JPH04351740A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH04351740A JPH04351740A JP3152166A JP15216691A JPH04351740A JP H04351740 A JPH04351740 A JP H04351740A JP 3152166 A JP3152166 A JP 3152166A JP 15216691 A JP15216691 A JP 15216691A JP H04351740 A JPH04351740 A JP H04351740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power output
- power input
- magnetic recording
- pulley
- take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/44—Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
- G11B15/442—Control thereof
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/50—Controlling, regulating, or indicating speed by mechanical linkage, e.g. clutch
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19633—Yieldability in gear trains
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用ビデオテープレコ
ーダ(家庭用VTR)等の磁気記録再生装置に係り、特
に、磁気記録再生装置におけるリール駆動装置等の回転
力制限機構に関する。
ーダ(家庭用VTR)等の磁気記録再生装置に係り、特
に、磁気記録再生装置におけるリール駆動装置等の回転
力制限機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャプスタンモータからリールを
駆動するための巻取プーリへの回転力伝達は、例えば特
公平2−10499号公報に記載のように、断面が矩形
のベルト(例えばゴムベルト等)を使用し、特にキャプ
スタンモータと巻取プーリ間との回転力制限については
配慮をしていないのが通例であった。
駆動するための巻取プーリへの回転力伝達は、例えば特
公平2−10499号公報に記載のように、断面が矩形
のベルト(例えばゴムベルト等)を使用し、特にキャプ
スタンモータと巻取プーリ間との回転力制限については
配慮をしていないのが通例であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術のように、動力伝達にゴムベルト等を使用すると、長
期使用下においてはゴムの劣化等により信頼性が問題と
なることがある。この問題を解決するために、近年は動
力伝達用としてベルトに多数の歯(突起)を設けたいわ
ゆる歯付ベルトを使用し、長期信頼性の確保を図るよう
にしていることが多い。
術のように、動力伝達にゴムベルト等を使用すると、長
期使用下においてはゴムの劣化等により信頼性が問題と
なることがある。この問題を解決するために、近年は動
力伝達用としてベルトに多数の歯(突起)を設けたいわ
ゆる歯付ベルトを使用し、長期信頼性の確保を図るよう
にしていることが多い。
【0004】ここでもう少し詳しく歯付ベルトについて
説明する。歯付ベルトは、一般的に芯体部に、高強度の
プラスチック繊維を配材して長期信頼性を確保し、表面
側をウレタン樹脂等の軟かい材料で覆い、かつ、内側に
は確実な動力伝達を行わしめるため多数の歯(突起)を
設けている。この歯付ベルトを使用する場合には、歯付
ベルトを掛け渡すキャプスタンモータのベルトプーリ及
び巻取プーリの外周部にも、前記歯付ベルトの歯(突起
)に対応して凹凸部を形成している。このように構成さ
れた歯付ベルトを使用した回転力伝達機構において、問
題となるのは、急激に起動、停止等を行った場合や、過
大な負荷が加わった場合等に、歯付ベルトの歯とプーリ
の凹凸部の間に過大な力が加わり、歯付ベルトの歯の損
傷や、切断等重大な事故が予想されることである。
説明する。歯付ベルトは、一般的に芯体部に、高強度の
プラスチック繊維を配材して長期信頼性を確保し、表面
側をウレタン樹脂等の軟かい材料で覆い、かつ、内側に
は確実な動力伝達を行わしめるため多数の歯(突起)を
設けている。この歯付ベルトを使用する場合には、歯付
ベルトを掛け渡すキャプスタンモータのベルトプーリ及
び巻取プーリの外周部にも、前記歯付ベルトの歯(突起
)に対応して凹凸部を形成している。このように構成さ
れた歯付ベルトを使用した回転力伝達機構において、問
題となるのは、急激に起動、停止等を行った場合や、過
