JPH04277411A - 電線加工装置における電線送給方法 - Google Patents
電線加工装置における電線送給方法Info
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- JPH04277411A JPH04277411A JP6131891A JP6131891A JPH04277411A JP H04277411 A JPH04277411 A JP H04277411A JP 6131891 A JP6131891 A JP 6131891A JP 6131891 A JP6131891 A JP 6131891A JP H04277411 A JPH04277411 A JP H04277411A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 15
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 18
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電線加工用カッター
を挟んで第1クランプと第2クランプが配置されるとと
もに、第1クランプから第2クランプに向けて電線を送
り出すための電線送給手段が設けられた電線加工装置に
おける電線送給方法に関する。
を挟んで第1クランプと第2クランプが配置されるとと
もに、第1クランプから第2クランプに向けて電線を送
り出すための電線送給手段が設けられた電線加工装置に
おける電線送給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の電線送給方法が適用され
た電線加工装置を示す斜視図、図13はその模式断面図
である。
た電線加工装置を示す斜視図、図13はその模式断面図
である。
【0003】両図に示すように、電線送給ラインXに沿
って、電線送給手段1(図13参照)、第1クランプ2
、一対の電線加工用カッター3、筒状の電線ガイド5お
よび第2クランプ4が配列されている。
って、電線送給手段1(図13参照)、第1クランプ2
、一対の電線加工用カッター3、筒状の電線ガイド5お
よび第2クランプ4が配列されている。
【0004】第1クランプ2には、電線送給ラインXに
沿ってガイド穴2aが形成されており、このガイド穴2
a内に挿通された電線10を把持・解除できるように構
成している。
沿ってガイド穴2aが形成されており、このガイド穴2
a内に挿通された電線10を把持・解除できるように構
成している。
【0005】第2クランプ4は、略L形の固定爪4aと
、固定爪4aの水平部上を電線送給ラインXと直交する
方向に移動自在に取り付けられた可動爪4bとを有して
いる。そして、可動爪4bが移動することにより、固定
爪4aの垂直部と可動爪4bとの間(以下「電線把持位
置」と称す)に配置された電線10を把持・解除できる
ように構成している。
、固定爪4aの水平部上を電線送給ラインXと直交する
方向に移動自在に取り付けられた可動爪4bとを有して
いる。そして、可動爪4bが移動することにより、固定
爪4aの垂直部と可動爪4bとの間(以下「電線把持位
置」と称す)に配置された電線10を把持・解除できる
ように構成している。
【0006】この装置では、第1クランプ2による電線
10の把持が解除された状態で、電線送給手段1により
電線10が電線送給ラインXに沿って矢符P方向に送給
される。これにより、電線10の先端が一対のカッター
3間を通過し、さらに電線ガイド5のガイド穴5aを通
過してから、第2クランプ4の電線把持位置に送給され
る。
10の把持が解除された状態で、電線送給手段1により
電線10が電線送給ラインXに沿って矢符P方向に送給
される。これにより、電線10の先端が一対のカッター
3間を通過し、さらに電線ガイド5のガイド穴5aを通
過してから、第2クランプ4の電線把持位置に送給され
る。
【0007】次に、両クランプ2,4で電線10が把持
されて、カッター3により電線10が切断される。つづ
いて、第1クランプ2が矢符P方向に所定量だけ前進し
てそれに把持された残留電線10の被覆部がカッター3
により切り込まれ、その状態で第1クランプ2が後退す
ることにより、残留電線10の端部の被覆部が剥ぎ取ら
れる。
されて、カッター3により電線10が切断される。つづ
