JPS6242667B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242667B2 JPS6242667B2 JP55133741A JP13374180A JPS6242667B2 JP S6242667 B2 JPS6242667 B2 JP S6242667B2 JP 55133741 A JP55133741 A JP 55133741A JP 13374180 A JP13374180 A JP 13374180A JP S6242667 B2 JPS6242667 B2 JP S6242667B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trigger
- wall
- liquid
- plug
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 36
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 26
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 26
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 19
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
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- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B1/00—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
- B05B1/12—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means capable of producing different kinds of discharge, e.g. either jet or spray
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
- B05B11/1011—Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトリガー式液体噴出器に関する。
従来該トリガー式液体噴出器の一種としてのト
リガー式噴霧器が多く知られているが、縦型往復
ポンプ式の手動噴霧器の場合と異り、トリガーの
操作によつて内蔵されたポンプを作動させるため
にポンプ機構を中心として噴霧器の構造が複雑と
なり易く、又噴霧圧が低下することで霧が粗くな
る欠点を防止するために蓄圧式、つまり或る一定
圧以上の高圧液体だけが吐出弁を通つて噴霧され
る構造とすることが困難であつた。
リガー式噴霧器が多く知られているが、縦型往復
ポンプ式の手動噴霧器の場合と異り、トリガーの
操作によつて内蔵されたポンプを作動させるため
にポンプ機構を中心として噴霧器の構造が複雑と
なり易く、又噴霧圧が低下することで霧が粗くな
る欠点を防止するために蓄圧式、つまり或る一定
圧以上の高圧液体だけが吐出弁を通つて噴霧され
る構造とすることが困難であつた。
本発明は、それ等欠点を除去すると共に射出筒
前端にノズルキヤツプを嵌合させて、該キヤツプ
を回すことで液体吐出路を開閉できるようにした
ものである。尚本発明のトリガー式液体噴出器
は、ノズルキヤツプと関係する部分の液体吐出路
を僅かに代えることで噴霧器にも、液体をその
まゝ噴出させることも可能である。
前端にノズルキヤツプを嵌合させて、該キヤツプ
を回すことで液体吐出路を開閉できるようにした
ものである。尚本発明のトリガー式液体噴出器
は、ノズルキヤツプと関係する部分の液体吐出路
を僅かに代えることで噴霧器にも、液体をその
まゝ噴出させることも可能である。
以下図面について説明すると、1は液体収納用
の容器体、2は該容器体の口頚部で、該口頚部に
はトリガー式液体噴出器本体部を形成する握持部
