JPH08268751A - イットリウム−アルミニウム−ガーネット仮焼粉末及びこれを用いたイットリウム−アルミニウム−ガーネット焼結体の製造方法 - Google Patents
イットリウム−アルミニウム−ガーネット仮焼粉末及びこれを用いたイットリウム−アルミニウム−ガーネット焼結体の製造方法Info
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- JPH08268751A JPH08268751A JP7072033A JP7203395A JPH08268751A JP H08268751 A JPH08268751 A JP H08268751A JP 7072033 A JP7072033 A JP 7072033A JP 7203395 A JP7203395 A JP 7203395A JP H08268751 A JPH08268751 A JP H08268751A
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】純度がそれぞれ99.0%以上のAl2 O3 粉
末とY2 O3 粉末を混合した後、1000〜1600℃
で仮焼してなり、X線回折強度比が、 YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) ≧0.5 を満たすイットリウム−アルミニウム−ガーネット粉末
を所定形状に成形した後、1600〜1900℃の温度
で焼成してイットリウム−アルミニウム−ガーネット焼
結体を製造する。 【効果】本焼成時のYAMからYAGへの変化による体
積膨張に伴うボイドや欠陥の発生を抑制し、均一な焼結
体を得ることができる。
末とY2 O3 粉末を混合した後、1000〜1600℃
で仮焼してなり、X線回折強度比が、 YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) ≧0.5 を満たすイットリウム−アルミニウム−ガーネット粉末
を所定形状に成形した後、1600〜1900℃の温度
で焼成してイットリウム−アルミニウム−ガーネット焼
結体を製造する。 【効果】本焼成時のYAMからYAGへの変化による体
積膨張に伴うボイドや欠陥の発生を抑制し、均一な焼結
体を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透光性多結晶イットリ
ウム−アルミニウム−ガーネット(以下YAGという)
焼結体の製造方法およびこれに用いるYAG粉末に関す
るものである。
ウム−アルミニウム−ガーネット(以下YAGという)
焼結体の製造方法およびこれに用いるYAG粉末に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】YAG(Y3 Al5 O12)は結晶型が立
方晶であるため、光の粒界散乱が起こりにくく透明体と
して良好であるため、各種の製造方法により透光性焼結
体を得る試みがなされている。
方晶であるため、光の粒界散乱が起こりにくく透明体と
して良好であるため、各種の製造方法により透光性焼結
体を得る試みがなされている。
【0003】具体的な製造方法としては、単結晶により
作成する方法、Al2 O3 粉末とY2 O3 粉末をHIP
処理やホットプレス焼成する方法、あるいはイットリウ
ムイオンとアルミニウムイオンの尿素沈澱法で得られた
原料を成形し、焼成する方法等により製造されている
(例えば特公昭54−8369号公報参照)。
作成する方法、Al2 O3 粉末とY2 O3 粉末をHIP
処理やホットプレス焼成する方法、あるいはイットリウ
ムイオンとアルミニウムイオンの尿素沈澱法で得られた
原料を成形し、焼成する方法等により製造されている
(例えば特公昭54−8369号公報参照)。
【0004】また、上記製造方法によって得られたYA
Gは、透光性、耐食性等の特徴を利用して時計用窓材、
放電灯用発光管等に用いられている。
Gは、透光性、耐食性等の特徴を利用して時計用窓材、
放電灯用発光管等に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記Y
AGの製造方法のうち、単結晶合成では高価であり、任
意の形状に製作することが困難であるという問題があっ
