JPH0459658A - 透光性イツトリア焼結体及びその製造方法 - Google Patents
透光性イツトリア焼結体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0459658A JPH0459658A JP17225090A JP17225090A JPH0459658A JP H0459658 A JPH0459658 A JP H0459658A JP 17225090 A JP17225090 A JP 17225090A JP 17225090 A JP17225090 A JP 17225090A JP H0459658 A JPH0459658 A JP H0459658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered body
- purity
- powder
- yttria
- ittria
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- RUDFQVOCFDJEEF-UHFFFAOYSA-N yttrium(III) oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Y+3].[Y+3] RUDFQVOCFDJEEF-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- PQXKHYXIUOZZFA-UHFFFAOYSA-M lithium fluoride Chemical compound [Li+].[F-] PQXKHYXIUOZZFA-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims abstract description 22
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 claims abstract description 9
- 239000011698 potassium fluoride Substances 0.000 claims abstract description 9
- NROKBHXJSPEDAR-UHFFFAOYSA-M potassium fluoride Chemical compound [F-].[K+] NROKBHXJSPEDAR-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims abstract description 8
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims abstract description 3
- 235000003270 potassium fluoride Nutrition 0.000 claims abstract 3
- 238000013001 point bending Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 11
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 5
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 23
- 238000000280 densification Methods 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000012752 auxiliary agent Substances 0.000 description 4
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 4
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 4
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 3
- MRELNEQAGSRDBK-UHFFFAOYSA-N lanthanum(3+);oxygen(2-) Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[La+3].[La+3] MRELNEQAGSRDBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000149 argon plasma sintering Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011812 mixed powder Substances 0.000 description 1
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 1
- 239000011164 primary particle Substances 0.000 description 1
- 229910052723 transition metal Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、優れた透光性と機械的強度とを兼ね備えた多
結晶イツ) IJア焼結体に関する。
結晶イツ) IJア焼結体に関する。
イツトリア(YO)は、2350C以下において結晶型
が立方晶であるため結晶粒界での光散乱が少なく、高密
