JP7499512B2 - 歩行型作業機 - Google Patents
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Description
作業者がクラッチ杆21を握る又は放すことで、クラッチが接続又は切断されることについて説明する。図3(a)及び図3(b)には、テンションプーリー30近傍が示されている。図3(a)は、クラッチが切断された状態におけるテンションプーリー30近傍を示し、図3(b)は、クラッチが接続された状態におけるテンションプーリー30近傍を示している。図3(a)及び図3(b)に示すように、クラッチ杆21に接続されたクラッチワイヤ22のインナーワイヤ22a(アウターケーブルに被覆されているインナー部分)は、コイルばね31とテンションアーム32を介してテンションプーリー30に接続されている。作業者がクラッチ杆21を握る前は、クラッチワイヤ22のインナーワイヤ22aは弛んだ状態にあり、図3(a)に示すように、コイルばね31はインナーワイヤ22aに引っ張られず、テンションプーリー30はベルト28に張力(テンション)を掛けない位置にある。これにより、発動機15の出力軸26の回転に伴って出力プーリー27が回転しても、ベルト28は回転せず、出力プーリー27は空回りする。したがって、発動機15から車軸12への動力の伝達は遮断された状態となり、車輪13A、13Bは回転しない。なお、テンションプーリー30の自重のみではベルト28は張らないため、出力プーリー27が回転してもベルト28は回転しない。
車体10に対する載置部14の姿勢の変化が阻止部50により禁止又は許容されることについて説明する。図4(a)及び図4(b)には、変速レバー17の表示板23近傍が示されている。図4(a)は、変速レバー17が中立(ニュートラル)の位置にある状態を示し、図4(b)は、後進(リバース)の位置にある状態を示している。図4(a)及び図4(b)に示すように、表示板23は、変速レバー17の下端部近傍(車体10上)に設けられている。変速レバー17は、表示板23に設けられた溝部35に沿って移動可能となっている。作業者は、変速レバー17の位置を「中立」の位置にすることで、車輪13A、13Bを回転させないモードにすることができ、「後進」の位置にすることで、歩行型作業機100を後進させるモードにすることができ、「前進」の位置にすることで、歩行型作業機100を前進させるモードにすることができる。なお、図4(a)及び図4(b)に示すモード以外のモードがあってもよい。
図8には、歩行型作業機100の後進時に作業者が背後の障害物とハンドル杆19との間に挟まれたときの歩行型作業機100が示されている。図8は、図2と同様に、歩行型作業機100を、車輪13Aを外して-Y方向から見た状態を示している。図9には、図8における阻止部50近傍を拡大した図が示されている。図8及び図9に示すように、変速レバー17が「後進」の位置にあることで、阻止部50は、アンロック状態になっている。歩行型作業機100の後進時に作業者が背後の障害物とハンドル杆19との間に挟まれた場合、作業者はハンドル杆19によって斜め下側から突き上げられるように背後の障害物との間に挟圧される。このため、歩行型作業機100は前方に傾いた格好となり、載置部14の先端部が地面80に接触するようになる。なお、歩行型作業機100が前方に傾いたときに載置部14の先端部が地面80に接触し易くなるように、載置部14の先端部のZ軸方向の厚みを発動機15が固定されている箇所よりも厚くしてもよい。
本実施形態においては、上述したように車体10がピン47を中心に載置部14に対して回動すると、車体10と載置部14の姿勢が、維持部60によって維持されるようになっている。以下、維持部60の構成について、図9に基づいて説明する。図9に示すように、維持部60は、板状の部材であり、複数の溝部62が形成されている。維持部60は、載置部14にピン66によって回動可能に結合している。また、維持部60は、維持部60よりも+Z側に位置して載置部14に固定されたコイルばね68によって-Z側に付勢されている。
図2に示すように、発動機15には、車体10に対する載置部14の姿勢が変化した場合に、テンションプーリー30をベルト28に張力を付与する位置から張力の付与が抑制される位置へと案内するための案内部70が設けられている。案内部70は、発動機15に固定された部材である。
11 作業部
12 車軸(駆動軸)
13A、13B 車輪
14 載置部
15 発動機(駆動部)
16 燃料タンク
17 変速レバー(第2切替部)
18 ミッション
19 ハンドル杆
20 耕うん爪
21 クラッチ杆(第1切替部)
22 クラッチワイヤ
22a インナーワイヤ
23 表示板
24 入力軸
25 入力プーリー
26 出力軸
27 出力プーリー
28 ベルト
30 テンションプーリー(張力付与部)
31 コイルばね
32 テンションアーム(アーム部)
33 軸部
35 溝部
40 移動部材
41 接続ワイヤ
41a インナーワイヤ
41b アウターケーブル
42、43、44 固定部材
45 コイルばね
46 ピン
47 ピン(回動軸)
50 阻止部
60 維持部
62 溝部
64 ピン
66 ピン
68 コイルばね
70 案内部
72 第1面
