JPH04234068A - 感光体層に繰り返し帯電させる帯電方法及びその帯電装置 - Google Patents
感光体層に繰り返し帯電させる帯電方法及びその帯電装置Info
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- JPH04234068A JPH04234068A JP3175052A JP17505291A JPH04234068A JP H04234068 A JPH04234068 A JP H04234068A JP 3175052 A JP3175052 A JP 3175052A JP 17505291 A JP17505291 A JP 17505291A JP H04234068 A JPH04234068 A JP H04234068A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【0002】本発明は、電子写真複写装置に関し、詳し
くは、カラー電子写真複写装置に関する。
くは、カラー電子写真複写装置に関する。
【0003】
【従来の技術】電子写真複写装置は、昨今、ますますそ
の需要の度を増している。これは、特に、電子写真方式
を駆使して高品質の全色を再現できる装置について言え
ることである。この種の方式は、複写機及び高解像力を
有するプルーフィング(Proofing)用カラープ
リンタに使用されている。
の需要の度を増している。これは、特に、電子写真方式
を駆使して高品質の全色を再現できる装置について言え
ることである。この種の方式は、複写機及び高解像力を
有するプルーフィング(Proofing)用カラープ
リンタに使用されている。
【0004】この種の装置の一例を、図1に極めて簡略
化した概略図として示している。電子写真工程は、ドラ
ム10の円筒形外周表面で行なわれる。ドラム10は、
コントロール装置12に制御されて、ステッパモータ1
1により選択的に回転せしめられる。ドラム10は、金
属コア13から形成されている。コア13は、図示され
ていないフレームに支持されたジャーナルで回転軸を中
心として回転できるようになっている。この回転軸は、
円筒形外面に対する対象軸と実質的に同一である。金属
コア13の円筒形外面部は、その周囲を取り囲む基層と
して、合成樹脂層14を有している。伝導体表面層15
は、合成樹脂層14の上に形成されている。また、有機
感光体層16は、金属コア13を通してアースされてい
る電導体表面上に形成されている。さらに、感光体層1
6の表面は、約50nmの厚さでシリコンポリマの被膜
を有することもできる。これにより、その上に塗布され
るトナー物質を効率的に転写することができる。
化した概略図として示している。電子写真工程は、ドラ
ム10の円筒形外周表面で行なわれる。ドラム10は、
コントロール装置12に制御されて、ステッパモータ1
1により選択的に回転せしめられる。ドラム10は、金
属コア13から形成されている。コア13は、図示され
ていないフレームに支持されたジャーナルで回転軸を中
心として回転できるようになっている。この回転軸は、
円筒形外面に対する対象軸と実質的に同一である。金属
コア13の円筒形外面部は、その周囲を取り囲む基層と
して、合成樹脂層14を有している。伝導体表面層15
は、合成樹脂層14の上に形成されている。また、有機
感光体層16は、金属コア13を通してアースされてい
る電導体表面上に形成されている。さらに、感光体層1
6の表面は、約50nmの厚さでシリコンポリマの被膜
を有することもできる。これにより、その上に塗布され
るトナー物質を効率的に転写することができる。
【0005】感光体層16は、一般的に、有機感光化合
物と感光色素とを、一般的に、電気絶縁フィルムを形成
するであろう高分子結合剤の中に混ぜたものから作られ
る。これらのものに使用される1つの代表的なp−タイ
プの感光化合物は、ビスー(N−エチルベンゾー1,2
ーカーバゾリル)フェニルメタンである。電磁スペクト
ルの赤外線部分近くにおける電磁放射線に対する感度を
増すため、この感光化合物と共に使用される代表的な感
光色素は、本出願と同じ出願人であるブラウン氏(Br
own)及びその他に特許された米国特許第48533
10号明細書に記載されている。なお、本出願に係る特
許は、この明細書においても参照されている。また、こ
