JPH0455169A - 車両後輪操舵装置の基準位置検出方法 - Google Patents
車両後輪操舵装置の基準位置検出方法Info
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- JPH0455169A JPH0455169A JP2160830A JP16083090A JPH0455169A JP H0455169 A JPH0455169 A JP H0455169A JP 2160830 A JP2160830 A JP 2160830A JP 16083090 A JP16083090 A JP 16083090A JP H0455169 A JPH0455169 A JP H0455169A
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- rod member
- yoke assembly
- rear wheel
- input shaft
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- 238000000034 method Methods 0.000 title description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 39
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 37
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両後輪操舵装置の基準位置検出方法に関す
るものである。
るものである。
(従来の技術)
従来より、例えば特開平1−273772号公報に記載
されるように、前輪の舵角量を入力する入力シャフトと
、該入力シャフトからの入力を受け軸方向にストローク
することによって後輪を操舵する出力ロッド部材と、該
出力ロッド部材に連係されるとともに揺動可能に支承さ
れ、その揺動角度によって入力シャフトの回転による出
力ロッド部材のストローク変位量を制御するヨークアッ
センブリとを備える車両後輪操舵装置は知られている。
されるように、前輪の舵角量を入力する入力シャフトと
、該入力シャフトからの入力を受け軸方向にストローク
することによって後輪を操舵する出力ロッド部材と、該
出力ロッド部材に連係されるとともに揺動可能に支承さ
れ、その揺動角度によって入力シャフトの回転による出
力ロッド部材のストローク変位量を制御するヨークアッ
センブリとを備える車両後輪操舵装置は知られている。
そのようなものにおいては、ヨークアッセンブリの揺動
角度によって、出力ロッド部材のストローク位置したが
って後輪の操舵制御量が変更されるようになっているの
で、後輪操舵を精度よく行うためには、ヨークアッセン
ブリの揺動の基準位置となる中立角度位置(零位相)、
すなわち入力シャフトを回転しても出力ロッド部材がス
トローク量しない位置を正確に定めておく必要がある。
角度によって、出力ロッド部材のストローク位置したが
って後輪の操舵制御量が変更されるようになっているの
で、後輪操舵を精度よく行うためには、ヨークアッセン
ブリの揺動の基準位置となる中立角度位置(零位相)、
すなわち入力シャフトを回転しても出力ロッド部材がス
トローク量しない位置を正確に定めておく必要がある。
従来は、ヨークアッセンブリを、おおよその1検討で中
立角度位置付近へ揺動し、それから入力シャフトを回動
しても出力ロッド部材かストローク量しない真の中立角
度位置(基準位置)を、行錯誤により検出していた。
立角度位置付近へ揺動し、それから入力シャフトを回動
しても出力ロッド部材かストローク量しない真の中立角
度位置(基準位置)を、行錯誤により検出していた。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、そのようにしてヨークアッセンブリの中立角
度位置を試行錯誤により検出するようにすると、トライ
イング・エラーがあり、真の中立角度位置を検出するま
での時間が長くなり、ヨクアッセンブリの中立角度位置
の検出作業が面倒なものとなっているのが現状である。
度位置を試行錯誤により検出するようにすると、トライ
イング・エラーがあり、真の中立角度位置を検出するま
での時間が長くなり、ヨクアッセンブリの中立角度位置
の検出作業が面倒なものとなっているのが現状である。
本発明は、上述した如ぎ車両後輪操舵装置において、ヨ
ークアッセンブリの中立角度位置(零位相)を容易に検
出することかできる車両後輪操舵装置の基準位置検出方
法を提供することを目的とするものである。
ークアッセンブリの中立角度位置(零位相)を容易に検
出することかできる車両後輪操舵装置の基準位置検出方
法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、前輪の舵角量を入力する入力シャフトと、該
入力シャフトからの入力を受け軸方向にストロークする
ことによって後輪を操舵する出力ロッド部材と、該出力
ロッド部材に連係され揺動可能に支承されているヨーク
アッセンブリとを備え、該ヨークアッセンブリの揺動角
度によって、入力シャフトの回転による出力ロッド部材
のストローク量か変更される車両後輪操舵装置を前提と
するもので、人カンヤフト及びヨークアッセンブリを任
意の角度位置にセットし、その状態で入力シャフトを挾
んで任意の角度回転させて、そのときの入力シャフトの
回転角度θと出力ロッド部材の移動量δ1を測定し、上
記出力ロッド部材の移動量δ1のストローク位置より出
力ロッド部材が移動量−δ1ストロークするだけヨーク
アッセンブリを中立角度位置を挾んで回転させ、入力シ
ャフトを一θ回転させて、出力ロッド部材の移動量δ2
を測定し、その状態から上記出力ロッド部材か、 δ22/(δ1+62) 変位するだけヨークアッセンブリを回転させた角度位置
をヨークアッセンブリの中立角度位置とする構成とする
。
入力シャフトからの入力を受け軸方向にストロークする
ことによって後輪を操舵する出力ロッド部材と、該出力