下端部が着脱自在に嵌合させてある。
の容器体、2は該容器体の口頚部で、該口頚部に
はトリガー式液体噴出器本体部を形成する握持部
下端部が着脱自在に嵌合させてある。
トリガー式液体噴出器の本体部は、握持部11
と、該握持部上端から水平前方向に突出された射
出筒51とで形成させてあり、該本体部の一部に
基端を枢着させて射出筒の下方にトリガー40が
位置させてある。トリガー基端の枢着位置は、図
示のように射出筒の前部下面に限るものではな
く、トリガーを屈曲形成することで、従来例に見
られるように種々の位置、例えば射出筒の基端上
部等に定めることが出来る。
と、該握持部上端から水平前方向に突出された射
出筒51とで形成させてあり、該本体部の一部に
基端を枢着させて射出筒の下方にトリガー40が
位置させてある。トリガー基端の枢着位置は、図
示のように射出筒の前部下面に限るものではな
く、トリガーを屈曲形成することで、従来例に見
られるように種々の位置、例えば射出筒の基端上
部等に定めることが出来る。
図示例において、握持部11は、取付けキヤツ
プ12と、吸込み弁形成部材15と、主部材29
の基部下面から垂設された三重筒とで形成されて
いる。
プ12と、吸込み弁形成部材15と、主部材29
の基部下面から垂設された三重筒とで形成されて
いる。
取付けキヤツプ12は、容器体口頚部に螺合さ
せる周壁13を、中央部を大きく開口させて周縁
部だけを残した頂壁14の周縁から垂設させて形
成させたものである。吸込み弁形成部材15は、
周縁部を容器体口頂面へ載置できる頂壁16を有
し、該頂壁下面から容器体口頚部内面へ嵌合させ
る筒部17を垂設させ、又頂壁上面からは、取付
けキヤツプ頂壁の開口に挿通させて嵌合筒18を
上方へ突出させてある。頂壁周縁部は取付けキヤ
ツプ頂壁14の下面へ係合させる。更に頂壁中央
部には、該部分を貫通させた状態に、両端部を上
下方向に突出させて通路筒19を形成させたもの
である。該通路筒の上部内面には、内向きフラン
ジ状に上面側を玉弁用弁座とした弁座板20が形
成させてあり、該弁座板上方の通路筒内を弁室と
して該弁室内に玉弁21を入れることで吸込み弁
22が形成させてある。弁座板下方の通路筒内に
は容器本体内に垂設させた吸込みパイプの上端部
が嵌合させてある。又通路筒19と嵌合筒18と
の間の頂壁部分には外気吸入用透孔24が穿設さ
せてある。主部材29の三重筒のうち、内筒25
が通路筒19上部と嵌合筒18との間に嵌合され
ており、中筒26が嵌合筒18外面に嵌合されて
いる。外筒27は主部材の外壁と連続するもの
で、該外筒の前部下半は開口28させてある。
せる周壁13を、中央部を大きく開口させて周縁
部だけを残した頂壁14の周縁から垂設させて形
成させたものである。吸込み弁形成部材15は、
周縁部を容器体口頂面へ載置できる頂壁16を有
し、該頂壁下面から容器体口頚部内面へ嵌合させ
る筒部17を垂設させ、又頂壁上面からは、取付
けキヤツプ頂壁の開口に挿通させて嵌合筒18を
上方へ突出させてある。頂壁周縁部は取付けキヤ
ツプ頂壁14の下面へ係合させる。更に頂壁中央
部には、該部分を貫通させた状態に、両端部を上
下方向に突出させて通路筒19を形成させたもの
である。該通路筒の上部内面には、内向きフラン
ジ状に上面側を玉弁用弁座とした弁座板20が形
成させてあり、該弁座板上方の通路筒内を弁室と
して該弁室内に玉弁21を入れることで吸込み弁
22が形成させてある。弁座板下方の通路筒内に
は容器本体内に垂設させた吸込みパイプの上端部
が嵌合させてある。又通路筒19と嵌合筒18と
の間の頂壁部分には外気吸入用透孔24が穿設さ
せてある。主部材29の三重筒のうち、内筒25
が通路筒19上部と嵌合筒18との間に嵌合され
ており、中筒26が嵌合筒18外面に嵌合されて
いる。外筒27は主部材の外壁と連続するもの
で、該外筒の前部下半は開口28させてある。
主部材29の三重筒上方からは射出筒51が前
方へ突出させてあるが、三重筒と射出筒とが形成
する内角部には、トリガー方向に開口させてポン
プ室31が形成させてある、該ポンプ室の開口側
は、筒部32をトリガー側へ突出させて形成する
とよい。該ポンプ室の奥部内には上記弁室を介し
