JPH04350897A - 文字発生方法及び装置 - Google Patents
文字発生方法及び装置Info
- Publication number
- JPH04350897A JPH04350897A JP3125880A JP12588091A JPH04350897A JP H04350897 A JPH04350897 A JP H04350897A JP 3125880 A JP3125880 A JP 3125880A JP 12588091 A JP12588091 A JP 12588091A JP H04350897 A JPH04350897 A JP H04350897A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- straight line
- contour
- line
- straight
- character
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 19
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 23
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000004075 alteration Effects 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 102000012078 E2F2 Transcription Factor Human genes 0.000 description 1
- 108010036466 E2F2 Transcription Factor Proteins 0.000 description 1
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000013507 mapping Methods 0.000 description 1
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Image Generation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字フォントデータを
座標点配列の形で記憶し、文字パターンを発生する文字
発生方法及び装置に関するものである。
座標点配列の形で記憶し、文字パターンを発生する文字
発生方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の文字パターン発生方法を採用し
た装置の代表的なものとしては、多彩な修飾を施した、
或は多種のサイズの文字を出力できるベクターフォント
或はアウトラインフォント、スケーラブルフォントと呼
ばれる文字フォントデータを搭載したプリンタや表示装
置等がある。
た装置の代表的なものとしては、多彩な修飾を施した、
或は多種のサイズの文字を出力できるベクターフォント
或はアウトラインフォント、スケーラブルフォントと呼
ばれる文字フォントデータを搭載したプリンタや表示装
置等がある。
【0003】これらの装置では、基準となる文字データ
の輪郭を、その輪郭を構成する各座標点の絶対座標とし
て持ち、それら座標値を指定出力サイズに応じて拡大ま
たは縮小率に基づいて乗算して、その指定された文字の
出力サイズに対応する輪郭の座標値を算出して、その文
字パターンを求めるようにしていた。
の輪郭を、その輪郭を構成する各座標点の絶対座標とし
て持ち、それら座標値を指定出力サイズに応じて拡大ま
たは縮小率に基づいて乗算して、その指定された文字の
出力サイズに対応する輪郭の座標値を算出して、その文
字パターンを求めるようにしていた。
【0004】しかしながら上記従来例は、比較的大きな
サイズの文字の出力には有効であったが、画面表示用な
どの小さなサイズの文字の出力には、最終的に出力され
るべき指定された文字サイズでのドットパターンの格子
点に反映させるときに生ずる量子化誤差、漢字等複雑な
形状の文字パターンに対する絶対的空間の不足等に起因
し、図7の(A)に示すように、本来ならば空いている
はずの空間がなくなってしまうことにより、出力された
文字パターンに「潰れ」た部分が発生し、文字の可読性
が著しく低下するという問題点があった。
サイズの文字の出力には有効であったが、画面表示用な
どの小さなサイズの文字の出力には、最終的に出力され
るべき指定された文字サイズでのドットパターンの格子
点に反映させるときに生ずる量子化誤差、漢字等複雑な
形状の文字パターンに対する絶対的空間の不足等に起因
し、図7の(A)に示すように、本来ならば空いている
はずの空間がなくなってしまうことにより、出力された
文字パターンに「潰れ」た部分が発生し、文字の可読性