度に焼結した場合非常に高い透光性を示すことが知られ
ている。
が立方晶であるため結晶粒界での光散乱が少なく、高密
度に焼結した場合非常に高い透光性を示すことが知られ
ている。
通常、イツ) IJア焼結体の透光性は可視領域の波長
0.3μm付近から急激に高くなり、赤外領域の波長2
〜6μm付近で最高となる。従って、イツトリア焼結体
は光学窓のような透光性材料として有望視され、従来か
ら各種の方法によって製造が試みられている。
0.3μm付近から急激に高くなり、赤外領域の波長2
〜6μm付近で最高となる。従って、イツトリア焼結体
は光学窓のような透光性材料として有望視され、従来か
ら各種の方法によって製造が試みられている。
例えば、特開昭54−17911号公報及び特開昭54
−17910号公報に記載されるように、焼結助剤とし
て酸化ランタン(Lad)やアルミナ(Al○)を添加
して低0 雰囲気中で焼結する方法等がある。
−17910号公報に記載されるように、焼結助剤とし
て酸化ランタン(Lad)やアルミナ(Al○)を添加
して低0 雰囲気中で焼結する方法等がある。
又、米国特許筒3.878.280号には、焼結助剤を
添加せずに、イツトリア粉末を真空中でホットプレスす
る方法が開示されている。
添加せずに、イツトリア粉末を真空中でホットプレスす
る方法が開示されている。
しかし、従来の透光性イツトリア焼結体の製造方法のう
ち、焼結助剤を添加する方法では、緻密化が容易で機械
的強度が高くなるものの、焼結助剤が焼結体中に残留す
るため部分的に第2相が出現し易く、組織的不均一性に
より光が散乱されて透過率が低くなる欠点があり、従っ
て又光学的に均一な大型材を得ることが困難であった。
ち、焼結助剤を添加する方法では、緻密化が容易で機械
的強度が高くなるものの、焼結助剤が焼結体中に残留す
るため部分的に第2相が出現し易く、組織的不均一性に
より光が散乱されて透過率が低くなる欠点があり、従っ
て又光学的に均一な大型材を得ることが困難であった。
又、助剤無添加の真空中におけるホットプレス法では焼
結体の密度が上がりに〈<、透光性が得られるまで緻密
化すると粒成長が起こり機械的強度が低下する欠点があ
った。機械的特性を向上させるためBIT値8 i/g
以上の微粉末を用いると、粒子同士のブリッジングによ
り焼結時の流動性が悪くなり、微密化が一層難しかった
。
結体の密度が上がりに〈<、透光性が得られるまで緻密
化すると粒成長が起こり機械的強度が低下する欠点があ
った。機械的特性を向上させるためBIT値8 i/g
以上の微粉末を用いると、粒子同士のブリッジングによ
り焼結時の流動性が悪くなり、微密化が一層難しかった
。
これら従来の方法で製造された種々のイツ) IJア焼
結体の特性は、波長2〜6μmにおける試料厚さ2.5
gl5での直線透過率については最高で80%程度であ
り、又機械的強度(4点曲げ強度)は助剤無添加のもの
では結晶粒径が100μm以上と大きいため、110
MPa程度となり、助剤としてLaOやA/ Oを添加
したものでは160 MPaと高いが助剤成分が熱伝導
率の低下の原因となり、結果として助剤無添加のものよ
り耐熱衝撃性に劣るという欠点を持っている。従って、
直線透過率及び機械的強度に優れ、且つ耐熱衝撃性に優
れたイツトリア焼結体は報告されていない。
結体の特性は、波長2〜6μmにおける試料厚さ2.5
gl5での直線透過率については最高で80%程度であ
り、又機械的強度(4点曲げ強度)は助剤無添加のもの
では結晶粒径が100μm以上と大きいため、110
MPa程度となり、助剤としてLaOやA/ Oを添加
したものでは160 MPaと高いが助剤成分が熱伝導
率の低下の原因となり、結果として助剤無添加のものよ
り耐熱衝撃性に劣るという欠点を持っている。従って、
直線透過率及び機械的強度に優れ、且つ耐熱衝撃性に優
れたイツトリア焼結体は報告されていない。
従って、透光性イツ) IJア焼結体を厚さ3翳以上で
使用される耐久性光学窓等の材料として用いるためには
、直線透過率及び機械的強度のトータルとしての向上が
必要であった。
使用される耐久性光学窓等の材料として用いるためには
、直線透過率及び機械的強度のトータルとしての向上が
必要であった。
本発明はかかる従来の事情に鑑み、高純度で且つ高密度
の優れた直線透過率及び機械的強度を兼ね備え、特に厚
さ3 ms以上で用いる耐久性光学窓材等として好適な
透光性イツトリア焼結体、及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
の優れた直線透過率及び機械的強度を兼ね備え、特に厚
さ3 ms以上で用いる耐久性光学窓材等として好適な
透光性イツトリア焼結体、及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の透光性イツトリア焼
結体の製造方法においては、純度99.9%以上及び比
表面積(BET値) 8 i/g以上のイツトリア粉
末に0.1〜5.0重量%の弗化リチウム(LiF )
又は弗化カリウム(KF)を添加し、1500〜180
0 Cの温度及び200〜101000kVCの圧力に
て真空中或いは不活性ガス中でホットプレスして緻密化
することを特徴とする。
結体の製造方法においては、純度99.9%以上及び比
表面積(BET値) 8 i/g以上のイツトリア粉
末に0.1〜5.0重量%の弗化リチウム(LiF )
又は弗化カリウム(KF)を添加し、1500〜180
0 Cの温度及び200〜101000kVCの圧力に
て真空中或いは不活性ガス中でホットプレスして緻密化
することを特徴とする。
又、上記方法により製造される透光性イツ) IJア焼
