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JPH0439299A - バッテリ式産業車両における油圧装置 - Google Patents

バッテリ式産業車両における油圧装置

Info

Publication number
JPH0439299A
JPH0439299A JP14518890A JP14518890A JPH0439299A JP H0439299 A JPH0439299 A JP H0439299A JP 14518890 A JP14518890 A JP 14518890A JP 14518890 A JP14518890 A JP 14518890A JP H0439299 A JPH0439299 A JP H0439299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilot
lift
pressure
hydraulic
lift cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14518890A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Sugiyama
杉山 昭司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP14518890A priority Critical patent/JPH0439299A/ja
Publication of JPH0439299A publication Critical patent/JPH0439299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B21/00Common features of fluid actuator systems; Fluid-pressure actuator systems or details thereof, not covered by any other group of this subclass
    • F15B21/14Energy-recuperation means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はバッテリ式産業車両における回生用油圧装置
に関するものである。
[従来の技術] 荷役用油圧装置のポンプを駆動する電動機を備えたバッ
テリ駆動式産業車両、例えばバッテリフオークリフトに
おいては、リフトシリンダからの戻り油によりモータと
して機能する油圧ポンプを使用し、電動機を発電機とし
て作用させてバッテリの回生を行わせるものがある。
前記のような回生式油圧装置として、本出願人は特願平
1−122584号において第6図に示すものを提案し
ている。即ち、リフトレバー51及びティルトレバー5
2の操作方向を検出したリミットスイッチLSI、LS
2及び両レバー51゜52の操作量を検出したポテンシ
ョメータSl。
S2の信号に基いてコントローラ53が誘導電動機54
を回転駆動し、油圧ポンプ55が駆動されて、オイルタ
ンクTから回生用逆止弁56を介して作動油が汲み上げ
られる。
そして、ティルトレバー52の操作に基きティルト用制
御弁57が切換制御されると、ティルトシリンダ58に
作動油が供給されてこれが伸縮され、フォークのティル
ト動作が行われる。
また、リフトレバー51の上昇操作に基づきa位置に保
持されるリフト用制御弁59を介して油圧ポンプ55と
リフト用管路60とか連通され、同リフト用管路60か
らリフトシリンダ61に作動油が供給され、フォークが
上昇される。
さらに、リフトレバー51の下降操作に基づきリフト用
制御弁59がC位置にあって、フォークが無負荷又は軽
負荷で、戻り油圧がポンプ55をモータとして機能させ
得ない時には、フォークの負荷によりリフトシリンダ6
1からの戻り油が前記リフト用制御弁59を経て帰還用
管路66に圧送される。そして、帰還用管路66から分
岐された分岐管路68はb位置に保持された切換弁68
にてドレイン管路69に連通されており、戻り油は帰還
