g/リットル、Na2SO4約20g
/リットル、GAFAC RE−610約0.2g/リッ
トルを含み、初期のpHが約4である以外は実施例1と同
じ操作を繰り返した。24時間行程の結果を図11およ
び12に示した。図11にはH4EDTAの濃度減少を
時間の関数として示し、そして図12にはTOCの濃度
を時間の関数として示した。
【0035】上記実施例は、組成物中の有機物質をCO
2、NH2、H2OおよびH2に分解し、通常のすすぎに対
して万全であり環境への廃棄に関する政府の規制に合格
した組成物を得るという本発明の効果を明確に例証して
いる。
2、NH2、H2OおよびH2に分解し、通常のすすぎに対
して万全であり環境への廃棄に関する政府の規制に合格
した組成物を得るという本発明の効果を明確に例証して
いる。
【0036】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。
【0037】1. 有機還元剤またはそれらの還元され
た形態のものを含む組成物を電気分解にかけ、このとき
電解の初期における組成物のpHは約1.8〜約7である
ものとし、これにより前記還元剤もしくはそれらの還元
された形態のものまたは両方を含む有機物質を電解的に
分解して総有機成分(TOC)含有量200ppmまたは
それ以下である組成物を得る、水性組成物のTOC含有
量を200ppmまたはそれ以下に減少させる方法。 2. 前記組成物が少なくとも約15gm/リットルのギ
酸塩を含む前項1に記載の方法。 3. 前項組成物がリッターあたり約18gm/リットル
〜約24gm/リットルのギ酸塩を含む前項1に記載の方
法。 4. 電気分解が約5mA/cm2〜約10mA/cm2の電流密
度で実施される前項1に記載の方法。 5. 電気分解が約2ボルト〜約3ボルトの電圧で実施
される前項1に記載の方法。 6. 電気分解が約8〜約24時間時間される前項1に
記載の方法。 7. 得られた組成物がTOC含有量20ppmまたはそ
れ以下を含む前項1に記載の方法。 8. 組成物がさらに約300〜約20,000ppmの錯
化剤を含む前項1に記載の方法。 9. 前記錯化剤がエチレンジアミンまたはそれらのア
ルカリ金属塩である前項8に記載の方法。 10. 電気分解の初期における組成物のpHが約1.8
〜約4である前項1に記載の方法。
た形態のものを含む組成物を電気分解にかけ、このとき
電解の初期における組成物のpHは約1.8〜約7である
ものとし、これにより前記還元剤もしくはそれらの還元
された形態のものまたは両方を含む有機物質を電解的に
分解して総有機成分(TOC)含有量200ppmまたは
それ以下である組成物を得る、水性組成物のTOC含有
量を200ppmまたはそれ以下に減少させる方法。 2. 前記組成物が少なくとも約15gm/リットルのギ
酸塩を含む前項1に記載の方法。 3. 前項組成物がリッターあたり約18gm/リットル
〜約24gm/リットルのギ酸塩を含む前項1に記載の方
法。 4. 電気分解が約5mA/cm2〜約10mA/cm2の電流密
度で実施される前項1に記載の方法。 5. 電気分解が約2ボルト〜約3ボルトの電圧で実施
される前項1に記載の方法。 6. 電気分解が約8〜約24時間時間される前項1に
記載の方法。 7. 得られた組成物がTOC含有量20ppmまたはそ
れ以下を含む前項1に記載の方法。 8. 組成物がさらに約300〜約20,000ppmの錯
化剤を含む前項1に記載の方法。 9. 前記錯化剤がエチレンジアミンまたはそれらのア
ルカリ金属塩である前項8に記載の方法。 10. 電気分解の初期における組成物のpHが約1.8
〜約4である前項1に記載の方法。
【0038】11. 金属イオン、固体有機錯化剤及び
有機還元剤を含む無電解金属めっき組成物を処理する方
法であって、前記無電解金属めっき組成物中の金属イオ
ン含有量を電気分解により約20mg/リットル以下の値
に減少させること;次いで前記組成物を約1.8またはそ
れ以下のpHに酸性化しそれにより前記めっき組成物中の