た。また、HIP処理による場合には装置が大きくな
り、生産性が良くないという問題があった。さらに、ホ
ットプレスにより製造する場合には、成形型に用いるカ
ーボンから焼結体に炭素が入り、透明度が下がるという
欠点があった。
AGの製造方法のうち、単結晶合成では高価であり、任
意の形状に製作することが困難であるという問題があっ
た。また、HIP処理による場合には装置が大きくな
り、生産性が良くないという問題があった。さらに、ホ
ットプレスにより製造する場合には、成形型に用いるカ
ーボンから焼結体に炭素が入り、透明度が下がるという
欠点があった。
【0006】また、尿素沈澱法では、アンモニア蒸気の
処理が必要であり、環境に悪影響を与えるおそれがあっ
た。
処理が必要であり、環境に悪影響を与えるおそれがあっ
た。
【0007】さらに、本出願人は、Al2 O3 粉末とY
2 O3 粉末を混合した後、仮焼して原料粉末とし、この
原料粉末を所定形状に成形して焼成する製造方法を提案
している(特開平6−107456号公報参照)。しか
し、この製造方法において、仮焼後の粉末におけるYA
G結晶の生成率は10〜50%程度であったため、本焼
成時にYAMからYAGへ変化する際の体積膨張に伴っ
て、焼結体中にボイドや欠陥が生じやすく、透光性の高
いYAG焼結体を得にくいという問題があった。
2 O3 粉末を混合した後、仮焼して原料粉末とし、この
原料粉末を所定形状に成形して焼成する製造方法を提案
している(特開平6−107456号公報参照)。しか
し、この製造方法において、仮焼後の粉末におけるYA
G結晶の生成率は10〜50%程度であったため、本焼
成時にYAMからYAGへ変化する際の体積膨張に伴っ
て、焼結体中にボイドや欠陥が生じやすく、透光性の高
いYAG焼結体を得にくいという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、純度
がそれぞれ99.0%以上のAl2 O3 粉末とY2 O3
粉末を混合した後、1000〜1600℃で仮焼してな
り、X線回折強度比が、 YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) ≧0.5 を満たすイットリウム−アルミニウム−ガーネット仮焼
粉末を特徴とする。
がそれぞれ99.0%以上のAl2 O3 粉末とY2 O3
粉末を混合した後、1000〜1600℃で仮焼してな
り、X線回折強度比が、 YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) ≧0.5 を満たすイットリウム−アルミニウム−ガーネット仮焼
粉末を特徴とする。
【0009】また、本発明は、上記のイットリウム−ア
ルミニウム−ガーネット仮焼粉末を所定形状に成形した
後、1600〜1900℃の温度で焼成してイットリウ
ム−アルミニウム−ガーネット焼結体を製造することを
特徴とする。
ルミニウム−ガーネット仮焼粉末を所定形状に成形した
後、1600〜1900℃の温度で焼成してイットリウ
ム−アルミニウム−ガーネット焼結体を製造することを
特徴とする。
【0010】ここで、純度がそれぞれ99.0%以上の
Al2 O3 粉末とY2 O3 粉末を用いたのは、純度が9
9.0%よりも低いと焼結体中に不純物が存在し、その
透光性が低下するためである。
Al2 O3 粉末とY2 O3 粉末を用いたのは、純度が9
9.0%よりも低いと焼結体中に不純物が存在し、その
透光性が低下するためである。
【0011】また、Al2 O3 粉末とY2 O3 粉末を1
000〜1600℃で仮焼するのは、この仮焼によりA
l2 O3 とY2 O3 を化合させてYAGを生成し、本焼
成時のボイドや欠陥の発生を抑制するとともに活性化を
保持するためである。この時仮焼温度を1000〜16
00℃としたのは、1000℃よりも低いとYAG結晶
の生成率が50%以下となって、本焼成での焼結過程で
ボイドや欠陥が発生しやすくなるためであり、一方仮焼
温度が1600℃よりも高いと活性度が低くなって高温
での焼成が必要となり、仮焼後の粉砕性も悪くなるため
である。
000〜1600℃で仮焼するのは、この仮焼によりA
l2 O3 とY2 O3 を化合させてYAGを生成し、本焼
成時のボイドや欠陥の発生を抑制するとともに活性化を
