JPH0435234B2 - - Google Patents
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- JPH0435234B2 JPH0435234B2 JP60046988A JP4698885A JPH0435234B2 JP H0435234 B2 JPH0435234 B2 JP H0435234B2 JP 60046988 A JP60046988 A JP 60046988A JP 4698885 A JP4698885 A JP 4698885A JP H0435234 B2 JPH0435234 B2 JP H0435234B2
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- JP
- Japan
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- negative pressure
- container
- packing
- piston
- prevention hole
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/0018—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
- B05B11/0037—Containers
- B05B11/0039—Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means
- B05B11/0044—Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means compensating underpressure by ingress of atmospheric air into the container, i.e. with venting means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1043—Sealing or attachment arrangements between pump and container
- B05B11/1045—Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump being preassembled as an independent unit before being mounted on the container
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
- B05B11/0027—Means for neutralising the actuation of the sprayer ; Means for preventing access to the sprayer actuation means
- B05B11/0032—Manually actuated means located downstream the discharge nozzle for closing or covering it, e.g. shutters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- B05B11/0005—Components or details
- B05B11/0059—Components or details allowing operation in any orientation, e.g. for discharge in inverted position
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- Nozzles (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、液体の収納される容器にキヤツプ
が取付けられ、トリガーの回動によつてピストン
が押込み位置と突出位置との間を往復動して液体
を容器からシリンダ内に吸い上げ、加圧して流出
させるトリガータイプデイスペンサーに関する。
が取付けられ、トリガーの回動によつてピストン
が押込み位置と突出位置との間を往復動して液体
を容器からシリンダ内に吸い上げ、加圧して流出
させるトリガータイプデイスペンサーに関する。
一般にこの種のデイスペンサーでは、容器から
液体をシリンダに吸い上げることによつて、デイ
スペンサーの取付けられた容器は、その液面が降
下する。液面の降下によつて、容器内は負圧化
し、もしそのまま放置すれば、負圧によつて、液
体の吸い上げが不可能となる。そのため、ピスト
ンの押込みストロークに対応して、大気を容器内
に導入し、それによつて負圧化を防止するトリガ
ータイプデイスペンサーが多数提供されている。
たとえば、特公昭53−4921号によれば、ピストン
と一体に作動棒を形成している。そして、ピスト
ンが押込まれると、作動棒がパツキングを押圧し
て通気孔を解放し、それによつて、大気が通気孔
から容器内に流入している。また、実公昭52−
11686号では、負圧防止用に、通気シリンダおよ
び通気ピストンを設けている。そして、通気ピス
トンを押込むと、大気が、通気シリンダを介し
て、容器内に流入している。
液体をシリンダに吸い上げることによつて、デイ
スペンサーの取付けられた容器は、その液面が降
下する。液面の降下によつて、容器内は負圧化
し、もしそのまま放置すれば、負圧によつて、液
体の吸い上げが不可能となる。そのため、ピスト
ンの押込みストロークに対応して、大気を容器内
に導入し、それによつて負圧化を防止するトリガ
ータイプデイスペンサーが多数提供されている。
たとえば、特公昭53−4921号によれば、ピストン
と一体に作動棒を形成している。そして、ピスト
ンが押込まれると、作動棒がパツキングを押圧し
て通気孔を解放し、それによつて、大気が通気孔
から容器内に流入している。また、実公昭52−
11686号では、負圧防止用に、通気シリンダおよ
び通気ピストンを設けている。そして、通気ピス
トンを押込むと、大気が、通気シリンダを介し
て、容器内に流入している。
しかし、公知のトリガータイプデイスペンサー
では、負圧防止用の通気孔が通気ピストンは、ピ
ストンの下方でキヤツプの上方に形成され、通気
孔等と容器との間に遮蔽物が存在しない。そのた
め、容器を傾斜させた状態でデイスペンサーを使
用してピストンが押込まれると、開放された通気
孔等に容器内の液体が容易に達し、通気孔等から
液体が漏出しやすい。ここで、液体が漏出すると
き、ピストンが既に押込まれているため、トリガ
ーが通気孔等に隣接して位置している。そのた
め、漏出液がトリガーを把持しているオペレータ
の手に落下しやすい。特に、液体が、毒性のある
もの、汚れの落ちにくいもの等の場合は、液体の
漏出は危険を伴いデイスペンサーを傾斜させて使
用しにくい。
では、負圧防止用の通気孔が通気ピストンは、ピ
ストンの下方でキヤツプの上方に形成され、通気
孔等と容器との間に遮蔽物が存在しない。そのた
め、容器を傾斜させた状態でデイスペンサーを使
用してピストンが押込まれると、開放された通気
孔等に容器内の液体が容易に達し、通気孔等から
液体が漏出しやすい。ここで、液体が漏出すると
き、ピストンが既に押込まれているため、トリガ
ーが通気孔等に隣接して位置している。そのた
め、漏出液がトリガーを把持しているオペレータ
の手に落下しやすい。特に、液体が、毒性のある