ロッド部材に連係され揺動可能に支承されているヨーク
アッセンブリとを備え、該ヨークアッセンブリの揺動角
度によって、入力シャフトの回転による出力ロッド部材
のストローク量か変更される車両後輪操舵装置を前提と
するもので、人カンヤフト及びヨークアッセンブリを任
意の角度位置にセットし、その状態で入力シャフトを挾
んで任意の角度回転させて、そのときの入力シャフトの
回転角度θと出力ロッド部材の移動量δ1を測定し、上
記出力ロッド部材の移動量δ1のストローク位置より出
力ロッド部材が移動量−δ1ストロークするだけヨーク
アッセンブリを中立角度位置を挾んで回転させ、入力シ
ャフトを一θ回転させて、出力ロッド部材の移動量δ2
を測定し、その状態から上記出力ロッド部材か、 δ22/(δ1+62) 変位するだけヨークアッセンブリを回転させた角度位置
をヨークアッセンブリの中立角度位置とする構成とする
。
(作用)
入力シャフト及びヨークアッセンブリを任意の角度位置
にセラI・する。その状態で入力シャフトを挾んで任意
の角度回転させて、そのときの入力シャフトの回転角度
θと出力ロッド部材の移動量δ]が測定される。上記出
力ロッド部材の移動量δ1のストローク位置より出力ロ
ッド部材が移動量−61ストロークするだけヨークアッ
センブリを中立角度位置を挾んで回転させ、入力シャフ
トを一〇回転させて、出力ロッド部材の移動量δ2を測
定し、その状態から上記出力ロッド部材を、δ22/(
δ1+62) 変位するだけヨークアッセンブリを回転させた角度位置
をヨークアッセンブリの中立角度位置として検出する。
にセラI・する。その状態で入力シャフトを挾んで任意
の角度回転させて、そのときの入力シャフトの回転角度
θと出力ロッド部材の移動量δ]が測定される。上記出
力ロッド部材の移動量δ1のストローク位置より出力ロ
ッド部材が移動量−61ストロークするだけヨークアッ
センブリを中立角度位置を挾んで回転させ、入力シャフ
トを一〇回転させて、出力ロッド部材の移動量δ2を測
定し、その状態から上記出力ロッド部材を、δ22/(
δ1+62) 変位するだけヨークアッセンブリを回転させた角度位置
をヨークアッセンブリの中立角度位置として検出する。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
本発明の前提となる車両後輪操舵装置1は、第1図に概
略構成を示すように、転舵比可変手段1]と、パワース
テアリング手段12と、後輪操舵軸13と、変位伝達手
段14と、油圧切換バルブ]5とを備えてなり、後輪操
舵装置1は、所定の転舵比特性にしたがってすなわち前
輪の舵角量に応じて後輪(図示せず)を転舵するととも
に転舵比を車速に応じて変化させるように構成されてい
る。
略構成を示すように、転舵比可変手段1]と、パワース
テアリング手段12と、後輪操舵軸13と、変位伝達手
段14と、油圧切換バルブ]5とを備えてなり、後輪操
舵装置1は、所定の転舵比特性にしたがってすなわち前
輪の舵角量に応じて後輪(図示せず)を転舵するととも
に転舵比を車速に応じて変化させるように構成されてい
る。
上記後輪操舵軸13は、車幅方向に延設され両端部が左
右1対のタイロッド及びナックルアームを介して左右1
対の後輪に連結され、該後輪操舵軸13の車幅方向のス
トローク変位により後輪が操舵されるようになっている
。
右1対のタイロッド及びナックルアームを介して左右1
対の後輪に連結され、該後輪操舵軸13の車幅方向のス
トローク変位により後輪が操舵されるようになっている
。
上記後輪操舵軸13の車幅方向のストローク変位は、転
舵比可変手段11とパワーステアリング手段12とによ
って行われる。
舵比可変手段11とパワーステアリング手段12とによ
って行われる。
上記転舵比可変手段11は、後輪を操舵する際の転舵比
を変化させるものであり、前輪の舵角量(前輪舵角又は
ハンドル舵角)に応じ軸方向(車幅方向)にストローク
変位せしめられる出力ロッド部材16を有する。
を変化させるものであり、前輪の舵角量(前輪舵角又は
ハンドル舵角)に応じ軸方向(車幅方向)にストローク
変位せしめられる出力ロッド部材16を有する。
また、上記前輪の舵角量に対する出力ロッド部材16の
ストローク変位量の比(転舵比に対応)は、後述するよ
うに、ステッピングモータ17が揺動駆動するヨークア
ッセンブリ18の揺動角度に応じて変化するように構成
されている。該ステッピングモータ17の回転量は、車
速センサ(図示せず)から出力される車速信号に基づき
適宜制御され、かつそのステッピングモータ17の実際
の回転量は転舵比センサ(図示せず)によって検出され
、その検出信号によってフィードバック制御される。
ストローク変位量の比(転舵比に対応)は、後述するよ
うに、ステッピングモータ17が揺動駆動するヨークア
ッセンブリ18の揺動角度に応じて変化するように構成
されている。該ステッピングモータ17の回転量は、車
速センサ(図示せず)から出力される車速信号に基づき
適宜制御され、かつそのステッピングモータ17の実際
の回転量は転舵比センサ(図示せず)によって検出され
、その検出信号によってフィードバック制御される。
上記転舵比可変手段11における出力ロッド部材16の
ストローク変位量に応じて、油圧切換バルブ15が切換
制御され、それによって油圧を利用して操舵力を発生さ
せるパワーステアリング手段12により、後輪操舵軸1
3の変位が油圧アシストされる。
ストローク変位量に応じて、油圧切換バルブ15が切換
制御され、それによって油圧を利用して操舵力を発生さ
せるパワーステアリング手段12により、後輪操舵軸1
3の変位が油圧アシストされる。
また、転舵比可変手段11は、上記出力ロッド部材16
、ステッピングモータ17及びヨークアッセンブリ18
(揺動軸部材22、振子アーム23、揺動ギヤ31)の
ほかに、ベベルギヤ21及び連結ロッド24とを備えて
なり、これらの部材16.17,18,21.24は、
第2図乃至第7図に詳細を示すように、ケーシング25
に収容されている。
、ステッピングモータ17及びヨークアッセンブリ18
(揺動軸部材22、振子アーム23、揺動ギヤ31)の
