JPH0516341A - インクジエツトプリンタ - Google Patents
インクジエツトプリンタInfo
- Publication number
- JPH0516341A JPH0516341A JP17665491A JP17665491A JPH0516341A JP H0516341 A JPH0516341 A JP H0516341A JP 17665491 A JP17665491 A JP 17665491A JP 17665491 A JP17665491 A JP 17665491A JP H0516341 A JPH0516341 A JP H0516341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- ink jet
- roll
- jet printer
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、プラテンに沿って搬送される記録
紙等の印刷媒体に、液体インクを用いたインクジェット
ヘッドにより印字を行うインクジェットプリンタに関
し、印刷媒体の温度を上げてインク乾燥時間を大幅に短
縮することのできるインクジェットプリンタを提供する
ことを目的としている。 【構成】 インクジェットプリンタは、液体インクを使
用するインクジェットヘッド11と、プラテン12とを
備え、該プラテン12に沿って搬送される印刷媒体10
0にインクジェットヘッド11により印字を行うように
なっている。プラテン12は、印字媒体100を巻き付
けて搬送するための回転可能なロール14と、該ロール
14に内蔵されたセラミックヒータ等の熱源15とで構
成されている。
紙等の印刷媒体に、液体インクを用いたインクジェット
ヘッドにより印字を行うインクジェットプリンタに関
し、印刷媒体の温度を上げてインク乾燥時間を大幅に短
縮することのできるインクジェットプリンタを提供する
ことを目的としている。 【構成】 インクジェットプリンタは、液体インクを使
用するインクジェットヘッド11と、プラテン12とを
備え、該プラテン12に沿って搬送される印刷媒体10
0にインクジェットヘッド11により印字を行うように
なっている。プラテン12は、印字媒体100を巻き付
けて搬送するための回転可能なロール14と、該ロール
14に内蔵されたセラミックヒータ等の熱源15とで構
成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテンに沿って搬送
される記録紙等の印刷媒体に、液体インクを用いたイン
クジェットヘッドにより印字を行うインクジェットプリ
ンタに関するものである。
される記録紙等の印刷媒体に、液体インクを用いたイン
クジェットヘッドにより印字を行うインクジェットプリ
ンタに関するものである。
【0002】インクジェットプリンタは、静かで解像度
が高く、かつ印字プロセスが簡単で安価であるため、最
近ローエンドプリンタの分野で急伸している。このプリ
ンタでは、インクジェットヘッドに液体インクを用いて
おり、該インクには、印字印位を良くするために印刷媒
体にあまり浸透しない性質を付与している。
が高く、かつ印字プロセスが簡単で安価であるため、最
近ローエンドプリンタの分野で急伸している。このプリ
ンタでは、インクジェットヘッドに液体インクを用いて
おり、該インクには、印字印位を良くするために印刷媒
体にあまり浸透しない性質を付与している。
【0003】
【従来の技術】このような性質のインクは、乾燥に時間
がかかるため、手が汚れたり、用紙が汚れたりするとい
う不具合があった。そこで、インクの乾燥を助長するた
め、プラテンを金属製にしてその裏面にヒータを設け、
媒体を裏面から温める方式が用いられている。図2はこ
の方式の従来のインクジェットプリンタを示す。図中、
1はインクジェットヘッド、2は裏面にヒータ3を備え
たプラテン、4は媒体ガイド、100は記録紙(印刷媒
体)である。
がかかるため、手が汚れたり、用紙が汚れたりするとい
う不具合があった。そこで、インクの乾燥を助長するた
め、プラテンを金属製にしてその裏面にヒータを設け、
媒体を裏面から温める方式が用いられている。図2はこ
の方式の従来のインクジェットプリンタを示す。図中、
1はインクジェットヘッド、2は裏面にヒータ3を備え
たプラテン、4は媒体ガイド、100は記録紙(印刷媒
体)である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成で
は、媒体搬送ローラ5をプラテン2とは別に2組設けな
ければならず、また、記録紙100はプラテン2に沿っ
た部分が加熱されるだけで、記録紙100の温度はあま
り上がらず、乾燥時間を大幅に短縮することはできなか
った。
は、媒体搬送ローラ5をプラテン2とは別に2組設けな
ければならず、また、記録紙100はプラテン2に沿っ
た部分が加熱されるだけで、記録紙100の温度はあま
り上がらず、乾燥時間を大幅に短縮することはできなか
った。
【0005】本発明は、印刷媒体の温度を上げてインク
乾燥時間を大幅に短縮することのできるインクジェット
プリンタを提供することを目的としている。
乾燥時間を大幅に短縮することのできるインクジェット
プリンタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明では、プラテンに沿って搬送される印刷媒体
に、液体インクを用いたインクジェットヘッドにより印
字を行うインクジェットプリンタにおいて、前記プラテ
ンを、印刷媒体を巻き付けて搬送するための回転可能な
ロールと、該ロールに内蔵された熱源とで構成したこと
を特徴とする構成(第1の構成)とする。
め、本発明では、プラテンに沿って搬送される印刷媒体
