JPH05144326A - 平型多心電線 - Google Patents
平型多心電線Info
- Publication number
- JPH05144326A JPH05144326A JP3332697A JP33269791A JPH05144326A JP H05144326 A JPH05144326 A JP H05144326A JP 3332697 A JP3332697 A JP 3332697A JP 33269791 A JP33269791 A JP 33269791A JP H05144326 A JPH05144326 A JP H05144326A
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- JP
- Japan
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- weight
- group
- parts
- insulating coating
- electric wire
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- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 初期破断抗張力等の機械的物性、耐熱老化
性、難燃性の要求を満足し、端末加工性にすぐれた平型
多心電線を提供する。 【構成】 絶縁被覆内に複数本の導体を間隔をおいて並
列に配置した平型多心電線において、絶縁被覆が、熱可
塑性樹脂 100重量部に対して水酸化マグネシウム100重
量部以上 250重量部以下、下記の一般式で示される有機
ケイ素化合物を1重量部以上10重量部以下の割合で添加
した難燃性樹脂組成物からなり、当該絶縁被覆に電離放
射線の照射が施されている平型多心電線及び絶縁被覆の
少くとも一方の面に高分子材料のフイルムを貼合せてな
る平型多心電線。 【化1】 (Rはメタクリル基もしくはアクリル基を含有するアル
キル基、Y1 ,Y2 ,Y3 はアルキル基,アルコキシ
基,ハロゲン基からなる群より選ばれる原子団を表わ
す。)
性、難燃性の要求を満足し、端末加工性にすぐれた平型
多心電線を提供する。 【構成】 絶縁被覆内に複数本の導体を間隔をおいて並
列に配置した平型多心電線において、絶縁被覆が、熱可
塑性樹脂 100重量部に対して水酸化マグネシウム100重
量部以上 250重量部以下、下記の一般式で示される有機
ケイ素化合物を1重量部以上10重量部以下の割合で添加
した難燃性樹脂組成物からなり、当該絶縁被覆に電離放
射線の照射が施されている平型多心電線及び絶縁被覆の
少くとも一方の面に高分子材料のフイルムを貼合せてな
る平型多心電線。 【化1】 (Rはメタクリル基もしくはアクリル基を含有するアル
キル基、Y1 ,Y2 ,Y3 はアルキル基,アルコキシ
基,ハロゲン基からなる群より選ばれる原子団を表わ
す。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器等の配線に使用
される平型多心電線に関するものである。
される平型多心電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子計算機、OA機器等の産業用電子機
器、オーディオ、ビデオ、パーソナルコンピュータ等の
民生用電子機器類においては、配線作業の省力化や配線
スペースの縮小等の点から平型多心電線の需要が高まっ
ている。
器、オーディオ、ビデオ、パーソナルコンピュータ等の
民生用電子機器類においては、配線作業の省力化や配線
スペースの縮小等の点から平型多心電線の需要が高まっ
ている。
【0003】従来、平型多心電線の絶縁被覆としては、
電気的特性や難燃性の観点からポリ塩化ビニルを主体と
する材料が用いられることが多かったが、近年、特に環
境問題から燃焼時に有害ガスを発生させずに高い難燃性
を有することが求められるようになってきた。上記の要
求に応える難燃化の方法としては、ポリオレフィン等の
熱可塑性樹脂に非ハロゲン系の難燃剤である水酸化マグ
ネシウムを多量に添加した材料を絶縁材料として用いる
方法が知られている。(特公昭62-181号公報、特公昭57
-10898号公報等参照)
電気的特性や難燃性の観点からポリ塩化ビニルを主体と
する材料が用いられることが多かったが、近年、特に環
境問題から燃焼時に有害ガスを発生させずに高い難燃性
を有することが求められるようになってきた。上記の要
求に応える難燃化の方法としては、ポリオレフィン等の
熱可塑性樹脂に非ハロゲン系の難燃剤である水酸化マグ
ネシウムを多量に添加した材料を絶縁材料として用いる
方法が知られている。(特公昭62-181号公報、特公昭57