いて、第1クランプ2が矢符P方向に所定量だけ前進し
てそれに把持された残留電線10の被覆部がカッター3
により切り込まれ、その状態で第1クランプ2が後退す
ることにより、残留電線10の端部の被覆部が剥ぎ取ら
れる。
【0008】一方、第2クランプ4により把持された切
断電線は、図示しない排出手段により所定箇所に排出さ
れる。
断電線は、図示しない排出手段により所定箇所に排出さ
れる。
【0009】このような動作が連続的に繰り返されて端
部の被覆部が剥ぎ取られたハーネスが順次製造される。
部の被覆部が剥ぎ取られたハーネスが順次製造される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この種の被覆剥取装置
では、カッター3による電線10の切断および被覆剥取
等の加工処理が第1クランプ2と電線ガイド5との間で
行われるため、それらの加工処理が支障なく行われるよ
うに第1クランプ2と電線ガイド5とを比較的離して配
置する必要がある。このため、図14に示すように、電
線10を第1クランプ2から第2クランプ4側へ送り込
む際、電線10が自重により下方へ大きく曲がって電線
送給ラインXから逸脱することがある。特に、環境温度
の影響によって電線10が加温されていると被覆部が軟
化して下方への曲がりが大きくなり、電線10が電線ガ
イド5内を通過できず第2クランプ4により電線10を
把持できないという問題があった。
では、カッター3による電線10の切断および被覆剥取
等の加工処理が第1クランプ2と電線ガイド5との間で
行われるため、それらの加工処理が支障なく行われるよ
うに第1クランプ2と電線ガイド5とを比較的離して配
置する必要がある。このため、図14に示すように、電
線10を第1クランプ2から第2クランプ4側へ送り込
む際、電線10が自重により下方へ大きく曲がって電線
送給ラインXから逸脱することがある。特に、環境温度
の影響によって電線10が加温されていると被覆部が軟
化して下方への曲がりが大きくなり、電線10が電線ガ
イド5内を通過できず第2クランプ4により電線10を
把持できないという問題があった。
【0011】この発明は、上記従来技術の問題を解消し
、電線加工用カッターによる電線の加工処理に支障をき
たすことなく、電線を第1クランプから第2クランプに
精度良く送給できる電線加工装置における電線送給方法
を提供することを目的とする。
、電線加工用カッターによる電線の加工処理に支障をき
たすことなく、電線を第1クランプから第2クランプに
精度良く送給できる電線加工装置における電線送給方法
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、電線加工用
カッターを挟んで第1クランプと7第2クタンプとが配
置されるとともに、前記第1クランプから第2クランプ
に向けて電線を送り出すための電線送給手段が設けられ
た電線加工装置における電線送給方法であって、上記目
的を達成するため、前記第1クランプを前記電線を把持
した状態で、前記カッターを越えて前記第2クランプ側
に向けて移動させる工程と、前記第2クランプ側に移動
された前記第1クランプによる前記電線の把持を解除し
てから、前記電線を前記電線送給手段により前記第2ク
ランプに向けて送り出す工程と、前記電線送給手段によ
り送り出された電線を前記第2クランプにより把持して
から、前記第1クランプを前記電線の把持を解除した状
態で前記第2クランプに対し離隔する方向に移動させる
ことにより、前記第1クランプを最初の位置に戻す工程
とを含んでいる。
カッターを挟んで第1クランプと7第2クタンプとが配
置されるとともに、前記第1クランプから第2クランプ
に向けて電線を送り出すための電線送給手段が設けられ
た電線加工装置における電線送給方法であって、上記目
的を達成するため、前記第1クランプを前記電線を把持
した状態で、前記カッターを越えて前記第2クランプ側
に向けて移動させる工程と、前記第2クランプ側に移動
された前記第1クランプによる前記電線の把持を解除し
てから、前記電線を前記電線送給手段により前記第2ク
ランプに向けて送り出す工程と、前記電線送給手段によ
り送り出された電線を前記第2クランプにより把持して
から、前記第1クランプを前記電線の把持を解除した状
態で前記第2クランプに対し離隔する方向に移動させる
ことにより、前記第1クランプを最初の位置に戻す工程
とを含んでいる。
