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JPH0544871B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0544871B2
JPH0544871B2 JP59037693A JP3769384A JPH0544871B2 JP H0544871 B2 JPH0544871 B2 JP H0544871B2 JP 59037693 A JP59037693 A JP 59037693A JP 3769384 A JP3769384 A JP 3769384A JP H0544871 B2 JPH0544871 B2 JP H0544871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pixel
peak
storage means
hold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59037693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60182930A (ja
Inventor
Koichi Shibata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP59037693A priority Critical patent/JPS60182930A/ja
Publication of JPS60182930A publication Critical patent/JPS60182930A/ja
Publication of JPH0544871B2 publication Critical patent/JPH0544871B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、X線TVシステムで得られる透視
像の映像信号をデジタル的に引き算して差像を得
るデジタルサブトラクシヨンシステム(以下単に
DSSと略す)に関する。
(ロ) 従来技術 DSSは、まず造影剤注入前の透視像をマスク像
として記憶し、次に造影剤注入後に得られる透視
像(これをライブ像という)からマスク像をデジ
タル処理により引き算して、ライブ像からマスク
像を引き算した画像(差像)を得るもので、主に
血管造影撮影に用いられている。血管造影撮影に
このDSSを用いると、造影剤が流れていく過程の
血管の像のみが抽出されるので、診断にきわめて
有用である。
ところで、従来より、このDSSを改良するもの
として、造影剤の到来前から流れ去つていくまで
の間に得られる多数フレームのライブ像の多画素
について最大値と最小値とを記憶することによつ
て2画面分のピークホールド像(最大値の方の正
のピークホールド像、最小値の方を負のピークホ
ールド像と呼ぶ)を得、これらの画像の間で引き
算を行なう、ピークホールド式DSSとも言うべき
システムが提案されている(特願昭58−247498)。
このシステムは、X線量を少なくでき患者に対す
る被曝の問題を軽減し得る、マイク像を撮るタイ
ミングを考える必要がない、造影剤が流れていく
全過程(つまり軌跡)を1つの画面に表わすこと
ができる等の利点を有している。
しかしながら、このシステムにも改善すべき点
がある。すなわち、ピークホールド法により量子
ノイズなどの定常的なノイズを影響をなくすこと
ができるが、反面、ピークホールド法の原理から
ピーク値がそのまま記憶されるので、映像信号の
変動(たとえばX線線量の変化による)や外来の
突然のノイズに対して弱く、これらがあつた場合
には画質が著しく劣化するという問題がある。
(ハ) 目的 この発明は、ピークホールド式DSSにおいて、
映像信号の変動やノイズ等の影響を抑え、高画質
の差像を得るよう改善することを目的とする。
(ニ) 構成 この発明は、ピークホールド式DSSにおいて、
リカーシブフイルタを用い、これによつてフイル
タリングした映像信号から正と負のピークホール
ド像を得るようにすることを特徴とする。
(ホ) 実施例 第1図において、X線管1から被検者2に向け
てX線が連続的に曝射される。この場合のX線量
は低線量でよく、管電流は数mA〜数十mA程度
でよい。被検者2を透過したX線による透過X線
像はイメージインテンシフアイア3で輝度増幅さ
れた光学像に変換され、この光学像は撮像管4お
よびカメラコントロールユニツト5を経て映像信
号に変換される。これらの構成は通常のX線TV
システムと同様である。
映像信号は画像処理装置6によりデジタル的に
処理される。映像信号はまずA/D変換器7でデ
ジタル信号に変換され、つぎに対数変換器8に送
られる。デジタル信号はまた切換回路14にも送
られており、ピークホールド動作を開始する直前
までは、のの切換回路14はこのデジタル信号を
選択している。そのため、A/D変換器7からの
デジタル信号は直接D/A変換器15によりあな
信号に変換されることになり、何らの処理も受け
ていない映像信号がこの画像処理装置6から出力
されることになる。この画像処理装置6の出力は
画像表示装置や画像記録装置などに送られてお
り、造影剤注入後も、造影剤が撮影部位に到達す
る以前では、画像表示装置により単なるX線透視
像が観察される。
他方、対数変換器8を経た信号はリカーシブフ
イルタ9を経て画素毎にリカーシブフイルタリン
グを受けた後ピークホールド像記憶装置10,1
1に送られる。これらのピークホールド像記憶装
置10,11は、それぞれフレームメモリと比較
回路とからなり、1フレームずつ映像信号が送ら
れてくると、1つずつの画素について、フレーム
メモリに記憶されている信号と今送られてきた信
号とを比較してその大きい方(明るい方)または
小さい方(暗い方)をフレームメモリに書き込む
という動作を行なう。そのため何フレームかの信
号が送られてきた時点で、それらのフレームのな
かでは最大値または最小値の信号が画素毎にホー
ルドされることになる。ピークホールド像記憶装
置10は最大値つまり正のピークホールド像を記
憶し、ピークホールド像記憶装置11は最小値つ
まり負のピークホールド像を記憶するものとす
る。この記憶装置10,11によつてホールドさ
れた像の信号は常時出力されて引き算器12で引
き算が行なわれ、これらのピークホールド像を引
き算して得た差像がこの引き算器12から常時出
力される。この差像は画像強調器13でコントラ
スト強調されて切換回路14に送られる。
造影剤注入した後、造影剤が撮影部位に到達す
る前の適当なタイミングで切換回路14が切換え