-10898号公報等参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ポリオレフ
ィン等の熱可塑性樹脂に水酸化マグネシウムを多量に添
加して難燃化した樹脂組成物は絶縁電線に応用する場
合、初期破断抗張力が小さく、しかも熱老化試験後の物
性が著しく低下するという問題があった。又このような
樹脂組成物を平型多心電線の絶縁被覆材料として応用し
た場合、材料の機械的強度が小さいため、絶縁被覆の剥
離等の端末加工を自動加工機で行ないづらいという問題
があった。
ィン等の熱可塑性樹脂に水酸化マグネシウムを多量に添
加して難燃化した樹脂組成物は絶縁電線に応用する場
合、初期破断抗張力が小さく、しかも熱老化試験後の物
性が著しく低下するという問題があった。又このような
樹脂組成物を平型多心電線の絶縁被覆材料として応用し
た場合、材料の機械的強度が小さいため、絶縁被覆の剥
離等の端末加工を自動加工機で行ないづらいという問題
があった。
【0005】一方、平型多心電線については、例えばU
L(Under Writeres Laboratries)規格等によって安全
性及び信頼性に対する規格が定められている。UL規格
においては、絶縁被覆の初期破断抗張力は1.06kg/mm2
以上、又老化試験後の試料の破断抗張力残率[残率=
(熱老化後の試料の破断伸び/初期破断伸び)× 100
%]が70%以上、破断伸びの残率は65%以上と定められ
ている。
L(Under Writeres Laboratries)規格等によって安全
性及び信頼性に対する規格が定められている。UL規格
においては、絶縁被覆の初期破断抗張力は1.06kg/mm2
以上、又老化試験後の試料の破断抗張力残率[残率=
(熱老化後の試料の破断伸び/初期破断伸び)× 100
%]が70%以上、破断伸びの残率は65%以上と定められ
ている。
【0006】ところが、上述のような熱可塑性樹脂に水
酸化マグネシウムを多量に添加して難燃化した樹脂組成
物を平型多心電線の絶縁被覆とした場合、初期破断抗張
力が1.06kg/mm2 以上を満足せず、それに加えUL 105
℃定格( 136℃、7日熱老化試験後の破断抗張力残率≧
70%、破断伸び残率×65%)やUL 125℃定格(158
℃、7日熱老化試験後の破断抗張力残率≧70%、破断伸
び残率×65%)といった耐熱老化性についても満足させ
る平型多心電線が得られなかった。
酸化マグネシウムを多量に添加して難燃化した樹脂組成
物を平型多心電線の絶縁被覆とした場合、初期破断抗張
力が1.06kg/mm2 以上を満足せず、それに加えUL 105
℃定格( 136℃、7日熱老化試験後の破断抗張力残率≧
70%、破断伸び残率×65%)やUL 125℃定格(158
℃、7日熱老化試験後の破断抗張力残率≧70%、破断伸
び残率×65%)といった耐熱老化性についても満足させ
る平型多心電線が得られなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、初期破断抗張力等の機械的物性、耐熱老化性、
難燃性の要求を満足し、端末加工性にすぐれた平型多心
電線を提供するもので、その特徴は、絶縁被覆が、熱可
塑性樹脂 100重量部に対し水酸化マグネシウムを100 重
量部以上 250重量部以下、下記の一般式
解消し、初期破断抗張力等の機械的物性、耐熱老化性、
難燃性の要求を満足し、端末加工性にすぐれた平型多心
電線を提供するもので、その特徴は、絶縁被覆が、熱可
塑性樹脂 100重量部に対し水酸化マグネシウムを100 重
量部以上 250重量部以下、下記の一般式
【化3】 (Rはメタクリル基もしくはアクリル基を含有するアル
キル基、Y1 ,Y2 ,Y3 はアルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン基からなる群より選ばれる原子団を表わ
す。)で示される有機ケイ素化合物を1重量部以上10重
量部以下の割合で添加した難燃性樹脂組成物からなり、
当該絶縁被覆に電離放射線の照射が施されている平型多
心電線にあり、そして、もう一つの特徴は、前記絶縁被
覆の少くとも一方の面に高分子材料のフイルムを貼合せ
てなる平型多心電線にある。
キル基、Y1 ,Y2 ,Y3 はアルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン基からなる群より選ばれる原子団を表わ
す。)で示される有機ケイ素化合物を1重量部以上10重
量部以下の割合で添加した難燃性樹脂組成物からなり、
当該絶縁被覆に電離放射線の照射が施されている平型多
心電線にあり、そして、もう一つの特徴は、前記絶縁被
覆の少くとも一方の面に高分子材料のフイルムを貼合せ
てなる平型多心電線にある。
