JPH04314292A - 衛星放送受信用テレビジョン受信機 - Google Patents
衛星放送受信用テレビジョン受信機Info
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- JPH04314292A JPH04314292A JP3312180A JP31218091A JPH04314292A JP H04314292 A JPH04314292 A JP H04314292A JP 3312180 A JP3312180 A JP 3312180A JP 31218091 A JP31218091 A JP 31218091A JP H04314292 A JPH04314292 A JP H04314292A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- switch
- delay element
- pulse
- trouble
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可視的な障害を低減す
るための手段を備えた、衛星放送受信用テレビジョン受
信機に関する。
るための手段を備えた、衛星放送受信用テレビジョン受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】ほとんどのテレビジョン受信機機の場合
、通常の受信視聴状態であれば表示される画像の著しい
劣化は視認されない。しかし例えばレーダー信号からの
障害のように衝撃的な障害によって、表示される画像の
劣化が生じるおそれがある。
、通常の受信視聴状態であれば表示される画像の著しい
劣化は視認されない。しかし例えばレーダー信号からの
障害のように衝撃的な障害によって、表示される画像の
劣化が生じるおそれがある。
【0003】例えば衛星伝送からのマイクロ波信号受信
用に設計されたテレビジョン受信機は、この種の形式の
障害に対して著しく影響を受け易く、この障害自体は、
画像情報に重畳された著しく小さな極端に白い領域およ
び暗い領域として現われる恐れがある。
用に設計されたテレビジョン受信機は、この種の形式の
障害に対して著しく影響を受け易く、この障害自体は、
画像情報に重畳された著しく小さな極端に白い領域およ
び暗い領域として現われる恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、受信機内の簡単な手段によりこの種可視的な障害
を最小化することにある。
題は、受信機内の簡単な手段によりこの種可視的な障害
を最小化することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、受信された
信号における障害に応動してスイッチングパルスを発生
させるためのレベル検出器と、前記スイッチングパルス
により作動されて、前記障害の間、信号経路を、画像内
により少ない可視的な障害しか生じさせない代替信号源
へ切り換えるスイッチとが設けられている構成によって
解決される。
信号における障害に応動してスイッチングパルスを発生
させるためのレベル検出器と、前記スイッチングパルス
により作動されて、前記障害の間、信号経路を、画像内
により少ない可視的な障害しか生じさせない代替信号源
へ切り換えるスイッチとが設けられている構成によって
解決される。
【0006】
【発明の構成および利点】上記の代替信号は、輝度信号
の中間灰色値の一定の直流電圧とすることができる。障
害中の受像面上の小さな障害領域は、この領域が白また
は黒ではなく灰色で形成されていればほとんど見えない
、ということが判明した。したがって代替信号は、1つ
または複数個の走査線の比較的長い周期にわたる輝度信
号の平均値でもよい。
の中間灰色値の一定の直流電圧とすることができる。障
害中の受像面上の小さな障害領域は、この領域が白また
は黒ではなく灰色で形成されていればほとんど見えない
、ということが判明した。したがって代替信号は、1つ
または複数個の走査線の比較的長い周期にわたる輝度信
号の平均値でもよい。
【0007】本発明の有利な実施例の場合、代替信号は
1走査線周期の遅延時間を有する遅延素子により得られ
る、先行の走査線の信号である。この場合、前記スイッ
チの一方の入力側が遅延素子の出力側と接続されており
、この遅延素子の入力側は信号経路と接続されている。 有利には前記遅延素子の入力側は前記スイッチの出力側
と接続されており、これによって信号が再循環して、必
