JPH0449538Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0449538Y2 JPH0449538Y2 JP10258887U JP10258887U JPH0449538Y2 JP H0449538 Y2 JPH0449538 Y2 JP H0449538Y2 JP 10258887 U JP10258887 U JP 10258887U JP 10258887 U JP10258887 U JP 10258887U JP H0449538 Y2 JPH0449538 Y2 JP H0449538Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- rotating shaft
- circumferential surface
- disk
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Optical Transform (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、例えば光学式エンコーダの回転デイ
スクを回転軸に固定するハブに関する。
スクを回転軸に固定するハブに関する。
(従来の技術)
この種の従来例の上半分の側断面図を第2図に
表わす。
表わす。
回転位置・回転速度が検出されるモータ回転軸
4の負荷が連結されていない端部に円筒状のハブ
2aが装着される。
4の負荷が連結されていない端部に円筒状のハブ
2aが装着される。
回転デイスク1はハブ2aの反負荷側端面に段
差を設け、その段差をつくる外周に嵌挿し断着側
面に接着させ、回転軸4に固定される。
差を設け、その段差をつくる外周に嵌挿し断着側
面に接着させ、回転軸4に固定される。
ハブ2aは外周面から回転軸4へ向うネジ穴5
が穿孔螺刻されており、そのネジ穴5に螺合する
止めネジ3を捻じ込み、ハブ2aを回転軸4に固
定するようにしてある。
が穿孔螺刻されており、そのネジ穴5に螺合する
止めネジ3を捻じ込み、ハブ2aを回転軸4に固
定するようにしてある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかるに、このような従来例においては、ハブ
2aは止めネジ3と接着併用で回転軸4に固定さ
れるが、ハブ2aの内周面全体と回転軸4と嵌合
させるため、その嵌合当接する2つの円周面の精
度を出すのは困難であり、さらにネジ穴5の位置
がハブ2aの回転軸4の長さ方向の幅の中心にな
かつたので回転デイスク1の回転軸4に対する直
角度の調整がむつかしかつた。
2aは止めネジ3と接着併用で回転軸4に固定さ
れるが、ハブ2aの内周面全体と回転軸4と嵌合
させるため、その嵌合当接する2つの円周面の精
度を出すのは困難であり、さらにネジ穴5の位置
がハブ2aの回転軸4の長さ方向の幅の中心にな
かつたので回転デイスク1の回転軸4に対する直
角度の調整がむつかしかつた。
すなわち、従来例は回転デイスク1の倒れが大
きく、よつて回転デイスク1の面振れが大きくな
るという不具合があつた。
きく、よつて回転デイスク1の面振れが大きくな
るという不具合があつた。
ここにおいて本考案は、従来例の難点を克服
し、回転軸にハブを固定するさいに倒れが生じな
い、回転デイスクの面振れがほとんどない回転デ
イスクのハブを提供することを、その目的とす
る。
し、回転軸にハブを固定するさいに倒れが生じな
い、回転デイスクの面振れがほとんどない回転デ
イスクのハブを提供することを、その目的とす
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、外径方向に段差を有し段差側面に回
転デイスクを固着させ、回転軸外周面にその内周
面を嵌合しかつ回転軸にネジ止め装着するハブに
おいて、嵌合する内周面の中央部に窪み形状のヌ
スミ部を設け、外周面から回転軸へ向つて穿孔螺
刻され、止めネジを捻じ入れ、ハブを回転軸に締
めつけるネジ穴をハブの回転軸の長さ方向のほぼ
中心に備えた回転デイスクのハブである。
転デイスクを固着させ、回転軸外周面にその内周
面を嵌合しかつ回転軸にネジ止め装着するハブに
おいて、嵌合する内周面の中央部に窪み形状のヌ
スミ部を設け、外周面から回転軸へ向つて穿孔螺
刻され、止めネジを捻じ入れ、ハブを回転軸に締
めつけるネジ穴をハブの回転軸の長さ方向のほぼ
中心に備えた回転デイスクのハブである。
(作用)
ハブの内周面の回転軸との嵌合部に窪み形状の
ヌスミを設けてあるので、ハブの内周面と回転軸
の外周面との嵌合で生じる隙間に基づく回転デイ
スク取付面の倒れを小さくすることができ、さら
にハブを回転軸にネジ止めする位置がハブの回転
軸の長さ方向の中心に設けるから一段と回転デイ
スク取付面の回転軸に対する直角度をうることが
可能である。
ヌスミを設けてあるので、ハブの内周面と回転軸
の外周面との嵌合で生じる隙間に基づく回転デイ
スク取付面の倒れを小さくすることができ、さら
にハブを回転軸にネジ止めする位置がハブの回転
