JPH04260847A - 自動二輪車におけるケーブル体の配索構造 - Google Patents
自動二輪車におけるケーブル体の配索構造Info
- Publication number
- JPH04260847A JPH04260847A JP3022342A JP2234291A JPH04260847A JP H04260847 A JPH04260847 A JP H04260847A JP 3022342 A JP3022342 A JP 3022342A JP 2234291 A JP2234291 A JP 2234291A JP H04260847 A JPH04260847 A JP H04260847A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- cable body
- main harness
- motorcycle
- cable
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電装部品から引出さ
れたコードの束であるメインハーネス、あるいはブリー
ザパイプ等のケーブル体を自動二輪車内に配索するケー
ブル体の配索構造に関する。
れたコードの束であるメインハーネス、あるいはブリー
ザパイプ等のケーブル体を自動二輪車内に配索するケー
ブル体の配索構造に関する。
【0002】
【従来の技術】第3図は、従来のケーブル体の配索構造
を説明する自動二輪車の概念側面図である。なおこの従
来例ではケーブル体として電装部品から引出されたコー
ドの束であるメインハーネスを例にしている。
を説明する自動二輪車の概念側面図である。なおこの従
来例ではケーブル体として電装部品から引出されたコー
ドの束であるメインハーネスを例にしている。
【0003】従来より電装部品から引出されたコードの
束であるメインハーネス1を自動二輪車2の内部に配索
するには、第3図で示すように、メインフレーム3を構
成するタンクレール4の内側に沿ってメインハーネス1
を配索し、さらに当該メインハーネス1の一部を燃料タ
ンク5の下方に位置するシートレール6に支承されたエ
アクリーナ7を経由して車体の後方へ配索するようにし
ている。なお、このエアクリーナ7を経由して車体の後
方へメインハーネス1を配索する際、従来では、第3図
の要部拡大図で示す第4図のようにエアクリーナ7の側
壁7aに沿ってメインハーネス1を車体の後方へ配索す
るようにしていた。
束であるメインハーネス1を自動二輪車2の内部に配索
するには、第3図で示すように、メインフレーム3を構
成するタンクレール4の内側に沿ってメインハーネス1
を配索し、さらに当該メインハーネス1の一部を燃料タ
ンク5の下方に位置するシートレール6に支承されたエ
アクリーナ7を経由して車体の後方へ配索するようにし
ている。なお、このエアクリーナ7を経由して車体の後
方へメインハーネス1を配索する際、従来では、第3図
の要部拡大図で示す第4図のようにエアクリーナ7の側
壁7aに沿ってメインハーネス1を車体の後方へ配索す
るようにしていた。
【0004】一方、エアクリーナ7ではメインハーネス
1の一部をエアクリーナ7の側壁7aに沿って車体の後
方へ配索するため、第4図のAA断面図で示す第5図の
ように、エアクリーナ7の側壁7aにメインハーネス1
の直径L程度の距離をもって車体の内側へ大きく後退す
る凹部7bを側壁7aに形成するようにしていた。
1の一部をエアクリーナ7の側壁7aに沿って車体の後
方へ配索するため、第4図のAA断面図で示す第5図の
ように、エアクリーナ7の側壁7aにメインハーネス1
の直径L程度の距離をもって車体の内側へ大きく後退す
る凹部7bを側壁7aに形成するようにしていた。
【0005】なお第3図及び第4図で符号8は車体後方
の側面を覆うサイドカバーである。
の側面を覆うサイドカバーである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のケーブル体の配索構造によると、第5図で示すよう
に、メインハーネス1の一部をエアクリーナ7の側壁7
aに沿って車体の後方へ配索するようにしているため、
エアクリーナ7の側壁7aにメインハーネス1の直径L
程度の距離をもって車体の内側へ大きく後退する凹部7
bを形成せねばならず、このためエアクリーナ7の容量
が大きく削減される難点があった。
来のケーブル体の配索構造によると、第5図で示すよう
に、メインハーネス1の一部をエアクリーナ7の側壁7
aに沿って車体の後方へ配索するようにしているため、
エアクリーナ7の側壁7aにメインハーネス1の直径L
程度の距離をもって車体の内側へ大きく後退する凹部7
bを形成せねばならず、このためエアクリーナ7の容量
が大きく削減される難点があった。
【0007】また、メインハーネス1をエアクリーナ7
の側壁7aに沿って車体の後方へ配索するので、第4図
で示すように、メインハーネス1の一部1aがサイドカ
バー8から露出し、このため走行中に飛翔される小石等
の要因によって損傷を受け易く、また外観も見劣りする
難点もあった。
の側壁7aに沿って車体の後方へ配索するので、第4図
で示すように、メインハーネス1の一部1aがサイドカ
バー8から露出し、このため走行中に飛翔される小石等
の要因によって損傷を受け易く、また外観も見劣りする
難点もあった。
【0008】この発明は、上述した事情に鑑み、エアク
リーナの容量を確保しつつ、しかもケーブル体に損傷を
与えないようにしたケーブル体の配索構造を提供するこ
とを目的とする。
リーナの容量を確保しつつ、しかもケーブル体に損傷を
与えないようにしたケーブル体の配索構造を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明のケーブル体の配索構造では、ケーブル
体が配索されるエアクリーナの底部に凹部を形成し、こ
の凹部内に車体の前方から後方へ配索されるケーブル体
の一部を収容配置するようにしている。
ため、この発明のケーブル体の配索構造では、ケーブル
体が配索されるエアクリーナの底部に凹部を形成し、こ