要であれば1走査線周期以上反復させることができる。
1走査線周期の遅延時間を有する遅延素子により得られ
る、先行の走査線の信号である。この場合、前記スイッ
チの一方の入力側が遅延素子の出力側と接続されており
、この遅延素子の入力側は信号経路と接続されている。 有利には前記遅延素子の入力側は前記スイッチの出力側
と接続されており、これによって信号が再循環して、必
要であれば1走査線周期以上反復させることができる。
【0008】有利には前記レベル検出器にはベースバン
ド映像信号が供給され、白ピークレベルを越えて広がる
障害パルスに対して、ならびに黒ピークレベルを越えて
広がる障害パルスに対しても、前記パルスを発生する。 コンポジット信号を処理する目的で、さらに先行の走査
線の色副搬送波を維持する目的で、それぞれ前記スイッ
チの2つの入力側へ導かれる、遅延されていない色搬送
波と前記遅延素子から到来する色搬送波とが同じ位相を
有することを保証する手段を設けると有利である。PA
L信号に適合された本発明の1つの実施形態の場合、遅
延素子は2走査線周期の遅延時間を有する。選択的な解
決策によれば、前記スイッチの入力側と接続された、遅
延されないまたは遅延される信号経路中に、色搬送波修
正器が設けられる。この修正器は、走査線ごとのPAL
の位相の交番を除去する。この種の色搬送波修正器は、
ドイツ連邦共和国特許第1814879号公報に、より
詳細に記載されている。
ド映像信号が供給され、白ピークレベルを越えて広がる
障害パルスに対して、ならびに黒ピークレベルを越えて
広がる障害パルスに対しても、前記パルスを発生する。 コンポジット信号を処理する目的で、さらに先行の走査
線の色副搬送波を維持する目的で、それぞれ前記スイッ
チの2つの入力側へ導かれる、遅延されていない色搬送
波と前記遅延素子から到来する色搬送波とが同じ位相を
有することを保証する手段を設けると有利である。PA
L信号に適合された本発明の1つの実施形態の場合、遅
延素子は2走査線周期の遅延時間を有する。選択的な解
決策によれば、前記スイッチの入力側と接続された、遅
延されないまたは遅延される信号経路中に、色搬送波修
正器が設けられる。この修正器は、走査線ごとのPAL
の位相の交番を除去する。この種の色搬送波修正器は、
ドイツ連邦共和国特許第1814879号公報に、より
詳細に記載されている。
【0009】SECAM信号を処理するために、有利に
は2つの走査線周期の遅延時間を有する遅延素子が設け
られている。SECAM信号は交番する走査線上で2つ
の色差信号を搬送する順次信号であるので、このような
遅延素子が必要とされる。
は2つの走査線周期の遅延時間を有する遅延素子が設け
られている。SECAM信号は交番する走査線上で2つ
の色差信号を搬送する順次信号であるので、このような
遅延素子が必要とされる。
【0010】MAC信号のためにウィンドウ信号発生器
が設けられているので、輝度信号期間中の障害パルスに
対して、前記スイッチは1走査線だけ遅延させる遅延素
子の出力側と接続され、他方、色差信号期間中の障害パ
ルスに対しては、前記スイッチは2走査線だけ遅延させ
る遅延素子の出力側と接続される。MAC信号とSEC
AM信号とに対して3つの出力側を有するスイッチが設
けられており、第1の入力側には実質的に遅延されてい
ないそのままの信号が導かれ、第2の入力側には1走査
線だけ遅延された信号が導かれ、さらに第3の入力側に
は2走査線だけ遅延された信号が導かれる。本発明の別
の実施形態の場合、レベル検出器とスイッチの動作周期
よりもいくらか長い周期の遅延時間を有する第2の遅延
素子が、前記スイッチへの遅延されない信号経路内に設
けられており、前記レベル検出器の入力側が前記第2の
遅延素子の入力側と接続されている。この場合、スイッ
チの制御入力側における修正パルスを、前記スイッチの
一方の入力側へ導かれる信号内において障害が始まる前
に、短期間存在させることができる。さらに本発明の別
の実施形態においてメモリが設けられており、このメモ
リ内に障害パルスの発生時間が記憶され、このように記
憶されたパルスは、フレームメモリ内に記憶された信号
を信号処理するために用いられる。
が設けられているので、輝度信号期間中の障害パルスに
対して、前記スイッチは1走査線だけ遅延させる遅延素
子の出力側と接続され、他方、色差信号期間中の障害パ
ルスに対しては、前記スイッチは2走査線だけ遅延させ
る遅延素子の出力側と接続される。MAC信号とSEC
AM信号とに対して3つの出力側を有するスイッチが設
