JPH0433755Y2 - - Google Patents
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- JPH0433755Y2 JPH0433755Y2 JP19465287U JP19465287U JPH0433755Y2 JP H0433755 Y2 JPH0433755 Y2 JP H0433755Y2 JP 19465287 U JP19465287 U JP 19465287U JP 19465287 U JP19465287 U JP 19465287U JP H0433755 Y2 JPH0433755 Y2 JP H0433755Y2
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- JP
- Japan
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- water
- thawing
- rack
- water storage
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 112
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 8
- 235000013611 frozen food Nutrition 0.000 claims description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 5
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- 235000015170 shellfish Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は冷凍食品等冷凍物の解凍装置に関す
る。
る。
冷凍物を解凍する解凍装置の一形式として、ケ
ース内の下方部に貯水槽を備えるとともに同ケー
ス内の前記貯水槽の上方部に底部全面にて透水可
能で冷凍物が収容されるラツクを備え、前記冷凍
物に対して解凍用水を散水して同冷凍物を解凍す
る解凍装置があり、その一例が実公昭61−792号
公報に示されている。
ース内の下方部に貯水槽を備えるとともに同ケー
ス内の前記貯水槽の上方部に底部全面にて透水可
能で冷凍物が収容されるラツクを備え、前記冷凍
物に対して解凍用水を散水して同冷凍物を解凍す
る解凍装置があり、その一例が実公昭61−792号
公報に示されている。
この種の解凍装置は解凍用水をラツクに収容さ
れた冷凍物の上方から散水することにより、同冷
凍物を短時間に解凍させようとするものである。
れた冷凍物の上方から散水することにより、同冷
凍物を短時間に解凍させようとするものである。
この種の解凍装置においては、ラツクの下方へ
流下する解凍用水を収水皿で一旦収水してこれを
貯水槽へ排出することが好しい場合であり、この
場合には収水皿上に多量の泡が溜まり、この泡が
解凍用水の円滑な排出を妨げ同用水を収水皿から
あふれさすおそれがある。
流下する解凍用水を収水皿で一旦収水してこれを
貯水槽へ排出することが好しい場合であり、この
場合には収水皿上に多量の泡が溜まり、この泡が
解凍用水の円滑な排出を妨げ同用水を収水皿から
あふれさすおそれがある。
従つて、本考案の目的は、かかる解凍装置にお
いて収水皿に収水された解凍用水を円滑に排出さ
せることにある。
いて収水皿に収水された解凍用水を円滑に排出さ
せることにある。
本考案は上記した形式の解凍装置において、前
記ラツクの下方に解凍用水を収水して流出孔を通
して前記貯水槽へ排出する収水皿を配置し、同収
水皿の内部には前記流出孔への泡の流入を規制す
る規制板を設けたことを特徴とするものである。
記ラツクの下方に解凍用水を収水して流出孔を通
して前記貯水槽へ排出する収水皿を配置し、同収
水皿の内部には前記流出孔への泡の流入を規制す
る規制板を設けたことを特徴とするものである。
かかる構成の解凍装置においては、ラツク内の
冷凍物に接触して流下する解凍用水が一旦収水皿
に収水され、同皿の流出孔を経て貯水槽へ排出さ
れる。この際、収水皿内の解凍用水上には多量の
泡が存在していて同用水とともに流出孔に流入し