前記固体有機錯化剤を沈殿させること;次いで前記組成
物を電気分解にかけ前記還元剤またはそれらの還元され
た形態のものを含む有機物質を電解的に分解し前記組成
物においてTOC含有量が200ppmまたはそれ以下の
組成物を得ることからなる前記方法。 12. 前記無電解金属めっき組成物が銅めっき組成物
である前項11に記載の方法。 13. 前記錯化剤がエチレンジアミン四酢酸またはそ
れらのアルカリ金属塩である前項12に記載の方法。 14. 前記還元剤がホルムアルデヒドである前項12
に記載の方法。 15. 前記めっき組成物がさらにシアニドイオン及び
湿潤剤を含む前項12に記載の方法。 16. 金属含有量を減少させるための電気分解が約
3.4〜約4ボルトの電圧で実施される前項12に記載
の方法。 17. 前記電気分解によりTOC含有量が20ppmに
減少される前項12に記載の方法。 18. 前記組成物が硫酸または塩酸により酸性化され
る前項12に記載の方法。 19. 前記組成物が電気分解の初期において分解のた
めに約1.8〜約7のpHを有する前項12に記載の方
法。 20. 前記組成物が少なくとも約20のギ酸塩を含む
前項11に記載の方法。
有機還元剤を含む無電解金属めっき組成物を処理する方
法であって、前記無電解金属めっき組成物中の金属イオ
ン含有量を電気分解により約20mg/リットル以下の値
に減少させること;次いで前記組成物を約1.8またはそ
れ以下のpHに酸性化しそれにより前記めっき組成物中の
前記固体有機錯化剤を沈殿させること;次いで前記組成
物を電気分解にかけ前記還元剤またはそれらの還元され
た形態のものを含む有機物質を電解的に分解し前記組成
物においてTOC含有量が200ppmまたはそれ以下の
組成物を得ることからなる前記方法。 12. 前記無電解金属めっき組成物が銅めっき組成物
である前項11に記載の方法。 13. 前記錯化剤がエチレンジアミン四酢酸またはそ
れらのアルカリ金属塩である前項12に記載の方法。 14. 前記還元剤がホルムアルデヒドである前項12
に記載の方法。 15. 前記めっき組成物がさらにシアニドイオン及び
湿潤剤を含む前項12に記載の方法。 16. 金属含有量を減少させるための電気分解が約
3.4〜約4ボルトの電圧で実施される前項12に記載
の方法。 17. 前記電気分解によりTOC含有量が20ppmに
減少される前項12に記載の方法。 18. 前記組成物が硫酸または塩酸により酸性化され
る前項12に記載の方法。 19. 前記組成物が電気分解の初期において分解のた
めに約1.8〜約7のpHを有する前項12に記載の方
法。 20. 前記組成物が少なくとも約20のギ酸塩を含む
前項11に記載の方法。
【0039】21. 分解のための電気分解が電流密度
約5mA/cm2〜約10mA/cm2、電圧約2ボルト〜約3ボ
ルトで実施される前項11に記載の方法。 22. 組成物が分解のための電気分解の初期に約1.
8〜約4のpHを有する前項11に記載の方法。 23. 金属イオン、固体有機錯化剤及び有機還元剤を
含む無電解金属めっき組成物を処理するための装置であ
って、電気分解により前記無電解金属めっき組成物から
金属を除去するための少なくとも一対のアノードとカソ
ードを含む電解ユニット;前記無電解金属めっき組成物
を前記電解ユニットに運ぶための手段;電気分解により
前記金属を除去した後に前記電解ユニットから前記組成
物を除去する手段:及び固体有機錯化剤を沈殿させるた
めに前記電解ユニットから除去した前記組成物を容器に
運ぶ手段;前記容器中で処理した組成物を前記容器から
運び、前記組成物中の有機物質を電解的に分解するため
に少なくとも一対のアノード及びカソードを含む電解セ
ルに前記組成物を運ぶ手段からなる前記装置。 24. 電解槽がバッテリーの形態である前項23に記
載の装置。 25. 前記電解槽がカーボンアノードを含む前項23
に記載の装置。
約5mA/cm2〜約10mA/cm2、電圧約2ボルト〜約3ボ
ルトで実施される前項11に記載の方法。 22. 組成物が分解のための電気分解の初期に約1.