【0008】前記熱可塑性樹脂としては、ポリエチレ
ン、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレンプロピ
レン系熱可塑性エラストマー、エチレン・ 酢酸ビニル共
重合体、エチレン・ アクリル酸エチル共重合体、エチレ
ン・メチルメタクリレート共重合体、エチレン・ メタク
リル酸共重合体、エチレン・ アクリル酸メチル共重合体
等を例示でき、特に絶縁被覆の少くとも一方の面に、例
えばポリエステルフイルムのような高分子材料のフイル
ムを貼合せた構造の平型電線や、端末部分のみにポリエ
ステルフイルムのような補強用テープを貼合せた構造の
平型多心電線においては、特に高分子フイルムとの接着
性の観点から酢酸ビニル含有が28重量%以上であるエチ
レン・ 酢酸ビニル共重合体、エチレン・ メチルメタクリ
レート共重合体、エチレン・ エチルアクリレート・ 無水
マレイン酸共重合体、エチレン・ 酢酸ビニル・ 無水マレ
イン酸共重合体、エチレン・ グリシジルメタクリレート
共重合体、エチレン、酢酸ビニル、一酸化炭素共重合
体、エチレン・アクリル酸エチル、一酸化炭素共重合
体、飽和共重合ポリエステル等を絶縁被覆の熱可塑性樹
脂として使用するのが望ましい。
ン、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレンプロピ
レン系熱可塑性エラストマー、エチレン・ 酢酸ビニル共
重合体、エチレン・ アクリル酸エチル共重合体、エチレ
ン・メチルメタクリレート共重合体、エチレン・ メタク
リル酸共重合体、エチレン・ アクリル酸メチル共重合体
等を例示でき、特に絶縁被覆の少くとも一方の面に、例
えばポリエステルフイルムのような高分子材料のフイル
ムを貼合せた構造の平型電線や、端末部分のみにポリエ
ステルフイルムのような補強用テープを貼合せた構造の
平型多心電線においては、特に高分子フイルムとの接着
性の観点から酢酸ビニル含有が28重量%以上であるエチ
レン・ 酢酸ビニル共重合体、エチレン・ メチルメタクリ
レート共重合体、エチレン・ エチルアクリレート・ 無水
マレイン酸共重合体、エチレン・ 酢酸ビニル・ 無水マレ
イン酸共重合体、エチレン・ グリシジルメタクリレート
共重合体、エチレン、酢酸ビニル、一酸化炭素共重合
体、エチレン・アクリル酸エチル、一酸化炭素共重合
体、飽和共重合ポリエステル等を絶縁被覆の熱可塑性樹
脂として使用するのが望ましい。
【0009】又前記一般式で示される有機ケイ素化合物
としては、γ−メタクリロキシプロピルメリメトキシシ
ラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルジメトキシメチルシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルジメチルクロロシラン
等を例示できる。
としては、γ−メタクリロキシプロピルメリメトキシシ
ラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルジメトキシメチルシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルジメチルクロロシラン
等を例示できる。
【0010】
【作用】熱可塑性樹脂に無機充填剤、補強材、難燃剤を
添加してなる樹脂組成物においては、従来からシラン
系、チタン系、アルミニウム系等のカップリング剤を使
用すれば有機質と無機質の界面に強い影響を与え、両者
の親和性を向上せしめ得ることは知られている。(便覧
ゴム、プラスチック配合薬品,最新版,ラバーダイジ
ェスト社編,P442 ) 特に、シラン系のカップリング剤には、γ−クロロプロ
ピルトリメトキシシラン等のようなクロロシラン類やビ
ニルトリエトキシシラン等のようなビニルシラン類等数
多くのカップリング剤が知られており、強化グラスチッ
ク類等に汎用されている。
添加してなる樹脂組成物においては、従来からシラン
系、チタン系、アルミニウム系等のカップリング剤を使
用すれば有機質と無機質の界面に強い影響を与え、両者
の親和性を向上せしめ得ることは知られている。(便覧
ゴム、プラスチック配合薬品,最新版,ラバーダイジ
ェスト社編,P442 ) 特に、シラン系のカップリング剤には、γ−クロロプロ
ピルトリメトキシシラン等のようなクロロシラン類やビ
ニルトリエトキシシラン等のようなビニルシラン類等数
多くのカップリング剤が知られており、強化グラスチッ
ク類等に汎用されている。
【0011】又樹脂類との親和性を高めるために、あら
かじめ上記のようなカップリング剤で表面処理を施した
充填剤、補強材、難燃剤類も知られており、逆に無機充
填剤類との親和性を高めるために、ビニルシラン類を樹
