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JPH0444124Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0444124Y2
JPH0444124Y2 JP16482088U JP16482088U JPH0444124Y2 JP H0444124 Y2 JPH0444124 Y2 JP H0444124Y2 JP 16482088 U JP16482088 U JP 16482088U JP 16482088 U JP16482088 U JP 16482088U JP H0444124 Y2 JPH0444124 Y2 JP H0444124Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
cover
shelf
plate
side cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16482088U
Other languages
English (en)
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JPH0284535U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16482088U priority Critical patent/JPH0444124Y2/ja
Publication of JPH0284535U publication Critical patent/JPH0284535U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0444124Y2 publication Critical patent/JPH0444124Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キヤビネツト内部における側部カバ
ーに関し、更に詳しくは、金属板等を屈曲して作
成してなり、両側板の内面に上下方向の補強杆を
添設して当該側板を補強するとともに、該補強杆
を棚受部としてキヤビネツト両側に位置する左右
の補強杆間に棚板を架設してキヤビネツト内部に
棚空間を形成してなるキヤビネツトにおいて、該
キヤビネツト内部の棚空間に取付けられる側部カ
バーに関する。
〔従来の技術〕
通常、キヤビネツトを構成するには、金属板等
にて作成してなる側板の内側面に、同様に金属板
等を平断面コ字形やロ字形に屈曲形成してなる補
強杆を上下方向に固着して側板を補強するととも
に、該補強杆を棚受部としてキヤビネツト両側に
位置する補強杆間に棚板を架設してキヤビネツト
内に棚空間を段設している。
しかし、前記の如く構成してなるキヤビネツト
においては、各棚空間における側板内面と側板と
の間に前記棚受部としての補強杆の厚みの分だけ
の間隙が形成されるため、棚空間の棚板上に載置
した物品がこの間隙部分に落下したり、又は挟ま
れたりするという構造上の問題があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記のような問題点に鑑み、キヤビネ
ツト内部において、側板内面に添設した補強杆の
内側に側部カバーを取付けることにより、棚空欄
におけるキヤビネツト側板と棚板端部との間に形
成される間隙の当該棚空間への開口部分を閉止
し、棚空間の棚板等に載置してキヤビネツト内に
収納した物品が前記間隙内に落ち込んだり又は該
間隙に挟まれたりすることを防止しうるととも
に、この側部カバーをキヤビネツト内部に簡単且
つ確実に取付可能とした、キヤビネツト内部にお
ける側部カバーを提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するために、側板内
面の前後に上下方向の補強杆を添設し、左右両側
板の補強杆間に棚空間を形成してなるキヤビネツ
トの内部に取付ける側部カバーとして、金属板等
にて作成してなり、前記棚空間における側板内面
をほぼ被覆しうる大きさの板状カバー本体の前部
側面に後向き係合爪を立起形成するとともに、前
記カバー本体の上下端縁を略水平に側方へ折曲延
設して上下折曲辺を形成し、該上下折曲辺後端に
後向き係合突片を形成してなり、前記カバー本体
前部の係合爪及び上下折曲辺後端の係合突片をそ
れぞれ前記キヤビネツト側板の前補強杆の内側面
に設けた係合孔及び後補強杆の前側面に設けた係
合孔に係合させて前後補強杆の内側に取付け、前
記カバー本体の適所をキヤビネツト適所にネジ止
め等の固定手段にて固定してキヤビネツト内部に
おける側部カバーを構成した。
そして前記側部カバーをキヤビネツトへ固定す
るに際しては、カバー本体を左右の側板補強杆間
に架設してなる側板にネジ固定することにより、
該棚板の強度を向上させうる。
〔作用〕
本考案に係るキヤビネツト内部における側部カ
バーは前記の如く構成してなり、これをキヤビネ
ツト内部に取付けるには、該側部カバーをキヤビ
ネツト前面開口部からキヤビネツト内に形成され
た棚空間に挿入し、カバー本体に形成した係合爪
及び係合突片をキヤビネツト側板の前後補強杆に