て容器体内と連通する吸込み口33が開口させて
あり、又射出筒孔52に連通する吐出口34が開
口させてある。
方へ突出させてあるが、三重筒と射出筒とが形成
する内角部には、トリガー方向に開口させてポン
プ室31が形成させてある、該ポンプ室の開口側
は、筒部32をトリガー側へ突出させて形成する
とよい。該ポンプ室の奥部内には上記弁室を介し
て容器体内と連通する吸込み口33が開口させて
あり、又射出筒孔52に連通する吐出口34が開
口させてある。
ポンプ室31内には、コイルスプリング35が
入れてあり、又該スプリングの付勢に抗して吸込
み可能に、ピストン部材36の先端部に形成させ
たピストン部37が嵌合筒させてある。該ピスト
ン部材は、基端に第1係合部38を有し、該第1
係合部を、トリガー内面に設けた第2係合部39
に係合させたものであり、トリガー40を握持部
11側に引寄せすることで、スプリング35が圧
縮されてピストン部がポンプ室奥部へ押込みさ
れ、又トリガーを離すと、スプリングの弾撥力に
よつてピストン部が押戻され、トリガーが元位置
に復帰するよう設けたものである。尚トリガー基
端部にはストツパー41が付設させてあつて、該
ストツパーが筒部32に接することでトリガーの
非動作時における位置が定められている。尚ポン
プ室の奥部内にはコイルスプリングを位置決めさ
せるためのガイド片42,42が設けてある。
入れてあり、又該スプリングの付勢に抗して吸込
み可能に、ピストン部材36の先端部に形成させ
たピストン部37が嵌合筒させてある。該ピスト
ン部材は、基端に第1係合部38を有し、該第1
係合部を、トリガー内面に設けた第2係合部39
に係合させたものであり、トリガー40を握持部
11側に引寄せすることで、スプリング35が圧
縮されてピストン部がポンプ室奥部へ押込みさ
れ、又トリガーを離すと、スプリングの弾撥力に
よつてピストン部が押戻され、トリガーが元位置
に復帰するよう設けたものである。尚トリガー基
端部にはストツパー41が付設させてあつて、該
ストツパーが筒部32に接することでトリガーの
非動作時における位置が定められている。尚ポン
プ室の奥部内にはコイルスプリングを位置決めさ
せるためのガイド片42,42が設けてある。
射出筒孔52の基部側内には、吐出弁53が設
けてある。該吐出弁の弁体部材54は、弾性リン
グ部55の左右両外面から、棒部56,57を突
出させ、一方の棒部端部には弁板58を、他方の
棒部には楕円形の固定板59を、それぞれ付設さ
せたものである。射出筒孔52は、ポンプ室31
側から、小径部、中径部、大径部、最大径部とし
てあり、小径部と中径部との間には段部を形成さ
せ、かつ小径部の中径部側部分には中径部側を大
径とするテーパが設けてあり、又段部の口縁部に
は中径部側に突出する突条61が付設させてあ
る。該突条先端に、弁板58を押圧させて中径部
内へ弁体部材54を嵌合筒させるが、第2図が示
すように弁板58には高圧空気を排出させるため
の溝60が設けてある。弁板58は中径部内径よ
りも小径としてあり、中径部内壁面には適当数の
縦溝が設けてある。固定板59の嵌合部分は、中
径部の大径部側端部に形成させてあるが、該部分
は他中径部よりも僅かに大径としてあり、該部分
に大径部側から固定板を押込むと、該部において
固定板が位置決めされるようになつている。固定
板は長径方向において中径部内壁面に密接する
が、短径方向においては中径部内壁面との間に液
体通路としての隙間が形成される。尚このとき弁
板は突条61に圧接し、溝60だけが開溝されて
いる。
けてある。該吐出弁の弁体部材54は、弾性リン
グ部55の左右両外面から、棒部56,57を突
出させ、一方の棒部端部には弁板58を、他方の
棒部には楕円形の固定板59を、それぞれ付設さ
せたものである。射出筒孔52は、ポンプ室31
側から、小径部、中径部、大径部、最大径部とし
てあり、小径部と中径部との間には段部を形成さ
せ、かつ小径部の中径部側部分には中径部側を大
径とするテーパが設けてあり、又段部の口縁部に
は中径部側に突出する突条61が付設させてあ
る。該突条先端に、弁板58を押圧させて中径部
内へ弁体部材54を嵌合筒させるが、第2図が示