脂にグラフトしたシラングラフト樹脂も知られている。
例えば、エチレン・ 酢酸ビニル共重合体のような熱可塑
性樹脂 100重量部に水酸化マグネシウムを 180重量部添
加した材料で平型多心電線の絶縁被覆とした場合、絶縁
被覆の初期破断抗張力は 0.5〜0.8 kg/mm2 で前述のU
L規格値を満たさない。一方、水酸化マグネシウムとし
てビニルシラン系のカップリング剤で表面処理した水酸
化マグネシウムやステアリン酸等の脂肪酸類で表面処理
したものを使用した場合にも、初期破断抗張力は 0.5〜
0.7kg/mm2 であり、しかも上記のような表面処理した
水酸化マグネシウムを使用した絶縁被覆では、端末の絶
縁被覆剥離の自動加工機による加工が特に行ないづらい
という問題があった。
かじめ上記のようなカップリング剤で表面処理を施した
充填剤、補強材、難燃剤類も知られており、逆に無機充
填剤類との親和性を高めるために、ビニルシラン類を樹
脂にグラフトしたシラングラフト樹脂も知られている。
例えば、エチレン・ 酢酸ビニル共重合体のような熱可塑
性樹脂 100重量部に水酸化マグネシウムを 180重量部添
加した材料で平型多心電線の絶縁被覆とした場合、絶縁
被覆の初期破断抗張力は 0.5〜0.8 kg/mm2 で前述のU
L規格値を満たさない。一方、水酸化マグネシウムとし
てビニルシラン系のカップリング剤で表面処理した水酸
化マグネシウムやステアリン酸等の脂肪酸類で表面処理
したものを使用した場合にも、初期破断抗張力は 0.5〜
0.7kg/mm2 であり、しかも上記のような表面処理した
水酸化マグネシウムを使用した絶縁被覆では、端末の絶
縁被覆剥離の自動加工機による加工が特に行ないづらい
という問題があった。
【0012】ところが、エチレン・ 酢酸ビニル共重合体
のような熱可塑性樹脂 100重量部に対し表面処理を施し
ていない水酸化マグネシウムを180重量部、及び前記一
般式で示される有機ケイ素化合物として、例えばγ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシランを4重量部の
割合で混合して製造した樹脂組成物を平型多心電線の絶
縁被覆とし、さらに電子線等の電離放射線を絶縁被覆に
照射すれば 1.1〜1.4kg/mm2 の初期破断抗張力をもっ
たUL規格値を満足する平型多心電線が得られた。
のような熱可塑性樹脂 100重量部に対し表面処理を施し
ていない水酸化マグネシウムを180重量部、及び前記一
般式で示される有機ケイ素化合物として、例えばγ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシランを4重量部の
割合で混合して製造した樹脂組成物を平型多心電線の絶
縁被覆とし、さらに電子線等の電離放射線を絶縁被覆に
照射すれば 1.1〜1.4kg/mm2 の初期破断抗張力をもっ
たUL規格値を満足する平型多心電線が得られた。
【0013】ここで、エチレン・ 酢酸ビニル共重合体 1
00重量部に対し、あらかじめビニルシラン系のカップリ
ング剤やステアリン酸等の脂肪酸類で表面処理した水酸
化マグネシウムを使用すると、電子線等の電離放射線を
照射しても初期破断抗張力は0.5〜0.8 kg/mm2 であり
UL規格値を満足する平型多心電線は得られなかった。
又この樹脂組成物に、さきのγ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシランを4重量部の割合で混合して得ら
れた樹脂組成物を絶縁被覆とし、電離放射線を照射して
も初期破断抗張力は 0.6〜0.8 kg/mm2 であった。又こ
の結果は、あらかじめγ−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシランで表面処理した水酸化マグネシウムを使
用した場合も同様であり、初期破断抗張力は0.7 kg/mm
2 で不満足なものであった。
00重量部に対し、あらかじめビニルシラン系のカップリ
ング剤やステアリン酸等の脂肪酸類で表面処理した水酸
化マグネシウムを使用すると、電子線等の電離放射線を
照射しても初期破断抗張力は0.5〜0.8 kg/mm2 であり
UL規格値を満足する平型多心電線は得られなかった。
又この樹脂組成物に、さきのγ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシランを4重量部の割合で混合して得ら
れた樹脂組成物を絶縁被覆とし、電離放射線を照射して
も初期破断抗張力は 0.6〜0.8 kg/mm2 であった。又こ
の結果は、あらかじめγ−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシランで表面処理した水酸化マグネシウムを使