軸の長さ方向の中心に設けるから一段と回転デイ
スク取付面の回転軸に対する直角度をうることが
可能である。
(実施例)
本考案の一実施例における上半分を断面で表わ
した側面図を第1図に示す。
した側面図を第1図に示す。
すべての図面において、同一符号は同一もしく
は相当部材を表わす。
は相当部材を表わす。
本考案は、ハブ2の内周面の回転軸4に嵌合す
る部分の中央部に窪みをなすヌスミ6を形成し、
かつネジ穴5をハブ2の回転軸4の長さ方向の幅
のほぼ中心位置にハブ2の外周面から回転軸4へ
向つて穿孔螺刻する。
る部分の中央部に窪みをなすヌスミ6を形成し、
かつネジ穴5をハブ2の回転軸4の長さ方向の幅
のほぼ中心位置にハブ2の外周面から回転軸4へ
向つて穿孔螺刻する。
つまり、本考案ではハブ2の回転軸4との嵌合
は、ハブ2の回転軸4の長さ方向の両端部に若干
の残された厚み部分で、行なわれる。
は、ハブ2の回転軸4の長さ方向の両端部に若干
の残された厚み部分で、行なわれる。
さらに、本考案のハブ2の回転軸4へのネジ止
めは、ハブ2の回転軸4の長さ方向のほぼ中心部
位でなされる。
めは、ハブ2の回転軸4の長さ方向のほぼ中心部
位でなされる。
このようにして、接着剤を塗布した回転軸4
に、回転デイスク1を接着固定したハブ2を挿入
し、止めネジ3を締めつける。
に、回転デイスク1を接着固定したハブ2を挿入
し、止めネジ3を締めつける。
かくして本考案によれば、ハブと回転軸の嵌合
接着固定部分が中央部に窪みのヌスミを設けてい
るので精度がとり易く、かつハブを回転軸にネジ
止めする位置がハブの回転軸の長さ方向の中心と
しているので回転デイスクの倒れが小さい、回転
デイスクの回転軸に対し正しく直角に回転するよ
うにしたハブが得られ、これを適用した検出器等
の信頼性が著しく向上する。
接着固定部分が中央部に窪みのヌスミを設けてい
るので精度がとり易く、かつハブを回転軸にネジ
止めする位置がハブの回転軸の長さ方向の中心と
しているので回転デイスクの倒れが小さい、回転
デイスクの回転軸に対し正しく直角に回転するよ
うにしたハブが得られ、これを適用した検出器等
の信頼性が著しく向上する。
第1図は本考案の一実施例の上半分の側断面
図、第2図は従来例の説明図である。 1……回転デイスク、2,2a……ハブ、3…
…止めネジ、4……回転軸、5……ネジ穴。
図、第2図は従来例の説明図である。 1……回転デイスク、2,2a……ハブ、3…
…止めネジ、4……回転軸、5……ネジ穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外径方向に段差を有し段差側面に回転デイスク
を固着させ、回転軸外周面にその内周面を嵌合し
かつ回転軸にネジ止め装着するハブにおいて、 嵌合する内周面の中央部に窪み形状のヌスミ部
を設け、 外周面から回転軸へ向つて穿孔螺刻され、止め
ネジを捻じ入れ、ハブを回転軸に締めつけるネジ
穴をハブの回転軸の長さ方向のほぼ中心に備えた
ことを特徴とする回転デイスクのハブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10258887U JPH0449538Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10258887U JPH0449538Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS648623U JPS648623U (ja) | 1989-01-18 |
JPH0449538Y2 true JPH0449538Y2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=31332630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10258887U Expired JPH0449538Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0449538Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004293622A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Nsk Ltd | エンコーダ付転がり軸受ユニット及びその製造方法 |
JP2014130104A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Yaskawa Electric Corp | エンコーダ及びエンコーダ付きモータ |
-
1987
- 1987-07-03 JP JP10258887U patent/JPH0449538Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS648623U (ja) | 1989-01-18 |
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