けられており、第1の入力側には実質的に遅延されてい
ないそのままの信号が導かれ、第2の入力側には1走査
線だけ遅延された信号が導かれ、さらに第3の入力側に
は2走査線だけ遅延された信号が導かれる。本発明の別
の実施形態の場合、レベル検出器とスイッチの動作周期
よりもいくらか長い周期の遅延時間を有する第2の遅延
素子が、前記スイッチへの遅延されない信号経路内に設
けられており、前記レベル検出器の入力側が前記第2の
遅延素子の入力側と接続されている。この場合、スイッ
チの制御入力側における修正パルスを、前記スイッチの
一方の入力側へ導かれる信号内において障害が始まる前
に、短期間存在させることができる。さらに本発明の別
の実施形態においてメモリが設けられており、このメモ
リ内に障害パルスの発生時間が記憶され、このように記
憶されたパルスは、フレームメモリ内に記憶された信号
を信号処理するために用いられる。
【0011】次に、本発明を容易に理解する目的で図面
を参照しながら実施例を説明する。
を参照しながら実施例を説明する。
【0012】
【実施例の説明】図1の場合、コンポジット信号CVB
S(colour video blanking s
ync)色信号、映像信号、帰線消去信号、同期信号)
は、約25ns〜45nsの遅延時間を有する遅延素子
2を介して端子1からスイッチSの第1入力側aへ導か
れる。スイッチSの出力側は、1走査線周期だけ遅延さ
せる遅延素子3の入力側と接続されており、この遅延素
子3の出力側は、遅延素子4を介してスイッチSの入力
側bへ導かれている。さらに端子1からのコンポジット
信号は、修正パルスPを生じさせる振幅レベル検出器5
へ導かれる。パルスPはスイッチSの制御入力側へ導か
れる。
S(colour video blanking s
ync)色信号、映像信号、帰線消去信号、同期信号)
は、約25ns〜45nsの遅延時間を有する遅延素子
2を介して端子1からスイッチSの第1入力側aへ導か
れる。スイッチSの出力側は、1走査線周期だけ遅延さ
せる遅延素子3の入力側と接続されており、この遅延素
子3の出力側は、遅延素子4を介してスイッチSの入力
側bへ導かれている。さらに端子1からのコンポジット
信号は、修正パルスPを生じさせる振幅レベル検出器5
へ導かれる。パルスPはスイッチSの制御入力側へ導か
れる。
【0013】この回路の動作は以下のとおりである。
【0014】障害のない通常の受信中、CVBS信号は
端子1から遅延素子2およびスイッチSを介して、遅延
素子2により僅かに遅延される以外は実質的に修正され
ることなく出力端子6へ導かれる。このモードの場合、
スイッチSは位置aにおかれたままである。障害パルス
が検出器5により検出されると修正パルスPが発生され
、スイッチSを位置bへ動かす。この場合、遅延素子2
の出力側における品質低下された信号のかわりに、遅延
素子3の出力を利用することにより先行の走査線の相応
の信号が挿入される。先行の走査線の信号も同様に、そ
の走査線周期の相応の時間において障害を有するような
可能性はほとんどない。他方では、通常、相続く走査線
上のそれぞれの相応の点における所望の情報間において
は実質的な相関関係が存在する。
端子1から遅延素子2およびスイッチSを介して、遅延
素子2により僅かに遅延される以外は実質的に修正され
ることなく出力端子6へ導かれる。このモードの場合、
スイッチSは位置aにおかれたままである。障害パルス
が検出器5により検出されると修正パルスPが発生され
、スイッチSを位置bへ動かす。この場合、遅延素子2
の出力側における品質低下された信号のかわりに、遅延
素子3の出力を利用することにより先行の走査線の相応
の信号が挿入される。先行の走査線の信号も同様に、そ
の走査線周期の相応の時間において障害を有するような
可能性はほとんどない。他方では、通常、相続く走査線
上のそれぞれの相応の点における所望の情報間において
は実質的な相関関係が存在する。
【0015】したがって先行の走査線の信号を代替信号
として用い、本来の信号が劣化されている部分の時間を
満たすことができる。つまり出力側6において、障害が
実質的に除去された信号を得ることができる。
として用い、本来の信号が劣化されている部分の時間を
満たすことができる。つまり出力側6において、障害が
実質的に除去された信号を得ることができる。
【0016】遅延素子3はCCD(電荷結合素子)遅延
線であって、色副搬送波の2倍の周波数2*fsc を
有するクロックパルスCにより制御される。クロックパ
ルスCはバーストに対してロックされ、遅延素子3は正