すように弁板58には高圧空気を排出させるため
の溝60が設けてある。弁板58は中径部内径よ
りも小径としてあり、中径部内壁面には適当数の
縦溝が設けてある。固定板59の嵌合部分は、中
径部の大径部側端部に形成させてあるが、該部分
は他中径部よりも僅かに大径としてあり、該部分
に大径部側から固定板を押込むと、該部において
固定板が位置決めされるようになつている。固定
板は長径方向において中径部内壁面に密接する
が、短径方向においては中径部内壁面との間に液
体通路としての隙間が形成される。尚このとき弁
板は突条61に圧接し、溝60だけが開溝されて
いる。
大径部内には、栓部材62筒部の後部が嵌合筒
させてある。筒部の後端は、弁体部材固定板に圧
接させる。栓部材62は、筒部63の前部内面か
ら、適当数のオリフイス64…付き内向きフラン
ジ65を突出させ、該内向きフランジ内周縁から
栓体66を突出させたものである。該栓体は内向
きフランジよりも前方の筒部内に位置させるとよ
い。栓体66前端面の直径方向には両端部を深く
した溝67を設け、該溝と約60度角度をずらした
直径線が位置する栓体前端面の縁部には深溝6
8,68を設ける。第4図、第5図が示すように
それ等溝、深溝は栓体前部に適当深さに設ける。
これ等溝、深溝は、後述のノズルキヤツプ内周壁
の内面に設ける溝と連通して吐出口路の一部を形
成するものであり、正確には、それ等栓体の溝、
深溝の深さはノズルキヤツプ内周壁に設ける溝の
長さとの関係で定められることとなる。
させてある。筒部の後端は、弁体部材固定板に圧
接させる。栓部材62は、筒部63の前部内面か
ら、適当数のオリフイス64…付き内向きフラン
ジ65を突出させ、該内向きフランジ内周縁から
栓体66を突出させたものである。該栓体は内向
きフランジよりも前方の筒部内に位置させるとよ
い。栓体66前端面の直径方向には両端部を深く
した溝67を設け、該溝と約60度角度をずらした
直径線が位置する栓体前端面の縁部には深溝6
8,68を設ける。第4図、第5図が示すように
それ等溝、深溝は栓体前部に適当深さに設ける。
これ等溝、深溝は、後述のノズルキヤツプ内周壁
の内面に設ける溝と連通して吐出口路の一部を形
成するものであり、正確には、それ等栓体の溝、
深溝の深さはノズルキヤツプ内周壁に設ける溝の
長さとの関係で定められることとなる。
射出筒前端部には、ノズルキヤツプ69を回動
可能に嵌合させる。該ノズルキヤツプは、中心に
ノズル孔70を有する前端壁71の周縁から射出
筒前端部外面に嵌合筒させた外周壁72を後方へ
突出させ、又前端壁後面からは、軸線延長線上に
ノズル孔を位置させて栓体外面に嵌合させた内周
壁73が後方へ突出させてある。これ等内外周壁
間の前端壁後面からは、射出筒51前端部内面と
栓部材62の筒部前端部外面に嵌合筒させた中周
壁74を後方へ突出させてもよい。更に図示例で
は前端壁前面形状を三角形状として、一部におい
て外周壁72と連続する断面三角形状周壁75が
後方へ突出させてある。尚射出筒外面と外周壁内
面には係合突条が設けてあつて、これ等係合突条
の係合により、ノズルキヤツプが射出筒から抜け
ないようにしてある。ノズルキヤツプの内周壁後
半部内面には溝76,76を設ける。該溝は、先
に触れたように、栓体の溝67、深溝68,68
と連通できるようにしたものであり、内周壁内面
の上下反対側にそれぞれ単数設けてある。内周壁
73が囲む前端壁後面部分には、第6図が示すよ
うに吐出液体に回転を与えるためのスピン溝77
を、該溝中心にノズル孔を位置させて設けてお
く。
可能に嵌合させる。該ノズルキヤツプは、中心に
ノズル孔70を有する前端壁71の周縁から射出
筒前端部外面に嵌合筒させた外周壁72を後方へ
突出させ、又前端壁後面からは、軸線延長線上に
ノズル孔を位置させて栓体外面に嵌合させた内周
壁73が後方へ突出させてある。これ等内外周壁
間の前端壁後面からは、射出筒51前端部内面と
栓部材62の筒部前端部外面に嵌合筒させた中周
壁74を後方へ突出させてもよい。更に図示例で
は前端壁前面形状を三角形状として、一部におい
て外周壁72と連続する断面三角形状周壁75が