用した場合も同様であり、初期破断抗張力は0.7 kg/mm
2 で不満足なものであった。
【0014】前記一般式で示される有機ケイ素化合物の
添加については、熱可塑性樹脂と表面処理を施していな
い水酸化マグネシウムの混合時に添加することが好まし
く、又混合方法としてはオープンロールミキサーやバン
バリーミキサー、二軸混合機等が使用される。
添加については、熱可塑性樹脂と表面処理を施していな
い水酸化マグネシウムの混合時に添加することが好まし
く、又混合方法としてはオープンロールミキサーやバン
バリーミキサー、二軸混合機等が使用される。
【0015】電離放射線の照射線量は電子線やガンマ線
の場合、3〜50Mradの範囲に設定することが好ましく、
特に初期破断抗張力や自動加工機による絶縁被覆の剥離
加工性の観点からは5〜25Mradがより好ましい。
の場合、3〜50Mradの範囲に設定することが好ましく、
特に初期破断抗張力や自動加工機による絶縁被覆の剥離
加工性の観点からは5〜25Mradがより好ましい。
【0016】又熱可塑性樹脂と水酸化マグネシウムの混
合の際に、一般式の代りに、電離放射線照射のプロセス
で樹脂成分の架橋効率を高める目的でよく使用されてい
るトリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、エチレングリコール
ジメタクリレート、トリアリルシアヌレート、トリアリ
ルイソシアヌレート等の分子内に不飽和結合分を有する
単量体を添加した系においても、水酸化マグネシウムの
表面処理の種類や有無によらず、初期破断抗張力は電離
放射線の照射を施した後も 0.5〜0.7 kg/mm2 で好まし
い結果が得られなかった。
合の際に、一般式の代りに、電離放射線照射のプロセス
で樹脂成分の架橋効率を高める目的でよく使用されてい
るトリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、エチレングリコール
ジメタクリレート、トリアリルシアヌレート、トリアリ
ルイソシアヌレート等の分子内に不飽和結合分を有する
単量体を添加した系においても、水酸化マグネシウムの
表面処理の種類や有無によらず、初期破断抗張力は電離
放射線の照射を施した後も 0.5〜0.7 kg/mm2 で好まし
い結果が得られなかった。
【0017】本発明の初期破断抗張力の改善の作用機構
としては、水酸化マグネシウムとγ−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシランのカップリング作用、電離放
射線照射によるエチレン・ 酢酸ビニル共重合体の架橋、
γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランとエチ
レン・ 酢酸ビニル共重合体の共架橋(共重合)等が考え
られるが、同じ熱可塑性樹脂に水酸化アルミニウムを混
合する系では初期破断抗張力の改善が認められないこと
や、分子内に不飽和結合分を有する単量体を添加した系
においても初期破断抗張力の改善効果が認められないこ
とを考慮すると、真の作用機構は明らかではない。
としては、水酸化マグネシウムとγ−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシランのカップリング作用、電離放
射線照射によるエチレン・ 酢酸ビニル共重合体の架橋、
γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランとエチ
レン・ 酢酸ビニル共重合体の共架橋(共重合)等が考え
られるが、同じ熱可塑性樹脂に水酸化アルミニウムを混
合する系では初期破断抗張力の改善が認められないこと
や、分子内に不飽和結合分を有する単量体を添加した系
においても初期破断抗張力の改善効果が認められないこ
とを考慮すると、真の作用機構は明らかではない。
【0018】又上記のエチレン・ 酢酸ビニル共重合体 1
00重量部と表面処理を施していない水酸化マグネシウム
180重量部の混合時に、前記一般式の化合物としてγ−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを4重量部
の割合で混練して製造した樹脂組成物を絶縁被覆とし、
電離放射線を照射した平型多心電線は、UL規格の垂直
燃焼試験(VW−1試験)においても合格する高い難燃
性を示すものであり、この絶縁被覆をUL 125℃定格の
熱老化試験にあたる 158℃のギアオーブン内で7日間熱
老化させた試料の破断抗張力と破断伸びの測定を行なっ
たところ、初期値に対する破断抗張力と破断伸びの残率
はそれぞれ98%,92%であり、熱老化性についても非常
にすぐれていることがわかった。