が著しく低下するという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】本発明は上記従来
例に鑑みてなされたもので、小さなサイズの文字出力の
際、可読性が著しく低下する「潰れ」の部分の発生を防
止した、可読性の高い文字パターン発生方法/装置を提
供することにある。
例に鑑みてなされたもので、小さなサイズの文字出力の
際、可読性が著しく低下する「潰れ」の部分の発生を防
止した、可読性の高い文字パターン発生方法/装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文字発生装置/方法は以下の様な手段をとる
。即ち、文字パターン情報を点座標の集合による輪郭の
形状で記憶し、その文字パターン点座標情報を変倍等の
為演算する際、文字パターン内の独立した個別の輪郭線
の直線部分が重複しているかどうかの判断を行い、それ
らが重複している場合、次に重複部分の2直線の長さの
比較を行い、より短い直線部分を持つ輪郭線の内部に1
以上の別の輪郭線が含まれるかどうかの判断を行い、そ
れが含まれている場合、一つ内側の輪郭線の該重複部分
に最も近い線分が直線であり、なおかつ該直線部分1に
対して平行であるかどうかの判断を行い、それが平行直
線である場合、内輪郭線の平行直線部分2が該重複部分
にさらに重複するように該平行直線部分2を移動する処
理を行い、これにより生成された文字パターン輪郭情報
をビットマップ情報に変換する処理手段を行う文字発生
方法及び装置である。
に本発明の文字発生装置/方法は以下の様な手段をとる
。即ち、文字パターン情報を点座標の集合による輪郭の
形状で記憶し、その文字パターン点座標情報を変倍等の
為演算する際、文字パターン内の独立した個別の輪郭線
の直線部分が重複しているかどうかの判断を行い、それ
らが重複している場合、次に重複部分の2直線の長さの
比較を行い、より短い直線部分を持つ輪郭線の内部に1
以上の別の輪郭線が含まれるかどうかの判断を行い、そ
れが含まれている場合、一つ内側の輪郭線の該重複部分
に最も近い線分が直線であり、なおかつ該直線部分1に
対して平行であるかどうかの判断を行い、それが平行直
線である場合、内輪郭線の平行直線部分2が該重複部分
にさらに重複するように該平行直線部分2を移動する処
理を行い、これにより生成された文字パターン輪郭情報
をビットマップ情報に変換する処理手段を行う文字発生
方法及び装置である。
【0007】そして、本発明の文字発生装置/方法は文
字コードを入力し、その入力された文字コードを基に、
文字フォントメモリよりその文字コードに対応するフォ
ント情報を読みだし、そのフォント情報よりその入力さ
れた文字コードに対応するビットマップ文字パターンを
高品位に出力させることが可能となる。
字コードを入力し、その入力された文字コードを基に、
文字フォントメモリよりその文字コードに対応するフォ
ント情報を読みだし、そのフォント情報よりその入力さ
れた文字コードに対応するビットマップ文字パターンを
高品位に出力させることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0009】(文字パターン発生装置の説明(図1))
図1は本発明の一実施例の文字パターン発生装置の概略
構成を示すブロック図である。尚、本発明は、複数の機
器から成るシステムにおいて達成されても良いし、1つ
の機器から成る装置において達成されてもよく、システ
ム或は装置にプログラムを供給することにより、本発明
が達成される場合にも適用されることは言うまでもない
。
図1は本発明の一実施例の文字パターン発生装置の概略
構成を示すブロック図である。尚、本発明は、複数の機
器から成るシステムにおいて達成されても良いし、1つ
の機器から成る装置において達成されてもよく、システ
ム或は装置にプログラムを供給することにより、本発明
が達成される場合にも適用されることは言うまでもない
。
【0010】図1において、101は入力部で、例えば
図示しない外部機器等より出力対象の文字コード信号や
パターン発生命令等を入力する。この入力部101は、
バッファやフリップフロップ等の信号保持回路などを含
んでいる。102は入力部101から入力された文字コ
ード信号やパターン発生命令等に従って、指定されたサ
イズ及び書体の文字パターンを発生させるための処理部
であり、例えばマイクロプロセッサ等の中央演算処理装
置(CPU)13、CPU13の制御プログラムや各種
データを記憶しているROM14及びCPU13のワー
クエリアとして使用されるRAM15等を備えている。
図示しない外部機器等より出力対象の文字コード信号や
パターン発生命令等を入力する。この入力部101は、
バッファやフリップフロップ等の信号保持回路などを含
んでいる。102は入力部101から入力された文字コ