ようとするが、同泡は収水皿内の規制板により流
出孔への流入を規制される。このため、収水皿内
の解凍用水は泡に妨げられることなく流出孔に流
入して円滑に排出され、同用水が収水皿からあふ
れるようなおそれはない。
冷凍物に接触して流下する解凍用水が一旦収水皿
に収水され、同皿の流出孔を経て貯水槽へ排出さ
れる。この際、収水皿内の解凍用水上には多量の
泡が存在していて同用水とともに流出孔に流入し
ようとするが、同泡は収水皿内の規制板により流
出孔への流入を規制される。このため、収水皿内
の解凍用水は泡に妨げられることなく流出孔に流
入して円滑に排出され、同用水が収水皿からあふ
れるようなおそれはない。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
るに、第1図〜第3図には本考案に係る解凍装置
が示されている。
るに、第1図〜第3図には本考案に係る解凍装置
が示されている。
当該解凍装置においてはケース11内の下部に
左右一対の貯水槽12,13が設けられていて、
これら貯水槽12,13の上部が解凍室になつて
いる。解凍室は上方収水皿21および下方収水皿
22にて、上方解凍室R1と下方解凍室R2とに
区画されている。上方解凍室R1の両側壁部には
ラツク23a,23bを出入可能に支承する左右
一対のレールが上下2段14a,14bに設けら
れ、かつ下方レール14bの下方に上方収水皿2
1を出入可能に支承する左右一対のレール14c
が設けられている。これと同様に、下方解凍室R
2の両側壁部にもラツク24a,24bを出入可
能に支承する左右一対のレールが上下2段15
a,15bに設けられ、かつ下方レール15bの
下方に下方収水皿22を出入可能に支承する左右
一対のレール15cが設けられている。また、上
方収水皿21を支承するレール14cよりわずか
上方の部位には、第4図および第5図に示すよう
に樋14dが設けられている。樋14dは両側壁
部および後壁部にわたつて設けられていて、内方
に向つて下降傾斜している。なお、下方収水皿2
2を支承するレール15cよりわずか上方の部位
にも、これと同様の樋15dが設けられている。
また、符号16はケース11の前部を開閉する蓋
体である。
左右一対の貯水槽12,13が設けられていて、
これら貯水槽12,13の上部が解凍室になつて
いる。解凍室は上方収水皿21および下方収水皿
22にて、上方解凍室R1と下方解凍室R2とに
区画されている。上方解凍室R1の両側壁部には
ラツク23a,23bを出入可能に支承する左右
一対のレールが上下2段14a,14bに設けら
れ、かつ下方レール14bの下方に上方収水皿2
1を出入可能に支承する左右一対のレール14c
が設けられている。これと同様に、下方解凍室R
2の両側壁部にもラツク24a,24bを出入可
能に支承する左右一対のレールが上下2段15
a,15bに設けられ、かつ下方レール15bの
下方に下方収水皿22を出入可能に支承する左右
一対のレール15cが設けられている。また、上
方収水皿21を支承するレール14cよりわずか
上方の部位には、第4図および第5図に示すよう
に樋14dが設けられている。樋14dは両側壁
部および後壁部にわたつて設けられていて、内方
に向つて下降傾斜している。なお、下方収水皿2
2を支承するレール15cよりわずか上方の部位
にも、これと同様の樋15dが設けられている。
また、符号16はケース11の前部を開閉する蓋
体である。
一方、上方解凍室R1および下方解凍室R2に
は左右一対の散水パイプが上下3段31〜33,
34〜36に設けられている。両解凍室R1,R
2における上方散水パイプ31,34は本考案に
係る第1の散水手段を構成し、かつ中間散水パイ
プ32,35および下方散水パイプ33,36は
本考案に係る第2の散水手段を構成する。各散水
パイプのうち、上方解凍室R1の上方散水パイプ
31はその後端部にて後壁部に貫通して設けた接
続パイプ31aに液密的かつ取外し可能に嵌合さ
れ、かつその前端部にて上壁前部に設けたブラケ
ツト31bに挿通されて支持されている。これに
より、上方散水パイプ31は上方レール14aに
支承されるラツク23aの上方に位置し、かつそ
の多数の細孔31cが下方に位置している。な
お、同パイプ31の前端開口部はゴム製プラグ3
1dにて密封されている。その他の散水パイプ3