ほかに、ベベルギヤ21及び連結ロッド24とを備えて
なり、これらの部材16.17,18,21.24は、
第2図乃至第7図に詳細を示すように、ケーシング25
に収容されている。
上記転舵比可変手段11の出力ロッド部材16は、その
軸線方向にストローク変位可能にケーシング25に支持
されており、該軸線方向にストローク変位することによ
って、後述するように、変位伝達手段14を介して後輪
操舵軸13をその軸方向(車幅方向)に変位せしめ、こ
れにより該後輪操舵軸]3の両端部に連係された後輪を
操舵するようになっている。
軸線方向にストローク変位可能にケーシング25に支持
されており、該軸線方向にストローク変位することによ
って、後述するように、変位伝達手段14を介して後輪
操舵軸13をその軸方向(車幅方向)に変位せしめ、こ
れにより該後輪操舵軸]3の両端部に連係された後輪を
操舵するようになっている。
上記ベベルギヤ21は、出力ロッド部材16のレバー2
8より出力ロッド部材16側に、出力ロッド部材16と
ともにかつ出力ロッド部材16と同軸の軸線回りに回転
可能に、出力ロッド部材16に円筒状の支持部材52を
介して支持されている。ベベルギヤ21と噛合し前輪の
舵角量を入力する入力シャフト26の後端部のピニオン
27が、ハンドル操舵により回転するのに伴って、ベベ
ルギヤ21が上記軸線回りに回転するようになっている
。
8より出力ロッド部材16側に、出力ロッド部材16と
ともにかつ出力ロッド部材16と同軸の軸線回りに回転
可能に、出力ロッド部材16に円筒状の支持部材52を
介して支持されている。ベベルギヤ21と噛合し前輪の
舵角量を入力する入力シャフト26の後端部のピニオン
27が、ハンドル操舵により回転するのに伴って、ベベ
ルギヤ21が上記軸線回りに回転するようになっている
。
上記揺動軸部材22は、出力ロッド部材16と同軸とな
る位置を取り得る軸線を有し、揺動ギヤ31に対しては
固設されている。この揺動ギヤ31は、ステッピングモ
ータ17の駆動により回転するウオーム32と噛合して
、揺動軸部材22の軸線Ω1と交差する紙面に垂直な揺
動軸31a(m4図参照)の軸線回りに回動せしめられ
、この揺動ギヤ31の回動により揺動軸部材22も同時
に回動せしめられるようになっている。なお、揺動ギヤ
31の揺動軸31aはカップリング部材54を介してス
テッピングモータ17のモータ軸17aに結合されてい
る(第6図参照)。
る位置を取り得る軸線を有し、揺動ギヤ31に対しては
固設されている。この揺動ギヤ31は、ステッピングモ
ータ17の駆動により回転するウオーム32と噛合して
、揺動軸部材22の軸線Ω1と交差する紙面に垂直な揺
動軸31a(m4図参照)の軸線回りに回動せしめられ
、この揺動ギヤ31の回動により揺動軸部材22も同時
に回動せしめられるようになっている。なお、揺動ギヤ
31の揺動軸31aはカップリング部材54を介してス
テッピングモータ17のモータ軸17aに結合されてい
る(第6図参照)。
上記振子アーム23は、揺動軸部材22の軸線91回り
に揺動可能に該揺動軸部材22に連結されており、振子
アーム23の軸線fI2が揺動軸部月22の回動軸線と
揺動軸部材22の軸線Nlとの交点を通るように、揺動
軸部材22への連結位置が定められている。
に揺動可能に該揺動軸部材22に連結されており、振子
アーム23の軸線fI2が揺動軸部月22の回動軸線と
揺動軸部材22の軸線Nlとの交点を通るように、揺動
軸部材22への連結位置が定められている。
上記連結ロッド24は、後輪操舵軸13と同様に、出力
ロッド部材16の軸線ρ3と平行な軸線を有しており、
上記出力ロッド部材16、ベベルギヤ21及び振丁−ア
ーム23にそれぞれ連結され、出力ロッド部材16とヨ
ークアッセンブリ18とを連係している。出力ロッド部
材16への連結は、出力ロッド部材16の端部に固設さ
れたレバー28に連結ロッド24の中間部を分割結合す
ることによってなされ、ベベルギヤ21への連結は、該
ベベルギヤ2]が取トjけられる支持部祠52の延長部
52aに形成された挿通孔に連結ロッド24の一端部を
挿通させることによってなされ、振子7′−ム23・\
の連結は、連結ロッド22の他端部に全方向回転可能に
設けられたボールジヨイント部材33の挿通孔に振子ア
ーム23を挿通させることによってなされる。
ロッド部材16の軸線ρ3と平行な軸線を有しており、
上記出力ロッド部材16、ベベルギヤ21及び振丁−ア
ーム23にそれぞれ連結され、出力ロッド部材16とヨ
ークアッセンブリ18とを連係している。出力ロッド部
材16への連結は、出力ロッド部材16の端部に固設さ
れたレバー28に連結ロッド24の中間部を分割結合す
ることによってなされ、ベベルギヤ21への連結は、該
ベベルギヤ2]が取トjけられる支持部祠52の延長部
52aに形成された挿通孔に連結ロッド24の一端部を
挿通させることによってなされ、振子7′−ム23・\
の連結は、連結ロッド22の他端部に全方向回転可能に
設けられたボールジヨイント部材33の挿通孔に振子ア
ーム23を挿通させることによってなされる。
したか−)で、連結ロッド24は、出力ロッド部材]6
に対しては固定されているが、ベベルギヤ2]に対して
軸線ρ4の方向に摺動i1J能であり、振子アーム23
に対して軸線Ω2の方向に摺動可能である。
に対しては固定されているが、ベベルギヤ2]に対して
軸線ρ4の方向に摺動i1J能であり、振子アーム23
に対して軸線Ω2の方向に摺動可能である。
上記振子アーム23の軸線Ω2は、揺動輔部材22の回
動により軸線ρ3の直交方向に対して傾き、この傾いた
方向に振子アーム23が摺動することとなるが、この場
合においても軸線Ω2と軸線Ω4との挟角変化が吸収さ
れるので、振子アム23から連結ロッド24へ伝達され
る力のうち出力ロッド部材16の軸線Ω3の直交方向の
成分は上記連結点において吸収され、該直交方向の相対
移動がi+J能となる。
動により軸線ρ3の直交方向に対して傾き、この傾いた
方向に振子アーム23が摺動することとなるが、この場
合においても軸線Ω2と軸線Ω4との挟角変化が吸収さ