後方へ突出させてある。尚射出筒外面と外周壁内
面には係合突条が設けてあつて、これ等係合突条
の係合により、ノズルキヤツプが射出筒から抜け
ないようにしてある。ノズルキヤツプの内周壁後
半部内面には溝76,76を設ける。該溝は、先
に触れたように、栓体の溝67、深溝68,68
と連通できるようにしたものであり、内周壁内面
の上下反対側にそれぞれ単数設けてある。内周壁
73が囲む前端壁後面部分には、第6図が示すよ
うに吐出液体に回転を与えるためのスピン溝77
を、該溝中心にノズル孔を位置させて設けてお
く。
ノズルキヤツプ69を回動させることで、第7
図が示すようにノズルキヤツプ内周壁の溝76
と、栓体の深溝68と、スピン溝77とを連通さ
せておき、トリガー40を握持部11側に引寄せ
すると、ピストン部37がポンプ室内に押込ま
れ、このとき吸込み弁22と吐出弁53とは閉塞
されているためポンプ室内は高圧化する。ポンプ
室内に空気が入つている状態では、該高圧空気
は、弁板58の溝60から排出される。次にトリ
ガーを離すとスプリングの反撥によつてピストン
部は押戻され、よつてポンプ室内は負圧化するか
ら吸込み弁が開いて容器体内液体をポンプ室内に
吸込む。次にトリガーを引寄せすると、ポンプ室
内液体の高圧化により吐出弁が弾性リング部の弾
性変形によつて開き、高圧液体は吐出弁を通つ
て、更にオリフイス64…を通り、溝76、深溝
68、スピン溝77を通過してノズル孔70から
噴出される。該噴出液体はスピン溝を通過したこ
とで高速回転し乍ら噴出するため霧となつて噴出
される。トリガー停止よりピストン部も停止する
が、ポンプ室内高圧化の解消と同時に吐出弁53
が閉じ、すると直ちに噴霧も停止する。
図が示すようにノズルキヤツプ内周壁の溝76
と、栓体の深溝68と、スピン溝77とを連通さ
せておき、トリガー40を握持部11側に引寄せ
すると、ピストン部37がポンプ室内に押込ま
れ、このとき吸込み弁22と吐出弁53とは閉塞
されているためポンプ室内は高圧化する。ポンプ
室内に空気が入つている状態では、該高圧空気
は、弁板58の溝60から排出される。次にトリ
ガーを離すとスプリングの反撥によつてピストン
部は押戻され、よつてポンプ室内は負圧化するか
ら吸込み弁が開いて容器体内液体をポンプ室内に
吸込む。次にトリガーを引寄せすると、ポンプ室
内液体の高圧化により吐出弁が弾性リング部の弾
性変形によつて開き、高圧液体は吐出弁を通つ
て、更にオリフイス64…を通り、溝76、深溝
68、スピン溝77を通過してノズル孔70から
噴出される。該噴出液体はスピン溝を通過したこ
とで高速回転し乍ら噴出するため霧となつて噴出
される。トリガー停止よりピストン部も停止する
が、ポンプ室内高圧化の解消と同時に吐出弁53
が閉じ、すると直ちに噴霧も停止する。
上記のように、ノズルキヤツプ内周壁の溝76
と、栓体の深溝68とスピン溝77とを連通させ
た場合は、噴霧するが、噴霧させないで、水鉄砲
状に水を噴霧させることも出来る。この場合は、
第1図のようにノズルキヤツプ内周壁の溝76
と、栓体の溝67とを連通させればよい。この場
合は栓体の溝67を通つてノズル孔から液体が噴
出されるため、スピンがかけられないこととな
り、よつて霧化しないまゝ液体が噴出される。
と、栓体の深溝68とスピン溝77とを連通させ
た場合は、噴霧するが、噴霧させないで、水鉄砲
状に水を噴霧させることも出来る。この場合は、
第1図のようにノズルキヤツプ内周壁の溝76
と、栓体の溝67とを連通させればよい。この場
合は栓体の溝67を通つてノズル孔から液体が噴
出されるため、スピンがかけられないこととな
り、よつて霧化しないまゝ液体が噴出される。
更にノズルキヤツプを回し、第8図のようにノ
ズルキヤツプ内周壁の溝76と、栓体の溝67、
および深溝68の連通を遮断すると、ポンプ室内
液体は吐出されない。従つてトリガーも引寄せで
きないこととなる。
ズルキヤツプ内周壁の溝76と、栓体の溝67、
および深溝68の連通を遮断すると、ポンプ室内
液体は吐出されない。従つてトリガーも引寄せで
きないこととなる。
液体噴出よる液体の減少によつて容器体内は負
圧化することとなる筈であるが、該負圧化は、ト
