JPH0448062A - 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 - Google Patents
合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法Info
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、素地鋼板の化学成分として0.025重量%
以上のPを含有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造す
るに際し、素地鋼板と溶融亜鉛めっき層の合金化速度を
高める方法に関する。
以上のPを含有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造す
るに際し、素地鋼板と溶融亜鉛めっき層の合金化速度を
高める方法に関する。
(従来の技術)
自動車、家電製品をはじめ各種耐久消費材の商品価値を
決める要素として、近年、耐食性の重要性は益々高まる
ばかりである。中でも合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、塗
装後の耐食性が優れることから、塗装を前提としたかか
る産業分野において、著しい需要の伸びがある。
決める要素として、近年、耐食性の重要性は益々高まる
ばかりである。中でも合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、塗
装後の耐食性が優れることから、塗装を前提としたかか
る産業分野において、著しい需要の伸びがある。
合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、一般に、連続熱処理ライ
ン内で再結晶熱処理を行った後、Ag。
ン内で再結晶熱処理を行った後、Ag。
Fcなどの微量成分を含有する溶融亜鉛浴に浸漬して溶
融亜鉛めっきを施し、かかる後、素地鋼板と亜鉛めっき
層を熱拡散処理することによって製造される。
融亜鉛めっきを施し、かかる後、素地鋼板と亜鉛めっき
層を熱拡散処理することによって製造される。
該熱拡散処理に要する熱量は、素地鋼板と亜鉛めっき層
との相互拡散速度(以下、合金化反応速度と称す)に律
速され、特に、素地鋼板に含有されるPは合金化反応速
度を低下せしめる元素として知られている。
との相互拡散速度(以下、合金化反応速度と称す)に律
速され、特に、素地鋼板に含有されるPは合金化反応速
度を低下せしめる元素として知られている。
近年の燃費向上を0指した車体軽量化ニーズの高まりの
中、鋼板強度を高めて板厚を減少させる試みが続けられ
ており、Pは最も効率的な強化元素であることから、積
極的に鋼成分として添加される傾向にある。
中、鋼板強度を高めて板厚を減少させる試みが続けられ
ており、Pは最も効率的な強化元素であることから、積
極的に鋼成分として添加される傾向にある。
その結果、P含有鋼板を素材として合金化溶融亜鉛めっ
き鋼板を製造する際の低い合金化反応速度は、生産性を
低下させる問題として顕在化してきている。
き鋼板を製造する際の低い合金化反応速度は、生産性を
低下させる問題として顕在化してきている。
P含有鋼板と溶融亜鉛めっき層の合金化速度を高める従
来技術として、連続溶融亜鉛めっきラインを通板するに
先立ち素地鋼板上にFc、Ni等の電気めっき層を付与
して表層のP濃化層を被覆する方法(以下、プレメツキ
法と称す)等が開示されている。
来技術として、連続溶融亜鉛めっきラインを通板するに
先立ち素地鋼板上にFc、Ni等の電気めっき層を付与
して表層のP濃化層を被覆する方法(以下、プレメツキ
法と称す)等が開示されている。
プレメツキ法は特別な電気めっき設備を要することから
、設備コスト、処理コストの著しい上昇につながり、抜
本的な改善技術とは言えない。
、設備コスト、処理コストの著しい上昇につながり、抜
本的な改善技術とは言えない。
(発明が解決しようとする課題)
本発明の目的は、鋼板にPを含有する合金化溶融亜鉛め
っき鋼板を製造するに際し、Pの表層への濃化を抑制し
て素地鋼板と溶融亜鉛めっき層の合金化速度を高め、生
産性を向上せしめる製造方法を提供することにある。