用管路66から分岐管路68を経てドレイン管路69に
流れ、ポンプ55内に流入してこれを回転させることは
ない。従って、低圧の戻り油によりポンプ55を介して
電動機54が回転されてバッテリ70の電力が無駄に消
費されることが回避される。
また、リフトレバー51の下降操作に基づきリフト用制
御弁59がC位置にあって、フォークの重負荷時に戻り
油圧がポンプ55をモータとして機能させ得る時には、
リフトシリンダ61からの戻り油がリフト用管路60内
を昇圧する。すると、同リフト用管路60に接続された
パイロット管路71内に発生したパイロット圧により切
換弁68がb位置からa位置に切換えられ、分岐管路6
7はドレイン管路69から遮断される。このため、帰還
用管路66からポンプ55に供給される高圧の戻り油の
圧力によりポンプ55は油圧モータとして機能して電動
機54を回生駆動する。これにより、電動機54は発電
機として機能して、コントローラ53を介してバッテリ
70を充電させるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] そして、重負荷のフォークが上昇位置に保持されている
時には、リフトシリンダ61内の作動油の圧力は高くな
っている。そして、フォークを下降させるべく、リフト
レバー51を下降操作し、リフト用制御弁59をC位置
に切換えると、当初はリフトシリンダ61内からリフト
用管路60内にはリフトシリンダ61内の高圧の作動油
、即ち戻り油が流れる。これにより、第7図に示すよう
に、戻り油は下降初期では高圧状態(領域h)を維持す
る。この時、パイロット管路7I内に発生したパイロッ
ト圧により切換弁68はa位置に保持されて高圧の戻り
油によりポンプ55がモータとして機能され、バッテリ
70の回生が行われる。
次いで、リフトシリンダ61からリフト用管路60内を
流れる戻り油の圧力は反動により一気に下降した(下降
点l)後に、フォークの負荷の応じた値付近で脈動を繰
り返しす(領域m)。
そして、パイロット管路71内のパイロット圧はリフト
用管路60内の圧力に相応して変動し、戻り油圧が下降
点lの時にはパイロット圧が発生することはなく、切換
弁68はb位置に切換えられて、戻り油がポンプ55に
流れることはなくタンクTに回収される。
また、戻り油が領域mにおいて脈動している時には、油
圧が設定圧を挟んで上下することがあり、この時にはパ
イロット圧が立ったり、立たなかったりする。従って、
リフトレバーの操作性が悪くなりとともに、切換弁68
が振動して、戻り油が高圧にも拘わらずバッテリの安定
した回生が行われない。
さらに、フォークが下降位置に保持されている時に、リ
フトレバー51を上昇操作してリフトシリンダ61を伸
長させると、ポンプ55の吐出圧が上昇を開始する。す
ると、第8図に示すようにリフト用管路60内に生ずる
作動油の踊りに基づく油圧の脈動が発生する。従って、
パイロット管路71を介して切換弁68のパイロットポ
ートに付与されるパイロット圧が大きく変化し、同切換
弁68が振動して騒音が発生するため、良好な作業環境
の妨げになる。
この発明は上記した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は荷役部材が重負荷で下降された時
、リフトレバーの安定した操作性及びバッテリの安定し
た回生を保証するとともに、荷役部材が重負荷で上昇さ
れる時には、騒音や振動の発生を回避して良好な作業環
境を確保することができるバッテリ式産業車両における
油圧装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は上記した目的を達成するために、荷役部材を
昇降させるためのリフトシリンダと、前記リフトシリン
ダに作動油を供給するとともに、リフトシリンダが収縮
された時、リフトシリンダから帰還される戻り油の圧力
値が所定値を越えた時、同戻り油にて回転駆動され、油
圧モータとして機能する油圧ポンプと、前記リフトシリ
ンダと油圧ポンプとの間に介装され、リフトシリンダを
伸縮させるリフト用制御弁と、前記油圧ポンプに作動連
結され、かつバッテリがら供給される電力にて駆動され
