JPH0516691A - 歩行型作業機の安全機構 - Google Patents
歩行型作業機の安全機構Info
- Publication number
- JPH0516691A JPH0516691A JP16953191A JP16953191A JPH0516691A JP H0516691 A JPH0516691 A JP H0516691A JP 16953191 A JP16953191 A JP 16953191A JP 16953191 A JP16953191 A JP 16953191A JP H0516691 A JPH0516691 A JP H0516691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main clutch
- clutch lever
- lever
- range
- restraining
- Prior art date
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- Pending
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 後進時に作業者が転倒する等不測の事態が起
きたときに作業車をすぐに停止させることができる。 【構成】 主クラッチレバー9のクラッチ入り操作範囲
を、デッドポイントDPを越えてクラッチ入り状態で主
クラッチレバー9を保持される範囲と、デッドポイント
DPより手前がわで主クラッチレバー9をクラッチ切り
位置へ復帰付勢される範囲とに構成するとともに、変速
装置の後進がわへの操作に連動して、主クラッチレバー
9のデッドポイントDPを越えたクラッチ入り操作範囲
への操作を牽制する牽制具12を設けてある。
きたときに作業車をすぐに停止させることができる。 【構成】 主クラッチレバー9のクラッチ入り操作範囲
を、デッドポイントDPを越えてクラッチ入り状態で主
クラッチレバー9を保持される範囲と、デッドポイント
DPより手前がわで主クラッチレバー9をクラッチ切り
位置へ復帰付勢される範囲とに構成するとともに、変速
装置の後進がわへの操作に連動して、主クラッチレバー
9のデッドポイントDPを越えたクラッチ入り操作範囲
への操作を牽制する牽制具12を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業機械における例え
ば歩行型管理機等の後進操作時の安全を図るための歩行
型作業機の安全機構に関する。
ば歩行型管理機等の後進操作時の安全を図るための歩行
型作業機の安全機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歩行型管理機等の歩行型作業機に
おいては、次の(イ),(ロ)に示す構造のものが知ら
れていた。 (イ)図4に示すように、主クラッチレバー21をハン
ドル杆22と共握りする構造にしたもの。 (ロ)主クラッチレバーをその揺動操作範囲の途中のデ
ッドポイントを越えてクラッチ入り操作がわに操作され
ていると、レバーから手を離していても入り操作状態に
保持されるようにトグル機構によって主クラッチレバー
の操作機構を構成するもの。
おいては、次の(イ),(ロ)に示す構造のものが知ら
れていた。 (イ)図4に示すように、主クラッチレバー21をハン
ドル杆22と共握りする構造にしたもの。 (ロ)主クラッチレバーをその揺動操作範囲の途中のデ
ッドポイントを越えてクラッチ入り操作がわに操作され
ていると、レバーから手を離していても入り操作状態に
保持されるようにトグル機構によって主クラッチレバー
の操作機構を構成するもの。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造(イ)のものは、ハンドルと共握りをしている主
クラッチレバー21を手放せば主クラッチが切れて走行
停止するので、後進時等での安全性が高いものとなるも
のの、走行作業時には主クラッチを握り続ける必要があ
るため、手が疲れ易いものであった。一方、上記従来構
造(ロ)のものは、主クラッチレバーがクラッチ入り操
作状態で保持されるので、レバーを握り続ける疲労は回
避できるものの、後進時に作業者が転倒する等不測の事
態が起きたときに作業機が停止することなく後進するの
で安全面に問題があった。
来構造(イ)のものは、ハンドルと共握りをしている主
クラッチレバー21を手放せば主クラッチが切れて走行
停止するので、後進時等での安全性が高いものとなるも
のの、走行作業時には主クラッチを握り続ける必要があ
るため、手が疲れ易いものであった。一方、上記従来構
造(ロ)のものは、主クラッチレバーがクラッチ入り操
作状態で保持されるので、レバーを握り続ける疲労は回
避できるものの、後進時に作業者が転倒する等不測の事
態が起きたときに作業機が停止することなく後進するの