れるので、振子アム23から連結ロッド24へ伝達され
る力のうち出力ロッド部材16の軸線Ω3の直交方向の
成分は上記連結点において吸収され、該直交方向の相対
移動がi+J能となる。
このように、転舵1し1J変手段]1における振子アー
ム23(ヨークアッセンブリ18)と連結ロッド24と
の連結か、両省を軸線Ω3の直交方向に相対移動可能と
なるようにしてなされているので、振子アーム23か回
動したときの該振子アム23と連結ロッド24と連結点
の軌跡は、軸線Ω3を中心とする所定半径の円筒の外周
面上の円軌跡または楕円軌跡となる。
ム23(ヨークアッセンブリ18)と連結ロッド24と
の連結か、両省を軸線Ω3の直交方向に相対移動可能と
なるようにしてなされているので、振子アーム23か回
動したときの該振子アム23と連結ロッド24と連結点
の軌跡は、軸線Ω3を中心とする所定半径の円筒の外周
面上の円軌跡または楕円軌跡となる。
以上のように、上記振子アーム23と連結ロッド24の
連結を、出力ロッド部材16の軸線g3に直交する方向
に相対移動可能となるように行うことにより、連結ロッ
ド24の軸線Ω4と出力ロッド部材16の軸線ρ3との
なす角度を一定にすることかでき、これにより出力ロッ
ド部材16の変位に左右偏差が生ずるのを防止すること
ができる。
連結を、出力ロッド部材16の軸線g3に直交する方向
に相対移動可能となるように行うことにより、連結ロッ
ド24の軸線Ω4と出力ロッド部材16の軸線ρ3との
なす角度を一定にすることかでき、これにより出力ロッ
ド部材16の変位に左右偏差が生ずるのを防止すること
ができる。
また、上記出力ロッド部材16は、一端部が連結ロッド
24にレバー28を介して連結される出力ロッド36の
他端部か、軸線Ω3の方向に変位可能に筒状のロッドカ
イト35内に嵌合せしめられてなり、上記ロッドガイド
35と出力ロッド36との端部かケーシング25に支承
されている。
24にレバー28を介して連結される出力ロッド36の
他端部か、軸線Ω3の方向に変位可能に筒状のロッドカ
イト35内に嵌合せしめられてなり、上記ロッドガイド
35と出力ロッド36との端部かケーシング25に支承
されている。
上記ロッドガイド35は、変位伝達手段14の係合端部
Aと係合する係合部35a(第5図参照)を有する第1
筒部祠35bと、該第1筒部材35bに螺合した第2筒
部材35cとを釘し、出力ロッド36との間にバネ37
が介装されている。
Aと係合する係合部35a(第5図参照)を有する第1
筒部祠35bと、該第1筒部材35bに螺合した第2筒
部材35cとを釘し、出力ロッド36との間にバネ37
が介装されている。
したがって、連結ロッド24によって出力ロッド36に
軸線g3の方向の変位か伝達された場合、通常は出力ロ
ッド36からバネ37を介してロッドガイド35に伝達
され、このロッドガイド35から係合部315aに係合
された変位伝達手段14の係合端部Aに伝達される。し
かしながら、変位伝達手段14の係合端部Aの動きが規
制され、それによって出力ロッド36の変位時に、バネ
37のバネ力以上の負荷がロッドガイド35に作用した
場合には、該出力ロッド36の変位はこのバネ37の収
縮動作によって吸収され、ロッドガイド35したがって
変位伝達手段14には伝達されない。
軸線g3の方向の変位か伝達された場合、通常は出力ロ
ッド36からバネ37を介してロッドガイド35に伝達
され、このロッドガイド35から係合部315aに係合
された変位伝達手段14の係合端部Aに伝達される。し
かしながら、変位伝達手段14の係合端部Aの動きが規
制され、それによって出力ロッド36の変位時に、バネ
37のバネ力以上の負荷がロッドガイド35に作用した
場合には、該出力ロッド36の変位はこのバネ37の収
縮動作によって吸収され、ロッドガイド35したがって
変位伝達手段14には伝達されない。
また、上記油圧切換バルブ15は、バルブハウジング4
]と、該バルブハウジング41内に該バルブハウジング
4]に対して上記出力ロッド部材16の軸線Ω3と平行
な軸線β5の方向に変位可能に収容されたバルブスプー
ル42とを有する。
]と、該バルブハウジング41内に該バルブハウジング
4]に対して上記出力ロッド部材16の軸線Ω3と平行
な軸線β5の方向に変位可能に収容されたバルブスプー
ル42とを有する。
このバルブスプール42は、以下に詳述する変位伝達手
段14を介して出力ロッド部材16及び後輪操舵軸]3
によって変位せしめられる。このバルブスプール42の
変位によってパワーステアリング手段12への油圧の供
給が制御される。
段14を介して出力ロッド部材16及び後輪操舵軸]3
によって変位せしめられる。このバルブスプール42の
変位によってパワーステアリング手段12への油圧の供
給が制御される。
上記後輪操舵軸13にはセンタリングバネ45が設けら
れており、油圧切換バルブ15やパワステアリング手段
12における油圧が消失した場合やこの後輪操舵装置1
の機械系統に破損や故障が生じ、それによって上記油圧
系統をドレン開放してパワーステアリング手段12のシ
リンダにおける油圧を消失させた場合に、このセンタリ
ングバネ45のバネ力によって後輪操舵軸13を中立位
置つまり後輪が操舵されず直進状態にある位置に位置決
めし、いわゆるフェイルセーフを図るように構成されて
いる。
れており、油圧切換バルブ15やパワステアリング手段
12における油圧が消失した場合やこの後輪操舵装置1
の機械系統に破損や故障が生じ、それによって上記油圧
系統をドレン開放してパワーステアリング手段12のシ
リンダにおける油圧を消失させた場合に、このセンタリ
ングバネ45のバネ力によって後輪操舵軸13を中立位
置つまり後輪が操舵されず直進状態にある位置に位置決
めし、いわゆるフェイルセーフを図るように構成されて
いる。
上記パワーステアリング手段12のシリンダは、油圧力
によって後輪操舵軸13を車幅方向に変位させるもので
あり、ピストン46か直接後輪操舵軸13に設けられ、
このピストン46の左右に左右の油室44,4Bが形成
されている。
によって後輪操舵軸13を車幅方向に変位させるもので
あり、ピストン46か直接後輪操舵軸13に設けられ、