もの、汚れの落ちにくいもの等の場合は、液体の
漏出は危険を伴いデイスペンサーを傾斜させて使
用しにくい。
また、デイスペンサーは容器の口部に取付けら
れ、デイスペンサーから容器が下方にのびてい
る。そのため、容器を直立させた状態で、トリガ
ーを回動させた場合でも、容器の底部が口部の回
りで揺動し、容器の揺動によつて、容器内の液体
が通気孔等から漏出する傾向にある。このよう
に、液体の漏出は、容器が傾斜した場合はいうま
でもなく、容器を直立させて使用した場合でも容
器の揺動によつて生じる。
れ、デイスペンサーから容器が下方にのびてい
る。そのため、容器を直立させた状態で、トリガ
ーを回動させた場合でも、容器の底部が口部の回
りで揺動し、容器の揺動によつて、容器内の液体
が通気孔等から漏出する傾向にある。このよう
に、液体の漏出は、容器が傾斜した場合はいうま
でもなく、容器を直立させて使用した場合でも容
器の揺動によつて生じる。
この発明は、容器を傾斜させた場合等での液体
の漏出が効果的に防止できるトリガータイプデイ
スペンサーの提供を目的としている。
の漏出が効果的に防止できるトリガータイプデイ
スペンサーの提供を目的としている。
この目的を達成するため、この発明によれば、
シリンダが段付形状に形成され、シリンダの小径
部および大径部の内周をそれぞれ摺動する一対の
シール片が、軸線方向に離間されてピストンの外
周に形成されている。そして、容器内に連通する
第1の負圧防止孔がシリンダの大径部に形成さ
れ、この第1の負圧防止孔は、ピストンが押込み
位置にあるとき外気に連通し、ピストンが突出位
置にあるとき、一対のシール片の間にある位置に
設けられている。また、パツキングがキヤツプの
内部に嵌合されて第1の負圧防止孔との間にチヤ
ンバーを規定し、このチヤンバーに連通する第2
の負圧防止孔がパツキングに形成されている。
シリンダが段付形状に形成され、シリンダの小径
部および大径部の内周をそれぞれ摺動する一対の
シール片が、軸線方向に離間されてピストンの外
周に形成されている。そして、容器内に連通する
第1の負圧防止孔がシリンダの大径部に形成さ
れ、この第1の負圧防止孔は、ピストンが押込み
位置にあるとき外気に連通し、ピストンが突出位
置にあるとき、一対のシール片の間にある位置に
設けられている。また、パツキングがキヤツプの
内部に嵌合されて第1の負圧防止孔との間にチヤ
ンバーを規定し、このチヤンバーに連通する第2
の負圧防止孔がパツキングに形成されている。
このような構成では、パツキングが遮蔽物とし
て作用する。そのため、容器を傾斜されたままピ
ストントを押込むと、液体は、パツキングに妨げ
られ、第1の負圧防止孔に直ちに達することがな
い。そして、パツキングに形成された第2の負圧
防止孔に、液体の液面が達すると、液体は、第2
の負圧防止孔を介して、第1、第2の負圧防止孔
間のチヤンバーに流入し、その後、第2の負圧防
止孔に達して漏出する。このように、この発明で
は、液体がもれにくくなり、直立した容器の単な
る揺動では容器の漏出が十分妨げられる。ここ
で、バルブケースから延出筒を下方にのばし、こ
の延出筒に、第2の負圧防止孔を形成すれば、液
体が一層漏めにくくなる。この延出筒をパツキン
グの中央に形成すれば、自動組立ての際の把持部
として利用でき、自動組立てが容易となる。ま
た、パツキングは、キヤツプ内に位置しているた
め、パツキングに一次弁の弁座を設ければ、デイ
スペンサー本体から一次弁の弁座を除くことがで
き、デイスペンサー本体の構成が簡単化できる。
て作用する。そのため、容器を傾斜されたままピ
ストントを押込むと、液体は、パツキングに妨げ
られ、第1の負圧防止孔に直ちに達することがな
い。そして、パツキングに形成された第2の負圧
防止孔に、液体の液面が達すると、液体は、第2
の負圧防止孔を介して、第1、第2の負圧防止孔
間のチヤンバーに流入し、その後、第2の負圧防
止孔に達して漏出する。このように、この発明で
は、液体がもれにくくなり、直立した容器の単な
る揺動では容器の漏出が十分妨げられる。ここ
で、バルブケースから延出筒を下方にのばし、こ
の延出筒に、第2の負圧防止孔を形成すれば、液
体が一層漏めにくくなる。この延出筒をパツキン
グの中央に形成すれば、自動組立ての際の把持部
として利用でき、自動組立てが容易となる。ま
た、パツキングは、キヤツプ内に位置しているた
め、パツキングに一次弁の弁座を設ければ、デイ
スペンサー本体から一次弁の弁座を除くことがで
き、デイスペンサー本体の構成が簡単化できる。
上記のように、この発明によれば、第2の負圧
防止孔の形成されたパツキングをキヤツプに嵌合
させることによつて、液体の漏出が効果的に防止
できる。また、デイスペンサー本体の構成の簡単
化や自動組立てにおいてもこのパツキングが有効
に利用できる。
防止孔の形成されたパツキングをキヤツプに嵌合
させることによつて、液体の漏出が効果的に防止
できる。また、デイスペンサー本体の構成の簡単
化や自動組立てにおいてもこのパツキングが有効
に利用できる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
なお、正確に分類すれば、デイスペンターは、
単なる液体分与器を示す。そして、デイスペンサ
ーにスピナーのような渦流手段を装着したものは
噴霧器(スプレー)に該当し、直接デイスペンサ
ーにまたは噴霧器に、衝壁やスポンジのような発
泡手段を装着したものは発泡器(フオーマー)に
該当する。しかし、デイスペンサー、噴霧器、発
泡器は、業界では術語的に厳格に区別して利用さ
れていない。そして、この発明は、渦流手段や発
泡手段を有しない純粋なデイスペンサーは勿論、
噴霧器や発泡器にも応用でき、噴霧器や発泡器を
排除する理由がない。従つて、この発明におい
て、デイスペンサーという術語は、純粋なデイス
ペンサーは勿論、噴霧器や発泡器をも包含するも
のとして使用されている。
単なる液体分与器を示す。そして、デイスペンサ
ーにスピナーのような渦流手段を装着したものは
噴霧器(スプレー)に該当し、直接デイスペンサ
ーにまたは噴霧器に、衝壁やスポンジのような発
泡手段を装着したものは発泡器(フオーマー)に
該当する。しかし、デイスペンサー、噴霧器、発
泡器は、業界では術語的に厳格に区別して利用さ
れていない。そして、この発明は、渦流手段や発
泡手段を有しない純粋なデイスペンサーは勿論、
噴霧器や発泡器にも応用でき、噴霧器や発泡器を
排除する理由がない。従つて、この発明におい
て、デイスペンサーという術語は、純粋なデイス
ペンサーは勿論、噴霧器や発泡器をも包含するも
のとして使用されている。
第1図に示すように、この発明に係るトリガー
タイプデイスペンサー10は、液体の収納された
容器12に取付けられるデイスペンサー本体14
と、トリガー16の回動によつて往復動するピス
トン18とを具備している。デイスペンサー本体
14は、容器の口部13に着脱自在を取付けられ
るキヤツプ20と、ピストン18が内部を摺動す
るシリンダ22とを一体的に備えてプラスチツク
より成形されている。そして、更に、トリガー1
6も、肉薄のヒンジ24を介して、デイスペンサ
ー本体14の前端上部に回動自在にデイスペンサ
ー本体と一体形成されている。公知のデイスペン
サー本体がシリンダのみを備え、キヤツプ、トリ
ガーが独立部材から構成されているのに対して、
実施例のデイスペンサー本体14は、シリンダ、
キヤツプ、トリガーを一体的に備えている。その
ため、独立部材数が減少し、組立てが容易になさ
れ、デイスペンサーを安価に提供できる。
タイプデイスペンサー10は、液体の収納された
容器12に取付けられるデイスペンサー本体14