で安全面に問題があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、作業での疲労を低減できるものでありなが
ら、後進時に作業者が転倒する等不測の事態が起きたと
きに作業機をすぐに停止させることのできる歩行型作業
機の安全機構を提供することを目的とする。
であって、作業での疲労を低減できるものでありなが
ら、後進時に作業者が転倒する等不測の事態が起きたと
きに作業機をすぐに停止させることのできる歩行型作業
機の安全機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる歩行型作
業機の安全機構は、上記目的を達成するために、主クラ
ッチレバーのクラッチ入り操作範囲を、デッドポイント
を越えてクラッチ入り状態で前記主クラッチレバーを保
持される範囲と、前記デッドポイントより手前がわで前
記主クラッチレバーをクラッチ切り位置へ復帰付勢され
る範囲とに構成するとともに、変速装置の後進がわへの
操作に連動して、前記主クラッチレバーの前記デッドポ
イントを越えたクラッチ入り操作範囲への操作を牽制す
る牽制具を設けてあることを特徴構成とする。また、前
記主クラッチレバーに接当部材を一体移動可能に連設す
るとともに、前記牽制具は、牽制部材の一端部に前記主
クラッチレバーのクラッチ入り操作範囲に入り込んで前
記主クラッチレバーに接当して牽制する第1牽制部と、
他端部に前記接当部材の移動範囲に入り込んで前記接当
部材に接当して牽制する第2牽制部とを備え、かつ前記
牽制部材を両牽制部の中間の軸心周りに揺動自在に枢着
して構成しても良い。
業機の安全機構は、上記目的を達成するために、主クラ
ッチレバーのクラッチ入り操作範囲を、デッドポイント
を越えてクラッチ入り状態で前記主クラッチレバーを保
持される範囲と、前記デッドポイントより手前がわで前
記主クラッチレバーをクラッチ切り位置へ復帰付勢され
る範囲とに構成するとともに、変速装置の後進がわへの
操作に連動して、前記主クラッチレバーの前記デッドポ
イントを越えたクラッチ入り操作範囲への操作を牽制す
る牽制具を設けてあることを特徴構成とする。また、前
記主クラッチレバーに接当部材を一体移動可能に連設す
るとともに、前記牽制具は、牽制部材の一端部に前記主
クラッチレバーのクラッチ入り操作範囲に入り込んで前
記主クラッチレバーに接当して牽制する第1牽制部と、
他端部に前記接当部材の移動範囲に入り込んで前記接当
部材に接当して牽制する第2牽制部とを備え、かつ前記
牽制部材を両牽制部の中間の軸心周りに揺動自在に枢着
して構成しても良い。
【0006】
【作用】即ち、主クラッチレバーにおけるクラッチ入り
操作範囲を、このレバーの操作範囲におけるデッドポイ
ントより切り操作がわの範囲にも設けることによって、
作業者が主クラッチレバーを握り操作していないとクラ
ッチ入り操作できない状態を現出できるとともに、後進
時においては、牽制具によりデッドポイントを越えての
主クラッチレバーの操作はできないから、作業者が主ク
ラッチレバーを握り操作していないと後進できなくな
り、そのとき、主クラッチレバーから手を離すと主クラ
ッチレバーはクラッチ切り位置に復帰して、作業機の走
行系の動力が切れて走行停止することになる。
操作範囲を、このレバーの操作範囲におけるデッドポイ
ントより切り操作がわの範囲にも設けることによって、
作業者が主クラッチレバーを握り操作していないとクラ
ッチ入り操作できない状態を現出できるとともに、後進
時においては、牽制具によりデッドポイントを越えての
主クラッチレバーの操作はできないから、作業者が主ク
ラッチレバーを握り操作していないと後進できなくな
り、そのとき、主クラッチレバーから手を離すと主クラ
ッチレバーはクラッチ切り位置に復帰して、作業機の走
行系の動力が切れて走行停止することになる。
【0007】
【発明の効果】従って、本発明によれば、変速装置の前
進操作と後進操作との切換に連動して、主クラッチレバ
ーを手で保持しなくても良い前進状態と、手で保持して
おかないと走行できない後進状態とを現出できるから、
主クラッチレバーでのクラッチ入り状態の保持機能を前
進時と後進時とで切り換えれるように、前後進のモード
切り換え手段等を別途設けて主クラッチレバーと連動さ
せなくても良くなって、簡易な構成が得られるに至っ
た。
進操作と後進操作との切換に連動して、主クラッチレバ
ーを手で保持しなくても良い前進状態と、手で保持して
おかないと走行できない後進状態とを現出できるから、
主クラッチレバーでのクラッチ入り状態の保持機能を前
進時と後進時とで切り換えれるように、前後進のモード
切り換え手段等を別途設けて主クラッチレバーと連動さ
せなくても良くなって、簡易な構成が得られるに至っ
た。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図3に、
歩行型作業機の一例としての歩行型管理機を示してい
る。この歩行型管理機は、ミッションケース1から前方