リガー引寄せによつてピストン部37がポンプ室
内に深く押込まれたとき、通常ピストン部が位置
するポンプ室部分の壁面に穿設された外気吸入用
の透孔32aから、吸込み弁形成部材15の嵌合
筒18と主部材の内筒25との間に設けられた間
隙を通り、更に吸込み弁形成部材の頂壁に穿設さ
れた外気吸入用透孔24を通つて容器体内に外気
が入ることでその負圧化は防止される。尚該外気
吸入用の通路は、ピストン部が非作動位置にある
とき、ポンプ室に開口する外気吸入用透孔32a
がピストン部により外気に対して遮断されるた
め、噴霧器が倒れる等しても上記通路から液洩れ
することはない。
圧化することとなる筈であるが、該負圧化は、ト
リガー引寄せによつてピストン部37がポンプ室
内に深く押込まれたとき、通常ピストン部が位置
するポンプ室部分の壁面に穿設された外気吸入用
の透孔32aから、吸込み弁形成部材15の嵌合
筒18と主部材の内筒25との間に設けられた間
隙を通り、更に吸込み弁形成部材の頂壁に穿設さ
れた外気吸入用透孔24を通つて容器体内に外気
が入ることでその負圧化は防止される。尚該外気
吸入用の通路は、ピストン部が非作動位置にある
とき、ポンプ室に開口する外気吸入用透孔32a
がピストン部により外気に対して遮断されるた
め、噴霧器が倒れる等しても上記通路から液洩れ
することはない。
本発明は上記構成とするもので、握持部と射出
筒との内角部に上記トリガー側に開口するポンプ
室31を設けて該室内にピストン部材36先端の
ピストン部を摺動自在に嵌合させると共に該ピス
トン部材の基端に設けた第1係合部38とトリガ
ー内面に設けた第2係合部39とを係合させたか
ら、トリガー引寄せによるピストン部の操作に無
理がなく、容易に行うことが出来ピストン部材押
戻しのためのスプリングを入れたから、スプリン
グが邪魔となることがなく、又このように上記内
角部にポンプ室を形成させて該室内にピストン部
とスプリングを入れるようにしたから、握持部内
又は射出筒内にポンプ機構を設けた場合のよう
に、握持部や射出筒外径が必要以上に大径化した
り、又長くなることがなく、よつて液体噴出器全
体を小型化することが出来る。又吐出弁が高圧液
体によつて開弁するように弾性閉塞させると、未
だポンプ室内に空気が入つている初使用の際、該
ポンプ室内空気を排出して容器体内液体を充填す
ることが困難となるが、本発明では高圧空気用排
出路としての溝60を設けたから、トリガーを引
寄せ、しばらく該引寄せ状態を持続すると、ポン
プ室内の高圧空気は排出されるため、トリガーを
離し、ピストン部がスプリングで押戻されること
でポンプ室内は負圧化して容器体内液体を吸込む
こととなり、このようにしてポンプ室内空気と液
体との置換を容易に行うことが出来る。更にノズ
ルキヤツプ69は回動可能として栓部外周面とノ
ズルキヤツプ内周壁内面との間と、栓部前端面と
内周壁が囲むノズルキヤツプ前端壁の後面部分の
間とに、ノズルキヤツプ回動による位置合せによ
つて連通する吐出用流路を形成させたから、液体
噴出の安全装置が出来ることとなつて便利であ
る。
筒との内角部に上記トリガー側に開口するポンプ
室31を設けて該室内にピストン部材36先端の
ピストン部を摺動自在に嵌合させると共に該ピス
トン部材の基端に設けた第1係合部38とトリガ
ー内面に設けた第2係合部39とを係合させたか
ら、トリガー引寄せによるピストン部の操作に無
理がなく、容易に行うことが出来ピストン部材押
戻しのためのスプリングを入れたから、スプリン
グが邪魔となることがなく、又このように上記内
角部にポンプ室を形成させて該室内にピストン部
とスプリングを入れるようにしたから、握持部内
又は射出筒内にポンプ機構を設けた場合のよう
に、握持部や射出筒外径が必要以上に大径化した
り、又長くなることがなく、よつて液体噴出器全
体を小型化することが出来る。又吐出弁が高圧液
体によつて開弁するように弾性閉塞させると、未
だポンプ室内に空気が入つている初使用の際、該
ポンプ室内空気を排出して容器体内液体を充填す
ることが困難となるが、本発明では高圧空気用排
出路としての溝60を設けたから、トリガーを引
寄せ、しばらく該引寄せ状態を持続すると、ポン