保持するためである。この時仮焼温度を1000〜16
00℃としたのは、1000℃よりも低いとYAG結晶
の生成率が50%以下となって、本焼成での焼結過程で
ボイドや欠陥が発生しやすくなるためであり、一方仮焼
温度が1600℃よりも高いと活性度が低くなって高温
での焼成が必要となり、仮焼後の粉砕性も悪くなるため
である。
【0012】さらに、上記仮焼により、Al2 O3 とY
2 O3 の混合粉末からYAPへ、YAPからYAMへ、
YAMからYAGへとそれぞれ変化するが、本発明では
得られた仮焼粉末をX線回折により分析した時の各ピー
ク強度比が、 YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) ≧0.5 を満たせば良いことを見出した。この式は仮焼粉末にお
けるYAGの生成率を表しており、上記X線回折強度比
が0.5以上であるとはYAG生成率が50%以上であ
ることを意味している。ここで、上記X線回折強度比の
限定を行ったのは、X線回折強度比が0.5未満、即ち
YAG生成率が50%未満であると、Al2 O3 、YA
P、YAM等の中間体を多く含むため、本焼成での焼結
過程でこれらの中間体がYAGに変化する際の体積膨張
によりボイドや欠陥が生じやすくなり、焼結体の透光性
を高くすることが困難となるためである。
2 O3 の混合粉末からYAPへ、YAPからYAMへ、
YAMからYAGへとそれぞれ変化するが、本発明では
得られた仮焼粉末をX線回折により分析した時の各ピー
ク強度比が、 YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) ≧0.5 を満たせば良いことを見出した。この式は仮焼粉末にお
けるYAGの生成率を表しており、上記X線回折強度比
が0.5以上であるとはYAG生成率が50%以上であ
ることを意味している。ここで、上記X線回折強度比の
限定を行ったのは、X線回折強度比が0.5未満、即ち
YAG生成率が50%未満であると、Al2 O3 、YA
P、YAM等の中間体を多く含むため、本焼成での焼結
過程でこれらの中間体がYAGに変化する際の体積膨張
によりボイドや欠陥が生じやすくなり、焼結体の透光性
を高くすることが困難となるためである。
【0013】なお、好ましくは上記仮焼温度を1200
〜1350℃の範囲とし、YAG生成率を70〜85%
の範囲にすることによって、焼結体の透光性をより高く
することができる。
〜1350℃の範囲とし、YAG生成率を70〜85%
の範囲にすることによって、焼結体の透光性をより高く
することができる。
【0014】次に、得られた仮焼粉末を所定形状に成形
した後、1600〜1900℃で焼成するのは、160
0℃よりも低いと焼結が不十分で緻密化せず透光性が低
化するためであり、1900℃よりも高いと異常粒成長
が生じて気孔を粒内に取り込み透光性が低下するだけで
なく、YAGの蒸発が生じて均質な焼結体を作成できな
くなるためである。
した後、1600〜1900℃で焼成するのは、160
0℃よりも低いと焼結が不十分で緻密化せず透光性が低
化するためであり、1900℃よりも高いと異常粒成長
が生じて気孔を粒内に取り込み透光性が低下するだけで
なく、YAGの蒸発が生じて均質な焼結体を作成できな
くなるためである。
【0015】また、本焼成を真空もしくは還元性雰囲気
中で行うのは、焼結体の緻密化を容易に達成できるため
である。
中で行うのは、焼結体の緻密化を容易に達成できるため
である。
【0016】本発明のYAG焼結体は、例えばそれぞれ
純度が99.0%以上、BET比表面積5m2 /g以上
のAl2 O3 粉末とY2 O3 粉末を、Al2 O3 :Y2
O3が0.43:0.57となるように調整し、混合し
た後、1000〜1600℃で0.5時間以上、上記の
YAG生成率が50%以上となるまで仮焼する。なお、
Al2 O3 粉末、Y2 O3 粉末の粒径はYAGの異常粒
成長を防止するためにそれぞれ2μm以下であることが
好ましい。
純度が99.0%以上、BET比表面積5m2 /g以上
のAl2 O3 粉末とY2 O3 粉末を、Al2 O3 :Y2
O3が0.43:0.57となるように調整し、混合し
た後、1000〜1600℃で0.5時間以上、上記の
YAG生成率が50%以上となるまで仮焼する。なお、