2〜36においては、それらの後端部が後壁部に
貫通して設けた各接続パイプ32a〜36aに液
密的かつ取外し可能に嵌合され、かつそれらの前
端部が各ロツド32b〜36bにて支持されてい
る。各ロツド32b〜36bは第5図にて下方パ
イプ33を代表例として示しているように、各散
水パイプ32〜36の前端開口部に嵌合したゴム
製プラグ32d〜36dに差込まれており、かつ
それらの両端部が両側壁部に設けたU字状のフツ
ク32e〜36eに掛止めされている。これによ
り、上方解凍室R1における中間散水パイプ32
は上方ラツク23aの下方に位置するとともに多
数の細孔32cが上方に向き、かつ下方散水パイ
プ33は下方ラツク23bの下方に位置するとと
もに多数の細孔33cが上方に向いている。ま
た、下方解凍室R2においても同様に上方散水パ
イプ34が上方ラツク24aの上方に位置すると
ともにその細孔34aが下方に向き、かつ中間お
よび下方散水パイプ35,36が上方、下方ラツ
ク24a,24bの下方に位置するとともにそれ
らの細孔35c,36cが上方に向いている。
は左右一対の散水パイプが上下3段31〜33,
34〜36に設けられている。両解凍室R1,R
2における上方散水パイプ31,34は本考案に
係る第1の散水手段を構成し、かつ中間散水パイ
プ32,35および下方散水パイプ33,36は
本考案に係る第2の散水手段を構成する。各散水
パイプのうち、上方解凍室R1の上方散水パイプ
31はその後端部にて後壁部に貫通して設けた接
続パイプ31aに液密的かつ取外し可能に嵌合さ
れ、かつその前端部にて上壁前部に設けたブラケ
ツト31bに挿通されて支持されている。これに
より、上方散水パイプ31は上方レール14aに
支承されるラツク23aの上方に位置し、かつそ
の多数の細孔31cが下方に位置している。な
お、同パイプ31の前端開口部はゴム製プラグ3
1dにて密封されている。その他の散水パイプ3
2〜36においては、それらの後端部が後壁部に
貫通して設けた各接続パイプ32a〜36aに液
密的かつ取外し可能に嵌合され、かつそれらの前
端部が各ロツド32b〜36bにて支持されてい
る。各ロツド32b〜36bは第5図にて下方パ
イプ33を代表例として示しているように、各散
水パイプ32〜36の前端開口部に嵌合したゴム
製プラグ32d〜36dに差込まれており、かつ
それらの両端部が両側壁部に設けたU字状のフツ
ク32e〜36eに掛止めされている。これによ
り、上方解凍室R1における中間散水パイプ32
は上方ラツク23aの下方に位置するとともに多
数の細孔32cが上方に向き、かつ下方散水パイ
プ33は下方ラツク23bの下方に位置するとと
もに多数の細孔33cが上方に向いている。ま
た、下方解凍室R2においても同様に上方散水パ
イプ34が上方ラツク24aの上方に位置すると
ともにその細孔34aが下方に向き、かつ中間お
よび下方散水パイプ35,36が上方、下方ラツ
ク24a,24bの下方に位置するとともにそれ
らの細孔35c,36cが上方に向いている。
解凍用水の供給、排出手段は2系統からなり、
第1系統は第1供給ポンプ41,第1供給パイプ
42および排出パイプ43にて構成され、かつ第
2系統は第2供給ポンプ44および第2供給パイ
プ45にて構成されている。第1系統において、
第1供給ポンプ41は第1貯水槽12の下方側部
と第1供給パイプ42にそれぞて接続され、かつ
同供給パイプ42は上方解凍室R1における各接
続パイプ31a〜33aに接続されている。排出
パイプ43はその上端部にて上方収水皿21の流
出孔に接続され、かつその下端部にて第1貯水槽
12の上部流入孔12aに接続されている。ま
た、第2系統において第2供給ポンプ44は第2
貯水槽13の下方側部と第2供給ポンプ45にそ
れぞれ接続され、かつ同供給パイプ45は下方解
凍室R2における各接続パイプ34a〜36aに
接続されている。
第1系統は第1供給ポンプ41,第1供給パイプ
42および排出パイプ43にて構成され、かつ第
2系統は第2供給ポンプ44および第2供給パイ
プ45にて構成されている。第1系統において、
第1供給ポンプ41は第1貯水槽12の下方側部
と第1供給パイプ42にそれぞて接続され、かつ
同供給パイプ42は上方解凍室R1における各接
続パイプ31a〜33aに接続されている。排出