結体は純度99.9%以上の多結晶イツ) IJア焼結
体からなり、試料厚さ3朋での直線透過率が波長2〜6
μmの赤外領域で78%以上であって、4点曲げ強度が
120 MPa以上であることを特徴とし、優れた透光
性と機械的強度を兼ね備えている。
結体は純度99.9%以上の多結晶イツ) IJア焼結
体からなり、試料厚さ3朋での直線透過率が波長2〜6
μmの赤外領域で78%以上であって、4点曲げ強度が
120 MPa以上であることを特徴とし、優れた透光
性と機械的強度を兼ね備えている。
焼結体の原料であるイツ) IJア粉末は、不純物吸収
による透光性の低下を防ぐために99.9%以上の純度
のものを使用し、特にFs等の遷移金属元素の含有は好
ましくない。又、イツトリア粉末は一次粒子の粒径が約
0.15μm以下、即ち表面積がBET値で8 rr1
711以上であることが、結晶粒径が微細で緻密な焼結
体を得るために必要である。
による透光性の低下を防ぐために99.9%以上の純度
のものを使用し、特にFs等の遷移金属元素の含有は好
ましくない。又、イツトリア粉末は一次粒子の粒径が約
0.15μm以下、即ち表面積がBET値で8 rr1
711以上であることが、結晶粒径が微細で緻密な焼結
体を得るために必要である。
しかし、原料粉末としてBET値が8 y&g以上の微
粉末を用いると、既に知られているように助剤無添加で
は粉末粒子同士で強固なブリッジングが生じて緻密化が
困難となるので、残留ボア或いはクラックの発生原因と
なっていた。
粉末を用いると、既に知られているように助剤無添加で
は粉末粒子同士で強固なブリッジングが生じて緻密化が
困難となるので、残留ボア或いはクラックの発生原因と
なっていた。
本発明方法においては、焼結助剤として弗化リチウム(
LiF)又は弗化カリウム(KF)を添加し、LiFと
KFは融点が各々842C及び860Cであるから、こ
れらの温度以上では液相となって焼結機構は液相焼結が
支配的となり、助剤無添加の場合と比較して粉末の流動
性が著しく向上し、BET値が8 rd/g、以上の微
粉末を用いても粒成長が均−且つ微細で、残留ボアのな
い高密度なイツトリア焼結体が得られる。
LiF)又は弗化カリウム(KF)を添加し、LiFと
KFは融点が各々842C及び860Cであるから、こ
れらの温度以上では液相となって焼結機構は液相焼結が
支配的となり、助剤無添加の場合と比較して粉末の流動
性が著しく向上し、BET値が8 rd/g、以上の微
粉末を用いても粒成長が均−且つ微細で、残留ボアのな
い高密度なイツトリア焼結体が得られる。
しかも、前記LiF及びKFの沸点は各々1676 C
及び1505 rと比較的低い温度であり、これらの温
度以上で焼結することにより完全に除去でき、不純物と
して焼結体内に残留することがない。
及び1505 rと比較的低い温度であり、これらの温
度以上で焼結することにより完全に除去でき、不純物と
して焼結体内に残留することがない。
従って、ホットプレス時の焼結温度は、焼結助剤が焼結
体内に不純物として残らないように1500C以上とし
、特に焼結助剤がLiFかKFかによって夫々の沸点を
超える温度とすることが好ましい。
体内に不純物として残らないように1500C以上とし
、特に焼結助剤がLiFかKFかによって夫々の沸点を
超える温度とすることが好ましい。
しかし、焼結温度が1800 Cを超えると粒成長しす
ぎて焼結体の機械的強度が低下するので、焼結湿度は1
500〜1800 rの範囲とする。好ましくは焼結湿
度のパターンを2ステツプにし、最初はなるべく低温で
の液相焼結により粒成長を抑えて緻密化を計り、次に高
い温度で焼結して焼結助剤を完全に除去することによっ
て、より一層高い透光性を得ることが出来る。
ぎて焼結体の機械的強度が低下するので、焼結湿度は1
500〜1800 rの範囲とする。好ましくは焼結湿
度のパターンを2ステツプにし、最初はなるべく低温で
の液相焼結により粒成長を抑えて緻密化を計り、次に高
い温度で焼結して焼結助剤を完全に除去することによっ
て、より一層高い透光性を得ることが出来る。
又、ホットプレス圧力は、200 kgAm 未満では
緻密化が進まず、1000 Q%m”を超えると通常用
いられる高強度グラファイト型を使用出来なくなるので
、200〜1000に9/Cm2の範囲とする。
緻密化が進まず、1000 Q%m”を超えると通常用
いられる高強度グラファイト型を使用出来なくなるので
、200〜1000に9/Cm2の範囲とする。
上記した焼結助剤としてのLiF又はKFの添加量は、
0.1重量%未満では液相焼結による緻密化が充分進行
せず、又5.0重量%を超えるとLiF又はKFの完全
な除去が困難となるので、0.1〜5.0重量%の範囲
とする。
0.1重量%未満では液相焼結による緻密化が充分進行
せず、又5.0重量%を超えるとLiF又はKFの完全
な除去が困難となるので、0.1〜5.0重量%の範囲
とする。
尚、焼結助剤を添加した原料粉末にバインダーを添加し
て予め成形する場合には、脱バインダー温度が焼結助剤
の融点を超えないようにバインダーの種類及び温度条件
を選択すべきであり、特にバインダーを添加せずに成形
出来るC工P成形を用いることが好ましい。
て予め成形する場合には、脱バインダー温度が焼結助剤
の融点を超えないようにバインダーの種類及び温度条件
を選択すべきであり、特にバインダーを添加せずに成形
出来るC工P成形を用いることが好ましい。
かかる本発明方法により得られるイツトリア焼結体は、
添加した焼結助剤が除去され、純度が原料のイツ) I
Jア粉末にほぼ等しい99.9%以上で、理論密度比が
