JPH04292887A - 点火プラグ - Google Patents
点火プラグInfo
- Publication number
- JPH04292887A JPH04292887A JP8199591A JP8199591A JPH04292887A JP H04292887 A JPH04292887 A JP H04292887A JP 8199591 A JP8199591 A JP 8199591A JP 8199591 A JP8199591 A JP 8199591A JP H04292887 A JPH04292887 A JP H04292887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- internal chamber
- spark plug
- ground electrode
- electrode
- combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 19
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 abstract description 10
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの点火プラグ
に関し、勿論レシプロエンジンに使用しても効果がある
が、特にロータリエンジンに適する点火プラグに関する
。
に関し、勿論レシプロエンジンに使用しても効果がある
が、特にロータリエンジンに適する点火プラグに関する
。
【0002】
【従来の技術】中心電極が接地電極により囲繞されてな
る従来の点火プラグをロータリエンジンに使用した場合
、ロータハウジング内面を摺動するアペックシールがこ
の点火プラグを通過するとき、アベックシールによって
掻寄せられた潤滑オイル、濃厚混合気(ガス)等が中心
電極と接地電極との間で規定される内部室に入り、これ
が内部室に溜ると中心電極が潤滑オイル、濃厚混合気(
ガス)等で被覆された状態となる。この状態で点火して
も、完全な火花が形成されず、火花も弱くまた、失火と
もなり、さらに遅れて点火することが生じる。また、内
部室に未燃のカーボンが推積し、不良点火の原因ともな
る。
る従来の点火プラグをロータリエンジンに使用した場合
、ロータハウジング内面を摺動するアペックシールがこ
の点火プラグを通過するとき、アベックシールによって
掻寄せられた潤滑オイル、濃厚混合気(ガス)等が中心
電極と接地電極との間で規定される内部室に入り、これ
が内部室に溜ると中心電極が潤滑オイル、濃厚混合気(
ガス)等で被覆された状態となる。この状態で点火して
も、完全な火花が形成されず、火花も弱くまた、失火と
もなり、さらに遅れて点火することが生じる。また、内
部室に未燃のカーボンが推積し、不良点火の原因ともな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本出願人は、先
に特願昭63−124689号において、中心電極を囲
繞した円筒形状の接地電極の側壁に貫通孔を設け、この
貫通孔を介して内部室を外部に連通させて潤滑オイル、
濃厚混合気(ガス)等の流通が貫通孔を介して行われよ
うにした点火プラグを提案した。提案した点火プラグよ
れば、上記問題を解決し得て良好な火花を発生させるこ
とができる。ところで提案した点火プラグは円筒形状の
接地電極の側壁に単に貫通孔を設けた構造であるため、
貫通孔を介する火炎は単に側横方向に放出され、燃焼室
の燃焼に効果的になるように広範囲に放射され得ない。
に特願昭63−124689号において、中心電極を囲
繞した円筒形状の接地電極の側壁に貫通孔を設け、この
貫通孔を介して内部室を外部に連通させて潤滑オイル、
濃厚混合気(ガス)等の流通が貫通孔を介して行われよ
うにした点火プラグを提案した。提案した点火プラグよ
れば、上記問題を解決し得て良好な火花を発生させるこ
とができる。ところで提案した点火プラグは円筒形状の
接地電極の側壁に単に貫通孔を設けた構造であるため、
貫通孔を介する火炎は単に側横方向に放出され、燃焼室
の燃焼に効果的になるように広範囲に放射され得ない。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、中心電極と接地電極
との間で規定される内部室を外部に連通して潤滑オイル
、濃厚混合気(ガス)等の内部室での溜りを防止し得る
と共に、その上燃焼室での燃焼に効果的になるような火
炎放出をも行い得るようにした点火プラグを提供するこ
とにある。
であり、その目的とするところは、中心電極と接地電極
との間で規定される内部室を外部に連通して潤滑オイル
、濃厚混合気(ガス)等の内部室での溜りを防止し得る
と共に、その上燃焼室での燃焼に効果的になるような火
炎放出をも行い得るようにした点火プラグを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、中心電極と、少なくとも斜面部を有して中心電極を