と、トリガー16の回動によつて往復動するピス
トン18とを具備している。デイスペンサー本体
14は、容器の口部13に着脱自在を取付けられ
るキヤツプ20と、ピストン18が内部を摺動す
るシリンダ22とを一体的に備えてプラスチツク
より成形されている。そして、更に、トリガー1
6も、肉薄のヒンジ24を介して、デイスペンサ
ー本体14の前端上部に回動自在にデイスペンサ
ー本体と一体形成されている。公知のデイスペン
サー本体がシリンダのみを備え、キヤツプ、トリ
ガーが独立部材から構成されているのに対して、
実施例のデイスペンサー本体14は、シリンダ、
キヤツプ、トリガーを一体的に備えている。その
ため、独立部材数が減少し、組立てが容易になさ
れ、デイスペンサーを安価に提供できる。
シリンダ22は、大径部26および小径部27
を持つ段付形状をしており、小径部の奥に狭幅部
28が形成されている。狭幅部28の下端に孔3
0が設けられている。また、ピストン18の先端
と狭幅部との間に圧縮コイルばね32が配設され
て、ピストンを突出位置に偏倚している。シリン
ダ22の軸方向にのびた長孔34が、シリンダの
大径部に形成され、この孔は、後述するように、
第1の負圧防止孔として作用する。
を持つ段付形状をしており、小径部の奥に狭幅部
28が形成されている。狭幅部28の下端に孔3
0が設けられている。また、ピストン18の先端
と狭幅部との間に圧縮コイルばね32が配設され
て、ピストンを突出位置に偏倚している。シリン
ダ22の軸方向にのびた長孔34が、シリンダの
大径部に形成され、この孔は、後述するように、
第1の負圧防止孔として作用する。
ピストン18は、軸方向に互いに離間した一対
のフレアースカート状シール片36,37を外周
に備え、シール片36はシリンダの大径部26の
内周を、シール片37は小径部27の内周をそれ
ぞれ摺動している。ここで、シール片36,37
は、液密を確保できる形状であれば足り、フレア
ースカート状シール片に限定されない。ピストン
18は有底筒形をしており、底部に孔38が形成
され、開口にノズル39が嵌合されている。そし
て、ピストン18に形成された流路40内にスピ
ンナーアツセンブリー42が配設されている。
のフレアースカート状シール片36,37を外周
に備え、シール片36はシリンダの大径部26の
内周を、シール片37は小径部27の内周をそれ
ぞれ摺動している。ここで、シール片36,37
は、液密を確保できる形状であれば足り、フレア
ースカート状シール片に限定されない。ピストン
18は有底筒形をしており、底部に孔38が形成
され、開口にノズル39が嵌合されている。そし
て、ピストン18に形成された流路40内にスピ
ンナーアツセンブリー42が配設されている。
スピンナーアツセンブリー42は、ピストン底
部の孔38を閉塞可能な二次弁44と、ノズル3
9の背面に当接するスピンナー46と、それらの
間に設けられた波形圧縮ばね48とを一体的に備
えてプラステイクより成形されたいる。このよう
にスピンナーアツセンブリー42が、二次弁4
4、スピンナー46およびばね48を一体的に有
する構成にあつては、部材数が減少し構成および
組立てが簡単化される。ここで、ばね48は、孔
38を閉塞するように二次弁を偏倚するととも
に、ノズル39の背面にスピンナー46を当接さ
せている。
部の孔38を閉塞可能な二次弁44と、ノズル3
9の背面に当接するスピンナー46と、それらの
間に設けられた波形圧縮ばね48とを一体的に備
えてプラステイクより成形されたいる。このよう
にスピンナーアツセンブリー42が、二次弁4
4、スピンナー46およびばね48を一体的に有
する構成にあつては、部材数が減少し構成および
組立てが簡単化される。ここで、ばね48は、孔
38を閉塞するように二次弁を偏倚するととも
に、ノズル39の背面にスピンナー46を当接さ
せている。
なお、二次弁44は、ピストンの孔38を閉塞
可能な断面円形の弁本体50と、半径方向に延出
する4枚の羽根からなる案内部51とを備えてい
る。また、スピンナー46は、円盤形のスピンナ
ー本体53と、半径方向に延出する4枚の羽根よ
りなる案内部54とを備えている。このように羽
根状の案内部51,54を設けることによつて、
液体は流路40内を円滑に流れる。そして、スピ
ンナー本体53の前面に、円形の凹所56と、こ
の凹所から接線方向に延出する互いに平行な一対
の流路57とが形成されている。このような構成
のスピンナーにおいて、液体は、ピストンの流路
40から接線方向の流路57を経て凹所56に流
入する際、渦流化され、ノズル39のオリフイス
58から噴霧される。
可能な断面円形の弁本体50と、半径方向に延出
する4枚の羽根からなる案内部51とを備えてい
る。また、スピンナー46は、円盤形のスピンナ
ー本体53と、半径方向に延出する4枚の羽根よ
りなる案内部54とを備えている。このように羽
根状の案内部51,54を設けることによつて、
液体は流路40内を円滑に流れる。そして、スピ
ンナー本体53の前面に、円形の凹所56と、こ
の凹所から接線方向に延出する互いに平行な一対
の流路57とが形成されている。このような構成
のスピンナーにおいて、液体は、ピストンの流路
40から接線方向の流路57を経て凹所56に流
入する際、渦流化され、ノズル39のオリフイス
58から噴霧される。
ノズル39は、円筒状の前方延出部60を備
え、一対のスリツトが前方延出部に形成されるこ
とによつて、前方延出部は半径方向に変形可能に
構成されている。また、環形係合片62が、前方
延出部60の前端外面に形成されている。
え、一対のスリツトが前方延出部に形成されるこ
とによつて、前方延出部は半径方向に変形可能に
構成されている。また、環形係合片62が、前方
延出部60の前端外面に形成されている。
ノズルの前方延出部60に、ノズルキヤツプ6
4が往復動可能に取付けられている。つまり、環
形溝65がノズルキヤツプ64に形成され、この
環形溝65に前方延出部60が嵌合されている。
そして、ノズルの環形係合片62に係合可能な一
対の環形係合孔66,67が、ノズルキヤツプ6
4に形成されている。係合片62および係合孔6
6,67は、環形に限らず、他の形状に形成でき
ることはいうまでもない。ノズルキヤツプ64
は、180°互いに離反した半径方向にのびた3個の
衝壁68(第2図参照)を備え、衝壁の連結部か
らノズル39の方向に、ロツド70が延出してい
る。このロツド70は、係合片62が係合孔66
が係合する第1図に示すノズルキヤツプの押込み
位置では、その先端がノズルのオリフイス58を
閉塞するように形成されている。
4が往復動可能に取付けられている。つまり、環
形溝65がノズルキヤツプ64に形成され、この
環形溝65に前方延出部60が嵌合されている。
そして、ノズルの環形係合片62に係合可能な一
対の環形係合孔66,67が、ノズルキヤツプ6
4に形成されている。係合片62および係合孔6
6,67は、環形に限らず、他の形状に形成でき
ることはいうまでもない。ノズルキヤツプ64
は、180°互いに離反した半径方向にのびた3個の
衝壁68(第2図参照)を備え、衝壁の連結部か
らノズル39の方向に、ロツド70が延出してい
る。このロツド70は、係合片62が係合孔66
が係合する第1図に示すノズルキヤツプの押込み
位置では、その先端がノズルのオリフイス58を
閉塞するように形成されている。
デイスペンサー本体14と一体に形成されたキ
ヤツプ20内に円形のパツキング72が嵌合さ
れ、第1の負圧防止孔34との間にチヤンバー7
1を規定している。このパツキング72は、デイ
スペンサー本体14に嵌合された上方延出部73