設けた各係合孔に斜め側方から挿入して該カバー
本体にて当該棚空間の側面をほぼ被覆した状態に
取付け、前記カバー本体部分をキヤビネツトにネ
ジ止め等にて固定することにより、当該棚空間に
おける側板内面と棚板側端部との間に形成される
間隙の当該棚空間への開口部を閉止して、該開口
部からの物品落下を防止する。
〔実施例〕
以下、添付図面の実施例に基づいて本考案を更
に詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るキヤビネツト内部にお
ける側部カバーを採用してなるキヤビネツトの1
実施例を示し、図中2はキヤビネツト側板部、3
は天板部、4は底板部、5棚板であり、前記天板
部3、底板部4間に配設した棚板5にてキヤビネ
ツト内部に各棚空間7を形成している。
前記キヤビネツト側板部2は、第2図に示す如
く、金属板等を屈曲して背板8と一体に形成して
なる側板21の前端部を内側に平面視略コ字形に
屈曲して前框部22を形成し、該前框部22には
金属板等を平面視略コ字形に屈曲形成してなる前
補強杆6の前部を重合した状態で側板21の上下
方向に溶着等にて固着するとともに、側板21の
内面後部には同様金属板を平断面略コ字形に屈曲
形成してなる後補強杆6′を上下方向に固着して
いる。そして、前記前後両補強杆6,6′を棚受
部とし、キヤビネツトの左右に位置する両側の補
強杆間に棚板5を架設して該棚板5と底板部4又
は天板部3との間に棚空間7を形成してなる。
前記の如く構成してなるキヤビネツト内部にお
いては、側板21内面と棚板5又は底板部4等の
側端部との間に棚受部としての補強杆6及び6′
の厚みにより間隙9が形成される。そこで、本考
案においては、各棚空間7側部に位置する補強杆
6及び6′の内側に側部カバー1を取付けて前記
間隙9の当該棚空間への開口部を閉止することに
より、棚空間7における棚板5又は底板部4上に
載置してキヤビネツト内に収納される物品が前記
間隙9内に落下したり、挟まれたりすることを防
止してなるものである。
前記側部カバー1は、金属板等にて作成してな
り、例えば図示した実施例の如く、底板部4と棚
板5、又は棚板5と天板部3との間に形成される
各棚空間7の高さ及びキヤビネツト内部の奥行き
とに対応する大きさとした平板状のカバー本体1
1の前部側面に、該カバー本体11から切り起し
て後向きの係合爪を立起形成するか、又は、図例
の如く、カバー本体11の前端縁を後方に折り返
し、該折り返し辺12の端縁に上下の係合爪1
3,13をカバー本体11から斜め後方へ立起形
成するとともに、前記本体カバー11の上下端縁
をそれぞれ略水平側方へ前記キヤビネツトの側板
補強杆6,6′の厚み、即ち間隙9の幅に対応す
る長さに折曲して上下折曲辺14,14を形成
し、該上下両折曲辺14,14の後端部に後向き
係合突片15,15形成している。又、図示した
ものは前記カバー本体11の後端縁を前記折曲辺
14突出方向へ折曲して側板21への当止辺16
を形成している。
一方、キヤビネツトにおける側板21内面に固
着した前後の補強杆6,6′には、前補強杆6の
内側面61に上下の係合孔62,62を形成する
とともに、後補強杆3′の前側面65に上下の係
合孔66,66を形成している。
上記の如く構成してなる側部カバー1をキヤビ
ネツトにおける各棚空間7に取付けるには、該側
部カバー1をキヤビネツトの前面開口部から各棚
空間7内に挿入し、第4図及び第7図、第8図に
示す如く該側部カバー1の前後の係合爪13及び
係合突片15を前後の補強杆6及び6′に設けた
各係合孔62及び66に斜め側方から挿入して係
合することにより、前後補強杆6,6′の内側に
側部カバー1を取付けた後、該側部カバー1のカ
バー本体11部分をネジ10、又はリベツト等の
適宜固定手段にて例えば第2図に示した如く前補
強杆6へ固着してなるのである。
上記の如く構成してなる本考案に係るキヤビネ
ツト内部の側部カバー1によれば、該側部カバー
1によりキヤビネツトの側板21内面に各棚板5
又は底板部4の側端部との間に形成される間隙9
の棚空間7への開口部を閉止することにより、キ
ヤビネツト内部の各棚空間7に収納した物品が前
記間隙9内に落ち込むのを防止する。そして、前
記側部カバー1の取付けは、該側部カバー1に設
けた係合爪13及び係合突片15を側板補強杆
6,6′に設けた係合孔62及び66に挿入して
係合するだけで簡単に取付可能であるとともに、
これをキヤビネツトへ固定するには該側部カバー
1の適所をただ一箇所でキヤビネツトへネジ止め
等して固定するだけでガタツキなく確実に位置固
定可能であり、該側部カバー1のキヤビネツトへ
の取付けは極めて簡単な操作で行うことができ
る。そして、前記側部カバー1を取付けることに
より、キヤビネツト全体の強度を向上させること
もできる。
又、前記の如きキヤビネツトにおいては、第3
図の如く棚板5は金属板等にて作成してなり、そ
の周縁部を屈曲51して強度をもたせた構造とし
ているが、その側端屈曲縁51に図示しないロツ
ク装置等を取付けるための切欠52を形成してお
り、該切欠部52において棚板5の強度がやや弱
くなる。そこで、図示の如く前記側部カバー1を
取付けるに際して、該当該棚板5の側端屈曲縁5