このピストン46の左右に左右の油室44,4Bが形成
されている。
上記変位伝達手段14は、出力ロッド部材16(ロッド
ガイド35)のほかに、バルブスプール42と後輪操舵
軸13と車体(支持サポート38)とに係合し、上記出
力ロッド部材16の変位によって上記バルブスプール4
2を所定の方向に変位させる方向に作動せしめられると
ともに、該バルブスプール42の変位により生じる上記
後輪操舵軸13の変位によって上記バルブスプール42
を上記と反対の方向に変位させる方向に作動せしめられ
るように構成されてなるものである。
ガイド35)のほかに、バルブスプール42と後輪操舵
軸13と車体(支持サポート38)とに係合し、上記出
力ロッド部材16の変位によって上記バルブスプール4
2を所定の方向に変位させる方向に作動せしめられると
ともに、該バルブスプール42の変位により生じる上記
後輪操舵軸13の変位によって上記バルブスプール42
を上記と反対の方向に変位させる方向に作動せしめられ
るように構成されてなるものである。
具体的には、変位伝達手段14は、縦レバーと横レバー
とからなる十字レバー14aを有し、縦レバーの一端部
である係合端部Aがロッドガイド35の係合部35aに
、他端部である係合端部Bが後輪操舵軸13に、また、
横レバーの一端部である係合端部Cが車体に取付固定さ
れた支持サポート38に、他端である係合端部りが上記
バルブスプール42にそれぞれ係合されている。上記係
合端部A、 B、 Dはそれぞれロッドガイド35の
係合部35a1後輪操舵軸13及びバルブスプル42に
対して軸線方向には移動不可能に、その他の方向には移
動可能にかつ回転可能に係合せしめられ、係合端部Cは
ボールジヨイント(図示せず)によって回転は可能にか
つ移動は不可能に係合されている。
とからなる十字レバー14aを有し、縦レバーの一端部
である係合端部Aがロッドガイド35の係合部35aに
、他端部である係合端部Bが後輪操舵軸13に、また、
横レバーの一端部である係合端部Cが車体に取付固定さ
れた支持サポート38に、他端である係合端部りが上記
バルブスプール42にそれぞれ係合されている。上記係
合端部A、 B、 Dはそれぞれロッドガイド35の
係合部35a1後輪操舵軸13及びバルブスプル42に
対して軸線方向には移動不可能に、その他の方向には移
動可能にかつ回転可能に係合せしめられ、係合端部Cは
ボールジヨイント(図示せず)によって回転は可能にか
つ移動は不可能に係合されている。
したがって、バルブスプール42及び後輪操舵軸13が
ともに中立位置にある状態から出力ロッド部材16が右
方向に変位したとすると、十字レバー14aの係合端部
Aは出力ロッド部材16とともに右方向に変位し、係合
端部Aの変位時に後輪操舵軸13にはタイヤ反力やセン
タリングバネ45による反力が作用しているので、この
係合端部Bは軸方向に不動であり、かつ係合端部Cも支
持ザボー1−38(11j体)に取付固定されて不動で
あるので、この十字レバー14aは係合端部Bと係合端
部Cとを結ぶ直線を中心として傾き、つまり十字レバー
14aはバルブスプール42を所定方向である右方向に
変位させる方向に作動せしめられ、係合端部りによって
バルブスプール42を右方向に変位させる。
ともに中立位置にある状態から出力ロッド部材16が右
方向に変位したとすると、十字レバー14aの係合端部
Aは出力ロッド部材16とともに右方向に変位し、係合
端部Aの変位時に後輪操舵軸13にはタイヤ反力やセン
タリングバネ45による反力が作用しているので、この
係合端部Bは軸方向に不動であり、かつ係合端部Cも支
持ザボー1−38(11j体)に取付固定されて不動で
あるので、この十字レバー14aは係合端部Bと係合端
部Cとを結ぶ直線を中心として傾き、つまり十字レバー
14aはバルブスプール42を所定方向である右方向に
変位させる方向に作動せしめられ、係合端部りによって
バルブスプール42を右方向に変位させる。
このようにしてバルブスプール42が中立位置から右方
向に変位すると、石油室43の油圧は増大し、左油室4
4の油圧は減少し、パワーステアリング手段12には後
輪操舵軸13を左方向に押す油圧力が生じる。この後輪
操舵軸13を左方向に押す油圧力は上記バルブスプール
42の右方向の変位増大に応じて増大して、バランス位
置となる。
向に変位すると、石油室43の油圧は増大し、左油室4
4の油圧は減少し、パワーステアリング手段12には後
輪操舵軸13を左方向に押す油圧力が生じる。この後輪
操舵軸13を左方向に押す油圧力は上記バルブスプール
42の右方向の変位増大に応じて増大して、バランス位
置となる。
そして、上記バルブスプール42が中立位置からバラン
ス位置まで所定量右方向に変位せしめられると、それに
よって生じるパワーステアリング手段12の上記油圧力
が後輪操舵軸13に作用する外力(センタリングバネ力
やタイヤ反力なと)とバランスして釣り合う。
ス位置まで所定量右方向に変位せしめられると、それに
よって生じるパワーステアリング手段12の上記油圧力
が後輪操舵軸13に作用する外力(センタリングバネ力
やタイヤ反力なと)とバランスして釣り合う。
その状態からバルブスプール42がさらに右方向に変位
せしめられると、それによって上記パワーステアリング
手段12に生じる油圧力は上記後輪操舵軸13に作用す
る外力よりも大きくなり、後輪操舵軸13は該油圧力に
よって左方向に変位せしめられる。
せしめられると、それによって上記パワーステアリング
手段12に生じる油圧力は上記後輪操舵軸13に作用す
る外力よりも大きくなり、後輪操舵軸13は該油圧力に
よって左方向に変位せしめられる。
そして、後輪操舵軸13が左方向に変位せしめられると
、十字レバー14aの係合端部Bはこの後輪操舵軸13
とともに左方向に変位せしめられ、そのとき出力ロッド
部材16にはハンドル操舵力や前輪のタイヤ反力などが
作用しているので、係合端部Aは不動であり、また係合
端部Cも不動であるので、この十字レバー14aは係合
端部Aと係合端部Cとを結ぶ直線を中心として傾き、バ
ランス位置に戻ったら後輪操舵軸]3の変位が停止する