を備えるとともに、有底筒形の下方延出部74を
中央に備え、端部に下方にのびた挟持部76が形
成されている。この挟持部76とキヤツプ20の
内面との間に、容器の口部13が挟持される。延
出部74の底部に孔82が形成され、この孔は第
2の負圧防止孔として作用する。更に、延出部8
4がパツキング72から延出しており、サクシヨ
ンチユーブ86が延出部84に嵌合されている。
そして、延出部84の基部は大径に形成されて弁
座87を構成し、鋼球からなる一次弁88が基部
に配設されている。一次弁82が脱落するのを防
止するため、弁押え89が、一次弁の上方でパツ
キング72に形成されている。また、デイスペン
サー本体にリブ90が形成され、このリブは予備
の弁押えとして利用されている。
ヤツプ20内に円形のパツキング72が嵌合さ
れ、第1の負圧防止孔34との間にチヤンバー7
1を規定している。このパツキング72は、デイ
スペンサー本体14に嵌合された上方延出部73
を備えるとともに、有底筒形の下方延出部74を
中央に備え、端部に下方にのびた挟持部76が形
成されている。この挟持部76とキヤツプ20の
内面との間に、容器の口部13が挟持される。延
出部74の底部に孔82が形成され、この孔は第
2の負圧防止孔として作用する。更に、延出部8
4がパツキング72から延出しており、サクシヨ
ンチユーブ86が延出部84に嵌合されている。
そして、延出部84の基部は大径に形成されて弁
座87を構成し、鋼球からなる一次弁88が基部
に配設されている。一次弁82が脱落するのを防
止するため、弁押え89が、一次弁の上方でパツ
キング72に形成されている。また、デイスペン
サー本体にリブ90が形成され、このリブは予備
の弁押えとして利用されている。
一般に公知のデイスペンサー10において、キ
ヤツプはめねじを有して構成され、容器の口部に
螺着される。しかし、実施例では、キヤツプ20
はめねじを有さず、二組の係合突起の係合によつ
て容器の口部13に取付けられている。つまり、
第1図、第3図および第4図に示すように、円周
方向にのびた一対の係合突起92が180°離反して
キヤツプ20の内周に形成されるとともに、矩形
窓93が係合突起92の上方でキヤツプの側壁に
形成されている。他方、対応する係合突起94
が、第5図に示すように、容器口部13の外周に
形成されている。そして、この係合突起94は、
右倒れのL形に形成されている。
ヤツプはめねじを有して構成され、容器の口部に
螺着される。しかし、実施例では、キヤツプ20
はめねじを有さず、二組の係合突起の係合によつ
て容器の口部13に取付けられている。つまり、
第1図、第3図および第4図に示すように、円周
方向にのびた一対の係合突起92が180°離反して
キヤツプ20の内周に形成されるとともに、矩形
窓93が係合突起92の上方でキヤツプの側壁に
形成されている。他方、対応する係合突起94
が、第5図に示すように、容器口部13の外周に
形成されている。そして、この係合突起94は、
右倒れのL形に形成されている。
容器口部13へのキヤツプ20の取付けは以下
のようになされる。まず、係合突起92,94が
整列しない状態で、キヤツプ20を容器口部13
に押込む。その後、キヤツプ20の係合突起92
が容器口部13の係合突起94内に収納される方
向にキヤツプ20を回動させる。キヤツプ20
は、係合突起92が係合突起94の基部95に当
接するまで回動されることによつて、容器口部1
3に取付けられる。このとき、係合突起92は、
第5図に一点鎖線で示すように、対応する係合突
起94内に収納されて把持される。なお、抜け落
ち防止手段たとえば部分円柱形の突部96を係合
突起94の下面に設けることが好ましい。このよ
うな構成によれば、従来のねじ方式に比較してキ
ヤツプ20の成形加工が容易であるのに加えて、
容器口部13へのデイスペンサー10の装着の自
動化が容器に図られ、組立てが簡単化される。ま
た、係合突起92,94を利用する代りに、キヤ
ツプ20と容器口部80のいずれか一方に係合突
起を、他方に係合孔を設けてもよい。なお、キヤ
ツプの係合突起92の下面にスロープ98が設け
られているため、係合突起92,94を整列させ
た状態で、キヤツプ20を下方に押圧すれば、ス
ロープが係合突起94上を滑つて係合突起92が
係合突起94内に収納される。このように、スロ
ープ98を利用すれば、組立てが一層簡単化され
る。
のようになされる。まず、係合突起92,94が
整列しない状態で、キヤツプ20を容器口部13
に押込む。その後、キヤツプ20の係合突起92
が容器口部13の係合突起94内に収納される方
向にキヤツプ20を回動させる。キヤツプ20
は、係合突起92が係合突起94の基部95に当
接するまで回動されることによつて、容器口部1
3に取付けられる。このとき、係合突起92は、
第5図に一点鎖線で示すように、対応する係合突
起94内に収納されて把持される。なお、抜け落
ち防止手段たとえば部分円柱形の突部96を係合
突起94の下面に設けることが好ましい。このよ
うな構成によれば、従来のねじ方式に比較してキ
ヤツプ20の成形加工が容易であるのに加えて、
容器口部13へのデイスペンサー10の装着の自
動化が容器に図られ、組立てが簡単化される。ま
た、係合突起92,94を利用する代りに、キヤ
ツプ20と容器口部80のいずれか一方に係合突
起を、他方に係合孔を設けてもよい。なお、キヤ
ツプの係合突起92の下面にスロープ98が設け
られているため、係合突起92,94を整列させ
た状態で、キヤツプ20を下方に押圧すれば、ス
ロープが係合突起94上を滑つて係合突起92が
係合突起94内に収納される。このように、スロ
ープ98を利用すれば、組立てが一層簡単化され
る。
なお、第2図に示すように、トリガー16の回
動を制限するため、一対の係合突起100がデイ
スペンサー本体14の内壁に、対応する一対の係
合突起102がトリガー16の内壁にそれぞれ形
成されている。ピストン18は、圧縮ばね32の
偏倚力によつて、シリンダ22から突出する方向
に押圧され、その突出位置は、係合突起100,
102が第2図に示すように係合することによつ
て制限される。つまり、トリガー16の反矢視方
向(第1図参照)の回動位置も、係合突起10
0,102が係合されることによつて制限されて
いる。しかし、トリガー16の矢視方向(第1図
参照)の回動、いいかえればシリンダ22内方へ
のピストン18の回動が許されているのはいうま
でもない。
動を制限するため、一対の係合突起100がデイ
スペンサー本体14の内壁に、対応する一対の係
合突起102がトリガー16の内壁にそれぞれ形
成されている。ピストン18は、圧縮ばね32の
偏倚力によつて、シリンダ22から突出する方向
に押圧され、その突出位置は、係合突起100,
102が第2図に示すように係合することによつ
て制限される。つまり、トリガー16の反矢視方
向(第1図参照)の回動位置も、係合突起10
0,102が係合されることによつて制限されて
いる。しかし、トリガー16の矢視方向(第1図
参照)の回動、いいかえればシリンダ22内方へ
のピストン18の回動が許されているのはいうま
でもない。
上記構成のトリガータイプデイスペンサー10
は以下のようにして作動される。
は以下のようにして作動される。
まずピストン18がと突出位置にある第1図に
おいて、ノズルキヤツプ64を引出し、ノズルキ
ヤツプの係合孔67に、ノズルの係合突起62を
係合させる(第6図参照)。それから、トリガー
16を把持し、圧縮ばね32の偏倚力に抗してト
リガーを失視方向に回動させた後、把持力を除く
と、トリガーは圧縮ばね32の偏倚力によつて反