の明細書においても参照されているように、感光体層1
6に使用される他の又は補足的な物質については、ベレ
タ氏(Beretta)及びその他に特許された米国特
許第4337305号明細書、レイクター氏(Leic
hter)及びその他に特許された米国特許第4356
244号明細書、レイクター氏(Leichter)及
びその他に特許された米国特許第4357405号明細
書、ストフコ氏(Stofko,Jr)及びその他に特
許された米国特許第4361637号明細書、レイクタ
ー氏その他に特許された米国特許第4367274号明
細書、ブラウン氏その他に特許された米国特許第482
0846号明細書に記載されている。これらすべての特
許出願人は、本出願と同じ出願人である。
物と感光色素とを、一般的に、電気絶縁フィルムを形成
するであろう高分子結合剤の中に混ぜたものから作られ
る。これらのものに使用される1つの代表的なp−タイ
プの感光化合物は、ビスー(N−エチルベンゾー1,2
ーカーバゾリル)フェニルメタンである。電磁スペクト
ルの赤外線部分近くにおける電磁放射線に対する感度を
増すため、この感光化合物と共に使用される代表的な感
光色素は、本出願と同じ出願人であるブラウン氏(Br
own)及びその他に特許された米国特許第48533
10号明細書に記載されている。なお、本出願に係る特
許は、この明細書においても参照されている。また、こ
の明細書においても参照されているように、感光体層1
6に使用される他の又は補足的な物質については、ベレ
タ氏(Beretta)及びその他に特許された米国特
許第4337305号明細書、レイクター氏(Leic
hter)及びその他に特許された米国特許第4356
244号明細書、レイクター氏(Leichter)及
びその他に特許された米国特許第4357405号明細
書、ストフコ氏(Stofko,Jr)及びその他に特
許された米国特許第4361637号明細書、レイクタ
ー氏その他に特許された米国特許第4367274号明
細書、ブラウン氏その他に特許された米国特許第482
0846号明細書に記載されている。これらすべての特
許出願人は、本出願と同じ出願人である。
【0006】図2に、上記記載の種々の物質から構成さ
れた一般的な感光体層に特有の電磁放射線の吸収状態を
示している。ここに示されるように、その吸収特性は、
電磁放射線スペクトルの可視部分において比較的低く、
スペクトルの赤外線部分近くにおいて比較的高い。上記
吸収特性はまた、スペクトルの紫外線部分においては非
常に高く、従って、紫外線は明らかに感光体層深くには
透過しない。
れた一般的な感光体層に特有の電磁放射線の吸収状態を
示している。ここに示されるように、その吸収特性は、
電磁放射線スペクトルの可視部分において比較的低く、
スペクトルの赤外線部分近くにおいて比較的高い。上記
吸収特性はまた、スペクトルの紫外線部分においては非
常に高く、従って、紫外線は明らかに感光体層深くには
透過しない。
【0007】図3は、上記物質から形成された一般的な
感光体層の感光反応を相関的に示したものである。ここ
でも明らかなように、上記物質から形成された感光体層
16における実質的な吸収特性と、該層16を形成する
物質における実質的な感光反応特性とは符合している。
感光体層の感光反応を相関的に示したものである。ここ
でも明らかなように、上記物質から形成された感光体層
16における実質的な吸収特性と、該層16を形成する
物質における実質的な感光反応特性とは符合している。
【0008】上記感光体層を有するドラム10の円筒形
表面の外周は、この従来例においては、846.667
mmとしている。複写時におけるドラム10の露出面の
一般的な表面速度は、5mm/秒 であろう。ステッ
パモータ11は、上記例において、ドラム10が完全に
一周する間に200,000のステップ操作を行うもの
が使用されている。
表面の外周は、この従来例においては、846.667
mmとしている。複写時におけるドラム10の露出面の
一般的な表面速度は、5mm/秒 であろう。ステッ
パモータ11は、上記例において、ドラム10が完全に
一周する間に200,000のステップ操作を行うもの
が使用されている。
【0009】この電子写真複写工程において、感光体層
16はその露出面において、接地電位に対して一般的に
200Vから450Vの表面電位がかけられる。その表