。
、十字レバー14aの係合端部Bはこの後輪操舵軸13
とともに左方向に変位せしめられ、そのとき出力ロッド
部材16にはハンドル操舵力や前輪のタイヤ反力などが
作用しているので、係合端部Aは不動であり、また係合
端部Cも不動であるので、この十字レバー14aは係合
端部Aと係合端部Cとを結ぶ直線を中心として傾き、バ
ランス位置に戻ったら後輪操舵軸]3の変位が停止する
。
この状態からさらに出力ロッド部材16が右方向へ変位
してバルブスプール42が右方向へ変位すると上記と同
様にして後輪操舵軸13が左方向へ変位し、バルブスプ
ール42かバランス位置に戻ったところ−C4−;−止
し、この作動を繰り返すことにより出力ロッド部材16
の変位量に対応した量だけ後輪操舵軸1′3か変位し、
その変位量に応じて後輪が操舵されることになる。
してバルブスプール42が右方向へ変位すると上記と同
様にして後輪操舵軸13が左方向へ変位し、バルブスプ
ール42かバランス位置に戻ったところ−C4−;−止
し、この作動を繰り返すことにより出力ロッド部材16
の変位量に対応した量だけ後輪操舵軸1′3か変位し、
その変位量に応じて後輪が操舵されることになる。
」二記出カロッド部材16が左方向に変位した場合には
十字レバー14a1バルブスプール42及び後輪操舵軸
13の動きが上記の場合と逆になるたけであり、作動原
理は同様であるので説明は省略する。なお、このバルブ
スプール42の動きは、前述した先行技術(特開平1−
273772号公報)のものと基本的に同一である。
十字レバー14a1バルブスプール42及び後輪操舵軸
13の動きが上記の場合と逆になるたけであり、作動原
理は同様であるので説明は省略する。なお、このバルブ
スプール42の動きは、前述した先行技術(特開平1−
273772号公報)のものと基本的に同一である。
上記転舵比可変手段11による転舵比の変更制御は種々
の要因に基ついて行うことができ、また1つ その変更制御パターンも種々のものが考えられる。
の要因に基ついて行うことができ、また1つ その変更制御パターンも種々のものが考えられる。
本実施例では車速に基づき、低速領域においては後輪を
ハンドル操舵及び前輪に対して逆位相に転舵させて旋回
性の向上を図り、高速領域では同位相に転舵させて走行
安定性の向上を図るように制御される。なお、この場合
、バンドル操舵と前輪操舵とは常に同位相である。
ハンドル操舵及び前輪に対して逆位相に転舵させて旋回
性の向上を図り、高速領域では同位相に転舵させて走行
安定性の向上を図るように制御される。なお、この場合
、バンドル操舵と前輪操舵とは常に同位相である。
続いて、上記後輪操舵装置]において、後輪の制御操舵
量の精度に影響するヨークアッセンブリ18(具体的に
は揺動ギヤ31)の中立位置検出方法について、第7図
乃至第9図に沿って説明する。なお、これは、支持サポ
ート38が仮止めされ、ケーシング25にはまだカバー
53が取付けられていない状態で、しかも油圧が作用し
ていない状態で行われる。
量の精度に影響するヨークアッセンブリ18(具体的に
は揺動ギヤ31)の中立位置検出方法について、第7図
乃至第9図に沿って説明する。なお、これは、支持サポ
ート38が仮止めされ、ケーシング25にはまだカバー
53が取付けられていない状態で、しかも油圧が作用し
ていない状態で行われる。
まず、入力シャフト26を中立角度位置でない任意の角
度位置に固定し、ヨークアッセンブリ]8を中立角度位
置でない任意の角度位置に固定する(第7図参照)。出
力ロッド部材16の端部には変位計51が適用され、出
力ロッド部材16の移動量を検出できるようになってい
る。
度位置に固定し、ヨークアッセンブリ]8を中立角度位
置でない任意の角度位置に固定する(第7図参照)。出
力ロッド部材16の端部には変位計51が適用され、出
力ロッド部材16の移動量を検出できるようになってい
る。
それから、入力シャフト26を中立角度位置を境に任意
の角度回転させ、そのときの入力シャフト26の回転角
度θと出力ロッド部材16の移動量δ1とを測定しく第
8図参照)、記憶する。
の角度回転させ、そのときの入力シャフト26の回転角
度θと出力ロッド部材16の移動量δ1とを測定しく第
8図参照)、記憶する。
しかして、出力ロッド部材16が移動量−δ1ストロー
ク変位するだけ、ヨークアッセンブリ18を中立角度位
置を境に回転させる。
ク変位するだけ、ヨークアッセンブリ18を中立角度位
置を境に回転させる。
それから、入力シャフト26を−θ回転させ、このとき
の出力ロッド部材16の移動量δ2を記憶する。
の出力ロッド部材16の移動量δ2を記憶する。
出力ロッド部材16か、−δ22/(δ1+62)スト
ローク変位するだけ、ヨークアッセンブリ18を回転さ
せる。ここで求められたヨークアッセンブリ18の角度
位置か真の中立角度位置(零位相)である。
ローク変位するだけ、ヨークアッセンブリ18を回転さ
せる。ここで求められたヨークアッセンブリ18の角度
位置か真の中立角度位置(零位相)である。
なお、上記式−62′/(δ1+δ2)によって、ヨー
クアッセンブリ]8の真の中立角度位置(零位相)が得
られる理由は次の通りである(第9図参照)。
クアッセンブリ]8の真の中立角度位置(零位相)が得
られる理由は次の通りである(第9図参照)。
2つのヨーク角φ、φ0における出力ロッド部材16(
ロッドガイド35)のストローク変位量はそれぞれ次の
ように表すことができる。
ロッドガイド35)のストローク変位量はそれぞれ次の
ように表すことができる。
δL =A (tanφQ+jan(φ−φ0)l(1
)δ2 =A (tanφo+tan(φ−φ0)l(
2)式(1)、 (21より、 δ1/δ2−A/B (3)ま
た、δ2は次にようにも表すことができる。
)δ2 =A (tanφo+tan(φ−φ0)l(
2)式(1)、 (21より、 δ1/δ2−A/B (3)ま
た、δ2は次にようにも表すことができる。
δ2=AtanφO+Btanφ0
、’、tanφ0=62/(A十B) (
4)式(4)の両辺にBを掛けると、 B tanφ0=δ2−B/ (A+B)=62 /