の凹部内に車体の前方から後方へ配索されるケーブル体
の一部を収容配置するようにしている。
【0010】
【作用】上述したケーブル体の配索構造によると、エア
ークリーナには、その底部に沿ってケーブル体を収容で
きる程度の凹部を形成すればよいので、ケーブル体を配
索するために削減されるエアクリーナの容量も少なくて
済むとともに、ケーブル体がエアークリーナ底部の凹部
内に収容されるのでケーブル体が車体の側方から露出し
ないこととなる。
ークリーナには、その底部に沿ってケーブル体を収容で
きる程度の凹部を形成すればよいので、ケーブル体を配
索するために削減されるエアクリーナの容量も少なくて
済むとともに、ケーブル体がエアークリーナ底部の凹部
内に収容されるのでケーブル体が車体の側方から露出し
ないこととなる。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係わる自動二輪車における
ケーブル体の配索構造の一実施例を詳述する。
ケーブル体の配索構造の一実施例を詳述する。
【0012】第1図は、この発明に係わるケーブル体の
配索構造を説明する自動二輪車の要部概念図で第4図と
同一部分を同一符号で示す。なお、この実施例において
も従来と同様に燃料タンク下方に位置するシートレール
6にエアクリーナ10が支承されている。
配索構造を説明する自動二輪車の要部概念図で第4図と
同一部分を同一符号で示す。なお、この実施例において
も従来と同様に燃料タンク下方に位置するシートレール
6にエアクリーナ10が支承されている。
【0013】この自動二輪車に配設されたエアクリーナ
10の底部10aには、車両の進行方向に沿ってメイン
ハーネス1の一部を配索し、かつ収容するための凹部1
0bが形成されている。
10の底部10aには、車両の進行方向に沿ってメイン
ハーネス1の一部を配索し、かつ収容するための凹部1
0bが形成されている。
【0014】一方、上述した自動二輪車では、電装部品
から引出されたコードの束であるメインハーネス1は、
メインフレームを構成するタンクレール4の内側に沿っ
て車体の後方へ配索され、さらにエアクリーナ10を経
由して車体の後方へ配索されるが、そのエアクリーナ1
0を経由する際、メインハーネス1の一部はエアクリー
ナ10の底部10aに沿って形成された前記凹部10b
内に収容される。
から引出されたコードの束であるメインハーネス1は、
メインフレームを構成するタンクレール4の内側に沿っ
て車体の後方へ配索され、さらにエアクリーナ10を経
由して車体の後方へ配索されるが、そのエアクリーナ1
0を経由する際、メインハーネス1の一部はエアクリー
ナ10の底部10aに沿って形成された前記凹部10b
内に収容される。
【0015】このようなケーブル体の配索構造によると
、第1図のBB断面図で示す第2図のように、エアクリ
ーナ10の側壁10cには従来の如くメインハーネス1
の直径L程度の距離をもって車体の内側へ大きく後退す
る凹部を形成する必要がなく、またその底部10aには
、当該底部10aに沿ってメインハーネス1を配索収容
するため、一辺がメインハーネス1の直径L程度の断面
矩形上の凹部10bを形成すればよいので、エアクリー
ナ10の容量を大きく削減することはなく、このため従
来に比較してエアクリーナ10の容量を大きく確保する
ことができることとなる。
、第1図のBB断面図で示す第2図のように、エアクリ
ーナ10の側壁10cには従来の如くメインハーネス1
の直径L程度の距離をもって車体の内側へ大きく後退す
る凹部を形成する必要がなく、またその底部10aには
、当該底部10aに沿ってメインハーネス1を配索収容
するため、一辺がメインハーネス1の直径L程度の断面
矩形上の凹部10bを形成すればよいので、エアクリー
ナ10の容量を大きく削減することはなく、このため従
来に比較してエアクリーナ10の容量を大きく確保する
ことができることとなる。
【0016】また、第2図で示すように、メインハーネ
ス1は凹部10bの側壁10dによりその側方が覆われ
ているので、メインハーネス1の一部が車体の側方から
露出することもなく、このため走行中に飛翔する小石等
により損傷を受ける虞も可及的に低減し、また外観も向
上することとなる。
ス1は凹部10bの側壁10dによりその側方が覆われ
ているので、メインハーネス1の一部が車体の側方から
露出することもなく、このため走行中に飛翔する小石等
により損傷を受ける虞も可及的に低減し、また外観も向
上することとなる。
【0017】なお、上記実施例ではケーブル体としてメ
インハーネス1を例にとって詳述したが、ケーブル体と
しては、上記実施例に限定されることなく、バッテリー
、気化器、燃料タンク等から引出されたブリーザパイプ
の配索に適用してもよい。
インハーネス1を例にとって詳述したが、ケーブル体と
しては、上記実施例に限定されることなく、バッテリー
、気化器、燃料タンク等から引出されたブリーザパイプ
の配索に適用してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、エ
アークリーナの底部に沿って凹部を形成し、該凹部内に
ケーブル体の一部を収容してケーブル体を車体の前方か
ら後方に沿って配索するようにしているので、従来の如
くケーブル体をエアクリーナを経由して配索する際にエ
アクリーナの側壁に車体の内側へ大きく後退する凹部を
形成する必要がなく、このため自動二輪車に装着される
エアクリーナの容量を大きく確保することができる。
アークリーナの底部に沿って凹部を形成し、該凹部内に
ケーブル体の一部を収容してケーブル体を車体の前方か
ら後方に沿って配索するようにしているので、従来の如
くケーブル体をエアクリーナを経由して配索する際にエ
アクリーナの側壁に車体の内側へ大きく後退する凹部を
形成する必要がなく、このため自動二輪車に装着される
エアクリーナの容量を大きく確保することができる。
【0019】またケーブル体をエアークリーナ底部に形
成された凹部内に収容するので、その凹部の側壁により
ケーブル体が車体の側方から露出せず、このためケーブ
ル体の損傷を可及的に低減させることができるとともに