確な走査線周期よりも半周期の短い遅延時間を有する。 遅延素子3は、PALオフセットおよびPAL位相の交
番にもかかわらず、スイッチSの入力側aおよびbにお
ける色副搬送波が同じ位相を有するように、制御される
。いわゆる色搬送波修正器によりPAL位相の交番を除
去することも可能である。この種の回路も、2*fsc
の周波数を有するクロックパルス信号Cによって制御
され、1走査線おきに色搬送波を固定的なU軸に対して
左右対象にする。つまりこのことは、PAL色位相の交
番が除去された結果、色副搬送波は位相の交番を有さず
、NTSC信号におけるのと同じようになることを意味
する。
線であって、色副搬送波の2倍の周波数2*fsc を
有するクロックパルスCにより制御される。クロックパ
ルスCはバーストに対してロックされ、遅延素子3は正
確な走査線周期よりも半周期の短い遅延時間を有する。 遅延素子3は、PALオフセットおよびPAL位相の交
番にもかかわらず、スイッチSの入力側aおよびbにお
ける色副搬送波が同じ位相を有するように、制御される
。いわゆる色搬送波修正器によりPAL位相の交番を除
去することも可能である。この種の回路も、2*fsc
の周波数を有するクロックパルス信号Cによって制御
され、1走査線おきに色搬送波を固定的なU軸に対して
左右対象にする。つまりこのことは、PAL色位相の交
番が除去された結果、色副搬送波は位相の交番を有さず
、NTSC信号におけるのと同じようになることを意味
する。
【0017】図2の場合、コンポジット信号7は2つの
障害パルスN1およびN2を有しており、この場合、N
1は白レベルWのピークを越えた過渡状態であり、障害
パルスN2は黒レベルBを越えている。両方の障害パル
スN1およびN2は、振幅検出により修正パルスPを発
生させる。
障害パルスN1およびN2を有しており、この場合、N
1は白レベルWのピークを越えた過渡状態であり、障害
パルスN2は黒レベルBを越えている。両方の障害パル
スN1およびN2は、振幅検出により修正パルスPを発
生させる。
【0018】図3の場合、検出器5により発生された挿
入パルスは、障害パルスNの開始時点t2よりも短時間
前の時点t1においてスタートしている。t1とt2の
間の時間間隔は、通常、数ナノ秒である。この時間間隔
は、パルスPの発生後に入力側aに信号を到達させる遅
延素子2により行なわれる。パルスPは、t3において
障害パルスNが終了した後、t4において終了する。し
たがって挿入パルスPは、均等に許容範囲をともなって
障害パルスNの全時間を越えて延在するように、障害パ
ルスNよりも延長ないし引き延ばされている。
入パルスは、障害パルスNの開始時点t2よりも短時間
前の時点t1においてスタートしている。t1とt2の
間の時間間隔は、通常、数ナノ秒である。この時間間隔
は、パルスPの発生後に入力側aに信号を到達させる遅
延素子2により行なわれる。パルスPは、t3において
障害パルスNが終了した後、t4において終了する。し
たがって挿入パルスPは、均等に許容範囲をともなって
障害パルスNの全時間を越えて延在するように、障害パ
ルスNよりも延長ないし引き延ばされている。
【0019】図4には、わずかな変更を加えるだけでM
AC信号およびSECAM信号を処理するために適合さ
れた回路が示されている。この場合、入力側bと接続さ
れた図1による遅延素子3および4に加えて、さらに1
つの経路が設けられており、この経路には、1走査線周
期だけ遅延させる遅延素子8、ならびにスイッチSの第
3の入力側Cと接続された増加された遅延素子9が含ま
れている。まず最初に、MACモードのための動作につ
いて説明する。MAC信号に関しては2つの特性を考慮
しなければならない。第1に、各水平走査線中、色差信
号と輝度信号の両方が順次、時間的に圧縮されて伝送さ
れる。したがって、障害が即ちパルスPが前記色差信号
中に生じたのか、あるいは前記輝度信号中に生じたのか
を考慮する必要がある。第2に、2つのMAC色差信号
は相続く走査線上を伝送される。したがって色差信号内
での障害の間は、先行の走査線の色差信号を代替信号と
して用いることはできない。何故ならばその信号は誤っ
た色差情報を搬送しているからである。それ故、走査線
n内においては走査線(n−2)からの色差信号を用い
る必要がある。
AC信号およびSECAM信号を処理するために適合さ
れた回路が示されている。この場合、入力側bと接続さ
れた図1による遅延素子3および4に加えて、さらに1
つの経路が設けられており、この経路には、1走査線周