【0013】
【作用】この発明の電線加工装置における電線送給方法
によれば、電線加工用カッターによる電線加工処理は、
第1クランプを電線加工用カッターを挟んで第2クラン
プの反対側に位置させることにより支障なく行え、また
第1クランプから第2クランプへの電線の送給は、第1
クランプを電線加工用カッターを越えて第2クランプに
接近させてから、電線を第2クランプに向けて送り出す
ことにより、精度良く行える。
によれば、電線加工用カッターによる電線加工処理は、
第1クランプを電線加工用カッターを挟んで第2クラン
プの反対側に位置させることにより支障なく行え、また
第1クランプから第2クランプへの電線の送給は、第1
クランプを電線加工用カッターを越えて第2クランプに
接近させてから、電線を第2クランプに向けて送り出す
ことにより、精度良く行える。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例である電線送給方
法が適用された電線加工装置を示す斜視図である。同図
に示すように、電線送給ラインXに沿って、測長ユニッ
ト50、一対の電線加工用カッター100および第2ク
ランプ110が配列されている。
法が適用された電線加工装置を示す斜視図である。同図
に示すように、電線送給ラインXに沿って、測長ユニッ
ト50、一対の電線加工用カッター100および第2ク
ランプ110が配列されている。
【0015】測長ユニット50には、その進退移動台5
1上に電線送給手段60と、第1クランプ90とが搭載
されている。
1上に電線送給手段60と、第1クランプ90とが搭載
されている。
【0016】電線送給手段60において、一対の開閉ア
ーム61の先端に一対の送給ロ―ラ62がそれぞれ回転
自在に取り付けられている。そして、一対の送給ロ―ラ
62が電線送給ラインXを挟んで上下に配置されるよう
にして、一対の開閉アーム61の基端側がそれぞれ進退
移動台51側に回転自在に取り付けられている。これに
より、一対の開閉アーム61がそれぞれ基端側を支点と
して上下方向に揺動するように構成される。
ーム61の先端に一対の送給ロ―ラ62がそれぞれ回転
自在に取り付けられている。そして、一対の送給ロ―ラ
62が電線送給ラインXを挟んで上下に配置されるよう
にして、一対の開閉アーム61の基端側がそれぞれ進退
移動台51側に回転自在に取り付けられている。これに
より、一対の開閉アーム61がそれぞれ基端側を支点と
して上下方向に揺動するように構成される。
【0017】また、進退移動台51と下方側の開閉アー
ム61との間にはシリンダ63が取り付けられて、シリ
ンダ63が進出駆動することにより、下方側の開閉アー
ム61がその基端側回転軸61aを支点として上方へ揺
動するとともに、その揺動力が開閉ギア機構64を介し
て上方側の開閉アーム61に伝達されて、上方側の開閉
アーム61がその基端側を支点として下方に揺動する。 こうして、電線送給ラインX上に配設された電線10が
一対の送給ロ―ラ62により挟持されることになる。
ム61との間にはシリンダ63が取り付けられて、シリ
ンダ63が進出駆動することにより、下方側の開閉アー
ム61がその基端側回転軸61aを支点として上方へ揺
動するとともに、その揺動力が開閉ギア機構64を介し
て上方側の開閉アーム61に伝達されて、上方側の開閉
アーム61がその基端側を支点として下方に揺動する。 こうして、電線送給ラインX上に配設された電線10が
一対の送給ロ―ラ62により挟持されることになる。
【0018】逆に、シリンダ63が後退駆動すると、下
方側の開閉アーム61が下方へ揺動するとともに、上方
側の開閉アーム61が上方へ揺動して、一対の送給ロ―
ラ62による電線10の挟持が解除される。
方側の開閉アーム61が下方へ揺動するとともに、上方
側の開閉アーム61が上方へ揺動して、一対の送給ロ―
ラ62による電線10の挟持が解除される。
【0019】下方側の開閉アーム61の基端側回転軸6
1aは、モータ65の回転駆動により回転するように構
成されている。さらに、基端側回転軸61aが回転する
と、図示しないベルト等を介して下方側の送給ロ―ラ6
2が回転するとともに、ギア機構67およびベルト66
等を介して上方側の送給ロ―ラ62が下方側の送給ロ―
ラ62とは逆方向に回転するように構成されている。こ
うして、電線10が一対の送給ロ―ラ62により挟持さ
れた状態で、モータ65により各送給ロ―ラ62が回転