、ケーブル体が車体の側面から見えないので自動二輪車
の外観を大きく向上させることもできる。
成された凹部内に収容するので、その凹部の側壁により
ケーブル体が車体の側方から露出せず、このためケーブ
ル体の損傷を可及的に低減させることができるとともに
、ケーブル体が車体の側面から見えないので自動二輪車
の外観を大きく向上させることもできる。
【図1】第1図はこの発明に係わるケーブル体の配索構
造を示す自動二輪車の要部概念図。
造を示す自動二輪車の要部概念図。
【図2】第2図は、第1図のBB断面図。
【図3】第3図は、従来のケーブル体の配索構造を示す
自動二輪車の全体概念図。
自動二輪車の全体概念図。
【図4】第4図は第3図の要部拡大図。
【図5】第5図は、第4図のAA断面図。
1…メインハーネス(ケーブル体)
10…エアクリーナ
10a…底部
10b…凹部
Claims (3)
- 【請求項1】エアクリーナを経由してケーブル体を自動
二輪車内に配索するようにした自動二輪車におけるケー
ブル体の配索構造において、前記エアークリーナの底部
に車両の進行方向に沿って凹部を形成し、該凹部内に車
体内に配索されるケーブル体の一部を収容配置するよう
にしたことを特徴とする自動二輪車におけるケーブル体
の配索構造。 - 【請求項2】前記ケーブル体は、電装部品から引出され
たコードの束であるメインハーネスであることを特徴と
する請求項(1)記載の自動二輪車におけるケーブル体
の配索構造。 - 【請求項3】前記ケーブル体はブリーザパイプであるこ
とを特徴とする請求項(1)記載の自動二輪車における
ケーブル体の配索構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3022342A JPH04260847A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 自動二輪車におけるケーブル体の配索構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3022342A JPH04260847A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 自動二輪車におけるケーブル体の配索構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04260847A true JPH04260847A (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=12080015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3022342A Pending JPH04260847A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 自動二輪車におけるケーブル体の配索構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04260847A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2151363A1 (es) * | 1996-11-26 | 2000-12-16 | Honda Motor Co Ltd | Estructura de cableado para instalar cables y articulos en forma de cable en un vehiculo como una motocicleta. |
WO2011025043A1 (ja) | 2009-08-31 | 2011-03-03 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
JP2012246877A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車の吸気構造 |
JP2015193361A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-11-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両のハーネス配置構造 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP3022342A patent/JPH04260847A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2151363A1 (es) * | 1996-11-26 | 2000-12-16 | Honda Motor Co Ltd | Estructura de cableado para instalar cables y articulos en forma de cable en un vehiculo como una motocicleta. |
WO2011025043A1 (ja) | 2009-08-31 | 2011-03-03 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
US8973696B2 (en) | 2009-08-31 | 2015-03-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle |
JP2012246877A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車の吸気構造 |
JP2015193361A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-11-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両のハーネス配置構造 |
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