期だけ遅延させる遅延素子8、ならびにスイッチSの第
3の入力側Cと接続された増加された遅延素子9が含ま
れている。まず最初に、MACモードのための動作につ
いて説明する。MAC信号に関しては2つの特性を考慮
しなければならない。第1に、各水平走査線中、色差信
号と輝度信号の両方が順次、時間的に圧縮されて伝送さ
れる。したがって、障害が即ちパルスPが前記色差信号
中に生じたのか、あるいは前記輝度信号中に生じたのか
を考慮する必要がある。第2に、2つのMAC色差信号
は相続く走査線上を伝送される。したがって色差信号内
での障害の間は、先行の走査線の色差信号を代替信号と
して用いることはできない。何故ならばその信号は誤っ
た色差情報を搬送しているからである。それ故、走査線
n内においては走査線(n−2)からの色差信号を用い
る必要がある。
【0020】図4の場合、ウィンドウ信号W1、W2が
ウィンドウ発生器10内において発生する。第1ウィン
ドウ信号W1は色差信号の時間を表わすのに対し、第2
ウィンドウ信号W2は輝度信号の時間を表わす。これら
のウィンドウ信号W1、W2は回路段11においてパル
スPと結合され、この回路段11の出力によりスイッチ
Sが次のように制御される。即ちパルスPが輝度信号Y
中に発生した場合、ウィンドウ信号W2はスイッチSを
、当該スイッチSが入力側bと接続されて図1のように
先行の走査線の信号が挿入されるように制御する。パル
スPが色差信号R−Y中に発生した場合、ウィンドウ信
号W1は制御スイッチSを、当該スイッチSが入力側c
と接続されるように制御する。この場合、走査線nの間
、遅延素子3、8によって2走査線だけ遅延された走査
線n−2の信号が代替信号として挿入される。例えば障
害が走査線nにおける信号R−Y中に存在する場合、パ
ルスPの間、走査線n−2の相応の色差信号R−Yが挿
入される。図示されている帯域通過フィルタ12および
帯域消去フィルタ13は、MACモードに対しては用い
られず設けられない。
ウィンドウ発生器10内において発生する。第1ウィン
ドウ信号W1は色差信号の時間を表わすのに対し、第2
ウィンドウ信号W2は輝度信号の時間を表わす。これら
のウィンドウ信号W1、W2は回路段11においてパル
スPと結合され、この回路段11の出力によりスイッチ
Sが次のように制御される。即ちパルスPが輝度信号Y
中に発生した場合、ウィンドウ信号W2はスイッチSを
、当該スイッチSが入力側bと接続されて図1のように
先行の走査線の信号が挿入されるように制御する。パル
スPが色差信号R−Y中に発生した場合、ウィンドウ信
号W1は制御スイッチSを、当該スイッチSが入力側c
と接続されるように制御する。この場合、走査線nの間
、遅延素子3、8によって2走査線だけ遅延された走査
線n−2の信号が代替信号として挿入される。例えば障
害が走査線nにおける信号R−Y中に存在する場合、パ
ルスPの間、走査線n−2の相応の色差信号R−Yが挿
入される。図示されている帯域通過フィルタ12および
帯域消去フィルタ13は、MACモードに対しては用い
られず設けられない。
【0021】図4による回路がSECAMに適合されて
いる場合には、ウィンドウ発生器10および回路段が設
けられないのに対し、帯域通過フィルタ12および帯域
消去フィルタ13が導入される。この動作はMACの場
合の動作と類似している。パルスPの発生に対して代替
信号を輝度信号Y内にだけ挿入すべき場合、図1で説明
したようにスイッチSは入力側bと接続される。しかし
代替信号を色差信号中に挿入すべき場合には、スイッチ
Sは、2走査線だけ遅延された信号の到来する入力側c
と接続される。帯域通過フィルタ12は、FM SEC
AM の色搬送波およびその側波帯だけを伝送し、この
色搬送波の上記の周波数帯以外の輝度成分を抑圧するよ
うに、設計されている。帯域消去フィルタ13は色搬送
波周波数および相応の側波帯を抑圧するのに適合されて
いる。
いる場合には、ウィンドウ発生器10および回路段が設
けられないのに対し、帯域通過フィルタ12および帯域
消去フィルタ13が導入される。この動作はMACの場
合の動作と類似している。パルスPの発生に対して代替
信号を輝度信号Y内にだけ挿入すべき場合、図1で説明
したようにスイッチSは入力側bと接続される。しかし
代替信号を色差信号中に挿入すべき場合には、スイッチ
Sは、2走査線だけ遅延された信号の到来する入力側c
と接続される。帯域通過フィルタ12は、FM SEC
AM の色搬送波およびその側波帯だけを伝送し、この