に、液体インクを用いたインクジェットヘッドにより印
字を行うインクジェットプリンタにおいて、前記プラテ
ンを、印刷媒体を巻き付けて搬送するための回転可能な
ロールと、該ロールに内蔵された熱源とで構成したこと
を特徴とする構成(第1の構成)とする。
【0007】また、上記第1の構成のインクジェットプ
リンタにおいて、ロールの表面にアルミナ粉が溶着され
たことを特徴とする構成(第2の構成)とする。
リンタにおいて、ロールの表面にアルミナ粉が溶着され
たことを特徴とする構成(第2の構成)とする。
【0008】また、上記第1の構成のインクジェットプ
リンタにおいて、ロールの表面に、摩擦係数の高い材料
のライナーが設けられたことを特徴とする構成(第3の
構成)とする。
リンタにおいて、ロールの表面に、摩擦係数の高い材料
のライナーが設けられたことを特徴とする構成(第3の
構成)とする。
【0009】
【作用】印刷媒体はプラテンに巻き付けられて搬送され
るようになっており、印刷媒体とプラテンとの接触面積
が大きいため、印刷媒体の送り精度が向上する。また印
刷媒体を十分に加熱することができるため、インクの乾
燥も早くなる。
るようになっており、印刷媒体とプラテンとの接触面積
が大きいため、印刷媒体の送り精度が向上する。また印
刷媒体を十分に加熱することができるため、インクの乾
燥も早くなる。
【0010】
【実施例】以下、図1に関連して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0011】図1は本例のインクジェットプリンタの要
部構造を示す側面図で、図中、11はインクジェットヘ
ッド、12はプラテン、13は媒体搬送ローラ、16は
媒体ガイドである。
部構造を示す側面図で、図中、11はインクジェットヘ
ッド、12はプラテン、13は媒体搬送ローラ、16は
媒体ガイドである。
【0012】プラテン12は、図示しない駆動系に駆動
されて回転するアルミニウム製のロール14に、セラミ
ックヒータ(熱源)15を内蔵させて構成されており、
ロール14の表面には、詳細図示を省略したが、摩擦係
数を大きくするとともに記録紙100に対する熱伝導を
高く維持する目的で、アルミナ粉が溶着されている。
されて回転するアルミニウム製のロール14に、セラミ
ックヒータ(熱源)15を内蔵させて構成されており、
ロール14の表面には、詳細図示を省略したが、摩擦係
数を大きくするとともに記録紙100に対する熱伝導を
高く維持する目的で、アルミナ粉が溶着されている。
【0013】インクジェットヘッド11は、図示しない
キャリッジ上に取り付けられてプラテン12に対向して
おり、図1の紙面と垂直方向に移動するキャリッジとと
もにプラテン12に沿って移動し、所定時機に作動して
印字を行う。また、媒体搬送ローラ13は、インクジェ
ットヘッド11の後段においてロール14に記録紙10
0を介し圧接し、該記録紙100に十分な搬送力を付与
する役割を果たす。
キャリッジ上に取り付けられてプラテン12に対向して
おり、図1の紙面と垂直方向に移動するキャリッジとと
もにプラテン12に沿って移動し、所定時機に作動して
印字を行う。また、媒体搬送ローラ13は、インクジェ
ットヘッド11の後段においてロール14に記録紙10
0を介し圧接し、該記録紙100に十分な搬送力を付与
する役割を果たす。
【0014】記録紙100は、媒体ガイド16に案内さ
れセットされてプラテン12に対しU字形に巻きついて
おり、精度良く送られる。また、プラテン12は、内蔵
するセラミックヒータ15による加熱によって表面温度
が40〜60℃に保たれ、印字部より十分前から記録紙
100と接しているため、該印刷媒体100は十分に予
熱される。また、該記録紙100は、印字後も、プラテ
ン12から離れるまで加熱される。従って、印字された
インクの乾燥時間は10秒以下と早くなる。
れセットされてプラテン12に対しU字形に巻きついて
おり、精度良く送られる。また、プラテン12は、内蔵
するセラミックヒータ15による加熱によって表面温度
が40〜60℃に保たれ、印字部より十分前から記録紙
100と接しているため、該印刷媒体100は十分に予
熱される。また、該記録紙100は、印字後も、プラテ
ン12から離れるまで加熱される。従って、印字された
インクの乾燥時間は10秒以下と早くなる。
【0015】なお、プラテン12の表面は、摩擦係数が
高く寸法安定性が高いことが必要であるので、薄いゴム
や樹脂のライナーであっても良い。
高く寸法安定性が高いことが必要であるので、薄いゴム
や樹脂のライナーであっても良い。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、イ
ンクの乾燥時間を10秒以下にすることができ、実用上
問題がなくなる。また、少ない部品数で印刷送り精度を
高く保つことができる。
ンクの乾燥時間を10秒以下にすることができ、実用上
問題がなくなる。また、少ない部品数で印刷送り精度を
高く保つことができる。
【図1】本発明の実施例のインクジェットプリンタの要
部構造を示す側面図である。
部構造を示す側面図である。
【図2】従来のインクジェットプリンタの要部構造を示
す側面図である。
す側面図である。
11 インクジェットヘッド
12 プラテン
14 ロール
15 セラミックヒータ(熱源)
100 記録紙(印刷媒体)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
8804−2C B41J 29/00 H
Claims (3)
- 【請求項1】 プラテン(12)に沿って搬送される印
刷媒体(100)に、液体インクを用いたインクジェッ
トヘッド(11)により印字を行うインクジェットプリ
ンタにおいて、 前記プラテン(12)が、印刷媒体100を巻き付けて