矢視方向に回動する。トリガー16の反矢視方向
の回動によつて、シリンダ22の容積が増加し、
シリンダ内に負圧が発生する。シリンダ22内の
負圧は、重力に抗して一次弁88を弁座87から
離反させて、一次弁を開放する。すると、シリン
ダ22内の負圧によつて、容器78内の液体が、
サクシヨンチユーブ86を上昇し、一次弁88を
介してシリンダ内に流入する。シリンダ内が液体
で充満されると、一次弁88は弁座87に押圧さ
れて閉じられる。
おいて、ノズルキヤツプ64を引出し、ノズルキ
ヤツプの係合孔67に、ノズルの係合突起62を
係合させる(第6図参照)。それから、トリガー
16を把持し、圧縮ばね32の偏倚力に抗してト
リガーを失視方向に回動させた後、把持力を除く
と、トリガーは圧縮ばね32の偏倚力によつて反
矢視方向に回動する。トリガー16の反矢視方向
の回動によつて、シリンダ22の容積が増加し、
シリンダ内に負圧が発生する。シリンダ22内の
負圧は、重力に抗して一次弁88を弁座87から
離反させて、一次弁を開放する。すると、シリン
ダ22内の負圧によつて、容器78内の液体が、
サクシヨンチユーブ86を上昇し、一次弁88を
介してシリンダ内に流入する。シリンダ内が液体
で充満されると、一次弁88は弁座87に押圧さ
れて閉じられる。
それから、トリガー16を、再度、矢視方向に
回動させる。すると、トリガー16の矢視方向の
回動によつて、第6図に示すように、ピストン1
8はシリンダ22内に押込まれる。ピストンが、
第6図に示す押込み位置方向に移動することによ
つて、シリンダー内の液体は次第に加圧され、液
圧が、孔38を閉塞する二次弁44に作用する。
二次弁44に作用する圧力が、圧縮ばね48の偏
倚力により大きくなると、二次弁は、弁座より離
反し、開放される。二次弁44が開放されると、
加圧液は、二次弁を介して、ピストン18の流路
40に流入し、スピンナー46で渦流化されてオ
リフイス58から流出する。しかし、オリフイス
58の前方にノズルキヤツプ64の衝壁68が位
置しているため衝壁68に衝突し、空気と混合さ
れて発泡化し泡として流出される。
回動させる。すると、トリガー16の矢視方向の
回動によつて、第6図に示すように、ピストン1
8はシリンダ22内に押込まれる。ピストンが、
第6図に示す押込み位置方向に移動することによ
つて、シリンダー内の液体は次第に加圧され、液
圧が、孔38を閉塞する二次弁44に作用する。
二次弁44に作用する圧力が、圧縮ばね48の偏
倚力により大きくなると、二次弁は、弁座より離
反し、開放される。二次弁44が開放されると、
加圧液は、二次弁を介して、ピストン18の流路
40に流入し、スピンナー46で渦流化されてオ
リフイス58から流出する。しかし、オリフイス
58の前方にノズルキヤツプ64の衝壁68が位
置しているため衝壁68に衝突し、空気と混合さ
れて発泡化し泡として流出される。
ところが、容器内の液体がシリンダー22に吸
上げられて泡として流出されると、容器内に負圧
が生じる。しかし、ピストン18が押込み位置に
移動した状態では、第6図に示すように、ピスト
ンのシール片37は、第1の負圧防止孔34の上
に位置し容器12の内部は外気に連通する。その
ため、外気は、第1、第2の負圧防止孔34,8
2を介して、容器内に流入し、容器内の負圧化が
防止される。
上げられて泡として流出されると、容器内に負圧
が生じる。しかし、ピストン18が押込み位置に
移動した状態では、第6図に示すように、ピスト
ンのシール片37は、第1の負圧防止孔34の上
に位置し容器12の内部は外気に連通する。その
ため、外気は、第1、第2の負圧防止孔34,8
2を介して、容器内に流入し、容器内の負圧化が
防止される。
他方、このようなデイスペンサー10の作動状
態では、容器内が外気に連通しているため、外気
が、負圧防止孔34,84を介して、容器内に流
入できる反面、容器内の液体も、負圧防止孔3
4,84を介して、流出できる。そのため、容器
を傾斜させてまたは容器を揺動させて、トリガー
16を回動させると、容器内の液体が漏出する虞
れがある。しかし、この発明では、容器12を傾
斜等しても、液体は、パツキング72に妨げら
れ、直ちに漏出することがない。つまり、容器1
2を傾斜等させると、容器内の液体は、パツキン
グ72に妨げられ、液面が第2の負圧孔82に達
するまで、漏出が完全に防止される。そして、液
面が第2の負圧防止孔82に達すると、第2の負
圧防止孔82を介して、チヤンバー71内に流入
し、やがて、第1の負圧防止孔34に達して漏出
する。第2の負圧防止孔82を、第1図におい
て、パツキングの左端から離反させればするほ
ど、液体の漏出が妨げられる。また、パツキング
72から延出部74を下方に延出させ、この延出
部のできるだけ下方に第2の負圧防止孔82を設
けても同様の効果がある。
態では、容器内が外気に連通しているため、外気
が、負圧防止孔34,84を介して、容器内に流
入できる反面、容器内の液体も、負圧防止孔3
4,84を介して、流出できる。そのため、容器
を傾斜させてまたは容器を揺動させて、トリガー
16を回動させると、容器内の液体が漏出する虞
れがある。しかし、この発明では、容器12を傾
斜等しても、液体は、パツキング72に妨げら
れ、直ちに漏出することがない。つまり、容器1
2を傾斜等させると、容器内の液体は、パツキン
グ72に妨げられ、液面が第2の負圧孔82に達
するまで、漏出が完全に防止される。そして、液
面が第2の負圧防止孔82に達すると、第2の負
圧防止孔82を介して、チヤンバー71内に流入
し、やがて、第1の負圧防止孔34に達して漏出
する。第2の負圧防止孔82を、第1図におい
て、パツキングの左端から離反させればするほ
ど、液体の漏出が妨げられる。また、パツキング
72から延出部74を下方に延出させ、この延出
部のできるだけ下方に第2の負圧防止孔82を設
けても同様の効果がある。
実施例では、パツキング72の中央から下方に
延出部74を垂下させ、延出部の下端に第2の負
圧防止孔82を設けている。このような構成で
は、液体の漏出の開始時期をかなり遅延させるこ
とができるとともに、延出部を自動組立ての際、
把持部として利用できる利点がある。また、パツ
キング72に一次弁の弁座を設けているため、デ
イスペンサー本体14から一次弁の弁座を省略で
き、デイスペンサー本体の構成が簡単化される。
延出部74を垂下させ、延出部の下端に第2の負
圧防止孔82を設けている。このような構成で
は、液体の漏出の開始時期をかなり遅延させるこ
とができるとともに、延出部を自動組立ての際、
把持部として利用できる利点がある。また、パツ
キング72に一次弁の弁座を設けているため、デ
イスペンサー本体14から一次弁の弁座を省略で
き、デイスペンサー本体の構成が簡単化される。
この発明の別実施例に係るデイスペンサー11
0を第7図に示す。このデイスペンサーに110
は、液体を発泡することなく単に噴霧するように
構成され、ノズルおよびノズルキヤツプを除け
ば、上記デイスペンサー10と同一の構成をして
いる。デイスペンサー110において、ノズル1
39は、第7図および第8図に示すように、前方
延出部160の内方に、有底筒部212を備えて
いる。ここで、スピンナーアツセンブリー42の
スピンナー46は、有底筒部212の中空部に当
接されているため、加圧液はスピンナー46で渦
流化されない。そのため、有底筒部212の表面
に、凹所156と、接線方向の流路157とが形
成され、流路157に連通する軸線方向の流路2
13が有底筒部212に形成されている。また、
前方延出部160の先端に、一対の突起214が