ード信号やパターン発生命令等に従って、指定されたサ
イズ及び書体の文字パターンを発生させるための処理部
であり、例えばマイクロプロセッサ等の中央演算処理装
置(CPU)13、CPU13の制御プログラムや各種
データを記憶しているROM14及びCPU13のワー
クエリアとして使用されるRAM15等を備えている。
【0011】103はパターン記憶情報部で、文字コー
ドに対応するメモリアドレスに、点座標の集合であるそ
の文字の輪郭形状からなる文字パターン情報及び文字属
性情報を予め記憶している。この記憶部103は、例え
ばディスクやリードオンメモリ等の不揮発性メモリで構
成されている。104は処理部102により処理された
文字パターンを表示・出力する出力部であり、信号保持
回路や並直列信号変換回路、さらにはプリンタやディス
プレィ等の印刷部或は表示部を備えている。
ドに対応するメモリアドレスに、点座標の集合であるそ
の文字の輪郭形状からなる文字パターン情報及び文字属
性情報を予め記憶している。この記憶部103は、例え
ばディスクやリードオンメモリ等の不揮発性メモリで構
成されている。104は処理部102により処理された
文字パターンを表示・出力する出力部であり、信号保持
回路や並直列信号変換回路、さらにはプリンタやディス
プレィ等の印刷部或は表示部を備えている。
【0012】尚、これら入力部101、パターン情報記
憶部103、及び出力部104は処理部102により動
作制御されている。
憶部103、及び出力部104は処理部102により動
作制御されている。
【0013】(パターン記憶情報部の説明(図2、図3
))図3の(A)及び(B)は図1のパターン情報記憶
部103のフォントテーブル12の記憶内容例とフォン
トパターン例との対応関係を示す。
))図3の(A)及び(B)は図1のパターン情報記憶
部103のフォントテーブル12の記憶内容例とフォン
トパターン例との対応関係を示す。
【0014】例えば、図3の(B)に示すような“L”
という文字は、基準点A0の座標値から始まる文字端点
の座標値をベクトル展開した複数の値で表わされる。
という文字は、基準点A0の座標値から始まる文字端点
の座標値をベクトル展開した複数の値で表わされる。
【0015】図2は図1のパターン情報記憶部103の
ディレクトリテーブル11の記憶内容例を示す図である
。
ディレクトリテーブル11の記憶内容例を示す図である
。
【0016】図2において、文字コードをアドレスとす
るメモリ領域にメモリアドレスが記憶されている。この
メモリアドレスは図3の(A)に示すフォントパターン
が格納されたフォントテーブルのメモリアドレスを示す
。即ち、文字コード“1”のフォント情報は、フォント
テーブル12の“1000”番地より記憶されており、
文字コード“2”のフォント情報は、フォントテーブル
12の“1350”番地より記憶されていることがわか
る。
るメモリ領域にメモリアドレスが記憶されている。この
メモリアドレスは図3の(A)に示すフォントパターン
が格納されたフォントテーブルのメモリアドレスを示す
。即ち、文字コード“1”のフォント情報は、フォント
テーブル12の“1000”番地より記憶されており、
文字コード“2”のフォント情報は、フォントテーブル
12の“1350”番地より記憶されていることがわか
る。
【0017】(実施例の説明(図1〜図10))以上の
構成からなる本実施例の動作を、図4のフローチャート
及び図5、図6、図7(A)、(B)、図8、図9の(
A)、(B)、図10の(A)、(B)、を例にとって
説明する。
構成からなる本実施例の動作を、図4のフローチャート
及び図5、図6、図7(A)、(B)、図8、図9の(
A)、(B)、図10の(A)、(B)、を例にとって
説明する。
【0018】尚、図4に示す制御手順は処理部102内
のROM14に格納され、CPU13により実行される
。
のROM14に格納され、CPU13により実行される
。
【0019】この処理は入力部101より文字コード信
号やパターン発生命令などが処理部102に入力される
ことにより開始される。以下、図5に示す文字「高」の
パターン発生が指示された場合を想定して処理を説明す
る。
号やパターン発生命令などが処理部102に入力される
ことにより開始される。以下、図5に示す文字「高」の
パターン発生が指示された場合を想定して処理を説明す
る。
【0020】まずステップS1で、入力部101から入
力されたデータを受信する。このとき、次のステップS
2で入力データが文字コードか否かの判定を行い、文字
コードであればステップS3へ進む。ステップS3では
入力文字コードを基に、パターン記憶情報部103より
読み出したフォント情報を輪郭線パターンに展開する。 即ち、入力文字コードを基に、ディレクトリテーブル1
1を参照し、その文字コードのフォント情報が記憶され