面の特定化された部分の電位は、その後、モジュール化
された走査レ−ザビームにより、それらの部分において
より低い電位へと放電せしめられる。また、それらの部
分においては、モジュールシグナルの下に十分な強さを
有するビームが照射されるため、その表面に所望の帯電
パターン、すなわち電位パターンが形成される。このパ
ターン化は、所望の効果を得るために3〜4色以上の色
が使用されるかも知れないが、一般的に3〜4色から構
成された所望のプリント画像内において、1成分として
の色の所望位置を特定するモジュールシグナルの基礎と
なるカラー分離シグナルと一致するように行なわれる。 そして、所望の1成分としての色を有する特定化された
トナーは、感光体層16の放電部分に引き付けられる。 引き続いて、上記トナーは、他のカラートナーと共にド
ラム10の表面から、プリント画像を形成するために印
刷が行なわれるところの印刷媒体表面へと転写される。
16はその露出面において、接地電位に対して一般的に
200Vから450Vの表面電位がかけられる。その表
面の特定化された部分の電位は、その後、モジュール化
された走査レ−ザビームにより、それらの部分において
より低い電位へと放電せしめられる。また、それらの部
分においては、モジュールシグナルの下に十分な強さを
有するビームが照射されるため、その表面に所望の帯電
パターン、すなわち電位パターンが形成される。このパ
ターン化は、所望の効果を得るために3〜4色以上の色
が使用されるかも知れないが、一般的に3〜4色から構
成された所望のプリント画像内において、1成分として
の色の所望位置を特定するモジュールシグナルの基礎と
なるカラー分離シグナルと一致するように行なわれる。 そして、所望の1成分としての色を有する特定化された
トナーは、感光体層16の放電部分に引き付けられる。 引き続いて、上記トナーは、他のカラートナーと共にド
ラム10の表面から、プリント画像を形成するために印
刷が行なわれるところの印刷媒体表面へと転写される。
【0010】さらに詳しく述べれば、ドラム10のが回
転するにつれて、感光体層16の外面部が、格子制御直
流コロナ放電ユニットやスコロトロン(scorotr
on)などの帯電装置17の傍らを通過するとき、この
帯電装置は、感光体層16の外面部に正の電荷を均一に
供給する。ドラム10の回転により、その表面は帯電装
置17の傍らを通過することができ、その表面は、所望
の所期表面電位に達せられる。この表面電位は、走査レ
ーザビームと交差する領域に達する前には、上記記載の
電位領域内にある。走査レーザビームは、対応するカラ
ー分離シグナルにより効果的にモジュールされ、これに
より感光体層16の外面に、その電荷パターンが形成さ
れる。 この電荷パターンは、その表面を位置選択的に放電する
ことにより形成される。
転するにつれて、感光体層16の外面部が、格子制御直
流コロナ放電ユニットやスコロトロン(scorotr
on)などの帯電装置17の傍らを通過するとき、この
帯電装置は、感光体層16の外面部に正の電荷を均一に
供給する。ドラム10の回転により、その表面は帯電装
置17の傍らを通過することができ、その表面は、所望
の所期表面電位に達せられる。この表面電位は、走査レ
ーザビームと交差する領域に達する前には、上記記載の
電位領域内にある。走査レーザビームは、対応するカラ
ー分離シグナルにより効果的にモジュールされ、これに
より感光体層16の外面に、その電荷パターンが形成さ
れる。 この電荷パターンは、その表面を位置選択的に放電する
ことにより形成される。
【0011】十分な強さを有するレーザビームにより照
射された部分において、正の電荷を運搬するもの、すな
わちキャリア、としてのホール(穴)が、相対的に負で
ある電導体表面層15に向けて感光体層16を通過する
ように該感光体層16に形成され、順位移動していく。 ホールが形成されるところの対になった電荷キャリアの
電子は、しかしながら、これに対応する電荷発生場所に
限定されて存在する。実際には、走査レーザビームが十
分な強さで衝突することにより感光体層16のこれらの
部分において表面電位の低下がもたらされるが、負の電
荷を感光体層16の外面により接近させてもこれと同じ
結果が得られる。このようにして、カラー分離シグナル
に起因し、感光体層16の外面上に形成された高低表面
電位のパターンは、静電気画像を形成する。そして、こ