1における前記切欠部52に立ち上がり片53を
設けておき、これに側部カバー1をネジ止め固定
すれば、該側部カバー1のキヤビネツトへの固定
と同時に前記棚板5を補強しうるという効果を奏
するものであり、これによりキヤビネツトとして
の強度をより一層向上させうるのである。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案に係るキヤビネツト内部に
おける側部カバーは、キヤビネツト内部における
キヤビネツト側板内面と棚板側端部との間に形成
される間隙の棚空間への開口部を閉止することに
より、当該棚空間の棚板上等に載置した物品が前
記間隙内に落下したりするのを防止可能であると
ともに、キヤビネツト全体の強度を向上させるこ
とができる。そして、前記側部カバーの取付け
は、該側部カバーに設けた係合爪及び係合突片を
キヤビネツトの側板補強杆に設けた係合孔に係合
して補強杆の内側に取付け、キヤビネツトに対し
てただ一箇所においてネジ止め等の適宜手段にて
位置固定するだけで簡単、且つ確実にキヤビネツ
ト内に固着することができる。更には、該側部カ
バーをキヤビネツト内に固定するに際して、棚板
に設けられロツク機構等取付のための切欠部分に
立ち上がり片を設けておき、該立ち上がり片へ前
記側部カバーを固定手段にて固定すれば、側部カ
バーのキヤビネツト内への固定と同時に当該棚板
の強度を向上しうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るキヤビネツト内部におけ
る側部カバーを採用してなるキヤビネツトの一実
施例を示す斜視図、第2図、第3図は前記側部カ
バー取付けの実施例を示す要部拡大斜視図、第4
図は前記側部カバーのキヤビネツトへの取付状態
を示す平断面図、第5図は第2図に示した側部カ
バーのキヤビネツトへの取付状態を示す側断面
図、第6図は第3図に示した側部カバーのキヤビ
ネツトへの取付状態を示す側断面図、第7図はキ
ヤビネツト側板部の前部における側部カバー取付
状態を示す拡大平断面図、第8図はキヤビネツト
側板部の後部における側部カバー取付状態を示す
拡大平断面図である。 1……側部カバー、2……側板部、3……天板
部、4……底板部、5……棚板、6……前補強
杆、6′……後補強杆、7……棚空間、8……背
板、9……間隙、10……ネジ、11……カバー
本体、12……折り返し辺、13……係合爪、1
4……折曲辺、15……係合突片、16……当止
辺、21……側板、22……前框部、51……屈
曲縁、52……切欠、53……立ち上がり片、6
1……補強杆内表面、62……係合孔、65……
補強杆前表面、66……係合孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 側板内面の前後に上下方向の補強杆を添設
    し、左右両側板の補強杆間に棚空間を形成して
    なるキヤビネツトの内部に取付ける側部カバー
    として、 金属板等にて作成してなり、前記棚空間にお
    ける側板内面をほぼ被覆しうる大きさの板状カ
    バー本体の全部側面に後向き係合爪を立起形成
    するとともに、前記カバー本体の上下端縁を略
    水平に側方へ折曲延設して上下折曲辺を形成
    し、該上下折曲辺後端に後向き係合突片を形成
    してなり、前記カバー本体前部の係合爪及び上
    下折曲辺後端の係合突片をそれぞれ前記キヤビ
    ネツト側板の前補強杆の内側面に設けた係合孔
    及び後補強杆の前側面に設けた係合孔に係合さ
    せて前後補強杆の内側に取付け、前記カバー本
    体の適所をキヤビネツト適所にネジ止め等の固
    定手段にて固定してなるキヤビネツト内部にお
    ける側部カバー。 2 カバー本体を左右の側板補強杆間に架設して
    なる棚板にネジ固定してなることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のキヤビネ
    ツト内部における側部カバー。
JP16482088U 1988-12-19 1988-12-19 Expired JPH0444124Y2 (ja)

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JP16482088U JPH0444124Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19

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JPH0284535U JPH0284535U (ja) 1990-06-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2869426B2 (ja) * 1992-03-09 1999-03-10 コクヨ株式会社 スチール家具

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JPH0284535U (ja) 1990-06-29

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