ているフォントテーブル12のアドレスを読み出し、そ
のフォント情報をフォントテーブル12より読み出す。 こうして読み出されたフォント情報は指定されたサイズ
に基づき処理部102のRAM15内に任意の大きさの
文字パターンの輪郭形状として形成される。このとき、
文字の「潰れ」が発生する可能性がある指定サイズの場
合(例えば「12P」以下等、使用者により選択的に設
定できる構成としても良い。又、解像度により可変とな
るが文字高のドット数、例えば16ドット等により指定
しても良い。)のみ、次に述べるステップS5〜S11
の処理を行う(ステップS4)。本発明の「潰れ」に対
する処理が必要でないサイズの文字をビットマップ化し
た例を図6に示す。もちろんこの場合の指定サイズは任
意の大きさで、予め決定しておいても、そのつど入力し
ても構わない。
力されたデータを受信する。このとき、次のステップS
2で入力データが文字コードか否かの判定を行い、文字
コードであればステップS3へ進む。ステップS3では
入力文字コードを基に、パターン記憶情報部103より
読み出したフォント情報を輪郭線パターンに展開する。 即ち、入力文字コードを基に、ディレクトリテーブル1
1を参照し、その文字コードのフォント情報が記憶され
ているフォントテーブル12のアドレスを読み出し、そ
のフォント情報をフォントテーブル12より読み出す。 こうして読み出されたフォント情報は指定されたサイズ
に基づき処理部102のRAM15内に任意の大きさの
文字パターンの輪郭形状として形成される。このとき、
文字の「潰れ」が発生する可能性がある指定サイズの場
合(例えば「12P」以下等、使用者により選択的に設
定できる構成としても良い。又、解像度により可変とな
るが文字高のドット数、例えば16ドット等により指定
しても良い。)のみ、次に述べるステップS5〜S11
の処理を行う(ステップS4)。本発明の「潰れ」に対
する処理が必要でないサイズの文字をビットマップ化し
た例を図6に示す。もちろんこの場合の指定サイズは任
意の大きさで、予め決定しておいても、そのつど入力し
ても構わない。
【0021】文字の「潰れ」が発生する可能性があるサ
イズの場合、次のステップS5、S6で、独立した個別
の輪郭線の直線部分が重なり合っているかどうかの判断
を各輪郭単位に行う。図8はフォントテーブル12の情
報を図式化した例で、図9の(A)、図10(A)はそ
れをステップS3で輪郭線パターンに展開した例である
。即ち輪郭21aと輪郭22aは本来離れているものに
もかかわらず、ここでは展開を行うエリアの制約上、お
たがいに接してしまっている。このような箇所を特定す
ることができたら、次にステップS7でおたがいの輪郭
線の接している直線の長さを比較し、比較した結果を基
に、ステップS8でより短い直線を持つ輪郭がその内部
に1以上の別の輪郭を包含しているかどうかの判断を行
う。図9(A)で示せば、輪郭21bの直線A1B1と
輪郭22bの直線C1D1の長さを比較し、短いほうの
直線C1D1を含む輪郭22bについて内部に別の輪郭
を含んでいるかどうかを判断する。別の輪郭を含むと判
断された場合、次のステップS9で、重なり合った直線
に最も近い内輪郭線の線分が直線で、なおかつ重なり合
った直線に平行であるかどうかの判断を行う。このとき
内輪郭線の線分がこれら上記の条件を満たしていれば、
その内輪郭線の直線部分を重なり合った直線にさらに重
複するように座標移動を行う。これを処理を図9で示せ
ば、輪郭22bはその内部に輪郭23bを含んでいるの
で、輪郭23bの線分E1F1が前述の重なりの部分A
1B1、C1D1の直線に最も近いので、線分E1F1
が処理の対象となる線分となり、上記条件を満たしてい
るので、図9(B)に示すように直線E2F2は直線A
2B2および直線C2D2に重複するように位置移動さ
れる。図10(A)は図9(A)と同様に処理を行わな
い場合を示しており、輪郭23dが輪郭パターン展開の
結果、輪郭内部の空間がなくなってしまった例を示した
が、処理の結果、同様に図10(B)を得たことを示し
ている。これも、前述と同様の処理により、S8で内包
される他の輪郭線が図10の(A)のE3F3、つまり
輪郭線23dと判断され、それをS10によりC3D3
の方へ移動させ、図10(B)のデータが得られる。
イズの場合、次のステップS5、S6で、独立した個別
の輪郭線の直線部分が重なり合っているかどうかの判断
を各輪郭単位に行う。図8はフォントテーブル12の情
報を図式化した例で、図9の(A)、図10(A)はそ
れをステップS3で輪郭線パターンに展開した例である
。即ち輪郭21aと輪郭22aは本来離れているものに
もかかわらず、ここでは展開を行うエリアの制約上、お
たがいに接してしまっている。このような箇所を特定す
ることができたら、次にステップS7でおたがいの輪郭