(A/B +1) (5)式(3)を式(5)
に代入すると、 B tanφ0=δ2/(δ1/δ2+1)=δ22/
(δ1+62) 上記ヨークアッセンブリ]8の中立角度位置が検出され
た後、支持サポート38が変位可能に仮組付けされ、油
圧を作用させた状態で、支持サポート38を変位させて
も後輪操舵軸13が変位しない後輪操舵軸13の中立位
置を検出し、その中立位置に後輪操舵軸13を保持した
状態で支持サポート38を木組(=Jけし、機械系統と
油圧系統とでの中立のずれが支持サポート38の組付は
位置を調整することで吸収され、後輪操舵装置1の中立
調整かなされる。
4)式(4)の両辺にBを掛けると、 B tanφ0=δ2−B/ (A+B)=62 /
(A/B +1) (5)式(3)を式(5)
に代入すると、 B tanφ0=δ2/(δ1/δ2+1)=δ22/
(δ1+62) 上記ヨークアッセンブリ]8の中立角度位置が検出され
た後、支持サポート38が変位可能に仮組付けされ、油
圧を作用させた状態で、支持サポート38を変位させて
も後輪操舵軸13が変位しない後輪操舵軸13の中立位
置を検出し、その中立位置に後輪操舵軸13を保持した
状態で支持サポート38を木組(=Jけし、機械系統と
油圧系統とでの中立のずれが支持サポート38の組付は
位置を調整することで吸収され、後輪操舵装置1の中立
調整かなされる。
(発明の効果)
本発明は、上記のように、入力シャフト及びヨークアッ
センブリを任意の角度位置にセットし、その状態で入力
シャフトを中立角度位置を挾んで任意の角度回転させて
、そのときの入力シャフトの回転角度θと出力ロッド部
材の移動量δ1を測定し、上記出力ロッド部材の移動量
δ1のストロク位置より出カロッド部利が移動量−61
ストロークするだけヨークアッセンブリを中立角度位置
を挾んで回転させ、入力シャフトを一θ回転させて出カ
ロッド部伺の移動量δ2を測定し、その状態から上記出
力ロッド部材か、 δ22/(δ1+62) 変位するだけヨークアッセンブリを回転させた角変位置
をヨークアッセンブリの中立角度位置とするようにした
から、ヨークアッセンブリの基準位置である中立角度位
置(零位相)の検出を、試行錯誤によることなく、正確
にかつ容易に行なうことができる。
センブリを任意の角度位置にセットし、その状態で入力
シャフトを中立角度位置を挾んで任意の角度回転させて
、そのときの入力シャフトの回転角度θと出力ロッド部
材の移動量δ1を測定し、上記出力ロッド部材の移動量
δ1のストロク位置より出カロッド部利が移動量−61
ストロークするだけヨークアッセンブリを中立角度位置
を挾んで回転させ、入力シャフトを一θ回転させて出カ
ロッド部伺の移動量δ2を測定し、その状態から上記出
力ロッド部材か、 δ22/(δ1+62) 変位するだけヨークアッセンブリを回転させた角変位置
をヨークアッセンブリの中立角度位置とするようにした
から、ヨークアッセンブリの基準位置である中立角度位
置(零位相)の検出を、試行錯誤によることなく、正確
にかつ容易に行なうことができる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は車両の後輪操舵
装置の概略構成図、第2図は転舵比可変手段の断面図、
第3図は第2図の■−■線における断面図、第4図は第
2図のIV−IV線における断面図、第5図は第2図の
■−■線における断面図、第6図は第2図におけるVl
−Vl線における断面図、第7図は及び第8図はそれぞ
れはヨークアッセンブリの中立角度位置の検出方法の説
明図、第9図はヨークアッセンブリの中立角度位置の検
出原理の説明図である。 1・・・・・・後輪操舵装置 16・・・・・・出カロッド部材 18・・・・・・ヨークアッセンブリ 26・・・・・・入力シャフト
装置の概略構成図、第2図は転舵比可変手段の断面図、
第3図は第2図の■−■線における断面図、第4図は第
2図のIV−IV線における断面図、第5図は第2図の
■−■線における断面図、第6図は第2図におけるVl
−Vl線における断面図、第7図は及び第8図はそれぞ
れはヨークアッセンブリの中立角度位置の検出方法の説
明図、第9図はヨークアッセンブリの中立角度位置の検
出原理の説明図である。 1・・・・・・後輪操舵装置 16・・・・・・出カロッド部材 18・・・・・・ヨークアッセンブリ 26・・・・・・入力シャフト
Claims (1)
- (1)前輪の舵角量を入力する入力シャフトと、該入力
シャフトからの入力を受け軸方向にストロークすること
によって後輪を操舵する出力ロッド部材と、該出力ロッ
ド部材に連係され揺動可能に支承されているヨークアッ
センブリとを備え、該ヨークアッセンブリの揺動角度に
よって、入力シャフトの回転による出力ロッド部材のス
トローク量が変更される車両後輪操舵装置において、 入力シャフト及びヨークアッセンブリを任意の角度位置
にセットし、 その状態で入力シャフトを中立角度位置を挾んで任意の
角度回転させて、そのときの入力シャフトの回転角度θ
と出力ロッド部材の移動量δ1を測定し、 上記出力ロッド部+Aの移動量δ1のストローク位置よ
り出力ロッド部材が移動量−δ1ストロークするだけヨ
ークアッセンブリを中立角度位置を挾んで回転させ、 入力シャフトを−θ回転させて出力ロッド部材の移動量
δ2を測定し、 その状態から上記出力ロッド部材が、 −δ2^2/(δ1+δ2) 変位するだけヨークアッセンブリを回転させた角度位置
をヨークアッセンブリの中立角度位置とすることを特徴
とする車両後輪操舵装置の基準位置検出方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2160830A JPH0455169A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 車両後輪操舵装置の基準位置検出方法 |
KR1019910009903A KR960007418B1 (ko) | 1990-06-18 | 1991-06-15 | 차량후륜조타장치의 기준위치검출방법 |