8〜約4のpHを有する前項11に記載の方法。 23. 金属イオン、固体有機錯化剤及び有機還元剤を
含む無電解金属めっき組成物を処理するための装置であ
って、電気分解により前記無電解金属めっき組成物から
金属を除去するための少なくとも一対のアノードとカソ
ードを含む電解ユニット;前記無電解金属めっき組成物
を前記電解ユニットに運ぶための手段;電気分解により
前記金属を除去した後に前記電解ユニットから前記組成
物を除去する手段:及び固体有機錯化剤を沈殿させるた
めに前記電解ユニットから除去した前記組成物を容器に
運ぶ手段;前記容器中で処理した組成物を前記容器から
運び、前記組成物中の有機物質を電解的に分解するため
に少なくとも一対のアノード及びカソードを含む電解セ
ルに前記組成物を運ぶ手段からなる前記装置。 24. 電解槽がバッテリーの形態である前項23に記
載の装置。 25. 前記電解槽がカーボンアノードを含む前項23
に記載の装置。
【図1】本発明による方法のフローチャートを示す図で
ある。
ある。
【図2】本発明による有機物質分解のための電解槽の等
距離図である。
距離図である。
【図3】電解組成物のプロセスにおける種々のアノード
物質の作用を示す図である。
物質の作用を示す図である。
【図4】電解組成物のプロセスにおける種々のアノード
物質の作用を示す図である。
物質の作用を示す図である。
【図5】本発明により使用されたアノード物質で実施さ
れた耐久試験を示す図である。
れた耐久試験を示す図である。
【図6】エチレンジアミン四酢酸の分解反応を示す図で
ある。
ある。
【図7】エチレンジアミン四酢酸の分解速度を使用した
アノードの体積速度に対する面積の関数として示した図
である。
アノードの体積速度に対する面積の関数として示した図
である。
【図8】ギ酸塩の分解速度をアノードの体積速度に対す
る面積の関数として示した図である。
る面積の関数として示した図である。
【図9】H4EDTAの濃度減少を時間の関数として示
した図である。
した図である。
【図10】TOCのレベルを時間の関数として示した図
である。
である。
【図11】H4EDTAの濃度減少を時間の関数として
示した図である。
示した図である。
【図12】TOCのレベルを時間の関数として示した図
である。
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オスカー・オーレオ・モリーノウ アメリカ合衆国ニユーヨーク州13850.ベ スタル.フオードロード1117 (72)発明者 シンデイ・マリー・リーズエマー アメリカ合衆国ニユーヨーク州13732.ア パラチン.オブライエンアベニユー31 (72)発明者 ジヨゼフ・エドワード・バーシク アメリカ合衆国ニユーヨーク州13905.ビ ンガムトン.ジヤービスストリート57
Claims (4)
- 【請求項1】 有機還元剤またはそれらの還元された形
態のものを含む組成物を電気分解にかけ、このとき電解
の初期における組成物のpHは約1.8〜約7であるもの
とし、これにより前記還元剤もしくはそれらの還元され
た形態のものまたは両方を含む有機物質を電解的に分解
して総有機成分(TOC)含有量200ppmまたはそれ
以下である組成物を得る、水性組成物のTOC含有量を
200ppmまたはそれ以下に減少させる方法。 - 【請求項2】 組成物がさらに約300〜約20,00
0ppmの錯化剤を含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 金属イオン、固体有機錯化剤及び有機還
元剤を含む無電解金属めっき組成物を処理する方法であ
って、前記無電解金属めっき組成物中の金属イオン含有
量を電気分解により約20mg/リットル以下の値に減少
させること;次いで前記組成物を約1.8またはそれ以下
のpHに酸性化しそれにより前記めっき組成物中の前記固
体有機錯化剤を沈殿させること;次いで前記組成物を電
気分解にかけ前記還元剤またはそれらの還元された形態
のものを含む有機物質を電解的に分解し前記組成物にお
いてTOC含有量が200ppmまたはそれ以下の組成物
を得ることからなる前記方法。 - 【請求項4】 金属イオン、固体有機錯化剤及び有機還
元剤を含む無電解金属めっき組成物を処理するための装
置であって、 電気分解により前記無電解金属めっき組成物から金属を
除去するための少なくとも一対のアノードとカソードを
含む電解ユニット;前記無電解金属めっき組成物を前記
電解ユニットに運ぶための手段;電気分解により前記金
属を除去した後に前記電解ユニットから前記組成物を除
去する手段;及び固体有機錯化剤を沈殿させるために前
記電解ユニットから除去した前記組成物を容器に運ぶ手
段;前記容器中で処理した組成物を前記容器から運び、
前記組成物中の有機物質を電解的に分解するために少な
くとも一対のアノード及びカソードを含む電解セルに前
記組成物を運ぶ手段からなる前記装置。
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