74 第2面
80 地面
100 歩行型作業機
H 間隔
Claims (8)
- 所定の作業を行う作業部が設けられるとともに、前進方向後方に作業者が把持するハンドル杆が設けられた車体と、
前記車体に設けられ、駆動軸周りに回転する一対の車輪と、
前記一対の車輪を回転させる動力を出力する駆動部と、
前記車体の前記一対の車輪よりも前方に設けられ、前記駆動部が載置された載置部と、
前記車体に設けられ、前記駆動部にベルトを介して連結することで前記駆動部の動力を前記駆動軸に伝達するミッションと、を備え、
前記車体が前傾して前記載置部が地面に接触した場合に、前記車体に対する前記載置部の姿勢が変化し、該変化に伴って前記ベルトが弛むことで、前記駆動部の動力の前記駆動軸への伝達が遮断される、歩行型作業機。 - 前記ベルトに張力を付与する張力付与部を備え、
前記張力付与部は、前記車体が前傾して前記車体に対する前記載置部の姿勢が変化した場合に、前記ベルトへの張力の付与が抑制される位置に移動する、請求項1に記載の歩行型作業機。 - 前記駆動軸に前記駆動部の動力が伝わる伝達状態と前記駆動部の動力が遮断される遮断状態とを切替えるために前記作業者が操作する第1切替部を備え、
前記張力付与部は、前記作業者が前記伝達状態になるように前記第1切替部を操作することに応じて前記ベルトに張力を付与する位置に移動し、前記車体が前傾して前記車体に対する前記載置部の姿勢が変化した場合には、前記作業者が前記伝達状態になるように前記第1切替部を操作している場合であっても、前記ベルトへの張力の付与が抑制される位置に移動する、請求項2に記載の歩行型作業機。 - 前記車体が前傾して前記車体に対する前記載置部の姿勢が変化した場合に、前記張力付与部を前記ベルトへの張力の付与が抑制される位置に案内する案内部を備え、
前記案内部は、前記張力付与部を先端部に保持するアーム部の前記先端部が前記案内部の表面に沿って動くことで、前記張力付与部を前記ベルトへの張力の付与が抑制される位置に案内する、請求項2または3に記載の歩行型作業機。 - 前記車体に対する前記載置部の姿勢の変化を阻止する阻止部を備え、
前記阻止部は、前記車体の後進時に、前記車体に対する前記載置部の姿勢の変化の阻止を解除する、請求項1から4のいずれか一項に記載の歩行型作業機。 - 前記一対の車輪の回転方向を切替えるために前記作業者が操作する第2切替部を備え、
前記阻止部は、前記車体が後進するように前記作業者が前記第2切替部を操作することに連動して前記車体に対する前記載置部の姿勢の変化の阻止を解除する、請求項5に記載の歩行型作業機。 - 前記車体が前傾して前記車体に対する前記載置部の姿勢が変化した場合に、変化した前記姿勢を維持する維持部を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の歩行型作業機。
- 前記車体が前傾して前記載置部が地面に接触した場合に、前記車体が前記駆動軸に平行な回動軸を中心に前記載置部に対して回動することで、前記車体に対する前記載置部の姿勢が変化する、請求項1から7のいずれか一項に記載の歩行型作業機。
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JP2022142187A JP2022142187A (ja) | 2022-09-30 |
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ID=83426359
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JP2021042257A Active JP7499512B2 (ja) | 2021-03-16 | 2021-03-16 | 歩行型作業機 |
Country Status (1)
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3010899U (ja) | 1994-11-07 | 1995-05-09 | 茂樹 佐野 | 耕耘機の走行停止装置 |
JP2003260943A (ja) | 2002-03-07 | 2003-09-16 | Iseki & Co Ltd | 耕耘機等の燃料タンク装置 |
JP2007326530A (ja) | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Kubota Corp | 歩行型作業機のクラッチ操作構造 |
JP2011189859A (ja) | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Yanmar Co Ltd | 歩行型管理機 |
-
2021
- 2021-03-16 JP JP2021042257A patent/JP7499512B2/ja active Active
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JP3010899U (ja) | 1994-11-07 | 1995-05-09 | 茂樹 佐野 | 耕耘機の走行停止装置 |
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