っき鋼板を製造するに際し、Pの表層への濃化を抑制し
て素地鋼板と溶融亜鉛めっき層の合金化速度を高め、生
産性を向上せしめる製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、素地鋼板の化学成分として0.025重量%
以上のPを含有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造す
るに際し、溶融めっきに先立つ連続焼鈍炉内の鋼板温度
≧300℃の領域において、炉内雰囲気を露点≦−30
℃、H2体積濃度≧3%、O2体積濃度≦11000p
pとすることを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の
製造方法である。
以上のPを含有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造す
るに際し、溶融めっきに先立つ連続焼鈍炉内の鋼板温度
≧300℃の領域において、炉内雰囲気を露点≦−30
℃、H2体積濃度≧3%、O2体積濃度≦11000p
pとすることを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の
製造方法である。
本発明者等は、まず連続溶融亜鉛めっきラインにおける
Pの表面濃化現象の基本メカニズムを詳細に検討し、以
下の新規知見を得た。
Pの表面濃化現象の基本メカニズムを詳細に検討し、以
下の新規知見を得た。
即ち、第一に、P添加鋼の合金化反応速度が劣る理由は
、素地鋼板の表面に濃化したPが亜鉛浴中のAgと強固
な障壁を形成し、素地鉄と溶融亜鉛の相互拡散を極端に
抑制するためである。第二に、Pは界面に偏析する元素
としてよく知られるが、その濃化程度は粒界、表面で異
なり、表面には濃化が著しいこと、第三に、表面への濃
化は単に表面がより自由な界面であること以外に、酸化
現象の介在によって著しく促進されていることである。
、素地鋼板の表面に濃化したPが亜鉛浴中のAgと強固
な障壁を形成し、素地鉄と溶融亜鉛の相互拡散を極端に
抑制するためである。第二に、Pは界面に偏析する元素
としてよく知られるが、その濃化程度は粒界、表面で異
なり、表面には濃化が著しいこと、第三に、表面への濃
化は単に表面がより自由な界面であること以外に、酸化
現象の介在によって著しく促進されていることである。
更に、かかる酸化現象の介在によって促進されるPの表
面濃化は、溶融亜鉛めっきに先立つ連続焼鈍炉内の雰囲
気を制御すること、具体的には、鋼板温度≧300℃の
領域において、炉内雰囲気を露点≦−30℃、H2体積
濃度≧3%、O2体積濃度≦11000ppとすること
によって抑制できることである。
面濃化は、溶融亜鉛めっきに先立つ連続焼鈍炉内の雰囲
気を制御すること、具体的には、鋼板温度≧300℃の
領域において、炉内雰囲気を露点≦−30℃、H2体積
濃度≧3%、O2体積濃度≦11000ppとすること
によって抑制できることである。
以上の新規知見に基づき、本発明は完成されたものであ
る。
る。
素地鋼板の化学成分としてP含有量を0.025ffi
量%以上とするのは、該P含有量範囲において合金化反
応速度の低下が実用的に顕在化するためである。
量%以上とするのは、該P含有量範囲において合金化反
応速度の低下が実用的に顕在化するためである。
連続焼鈍炉内で雰囲気を制御する領域を鋼板温度が30
0℃以上になる領域とする理由は、300℃以上の温度
範囲で鋼板の酸化およびPの表面濃化が顕著になること
による。より低い温度においても同様の雰囲気制御を行
うことは可能である。
0℃以上になる領域とする理由は、300℃以上の温度
範囲で鋼板の酸化およびPの表面濃化が顕著になること
による。より低い温度においても同様の雰囲気制御を行
うことは可能である。
炉内雰囲気を露点≦−30℃、H2体vtfIi度≧3
%、02体積濃度≦11000ppとするのは、該条件
範囲を同時に満たすとPの表面濃化抑制が確実にできる
ためである。露点は雰囲気中のH2O量に対応する指標
であり、H2体積濃度は温度、露点との相対関係によっ
て鋼板表面の酸化・還元程度に影響する。
%、02体積濃度≦11000ppとするのは、該条件