囲繞し、中心電極との間で内部室を形成している接地電
極とを有しており、この接地電極の斜面部には、内部室
を外部に連通する貫通孔が形成されている点火プラグに
よって達成される。
は、中心電極と、少なくとも斜面部を有して中心電極を
囲繞し、中心電極との間で内部室を形成している接地電
極とを有しており、この接地電極の斜面部には、内部室
を外部に連通する貫通孔が形成されている点火プラグに
よって達成される。
【0006】本発明の一つでは、接地電極は球帯形状、
半球形状又は截頭円錐形状である。また、斜面部に設け
られる貫通孔は、一つでも良いが、好ましくは、複数個
斜面部に均等に配置して設けられる。
半球形状又は截頭円錐形状である。また、斜面部に設け
られる貫通孔は、一つでも良いが、好ましくは、複数個
斜面部に均等に配置して設けられる。
【0007】
【作用】このように構成された本発明の点火プラグでは
、接地電極が少なくとも斜面部を有して中心電極を囲繞
し、この斜面部に内部室を外部に連通する貫通孔が形成
されている結果、火花発生後の内部室の火炎は、斜面部
に形成された貫通孔を介して放射方向に放出されて燃焼
室の燃焼に寄与する。
、接地電極が少なくとも斜面部を有して中心電極を囲繞
し、この斜面部に内部室を外部に連通する貫通孔が形成
されている結果、火花発生後の内部室の火炎は、斜面部
に形成された貫通孔を介して放射方向に放出されて燃焼
室の燃焼に寄与する。
【0008】以下、本発明を、図面に示す具体例に基づ
いて更に詳細に説明する。これにより前記発明及び更に
他の発明が明瞭となるであろう。
いて更に詳細に説明する。これにより前記発明及び更に
他の発明が明瞭となるであろう。
【0009】尚、本発明はこれら具体例に何等限定され
ないのである。
ないのである。
【0010】
【具体例】図1において、点火プラグ1は、中心電極2
を具備しており、中心電極2を囲繞して点火プラグ1に
は、接地電極3が設けられており、中心電極2と接地電
極3との間で内部室4が形成されている。接地電極3は
、頂部に開口5を有した半球形状であって、斜面部6を
有している。接地電極3の斜面部6には、内部室4を外
部に、換言すればエンジンの燃焼室に連通する貫通孔7
が複数個均等に配置されて斜め上向きにのびるようにし
て形成されている。
を具備しており、中心電極2を囲繞して点火プラグ1に
は、接地電極3が設けられており、中心電極2と接地電
極3との間で内部室4が形成されている。接地電極3は
、頂部に開口5を有した半球形状であって、斜面部6を
有している。接地電極3の斜面部6には、内部室4を外
部に、換言すればエンジンの燃焼室に連通する貫通孔7
が複数個均等に配置されて斜め上向きにのびるようにし
て形成されている。
【0011】このように形成された点火プラグ1は、例
えば図2に示すように、ロータハウジング10、ロータ
ハウジング10内で回転するロータ11、ロータ11に
取り付けられてロータハウジング10の内面12に摺接
するアペックスシール13からなるロータリエンジン1
5に取り付けられる。
えば図2に示すように、ロータハウジング10、ロータ
ハウジング10内で回転するロータ11、ロータ11に
取り付けられてロータハウジング10の内面12に摺接
するアペックスシール13からなるロータリエンジン1
5に取り付けられる。
【0012】点火プラグ1を具備したロータリエンジ1
5では、ロータ11に取り付けられたアペックシール1
3がロータハウジング10の内面12を摺動して点火プ
ラグ1を通過するとき、潤滑オイル、濃厚混合気(ガス
)等が、貫通孔7を介して内部室4から燃焼室14へ、
またその逆に燃焼室14から内部室4へ流通し、内部室
4での潤滑オイル、濃厚混合気(ガス)等の溜り、延い
ては中心電極2又は接地電極3への潤滑オイル、濃厚混
合気(ガス)等の被り現象がなくなり、良好な火花を発
生する。
5では、ロータ11に取り付けられたアペックシール1
3がロータハウジング10の内面12を摺動して点火プ
ラグ1を通過するとき、潤滑オイル、濃厚混合気(ガス
)等が、貫通孔7を介して内部室4から燃焼室14へ、
またその逆に燃焼室14から内部室4へ流通し、内部室
4での潤滑オイル、濃厚混合気(ガス)等の溜り、延い
ては中心電極2又は接地電極3への潤滑オイル、濃厚混
合気(ガス)等の被り現象がなくなり、良好な火花を発
生する。
【0013】また、点火プラグ1では、接地電極3の斜
面部6に内部室4を外部に連通する貫通孔7が形成され
ているため、点火時、内部室4で発生した火炎が貫通孔
7から全周に渡って斜め上方に放射されることにもなり
、燃焼室14へ広範囲に効果的に火炎が放射され、良好
な燃焼が行われる。
面部6に内部室4を外部に連通する貫通孔7が形成され
ているため、点火時、内部室4で発生した火炎が貫通孔
7から全周に渡って斜め上方に放射されることにもなり
、燃焼室14へ広範囲に効果的に火炎が放射され、良好
な燃焼が行われる。
【0014】尚、点火プラグ1は、図3に示すように、
シリンダ20、シリンダ20内に往復動自在に装着され