色搬送波の上記の周波数帯以外の輝度成分を抑圧するよ
うに、設計されている。帯域消去フィルタ13は色搬送
波周波数および相応の側波帯を抑圧するのに適合されて
いる。
【0022】次に本発明の有利な実施形態を要約する。
【0023】代替信号は、輝度信号の中間灰色値の直流
電圧である。
電圧である。
【0024】上記代替信号は、先行する走査線の信号で
ある。
ある。
【0025】スイッチSの一方の入力側は、1走査線周
期だけ遅延させる遅延素子3の出力側と接続されており
、該遅延素子3の入力側は前記信号経路と接続されてい
る。
期だけ遅延させる遅延素子3の出力側と接続されており
、該遅延素子3の入力側は前記信号経路と接続されてい
る。
【0026】上記遅延素子3の入力側は、前記スイッチ
Sの出力側と接続されている。
Sの出力側と接続されている。
【0027】上記遅延素子3は、CCD遅延線である。
【0028】レベル検出器5にはベースバンド映像信号
が供給されるようにし、該レベル検出器5は、白レベル
ピーク過渡値N1ならびに黒レベルを越えた障害パルス
N2に応動して、パルスPを発生させる。
が供給されるようにし、該レベル検出器5は、白レベル
ピーク過渡値N1ならびに黒レベルを越えた障害パルス
N2に応動して、パルスPを発生させる。
【0029】それぞれ前記スイッチSの入力側a,bへ
導かれる、遅延されていない色搬送波と前記遅延素子3
から到来する色搬送波とが同じ位相を有することを保証
する手段が設けられている。
導かれる、遅延されていない色搬送波と前記遅延素子3
から到来する色搬送波とが同じ位相を有することを保証
する手段が設けられている。
【0030】PAL信号のために、遅延素子3は2つの
走査線周期の遅延時間を有する。
走査線周期の遅延時間を有する。
【0031】前記スイッチSの入力側と接続された遅延
されないまたは遅延される信号経路内に色搬送波修正器
が設けられており、該修正器は、走査線ごとのPAL搬
送波の位相の交番を除去する。
されないまたは遅延される信号経路内に色搬送波修正器
が設けられており、該修正器は、走査線ごとのPAL搬
送波の位相の交番を除去する。
【0032】SECAM信号のために、2走査線周期の
遅延時間を有する遅延素子3,8が設けられている。
遅延時間を有する遅延素子3,8が設けられている。
【0033】MAC信号のためにウィンドウ信号発生器
10が設けられており、これにより、輝度信号Y中の障
害パルスPに対して、前記スイッチSは1走査線だけ遅
延させる遅延素子3の出力側と接続されるのに対し、色
差信号R−Y,B−Y中の障害パルスに対しては、前記
スイッチSは2走査線だけ遅延させる遅延素子3,8の
出力側と接続される。
10が設けられており、これにより、輝度信号Y中の障
害パルスPに対して、前記スイッチSは1走査線だけ遅
延させる遅延素子3の出力側と接続されるのに対し、色
差信号R−Y,B−Y中の障害パルスに対しては、前記
スイッチSは2走査線だけ遅延させる遅延素子3,8の
出力側と接続される。
【0034】MAC信号とSECAM信号のために3つ
の入力側a,b,cを有するスイッチSが設けられてお
り、第1の入力側aには実質的に遅延されていないその
ままの信号が供給されるようにし、第2の入力側bには
1走査線だけ遅延された信号が供給されるようにし、さ
らに第3の入力側cには2走査線だけ遅延された信号が
供給される。
の入力側a,b,cを有するスイッチSが設けられてお
り、第1の入力側aには実質的に遅延されていないその
ままの信号が供給されるようにし、第2の入力側bには
1走査線だけ遅延された信号が供給されるようにし、さ
らに第3の入力側cには2走査線だけ遅延された信号が
供給される。
【0035】前記スイッチへ導かれる遅延の行なわれな
い信号経路内に、1走査線周期よりも短い遅延時間を有
する第2の遅延素子2が設けられている。
い信号経路内に、1走査線周期よりも短い遅延時間を有
する第2の遅延素子2が設けられている。
【0036】前記レベル検出器5の入力側は前記第2の
遅延素子2の入力側と接続されている。
遅延素子2の入力側と接続されている。
【0037】メモリが設けられており、該メモリ内に障
害パルスの発生時間が記憶され、該記憶されたパルスは
、フレームメモリ内に記憶された信号の信号処理のため
に用いられる。
害パルスの発生時間が記憶され、該記憶されたパルスは
、フレームメモリ内に記憶された信号の信号処理のため
に用いられる。
【0038】
【発明の効果】本発明による構成により、テレビジョン