範囲を同時に満たすとPの表面濃化抑制が確実にできる
ためである。露点は雰囲気中のH2O量に対応する指標
であり、H2体積濃度は温度、露点との相対関係によっ
て鋼板表面の酸化・還元程度に影響する。
0゜体積濃度も表面酸化程度をきめる指標であり、本発
明者等の検討結果によれば、上記雰囲気条件の範囲でP
の表面濃化は実質的に問題のないレベルに低下するが、
望ましくは、鋼板温度が300℃以上になる領域で炉内
雰囲気を露点≦−40℃、H体積濃度≧4%、02体積
濃度≦200pp−である。
明者等の検討結果によれば、上記雰囲気条件の範囲でP
の表面濃化は実質的に問題のないレベルに低下するが、
望ましくは、鋼板温度が300℃以上になる領域で炉内
雰囲気を露点≦−40℃、H体積濃度≧4%、02体積
濃度≦200pp−である。
炉内の他の微量ガス成分は一般的に用いられているもの
でよい。
でよい。
素地鋼板の製造方法に関して、その機械的性質を高める
目的から熱間圧延後に700℃以上程度の高温で捲取処
理を実施したり、あるいは、連続溶融亜鉛めっきライン
を通板するに先立って箱型焼鈍を施す場合がある。かか
る場合には、これら工程で既にPの表面濃化が起こり、
本発明は、かかる製造プロセスに対しても有効である。
目的から熱間圧延後に700℃以上程度の高温で捲取処
理を実施したり、あるいは、連続溶融亜鉛めっきライン
を通板するに先立って箱型焼鈍を施す場合がある。かか
る場合には、これら工程で既にPの表面濃化が起こり、
本発明は、かかる製造プロセスに対しても有効である。
また、素地鋼板の表面に濃化したPを機械的あるいは化
学的に除去するために、連続溶融亜鉛めっきラインの入
側もしくは他の特別な設備を利・用して、表面研削、酸
洗等の化学処理を実施する場合がある。本発明は、かか
る処理と併用した場合にも効果的であり、むしろ、より
著しい効果が得られるものである。
学的に除去するために、連続溶融亜鉛めっきラインの入
側もしくは他の特別な設備を利・用して、表面研削、酸
洗等の化学処理を実施する場合がある。本発明は、かか
る処理と併用した場合にも効果的であり、むしろ、より
著しい効果が得られるものである。
合金化反応速度に関しては、洛中のAn)濃度が影響を
与えることが知られており、洛中のAfi濃度を低い範
囲に制限することによりP添加鋼の合金化速度は向上す
る。Apをはじめとする浴中微量成分を制約した場合に
も、本発明は効果を発揮する。また、浴への侵入板温度
、浴温度等も全ての範囲に対して適用可能である。
与えることが知られており、洛中のAfi濃度を低い範
囲に制限することによりP添加鋼の合金化速度は向上す
る。Apをはじめとする浴中微量成分を制約した場合に
も、本発明は効果を発揮する。また、浴への侵入板温度
、浴温度等も全ての範囲に対して適用可能である。
連続焼鈍炉の形式は、該雰囲気条件を満足する観点から
、ラジアントチューブによる間接加熱方式、還元炎を利
用した直火加熱方式、あるいは両者の併用型が望ましい
。
、ラジアントチューブによる間接加熱方式、還元炎を利
用した直火加熱方式、あるいは両者の併用型が望ましい
。
以上述べた本発明により、特別な設備コスト、処理コス
トの上昇を招くことなく、P添加鋼の合金化反応速度向
上が可能となるものである。
トの上昇を招くことなく、P添加鋼の合金化反応速度向
上が可能となるものである。
(実 施 例)
第1表に示すP含有量の鋼板を素材として溶融亜鉛めっ
きラインを通板し、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造し
た。
きラインを通板し、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造し
た。
P以外の鋼中化学成分は、C: 0.0015〜0.0
48、S I:0.旧〜0.65、Mn:0.10〜!
、00、S :O,OOl 〜0.050 、l :0
.001〜0.080 、N : 0.0005〜o、
ooeo、Nb:O〜0.035、TI:0〜0.09
0、B:0〜0.050(重量%)、および他の不可避
的不純物からなり、以下の実施例では、合金化速度に対
してPが最も支配的な影響を示した。
48、S I:0.旧〜0.65、Mn:0.10〜!