形成されている。更に、係止片216がノズル1
39の下端に形成され、トリガー16に形成され
た係止孔218に係止片が係止されることによつ
て、ノズルの回動が防止されている。
0を第7図に示す。このデイスペンサーに110
は、液体を発泡することなく単に噴霧するように
構成され、ノズルおよびノズルキヤツプを除け
ば、上記デイスペンサー10と同一の構成をして
いる。デイスペンサー110において、ノズル1
39は、第7図および第8図に示すように、前方
延出部160の内方に、有底筒部212を備えて
いる。ここで、スピンナーアツセンブリー42の
スピンナー46は、有底筒部212の中空部に当
接されているため、加圧液はスピンナー46で渦
流化されない。そのため、有底筒部212の表面
に、凹所156と、接線方向の流路157とが形
成され、流路157に連通する軸線方向の流路2
13が有底筒部212に形成されている。また、
前方延出部160の先端に、一対の突起214が
形成されている。更に、係止片216がノズル1
39の下端に形成され、トリガー16に形成され
た係止孔218に係止片が係止されることによつ
て、ノズルの回動が防止されている。
他方、第7図および第9図からわかるように、
ノズルキヤツプ164は、半径方向に離反した一
対のフレアースカート状シール片220,222
を備え、シール片220は、前方延出部160の
内周を、シール片222は有底筒部212の外周
をそれぞれ摺動する。そして、ノズルの軸線方向
の流路213に連通可能な軸線方向の一対の流路
224が、シール片222に形成されている。更
に、オリフイス158がノズルキヤツプ164の
底部に形成されるとともに、底部の背面に、180°
離反した一対のリブ226が形成されている。こ
れらのリブ226は、ノズルキヤツプ164をノ
ズル139に装着するとき、ノズルの突起214
と整列せず、装着後ノズルキヤツプを90°回動さ
せたとき、ノズルの突起が当接するような位置に
設けられている。また、突出片228がノズルキ
ヤツプ164の下端部に形成され、突出片が、第
7図の左方からみて、ノズルの係止片216から
90°ずれた状態でノズルキヤツプ164はノズル
139に装着される。
ノズルキヤツプ164は、半径方向に離反した一
対のフレアースカート状シール片220,222
を備え、シール片220は、前方延出部160の
内周を、シール片222は有底筒部212の外周
をそれぞれ摺動する。そして、ノズルの軸線方向
の流路213に連通可能な軸線方向の一対の流路
224が、シール片222に形成されている。更
に、オリフイス158がノズルキヤツプ164の
底部に形成されるとともに、底部の背面に、180°
離反した一対のリブ226が形成されている。こ
れらのリブ226は、ノズルキヤツプ164をノ
ズル139に装着するとき、ノズルの突起214
と整列せず、装着後ノズルキヤツプを90°回動さ
せたとき、ノズルの突起が当接するような位置に
設けられている。また、突出片228がノズルキ
ヤツプ164の下端部に形成され、突出片が、第
7図の左方からみて、ノズルの係止片216から
90°ずれた状態でノズルキヤツプ164はノズル
139に装着される。
ノズルキヤツプの突出片228がノズルの係止
片216から90°ずれた状態では、ノズルの軸線
方向の流路213は、ノズルキヤツプの対応する
流路224に連通していない。つまり、オフ位置
が設定され、この状態で、たとえトリガー16を
回動させても加圧液は流出しない。しかし、ノズ
ルキヤツプを90°回動させると、ノズルキヤツプ
のリブ226にノズルの突起214が当接して、
第7図に示すように、突起片228が係止片21
6に整列される。この状態では、ノズルの軸線方
向の流路213は、ノズルキヤツプの対応する流
路224に連通して、オン位置が設定される。つ
まり、流路213,224が連通しているため、
加圧液は、流路213,224から接線方向の流
路157を介して、凹所156内に流入し、流路
157から凹所に流入するとき渦流化される。そ
して、オリフイス158から噴霧される。
片216から90°ずれた状態では、ノズルの軸線
方向の流路213は、ノズルキヤツプの対応する
流路224に連通していない。つまり、オフ位置
が設定され、この状態で、たとえトリガー16を
回動させても加圧液は流出しない。しかし、ノズ
ルキヤツプを90°回動させると、ノズルキヤツプ
のリブ226にノズルの突起214が当接して、
第7図に示すように、突起片228が係止片21
6に整列される。この状態では、ノズルの軸線方
向の流路213は、ノズルキヤツプの対応する流
路224に連通して、オン位置が設定される。つ
まり、流路213,224が連通しているため、
加圧液は、流路213,224から接線方向の流
路157を介して、凹所156内に流入し、流路
157から凹所に流入するとき渦流化される。そ
して、オリフイス158から噴霧される。
上記のようにこの発明に係るバージンシール付
デイスペンサーによれば、シリンダが段付形状に
形成され、シリンダの小径部および大径部の内周
をそれぞれ摺動する一対のシール片が、軸線方向
に離間されてピストンの外周に形成されている。
そして、容器内に連通する第1の負圧防止孔がシ
リンダの大径部に形成され、この第1の負圧防止
孔は、ピストンが押込み位置にあるとき外気に連
通し、ピストンが突出位置にあるとき、一対のシ
ール片の間にある位置に設けられている。また、
パツキングがキヤツプの内部に嵌合されて第1の
負圧防止孔との間にチヤンバーを規定し、このチ
ヤンバーに連通する第2の負圧防止孔がパツキン
グに形成されている。
デイスペンサーによれば、シリンダが段付形状に
形成され、シリンダの小径部および大径部の内周
をそれぞれ摺動する一対のシール片が、軸線方向
に離間されてピストンの外周に形成されている。
そして、容器内に連通する第1の負圧防止孔がシ
リンダの大径部に形成され、この第1の負圧防止
孔は、ピストンが押込み位置にあるとき外気に連
通し、ピストンが突出位置にあるとき、一対のシ
ール片の間にある位置に設けられている。また、
パツキングがキヤツプの内部に嵌合されて第1の
負圧防止孔との間にチヤンバーを規定し、このチ
ヤンバーに連通する第2の負圧防止孔がパツキン
グに形成されている。
このような構成では、パツキングが遮弊物とし
て作用する。そのため、容器を傾斜させたままピ
ストントを押込むと、液体は、パツキングに妨げ
られ、第1の負圧防止孔に直ちに達することがな
い。そして、パツキングに形成された第2の負圧
防止孔に、液体の液面が達すると、液体は、第2
の負圧防止孔を介して、第1、第2の負圧防止孔
間のチヤンバーに流入し、その後、第2の負圧防
止孔に達して漏出する。このように、この発明で
は、液体がもれにくくなり、直立した容器の単な
る揺動では容器の漏出が十分妨げられる。ここ
で、バルブケースから延出筒を下方にのばし、こ
の延出筒に、第2の負圧防止孔を形成すれば、液
体が一層漏れにくくなる。この延出筒をパツキン
グの中央に形成すれば、自動組立ての際の把持部
として利用でき、自動組立てが容器となる。ま
た、パツキングは、キヤツプ内に位置しているた
め、パツキングに一次弁の弁座を設ければ、デイ
スペンサー本体から一次弁の弁座を除くことがで
き、デイスペンサー本体の構成が簡単化できる。
て作用する。そのため、容器を傾斜させたままピ
ストントを押込むと、液体は、パツキングに妨げ
られ、第1の負圧防止孔に直ちに達することがな
い。そして、パツキングに形成された第2の負圧
防止孔に、液体の液面が達すると、液体は、第2
の負圧防止孔を介して、第1、第2の負圧防止孔
間のチヤンバーに流入し、その後、第2の負圧防