線の接している直線の長さを比較し、比較した結果を基
に、ステップS8でより短い直線を持つ輪郭がその内部
に1以上の別の輪郭を包含しているかどうかの判断を行
う。図9(A)で示せば、輪郭21bの直線A1B1と
輪郭22bの直線C1D1の長さを比較し、短いほうの
直線C1D1を含む輪郭22bについて内部に別の輪郭
を含んでいるかどうかを判断する。別の輪郭を含むと判
断された場合、次のステップS9で、重なり合った直線
に最も近い内輪郭線の線分が直線で、なおかつ重なり合
った直線に平行であるかどうかの判断を行う。このとき
内輪郭線の線分がこれら上記の条件を満たしていれば、
その内輪郭線の直線部分を重なり合った直線にさらに重
複するように座標移動を行う。これを処理を図9で示せ
ば、輪郭22bはその内部に輪郭23bを含んでいるの
で、輪郭23bの線分E1F1が前述の重なりの部分A
1B1、C1D1の直線に最も近いので、線分E1F1
が処理の対象となる線分となり、上記条件を満たしてい
るので、図9(B)に示すように直線E2F2は直線A
2B2および直線C2D2に重複するように位置移動さ
れる。図10(A)は図9(A)と同様に処理を行わな
い場合を示しており、輪郭23dが輪郭パターン展開の
結果、輪郭内部の空間がなくなってしまった例を示した
が、処理の結果、同様に図10(B)を得たことを示し
ている。これも、前述と同様の処理により、S8で内包
される他の輪郭線が図10の(A)のE3F3、つまり
輪郭線23dと判断され、それをS10によりC3D3
の方へ移動させ、図10(B)のデータが得られる。
【0022】ステップS10終了後、次のステップS1
1に進むが、ステップS8及びステップS9で各々の条
件が満たされていなければ、座標移動の処理は行われず
、ステップS11へ進む。ステップS11ではステップ
S8〜S10の対象となった線分に、処理が終了したこ
とを示すサーチフラグをONにすることを行う。このよ
うにステップS5〜S11は1文字内で対象となる線分
がなくなるまで繰り返し行われる。1文字内で対象とな
る線分がなくなるか、或はステップS4で指定サイズ以
上の場合、輪郭パターンに展開されたデータは次のステ
ップS12において、輪郭内部の塗りつぶし処理が行わ
れ、ビットマップ化される。
1に進むが、ステップS8及びステップS9で各々の条
件が満たされていなければ、座標移動の処理は行われず
、ステップS11へ進む。ステップS11ではステップ
S8〜S10の対象となった線分に、処理が終了したこ
とを示すサーチフラグをONにすることを行う。このよ
うにステップS5〜S11は1文字内で対象となる線分
がなくなるまで繰り返し行われる。1文字内で対象とな
る線分がなくなるか、或はステップS4で指定サイズ以
上の場合、輪郭パターンに展開されたデータは次のステ
ップS12において、輪郭内部の塗りつぶし処理が行わ
れ、ビットマップ化される。
【0023】図7(A)はステップS5〜S11の処理
を行わないでビットマップ化した文字例であり、輪郭が
接している部分が黒く「潰れ」ているのがわかる。それ
に対して図7(B)はステップS5〜S11の処理を行
ってビットマップ化した同じ文字例である。
を行わないでビットマップ化した文字例であり、輪郭が
接している部分が黒く「潰れ」ているのがわかる。それ
に対して図7(B)はステップS5〜S11の処理を行
ってビットマップ化した同じ文字例である。
【0024】1文字のビットマップ化が終了すれば、次
のステップS13で次の文字があるかどうかの判断を行
い、次の文字があるならばステップS4へ、ないならば
ステップS2へ戻る。さらにステップS2で受信したデ
ータが文字コードでなければ、ステップS14へ進み、
ビットマップ化したドットパターンをRAM15に記憶
したり、或は表示部や印字部等で構成された出力部10
4に転送したりする通常制御を行い、処理を終了する。
のステップS13で次の文字があるかどうかの判断を行
い、次の文字があるならばステップS4へ、ないならば
ステップS2へ戻る。さらにステップS2で受信したデ
ータが文字コードでなければ、ステップS14へ進み、
ビットマップ化したドットパターンをRAM15に記憶
したり、或は表示部や印字部等で構成された出力部10
4に転送したりする通常制御を行い、処理を終了する。
【0025】以上説明したように当実施例によれば、小
さなサイズの文字であっても、文字パターンが潰れるこ
となく、可読性の高い文字を表示/出力することができ
る。
さなサイズの文字であっても、文字パターンが潰れるこ
となく、可読性の高い文字を表示/出力することができ
る。
【0026】(レーザビームプリンタの説明(図11)
)本実施例の出力部104に適用可能なレーザビームプ
リンタ240の構成を図11を参照して説明する。 尚、本発明はレーザビームプリンタ240に限定される
ものでなく、バブルジェットプリンタ、インクジェット