に延出された前フレーム2にエンジン3を搭載するとと
もに、このエンジン3の出力軸とミッションケース1の
入力軸とにわたってベルト式伝動機構4を架設し、か
つ、ミッションケース1の下部に駆動走行車輪5,5を
軸支してあり、さらに、ミッションケース1の後部より
後方へハンドル杆6を延出して構成している。
歩行型作業機の一例としての歩行型管理機を示してい
る。この歩行型管理機は、ミッションケース1から前方
に延出された前フレーム2にエンジン3を搭載するとと
もに、このエンジン3の出力軸とミッションケース1の
入力軸とにわたってベルト式伝動機構4を架設し、か
つ、ミッションケース1の下部に駆動走行車輪5,5を
軸支してあり、さらに、ミッションケース1の後部より
後方へハンドル杆6を延出して構成している。
【0009】前記ベルト式伝動機構4には、図3に示す
ように、主クラッチとしてのベルトテンションクラッチ
8が備えられ、このベルトテンションクラッチ8のテン
ションアーム7を揺動操作するための主クラッチレバー
9を、図3に示すように、ハンドル杆6に前後揺動操作
可能に設けている。また、ハンドル杆6には、前記ミッ
ションケース1の変速装置を変速操作するための変速レ
バー10を設けているとともに、変速装置は、前進がわ
2段、後進がわ1段の変速操作を行えるようにしてい
る。
ように、主クラッチとしてのベルトテンションクラッチ
8が備えられ、このベルトテンションクラッチ8のテン
ションアーム7を揺動操作するための主クラッチレバー
9を、図3に示すように、ハンドル杆6に前後揺動操作
可能に設けている。また、ハンドル杆6には、前記ミッ
ションケース1の変速装置を変速操作するための変速レ
バー10を設けているとともに、変速装置は、前進がわ
2段、後進がわ1段の変速操作を行えるようにしてい
る。
【0010】図1及び図2に示すように、主クラッチレ
バー9は、案内プレート11に前後に形成した案内溝1
1aによって前後に摺動案内されるように、ハンドル杆
6に設けた操作ボックスAに架設した横軸に枢着されて
いるとともに、案内溝11aにより設定される揺動操作
範囲の中間のデッドポイントDPを境に前方にレバーが
位置するとき案内溝11a前端がわに付勢され、デッド
ポイントDPを境に後方にレバーが位置するとき案内溝
11a後端がわに付勢されるように、スプリング16を
主クラッチレバー9に作用させてトグル機構を構成して
いる。また、主クラッチレバー9は、図示しない連係機
構によって前記テンションアーム7を揺動操作可能に連
係しているとともに、クラッチの入り操作範囲を、デッ
ドポイントDPより前方全域と、デッドポイントDPと
案内溝11a後端との間の途中までの範囲となるように
設定している。尚、主クラッチレバー9が案内溝11a
後端に位置するときクラッチ切り状態になる。従って、
主クラッチレバー9がデッドポイントDPより前方域に
有るときは人手によって保持しなくてもトグル機構で案
内溝11a前端に維持され、一方、主クラッチレバー9
がデッドポイントDPより後方域に有るときは人手によ
って保持しないとクラッチが入り状態に維持されないこ
とになる。
バー9は、案内プレート11に前後に形成した案内溝1
1aによって前後に摺動案内されるように、ハンドル杆
6に設けた操作ボックスAに架設した横軸に枢着されて
いるとともに、案内溝11aにより設定される揺動操作
範囲の中間のデッドポイントDPを境に前方にレバーが
位置するとき案内溝11a前端がわに付勢され、デッド
ポイントDPを境に後方にレバーが位置するとき案内溝
11a後端がわに付勢されるように、スプリング16を
主クラッチレバー9に作用させてトグル機構を構成して
いる。また、主クラッチレバー9は、図示しない連係機
構によって前記テンションアーム7を揺動操作可能に連
係しているとともに、クラッチの入り操作範囲を、デッ
ドポイントDPより前方全域と、デッドポイントDPと
案内溝11a後端との間の途中までの範囲となるように
設定している。尚、主クラッチレバー9が案内溝11a
後端に位置するときクラッチ切り状態になる。従って、
主クラッチレバー9がデッドポイントDPより前方域に
有るときは人手によって保持しなくてもトグル機構で案
内溝11a前端に維持され、一方、主クラッチレバー9
がデッドポイントDPより後方域に有るときは人手によ
って保持しないとクラッチが入り状態に維持されないこ
とになる。
【0011】図1及び図2に示すように、牽制具17を
構成する牽制部材としての牽制板12を、操作ボックス
Aに上下向き軸心P周りに揺動可能に枢着して、デッド
ポイントDPと案内溝11a後端との間のクラッチ入り
範囲に一端が入り込んで主クラッチレバー9の前方がわ
への操作を規制する姿勢と、その一端の第1牽制部12
Aがクラッチ入り範囲から退避して前記規制が解除され
る姿勢とに切り換え可能に構成している。そして、牽制
板12は、バネ13によって規制解除がわに付勢してい