止孔に達して漏出する。このように、この発明で
は、液体がもれにくくなり、直立した容器の単な
る揺動では容器の漏出が十分妨げられる。ここ
で、バルブケースから延出筒を下方にのばし、こ
の延出筒に、第2の負圧防止孔を形成すれば、液
体が一層漏れにくくなる。この延出筒をパツキン
グの中央に形成すれば、自動組立ての際の把持部
として利用でき、自動組立てが容器となる。ま
た、パツキングは、キヤツプ内に位置しているた
め、パツキングに一次弁の弁座を設ければ、デイ
スペンサー本体から一次弁の弁座を除くことがで
き、デイスペンサー本体の構成が簡単化できる。
上記のように、この発明によれば、第2の負圧
防止孔の形成されたパツキングをキヤツプに嵌合
させることによつて、液体の漏出が効果的に防止
できる。また、デイスペンサー本体の構成の簡単
化や自動組立てにおいてもこのパツキングが有効
に利用できる。
防止孔の形成されたパツキングをキヤツプに嵌合
させることによつて、液体の漏出が効果的に防止
できる。また、デイスペンサー本体の構成の簡単
化や自動組立てにおいてもこのパツキングが有効
に利用できる。
上記の実施例は、この発明を説明するものであ
り、この発明をなんら限定するものでなく、この
発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたもの
も、全てこの発明に包含されることはいうまでも
ない。
り、この発明をなんら限定するものでなく、この
発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたもの
も、全てこの発明に包含されることはいうまでも
ない。
第1図および第6図は、この発明の第1実施例
に係るデイスペンサーの、ピストンが突出位置お
よび押込み位置にある状態での、縦断面図、第2
図はトリガータイプデイスペンサーの正面図、第
3図および第4図は、キヤツプの内部およ外部を
示す破断部分斜視図、第5図は容器の口部の斜視
図、第7図は、この発明の第2実施例に係るトリ
ガータイプデイスペンサーの第1図に類似する縦
断面図、第8図はノズルの正面図、第9図はノズ
ルキヤツプの背面図である。 10,110:トリガータイプデイスペンサ
ー、12:容器、13:容器の口部、14:デイ
スペンサー本体、16:トリガー、18:ピスト
ン、20:キヤツプ、22:シリンダ、34:長
孔(第1の負圧防止孔)、39,139:ノズル、
64,164:ノズルキヤツプ、71:キヤンバ
ー、72:パツキング、74:延出部、82:孔
(第2の負圧防止孔)。
に係るデイスペンサーの、ピストンが突出位置お
よび押込み位置にある状態での、縦断面図、第2
図はトリガータイプデイスペンサーの正面図、第
3図および第4図は、キヤツプの内部およ外部を
示す破断部分斜視図、第5図は容器の口部の斜視
図、第7図は、この発明の第2実施例に係るトリ
ガータイプデイスペンサーの第1図に類似する縦
断面図、第8図はノズルの正面図、第9図はノズ
ルキヤツプの背面図である。 10,110:トリガータイプデイスペンサ
ー、12:容器、13:容器の口部、14:デイ
スペンサー本体、16:トリガー、18:ピスト
ン、20:キヤツプ、22:シリンダ、34:長
孔(第1の負圧防止孔)、39,139:ノズル、
64,164:ノズルキヤツプ、71:キヤンバ
ー、72:パツキング、74:延出部、82:孔
(第2の負圧防止孔)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液体の収納される容器にキヤツプが取付けら
れ、トリガーの回動によつてピストンが押込み位
置と突出位置との間を往復動して液体を容器から
シリンダ内に吸い上げ、加圧して流出させるトリ
ガータイプデイスペンサーにおいて、 シリンダが段付形状に形成され、 シリンダの小径部および大径部の内周をそれぞ
れ摺動する一対のシール片が、軸線方向に離間さ
れてピストンの外周に形成され、 容器内に連通する第1の負圧防止孔がシリンダ
の大径部に形成され、この第1の負圧防止孔は、
ピストンが押込み位置にあるとき外気に連通し、
ピストンが突出位置にあるとき、一対のシール片
の間にある位置に設けられ、 パツキングがキヤツプの内部に嵌合されて第1
の負圧防止孔との間にチヤンバーを規定し、この
チヤンバーに連通する第2の負圧防止孔がパツキ
ングに形成されている ことを特徴とするトリガータイプデイスペンサ
ー。 2 パツキングは、下方にのびた延出筒を持ち、
第2の負圧防止孔が延出筒に形成されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトリガ
ータイプデイスペンサー。 3 延出筒は、パツキングの中央に形成された円
形筒であり、第2の負圧防止孔は、延出筒の先端
に形成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第2項記載のトリガータイプデイスペンサー。 4 サクシヨウチユーブの嵌合部および一次弁の
弁座が、パツキングに形成されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
れか記載のトリガータイプデイスペンサー。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60046988A JPS61209066A (ja) | 1985-03-09 | 1985-03-09 | トリガ−タイプデイスペンサ− |
AU46841/85A AU4684185A (en) | 1985-03-09 | 1985-08-28 | Manually operated trigger type dispenser |
CN85107354A CN85107354B (zh) | 1985-03-09 | 1985-09-30 | 手动扳机式喷洒器 |
EP85307258A EP0202380A1 (en) | 1985-03-09 | 1985-10-10 | Manually operated trigger type dispenser |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60046988A JPS61209066A (ja) | 1985-03-09 | 1985-03-09 | トリガ−タイプデイスペンサ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61209066A JPS61209066A (ja) | 1986-09-17 |
JPH0435234B2 true JPH0435234B2 (ja) | 1992-06-10 |
Family
ID=12762583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60046988A Granted JPS61209066A (ja) | 1985-03-09 | 1985-03-09 | トリガ−タイプデイスペンサ− |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0202380A1 (ja) |
JP (1) | JPS61209066A (ja) |
CN (1) | CN85107354B (ja) |