て前記油圧ポンプを回転させるとともに、油圧ポンプに
より回転されてバッテリの電力回生を行う電動機とを備
えたバッテリ式産業車両における油圧装置において、前
記戻り油の帰還路内に配設され、戻り油の帰還路を油圧
ポンプ側及びドレイン側に選択的に切換接続させる帰還
路切換弁と、前記リフトシリンダの伸長時及び収縮時に
、リフトシリンダ内の油圧値に相当するパイロット圧に
より帰還用切換弁を切換制御する切換制御手段と、前記
リフトシリンダが伸縮された時、リフト用制御弁とリフ
トシリンダとの間における油圧値の脈動に基づくパイロ
ット圧の不規則な変動を吸収する変動吸収手段とを設け
たことをその要旨とする。
[作用] 切換制御手段はリフトシリンダの伸長時及び収縮時に、
リフトシリンダ内の油圧値に相当するパイロット圧によ
り帰還用切換弁を切換制御することにより、戻り油の帰
還路を油圧ポンプ側及びドレイン側に選択的に切換接続
させ、この時に変動吸収手段はリフト用制御弁とリフト
シリンダとの間における油圧値の脈動に基づきパイロッ
ト圧の不規則な変動を吸収する。
[実施例] 以下、この発明をバッテリ式フォークリフトの油圧回路
に具体化した第1の実施例を図面に従って詳述する。
第1図において、油圧ポンプ1はオイルタンクT内に貯
留された作動油を供給用管路2の回生用逆止弁3を介し
て吸上げたのち、フォーク駆動用油圧回路H内の主管路
4に吐出する。前記主管路4にはリフト用制御弁5が配
設され、同リフト用制御弁5はフォークの昇降及び停止
を指示するリフトレバー6の上昇、中立及び下降操作位
置に対応して、a、b、cの3つの位置に切換可能にな
っている。
前記リフト用制御弁5は位置切換えによりリフトシリン
ダ7のボトム室7a内の作動油の量を制御して同シリン
ダ7を伸縮させるものであり、リフトレバー6の上昇操
作位置に基くa位置(第2図(a))において、主管路
4とリフト用管路8とを連通させ、油圧ポンプ1からリ
フトシリンダ7のボトム室7aに作動油を供給させるこ
とにより同リフトシリンダ7を伸長させる。
さらに、前記リフト用制御弁5はリフトレバー6の中立
位置に基くb位置(第1,5図)では、リフト用管路8
を主管路4及び帰還用管路9がら遮断し、リフトシリン
ダ7内の作動油の流量の変動を防止して、これを収縮さ
せることなく保持するとともに、主管路4を下流側に開
放するようになっている。
また、前記リフト用制御弁5はリフトレバー6の下降操
作位置に基くC位置(第3図(a)、第4図)において
、リフト用管路8と帰還用管路9とを連通させる。前記
帰還用管路9にはリフトシリンダ7からリフト用制御弁
5を経て帰還する戻り油の通過流量を制限する流量制御
弁10が配設されている。前記流量制御弁10はフォー
クの軽負荷時の戻り油の流量を調整し、シリンダ7を適
正な速度で収縮させる。そして、戻り油の圧力(リフト
シリンダ7内の油圧力)が予め設定したポンプ駆動圧力
(以後、設定値という)以上になると、戻り油は帰還用
管路9からポンプ1内に流入してこれを回転駆動する。
さらに、前記帰還用管路9からは流量制御弁10の下流
において迂回管路りが分岐され、この迂回管路りにはa
、b位置に切換可能なパイロット制御式切換弁11が設
けられている。この切換弁11は常にはバネ圧によって
ホームポジションのb位置に保持され、前記迂回管路り
を常には開放して、帰還用管路9をドレイン管路12か
らタンクTに連通させている。
前記切換弁11のパイロットポートにはポート加圧用パ
イロット管路19が接続され、リフト用制御弁5から延
び、かつ逆止弁14及びオリフィス15を備えた圧抜き
用パイロット管路13が接続点Xよりこのポート加圧用
パイロット管路19に接続されている。前記圧抜き用パ
イロット管路13はリフト用制御弁5がa位置にある時
(第2図(a))には、制御弁5内の連通路Jaを介し
て主管路4及びリフト用管路8に、制御弁5がb位置に
ある時には (第1,5図)、制御弁5の連通路Jbを
介してリフト用管路8に対してそれぞれ接続され、さら
に制御弁5がC位置にある時(第3,4図)には、主管
路4及びリフト用管路8のいずれからも遮断される。
前記リフト用管路8から圧抜き用パイロット管路13と
平行に延びる閉鎖用パイロット管路16がパイロット操
作式の駆動用逆止弁17及びこれとは逆方向への流体の
流れを許容する逆止弁18を介して接続点X、即ち切換
弁11に接続されている。
前記切換弁11に対して接続点Xより連通されたポート
減圧用管路20はパイロット操作式の封鎖用逆止弁21
を介してドレイン管路12に接続され、前記封鎖用逆止
弁21が常には封鎖されてドレイン管路12に対して遮
断されて、切換弁11に付与されたパイロット圧がドレ
イン管路12内に流出することを防止している。
前記逆止弁17の開放側には作動用パイロット管路24
が接続され、さらに同作動用パイロット管路24とドレ
イン管路12とがオリフィス22を備えた退避用パイロ
ット管路23にて接続されている。
第2図(a)に示すように、リフト用制御弁5がa位置
にある時、主管路4は制御弁5内の連絡路Gより作動用
パイロット管路24を介して駆動用逆止弁17に対し開
放側から接続される。そして、リフト用管路8から作動
用パイロット管路24に伝達されたパイロット流体P、
は退避用パイロット管路23のオリフィス22によりド
レイン管路12への流出が阻止されて、逆止弁17に開
放圧を加えて、逆止弁17を開放すると、リフト用管路
8からフォ・−りの負荷に相当する圧力のパイロット流
体P2がパイロット管路16内から接続点Xに流れる。
このパイロット流体P2が流れる方向は逆止弁18、逆
止弁21にて規制され、切換弁11にパイロット圧が伝
達されてこれかa位置に切換えられる。
また、第3図(a)、第4図に示すように、リフトレバ
ー6の下降操作に基ついてリフト用制御弁5がC位置に
切換えられると、リフト制御弁5の連絡路Kか連絡用パ
イロット管路25を介して操作用パイロット管路26に
連通される。この操作用パイロット管路26はオリフィ
ス01を備えた退避用パイロット管路26aを介してド
レイン管路12に接続されている。さらに、操作用パイ
ロット管路26は接続点Wにおいて、パイロット操作式
逆止弁27側及び封鎖用逆止弁21の開放側の2方向に
分岐され、逆止弁27の開放側には切換用パイロット管
路28を介して迂回管路りに対し接続点Zにおいて接続
されている。そして、帰還用管路9内の戻り油の圧力が
設定値以上の時には、迂回管路りの接続点Zが昇圧され
、第3図(a)に示すようにパイロット管路28内をパ
イロット流体P3が流れ、これのパイロット圧により逆
止弁27が開放される。
そして、リフト用管路8から連絡用パイロット管路25
内に流れるパイロット流体P4はオリフィス01にてド
レイン管路12への流通が阻止され、操作用パイロット
管路26内に流れる。そして、パイロット流体P4は開
放された逆止弁27を介してドレイン管路12内に吸収
され、封鎖用逆止弁21に開放圧が付与されることはな
く、逆止弁21は閉鎖状態に維持される。そして、接続
点X近傍にパイロット流体P2が滞留されて圧力が変化
されることなく切換弁11が8位置に保持される。
前記切換弁11はC位置にある時、迂回管路りを閉鎖す
るため、リフトシリンダ7からの戻り油を流量制御弁1
0を介して供給用管路2の回生用逆止弁3及び油圧ポン
プ1間に帰還させ、回生用逆止弁3にてタンクTへの流
通が遮断された戻り油は油圧ポンプ1内に流入して同ポ
ンプ1を回転駆動する。
前記リフトレバー6が下降操作されてリフト用制御弁5
がC位置にあり、かつリフト用管路8内における戻り油
圧が設定値を下回る時には、第4図に示すように迂回管
路りの接続点Zを昇圧させることはなく、切換用パイロ
ット管路28内にパイロット圧が発生することはない。
従って、逆止弁27は閉鎖状態に保持される。そして、
連絡用及び操作用パイロット管路25.26からのパイ
ロット流体P、が封鎖用逆止弁21に開放圧を加えてこ
れを開放する。そして、加圧用パイロット管路19のパ
イロット流体P2が開放された逆止弁21を介してドレ
イン用管路12に流入し、切換弁11から閉鎖圧力が解
除され、この切換弁11か5位置に切換えられ、迂回管
路りを開放する。このため、リフトシリンダ7から帰還
する設定値より低圧の戻り油が、ポンプlの内部抵抗の
大きな帰還用管路9を避けてドレイン用管路12に流れ
、タンクT内に回収される。
第1図に示すように、前記主管路4にはリフト用制御弁
5の下流側においてティルト用制御弁30が配設され、
フォークの前傾及び後傾動作を指示するティルトレバー
29の前傾、中立及び後傾操作位置に対応してティルト
用制御弁30がa。
b、cの3位置に切換駆動されるようになっている。
前記ティルト用制御弁30は8位置又は5位置の切換え
によりティルトシリンダ31の前室31a及び後室31
bに連通する後傾用管路32及び前傾用管路33と、主
管路4に接続されたティルト用管路34及びドレイン用
管路12を介してタンクTに接続された排出用管路35
とを選択的に接続させ、ティルトシリンダ31の伸縮を
行い、フォークの前後傾を行う。
なお、本実施例ではリフトレバー6とティルトレバー2
9とが同時操作された時には、リフト制御弁5及びティ
ルト制御30は同時に切換えられ、リフトシリンダ7及
びティルトシリンダ31の伸縮によりフォークは昇降及
び傾動を同時に行うようになっている。
さて、上記した油圧回路を駆動する電気的構成について
以下に説明する。
前記リフトレバー6の上昇、中立及び下降の操作位置は
リミットスイッチよりなるリフト操作位置センサ36に
て検出されるとともに、同リフトレバー6の上昇位置及
び下降位置における操作量はポテンショメータよりなる
リフト操作量センサ37にて検出され、その検出信号は
コントローラ38に出力される。
また、前記ティルトレバー29の前傾、中立及び後傾位
置はリミットスイッチよりなるティルト操作位置センサ
39にて検出されるとともに、同レバー29の前傾位置
及び後傾位置における操作量はポテンショメータよりな
るティルト操作量センサ40にて検出され、各検出信号
をコントローラ38に出力する。
前記コントローラ38はバッテリ41の駆動電源を制御
して誘導電動機42に電力を供給し、さらに同電動機4
2は油圧ポンプ1に作動連結されている。そして、油圧
ポンプ1が設定値以上の戻り油圧にて回転されると、こ
れに伴って回転する電動機42がコントローラ38を介
してバッテリ41を回生ずる。
前記コントローラ38はリフト操作位置センサ36の検
出結果に基づき、リフトレバー6が上昇操作されている
と判断すると、リフト操作量センサ37の検出値に対す
る電動機42の回転速度を演算する。同様にコントロー
ラ38はティルト操作量センサ40の検出値に対する電
動機42の回転速度を演算する。
即ち、リフトレバー6のみが上昇操作されたときには、
リフトレバー6の操作量に対する回転速度指令値が、テ
ィルトレバー29のみが操作されたときにはティルトレ
バー29の操作量に対する回転速度指令値が予め定めら
れたプログラムデータに基いて演算される。
また、同時にリフトレバー6の上昇操作及びティルトレ
バー29の操作が行われた時に、コントローラ38は各
操作量に対応する回転速度指令値を演算し、これら2つ
の回転速度指令値の中で大きい方の回転速度指令値を電
動機42の回転数として設定するようになっている。
そして、コントローラ38は演算された回転速度指令値
に基いてバッテリ41から電動機42に供給される電力
を制御して、前記回転速度指令値に従う回転速度で電動
機42を駆動して油圧ポンプ1の吐出量を調整する。即
ち、リフトレバー6の上昇方向への操作量及びティルト
レバー29の操作量に応じてフォークの上昇速度及びマ
ストの傾動速度を制御する。
さて、前記のように構成した油圧装置の作用について以
下に説明する。
今、第2図(a)に示すように、フォークを上昇させる
べく、リフトレバー6を上昇操作すると、リフト用制御
弁5がa位置に保持され、リフトレバー6の操作量に従
う回転速度指令値で回転される電動機42、即ちポンプ
1から吐出される作動油がリフト用制御弁5、リフト用
管路8を介してリフトシリンダ7に供給され、これを伸
長させてフォークを上昇させる。
同時に、リフト用制御弁5内の連絡路Gから作動用パイ
ロット管路24を介して迂回パイロット管路23内に流
れるパイロット流体P+か駆動用逆止弁17を開放し、
閉鎖用パイロット管路16を介し接続点Xよりポート加
圧用パイロット管路19にパイロット流体P2が流れる
。これによりb位置にある切換弁11のパイロットポー
トが加圧され、同切換弁11がa位置に切換えられる。
そして、このパイロット流体は封鎖用逆止弁21にて退
路が封鎖されているところから加圧用パイロット管路1
9に滞留し、切換弁11をa位置に保持し続ける。
前記したリフトレバー6の上昇操作開始時には、ポンプ
1の作動に伴って主管路4からリフト用制御弁5を経て
リフト用管路8内に流れる作動油には踊りが発生する。
これにより、第8図に示すようにリフト用管路8内の圧
力には脈動が生じる。
そして、リフト用管路8内の圧力が瞬間的に所定値を上
回ると、第2図(b)に示すようにこの過剰圧力骨に相
当する量のパイロット流体P2が圧抜き用パイロット管
路13に流出し、オリフィス15及び逆止弁14を介し
てリフト用制御弁5の連絡ポートJ、から既に管路内圧
力が低下されたリフト用管路8内に吸収される。これに
より切換弁11にかかるパイロット圧が平均化され、切
換弁11の振動及びこの振動に基づく騒音の発生が防止
される。また、リフト用管路8内の圧力が所定値より低
い時には、パイロット流体P2は逆止弁14を抜けるこ
となく、切換弁11を保持する圧力を加える。
前記リフトレバー6を上昇位置から中立位置に切換操作
すると、第1,5図に示すようにリフト用制御弁5はb
位置に切換えられ、リフト用管路8と作動用パイロット
管路24とが遮断され、逆止弁17は閉鎖されることに
より、加圧用パイロット管路19への圧油の供給は停止
される。
この状態では連絡用パイロット管路25は主管路4及び
リフト用管路8から遮断されているので逆止弁21は閉
鎖状態のままに保持される。
同時に、リフト制御弁5内の連通路Jbを介してリフト
用管路8と圧抜き用パイロット管路13とが連通される
。従って、圧抜き用パイロット管路13にはリフト用管
路8からフォークの負荷に相当する圧力が加わり、この
力を逆止弁14の閉鎖側に加える。このため、加圧用パ
イロット管路19内の圧力は退避不能となり、結果とし
てこのフォークの負荷に応じた圧力により切換弁11が
制御され、フォークが重負荷の時にはa位置に(第5図
)、フォークが無負荷、軽負荷の時にはb位置(第1図
)に切換えられる。
この時、第2図(C)に示すように、作動用パイロット
管路24内に滞留するパイロットロット流体P1は退避
用パイロット管路23からドレイン管路12に流れるた
め、逆止弁17は開放側への圧力が排除され、確実に閉
鎖される。
そして、フォークが重負荷である時に、中立位置にある
リフトレバー6を下降操作して、第3図(a)に示すよ
うにリフト用制御弁5をC位置に切換えると、リフトシ
リンダ7からリフト用管路8内に流入する戻り油圧は設
定値を超える。この戻り油はリフト用制御弁5及び帰還
用管路9から迂回管路りの接続点Zを昇圧し、これに基
づくパイロット流体P3が開放用逆止弁27に開放側か
ら圧力をかけてこれを開放する。
このため、リフト用制御弁5の連絡路Kから連絡用パイ
ロット管路25を介して操作用パイロット管路26に流
れる逆止弁27を通過してパイロット流体がドレイン管
路12に排圧される 従って、封鎖用逆止弁21に開放
用圧力が働くことはなく、加圧用パイロット管路19の
パイロット流体P2の圧力が変化が生じることはない。
従って、切換弁11はa位置に保持される。
よって、高圧の戻り油が予めa位置に保持された切換弁
11よりドレイン管路12への流れが断たれ、帰還用管
路9にから主管路4に流れる。そして、タンクT側への
連通が回生用逆止弁3にて封鎖されているところから、
この高圧の戻り油がポンプ1内に圧送され、ポンプ1を
回転させ、これに追従して回転する電動機42が発電機
として機能し、コントローラ38を介してバッテリ41
が充電される。
前記したように、フォークが重負荷の状態でリフトレバ
ー6を中立位置から下降位置に切換操作されると、第7
図に示すように、リフト用管路8内において戻り油の流
通開始直後には一時的に圧力が大きく低下する。そして
、この圧力低下に基づいて分岐管路りの接続点Zに生じ
るべき圧力が立たなくなり、逆止弁27が閉鎖される。
この時、連絡用パイロット管路25からのパイロット流
体P4の圧力はオリフィス02にてその伝達速度が規制
され、即座に下流に伝わることはない。そして、リフト
用管路8内の圧力が上昇した後に、即ち分岐管路りの接
続点Zに圧が立って逆止弁27が開放された後に、最下
降圧力のパイロット流体P4がオリフィス02を通過す
る。これにより、逆止弁27を通過したパイロット流体
P4はドレイン管路12に抜けることになり、フォーク
の重負荷時に高圧の戻り油かドレイン管路12に流出す
ることはなく、確実にポンプ1内に流入する。
さらに、第4図に示すようにフォークが無負荷、軽負荷
の状態でリフトレバー6を中立位置から下降位置に切換
操作した場合に、戻り油圧か電動機42を発電機として
機能させ得ない時は、予め切換弁11がb位置に切換え
られている。そして、迂回管路りの接続点Zに圧が立つ
ことはなく、開放用逆止弁27が開放されることはない
。従って、操作用パイロット管路26内のパイロット流
体P、が封鎖用逆止弁21を開放して、加圧用パイロッ
ト管路19内に滞留するパイロット流体をドレイン管路
12に流出させる。このため、既にb位置に切換られた
切換弁11は状態変化がなく、切換動作に伴う振動等が
回避される。
そして、低圧の戻り油が切換弁11を介してドレイン管
路12内に流れる。このため、低圧の戻り油がポンプ1
、即ち電動機42を回転させることなく、バッテリ41
の無駄な電力消費が回避される。
さらに、リフトレバー6を下降位置から中立位置に切換
操作すると、第3図(b)に示すように連絡用パイロッ
ト管路25及び操作用パイロット管路26内に滞留する
パイロット流体P4は退避用パイロット管路25aから
ドレイン管路12に抜けるため、逆止弁21が開放され
ることはなく、加圧用パイロット管路19内の圧力に変
動が生ずることはない。このため、切換弁11が振動す
ることなく安定した切換操作が実現される。
上記したように、この実施例では、重負荷で中立位置に
保持されたフォークが下降され、戻り油の踊りに基づき
油圧に脈動が生じ、油圧が異常低下した時、分岐回路り
の接続点Zの降圧に従って逆止弁27が閉鎖されるもの
の、作動用パイロット管路24内を流れるパイロット流
体P4はオリフィス02によって流通が規制される。こ
のため、このパイロット流体P4がオリフィス02を通
過した時には、再度接続点Zに圧が立って、逆止弁27
が開放されているため、パイロット流体P4がドレイン
管路12に流出し、逆止弁21の開放側に圧力をかけて
これを開放することはない。従って、切換弁11がa位
置に保持され、高圧の切換弁11はa位置に保持されて
いるため、戻り戻り油によってポンプlを介して電動機
42が回転駆動されるため、バッテリ41の充電が確実
に行われ得る。
さらに、下降位置に保持されたフォークが上昇されると
、作動油の踊りに基づき異常上昇するパイロット圧が圧
抜き用パイロット管路13よりリフト用管路8に吸収さ
れ、切換弁11は振動することなく、フォークの負荷に
応じた位置に保持されて安定した荷役作業が保証される
また、フォークが無負荷、軽負荷で下降する時に、切換
弁11はb位置に保持され戻り油はタンクTに排出され
る。従って、低圧の戻り油によりポンプ1を介して電動
機42が回転され、バッテリ41の電力が無駄に消費さ
れることが回避される。
なお、この発明は上記した実施例に限定されるものでは
なく、例えば、 ■誘導電動機42に代えて直流電動機を採用したり、 ■フォークリフト以外にも産業車両をはじめとする各種
エンジン車両に応用する、 等、発明の趣旨から逸脱しない限りにおいて任意の変更
は熱論可能である。
[効果] 以上詳述したように、この発明によれば、荷役部材が重
負荷で下降された時、リフトレバーの安定した操作性及
びバッテリの安定した回生を保証するとともに、荷役部
材が重負荷で上昇される時には、騒音や振動の発生を回
避して良好な作業環境を確保することができるという優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明おける油圧的及び電気的構成を示す回
路図、第2図(a)はフォーク上昇時における油圧的及
び電気的を示す回路図、第2図(b)はフォーク上昇時
における異常上昇するパイロット圧の圧抜き方法を説明
する油圧回路図、第2図(c)はフォーク上昇時終了時
おける駆動用のパイロット圧の圧抜き方法を説明する油
圧回路図、第3図(a)はフォークの重負荷下降時にお
ける油圧的及び電気的構成を示す回路図、第3図(b)
はフォーク下降終了時おける駆動用のパイロット圧の圧
抜き方法を説明する油圧回路図、第4図はフォークの軽
負荷下降時における油圧的及び電気的構成を示す回路図
、第5図はフォークを上下動させることなく保持した状
態における油圧的及び電気的構成を示す回路図、第6図
は従来例における油圧的及び電気的構成を示す回路図、
第7図はフォーク下降時における作動油の圧力変動を示
す線図、第8図はフォーク下降時における作動油の圧力
変動を示す線図である。 油圧ポンプl、リフト用制御弁5、リフトシリンダ7、
帰還路切換弁としての切換弁11、変動吸収手段として
の圧抜き用パイロット管路13、切換制御手段としての
パイロット管路16,19゜20及び逆止弁21,27
、バッテリ41、誘導電動機42、変動吸収手段として
のオリフィス0□。 特許出願人  株式会社 豊田自動織機製作所代理人 
 弁理士  恩1)博宣(ほか1名)O 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、荷役部材を昇降させるためのリフトシリンダと、 前記リフトシリンダに作動油を供給するとともに、リフ
    トシリンダが収縮された時、リフトシリンダから帰還さ
    れる戻り油圧が所定値を越えた時、同戻り油にて回転駆
    動され、油圧モータとして機能する油圧ポンプと、 前記リフトシリンダと油圧ポンプとの間に介装され、リ
    フトシリンダを伸縮させるリフト用制御弁と、 前記油圧ポンプに作動連結され、かつバッテリから供給
    される電力にて駆動されて前記油圧ポンプを回転させる
    とともに、油圧ポンプにより回転されてバッテリの電力
    回生を行う電動機と を備えたバッテリ式産業車両における油圧装置において
    、 前記戻り油の帰還路内に配設され、戻り油の帰還路を油
    圧ポンプ側及びドレイン側に選択的に切換接続させる帰
    還路切換弁と、 前記リフトシリンダの伸長時及び収縮時に、リフトシリ
    ンダ内の油圧値に相当するパイロット圧により帰還用切
    換弁を切換制御する切換制御手段と、 前記リフトシリンダが伸縮された時、リフト用制御弁と
    リフトシリンダとの間における油圧値の脈動に基づくパ
    イロット圧の不規則な変動を吸収する変動吸収手段と を設けてなるバッテリ式産業車両における油圧装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5649422A (en) * 1994-01-29 1997-07-22 Jungheinrich Aktiengesellschaft Hydraulic lift apparatus for a battery driven lift truck
FR2807020A1 (fr) * 2000-03-04 2001-10-05 Jungheinrich Ag Dispositif de levage hydraulique pour chariots de manutention au sol alimentes par batterie
JP2017040298A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社豊田自動織機 荷役車両の油圧駆動装置

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FR2807020A1 (fr) * 2000-03-04 2001-10-05 Jungheinrich Ag Dispositif de levage hydraulique pour chariots de manutention au sol alimentes par batterie
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