るとともに、前記変速レバー10にレリーズワイヤ14
を介して連係されており、変速レバー10の後進操作に
連動してレリーズワイヤ14が引き操作することで牽制
板12が前記規制姿勢に切り換わり、変速レバー10の
中立又は前進操作に連動してレリーズワイヤ14が弛緩
することで牽制板12が規制解除姿勢に切り換わる。
構成する牽制部材としての牽制板12を、操作ボックス
Aに上下向き軸心P周りに揺動可能に枢着して、デッド
ポイントDPと案内溝11a後端との間のクラッチ入り
範囲に一端が入り込んで主クラッチレバー9の前方がわ
への操作を規制する姿勢と、その一端の第1牽制部12
Aがクラッチ入り範囲から退避して前記規制が解除され
る姿勢とに切り換え可能に構成している。そして、牽制
板12は、バネ13によって規制解除がわに付勢してい
るとともに、前記変速レバー10にレリーズワイヤ14
を介して連係されており、変速レバー10の後進操作に
連動してレリーズワイヤ14が引き操作することで牽制
板12が前記規制姿勢に切り換わり、変速レバー10の
中立又は前進操作に連動してレリーズワイヤ14が弛緩
することで牽制板12が規制解除姿勢に切り換わる。
【0012】さらに、図1及び図2に示すように、主ク
ラッチレバー9には、棒状部材からなる接当部材15
を、横方向に延出させて設けている。この接当部材15
の端部は、前記上下向き軸心P位置を越えて横側方に延
出されるとともに、牽制板12が前記規制姿勢にあると
き、牽制板12の主クラッチレバー9と接当する端部の
第1牽制部12Aとは別の他端部である第2牽制部12
Bに接当する接当部15aを設けている。そして、牽制
板12が規制解除姿勢にあるとき、接当部15aの主ク
ラッチレバー9と共に移動するその行路から、牽制板1
2の第2牽制部12Bも退避することになる。従って、
変速レバー10が後進以外の中立又は前進操作されてい
るときは、牽制板12が規制解除姿勢になって、主クラ
ッチレバー9及び接当部15aは、クラッチ入り状態で
保持される位置まで操作できるとともに、一方、変速レ
バー10が後進操作されているときは、牽制板12が規
制姿勢に揺動操作されるので、主クラッチレバー9及び
接当部15aは、夫々牽制板12の第1接当部12A及
び第2接当部12Bに接当することになって、牽制板1
2の両回動端部を同時に同じ向きに押すから牽制板12
の回動が抑制され、ひいては主クラッチレバー9の前記
デッドポイントDPを越えての前方がわへの揺動操作が
不能になる。
ラッチレバー9には、棒状部材からなる接当部材15
を、横方向に延出させて設けている。この接当部材15
の端部は、前記上下向き軸心P位置を越えて横側方に延
出されるとともに、牽制板12が前記規制姿勢にあると
き、牽制板12の主クラッチレバー9と接当する端部の
第1牽制部12Aとは別の他端部である第2牽制部12
Bに接当する接当部15aを設けている。そして、牽制
板12が規制解除姿勢にあるとき、接当部15aの主ク
ラッチレバー9と共に移動するその行路から、牽制板1
2の第2牽制部12Bも退避することになる。従って、
変速レバー10が後進以外の中立又は前進操作されてい
るときは、牽制板12が規制解除姿勢になって、主クラ
ッチレバー9及び接当部15aは、クラッチ入り状態で
保持される位置まで操作できるとともに、一方、変速レ
バー10が後進操作されているときは、牽制板12が規
制姿勢に揺動操作されるので、主クラッチレバー9及び
接当部15aは、夫々牽制板12の第1接当部12A及
び第2接当部12Bに接当することになって、牽制板1
2の両回動端部を同時に同じ向きに押すから牽制板12
の回動が抑制され、ひいては主クラッチレバー9の前記
デッドポイントDPを越えての前方がわへの揺動操作が
不能になる。
【0013】上記構成により、後進時においては、クラ
ッチ入り状態に維持するにあたって、クラッチ切りがわ
に戻らないように主クラッチレバー9を操縦者が保持し
なければならない。このため、後進時に操縦者が転倒す
る等危険な事態になったとき、操縦者が主クラッチレバ
ー9から手を離すと、自動的に主クラッチレバー9クラ
ッチ切りがわに戻り、走行車輪5への伝動を停止するこ
とになる。
ッチ入り状態に維持するにあたって、クラッチ切りがわ
に戻らないように主クラッチレバー9を操縦者が保持し
なければならない。このため、後進時に操縦者が転倒す
る等危険な事態になったとき、操縦者が主クラッチレバ
ー9から手を離すと、自動的に主クラッチレバー9クラ
ッチ切りがわに戻り、走行車輪5への伝動を停止するこ
とになる。
【0014】本発明は次のように実施しても良い。
(イ)上記実施例のように揺動操作される牽制具を、主
クラッチレバーの牽制を主クラッチレバー本体との接当
規制のみで行うよう構成すること。
クラッチレバーの牽制を主クラッチレバー本体との接当
規制のみで行うよう構成すること。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】主クラッチレバー及び安全機構を示す一部破断