AU (1) | AU4684185A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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AU4189089A (en) * | 1988-03-08 | 1989-10-05 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Trigger sprayer device and method of assembling such a device |
DE3880837T2 (de) * | 1988-09-30 | 1993-11-04 | Spray Plast Spa | Handbetaetigbarer fluessigkeitszerstaeuber. |
US4958754A (en) * | 1989-03-01 | 1990-09-25 | Continental Sprayers, Inc. | Dispenser or sprayer with vent system |
US5152461A (en) * | 1990-10-01 | 1992-10-06 | Proctor Rudy R | Hand operated sprayer with multiple fluid containers |
US5385302A (en) * | 1990-10-25 | 1995-01-31 | Contico | Low cost trigger sprayer |
US5549249A (en) * | 1991-12-13 | 1996-08-27 | Contico International, Inc. | Fluid spinner and nozzle head assembly with controlled fluid flood path |
US5344053A (en) * | 1992-03-09 | 1994-09-06 | Contico International, Inc. | Trigger sprayer having a two-piece housing construction |
GB9226153D0 (en) * | 1992-12-15 | 1993-02-10 | Canyon Europ Ltd | Closure caps for containers |
US5522547A (en) * | 1994-10-31 | 1996-06-04 | Calmar Inc. | Sprayer having pressure build-up discharge |
US5697556A (en) * | 1995-12-18 | 1997-12-16 | Contico International, Inc. | Liquid dispenser having discharge valve assembly |
US5794822A (en) * | 1996-04-17 | 1998-08-18 | Contico International, Inc. | Reciprocating fluid pump with improved bottle seal |
CN1086963C (zh) * | 1996-05-21 | 2002-07-03 | 花王株式会社 | 喷雾容器 |
US5810209A (en) * | 1996-09-06 | 1998-09-22 | Continental Sprayers International, Inc. | Dispenser with improved bottle connection |
US5845820A (en) * | 1997-08-25 | 1998-12-08 | Continental Sprayers International, Inc. | Bayonet-type container and cap closure |
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DE602005010214D1 (de) | 2005-04-29 | 2008-11-20 | Guala Dispensing Spa | Flüssigkeitsspender |
US7775405B2 (en) * | 2006-12-22 | 2010-08-17 | Meadwestvaco Calmar, Inc. | Sprayer including pressure build-up discharge valve assembly with poppet valve having integrated spring |
GB2528649A (en) * | 2014-07-14 | 2016-02-03 | Rieke Packaging Systems Ltd | Pump dispensers |
CN111558478B (zh) * | 2020-04-30 | 2021-09-10 | 余姚市瑞达日用品有限公司 | 具有双单向阀结构的外置弹簧式喷雾枪头 |
CN111822180B (zh) * | 2020-07-16 | 2024-11-08 | 宁波圣捷喷雾泵有限公司 | 一种喷雾枪 |
CN112960267A (zh) * | 2021-03-19 | 2021-06-15 | 浙江晟祺实业有限公司 | 一种全塑手扣式喷雾器 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4072252A (en) * | 1976-02-09 | 1978-02-07 | The Afa Corporation | Hand operated sprayer with automatic container vent |
US4365751A (en) * | 1980-09-26 | 1982-12-28 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Trigger type liquid injector |
US4480768A (en) * | 1982-07-06 | 1984-11-06 | Universal Dispensing Systems, Inc. | Hand-operated pump |
CS242610B1 (en) * | 1982-11-19 | 1986-05-15 | Miloslav Sorm | Double acting mechanical pump for liquid spray |
-
1985
- 1985-03-09 JP JP60046988A patent/JPS61209066A/ja active Granted
- 1985-08-28 AU AU46841/85A patent/AU4684185A/en not_active Abandoned
- 1985-09-30 CN CN85107354A patent/CN85107354B/zh not_active Expired
- 1985-10-10 EP EP85307258A patent/EP0202380A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61209066A (ja) | 1986-09-17 |
CN85107354A (zh) | 1986-09-03 |
AU4684185A (en) | 1986-09-11 |
CN85107354B (zh) | 1987-06-24 |
EP0202380A1 (en) | 1986-11-26 |
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