のカラー分離シグナルは、液体トナーをその部分に接触
させることにより、その表面上に目に見える画像として
現像されるのである。
射された部分において、正の電荷を運搬するもの、すな
わちキャリア、としてのホール(穴)が、相対的に負で
ある電導体表面層15に向けて感光体層16を通過する
ように該感光体層16に形成され、順位移動していく。 ホールが形成されるところの対になった電荷キャリアの
電子は、しかしながら、これに対応する電荷発生場所に
限定されて存在する。実際には、走査レーザビームが十
分な強さで衝突することにより感光体層16のこれらの
部分において表面電位の低下がもたらされるが、負の電
荷を感光体層16の外面により接近させてもこれと同じ
結果が得られる。このようにして、カラー分離シグナル
に起因し、感光体層16の外面上に形成された高低表面
電位のパターンは、静電気画像を形成する。そして、こ
のカラー分離シグナルは、液体トナーをその部分に接触
させることにより、その表面上に目に見える画像として
現像されるのである。
【0012】調色現像液装置18は、6つの同一トナー
ユニット19を有しており、各ユニットは、色彩を構成
する成分としての4色の液体トナーのうちの1つの色を
有している。これらの液体トナーは、その工程の中で、
夫々に対応する副画像を形成するのに使用され、これら
の副画像が結びついて1つの完全なカラープリント画像
が形成される。なお、上記調色現像液装置18は、これ
以外にも、所望の特別の効果を出せるように、他の2つ
のカラートナーを有している。一般的に、これらの4つ
の液体トナーの色は、ブラックとシアンとマゼンタとイ
エロである。図1の装置に一般的に使用されるシアンと
マゼンタとイエロの液体トナーに対する電磁放射線吸収
特性が図4に示されている。そこに示されているように
、スペクトルの赤外線部近くにおいては、またそれ以上
に長い波長に対しては、これらのトナーの電磁放射線の
吸収状態は極めて低くなっている。その結果として、上
記の走査レーザビームの波長は、基本的にスペクトルの
赤外線部近くに分布するように選択される。これにより
、走査レーザビームは、感光体層16の外面にあるすべ
てのトナーを透過することができ、従って、感光体層1
6上に1種類又はそれ以上の種類のトナーが塗布されて
いても、レーザビームによって照射されるトナー表面の
下に位置する感光体層16を放電させることができるの
である。
ユニット19を有しており、各ユニットは、色彩を構成
する成分としての4色の液体トナーのうちの1つの色を
有している。これらの液体トナーは、その工程の中で、
夫々に対応する副画像を形成するのに使用され、これら
の副画像が結びついて1つの完全なカラープリント画像
が形成される。なお、上記調色現像液装置18は、これ
以外にも、所望の特別の効果を出せるように、他の2つ
のカラートナーを有している。一般的に、これらの4つ
の液体トナーの色は、ブラックとシアンとマゼンタとイ
エロである。図1の装置に一般的に使用されるシアンと
マゼンタとイエロの液体トナーに対する電磁放射線吸収
特性が図4に示されている。そこに示されているように
、スペクトルの赤外線部近くにおいては、またそれ以上
に長い波長に対しては、これらのトナーの電磁放射線の
吸収状態は極めて低くなっている。その結果として、上
記の走査レーザビームの波長は、基本的にスペクトルの
赤外線部近くに分布するように選択される。これにより
、走査レーザビームは、感光体層16の外面にあるすべ
てのトナーを透過することができ、従って、感光体層1
6上に1種類又はそれ以上の種類のトナーが塗布されて
いても、レーザビームによって照射されるトナー表面の
下に位置する感光体層16を放電させることができるの
である。
【0013】各トナーユニット19はポンプ装置を有し
ており、これによりトナーは、移動バンド20の表面に
供給される。この移動バンドは、回転軸に平行なドラム
10の外周面上を回転することができる。所望のトナー
ユニット19により、感光体層16のレーザビームに照
射された部分における放電電位よりも十分に高い電圧を
移動バンドにかけて、これらのレーザビームに十分にト
ナーを塗布するようにする。しかし、このトナーユニッ
ト19により、感光体層16のレーザビームに照射され
なかった部分に必要以上にトナーが塗布されないように
感光体層16の最初の電位よりも十分に低い電圧に移動