99%以上に緻密化され、且つ結晶粒径が10μm以下
と微細化された多結晶イツ) IJア焼結体である。従
って、試料厚さ3間での直線透過率が波長2〜6μmの
赤外領域で78%以上と透光性に優れ、同時に4点曲げ
強度が120 MPa以上と優れた機械的強度を備え、
且つ耐熱衝撃性にも優れている。
添加した焼結助剤が除去され、純度が原料のイツ) I
Jア粉末にほぼ等しい99.9%以上で、理論密度比が
99%以上に緻密化され、且つ結晶粒径が10μm以下
と微細化された多結晶イツ) IJア焼結体である。従
って、試料厚さ3間での直線透過率が波長2〜6μmの
赤外領域で78%以上と透光性に優れ、同時に4点曲げ
強度が120 MPa以上と優れた機械的強度を備え、
且つ耐熱衝撃性にも優れている。
実施例1
純度99.9%、比表面積201rVg (B E T
値)の高純度イツトリア粉末にLiFを0.2重量%添
加し、エタノール中で超音波混合した。得られた混合粉
末を内径100闘のグラファイト型に充填し、5×10
”−3torrの真空中において1680 Cの湿度と
600に9Am2の圧力で0.5時間ホットプレスして
、理論密度比99.9%の外観的に半透明の焼結体(平
均粒径10μm以下)を得た。
値)の高純度イツトリア粉末にLiFを0.2重量%添
加し、エタノール中で超音波混合した。得られた混合粉
末を内径100闘のグラファイト型に充填し、5×10
”−3torrの真空中において1680 Cの湿度と
600に9Am2の圧力で0.5時間ホットプレスして
、理論密度比99.9%の外観的に半透明の焼結体(平
均粒径10μm以下)を得た。
このイツトリア焼結体を厚さ3關に鏡面研磨加工し、分
光光度計で直線透過率を測定したところ波長2〜6μm
の赤外領域で80%以上の優れた透光性を示した。又、
J工5R1601に基き4点曲げ強度を測定したところ
、155 MPaと極めて優れた値を示した。
光光度計で直線透過率を測定したところ波長2〜6μm
の赤外領域で80%以上の優れた透光性を示した。又、
J工5R1601に基き4点曲げ強度を測定したところ
、155 MPaと極めて優れた値を示した。
実施例2
純度99.9%、比表面積20ダg(Bl!:T値)の
高純度イツ) IJア粉末にKFを0.2重量%添加し
、実施例1と同様に混合した後グラファイト型に充填し
、I X 10−”torrの真空中において1560
Cの湿度と10001a2/cm”の圧力で0.5時
間ホットプレスし、理論密度比99.9%の外観的に半
透明の焼結体(平均粒径10μm以下)を得た。
高純度イツ) IJア粉末にKFを0.2重量%添加し
、実施例1と同様に混合した後グラファイト型に充填し
、I X 10−”torrの真空中において1560
Cの湿度と10001a2/cm”の圧力で0.5時
間ホットプレスし、理論密度比99.9%の外観的に半
透明の焼結体(平均粒径10μm以下)を得た。
このイツ) IJア焼結体について、実施例1と同様に
測定した厚さ3酩での直線透過率は波長2〜6μmの赤
外領域で78%以上であり、4点曲げ強度は176 M
Paであった。
測定した厚さ3酩での直線透過率は波長2〜6μmの赤
外領域で78%以上であり、4点曲げ強度は176 M
Paであった。
実施例3
純度99.9%、比表面積40 rrl/g(B E
T値)の高純度イツトリア粉末にLiFを0.5重量%
添加し、実施例1と同様に混合した後グラファイト型に
充填し、I X 10”−” torrの真空中におい
て1680 Cの温度と1000 kg/cm2の圧力
で1.0時間ホットプレスし、理論密度比99.9%の
外観的に半透明の焼結体(平均粒径10μm以下)を得
た。
T値)の高純度イツトリア粉末にLiFを0.5重量%
添加し、実施例1と同様に混合した後グラファイト型に
充填し、I X 10”−” torrの真空中におい
て1680 Cの温度と1000 kg/cm2の圧力
で1.0時間ホットプレスし、理論密度比99.9%の
外観的に半透明の焼結体(平均粒径10μm以下)を得
た。
このイツ) IJア焼結体について、実施例1と同様に
測定した厚さ3 amでの直線透過率は波長2〜6μm
の赤外領域で81%以上であり、4点曲げ強度は162
MPaであった0 〔発明の効果〕 本発明方法によれば、粒成長を最小限度に抑えつつ緻密
化でき、不純物の残留も無いので高純度且つ高密度で、
優れた透光性と機械的強度を兼ね備えたイツ) IJア
焼結体を、光学的に均一な大型材として得ることが出来
る。
測定した厚さ3 amでの直線透過率は波長2〜6μm
の赤外領域で81%以上であり、4点曲げ強度は162
MPaであった0 〔発明の効果〕 本発明方法によれば、粒成長を最小限度に抑えつつ緻密
化でき、不純物の残留も無いので高純度且つ高密度で、
優れた透光性と機械的強度を兼ね備えたイツ) IJア
焼結体を、光学的に均一な大型材として得ることが出来
る。
この透光性イツ) IJア焼結体は、赤外領域での優れ
た直線透過率と高い機械的強度により、光学窓材として
好適であり、 特に悪環境下等での使用 に適した厚さ3mm以上の耐久性赤外透過窓材として最
適である。
た直線透過率と高い機械的強度により、光学窓材として
好適であり、 特に悪環境下等での使用 に適した厚さ3mm以上の耐久性赤外透過窓材として最
適である。
出
願
人
住友電気工業株式会社
Claims (2)
- (1)純度99.9%以上及び比表面積(BET値)8
m^2/g以上のイツトリア粉末に0.1〜5.0重量
%の弗化リチウム又は弗化カリウムを添加し、1500
〜1800℃の温度及び200〜1000kg/cm^