、00、S :O,OOl 〜0.050 、l :0
.001〜0.080 、N : 0.0005〜o、
ooeo、Nb:O〜0.035、TI:0〜0.09
0、B:0〜0.050(重量%)、および他の不可避
的不純物からなり、以下の実施例では、合金化速度に対
してPが最も支配的な影響を示した。
該化学成分の素地鋼を、加熱温度: 1250℃、仕上
げ温度:920℃、巻取り温度=730℃で板厚4.0
mmに熱間圧延した後、塩酸酸洗にて脱スケール処理し
、80%の冷間圧延を施して、板厚0.l1mmに溶融
亜鉛めっき用素材とした。溶融亜鉛めっきラインでは、
第1表に示す連続焼鈍炉内雰囲気条件で焼鈍した。
げ温度:920℃、巻取り温度=730℃で板厚4.0
mmに熱間圧延した後、塩酸酸洗にて脱スケール処理し
、80%の冷間圧延を施して、板厚0.l1mmに溶融
亜鉛めっき用素材とした。溶融亜鉛めっきラインでは、
第1表に示す連続焼鈍炉内雰囲気条件で焼鈍した。
連続炉形式は、NO,I2がラジアントチューブ方式に
よる間接加熱炉、No、7.14が還元炎による直火加
熱とラジアントチューブ方式による間接加熱の併用、他
は無酸化炉(NOF) 、間接加熱炉の併用である(併
用型の場合は、間接加熱を高温域に採用)。最高板温は
、750〜850℃である。浴への侵入板温度は460
〜520℃、浴温度:450〜470℃であり、浴成分
は第1表に示す。
よる間接加熱炉、No、7.14が還元炎による直火加
熱とラジアントチューブ方式による間接加熱の併用、他
は無酸化炉(NOF) 、間接加熱炉の併用である(併
用型の場合は、間接加熱を高温域に採用)。最高板温は
、750〜850℃である。浴への侵入板温度は460
〜520℃、浴温度:450〜470℃であり、浴成分
は第1表に示す。
亜鉛めっき間を60〜62g/dに制御し、一定の熱量
を与えて合金化処理を実施した。本実施例範囲の侵入板
温度、浴温度は合金化速度に有意な差を与えなかった。
を与えて合金化処理を実施した。本実施例範囲の侵入板
温度、浴温度は合金化速度に有意な差を与えなかった。
合金化速度は、表面まで合金化が完了する最高ライン速
度(合金化に要する時間の逆数)でif価した。
度(合金化に要する時間の逆数)でif価した。
第1表に示す結果より、本発明によれば、P添加鋼の溶
融亜鉛めっき層との合金化反応速度が著しく向上するこ
とが明らかである。
融亜鉛めっき層との合金化反応速度が著しく向上するこ
とが明らかである。
(発明の効果)
本発明は、P添加鋼を素材として合金化溶融亜鉛めっき
鋼板を製造する場合の高生産性製造を可能にするもので
あり、その意義は極めて大きいものがある。
鋼板を製造する場合の高生産性製造を可能にするもので
あり、その意義は極めて大きいものがある。
Claims (1)
- 素地鋼板の化学成分として0.025重量%以上のP
を含有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造するに際し
、溶融めっきに先立つ連続焼鈍炉内の鋼板温度≧300
℃の領域において、炉内雰囲気を露点≦−30℃、H_
2体積濃度≧3%、O_2体積濃度≦1000ppmと
することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15907390A JPH0448062A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15907390A JPH0448062A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0448062A true JPH0448062A (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=15685630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15907390A Pending JPH0448062A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0448062A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009534537A (ja) * | 2006-04-26 | 2009-09-24 | ティッセンクルップ スチール アクチェンゲゼルシャフト | 高強靭鋼製のフラット鋼生成物の溶融浸漬コーティング方法 |
CN115613030A (zh) * | 2022-05-05 | 2023-01-17 | 首钢集团有限公司 | 一种具有优良表面质量的汽车用含磷镀锌钢的生产方法 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP15907390A patent/JPH0448062A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009534537A (ja) * | 2006-04-26 | 2009-09-24 | ティッセンクルップ スチール アクチェンゲゼルシャフト | 高強靭鋼製のフラット鋼生成物の溶融浸漬コーティング方法 |
CN115613030A (zh) * | 2022-05-05 | 2023-01-17 | 首钢集团有限公司 | 一种具有优良表面质量的汽车用含磷镀锌钢的生产方法 |
CN115613030B (zh) * | 2022-05-05 | 2024-10-18 | 首钢集团有限公司 | 一种具有优良表面质量的汽车用含磷镀锌钢的生产方法 |
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