00重量部と表面処理を施していない水酸化マグネシウム
180重量部の混合時に、前記一般式の化合物としてγ−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを4重量部
の割合で混練して製造した樹脂組成物を絶縁被覆とし、
電離放射線を照射した平型多心電線は、UL規格の垂直
燃焼試験(VW−1試験)においても合格する高い難燃
性を示すものであり、この絶縁被覆をUL 125℃定格の
熱老化試験にあたる 158℃のギアオーブン内で7日間熱
老化させた試料の破断抗張力と破断伸びの測定を行なっ
たところ、初期値に対する破断抗張力と破断伸びの残率
はそれぞれ98%,92%であり、熱老化性についても非常
にすぐれていることがわかった。
【0019】これに対し、表面処理を施していない水酸
化マグネシウムで、前記一般式で示される有機ケイ素化
合物を添加しない材料系、カップリング剤や脂肪酸類で
表面処理した水酸化マグネシウムを使用した材料系、カ
ップリング剤で表面処理した水酸化マグネシウムに前記
一般式で示される有機ケイ素化合物を添加した材料系の
場合には、いずれも垂直燃焼試験(VW−1試験)には
合格するが、初期破断抗張力が小さく、 158℃のギアオ
ーブン内で7日間熱老化させた試料では、特に破断伸び
の残率が50%を下回り、熱老化性に問題があった。
化マグネシウムで、前記一般式で示される有機ケイ素化
合物を添加しない材料系、カップリング剤や脂肪酸類で
表面処理した水酸化マグネシウムを使用した材料系、カ
ップリング剤で表面処理した水酸化マグネシウムに前記
一般式で示される有機ケイ素化合物を添加した材料系の
場合には、いずれも垂直燃焼試験(VW−1試験)には
合格するが、初期破断抗張力が小さく、 158℃のギアオ
ーブン内で7日間熱老化させた試料では、特に破断伸び
の残率が50%を下回り、熱老化性に問題があった。
【0020】電離放射線の代りに、上記材料に有機過酸
化物を添加して混練して製造した樹脂組成物を絶縁被覆
とした場合には、熱風や加圧水蒸気による被覆の加硫が
できたが、初期破断抗張力が1.0 kg/mm2 を越えるもの
は初期破断伸びが80%未満と劣り、しかも加硫に要する
時間も電離放射線の照射プロセスを用いる場合よりも長
くかかるため、生産性の点においても不利である。
化物を添加して混練して製造した樹脂組成物を絶縁被覆
とした場合には、熱風や加圧水蒸気による被覆の加硫が
できたが、初期破断抗張力が1.0 kg/mm2 を越えるもの
は初期破断伸びが80%未満と劣り、しかも加硫に要する
時間も電離放射線の照射プロセスを用いる場合よりも長
くかかるため、生産性の点においても不利である。
【0021】以下に実施例によって説明するが、本発明
は実施例に限定されるものではなく、被覆材料には従来
から使用されている各種の滑剤、着色剤、発泡剤、加工
安定剤、無機充填剤等を添加することができる。
は実施例に限定されるものではなく、被覆材料には従来
から使用されている各種の滑剤、着色剤、発泡剤、加工
安定剤、無機充填剤等を添加することができる。
【0022】
【実施例】図1及び図2はいずれも本発明の平型多心電
線の実施例の横断面図である。図面において、1は絶縁
被覆層2内に間隔をおいて並行に配列した複数本の導
体、2は上述した難燃性組成物により構成され、電離放
射線の照射が施されている絶縁被覆層、3は上記絶縁被
覆層2の一方の面又は両面に貼合されたポリエステルフ
イルム等の高分子材料のフイルムである。
線の実施例の横断面図である。図面において、1は絶縁
被覆層2内に間隔をおいて並行に配列した複数本の導
体、2は上述した難燃性組成物により構成され、電離放
射線の照射が施されている絶縁被覆層、3は上記絶縁被
覆層2の一方の面又は両面に貼合されたポリエステルフ
イルム等の高分子材料のフイルムである。
【0023】表1の実施例1〜8に示した配合比の材料
を混合し、導体(0.127 mmφの錫メッキ軟銅線7本撚
り)を2.0mm 間隔に7本並列に配置した並列導体の両面
に被覆厚が0.30mmになるように押出被覆し、加速電圧1
MeV の電子線を照射して図1のような平型多心電線を作
製した。材料の混合は 120℃に加熱した8インチオープ
ンロールミキサーを使用し、熱可塑性樹脂、フィラー
類、有機ケイ素化合物、酸化防止剤等を同時に添加して
混練した。
を混合し、導体(0.127 mmφの錫メッキ軟銅線7本撚
り)を2.0mm 間隔に7本並列に配置した並列導体の両面
に被覆厚が0.30mmになるように押出被覆し、加速電圧1
MeV の電子線を照射して図1のような平型多心電線を作
製した。材料の混合は 120℃に加熱した8インチオープ
ンロールミキサーを使用し、熱可塑性樹脂、フィラー