Al2 O3 粉末、Y2 O3 粉末の粒径はYAGの異常粒
成長を防止するためにそれぞれ2μm以下であることが
好ましい。
【0017】そして、これを粉砕して原料粉末とし、こ
の原料に所定の溶媒を添加し、これをポットミル、回転
ミル等で混合粉砕する。仮焼粉末の粒子は2μm以下、
好ましくは1μm以下とする。この後、これを乾燥した
後、80メッシュパスで整粒する。これを所定の成形手
段、例えば金型プレス、冷間静水圧プレス(CIP)、
押出成形等により任意の形状に成形する。例えば金型プ
レスによる場合には、2.5ton/cm2 以上の圧力
で加圧し、生成形体の密度をできるだけ高くする。成形
体の密度は、焼結体のボイドを最小限に抑制するため
2.1g/cm3以上とすることが好ましい。
の原料に所定の溶媒を添加し、これをポットミル、回転
ミル等で混合粉砕する。仮焼粉末の粒子は2μm以下、
好ましくは1μm以下とする。この後、これを乾燥した
後、80メッシュパスで整粒する。これを所定の成形手
段、例えば金型プレス、冷間静水圧プレス(CIP)、
押出成形等により任意の形状に成形する。例えば金型プ
レスによる場合には、2.5ton/cm2 以上の圧力
で加圧し、生成形体の密度をできるだけ高くする。成形
体の密度は、焼結体のボイドを最小限に抑制するため
2.1g/cm3以上とすることが好ましい。
【0018】そして、本焼成は真空度が1×10-2to
rr以下、好ましくは1×10-3torr以下の真空雰
囲気において、昇温速度は、50〜300℃/時間、好
ましくは50〜100℃/時間とし、最高温度1600
〜1900℃で2〜20時間保持して行う。なお、真空
雰囲気の代わりに、水素雰囲気あるいは窒素雰囲気の還
元性雰囲気で焼成しても良い。
rr以下、好ましくは1×10-3torr以下の真空雰
囲気において、昇温速度は、50〜300℃/時間、好
ましくは50〜100℃/時間とし、最高温度1600
〜1900℃で2〜20時間保持して行う。なお、真空
雰囲気の代わりに、水素雰囲気あるいは窒素雰囲気の還
元性雰囲気で焼成しても良い。
【0019】このような本発明の製造方法によれば、Y
AG生成率が50%以上の仮焼粉末を用いるため、本焼
成時のYAMからYAGへの体積変化に伴うボイドや欠
陥の発生を抑制し、均一な焼結体を作製することが可能
となる。その結果、得られたYAG焼結体は、平均結晶
粒径30μm以下のYAGを60%以上含有し、厚み1
mm当たりの可視光の直線透過率が70%以上、好適に
は80%以上とすることができる。
AG生成率が50%以上の仮焼粉末を用いるため、本焼
成時のYAMからYAGへの体積変化に伴うボイドや欠
陥の発生を抑制し、均一な焼結体を作製することが可能
となる。その結果、得られたYAG焼結体は、平均結晶
粒径30μm以下のYAGを60%以上含有し、厚み1
mm当たりの可視光の直線透過率が70%以上、好適に
は80%以上とすることができる。
【0020】また、本発明によれば、従来のように単結
晶合成、HIP処理、ホットプレス、尿素沈澱法による
原料の焼成等を用いる必要がなく、一般的な常圧焼成に
より製造するため、安価で容易に透光性YAG焼結体を
得ることができる。さらに、多結晶YAG焼結体を使用
して透明体を製造するため、低価格となり、強度が安定
し、任意の形状を容易に製造でき、研摩等の加工を容易
に行うことができる。
晶合成、HIP処理、ホットプレス、尿素沈澱法による
原料の焼成等を用いる必要がなく、一般的な常圧焼成に
より製造するため、安価で容易に透光性YAG焼結体を
得ることができる。さらに、多結晶YAG焼結体を使用
して透明体を製造するため、低価格となり、強度が安定
し、任意の形状を容易に製造でき、研摩等の加工を容易
に行うことができる。
【0021】さらに、このYAG焼結体は、透光性、耐
食性、耐摩耗性が優れていることから、時計用窓部材、
放電灯用発光管、光コネクタ用部材、各種電子部品用ス
ムース基板、磁気ディスク用基板、装飾用部材、印鑑等
の各種用途に好適に使用することができる。
食性、耐摩耗性が優れていることから、時計用窓部材、
放電灯用発光管、光コネクタ用部材、各種電子部品用ス
ムース基板、磁気ディスク用基板、装飾用部材、印鑑等
の各種用途に好適に使用することができる。
【0022】
【実施例】まず出発原料として、それぞれ純度が99.