受信機内の簡単な手段を用いて、例えばレーダー信号か
らの作用のように衝撃的な可視的障害を最小化すること
ができる。
受信機内の簡単な手段を用いて、例えばレーダー信号か
らの作用のように衝撃的な可視的障害を最小化すること
ができる。
【図1】先行する走査線の信号を代替信号として用いる
本発明のブロック図である。
本発明のブロック図である。
【図2】信号および相応の修正パルス内における障害パ
ルスを示す図である。
ルスを示す図である。
【図3】ある障害パルスと、このパルスにより発生され
た修正パルスとの関係を示す図である。
た修正パルスとの関係を示す図である。
【図4】MAC信号またはSECAM信号を受信するた
めに適合された、図1の回路の変形図である。
めに適合された、図1の回路の変形図である。
2、3、4、8、9 遅延素子
5 レベル検出器
10 ウィンドウ発生器
12 帯域通過フィルタ
13 帯域消去フィルタ
S スイッチ
P スイッチングパルス
Claims (1)
- 【請求項1】 可視的な障害を低減するための手段を
備えた、衛星放送受信用テレビジョン受信機において、
受信された信号における障害(N)に応動してスイッチ
ングパルス(P)を発生させるためのレベル検出器(5
)と、前記スイッチングパルス(P)により作動されて
、前記障害の間、信号経路を、画像内により少ない可視
的な障害しか生じさせない代替信号源へ切り換えるスイ
ッチ(S)とが設けられていることを特徴とする、衛星
放送受信用テレビジョン受信機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9025754A GB2250395A (en) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | Reducing visibility of impulsive interference in television satellite recievers |
GB90/25754.4 | 1990-11-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04314292A true JPH04314292A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=10686048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3312180A Pending JPH04314292A (ja) | 1990-11-27 | 1991-11-27 | 衛星放送受信用テレビジョン受信機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5287184A (ja) |
EP (1) | EP0488006A1 (ja) |
JP (1) | JPH04314292A (ja) |
GB (1) | GB2250395A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19743124B4 (de) * | 1997-09-30 | 2004-08-26 | Harman Becker Automotive Systems (Xsys Division) Gmbh | Verfahren zur Bestimmung der Qualität eines Videosignals und/oder eines Fernsehbildes |
DE10320498B4 (de) * | 2003-05-08 | 2006-06-01 | Loewe Opta Gmbh | Verfahren und Schaltungsanordnung zur Optimierung des Bildeindrucks eines Fernsehbildes |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB919217A (en) * | 1960-04-14 | 1963-02-20 | Ampex | Video and like systems with transient and dropout compensation |
US4272785A (en) * | 1979-06-01 | 1981-06-09 | Rca Corporation | Defect compensation for color television |