パイプ43はその上端部にて上方収水皿21の流
出孔に接続され、かつその下端部にて第1貯水槽
12の上部流入孔12aに接続されている。ま
た、第2系統において第2供給ポンプ44は第2
貯水槽13の下方側部と第2供給ポンプ45にそ
れぞれ接続され、かつ同供給パイプ45は下方解
凍室R2における各接続パイプ34a〜36aに
接続されている。
上方収水皿21は第4図〜第6図に示すよう
に、後部左隅に向つて漸次深くなる上方が開口す
る皿状の本体21aの上端の両側および後部に外
向フラジ部21bを備えたもので、後壁左隅には
流出孔21cが設けられており、同流出孔21c
は後方に延びて排出パイプ43の上端部に取り外
し可能に嵌合している。また、上記左隅部の内側
にはL字状の規制板21dが設けられており、同
規制板21dは流出板21cの内端開口部の外周
から前方へ下降傾斜して延びている。規制板21
dの前端縁は流出孔21cの上下方向の中央部に
相当する高さまで下降している。かかる上方収水
皿21はその外向フランジ部21bにてレール1
4cに出入可能に支持されていて、樋14dが同
フランジ部21bの上方から内方に臨んでいる。
一方、下方収水皿22は後部右隅に向つて漸次深
くなる上方が開口する皿状の本体22aの上端の
両側および後部に外向フランジ部22bを備えた
もので、その最深底部に流出口が設けられてい
る。この流出口は第2貯水槽13の上方にて開口
している。
に、後部左隅に向つて漸次深くなる上方が開口す
る皿状の本体21aの上端の両側および後部に外
向フラジ部21bを備えたもので、後壁左隅には
流出孔21cが設けられており、同流出孔21c
は後方に延びて排出パイプ43の上端部に取り外
し可能に嵌合している。また、上記左隅部の内側
にはL字状の規制板21dが設けられており、同
規制板21dは流出板21cの内端開口部の外周
から前方へ下降傾斜して延びている。規制板21
dの前端縁は流出孔21cの上下方向の中央部に
相当する高さまで下降している。かかる上方収水
皿21はその外向フランジ部21bにてレール1
4cに出入可能に支持されていて、樋14dが同
フランジ部21bの上方から内方に臨んでいる。
一方、下方収水皿22は後部右隅に向つて漸次深
くなる上方が開口する皿状の本体22aの上端の
両側および後部に外向フランジ部22bを備えた
もので、その最深底部に流出口が設けられてい
る。この流出口は第2貯水槽13の上方にて開口
している。
かかる構成の解凍装置においては、上方解凍室
R1と下方解凍室R2に出入される各ラツク23
a,23b,24a,24b内に冷凍魚貝類、冷
凍肉類等の冷凍物が収容され、冷凍物は散水され
る解凍用水にて解凍される。各ラツクは底部が簀
子状を呈する全面透水性のものであり、第1供給
ポンプ41の駆動により第1貯水槽12の解凍用
水は第1供給パイプ42を経て上方解凍室R1に
配置された各散水パイプ31〜33に供給され
る。しかして、上方散水パイプ31に供給さた解
凍用水は下方に向けて散水され、中間および下方
散水パイプ32,33に供給された解凍用水は上
方に向けて散水される。このため、上方ラツク2
3a内の冷凍物は両散水パイプ31,32により
上下方向から解凍用水を受けることになり、かつ
下方ラツク23b内の冷凍物は上方からは上方ラ
ツク23aの底部全面から落下する解凍用水を受
けるとともに、下方からは下方散水パイプ33か
ら解凍用水を受けることになる。下方ラツク23
bから落下した解凍用水は上方収水皿21に受け
られ、排出パイプ43を経て第1貯水槽12に還
流する。還流した解凍用水は第1供給ポンプ41
によりさらに各散水パイプ31〜33に供給され
る。従つて、両ラツク23a,23b内の冷凍物
は全体に十分な量の解凍用水を受け、均等かつ短
時間に解凍される。
R1と下方解凍室R2に出入される各ラツク23
a,23b,24a,24b内に冷凍魚貝類、冷
凍肉類等の冷凍物が収容され、冷凍物は散水され
る解凍用水にて解凍される。各ラツクは底部が簀
子状を呈する全面透水性のものであり、第1供給
ポンプ41の駆動により第1貯水槽12の解凍用
水は第1供給パイプ42を経て上方解凍室R1に
配置された各散水パイプ31〜33に供給され
る。しかして、上方散水パイプ31に供給さた解
凍用水は下方に向けて散水され、中間および下方