7%、BET比表面積5m2 /g、平均粒径1μmであ
るAl2 O3 粉末129gとY2 O3 粉末171gと
を、高純度アルミナボール600gと溶媒としてのIP
A300gと共にポリポットに投入し、回転ミルで24
時間混合粉砕した。得られた混合物を325メッシュに
通し乾燥した後、80メッシュを通し均一な粉末を得
た。この粉末を大気炉でさまざまな温度で仮焼し、得ら
れた仮焼粉末をX線回折により YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) のピーク強度を測定した。
7%、BET比表面積5m2 /g、平均粒径1μmであ
るAl2 O3 粉末129gとY2 O3 粉末171gと
を、高純度アルミナボール600gと溶媒としてのIP
A300gと共にポリポットに投入し、回転ミルで24
時間混合粉砕した。得られた混合物を325メッシュに
通し乾燥した後、80メッシュを通し均一な粉末を得
た。この粉末を大気炉でさまざまな温度で仮焼し、得ら
れた仮焼粉末をX線回折により YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) のピーク強度を測定した。
【0023】次に、この仮焼粉末を再度高純度アルミナ
ボール600gと溶媒のIPA300gとともにポリポ
ットに投入し、回転ミルで24時間混合粉砕した。粉砕
した粉末を325メッシュに通し乾燥させた後、80メ
ッシュに通し、均一な粉末を得た。この粉末を一軸プレ
ス及びCIPを用いて生密度が2.5m3 /gの成形体
を作製した。
ボール600gと溶媒のIPA300gとともにポリポ
ットに投入し、回転ミルで24時間混合粉砕した。粉砕
した粉末を325メッシュに通し乾燥させた後、80メ
ッシュに通し、均一な粉末を得た。この粉末を一軸プレ
ス及びCIPを用いて生密度が2.5m3 /gの成形体
を作製した。
【0024】この成形体を表1に示す条件で焼成し、得
られた焼結体を厚み1mmに研摩した後、粒径1μmの
ダイヤモンドペーストで鏡面仕上げを行った。この焼結
体に対し、波長600nmでの直線透過率を測定した。
られた焼結体を厚み1mmに研摩した後、粒径1μmの
ダイヤモンドペーストで鏡面仕上げを行った。この焼結
体に対し、波長600nmでの直線透過率を測定した。
【0025】結果は表1に示す通りである。この結果よ
り、仮焼を行わないか又は仮焼後のX線回折強度比が
0.5未満、即ちYAG生成率が50%未満であったも
の(No.1,14,15)は、焼結体の直線透過率が
60%未満と低く、透光性が悪いことがわかった。一
方、No.8は仮焼温度が1600℃よりも高かったた
め、X線回折強度比は1であるが仮焼粉末の活性度が低
くなって焼結体の直線透過率が70%未満と低かった。
り、仮焼を行わないか又は仮焼後のX線回折強度比が
0.5未満、即ちYAG生成率が50%未満であったも
の(No.1,14,15)は、焼結体の直線透過率が
60%未満と低く、透光性が悪いことがわかった。一
方、No.8は仮焼温度が1600℃よりも高かったた
め、X線回折強度比は1であるが仮焼粉末の活性度が低
くなって焼結体の直線透過率が70%未満と低かった。
【0026】これらに対し、仮焼温度を1000〜16
00℃として、X線回折強度比を0.5以上、即ち仮焼
後のYAG生成率を50%以上としたもの(No.2〜
7、9〜13)は、いずれも焼結体の直線透過率が70
%以上と高い透光性を示した。中でも、仮焼温度を12
00〜1350℃として、X線回折強度比を0.7〜
0.85、即ちYAG生成率を70〜85%とし、この
仮焼粉末を昇温速度50〜100℃/時間、1800〜
1900℃で10時間以上焼成したもの(No.10〜
12)は、直線透過率が80%以上となり、特に高い透
光性を示した。
00℃として、X線回折強度比を0.5以上、即ち仮焼
後のYAG生成率を50%以上としたもの(No.2〜