大な負荷が加わった場合等に、歯付ベルトの歯とプーリ
の凹凸部の間に過大な力が加わり、歯付ベルトの歯の損
傷や、切断等重大な事故が予想されることである。
【0005】これらの問題を防止するために、歯付ベル
ト回転力伝達機構内に、回転力制限機構を設けることが
知られている。つまり、所定の(限度)以上の過大な負
荷が歯付ベルト回転力伝達機構部に加わった場合は、機
構部の所定部分を所定回転力にて空回りさせて、部材の
損傷を防止させるものである。しかし従来の回転力制御
機構は、一般的に知られている羊毛フェルト等の摩擦部
材を用いて、両側に円盤状の回転体を発条体にて押しつ
けてなる、いわゆる円板対向型摩擦クラッチ機構を用い
ているのが通例であり、この構成は部品を多く必要とし
、コスト高を招き、さらには機構も大形化するという欠
点を有していた。
ト回転力伝達機構内に、回転力制限機構を設けることが
知られている。つまり、所定の(限度)以上の過大な負
荷が歯付ベルト回転力伝達機構部に加わった場合は、機
構部の所定部分を所定回転力にて空回りさせて、部材の
損傷を防止させるものである。しかし従来の回転力制御
機構は、一般的に知られている羊毛フェルト等の摩擦部
材を用いて、両側に円盤状の回転体を発条体にて押しつ
けてなる、いわゆる円板対向型摩擦クラッチ機構を用い
ているのが通例であり、この構成は部品を多く必要とし
、コスト高を招き、さらには機構も大形化するという欠
点を有していた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、機構簡略で低コスト化と小形
化が達成可能な回転力制限機構をもつ磁気記録再生装置
を提供することにある。
その目的とするところは、機構簡略で低コスト化と小形
化が達成可能な回転力制限機構をもつ磁気記録再生装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、キャプスタンモータの回転力を受ける巻取
プーリを動力入力部と動力出力部に分割し、動力入力部
と動力出力部の結合は、周方向の摩擦結合とすることに
より、簡素で小形な機構を得るように構成した。
に本発明は、キャプスタンモータの回転力を受ける巻取
プーリを動力入力部と動力出力部に分割し、動力入力部
と動力出力部の結合は、周方向の摩擦結合とすることに
より、簡素で小形な機構を得るように構成した。
【0008】
【作用】巻取プーリの動力入力部材の内周部と動力出力
部材の外周部とを所定の力で相互に押しつけるように、
環状の弾性部材を配設することにより、所定の摩擦係合
力を得ることが可能となり、これにより機構の損傷を防
止することが出来る。
部材の外周部とを所定の力で相互に押しつけるように、
環状の弾性部材を配設することにより、所定の摩擦係合
力を得ることが可能となり、これにより機構の損傷を防
止することが出来る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5を用いて
説明する。図1は回転力制限機能をもつ巻取プーリの分
解斜視図、図2は同巻取プーリの平面図、図3は図2の
A−A線断面図、図4は巻取プーリの実装状態を示すV
TRの要部斜視図、図5はカセットを装着した状態のV
TRの要部斜視図である。
説明する。図1は回転力制限機能をもつ巻取プーリの分
解斜視図、図2は同巻取プーリの平面図、図3は図2の
A−A線断面図、図4は巻取プーリの実装状態を示すV
TRの要部斜視図、図5はカセットを装着した状態のV
TRの要部斜視図である。
【0010】先ず、全体の概略構成を図4,図5によっ
て説明する。図5に示すように、カセット8に内蔵され
一対のテープリール9に巻回・収納されている磁気テー
プ8aは、公知のローディングメカニズムによってカセ
ット8から引出されて、磁気ヘッド(図示せず)を搭載
した回転シリンダ7に巻付けられて所定の記録/再生が
行われる。ここで、カセット8に内蔵された磁気テープ
8aを巻取るために、上記一対のテープリール9が各々
係合された供給側リールテーブル10もしくは巻取側リ
ールテーブル11のいずれか一方を、キャプスタンモー
タ6(図4)の動力を利用して回転駆動するようにされ
る。
て説明する。図5に示すように、カセット8に内蔵され
一対のテープリール9に巻回・収納されている磁気テー
プ8aは、公知のローディングメカニズムによってカセ
ット8から引出されて、磁気ヘッド(図示せず)を搭載
した回転シリンダ7に巻付けられて所定の記録/再生が
行われる。ここで、カセット8に内蔵された磁気テープ
8aを巻取るために、上記一対のテープリール9が各々
係合された供給側リールテーブル10もしくは巻取側リ
ールテーブル11のいずれか一方を、キャプスタンモー
タ6(図4)の動力を利用して回転駆動するようにされ
る。
【0011】図4に示すように、キャプスタンモータ6
の下方に設けられているベルトプーリ6aと巻取プーリ
16の間には、歯付ベルト5を掛け渡してあり、ベルト
プーリ6aの外周部と巻取プーリ部16の外周部には、