バンド20を帯電させる。各トナーユニットには、過剰
な液体トナーを取り除くためにポンプ装置の反対側に位
置する移動バンドの側面に真空装置が取り付けられてい
る。モータ21はコントロール装置12により制御され
ているが、これにより、トナーユニット19の中から選
ばれた1つのユニットが所定位置に位置づけられる。そ
の移動バンド20の表面は、一般的に、ドラム10上に
形成された感光体層16上に圧接されて、感光体層16
の表面は数百ミクロン沈下する。これにより、そのユニ
ット内のトナー成分は、感光体層16の外面のレーザビ
ームにより照射された部分に引き付けられる。
ており、これによりトナーは、移動バンド20の表面に
供給される。この移動バンドは、回転軸に平行なドラム
10の外周面上を回転することができる。所望のトナー
ユニット19により、感光体層16のレーザビームに照
射された部分における放電電位よりも十分に高い電圧を
移動バンドにかけて、これらのレーザビームに十分にト
ナーを塗布するようにする。しかし、このトナーユニッ
ト19により、感光体層16のレーザビームに照射され
なかった部分に必要以上にトナーが塗布されないように
感光体層16の最初の電位よりも十分に低い電圧に移動
バンド20を帯電させる。各トナーユニットには、過剰
な液体トナーを取り除くためにポンプ装置の反対側に位
置する移動バンドの側面に真空装置が取り付けられてい
る。モータ21はコントロール装置12により制御され
ているが、これにより、トナーユニット19の中から選
ばれた1つのユニットが所定位置に位置づけられる。そ
の移動バンド20の表面は、一般的に、ドラム10上に
形成された感光体層16上に圧接されて、感光体層16
の表面は数百ミクロン沈下する。これにより、そのユニ
ット内のトナー成分は、感光体層16の外面のレーザビ
ームにより照射された部分に引き付けられる。
【0014】上記に示されるように、感光体層16の外
面における特定の位置において、十分な強さをもって選
択的に走査レーザビームを照射することにより、該感光
体層16の外面上に高低表面電位のパターンを生じる。 このパターンは、上記したように、帯電した液体トナー
を選択的に引き付けることにより、目に見える画像とし
て現像される。移動バンド20の電位値は、正に帯電し
たカラートナー粒子が感光体層16の外面の部分にのみ
移動するように、コントロールされる。レーザビームが
十分な強さで上記感光体層16に照射されているため、
これらの照射部分は放電して、一般的に、40〜70V
の表面電位になっている。この表面電位は帯電装置17
により最初に帯電せしめられた電位であり、これは、レ
ーザビームにより照射されなかった上記外面部の表面電
位200〜450Vよりもはるかに低い。感光体層16
の表面と移動バンド20との間の電位ギャップから生じ
る電界により、トナー物質は、正に帯電した色粒子と、
負に帯電した無色の対イオンに分かれる。
面における特定の位置において、十分な強さをもって選
択的に走査レーザビームを照射することにより、該感光
体層16の外面上に高低表面電位のパターンを生じる。 このパターンは、上記したように、帯電した液体トナー
を選択的に引き付けることにより、目に見える画像とし
て現像される。移動バンド20の電位値は、正に帯電し
たカラートナー粒子が感光体層16の外面の部分にのみ
移動するように、コントロールされる。レーザビームが
十分な強さで上記感光体層16に照射されているため、
これらの照射部分は放電して、一般的に、40〜70V
の表面電位になっている。この表面電位は帯電装置17
により最初に帯電せしめられた電位であり、これは、レ
ーザビームにより照射されなかった上記外面部の表面電
位200〜450Vよりもはるかに低い。感光体層16
の表面と移動バンド20との間の電位ギャップから生じ
る電界により、トナー物質は、正に帯電した色粒子と、
負に帯電した無色の対イオンに分かれる。
【0015】上記液体トナーから生じる上記負に帯電し
た無色粒子は、照射されたレーザビームにより著しく放
電せしめられなかった感光体層16の表面部分に引き付
けられ、これらの粒子の下方に位置する該層16内部の
電界を減少させる。一方、正に帯電したカラートナー粒
子は、その下に位置する感光体層16の各部における電
界を増加させる。さらに、カラートナー粒子の下方に位
置するこれらの部分において、感光体層16のほとんど