類、有機ケイ素化合物、酸化防止剤等を同時に添加して
混練した。
【0024】
【表1】
【0025】得られた平型多心電線について、被覆材料
の初期破断抗張力、初期破断伸び、体積固有抵抗ギアオ
ーブンで 158℃、7日間の熱老化を行なった試料の伸び
残率、平型多心電線の垂直燃焼試験(VW−1試験、n
=5点で実施)を測定した。結果は表1の通りである。
の初期破断抗張力、初期破断伸び、体積固有抵抗ギアオ
ーブンで 158℃、7日間の熱老化を行なった試料の伸び
残率、平型多心電線の垂直燃焼試験(VW−1試験、n
=5点で実施)を測定した。結果は表1の通りである。
【0026】表2の実施例9〜13の平型多心電線は、絶
縁被覆の両面に厚み38μm の二軸延伸ポリエステルフイ
ルムを貼合せた図2の絶縁構造をもつものである。上記
と同様の方法で絶縁被覆用の材料を混合し溶融押出法
で、二軸延伸ポリエステルフイルム上に厚み0.30mmで押
出塗布してポリエステルフイルム貼合せテープを得た
後、並列導体の両面にポリエステルフイルムが外面とな
るように2枚のテープを配置して 160℃の熱ラミネータ
ーを用いて絶縁被覆し、加速電圧1MeV の電子線を照射
して平型多心電線を作製した。
縁被覆の両面に厚み38μm の二軸延伸ポリエステルフイ
ルムを貼合せた図2の絶縁構造をもつものである。上記
と同様の方法で絶縁被覆用の材料を混合し溶融押出法
で、二軸延伸ポリエステルフイルム上に厚み0.30mmで押
出塗布してポリエステルフイルム貼合せテープを得た
後、並列導体の両面にポリエステルフイルムが外面とな
るように2枚のテープを配置して 160℃の熱ラミネータ
ーを用いて絶縁被覆し、加速電圧1MeV の電子線を照射
して平型多心電線を作製した。
【0027】
【表2】
【0028】前記実施例と同様にして表3及び表4の比
較例1〜16に示した配合比で材料を混合し、並列導体の
両面に被覆厚が0.30mmになるように押出被覆し、加速電
圧1MeV の電子線を照射して試料とし、評価した。
較例1〜16に示した配合比で材料を混合し、並列導体の
両面に被覆厚が0.30mmになるように押出被覆し、加速電
圧1MeV の電子線を照射して試料とし、評価した。
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】なお、表1、表3、表4の端末剥離性の評
価は平型多心電線の端末から10mm長のみ絶縁被覆を自動
加工機により剥離した際の端末加工状況を観察した結果
であり、良好とは切断かすや非剥離部分が引き伸ばされ
たりせず、ストリップできたものを良好と判断した。
価は平型多心電線の端末から10mm長のみ絶縁被覆を自動
加工機により剥離した際の端末加工状況を観察した結果
であり、良好とは切断かすや非剥離部分が引き伸ばされ
たりせず、ストリップできたものを良好と判断した。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の平型多心
電線によれば、有毒ガスを発生せずに高い難燃性を示
し、しかも、良好な初期破断抗張力、伸びとともにすぐ
れた耐熱老化性と端末加工性が実現され、各種電子機器
等の配線用として利用価値は極めて大きいものがある。
電線によれば、有毒ガスを発生せずに高い難燃性を示
し、しかも、良好な初期破断抗張力、伸びとともにすぐ
れた耐熱老化性と端末加工性が実現され、各種電子機器
等の配線用として利用価値は極めて大きいものがある。
【図1】本発明の平型多心電線の実施例の横断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の平型多心電線の他の実施例の横断面図
である。
である。
1 導体 2 絶縁被覆層 3 高分子材料のフイルム
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁被覆内に複数本の導体を間隔をおい
て並列に配置した平型多心電線において、上記絶縁被覆
が、熱可塑性樹脂 100重量部に対し水酸化マグネシウム
を 100重量部以上 250重量部以下、下記の一般式で示さ
れる有機ケイ素化合物を1重量部以上10重量部以下の割
合で添加してなる難燃性樹脂組成物からなり、当該絶縁
被覆に電離放射線の照射が施されていることを特徴とす
る平型多心電線。 【化1】 (Rはメタクリル基もしくはアクリル基を含有するアル
キル基、Y1 ,Y2 ,Y3 はアルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン基からなる群より選ばれる原子団を表わ
す。) - 【請求項2】 絶縁被覆内に複数本の導体を間隔をおい
て並列に配置した平型多心電線において、上記絶縁被覆
の少くとも一方の面に高分子材料のフイルムを貼合せて