駆動されると、電線10が電線送給ラインXに沿って矢
符P方向に送給される。
1aは、モータ65の回転駆動により回転するように構
成されている。さらに、基端側回転軸61aが回転する
と、図示しないベルト等を介して下方側の送給ロ―ラ6
2が回転するとともに、ギア機構67およびベルト66
等を介して上方側の送給ロ―ラ62が下方側の送給ロ―
ラ62とは逆方向に回転するように構成されている。こ
うして、電線10が一対の送給ロ―ラ62により挟持さ
れた状態で、モータ65により各送給ロ―ラ62が回転
駆動されると、電線10が電線送給ラインXに沿って矢
符P方向に送給される。
【0020】図2に第1クランプ90の要部水平断面図
を示す。図1および図2に示すように、第1クランプ9
0のクランプ本体91は、略筒状に形成されており、そ
の筒軸を電線送給ラインXに一致させた状態で、進退移
動台51上に支持部材92を介して固定されている。
を示す。図1および図2に示すように、第1クランプ9
0のクランプ本体91は、略筒状に形成されており、そ
の筒軸を電線送給ラインXに一致させた状態で、進退移
動台51上に支持部材92を介して固定されている。
【0021】図2に示すように、クランプ本体91には
、その筒穴(ガイド穴)93に連通するクランプ爪収容
穴94が形成されるとともに、このクランプ爪収容穴9
4内にクランプ爪95が、電線送給ラインXに直交する
方向に沿って移動自在に収容される。そして、クランプ
本体91内に電線10が配置された状態で、シリンダ9
6(図1参照)が進出駆動すると、クランプ爪95がガ
イド穴93内に進入し、これにより電線10がクランプ
爪95とガイド穴93内周面とで把持されるとともに、
シリンダ96が後退駆動すると、クランプ爪95が後退
して電線10の把持が解除されるように構成している。
、その筒穴(ガイド穴)93に連通するクランプ爪収容
穴94が形成されるとともに、このクランプ爪収容穴9
4内にクランプ爪95が、電線送給ラインXに直交する
方向に沿って移動自在に収容される。そして、クランプ
本体91内に電線10が配置された状態で、シリンダ9
6(図1参照)が進出駆動すると、クランプ爪95がガ
イド穴93内に進入し、これにより電線10がクランプ
爪95とガイド穴93内周面とで把持されるとともに、
シリンダ96が後退駆動すると、クランプ爪95が後退
して電線10の把持が解除されるように構成している。
【0022】図1に示すように、進退移動台51を支持
するための基台53には、上面両側にそれぞれ電線送給
ラインXに沿ってレール54が配設されるとともに、上
面中央にボールねじ55が電線送給ラインXに対し平行
に配置された状態で回転自在に取り付けられる。そして
、進退移動台51が、その下面側に突設されたねじ受部
56にボールねじ55を螺合させた状態で、複数のスラ
イダ52を介してレール54上にスライド自在に取り付
けられる。
するための基台53には、上面両側にそれぞれ電線送給
ラインXに沿ってレール54が配設されるとともに、上
面中央にボールねじ55が電線送給ラインXに対し平行
に配置された状態で回転自在に取り付けられる。そして
、進退移動台51が、その下面側に突設されたねじ受部
56にボールねじ55を螺合させた状態で、複数のスラ
イダ52を介してレール54上にスライド自在に取り付
けられる。
【0023】また、ボールねじ55の一端は、ベルト5
7等を介してモータ58の回転軸に接続される。これに
より、モータ58の駆動によりボールねじ55が正方向
に回転すると、進退移動台51が電線送給手段60およ
び第1クランプ90とともに、矢符P方向に前進する。 一方、モータ58の駆動によりボールねじ55が逆方向
に回転すると、進退移動台51が矢符Q方向に後退する
ように構成される。
7等を介してモータ58の回転軸に接続される。これに
より、モータ58の駆動によりボールねじ55が正方向
に回転すると、進退移動台51が電線送給手段60およ
び第1クランプ90とともに、矢符P方向に前進する。 一方、モータ58の駆動によりボールねじ55が逆方向
に回転すると、進退移動台51が矢符Q方向に後退する
ように構成される。
【0024】第1クランプ90の電線送給方向Pに対し
下流側には、電線送給ラインXの上下位置に一対のカッ
ター100が設けられている。一対のカッター100は
図示しないカッター本体にそれぞれ上下方向に沿って移