の部分に負のトラップ電荷が存在する。その結果、これ
らの領域において、電界は不均一に分布する。
た無色粒子は、照射されたレーザビームにより著しく放
電せしめられなかった感光体層16の表面部分に引き付
けられ、これらの粒子の下方に位置する該層16内部の
電界を減少させる。一方、正に帯電したカラートナー粒
子は、その下に位置する感光体層16の各部における電
界を増加させる。さらに、カラートナー粒子の下方に位
置するこれらの部分において、感光体層16のほとんど
の部分に負のトラップ電荷が存在する。その結果、これ
らの領域において、電界は不均一に分布する。
【0016】すなわち、表面電位の高低にもとずく初期
のパターンは、トナー塗布ステップによって感光体層1
6の外面に形成される。そして、前回の電荷パターンに
対してなされるトナーの塗布が完了する度に、そのよう
な新しいパターンが、感光体層16の表面上、前回に塗
布されたトナーの下に形成される。このような工程は、
最後に使用されるトナーが感光体層16の外面に塗布さ
れるまで繰り返される。これらの電荷パターンに引き付
けられた各トナーは、副画像として残留し、感光体層1
6の外面に累積していく。各副画像は、鮮明かつ完全な
トナー画像を得るため、他の副画像とは十分に区別され
て感光体層上に記録されねばならない。
のパターンは、トナー塗布ステップによって感光体層1
6の外面に形成される。そして、前回の電荷パターンに
対してなされるトナーの塗布が完了する度に、そのよう
な新しいパターンが、感光体層16の表面上、前回に塗
布されたトナーの下に形成される。このような工程は、
最後に使用されるトナーが感光体層16の外面に塗布さ
れるまで繰り返される。これらの電荷パターンに引き付
けられた各トナーは、副画像として残留し、感光体層1
6の外面に累積していく。各副画像は、鮮明かつ完全な
トナー画像を得るため、他の副画像とは十分に区別され
て感光体層上に記録されねばならない。
【0017】この完全なトナー画像は、その後、コーテ
ィングされたポリエステルウェブ22により形成された
中間印刷媒体に転写される。このポリエステルウェブ2
2は、感熱接着層と、解放/保護層とを有している。図
1に示される上記ウェブ22は、熱ローラ23により、
ドラム10上の感光体層16に圧接される。そして、そ
の接着層の吸着作用により、感光体層16上に累積した
トナーは、ウェブ22へと転写される。後のステップに
より、累積したトナーと、接着層と、剥離/保護層の各
部分とが、ウェブ22から印刷が行なわれるであろう紙
等の被印刷体へと転写される。これにより、6色までの
色を使用する網目版印刷が行なわれる。
ィングされたポリエステルウェブ22により形成された
中間印刷媒体に転写される。このポリエステルウェブ2
2は、感熱接着層と、解放/保護層とを有している。図
1に示される上記ウェブ22は、熱ローラ23により、
ドラム10上の感光体層16に圧接される。そして、そ
の接着層の吸着作用により、感光体層16上に累積した
トナーは、ウェブ22へと転写される。後のステップに
より、累積したトナーと、接着層と、剥離/保護層の各
部分とが、ウェブ22から印刷が行なわれるであろう紙
等の被印刷体へと転写される。これにより、6色までの
色を使用する網目版印刷が行なわれる。
【0018】上記記載のレーザビームは、レーザ電磁放
射装置24から放射される。この放射装置24は、コン
トロール装置12により制御されており、ドラム10の
感光体層16の外面を位置選択的に放電させる。上記し
たように、このビームは、記憶装置25から再生される
ようなカラー分離シグナル等を使用して、コントロール
装置12によりモジュールされる。従って、レーザ放射
装置24は、光ビーム調整ユニット27を通して833
nmの波長(赤外線の波長に近い)を有するところのモ
ジュールされたレーザビーム26を供給する。このレー
ザ光は、モータ29により駆動される8面多角形回転ミ
ラー28に照射される。モータ29は、ここでもコント
ロール装置12により制御されている。レーザビーム2
6は、回転している8面多角形回転ミラーから順次繰り
出されて形成される反射面から反射せしめられ、そのビ
ームはさらに、感光体層16とその下で回転しているド
ラム10の円筒形表面部を左から右へと繰り返し走査す
ることができるように、光ビーム処理装置30へと送ら