プリンタ、熱転写プリンタ等、またCRTや他の方式の
表示装置であっても良いことはいうまでもない。
)本実施例の出力部104に適用可能なレーザビームプ
リンタ240の構成を図11を参照して説明する。 尚、本発明はレーザビームプリンタ240に限定される
ものでなく、バブルジェットプリンタ、インクジェット
プリンタ、熱転写プリンタ等、またCRTや他の方式の
表示装置であっても良いことはいうまでもない。
【0027】図11は実施例のレーザビームプリンタ2
40(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で
、このLBP240は、前述した処理部102から文字
パターンデータを入力して記録紙に印刷することができ
る。
40(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で
、このLBP240は、前述した処理部102から文字
パターンデータを入力して記録紙に印刷することができ
る。
【0028】図において、240はLBP本体であり、
前述の処理部102から供給される文字パターン等を基
に、記録媒体である記録紙上に像を形成する。300は
操作のためのスイッチ及びLED表示器などが配されて
いる操作パネル、201はLBP240全体の制御及び
処理部12から供給される文字パターン情報等を解析す
るプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御ユニ
ット201は主に文字パターン情報をビデオ信号に変換
してレーザドライバ202に出力する。
前述の処理部102から供給される文字パターン等を基
に、記録媒体である記録紙上に像を形成する。300は
操作のためのスイッチ及びLED表示器などが配されて
いる操作パネル、201はLBP240全体の制御及び
処理部12から供給される文字パターン情報等を解析す
るプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御ユニ
ット201は主に文字パターン情報をビデオ信号に変換
してレーザドライバ202に出力する。
【0029】レーザドライバ202は半導体レーザ20
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ203から発射されるレーザ光2
04をオン・オフ切替する。レーザ光204は回転多面
鏡205で左右方向に振られて静電ドラム206上を走
査する。これにより、静電ドラム206上には文字パタ
ーンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム2
06周囲の現像ユニット207により現像された後、記
録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用い
、カットシート記録紙はLBPP240に装着した用紙
カセット208に収納され、給紙ローラ209及び搬送
ローラ210と211とにより装置内に取り込まれて、
静電ドラム206に供給される。
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ203から発射されるレーザ光2
04をオン・オフ切替する。レーザ光204は回転多面
鏡205で左右方向に振られて静電ドラム206上を走
査する。これにより、静電ドラム206上には文字パタ
ーンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム2
06周囲の現像ユニット207により現像された後、記
録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用い
、カットシート記録紙はLBPP240に装着した用紙
カセット208に収納され、給紙ローラ209及び搬送
ローラ210と211とにより装置内に取り込まれて、
静電ドラム206に供給される。
【0030】尚、前述した実施例では対象となった線分
のみを座標移動させたが、輪郭全体を座標移動させても
良い。
のみを座標移動させたが、輪郭全体を座標移動させても
良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、アウトライン形式
の文字データからドットパターンに変換する際に、文字
を構成する線分間の空間が失われて、線分同士が接触し
て発生する「潰れ」を、「潰れ」が発生する輪郭パター
ン上での部分を座標移動することにより「潰れ」の発生
を防止し、可読性の高いドットパターンの文字を出力で
きる効果がある。
の文字データからドットパターンに変換する際に、文字
を構成する線分間の空間が失われて、線分同士が接触し
て発生する「潰れ」を、「潰れ」が発生する輪郭パター
ン上での部分を座標移動することにより「潰れ」の発生