動自在に支持されて、図示しないカッター駆動手段の駆
動により開閉するように構成される。
下流側には、電線送給ラインXの上下位置に一対のカッ
ター100が設けられている。一対のカッター100は
図示しないカッター本体にそれぞれ上下方向に沿って移
動自在に支持されて、図示しないカッター駆動手段の駆
動により開閉するように構成される。
【0025】カッター100の電線送給方向Pに対し下
流側に配置される第2クランプ110には、電線送給ラ
インXに対応して略L形の固定爪111が設けられる。 この固定爪111の水平部上には、可動爪112が電線
送給ラインXに対し直交する方向にスライド自在に取り
付けられる。そして、シリンダ113の駆動により、可
動爪112が進退すると、固定爪111の垂直部と可動
爪112との間(以下「電線把持位置」と称す)に配置
された電線10が把持・解除されるように構成している
。
流側に配置される第2クランプ110には、電線送給ラ
インXに対応して略L形の固定爪111が設けられる。 この固定爪111の水平部上には、可動爪112が電線
送給ラインXに対し直交する方向にスライド自在に取り
付けられる。そして、シリンダ113の駆動により、可
動爪112が進退すると、固定爪111の垂直部と可動
爪112との間(以下「電線把持位置」と称す)に配置
された電線10が把持・解除されるように構成している
。
【0026】次に、この電線加工装置の動作について説
明する。初期状態は、図3に示すように、電線10が第
1クランプ90のガイド穴93内に挿通されて第1クラ
ンプ90により把持されるとともに、電線送給手段60
の一対の送給ロ―ラ62によっても挟持されている。
明する。初期状態は、図3に示すように、電線10が第
1クランプ90のガイド穴93内に挿通されて第1クラ
ンプ90により把持されるとともに、電線送給手段60
の一対の送給ロ―ラ62によっても挟持されている。
【0027】また、一対のカッター100は開成状態に
あり、第2クランプ110も開成している。
あり、第2クランプ110も開成している。
【0028】この状態から、図4に示すように、まずモ
ータ58の駆動により進退移動台51が電線送給手段6
0および第1クランプ90とともに、電線送給ラインX
に沿って矢符P方向に前進する。これにより、第1クラ
ンプ90の先端側が、一対のカッター100間を越えて
第2クランプ110の電線把持位置近傍まで移動する。
ータ58の駆動により進退移動台51が電線送給手段6
0および第1クランプ90とともに、電線送給ラインX
に沿って矢符P方向に前進する。これにより、第1クラ
ンプ90の先端側が、一対のカッター100間を越えて
第2クランプ110の電線把持位置近傍まで移動する。
【0029】次に、図5に示すように、第1クランプ9
0のクランプ爪95が後退して、第1クランプ90によ
る電線10の把持が解除される。
0のクランプ爪95が後退して、第1クランプ90によ
る電線10の把持が解除される。
【0030】つづいて、図6に示すように、一対の送給
ロ―ラ62が正方向に回転して、電線10が電線送給ラ
インXに沿って矢符P方向に所定量送給される。このと
き、第1クランプ90の先端は第2クランプ110の電
線把持位置近傍まで移動してるため、電線10は第1ク
ランプ90から送り出されるとすぐに第2クランプ11
0の電線把持位置に到達することになる。こうして、電
線10は電線把持位置から逸脱することなく正確にその
位置に送り込まれる。
ロ―ラ62が正方向に回転して、電線10が電線送給ラ
インXに沿って矢符P方向に所定量送給される。このと
き、第1クランプ90の先端は第2クランプ110の電
線把持位置近傍まで移動してるため、電線10は第1ク
ランプ90から送り出されるとすぐに第2クランプ11
0の電線把持位置に到達することになる。こうして、電
線10は電線把持位置から逸脱することなく正確にその
位置に送り込まれる。
【0031】次に、図7に示すように、電線10が第2
クランプ110により把持される。この場合、電線10
は第2クランプ110の電線把持位置に正確に送り込ま
れているので第2クランプ110による電線10の把持
は確実に行われる。
クランプ110により把持される。この場合、電線10
は第2クランプ110の電線把持位置に正確に送り込ま
れているので第2クランプ110による電線10の把持
は確実に行われる。
【0032】次に、図8に示すように、一対の送給ロ―
ラ62が離隔されて、電線10への挟持が解除される。
ラ62が離隔されて、電線10への挟持が解除される。
【0033】つづいて、図9に示すように進退移動台5
1(図1参照)が、電線送給ラインXに沿って矢符Q方
向に後退して、第1クランプ90および電線送給手段6
0がそれぞれ図1に示す元の位置に戻ってから、図10
に示すように電線10が第1クランプ90により把持さ
れる。
1(図1参照)が、電線送給ラインXに沿って矢符Q方
向に後退して、第1クランプ90および電線送給手段6
0がそれぞれ図1に示す元の位置に戻ってから、図10
に示すように電線10が第1クランプ90により把持さ
れる。
【0034】その後は、上記従来例とほぼ同様な動作が
行われる。
行われる。
【0035】すなわち、電線10がカッター100によ
り切断された後、進退移動台51が第1クランプ90と
ともに矢符P方向に少量前進して、第1クランプ90に
把持された残留電線10の端部の被覆部がカッター10
0により切り込まれる。そして、その切込状態のまま、
進退移動台51が第1クランプ90とともに後退するこ
とにより、残留電線10の端部の被覆部が剥ぎ取られる
。
り切断された後、進退移動台51が第1クランプ90と
ともに矢符P方向に少量前進して、第1クランプ90に
把持された残留電線10の端部の被覆部がカッター10
0により切り込まれる。そして、その切込状態のまま、
進退移動台51が第1クランプ90とともに後退するこ
とにより、残留電線10の端部の被覆部が剥ぎ取られる
。
【0036】一方、第2クランプ110により把持され
た切断電線は、図示しない排出手段により所定箇所に排
出される。
た切断電線は、図示しない排出手段により所定箇所に排
出される。
【0037】このような動作が連続的に繰り返されて、
端部の被覆部が剥ぎ取られたハーネスが順次製造される
。
端部の被覆部が剥ぎ取られたハーネスが順次製造される
。
【0038】この電線加工装置における電線送給方法に
よれば、カッター100による電線加工処理は、第1ク
ランプ90をカッター100を挟んで第2クランプ11
0の反対側に位置させることにより支障なく行え、また
第1クランプ90から第2クランプ110への電線10
の送給は、第2クランプ90をカッター100を越えて
第2クランプ110に接近させてから、電線送給手段6
0により電線10を第2クランプ110に向けて送り出
すため、電線10を第2クランプ110の電線把持位置
に正確に送り込める。
よれば、カッター100による電線加工処理は、第1ク
ランプ90をカッター100を挟んで第2クランプ11
0の反対側に位置させることにより支障なく行え、また
第1クランプ90から第2クランプ110への電線10
の送給は、第2クランプ90をカッター100を越えて
第2クランプ110に接近させてから、電線送給手段6
0により電線10を第2クランプ110に向けて送り出
すため、電線10を第2クランプ110の電線把持位置
に正確に送り込める。
【0039】また、電線10が第2クランプ110の電
線把持位置に正確に送り込まれるので、従来使用されて
いた電線ガイド(図12ないし図14に示す従来例参照
)が不要となり、電線ガイドと電線10間の干渉により
生じていた電線送りが制限されるという問題を考慮する
必要もなくなる。
線把持位置に正確に送り込まれるので、従来使用されて
いた電線ガイド(図12ないし図14に示す従来例参照
)が不要となり、電線ガイドと電線10間の干渉により
生じていた電線送りが制限されるという問題を考慮する
必要もなくなる。
【0040】なお、上記実施例においては、進退移動台
51上に第1クランプ90および電線送給手段60を搭
載して、第1クランプ90を電線送給手段60とともに
、第2クランプ110側へ移動させるようにしているが
、図11に示すように、電線10を第1クランプ190
から第2クランプ210に送り込む際に、電線送給手段
160は初期位置のままで、第1クランプ190だけを
第2クランプ210側に移動させるようにしてもよい。
51上に第1クランプ90および電線送給手段60を搭
載して、第1クランプ90を電線送給手段60とともに
、第2クランプ110側へ移動させるようにしているが
、図11に示すように、電線10を第1クランプ190
から第2クランプ210に送り込む際に、電線送給手段
160は初期位置のままで、第1クランプ190だけを