れる。
射装置24から放射される。この放射装置24は、コン
トロール装置12により制御されており、ドラム10の
感光体層16の外面を位置選択的に放電させる。上記し
たように、このビームは、記憶装置25から再生される
ようなカラー分離シグナル等を使用して、コントロール
装置12によりモジュールされる。従って、レーザ放射
装置24は、光ビーム調整ユニット27を通して833
nmの波長(赤外線の波長に近い)を有するところのモ
ジュールされたレーザビーム26を供給する。このレー
ザ光は、モータ29により駆動される8面多角形回転ミ
ラー28に照射される。モータ29は、ここでもコント
ロール装置12により制御されている。レーザビーム2
6は、回転している8面多角形回転ミラーから順次繰り
出されて形成される反射面から反射せしめられ、そのビ
ームはさらに、感光体層16とその下で回転しているド
ラム10の円筒形表面部を左から右へと繰り返し走査す
ることができるように、光ビーム処理装置30へと送ら
れる。
【0019】上記トナーの各帯電部分が上記感光体層の
表面における各対応位置に引き付けられた後、トナーか
ら分離したいくらかの量の流体キャリア(トナー粒子を
運搬する液体)は、感光体層16の外面に残留すること
に留意しなければならない。液体トナーから分離するそ
のような余分な流体は、各トナーがそこに引き付けられ
た後に、図1に示されるドライア31により供給される
熱風下を各表面部が通過することにより、感光体層16
の外面から取り除かれる。
表面における各対応位置に引き付けられた後、トナーか
ら分離したいくらかの量の流体キャリア(トナー粒子を
運搬する液体)は、感光体層16の外面に残留すること
に留意しなければならない。液体トナーから分離するそ
のような余分な流体は、各トナーがそこに引き付けられ
た後に、図1に示されるドライア31により供給される
熱風下を各表面部が通過することにより、感光体層16
の外面から取り除かれる。
【0020】前回に使用されたトナーのトナー副画像が
形成された後、新規なトナー副画像を形成するために順
次トナーが感光体層16の外面に引き付けられる前に、
該感光体層16内の電界とその電界分布における相異と
は(ほとんど)取り除かれねばならない。前記したよう
に、上記相異は、十分な強さをもって照射されたレーザ
ビームにより放電せしめられた上記感光体層16の当該
部分とレーザビームにそれほど照射されなかったそれら
の部分との間で生じるものである。上記感光体層16内
の電界とその電界分布における相異とが取り除かれなか
ったならば、前回に形成されたトナー副画像からの帯電
/放電パターンの痕跡が、つぎの副画像の帯電/放電パ
ターンに現れるであろう。言葉をかえれば、つぎに引き
続いて形成される静電画像が来るべきトナーに形成され
る前に、走査レーザビームにより1つのトナーに形成さ
れた静電画像は消去されねばならない。これによって、
この新しい静電画像は、実質的には、前の静電画像から
生じたすべての好ましからざる影響を受けずにすむ。さ
らに、1つの完全なトナー画像の痕跡が後のすべてのト
ナー画像に現れないように、感光体層16を形成する物
質に永久的な変化が起きないようにしなければならない
。さらに、これらの効果が、1つの完全なトナー画像が
形成された後につぎの画像が形成されるまでの間に、必
要以上の遅れを取ることなく得られねばならない。
形成された後、新規なトナー副画像を形成するために順
次トナーが感光体層16の外面に引き付けられる前に、
該感光体層16内の電界とその電界分布における相異と
は(ほとんど)取り除かれねばならない。前記したよう
に、上記相異は、十分な強さをもって照射されたレーザ
ビームにより放電せしめられた上記感光体層16の当該
部分とレーザビームにそれほど照射されなかったそれら
の部分との間で生じるものである。上記感光体層16内
の電界とその電界分布における相異とが取り除かれなか
ったならば、前回に形成されたトナー副画像からの帯電
/放電パターンの痕跡が、つぎの副画像の帯電/放電パ
ターンに現れるであろう。言葉をかえれば、つぎに引き
続いて形成される静電画像が来るべきトナーに形成され
る前に、走査レーザビームにより1つのトナーに形成さ
れた静電画像は消去されねばならない。これによって、
この新しい静電画像は、実質的には、前の静電画像から
生じたすべての好ましからざる影響を受けずにすむ。さ