たピストン21を具備してなるレシプロエンジン25に
も適用し得る。この場合、点火プラグ1の内部室4に発
生した火炎は、貫通孔7から斜めに方向に放射され、結
果として燃焼室22に広範囲に放出される。このため点
火プラク1を具備するレシプロエンジン25では、燃焼
速度が速く好燃焼が得られる。
シリンダ20、シリンダ20内に往復動自在に装着され
たピストン21を具備してなるレシプロエンジン25に
も適用し得る。この場合、点火プラグ1の内部室4に発
生した火炎は、貫通孔7から斜めに方向に放射され、結
果として燃焼室22に広範囲に放出される。このため点
火プラク1を具備するレシプロエンジン25では、燃焼
速度が速く好燃焼が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、接地電極
の斜面部に内部室を外部に連通する貫通孔が設けられて
いるため、内部室に発生した火炎を放射状に外部に放出
し得る結果、燃焼室での燃焼が極めて速くなされ、好燃
焼が得られる。またロータリエンジンへの適用に際して
は、内部室での潤滑オイル、濃厚混合気(ガス)等の溜
り、延いては中心電極又は接地電極への潤滑オイル、濃
厚混合気(ガス)等の被り現象をなしく得、良好な火花
を発生させることができる。
の斜面部に内部室を外部に連通する貫通孔が設けられて
いるため、内部室に発生した火炎を放射状に外部に放出
し得る結果、燃焼室での燃焼が極めて速くなされ、好燃
焼が得られる。またロータリエンジンへの適用に際して
は、内部室での潤滑オイル、濃厚混合気(ガス)等の溜
り、延いては中心電極又は接地電極への潤滑オイル、濃
厚混合気(ガス)等の被り現象をなしく得、良好な火花
を発生させることができる。
【図1】本発明の好ましい一具体例の点火プラグの一部
断面正面図である。
断面正面図である。
【図2】図1に示す具体例の点火プラグをロータリエン
ジンに用いた説明図である。
ジンに用いた説明図である。
【図3】図1に示す具体例の点火プラグをレシプロエン
ジンに用いた説明図である。
ジンに用いた説明図である。
1 点火プラグ
2 中心電極
3 接地電極
4 内部室
6 斜面部
7 貫通孔
15 ロータリエンジン
25 レシプロエンジン
Claims (4)
- 【請求項1】 中心電極と、少なくとも斜面部を有し
て中心電極を囲繞し、中心電極との間に内部室を形成し
ている接地電極とを有しており、この接地電極の斜面部
には、内部室を外部に連通する貫通孔が形成されている
点火プラグ。 - 【請求項2】 接地電極は、球帯形状、半球形状又は
截頭円錐形状である請求項1に記載の点火プラグ。 - 【請求項3】 貫通孔は複数個形成されている請求項
1又は2に記載の点火プラグ。 - 【請求項4】 ロータリエンジン適用されている請求
項1から3のいずれか一項に記載の点火プラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8199591A JPH04292887A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 点火プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8199591A JPH04292887A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 点火プラグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04292887A true JPH04292887A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=13762056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8199591A Pending JPH04292887A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 点火プラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04292887A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06187729A (ja) * | 1992-12-18 | 1994-07-08 | Yamaha Corp | ディスク記録再生装置 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP8199591A patent/JPH04292887A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06187729A (ja) * | 1992-12-18 | 1994-07-08 | Yamaha Corp | ディスク記録再生装置 |
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