搬送するための回転可能なロール(14)と、該ロール
(14)に内蔵された熱源(15)とで構成されたこと
を特徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項2】 ロール(14)の表面にアルミナ粉が溶
着されたことを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
トプリンタ。 - 【請求項3】 ロール(14)の表面に、摩擦係数の高
い材料のライナーが設けられたことを特徴とする請求項
1記載のインクジェットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17665491A JPH0516341A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | インクジエツトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17665491A JPH0516341A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | インクジエツトプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516341A true JPH0516341A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16017362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17665491A Withdrawn JPH0516341A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | インクジエツトプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516341A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6612691B1 (en) * | 1997-08-08 | 2003-09-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording method |
JP2006103325A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Oce Technologies Bv | 温度制御されたシート支持プレートを有するシート処理装置 |
JP2006130907A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-05-25 | Oce Technologies Bv | シート支持プレートおよび温度制御システムを有するシート処理装置 |
US20090016785A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Haan Henderikus A | Use of a sense mark to control a printing system |
US10370214B2 (en) | 2017-05-31 | 2019-08-06 | Cryovac, Llc | Position control system and method |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP17665491A patent/JPH0516341A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6612691B1 (en) * | 1997-08-08 | 2003-09-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording method |
JP2006103325A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Oce Technologies Bv | 温度制御されたシート支持プレートを有するシート処理装置 |
JP2006130907A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-05-25 | Oce Technologies Bv | シート支持プレートおよび温度制御システムを有するシート処理装置 |
US20090016785A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Haan Henderikus A | Use of a sense mark to control a printing system |
US8753026B2 (en) * | 2007-06-29 | 2014-06-17 | R.R. Donnelley & Sons Company | Use of a sense mark to control a printing system |
US10279605B2 (en) | 2007-06-29 | 2019-05-07 | R.R. Donnelley & Sons Company | Printing system |
US10370214B2 (en) | 2017-05-31 | 2019-08-06 | Cryovac, Llc | Position control system and method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |