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JPH04367424A - 熱収縮包装方法 - Google Patents

熱収縮包装方法

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Publication number
JPH04367424A
JPH04367424A JP16931791A JP16931791A JPH04367424A JP H04367424 A JPH04367424 A JP H04367424A JP 16931791 A JP16931791 A JP 16931791A JP 16931791 A JP16931791 A JP 16931791A JP H04367424 A JPH04367424 A JP H04367424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
package
exhaust port
discharge port
sealed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16931791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3130333B2 (ja
Inventor
Hideyuki Yamashita
英之 山下
Masaaki Zenibin
昌明 銭瓶
Teruo Tada
照雄 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okura Industrial Co Ltd filed Critical Okura Industrial Co Ltd
Priority to JP03169317A priority Critical patent/JP3130333B2/ja
Publication of JPH04367424A publication Critical patent/JPH04367424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3130333B2 publication Critical patent/JP3130333B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業状の利用分野】本発明は、フィルムの表面に空気
抜きの小孔等を開けずに完全に密封させる熱収縮包装方
法に関するものであり、食品等の被包装物の酸化等によ
るライフサイクルの短縮を防止し、しかも、フィルムの
切断や破袋の起こりにくい包装強度の優れた熱収縮包装
体を提供する熱収縮包装方法に関するものである。
【002】
【従来の技術】熱収縮包装におけるシール方法としては
、静電シール、溶着シール及び溶断シール等がある。 これらのシール方法で完全に密封包装した場合、包装体
内部の空気が封じ込められるため、熱収縮時に内部の空
気が膨張し、包装体が膨れ上がり、被包装物にフィット
した包装体が得られない。そのため、通常は予め熱収縮
性フィルムに空気抜きの小孔を開け、熱収縮させる際に
該小孔より包装体内部の空気を排気させるか、又は、包
装体内部の空気を脱気してから熱収縮させる方法が取ら
れていた。
【003】従来の小孔を開けた熱収縮包装体においては
、熱収縮包装時や輸送時に、上記小孔より亀裂が発生し
破袋を生じたり、或は、埃や湿気が侵入し易いと云う欠
点を有していた。更に、ガスバリヤー性に優れた熱収縮
性フィルムで酸素に敏感な食品等の被包装物を熱収縮包
装しても、該小孔より酸素の透過が行われるため、被包
装物が酸化して変色したり腐敗したりして、そのライフ
サイクルは短くなると云う問題点があった。又、包装体
内部の空気を脱気してから熱収縮させる熱収縮包装方法
は、小孔を開けた場合に発生する問題は解決され、気密
性に優れているが、包装体内部の空気を脱気させるため
の高価な装置や余分な工程が必要になり、しかも、包装
速度が非常に遅くなるため、包装コストが非常に高くな
る。
【004】これらの欠点を解決するために、シール部の
一部に未接合部を設ける方法、又は、空気抜き用の孔を
熱収縮させた後にラベルや粘着テープ等で覆う方法等が
考案されている。しかし、シール部の一部に未接合部を
設ける方法においては、空気抜きに必要な十分な長さの
未接合部を設けた場合、該部分が密封されないために空
気や湿気或は埃等の侵入を防止することが出来ない。 又、空気抜き用の孔をラベルや粘着テープで覆う方法に
おいては、包装装置が複雑になるばかりか、ラベルや粘
着テープが必要になり、包装コストが高く付くと云う欠
点がある。
【005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、密封性に優
れた熱収縮包装体を高速で、しかも、低コストで得られ
る熱収縮包装方法を提供しようとするものである。
【006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、被包装物を
熱収縮性フィルムで熱収縮包装する方法において、被包
装物を熱収縮性フィルムで覆い、開放部をシールする際
に該シールの一部に凸状の排気口を設け、それ以外の開
放部は完全密封シールし、熱収縮トンネル内に送り込み
熱収縮させた後、該排気口を密封させることを特徴とす
る熱収縮包装方法が、上記課題を解決する方法として好
ましいことを見出した。そして、凸状の排気口の密封方
法としては、包装体が熱収縮トンネルを通過した直後で
冷却される前に凸状の排気口を押し圧部材で折り曲げて
包装体に押し圧し、包装体表面に密着させると共に排気
口の内面も密着させる方法が、排気口の突起がなく美観
に優れ、しかも、密封性にも優れている。更に、熱収縮
性フィルムとしてガスバリヤー性に優れたフィルムを用
いると、密封性が更に増し、被包装物のライフサイクル
をより長くするのに効果的である。
【007】即ち、本発明においては熱収縮時に包装体内
部の空気が凸状の排気口から排出されるので熱収縮性フ
ィルムの表面には空気の排出用小孔が必要でない。そし
て、熱収縮性フィルムが熱収縮トンネル内で熱収縮を起
こし、包装体内部の空気が排出された後は、該排気口を
密封する。この際、該排気口は凸状を形成しているので
包装体から突出しており、排気口の溶断シールや溶着シ
ールが行い易い。又、該排気口を押し圧部材で押し圧し
て密封する方法においても、凸状の排気口が折り曲げら
れ、しかも、その内面が密着するので良好なる密封性を
呈する。
【008】以下、図面により本発明を具体的に説明する
。図1は、本発明の方法によって得られた熱収縮包装体
の一例を示す斜視図である。図2は本発明の凸状の排気
口の一部拡大図である。凸状の排気口(4)は、熱収縮
時に空気抜きをスムーズに行うために、更には、熱収縮
性フィルムが熱収縮して被包装物にフィットさせるため
に、その幅(D)は被包装物の形状や大きさにより適宜
選定されればよい。尚、一般には、凸状の排気口を設け
るシール部の長さの5%〜30%程度である。排気口の
幅が小さすぎると、空気の排気が不十分なまま熱収縮が
完了するため、熱収縮性フィルム(2)が被包装物(1
)にフィットした包装体が得られない。又、排気口の幅
が大き過ぎると、熱収縮が完了する前に熱収縮性フィル
ムが被包装物に密着し、熱収縮に必要な熱量が被包装物
に奪われてしまうために、該部分はそれ以上の熱収縮が
起こらず、熱収縮が不均一になってしまう恐れがある。
【009】凸状の排気口(4)の長さ(L)は、溶断シ
ールや溶着シールによって密封する場合には、そのシー
ル方法によって適宜選定されればよい。又は、押し圧部
材で折り曲げて包装体に押し圧する方法によって密封す
る場合には、被包装体の形状等によって適宜選定されれ
ばよい。尚、一般には、10mm〜70mm程度である
【010】シール部(3)に凸状の排気口(4)を設け
るには、図3に示すようなヒートシールバー(5)によ
ってシールする方法がある。即ち、シールする際の溶着
又は溶断シールバーの形状としては、図3に示すように
、凸状の排気口となる部分を寸法(D)だけ開けて2本
のL型シールバー(5)を設置することによって得られ
る。尚、凸状の排気口は、ヒートシールされた後回転式
のカッターによって必要な長さだけ残して先端をカット
することが出来る。
【011】凸状の排気口を密封するには、溶断シールバ
ー又は溶着シールバーを熱収縮トンネル出口に設け、熱
収縮された後にできるだけ被包装物に近い箇所を溶断又
は溶着シールする方法がある。尚、該シール方法につい
ては特に限定されるものではなく、従来一般に行われて
いる方法が利用出来る。凸状の排気口を押し圧部材で折
り曲げて包装体に押し圧し包装体表面に密着させると共
に該排気口の内面も密着させる方法においても特に限定
されるものではないが、熱収縮トンネル通過直後で熱収
縮フィルムが冷却される前に、熱収縮された包装体を回
転式のロール間に通して凸状の排気口を折り曲げると共
に押し圧することによって、図4のような熱収縮包装体
が得られる。この方法によると、凸状の排気口の突起が
なく美観に優れ、しかも、密封性も良好である。尚、こ
の際ロールは加熱ロールを用いるのが好ましい。
【012】
【作  用】本発明の熱収縮包装体は、熱収縮された後
に凸状の排気口が包装体から突起しているので、溶断シ
ールや溶着シールによる密封が容易である。又、凸状の
排気口を押し圧部材で折り曲げて包装体に押し圧する方
法においても、包装体から突起している凸状の排気口が
折り曲げられ、しかも、その内面が密着しているので密
封性が良好である。
【013】
【効  果】本発明の熱収縮包装方法は、高速でしかも
高価な装置を必要としないので包装コストを下げること
が出来る。又、本発明による熱収縮包装体は、空気抜き
用の小孔が包装体の表面にないので、一般的な取り扱い
時や輸送時に破袋を生じることがなく、しかも、完全な
密封性を呈している。そのため、埃や湿気により汚染さ
れないので高級品の包装に好適に利用され、又、空気遮
断性を有しているので腐敗しやすい食品等の包装におい
ては長期間の保存が可能になる。特に、熱収縮性フイル
ムとしてガスバリヤー性に優れたフィルムを用いる際に
、特にその効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法による熱収縮包装体の一例を示す
斜視図
【図2】凸状の排気口の一部拡大図
【図3】シール部に凸状の排気口を設けるシールバーの
形状例を示す斜視図
【図4】凸状の排気口を押し圧部材で折り曲げて包装体
に押し圧する方法によって得られた熱収縮包装体の一例
を示す斜視図
【符号の説明】
1  被包装物 2  熱収縮性フィルム 3  シール部 4  凸状の排気口 5  シールバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被包装物(1)を熱収縮性フィルム(
    2)で熱収縮包装する方法において、被包装物を熱収縮
    性フィルムで覆い、開放部をシール(3)する際、該シ
    ールの一部に凸状の排気口(4)を設け、それ以外の開
    放部は完全密封シールし、熱収縮トンネル内に送り込み
    熱収縮させた後、該排気口を密封させることを特徴とす
    る熱収縮包装体。
  2. 【請求項2】  排気口の密封を、熱収縮トンネル通過
    直後で冷却される前に凸状の排気口を押し圧部材で折り
    曲げて包装体に押し圧し、包装体表面に密着させると共
    に該排気口の内面も密着させることを特徴とする請求項
    1記載の熱収縮包装体。
  3. 【請求項3】  熱収縮性フィルムがガスバリヤー性を
    有するフィルムであることを特徴とする請求項1記載の
    熱収縮包装体。
JP03169317A 1991-06-13 1991-06-13 熱収縮包装方法 Expired - Fee Related JP3130333B2 (ja)

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