2の圧力にて真空中或いは不活性ガス中でホツトプレス
して緻密化することを特徴とする透光性イツトリア焼結
体の製造方法。 - (2)純度99.9%以上の多結晶イツトリア焼結体か
らなり、試料厚さ3mmでの直線透過率が波長2〜6μ
mの赤外領域で78%以上であつて、4点曲げ強度が1
20MPa以上であることを特徴とする透光性イツトリ
ア焼結体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17225090A JPH0459658A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 透光性イツトリア焼結体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17225090A JPH0459658A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 透光性イツトリア焼結体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0459658A true JPH0459658A (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=15938409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17225090A Pending JPH0459658A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 透光性イツトリア焼結体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0459658A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003004437A1 (fr) * | 2001-07-05 | 2003-01-16 | Konoshima Chemical Co., Ltd. | Article translucide fritte en oxyde de terre rare et procede de production |
US7407904B2 (en) | 2005-07-15 | 2008-08-05 | Toto Ltd. | Yttria sintered body and corrosion-resistant material, and manufacturing method |
JP2008273838A (ja) * | 2008-08-18 | 2008-11-13 | National Institute For Materials Science | 酸化イットリウム焼結体 |
JP2009215154A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-09-24 | Ngk Insulators Ltd | 酸化イットリウム材料、半導体製造装置用部材及び酸化イットリウム材料の製造方法 |
JP2010042967A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Ngk Insulators Ltd | セラミックス部材、セラミックス部材の作成方法及び静電チャック |
US7799719B2 (en) | 2007-01-17 | 2010-09-21 | Toto Ltd. | Ceramic member and corrosion-resisting member |
US20110294651A1 (en) * | 2007-05-15 | 2011-12-01 | Treibacher Industrie Ag | Yttria-based refractory composition |
JP2013043825A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-03-04 | Shenzhen Futaihong Precision Industrial Co Ltd | 透明陶磁体とその製造方法並びに該透明陶磁体を利用した電子装置 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP17225090A patent/JPH0459658A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003004437A1 (fr) * | 2001-07-05 | 2003-01-16 | Konoshima Chemical Co., Ltd. | Article translucide fritte en oxyde de terre rare et procede de production |
US6825144B2 (en) | 2001-07-05 | 2004-11-30 | Konoshima Chemical Co., Ltd. | Translucent rare earth oxide sintered article and method for production thereof |
US7407904B2 (en) | 2005-07-15 | 2008-08-05 | Toto Ltd. | Yttria sintered body and corrosion-resistant material, and manufacturing method |
