JPH04246981A - デジタルアンギオグラフィ装置 - Google Patents
デジタルアンギオグラフィ装置Info
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- JPH04246981A JPH04246981A JP3032370A JP3237091A JPH04246981A JP H04246981 A JPH04246981 A JP H04246981A JP 3032370 A JP3032370 A JP 3032370A JP 3237091 A JP3237091 A JP 3237091A JP H04246981 A JPH04246981 A JP H04246981A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ムに関し、とくに循環器検査などに使用されるデジタル
アンギオグラフィ装置に関する。
常、透視画像や撮影画像の画質向上のため、2種類のデ
ジタル画像処理を行なうようにしている。すなわち、そ
の1つはリカーシブフィルタ処理であり、時間積分的な
効果を画像に与えることにより画像のノイズ成分を除去
するものである。その効果の度合いはリカーシブフィル
タ係数により変化し、その係数を大きくするとS/N比
は上がるが、逆に画像の動きによるぼけが生じる。2つ
目はリアルタイムエッジエンハンス処理であり、空間フ
ィルタをかけることにより画像に微分効果を与えて画像
の尖鋭度を増すものである。この効果が強すぎると、ノ
イズの目立つ画像となる。
装置では、リカーシブフィルタ係数およびリアルタイム
エッジエンハンスの強調度を調整する調整ボタンが設け
られており、これを操作者がマニュアルで押すことによ
りそれらの調整を行なうようにしている。
ルアンギオグラフィ装置は多くの撮像部位を対象として
おり、それに伴って多くの収集モードが存在する。その
ため、得たい画像によって要求される画像のS/N比や
尖鋭度が異なるばかりでなく、部位によって動きの量も
異なるので、その都度、操作者が頻繁に調整ボタンを押
して最適な設定を行なう必要があって、きわめて煩雑で
ある。
ルタ係数およびエッジエンハンスの強調度の調整の手間
を軽減するよう改善した、デジタルアンギオグラフィ装
置を提供することを目的とする。
め、この発明によるデジタルアンギオグラフィ装置では
、操作者が設定したリカーシブフィルタ係数やエッジエ
ンハンスの強調度などのパラメータを記憶しておいて、
後に収集モードと収集速度とが設定されたときその同じ
組み合わせについての記憶パラメータを読み出し、最適
なパラメータの自動設定を行なうことが特徴となってい
る。過去に設定されたパラメータが参照されることによ
り、容易に最適パラメータを求めることができ、操作者
の負担を軽減することができる。
照しながら詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例
にかかるデジタルアンギオグラフィ装置の全体のシステ
ムを示すものである。この図において、X線管1にはX
線高電圧装置17から高電圧が供給され、このX線管1
から放射されたX線ビーム2は被写体18を透過してイ
メージインテンシファイア3に入射し、X線透過像が可
視光の像に変換される。この可視光の像はTVカメラ4
によりビデオ信号に変換され、さらにA/D変換回路5
によってデジタルデータに変換される。このビデオ信号
のデジタルデータは画像処理回路9で画像処理を受けた
後、D/A変換回路10によってアナログビデオ信号に
戻され、TVモニター装置11によって表示される。ま
た、画像処理後のデジタルデータは、同時に高速磁気デ
ィスク装置16に記録される。
処理回路6と、サブトラクション回路7と、リアルタイ
ムエッジエンハンス処理回路8とが備えられている。
すような構成となっており、入力された画像データの各
ピクセル値を重みづけ回路61で1/K倍し、加算回路
63に送る。この加算回路63には、フレームメモリ6
4に蓄えられた前のフレームの画像データの各ピクセル
値を重みづけ回路62で{1−(1/K)}倍したもの
が送られてきており、同じピクセル同士が加算され、そ
の加算出力はふたたびフレームメモリ64に格納される
。したがって図3に示すように、N×Mのピクセル32
を有する各フレームの画像データ31が時間の経過とと
もに多数順次得られるとき、その現フレームの各ピクセ
ル32の値に過去のフレームの値が過去ほど少ない比率
で加算されることになる。これにより、残像効果が与え
られ、被写体18が動いていないとき大幅にノイズが低
減する。一方、被写体18が動いているときはその残像
効果により画像にぼけが生じることになる。そこで、画
像によってリカーシブフィルタ係数Kを変える必要があ
る。
入前後の画像データ間の差し引き演算を行なって造影剤
が存在している血管などの部位の画像の抽出を行なうも
のである。
は、図4に示すような画像データ31の各ピクセルの値
P(x、y)を、たとえばその周辺の8個のピクセルと
それ自身の値と、3×3要素からなる加重マトリクスの
対応する要素との積を求め、それら9個の積の和として
求めるというものである。このような処理により、画像
の空間フィルタリングが行なわれ、画像の空間的微分効
果により画像の尖鋭度が増す。このリアルタイムエッジ
エンハンス処理回路8において、上記の加重マトリクス
の各要素の値によりその効果が増減するが、強すぎると
ノイズの目立つ画像となるので、画像の解像度やS/N
比などに応じて最適なものとすることが必要である。
が備えられており、これにより、操作者が任意に収集モ
ードや収集速度を設定できるようになっている。通常、
検査部位や検査目的などに応じて、撮影時の画像データ
の収集モードとして、高精細画像によるデジタルシネモ
ード、パルスモード、シリアルモード、コンティニュア
スモードなどを設定し、また、収集速度をたとえば0.