歯付ベルト5の歯(突起)に対応して凹凸が設けてあり
、確実な動力の伝達が行われるようになっている。12
は中間歯車で、巻取プーリ16の後述する動力出力部材
1の歯車部1aと噛み合い、また、この中間歯車12に
は駆動歯車13が噛み合い、駆動歯車13には振り子歯
車14が噛み合っている。該振り子歯車14は、キャプ
スタンモータ6の回転方向に応じて公知の首振りメカニ
ズム(図示せず)により揺動し、供給側リールテーブル
10のギヤ部もしくは巻取側リールテーブル11のギヤ
部と選択的に噛み合うようになっている。図4,5には
、振り子歯車14が巻取側リールテーブル11のギヤ1
1aと噛み合った場合が示されており、テープを正転走
行させるキャプスタンモータ6の回転力が巻取側リール
テーブル11に伝達されて、磁気テープ8aは巻取側リ
ールテーブル11に係合されたテープリール9に巻取ら
れる。
の下方に設けられているベルトプーリ6aと巻取プーリ
16の間には、歯付ベルト5を掛け渡してあり、ベルト
プーリ6aの外周部と巻取プーリ部16の外周部には、
歯付ベルト5の歯(突起)に対応して凹凸が設けてあり
、確実な動力の伝達が行われるようになっている。12
は中間歯車で、巻取プーリ16の後述する動力出力部材
1の歯車部1aと噛み合い、また、この中間歯車12に
は駆動歯車13が噛み合い、駆動歯車13には振り子歯
車14が噛み合っている。該振り子歯車14は、キャプ
スタンモータ6の回転方向に応じて公知の首振りメカニ
ズム(図示せず)により揺動し、供給側リールテーブル
10のギヤ部もしくは巻取側リールテーブル11のギヤ
部と選択的に噛み合うようになっている。図4,5には
、振り子歯車14が巻取側リールテーブル11のギヤ1
1aと噛み合った場合が示されており、テープを正転走
行させるキャプスタンモータ6の回転力が巻取側リール
テーブル11に伝達されて、磁気テープ8aは巻取側リ
ールテーブル11に係合されたテープリール9に巻取ら
れる。
【0012】前記巻取プーリ16は図1に示すように、
動力出力部材1、動力入力部材2、弾性体3、押え部材
4とから構成されている。ドーナツ状の動力入力部材2
は、外側の円筒部の外周に前記歯付ベルト5の歯(突起
)に対応した凹凸部2aを形成してあり、また、上平面
部には段付の係止部2bが4箇所刻設してあり、さらに
内側の弾性変形可能な比較的薄肉の円筒部2dの内周面
は嵌合部2cとして構成されている。一方、動力出力部
材1は、その上方側の外周部に前記中間歯車12が噛み
合う動力(回転力)出力用の歯車部1aが形成され、中
心部には回転中心軸穴1cが、また下方側の外周部には
嵌合部1bが設けられている。このように構成した動力
入力部材2と動力出力部材1とは、動力入力部材2の前
記嵌合部2cに動力出力部材1の前記嵌合部1bを嵌め
込んで組合わされる。
動力出力部材1、動力入力部材2、弾性体3、押え部材
4とから構成されている。ドーナツ状の動力入力部材2
は、外側の円筒部の外周に前記歯付ベルト5の歯(突起
)に対応した凹凸部2aを形成してあり、また、上平面
部には段付の係止部2bが4箇所刻設してあり、さらに
内側の弾性変形可能な比較的薄肉の円筒部2dの内周面
は嵌合部2cとして構成されている。一方、動力出力部
材1は、その上方側の外周部に前記中間歯車12が噛み
合う動力(回転力)出力用の歯車部1aが形成され、中
心部には回転中心軸穴1cが、また下方側の外周部には
嵌合部1bが設けられている。このように構成した動力
入力部材2と動力出力部材1とは、動力入力部材2の前
記嵌合部2cに動力出力部材1の前記嵌合部1bを嵌め
込んで組合わされる。
【0013】そして然る後、図2,図3に示すように、
バネ用ステンレス鋼材等で作った環状の一部に切欠き部
3aを有する弾性体3が、動力入力部材2の前記内側の
円筒部2dの外周に、該弾性体3を広げるようにして嵌
め込まれる。これによって、互いに周面接触した動力出
力部材1の嵌合部1bと動力入力部材2の嵌合部2cに
は(動力出力部材1と動力入力部材2の嵌合連結部には
)、弾性体3の復元弾性力が作用して動力入力部材2と
動力出力部材1とは所定の摩擦係合力をもって結合され
ることになる。この後、前記押え部材4の爪部4aを動
力入力部材2の前記係止部2bに臨ませて、爪部4aを
係止部2bに押し込むことにより、いわゆるスナップイ
ン嵌合で押え部材4が動力入力部材2に組付けられて弾
性体3の脱落が防止され、これによって巻取プーリ16
が組上がることとなる。
バネ用ステンレス鋼材等で作った環状の一部に切欠き部
3aを有する弾性体3が、動力入力部材2の前記内側の
円筒部2dの外周に、該弾性体3を広げるようにして嵌
め込まれる。これによって、互いに周面接触した動力出
力部材1の嵌合部1bと動力入力部材2の嵌合部2cに
は(動力出力部材1と動力入力部材2の嵌合連結部には
)、弾性体3の復元弾性力が作用して動力入力部材2と
動力出力部材1とは所定の摩擦係合力をもって結合され
ることになる。この後、前記押え部材4の爪部4aを動