られる。すると、両ピークホールド像の引き算結
果たる差像が画像処理装置6から出力されること
なり、この差像が表示され、あるいは記録され
る。正のピークホールド像は明るい部分つまり造
に影剤によつて影響されない部分(造影剤が流れ
ない部分)の画像(マスク像に対応する)をあら
わし、負のピークホールド像は暗い部分の画像で
ある造影剤の軌跡の像とその背景たる造影剤が流
れない部分の画像(ライブ像に対応する)とをあ
らわす。そこでこれらのピークホールド像を引き
算すれば、造影剤の軌跡の像のみが抽出される。
そのため、この差像により、造影剤が流れていく
ことに応じてつぎつぎに造影剤の軌跡が加わつて
いく様子を観察することができ、術者の満足でき
る時点での撮影の停止が自由にできる。つまり、
たとえば動脈層のみ、あるいは末梢血管まで、ま
たは静脈層までというように、撮影対象の選択が
容易である。満足できる像が得られた時点で、ピ
ークホールド像記憶装置10,11によるピーク
ホールド動作が停止され、同時にX線曝射も停止
される。このとき画像表示装置にはピークホール
ド停止時点での差像が表示されることになる。
ここで、リカーシブフイルタ9は第2図のよう
に、フレームメモリ91と、掛算器92,93
と、加算器94とにより構成されており、動作は
つぎの通りである。1フレームの映像信号が新た
に送られてくると、掛算器92で画素毎に定数K
(0≦K≦1)が掛算される。これとともにフレ
ームメモリ91から画素毎に信号が読み出され、
掛算器93で定数(1−K)が画素毎に掛算され
る。そして掛算器92の出力と掛算器93の出力
とが画素毎に加算器94で加算され、加算結果が
画素毎にフレームメモリ91に書き込まれる。し
たがつてフレームメモリ91に記憶された画素毎
の信号は、以前のフレームの信号の成分を、今の
フレームから遠くなればなる程抑圧された状態で
含んでおり、つまり残像が重なつたと同じように
なつている。Kを小さくすれば残像成分が増加
し、それだけ信号は平滑化されることになり、映
像信号の変動やノイズなどに影響されなくなる
が、反面画像の変化に対する応答性は悪くなる。
これに対してKを大きくすれば、残像成分が減少
し、応答性は向上するが、ノイズなどによる影響
がより出るようになる。したがつて、ここでは掛
算器92,93におけるKの値は可変とし、撮影
部位が頭部などの比較的運動の少ない静止してい
る部分の場合にKを大きくし、心臓付近などの比
較的速い運動をする部分の場合にKを小さくする
ことができるようにしている。
(ヘ) 効果 この発明によるピークホールド式DSSでは、リ
カーシブフイルタを用い、これによつてフイルタ
リングした映像信号から正と負のピークホールド
像を得るようにしているため、ピークホールド式
本来のノイズ低減効果に加えて、映像信号の変動
や外来のノイズなどによる画質の劣化が軽減で
き、さらに一層の画質向上が図れ、より低線量で
サブトラクシヨン像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロツク図、第
2図はリカーシブフイルタのブロツク図である。 1……X線管、2……被検者、3……イメージ
インテンシフアイア、4……撮像管、5……カメ
ラコントロールユニツト、6……画像処理装置、
7……A/D変換器、8……対数変換器、9……
リカーシブフイルタ、10,11……ピークホー
ルド像記憶装置、12……引き算器、13……画
像強調器、14……切換回路、15……D/A変
換器、91……フレームメモリ、92,93……
掛算器、94……加算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 X線TVシステムにおいて造影剤の到来前か
    ら流れ去るまでの間に得られる多数の透視像の映
    像信号より、各画素について、最大値を記憶する
    第1の画像記憶手段と、最小値を記憶する第2の
    画像記憶手段と、上記第1の画像記憶手段に記憶
    されている画像と上記第2の記憶手段に記憶され
    ている画像との画素毎の引き算を行なう演算手段
    とを有するデジタルサブトラクシヨンシステムに
    おいて、上記の多数の透視像の映像信号をリカー
    シブフイルタリングするリカーシブフイルタ手段
    を備え、このリカーシブフイルタリングを受けた
    映像信号を上記の第1、第2の画像記憶手段に送
    るようにしたことを特徴とするデジタルサブトラ
    クシヨンシステム。
JP59037693A 1984-02-29 1984-02-29 デジタルサブトラクシヨンシステム Granted JPS60182930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59037693A JPS60182930A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 デジタルサブトラクシヨンシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59037693A JPS60182930A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 デジタルサブトラクシヨンシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182930A JPS60182930A (ja) 1985-09-18
JPH0544871B2 true JPH0544871B2 (ja) 1993-07-07

Family

ID=12504633

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59037693A Granted JPS60182930A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 デジタルサブトラクシヨンシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010279594A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Toshiba Corp X線画像診断装置

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JPS60182930A (ja) 1985-09-18

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