第2クランプ210側に移動させるようにしてもよい。
【0041】また、上記電線加工装置では、ハーネスの
一端側の被覆部だけを剥ぎ取る加工処理が行われている
が、第2クランプ110に把持された切断電線の電線送
給方向Pに対し上流側の端部に、上記と同様にして被覆
剥取処理を行って、両端の被覆部がそれぞれ剥ぎ取られ
たハーネスを製造するようにしてもよい。
一端側の被覆部だけを剥ぎ取る加工処理が行われている
が、第2クランプ110に把持された切断電線の電線送
給方向Pに対し上流側の端部に、上記と同様にして被覆
剥取処理を行って、両端の被覆部がそれぞれ剥ぎ取られ
たハーネスを製造するようにしてもよい。
【0042】また、送給する電線10の数も1本だけに
限られず、2本以上の電線を並行に配置した状態で同時
に送給するようにしてもよい。
限られず、2本以上の電線を並行に配置した状態で同時
に送給するようにしてもよい。
【0043】また、上記実施例では、この発明の電線送
給方法を被覆剥取処理を行う電線加工装置に適用した場
合について説明したが、その他の電線加工処理を行う電
線加工装置にも適用することができる。例えば、両端の
被覆部が剥ぎ取られ、さらにその剥取端部に端子が圧着
されたハーネスを製造するための電線加工装置にも適用
することができる。
給方法を被覆剥取処理を行う電線加工装置に適用した場
合について説明したが、その他の電線加工処理を行う電
線加工装置にも適用することができる。例えば、両端の
被覆部が剥ぎ取られ、さらにその剥取端部に端子が圧着
されたハーネスを製造するための電線加工装置にも適用
することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明の電線加工装置
における電線送給方法によれば、電線加工用カッターに
よる電線加工処理は、第1クランプを電線加工用カッタ
ーを挟んで第2クランプの反対側に位置させることによ
り支障なく行え、また第1クランプから第2クランプへ
の電線の送給は、第1クランプを電線加工用カッターを
越えて第2クランプに接近させてから、電線を第2クラ
ンプに向けて送り出すことにより、精度良く行えるとい
う効果が得られる。
における電線送給方法によれば、電線加工用カッターに
よる電線加工処理は、第1クランプを電線加工用カッタ
ーを挟んで第2クランプの反対側に位置させることによ
り支障なく行え、また第1クランプから第2クランプへ
の電線の送給は、第1クランプを電線加工用カッターを
越えて第2クランプに接近させてから、電線を第2クラ
ンプに向けて送り出すことにより、精度良く行えるとい
う効果が得られる。
【図1】この発明の一実施例である電線送給方法が適用
された電線加工装置を示す斜視図である。
された電線加工装置を示す斜視図である。
【図2】上記一実施例の電線加工装置の要部を示す水平
断面図である。
断面図である。
【図3】上記一実施例の電線加工装置の動作を説明する
ための模式断面図である。
ための模式断面図である。
【図4】上記一実施例の電線加工装置の動作を説明する
ための模式断面図である。
ための模式断面図である。
【図5】上記一実施例の電線加工装置の動作を説明する
ための模式断面図である。
ための模式断面図である。
【図6】上記一実施例の電線加工装置の動作を説明する
ための模式断面図である。
ための模式断面図である。
【図7】上記一実施例の電線加工装置の動作を説明する
ための模式断面図である。
ための模式断面図である。
【図8】上記一実施例の電線加工装置の動作を説明する
ための模式断面図である。
ための模式断面図である。
【図9】上記一実施例の電線加工装置の動作を説明する
ための模式断面図である。
ための模式断面図である。
【図10】上記一実施例の電線加工装置の動作を説明す
るための模式断面図である。
るための模式断面図である。
【図11】この発明の他の実施例の電線送給方法を説明
するための模式断面図である。
するための模式断面図である。
【図12】従来の電線送給方法が適用された電線加工装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【図13】上記従来例の電線加工装置の動作を説明する
ための模式断面図である。
ための模式断面図である。
【図14】上記従来例の電線加工装置の動作を説明する
ための模式断面図である。
ための模式断面図である。
10 電線
60 電線送給手段