なり、当該絶縁被覆が、熱可塑性樹脂 100重量部に対し
水酸化マグネシウムを 100重量部以上 250重量部以下、
下記の一般式で示される有機ケイ素化合物を1重量部以
上10重量部以下の割合で添加してなる難燃性樹脂組成物
からなり、当該被覆層に電離放射線の照射が施されてい
ることを特徴とする平型多心電線。 【化2】 (Rはメタクリル基もしくはアクリル基を含有するアル
キル基,Y1 ,Y2 ,Y3 はアルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン基からなる群より選ばれる原子団を表わ
す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332697A JP3063802B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 平型多心電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332697A JP3063802B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 平型多心電線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05144326A true JPH05144326A (ja) | 1993-06-11 |
JP3063802B2 JP3063802B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=18257872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3332697A Expired - Fee Related JP3063802B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 平型多心電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063802B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002075070A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Yazaki Corp | 平型ケーブル |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4856738A (ja) * | 1971-06-14 | 1973-08-09 | ||
JPS5778438A (en) * | 1980-09-09 | 1982-05-17 | Nat Distillers Chem Corp | Radiation-curable flame retardant polymer composition |
JPH0377206A (ja) * | 1989-08-19 | 1991-04-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | フラットケーブル及びその製造方法 |
JPH03149240A (ja) * | 1989-11-02 | 1991-06-25 | Hitachi Cable Ltd | 難燃性電気絶縁物 |
JP3097826U (ja) * | 2003-05-15 | 2004-02-12 | 株式会社アピックスインターナショナル | 携帯用の歯ブラシケース |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP3332697A patent/JP3063802B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4856738A (ja) * | 1971-06-14 | 1973-08-09 | ||
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JP3097826U (ja) * | 2003-05-15 | 2004-02-12 | 株式会社アピックスインターナショナル | 携帯用の歯ブラシケース |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002075070A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-03-15 | Yazaki Corp | 平型ケーブル |
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