散水パイプ32,33に供給された解凍用水は上
方に向けて散水される。このため、上方ラツク2
3a内の冷凍物は両散水パイプ31,32により
上下方向から解凍用水を受けることになり、かつ
下方ラツク23b内の冷凍物は上方からは上方ラ
ツク23aの底部全面から落下する解凍用水を受
けるとともに、下方からは下方散水パイプ33か
ら解凍用水を受けることになる。下方ラツク23
bから落下した解凍用水は上方収水皿21に受け
られ、排出パイプ43を経て第1貯水槽12に還
流する。還流した解凍用水は第1供給ポンプ41
によりさらに各散水パイプ31〜33に供給され
る。従つて、両ラツク23a,23b内の冷凍物
は全体に十分な量の解凍用水を受け、均等かつ短
時間に解凍される。
一方、第2貯水槽13の解凍用水は第2供給ポ
ンプ44の駆動により第2供給パイプ45を経て
下方解凍室R2に配置された各散水パイプ34〜
36に供給される。しかして、上方散水パイプ3
4に供給された解凍用水は下方に向けて散水さ
れ、中間および下方散水パイプ35,36に供給
された解凍用水は上方に向けて散水される。従つ
て、各ラツク24a,24b内の冷凍物も各ラツ
ク23a,23b内の冷凍物と同様に全体に十分
な量の解凍用水を受け、均等かつ短時間に解凍さ
れる。なお、下方ラツク24bから落下した解凍
用水は下方収水皿22に受けられ、同収水皿22
の流出口を経て第2貯水槽13に還流する。還流
した解凍用水は第2供給ポンプ44によりさらに
各散水パイプ34〜36に供給される。
ンプ44の駆動により第2供給パイプ45を経て
下方解凍室R2に配置された各散水パイプ34〜
36に供給される。しかして、上方散水パイプ3
4に供給された解凍用水は下方に向けて散水さ
れ、中間および下方散水パイプ35,36に供給
された解凍用水は上方に向けて散水される。従つ
て、各ラツク24a,24b内の冷凍物も各ラツ
ク23a,23b内の冷凍物と同様に全体に十分
な量の解凍用水を受け、均等かつ短時間に解凍さ
れる。なお、下方ラツク24bから落下した解凍
用水は下方収水皿22に受けられ、同収水皿22
の流出口を経て第2貯水槽13に還流する。還流
した解凍用水は第2供給ポンプ44によりさらに
各散水パイプ34〜36に供給される。
しかして、当該解凍装置においては上方収水皿
として、流出孔21cの内端開口部を包囲する規
制板21dを備えた収水皿21を採用している。
このため、かかる収水皿21においては同皿21
上の泡の排出パイプ43への流入が規制板21d
により規制され、逆に同皿21内の解凍用水の排
出パイプ43への流入が円滑となる。従つて、上
方収水皿21からは解凍用水があふれることがな
く、上方解凍室R1用の解凍用水が下方解凍室R
2用の解凍用水に混入することがない。
として、流出孔21cの内端開口部を包囲する規
制板21dを備えた収水皿21を採用している。
このため、かかる収水皿21においては同皿21
上の泡の排出パイプ43への流入が規制板21d
により規制され、逆に同皿21内の解凍用水の排
出パイプ43への流入が円滑となる。従つて、上
方収水皿21からは解凍用水があふれることがな
く、上方解凍室R1用の解凍用水が下方解凍室R
2用の解凍用水に混入することがない。
また、当該解凍装置においては、ケース11内
を上方解凍室R1と下方解凍室R2とに区分する
とともにこれに対応して2つの貯水槽12,13
を設け、各解凍室R1,R2に対しては互に別系
統の手段で別々の解凍用水を循環させている。従
つて、少くとも一方が臭気の強い2種類の冷凍物
や互に味の影響を受けやすい2種類の冷凍物であ
つても、これら両者を上下各解凍室R1,R2に
別けて同時に解凍することができ、かつ解凍すべ
き冷凍物が小量である場合には一系統のみを運転
すればよく動力の節減を図ることができる。ま
た、上記した異なる2種類の冷凍物を同時に解凍
するために従来のごとく2台の解凍装置を必要と
しないため、2台使用する場合に比し装置の占有
床面積を小さくすることができる。
を上方解凍室R1と下方解凍室R2とに区分する
とともにこれに対応して2つの貯水槽12,13
を設け、各解凍室R1,R2に対しては互に別系
統の手段で別々の解凍用水を循環させている。従
つて、少くとも一方が臭気の強い2種類の冷凍物
や互に味の影響を受けやすい2種類の冷凍物であ