を防止し、可読性の高いドットパターンの文字を出力で
きる効果がある。
【図1】本実施例の文字パターン発生装置の概略構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】本実施例のディレクトリテーブル11の内容例
を示す図。
を示す図。
【図3】本実施例のフォントテーブル12の内容例とフ
ォントパターンの対応関係を示す説明図。
ォントパターンの対応関係を示す説明図。
【図4】本実施例の文字パターン発生装置の制御を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図5】本実施例における文字「高」のパターン情報記
憶部103でのフォントパターンを示す図。
憶部103でのフォントパターンを示す図。
【図6】文字パターン発生装置により文字「高」を本発
明が適用されないサイズでのドットパターンに変換した
例を示す図。
明が適用されないサイズでのドットパターンに変換した
例を示す図。
【図7】従来の文字パターン発生装置により、文字「高
」をドットパターンに変換した例を示す図、及び本実施
例における文字パターン発生装置により、文字「高」を
ドットパターンに変換した例を示す図。
」をドットパターンに変換した例を示す図、及び本実施
例における文字パターン発生装置により、文字「高」を
ドットパターンに変換した例を示す図。
【図8】本実施例におけるパターン情報記憶部103で
のフォントパターンの例を示す図。
のフォントパターンの例を示す図。
【図9】図8に示したフォントパターンを処理部102
において輪郭パターンに展開した際、本発明の実施プロ
セスを示した図。
において輪郭パターンに展開した際、本発明の実施プロ
セスを示した図。
【図10】出力部の一実施例を示すレーザビームプリン
タの内部構造を示す断面図。
タの内部構造を示す断面図。
【図11】出力部の一実施例を示すレーザビームプリン
タの内部構造を示す断面図。
タの内部構造を示す断面図。
11 ディレクトリテーブル
12 フォントテーブル
13 CPU
14 ROM
15 RAM
101 入力部
102 処理部
103 パターン記憶情報部
104 出力部
Claims (2)
- 【請求項1】 文字パターン情報を点座標の集合によ
る輪郭の形状で記憶した記憶手段と、該記憶手段に記憶
される点座標の変換を行う変換手段と、該変換手段によ
り変換される点座標によって表わされる文字パターン情
報を構成する個別の輪郭線の直線部分が重複しているか
どうかを判断する第1判断手段と、該第1判断手段によ
り重複していると判断された場合、該重複部分の2直線
の長さを比較する比較手段と、該比較手段により、短い
直線部を持つ輪郭線が1以上の輪郭線を包含するか否か
を判断する第2判断手段と、該第2判断手段により、よ
り短い直線部分を持つ輪郭線が1以上の輪郭線を包含す
ると判断された場合、該直線部分にもっとも近い内輪郭
線の線分が直線であり、なおかつ該直線部分に対して平
行であるや否やを判断する第3判断手段と、該第3判断
手段により、該直線部分1にもっとも近い内輪郭線の線
分が直線であり、なおかつ該直線部分1に対して平行で
あると判断された場合、該内輪郭線の該直線部分が該直
線部分に重複するように該直線部分を移動する処理手段
と、を有することを特徴とした文字発生装置。 - 【請求項2】 文字パターン情報を点座標の集合によ
る輪郭の形状で記憶し、該記憶される点座標の変換を行
い、該変換される点座標によって表わされる文字パター
ン情報を構成する個別の輪郭線の直線部分が重複してい
るかどうかを判断し、重複していると判断された場合、
該重複部分の2直線の長さの短い直線部を持つ輪郭線が
1以上の輪郭線を包含するか否かを判断し、その輪郭線
が1以上の輪郭線を包含すると判断された場合、該直線
部分にもっとも近い内輪郭線の線分が直線であり、なお
かつ該直線部分に対して平行であるや否やを判断し、該
直線部分にもっとも近い内輪郭線の線分が直線であり、
なおかつ該直線部分に対して平行であると判断された場
合、該内輪郭線の該直線部分が該直線部分に重複するよ
うに該直線部分を移動することを有することを特徴とし