プ室内の高圧空気は排出されるため、トリガーを
離し、ピストン部がスプリングで押戻されること
でポンプ室内は負圧化して容器体内液体を吸込む
こととなり、このようにしてポンプ室内空気と液
体との置換を容易に行うことが出来る。更にノズ
ルキヤツプ69は回動可能として栓部外周面とノ
ズルキヤツプ内周壁内面との間と、栓部前端面と
内周壁が囲むノズルキヤツプ前端壁の後面部分の
間とに、ノズルキヤツプ回動による位置合せによ
つて連通する吐出用流路を形成させたから、液体
噴出の安全装置が出来ることとなつて便利であ
る。
第1図は本発明に係るトリガー式液体噴出器の
縦断面図、第2図は弁体部材の背面図、第3図は
栓部材の正面図、第4図は第3図−線を矢示
方向にみた要部断面図、第5図は第3図−線
を矢示方向にみた要部断面図、第6図はノズルキ
ヤツプの背面図、第7図、第8図はそれぞれ要部
拡大断面図で、第7図は噴霧可能状態にノズルキ
ヤツプを位置合せさせた状態、第8図は液体噴出
不能状態にノズルキヤツプを位置合せさせた状態
を示すものである。 1……容器体、11……握持部、12……取付
けキヤツプ、15……吸込み弁形成部材、22…
…吸込み弁、29……主部材、31……ポンプ
室、36……ピストン部材、40……トリガー、
51……射出筒、53……吐出弁、54……弁体
部材、62……栓部材、69……ノズルキヤツ
プ。
縦断面図、第2図は弁体部材の背面図、第3図は
栓部材の正面図、第4図は第3図−線を矢示
方向にみた要部断面図、第5図は第3図−線
を矢示方向にみた要部断面図、第6図はノズルキ
ヤツプの背面図、第7図、第8図はそれぞれ要部
拡大断面図で、第7図は噴霧可能状態にノズルキ
ヤツプを位置合せさせた状態、第8図は液体噴出
不能状態にノズルキヤツプを位置合せさせた状態
を示すものである。 1……容器体、11……握持部、12……取付
けキヤツプ、15……吸込み弁形成部材、22…
…吸込み弁、29……主部材、31……ポンプ
室、36……ピストン部材、40……トリガー、
51……射出筒、53……吐出弁、54……弁体
部材、62……栓部材、69……ノズルキヤツ
プ。
Claims (1)
- 1 液体収納用容器体の口頚部に下端部を着脱自
在に嵌合させた握持部11と、該握持部上端から
水平方向に突出させた射出筒51とで本体部を形
成させ、該本体部の一部に基端を枢着させて射出
筒の下方にトリガー40を位置させ、該トリガー
操作により本体部内に設けられたポンプ機構が作
動して容器体内液体を射出筒前端のノズル孔70
から噴出するよう設けたトリガー式液体噴出器に
おいて、上記握持部と射出筒との内角部に、トリ
ガー側に開口すると共に奥部壁面に容器体内と連
通する吸込み口33と射出筒孔と連通させた吐出
口34とを開口させたポンプ室31を設けて、該
室内にコイルスプリング35を内装させ、又該室
内に先端部に形成させたピストン部37をコイル
スプリングの付勢に抗して押込み可能に嵌合させ
ると共に、基端に形成させた第1係合部38とト
リガー内面に設けた第2係合部39とを係合させ
てピストン部材36を設け、又容器体内から上記
吸込み口までの液体通路途中には吸込み弁22
を、射出筒孔側には高圧空気用排出路付きで高圧
液体により開弁する吐出弁53をそれぞれ設け、
又射出筒孔52の前部内には、該筒孔内面に筒部
63を嵌着させると共に該筒部内面から突出させ
たオリフイス64付き内向きフランジ65の内周
縁から栓体66を突出させた栓部材62を設け、
かつ上記射出筒外面には、中心にノズル孔70を
有する前端壁71外周から後方へ突出させた外周
壁72を、栓体外面には前端壁後面から後方へ突
出させた内周壁73をそれぞれ回動可能に嵌合さ
せたノズルキヤツプ69を設け、栓部外周面と内
周壁内面との間と、栓部前端面と内周壁が囲む前
端壁後面部分との間には、ノズルキヤツプの回動
による位置合せによつて連通する、上記オリフイ
スからノズル孔にいたる吐出用流路を穿設させた
ことを特徹とするトリガー式液体噴出器。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55133741A JPS5759660A (en) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | Trigger type liquid eljector |