つても、これら両者を上下各解凍室R1,R2に
別けて同時に解凍することができ、かつ解凍すべ
き冷凍物が小量である場合には一系統のみを運転
すればよく動力の節減を図ることができる。ま
た、上記した異なる2種類の冷凍物を同時に解凍
するために従来のごとく2台の解凍装置を必要と
しないため、2台使用する場合に比し装置の占有
床面積を小さくすることができる。
なお、当該解凍装置の各散水パイプ31〜36
においては、それらの後端部が各接続パイプ31
a〜36aに取外し可能に嵌合し、かつそれらの
前端部がブラケツト31bに貫通しまたは各フツ
ク32e〜36eに両端を掛止された各ロツド3
2b〜36bにて支持されているものであるか
ら、それらの取付けおよび取外しが容易で清掃が
容易である。
においては、それらの後端部が各接続パイプ31
a〜36aに取外し可能に嵌合し、かつそれらの
前端部がブラケツト31bに貫通しまたは各フツ
ク32e〜36eに両端を掛止された各ロツド3
2b〜36bにて支持されているものであるか
ら、それらの取付けおよび取外しが容易で清掃が
容易である。
第1図は本考案の一実施例に係る解凍装置の正
面図、第2図は同背面図、第3図は同縦断側面
図、第4図は同拡大部分正面図、第5図は同拡大
部分分解斜視図、第6図aは上方収水皿の拡大平
面図、第6図bは同側面図、第6図cは同背面図
である。 符号の説明、11……ケース、12,13……
貯水槽、21,22……収水皿、21c……流出
孔、21d……規制板、23a,23b,24
a,24b……ラツク、31〜36……散水パイ
プ、41,44……供給ポンプ、42,45……
供給パイプ、43……排出パイプ、R1,R2…
…解凍室。
面図、第2図は同背面図、第3図は同縦断側面
図、第4図は同拡大部分正面図、第5図は同拡大
部分分解斜視図、第6図aは上方収水皿の拡大平
面図、第6図bは同側面図、第6図cは同背面図
である。 符号の説明、11……ケース、12,13……
貯水槽、21,22……収水皿、21c……流出
孔、21d……規制板、23a,23b,24
a,24b……ラツク、31〜36……散水パイ
プ、41,44……供給ポンプ、42,45……
供給パイプ、43……排出パイプ、R1,R2…
…解凍室。
Claims (1)
- ケース内の下方部に貯水槽を備えるとともに同
ケース内の前記貯水槽の上方部に底部全面にて透
水可能で冷凍物が収容されるラツクを備え、前記
冷凍物に対して解凍用水を散水して同冷凍物を解
凍する解凍装置において、前記ラツクの下方に解
凍用水を収水して流出孔を通して前記貯水槽へ排
出する収水皿を配置し、同収水皿の内部には前記
流出孔への泡の流入を規制する規制板を設けたこ
とを特徴とする解凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19465287U JPH0433755Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19465287U JPH0433755Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0199184U JPH0199184U (ja) | 1989-07-03 |
JPH0433755Y2 true JPH0433755Y2 (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=31485375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19465287U Expired JPH0433755Y2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433755Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP19465287U patent/JPH0433755Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0199184U (ja) | 1989-07-03 |
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