US7566675B2 (en) | 2005-07-15 | 2009-07-28 | Toto Ltd. | Corrosion-resistant material manufacturing method |
US7799719B2 (en) | 2007-01-17 | 2010-09-21 | Toto Ltd. | Ceramic member and corrosion-resisting member |
US20110294651A1 (en) * | 2007-05-15 | 2011-12-01 | Treibacher Industrie Ag | Yttria-based refractory composition |
US8372769B2 (en) * | 2007-05-15 | 2013-02-12 | Treibacher Industrie Ag | Yttria-based refractory composition |
JP2009215154A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-09-24 | Ngk Insulators Ltd | 酸化イットリウム材料、半導体製造装置用部材及び酸化イットリウム材料の製造方法 |
JP2008273838A (ja) * | 2008-08-18 | 2008-11-13 | National Institute For Materials Science | 酸化イットリウム焼結体 |
JP2010042967A (ja) * | 2008-08-18 | 2010-02-25 | Ngk Insulators Ltd | セラミックス部材、セラミックス部材の作成方法及び静電チャック |
JP2013043825A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-03-04 | Shenzhen Futaihong Precision Industrial Co Ltd | 透明陶磁体とその製造方法並びに該透明陶磁体を利用した電子装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2112127B1 (en) | Transparent spinel ceramics, method for production thereof, and optical material using the transparent spinel ceramics | |
WO1994018138A1 (en) | Method of manufacturing an ito sintered body, and article produced thereby | |
JPS61197464A (ja) | 焼結成形体の製法 | |
WO2003004437A1 (fr) | Article translucide fritte en oxyde de terre rare et procede de production | |
JP2013507526A (ja) | 酸化スズセラミックスパッタリングターゲットおよびその製造方法 | |
EP1323684A1 (en) | Low thermal expansion ceramic and member for exposure system | |
JPS63201061A (ja) | 透光性酸化イットリウム | |
JPH08268751A (ja) | イットリウム−アルミニウム−ガーネット仮焼粉末及びこれを用いたイットリウム−アルミニウム−ガーネット焼結体の製造方法 | |
JPH06211573A (ja) | 透明なy2o3焼結体の製造方法 | |
JPH0459658A (ja) | 透光性イツトリア焼結体及びその製造方法 | |
KR20050106475A (ko) | 스퍼터링 타겟트 및 그 제조 방법 | |
US4952535A (en) | Aluminum nitride bodies and method | |
JPH03218963A (ja) | 透明イットリウム―アルミニウム―ガーネット―セラミックスの製造方法 | |
JP3000685B2 (ja) | 透光性イットリア焼結体及びその製造方法 | |
JP2019199078A (ja) | 焼結用セラミックス成形体の作製方法及びセラミックス焼結体の製造方法 | |
JPH07196365A (ja) | Ito焼結体ならびにito透明電導膜およびその膜の形成方法 | |
JP2009184898A (ja) | 透光性セラミックス | |
JP2001158660A (ja) | 透光性希土類アルミニウムガーネット焼結体及びその製造方法 | |
JP2000302553A (ja) | 耐蝕性フッ化物基複合セラミックス焼結体 | |
JP2620287B2 (ja) | 透光性スピネル焼結体の製造方法 | |
JP2566737B2 (ja) | 透光性酸窒化アルミニウムマグネシウム焼結体の製造方法 | |
JP3665553B2 (ja) | 導電性低熱膨張セラミックス焼結体 | |
JPH06144925A (ja) | 透光性イットリウム−アルミニウム−ガーネット焼結体およびその製造方法並びに時計用窓材 | |
JP2019199079A (ja) | 焼結用セラミックス成形体の作製方法及びセラミックス焼結体の製造方法 | |
JP2952978B2 (ja) | 透光性イツトリア焼結体及びその製造方法 |