た文字発生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125880A JPH04350897A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 文字発生方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125880A JPH04350897A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 文字発生方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04350897A true JPH04350897A (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=14921213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3125880A Pending JPH04350897A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 文字発生方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04350897A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5526476A (en) * | 1992-12-07 | 1996-06-11 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for generating character patterns expressed by coordinates of a coordinate system |
JP2010224514A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Arphic Technology Co Ltd | フォントの筆画を調整する方法 |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP3125880A patent/JPH04350897A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5526476A (en) * | 1992-12-07 | 1996-06-11 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for generating character patterns expressed by coordinates of a coordinate system |
JP2010224514A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Arphic Technology Co Ltd | フォントの筆画を調整する方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0136735B1 (ko) | 문자발생방법 | |
KR970008546B1 (ko) | 문자 또는 도형의 처리방법 | |
US5537131A (en) | Character generating method and apparatus | |
US5673064A (en) | Simplified vector-format pattern generation | |
JP3486467B2 (ja) | 画像記録装置及びその制御方法 | |
JPH04350897A (ja) | 文字発生方法及び装置 | |
JP2935510B2 (ja) | 出力装置及び出力方法 | |
JP2918632B2 (ja) | 文字処理方法及び装置 | |
JPH03213367A (ja) | 印刷装置及びその制御方法 | |
JP3814330B2 (ja) | 文字処理装置、文字処理方法、及び、メモリ | |
JP2771629B2 (ja) | 文字処理装置 | |
JPH0695647A (ja) | 文字発生方法及び装置 | |
JP3100784B2 (ja) | 文字処理方法及びその装置 | |
JPH0863145A (ja) | パターン発生方法及び装置 | |
EP0785523B1 (en) | Character pattern generator | |
JP2710350B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理装置の画像処理方法 | |
JP3231863B2 (ja) | 文字処理方法およびその装置 | |
JPH0651747A (ja) | 文字パターン発生方法及び装置 | |
JP3350325B2 (ja) | キャラクタ出力装置 | |
JP3143520B2 (ja) | 文字処理装置及び方法 | |
JP2790198B2 (ja) | 出力制御方法及び装置 | |
JP3320566B2 (ja) | 文字記号変換装置、及びプリンタ | |
JP3171393B2 (ja) | 文字処理方法及び装置 | |
JP3054157B2 (ja) | 文字処理装置および文字処理方法 | |
JP3084817B2 (ja) | 文字出力装置 |