7、9〜13)は、いずれも焼結体の直線透過率が70
%以上と高い透光性を示した。中でも、仮焼温度を12
00〜1350℃として、X線回折強度比を0.7〜
0.85、即ちYAG生成率を70〜85%とし、この
仮焼粉末を昇温速度50〜100℃/時間、1800〜
1900℃で10時間以上焼成したもの(No.10〜
12)は、直線透過率が80%以上となり、特に高い透
光性を示した。
【0027】
【表1】
【0028】また、上記仮焼粉末のX線回折によるチャ
ート図の例を図1に示す。仮焼温度が1000℃以下の
比較例では、図1(A)に示すようにYAGのピークは
ほとんど見られず、上記X線回折強度比で定義されるY
AG生成率は50%未満であった。これに対し、仮焼温
度を1000〜1600℃とした本発明実施例では、Y
AGのピークが多く検出され、YAG生成率が50%以
上であった。
ート図の例を図1に示す。仮焼温度が1000℃以下の
比較例では、図1(A)に示すようにYAGのピークは
ほとんど見られず、上記X線回折強度比で定義されるY
AG生成率は50%未満であった。これに対し、仮焼温
度を1000〜1600℃とした本発明実施例では、Y
AGのピークが多く検出され、YAG生成率が50%以
上であった。
【0029】さらに、これらの仮焼粉末を用いて本焼成
した時の温度と伸び率(収縮率)の関係を図2に示す。
YAG生成率が50%未満である比較例の仮焼粉末を用
いて焼成した場合は、図2(A)に示すように焼成収縮
途中の矢印で示す時点で、逆に体積が膨張していること
がわかる。これは、前述したように、YAMがYAGに
変化する際に体積膨張が起きることを示しており、この
体積膨張に伴って焼結体中にボイドや欠陥が生じやすく
透光性を低くしてしまうのである。
した時の温度と伸び率(収縮率)の関係を図2に示す。
YAG生成率が50%未満である比較例の仮焼粉末を用
いて焼成した場合は、図2(A)に示すように焼成収縮
途中の矢印で示す時点で、逆に体積が膨張していること
がわかる。これは、前述したように、YAMがYAGに
変化する際に体積膨張が起きることを示しており、この
体積膨張に伴って焼結体中にボイドや欠陥が生じやすく
透光性を低くしてしまうのである。
【0030】これに対し、YAG生成率が50%以上で
ある本発明実施例の仮焼粉末を用いた場合は、図2
(B)に示すように、焼成収縮の途中で体積膨張が起こ
ることはなく、そのために透光性の高い焼結体が得られ
ることがわかる。
ある本発明実施例の仮焼粉末を用いた場合は、図2
(B)に示すように、焼成収縮の途中で体積膨張が起こ
ることはなく、そのために透光性の高い焼結体が得られ
ることがわかる。
【0031】なお、上記実施例では、出発原料として純
度99.7%のAl2 O3 粉末、Y2 O3 粉末を用いた
が、これらの粉末の純度については99.0%以上であ
れば、上記実施例と同様の効果があることを確認した。
度99.7%のAl2 O3 粉末、Y2 O3 粉末を用いた
が、これらの粉末の純度については99.0%以上であ
れば、上記実施例と同様の効果があることを確認した。
【0032】
【発明の効果】このように本発明によれば、純度がそれ
ぞれ99.0%以上のAl2 O3 粉末とY2 O3 粉末を
混合した後、1000〜1600℃で仮焼してなり、X
線回折強度比が、 YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) ≧0.5 を満たすイットリウム−アルミニウム−ガーネット粉末
を特徴とし、このイットリウム−アルミニウム−ガーネ
ット粉末を所定形状に成形した後、1600〜1900
℃の温度で焼成してイットリウム−アルミニウム−ガー
ネット焼結体を製造するようにしたことによって、本焼
成時のYAMからYAGへの変化による体積膨張に伴う
ボイドや欠陥の発生を抑制し、均一な焼結体を得ること
ができる。その結果、厚み1mmにおける可視光領域の