US06/220,073 US4365751A (en) | 1980-09-26 | 1980-12-24 | Trigger type liquid injector |
DE3104450A DE3104450C2 (de) | 1980-09-26 | 1981-02-09 | Flüssigkeitsinjektor der Drücker-Bauart |
NLAANVRAGE8100670,A NL189804C (nl) | 1980-09-26 | 1981-02-12 | Vloeistofverstuiver met een trekker. |
FR8102969A FR2490972B1 (fr) | 1980-09-26 | 1981-02-16 | Pulverisateur de liquide, du type equipe d'une poignee sollicitee elastiquement |
AU67575/81A AU524198B2 (en) | 1980-09-26 | 1981-02-24 | Trigger type liquid injector |
GB8105751A GB2085092B (en) | 1980-09-26 | 1981-02-24 | Trigger type liquid injector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55133741A JPS5759660A (en) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | Trigger type liquid eljector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5759660A JPS5759660A (en) | 1982-04-10 |
JPS6242667B2 true JPS6242667B2 (ja) | 1987-09-09 |
Family
ID=15111830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55133741A Granted JPS5759660A (en) | 1980-09-26 | 1980-09-26 | Trigger type liquid eljector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5759660A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6429472U (ja) * | 1987-08-18 | 1989-02-22 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4706888A (en) * | 1986-07-11 | 1987-11-17 | Calmar, Inc. | Multi-purpose nozzle assembly |
US11519394B2 (en) * | 2019-06-25 | 2022-12-06 | The Procter & Gamble Company | Buffered pump system |
-
1980
- 1980-09-26 JP JP55133741A patent/JPS5759660A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6429472U (ja) * | 1987-08-18 | 1989-02-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5759660A (en) | 1982-04-10 |
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