力入力部材2の前記係止部2bに臨ませて、爪部4aを
係止部2bに押し込むことにより、いわゆるスナップイ
ン嵌合で押え部材4が動力入力部材2に組付けられて弾
性体3の脱落が防止され、これによって巻取プーリ16
が組上がることとなる。
【0014】よって斯様な構成の巻取プーリ16を、キ
ャプスタンモータ6のベルトプーリ6aとリールテーブ
ル10,11との間の伝達機構中に設けることにより、
通常はキャプスタンモータ6の回転でリールテーブル1
0もしくは11を円滑に回転駆動することができると共
に、キャプスタンモータ6の急激な起動、停止動作を行
った場合やリール駆動系に過大な負荷が加わった場合で
も、巻取プーリ部16に摩擦係合部位が存在することに
よって、歯付ベルト5及びその関連部分は伝達トルクが
制限されて伝わるので、機構に損傷を生じる虞れがない
。さらに、金属バネ板を環状に湾曲形成してなる安価な
弾性体3を用いた周面対向トルクリミッタ(回転力制限
機構)を構築しているため、機構の簡素化による低コス
ト化と装置の小形薄形化が同時に達成可能となる。
ャプスタンモータ6のベルトプーリ6aとリールテーブ
ル10,11との間の伝達機構中に設けることにより、
通常はキャプスタンモータ6の回転でリールテーブル1
0もしくは11を円滑に回転駆動することができると共
に、キャプスタンモータ6の急激な起動、停止動作を行
った場合やリール駆動系に過大な負荷が加わった場合で
も、巻取プーリ部16に摩擦係合部位が存在することに
よって、歯付ベルト5及びその関連部分は伝達トルクが
制限されて伝わるので、機構に損傷を生じる虞れがない
。さらに、金属バネ板を環状に湾曲形成してなる安価な
弾性体3を用いた周面対向トルクリミッタ(回転力制限
機構)を構築しているため、機構の簡素化による低コス
ト化と装置の小形薄形化が同時に達成可能となる。
【0015】以上本発明を図示した実施例によって説明
したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で種
々の変形が可能であることは言うまでもなく、例えば、
動力出力部材と動力入力部材の嵌合関係は前記実施例と
内外周が逆の関係でも良く、また、環状の弾性体は内側
から動力出力部材と動力入力部材の嵌合連結部に弾性力
を作用させるようにしても良い。さらには、環状の弾性
体の力が作用する部位に適宜スリット等を設けて弾性変
形量を増す構成としても良い。
したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で種
々の変形が可能であることは言うまでもなく、例えば、
動力出力部材と動力入力部材の嵌合関係は前記実施例と
内外周が逆の関係でも良く、また、環状の弾性体は内側
から動力出力部材と動力入力部材の嵌合連結部に弾性力
を作用させるようにしても良い。さらには、環状の弾性
体の力が作用する部位に適宜スリット等を設けて弾性変
形量を増す構成としても良い。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、極めて簡
単な構成にて回転力制限機構を得ることが出来る。特に
周方向での摩擦伝達機構としているため、機構の簡素化
による低コスト化と装置の小形薄形化が同時に実現でき
、該種家庭用VTR等の磁気記録再生装置にあってその
効果は顕著である。
単な構成にて回転力制限機構を得ることが出来る。特に
周方向での摩擦伝達機構としているため、機構の簡素化
による低コスト化と装置の小形薄形化が同時に実現でき
、該種家庭用VTR等の磁気記録再生装置にあってその
効果は顕著である。
【図1】本発明の実施例に係る回転力制限機能をもつ巻
取プーリの分解斜視図である。
取プーリの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る回転力制限機能をもつ巻
取プーリの平面図である。
取プーリの平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明の実施例に係る巻取プーリの実装状態を
示すVTRの要部斜視図である。
示すVTRの要部斜視図である。
【図5】本発明の実施例に係るカセットを装着した状態
のVTRの要部斜視図である。
のVTRの要部斜視図である。
1 動力出力部材
2 動力入力部材
3 弾性体
4 押え部材
5 歯付ベルト
6 キャプスタンモータ
7 回転シリンダ
8 カセット
9 テープリール
10 供給側リールテーブル
11 巻取側リールテーブル
16 巻取プーリ
Claims (4)
- 【請求項1】 カセットに内蔵された磁気テープを引
出して磁気ヘッドを搭載した回転シリンダに巻付けて記
録/再生を行い、前記磁気テープを移送するためのキャ
プスタンを駆動するキャプスタンモータのベルトプーリ
と歯付ベルトによって結合された巻取プーリにより、前
記キャプスタンモータの回転を中間ギヤ列を介して巻取
側リールテーブルもしくは供給側リールテーブルに選択