直線透過率が70%以上であるような透光性の高いYA
G焼結体を安価にかつ容易に製造することができる。ま
たこのYAG焼結体は多結晶体であるため、強度が安定
し、任意の形状を容易に製造でき、研摩等の加工を容易
に行えることから、各種用途に好適に使用することがで
きる。
ぞれ99.0%以上のAl2 O3 粉末とY2 O3 粉末を
混合した後、1000〜1600℃で仮焼してなり、X
線回折強度比が、 YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) ≧0.5 を満たすイットリウム−アルミニウム−ガーネット粉末
を特徴とし、このイットリウム−アルミニウム−ガーネ
ット粉末を所定形状に成形した後、1600〜1900
℃の温度で焼成してイットリウム−アルミニウム−ガー
ネット焼結体を製造するようにしたことによって、本焼
成時のYAMからYAGへの変化による体積膨張に伴う
ボイドや欠陥の発生を抑制し、均一な焼結体を得ること
ができる。その結果、厚み1mmにおける可視光領域の
直線透過率が70%以上であるような透光性の高いYA
G焼結体を安価にかつ容易に製造することができる。ま
たこのYAG焼結体は多結晶体であるため、強度が安定
し、任意の形状を容易に製造でき、研摩等の加工を容易
に行えることから、各種用途に好適に使用することがで
きる。
【図1】本発明実施例及び比較例のYAG仮焼粉末にお
けるX線回折チャート図である。
けるX線回折チャート図である。
【図2】本発明実施例及び比較例のYAG仮焼粉末を用
いた焼成時の収縮挙動を示すグラフである。
いた焼成時の収縮挙動を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】純度がそれぞれ99.0%以上のAl2 O
3 粉末とY2 O3 粉末を混合した後、1000〜160
0℃で仮焼してなり、X線回折強度比が、 YAG(420)/ YAG(420)+YAM(-122)+YAP(121)+Y2O3(222)+A
l2O3(113) ≧0.5 を満たすことを特徴とするイットリウム−アルミニウム
−ガーネット仮焼粉末。 - 【請求項2】請求項1記載のイットリウム−アルミニウ
ム−ガーネット粉末を所望の形状に成形した後、真空も
しくは還元性雰囲気中、1600〜1900℃の温度で
焼成することを特徴とするイットリウム−アルミニウム
−ガーネット焼結体の製造方法。
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---|---|---|---|
JP07203395A JP3420377B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | イットリウム−アルミニウム−ガーネット焼結体の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08268751A true JPH08268751A (ja) | 1996-10-15 |
JP3420377B2 JP3420377B2 (ja) | 2003-06-23 |
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ID=13477699
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---|---|---|---|---|
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1995
- 1995-03-29 JP JP07203395A patent/JP3420377B2/ja not_active Expired - Fee Related
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