5fpsから60fpsの範囲で設定することになる。 これらのモードは前者になるほど心臓などの被写体の動
きの激しい部位に対応するため、リカーシブフィルタ係
数は小さくする必要がある。収集速度を速く設定する場
合は、被写体18の動きの激しい部位であるからリカー
シブフィルタ係数は小さくする必要がある。
が備えられていて、操作者が任意にリカーシブフィルタ
係数やエッジエンハンスの強調度を設定できるようにな
っている。
憶回路12に接続されており、設定した各パラメータが
収集モードと収集速度との組み合わせ毎に、撮影時と透
視時とを区別して設定の度に毎回記憶される。
が蓄積してきたとき、操作者が収集モード・収集速度を
設定すると、その組み合わせに対する最新の数回分のパ
ラメータが読み出され、それらの平均値が平均値算出回
路13により算出される。こうして求められたパラメー
タはたとえばTVモニター装置11の画面の一部に表示
され、操作者が確認した後リカーシブフィルタ処理回路
6およびリアルタイムエッジエンハンス処理回路8に送
られる。したがって、直前の数回分の記憶パラメータを
平均して設定したことになり、最適値に近づいていく学
習効果がある。
により直前の数回分の記憶パラメータの平均値を求めて
いるが、より単純に、収集モードと収集速度との同じ組
み合わせについて前回に操作者がマニュアルで設定した
リカーシブフィルタ係数、エッジエンハンスの強調度な
どのパラメータをそのまま読み出すという構成も考えら
れる。
この発明のデジタルアンギオグラフィ装置によれば、透
視時あるいは撮影時に撮影部位や検査目的などに応じて
収集モードや収集速度を設定すると、リカーシブフィル
タ係数やエッジエンハンス強調度などの最適なパラメー
タが自動設定され、操作者による煩雑な調整作業が軽減
される。
グラフィ装置のブロック図。
ック図。
説明のための図。
回路の動作説明のための図。
X線ビーム3
イメージインテンシファイア4
TVカメラ5
A/D変換回路6
リカーシブフィルタ処理回路7
サブトラクション回路
8 リアルタイムエッ
ジエンハンス処理回路
Claims (1)
- 【請求項1】 X線画像のデジタルデータを得る手段
と、該画像データに対してリカーシブフィルタ処理を行
なう手段と、該画像データに対してエッジエンハンス処
理を行なう手段と、リカーシブフィルタ係数とエッジエ
ンハンス強調度とを設定する手段と、設定されたリカー
シブフィルタ係数とエッジエンハンス強調度とを記憶す
る手段とを備えることを特徴とするデジタルアンギオグ
ラフィ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03032370A JP3109105B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | デジタルアンギオグラフィ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03032370A JP3109105B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | デジタルアンギオグラフィ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246981A true JPH04246981A (ja) | 1992-09-02 |
JP3109105B2 JP3109105B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=12357060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03032370A Expired - Fee Related JP3109105B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | デジタルアンギオグラフィ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109105B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004358245A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-24 | Siemens Ag | ディジタルx線像の画像処理方法及び装置 |
JP2007026450A (ja) * | 1996-06-07 | 2007-02-01 | Toshiba Corp | 診断ネットワークシステム |
JP2007151608A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Med Solution Kk | 器官の形状および走行の複雑さを定量的に評価する装置およびプログラム |
JP2010240264A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Canon Inc | 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 |
JP2010279594A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Toshiba Corp | X線画像診断装置 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP03032370A patent/JP3109105B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007026450A (ja) * | 1996-06-07 | 2007-02-01 | Toshiba Corp | 診断ネットワークシステム |
JP2004358245A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-24 | Siemens Ag | ディジタルx線像の画像処理方法及び装置 |
JP4514517B2 (ja) * | 2003-05-30 | 2010-07-28 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | ディジタルx線像の画像処理方法及び装置 |
JP2007151608A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Med Solution Kk | 器官の形状および走行の複雑さを定量的に評価する装置およびプログラム |
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JP2010279594A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Toshiba Corp | X線画像診断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3109105B2 (ja) | 2000-11-13 |
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