DE69103582T DE69103582T2 (de) | 1990-06-18 | 1991-06-18 | Referenzstellendetektionsverfahren einer Fahrzeughinterradlenkvorrichtung. |
US07/717,070 US5193638A (en) | 1990-06-18 | 1991-06-18 | Reference position detection method of vehicle rear wheel steering apparatus |
EP91109940A EP0462553B1 (en) | 1990-06-18 | 1991-06-18 | Reference position detection method of vehicle rear wheel steering apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2160830A JPH0455169A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 車両後輪操舵装置の基準位置検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455169A true JPH0455169A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15723334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2160830A Pending JPH0455169A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 車両後輪操舵装置の基準位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0455169A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7733635B2 (en) | 2002-10-22 | 2010-06-08 | Sullivan Jason A | Systems and methods for providing a robust computer processing unit |
US7764506B2 (en) | 2002-10-22 | 2010-07-27 | Sullivan Jason A | Systems and methods for providing a dynamically modular processing unit |
US7817412B2 (en) | 2002-10-22 | 2010-10-19 | Sullivan Jason A | Non-peripherals processing control module having improved heat dissipating properties |
USRE48365E1 (en) | 2006-12-19 | 2020-12-22 | Mobile Motherboard Inc. | Mobile motherboard |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP2160830A patent/JPH0455169A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7733635B2 (en) | 2002-10-22 | 2010-06-08 | Sullivan Jason A | Systems and methods for providing a robust computer processing unit |
US7764506B2 (en) | 2002-10-22 | 2010-07-27 | Sullivan Jason A | Systems and methods for providing a dynamically modular processing unit |
US7817412B2 (en) | 2002-10-22 | 2010-10-19 | Sullivan Jason A | Non-peripherals processing control module having improved heat dissipating properties |
US9606577B2 (en) | 2002-10-22 | 2017-03-28 | Atd Ventures Llc | Systems and methods for providing a dynamically modular processing unit |
US9961788B2 (en) | 2002-10-22 | 2018-05-01 | Atd Ventures, Llc | Non-peripherals processing control module having improved heat dissipating properties |
US10285293B2 (en) | 2002-10-22 | 2019-05-07 | Atd Ventures, Llc | Systems and methods for providing a robust computer processing unit |
US10849245B2 (en) | 2002-10-22 | 2020-11-24 | Atd Ventures, Llc | Systems and methods for providing a robust computer processing unit |
USRE48365E1 (en) | 2006-12-19 | 2020-12-22 | Mobile Motherboard Inc. | Mobile motherboard |
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