CA1171521A (en) * | 1980-03-24 | 1984-07-24 | Bantval Y. Kamath | Method and apparatus for one line dropout compensation of color television signals |
US4377823A (en) * | 1981-04-01 | 1983-03-22 | Zenith Radio Corporation | Noise processing system for a television receiver |
US4353093A (en) * | 1981-05-11 | 1982-10-05 | Rca Corporation | Impulse noise reduction system for TV receivers |
JPS6086985A (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ドロツプアウト補償装置 |
DE3502317A1 (de) * | 1985-01-24 | 1986-07-24 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verfahren zur bildfehlerkorrektur |
DE3502315A1 (de) * | 1985-01-24 | 1986-07-24 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verfahren zur bildfehlerkorrektur |
DE3539415A1 (de) * | 1985-11-07 | 1987-05-14 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und schaltungsanordnung zum erkennen und verdecken von fehlern in einem digitalen videosignal |
JPS62190994A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 色差線順次映像信号の信号補間装置 |
JPH054372Y2 (ja) * | 1987-03-17 | 1993-02-03 | ||
JP2508442B2 (ja) * | 1987-06-09 | 1996-06-19 | ソニー株式会社 | ノイズ除去回路 |
DE3719405C2 (de) * | 1987-06-11 | 1994-09-29 | Broadcast Television Syst | Schaltungsanordnung zur Verdeckung von Fehlern |
JP2689466B2 (ja) * | 1988-03-18 | 1997-12-10 | ソニー株式会社 | ドロップアウト補償装置 |
NL8800849A (nl) * | 1988-04-05 | 1989-11-01 | Philips Nv | Ontvanger, alsmede demodulatieschakeling geschikt voor de ontvanger. |
-
1990
- 1990-11-27 GB GB9025754A patent/GB2250395A/en not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-11-18 EP EP91119620A patent/EP0488006A1/en not_active Withdrawn
- 1991-11-21 US US07/796,725 patent/US5287184A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-27 JP JP3312180A patent/JPH04314292A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9025754D0 (en) | 1991-01-09 |
EP0488006A1 (en) | 1992-06-03 |
GB2250395A (en) | 1992-06-03 |
US5287184A (en) | 1994-02-15 |
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