的に伝達可能とした磁気記録再生装置において、前記巻
取プーリは、前記歯付ベルトからの回転力が入力される
動力入力部材と、該動力入力部材と同芯で入力された回
転力を出力する動力出力部材とを有し、前記動力入力部
材と動力出力部材とは互いの内外周同志が対峙当接する
と共に、この動力入力部材と動力出力部材との内外周同
志の対峙当接部位に所定の弾性力が作用するように、環
状の弾性部材を所定量弾性変形させて配設し、前記動力
入力部材と動力出力部材とを所定の摩擦係合力をもって
結合するようにしたことを特徴とする磁気記録再生装置
。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記環状の弾
性部材は、金属バネ板材を環状に湾曲形成したものであ
ることを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載において、前記
輪状の弾性部材の脱落を防止するための押え部材が設け
られたことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3記載において、前記動
力入力部材の薄肉円筒部の内周面に前記動力出力装置の
外周面を嵌合し、前記薄肉円筒部の外周面に前記環状の
弾性部材を所定量弾性変形させて嵌合したことを特徴と
する磁気記録再生装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152166A JPH04351740A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 磁気記録再生装置 |
KR1019920004251A KR950012193B1 (ko) | 1991-05-29 | 1992-03-16 | 자기기록재생장치 |
EP19920104697 EP0515787A3 (en) | 1991-05-29 | 1992-03-18 | Magnetic recording and reproducing apparatus |
US07/857,659 US5301073A (en) | 1991-05-29 | 1992-03-26 | Take-up pulley with torque-limiting mechanism for magnetic recording and reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152166A JPH04351740A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04351740A true JPH04351740A (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=15534474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3152166A Pending JPH04351740A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5301073A (ja) |
EP (1) | EP0515787A3 (ja) |
JP (1) | JPH04351740A (ja) |
KR (1) | KR950012193B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5639042A (en) * | 1995-06-01 | 1997-06-17 | Industrial Technology Research Institute | Brake mechanism for magnetic-drum tape machines |
KR970067193A (ko) * | 1996-03-28 | 1997-10-13 | 배순훈 | 테이프 레코더의 브레이크 장치 |
US20030050121A1 (en) * | 2001-09-07 | 2003-03-13 | Seiichi Takada | Torque limiter and rotary member with the torque limiter |
JP4103498B2 (ja) * | 2002-08-23 | 2008-06-18 | 株式会社デンソー | 動力伝達装置及びトルク伝達部材 |
US9685189B1 (en) * | 2016-04-06 | 2017-06-20 | International Business Machines Corporation | Reduced reel motor disturbances in a tape drive system |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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