90 第1クランプ
110 第2クランプ
160 電線送給手段
190 第1クランプ
210 第2クランプ
Claims (1)
- 【請求項1】 電線加工用カッターを挟んで第1クラ
ンプと第2クランプとが配置されるとともに、前記第1
クランプから第2クランプに向けて電線を送り出すため
の電線送給手段が設けられた電線加工装置における電線
送給方法であって、前記第1クランプを前記電線を把持
した状態で、前記カッターを越えて前記第2クランプ側
に向けて移動させる工程と、前記第2クランプ側に移動
された前記第1クランプによる前記電線の把持を解除し
てから、前記電線を前記電線送給手段により前記第2ク
ランプに向けて送り出す工程と、前記電線送給手段によ
り送り出された電線を前記第2クランプにより把持して
から、前記第1クランプを前記電線の把持を解除した状
態で前記第2クランプに対し離隔する方向に移動させる
ことにより、前記第1クランプを最初の位置に戻す工程
とを含むことを特徴とする電線加工装置における電線送
給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131891A JPH04277411A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 電線加工装置における電線送給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131891A JPH04277411A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 電線加工装置における電線送給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04277411A true JPH04277411A (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=13167682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6131891A Pending JPH04277411A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 電線加工装置における電線送給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04277411A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07272816A (ja) * | 1994-03-29 | 1995-10-20 | Hirose Electric Co Ltd | 自動結線装置用ケーブル送出し装置 |
JPH09225570A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-02 | Mikasa Denki Kk | 線材端部の処理方法及び処理装置 |
JPH09225569A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-02 | Mikasa Denki Kk | 線材端部の処理方法及び処理装置 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP6131891A patent/JPH04277411A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07272816A (ja) * | 1994-03-29 | 1995-10-20 | Hirose Electric Co Ltd | 自動結線装置用ケーブル送出し装置 |
JPH09225570A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-02 | Mikasa Denki Kk | 線材端部の処理方法及び処理装置 |
JPH09225569A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-02 | Mikasa Denki Kk | 線材端部の処理方法及び処理装置 |
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