平面図
平面図
【図2】主クラッチレバー及び安全機構を示す縦断後面
図
図
【図3】歩行型管理機を示す側面図
【図4】従来の主クラッチレバーを示す側面図
【符号の説明】
9 主クラッチレバー
12 牽制部材
12A 第1牽制部
12B 第2牽制部
15 接当部材
17 牽制具
Claims (2)
- 【請求項1】 主クラッチレバー(9)のクラッチ入り
操作範囲を、デッドポイント(DP)を越えてクラッチ
入り状態で前記主クラッチレバー(9)を保持される範
囲と、前記デッドポイント(DP)より手前がわで前記
主クラッチレバー(9)をクラッチ切り位置へ復帰付勢
される範囲とに構成するとともに、変速装置の後進がわ
への操作に連動して、前記主クラッチレバー(9)の前
記デッドポイント(DP)を越えたクラッチ入り操作範
囲への操作を牽制する牽制具(17)を設けてある歩行
型作業機の安全機構。 - 【請求項2】 前記主クラッチレバー(9)に接当部材
(15)を一体移動可能に連設するとともに、前記牽制
具(17)は、牽制部材(12)の一端部に前記主クラ
ッチレバー(9)のクラッチ入り操作範囲に入り込んで
前記主クラッチレバー(9)に接当して牽制する第1牽
制部(12A)と、他端部に前記接当部材(15)の移
動範囲に入り込んで前記接当部材(15)に接当して牽
制する第2牽制部(12B)とを備え、かつ前記牽制具
(12)を両牽制部(12A),(12B)の中間の軸
心周りに揺動自在に枢着して構成した請求項1に記載の
歩行型作業機の安全機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16953191A JPH0516691A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 歩行型作業機の安全機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16953191A JPH0516691A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 歩行型作業機の安全機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516691A true JPH0516691A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15888225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16953191A Pending JPH0516691A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 歩行型作業機の安全機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516691A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100597638B1 (ko) * | 2004-12-28 | 2006-07-05 | 아세아종합기계 주식회사 | 보행형 관리기용 작업기미션 클러치레버 |
US7557660B2 (en) | 2006-10-02 | 2009-07-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power amplification device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5623139U (ja) * | 1979-07-28 | 1981-03-02 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP16953191A patent/JPH0516691A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5623139U (ja) * | 1979-07-28 | 1981-03-02 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100597638B1 (ko) * | 2004-12-28 | 2006-07-05 | 아세아종합기계 주식회사 | 보행형 관리기용 작업기미션 클러치레버 |
US7557660B2 (en) | 2006-10-02 | 2009-07-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power amplification device |
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