らに、1つの完全なトナー画像の痕跡が後のすべてのト
ナー画像に現れないように、感光体層16を形成する物
質に永久的な変化が起きないようにしなければならない
。さらに、これらの効果が、1つの完全なトナー画像が
形成された後につぎの画像が形成されるまでの間に、必
要以上の遅れを取ることなく得られねばならない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
すべき技術的課題は、欠点のない完全なトナー画像が形
成され、1つの完全なトナー副画像が形成された後につ
ぎの完全な副画像が形成されるまでの間に、必要以上の
遅れを取らないようにした図1に記載の装置を提供する
ことである。
すべき技術的課題は、欠点のない完全なトナー画像が形
成され、1つの完全なトナー副画像が形成された後につ
ぎの完全な副画像が形成されるまでの間に、必要以上の
遅れを取らないようにした図1に記載の装置を提供する
ことである。
【0022】
【発明の要旨】本発明は、放電電磁放射ビームが感光体
層の外面に1つの完全なトナー画像を形成するのに使用
される各トナーに対して、静電画像を感光体層の外面に
形成する前後に、軸を中心として回転するドラムの感光
体層の外面上に表面電位を繰り返しセットできる静電画
像除去装置を提供する。この外面は、ドラムが回転する
につれて、実質的に均一に帯電せしめられる。この間に
放電電磁放射ビームが帯電した感光体層の外面に照射さ
れるが、これにより、特定位置においてその表面が放電
せしめられる。第1トナーが感光体層の外面に供給され
るとき、このトナーの一部は、放電電磁放射ビームによ
り照射された位置に残留する。第1消去電磁放射線は、
第1トナーが存する位置又は第1トナーが存しない位置
における感光体層の外層に照射される。このとき、第1
トナーは、第1消去電磁放射線の相当部分を透過させる
ことができる。感光体層の表面に存する第1トナーと、
第1トナーと同様にしてその部分に塗布される他のトナ
ーとは、その後、感光体層の外層から転写装置へと実質
的に転写される。終端消去電磁放射線は、その後、感光
体層の外層に照射される。この終端消去電磁放射線は、
第1消去電磁放射線のスペクトル分布における波長より
も短い波長を有している。
層の外面に1つの完全なトナー画像を形成するのに使用
される各トナーに対して、静電画像を感光体層の外面に
形成する前後に、軸を中心として回転するドラムの感光
体層の外面上に表面電位を繰り返しセットできる静電画
像除去装置を提供する。この外面は、ドラムが回転する
につれて、実質的に均一に帯電せしめられる。この間に
放電電磁放射ビームが帯電した感光体層の外面に照射さ
れるが、これにより、特定位置においてその表面が放電
せしめられる。第1トナーが感光体層の外面に供給され
るとき、このトナーの一部は、放電電磁放射ビームによ
り照射された位置に残留する。第1消去電磁放射線は、
第1トナーが存する位置又は第1トナーが存しない位置
における感光体層の外層に照射される。このとき、第1
トナーは、第1消去電磁放射線の相当部分を透過させる
ことができる。感光体層の表面に存する第1トナーと、
第1トナーと同様にしてその部分に塗布される他のトナ
ーとは、その後、感光体層の外層から転写装置へと実質
的に転写される。終端消去電磁放射線は、その後、感光
体層の外層に照射される。この終端消去電磁放射線は、
第1消去電磁放射線のスペクトル分布における波長より
も短い波長を有している。
【0023】
【実施例】図1の装置において、有機感光体層16の外
面上に1つの完結したトナー画像を形成するのに使用さ
れる各トナー向け静電画像、すなわち、コントロール装
置12に制御されてレーザ放射装置24により形成され
る静電画像は、トナー副画像がその表面に形成された後
に、画像解除装置32により夫々削除又は消去される。 画像解除装置32は、ドラム10の回転軸に実質的に平
行な線に沿って配置された一連の発光ダイオードにより
形成されており、感光体層16の表面から約10mm隔
てられている。画像解除装置32における発光ダイオー
ドは、840nmの波長を有し、略集光された電磁放射
線を発する。この波長は、赤外線の波長と略同じであり
、実質的に、図4に示されたシアン、マジェンタ、イエ
ロの波長吸収特性の強吸収部分の外側にある。
面上に1つの完結したトナー画像を形成するのに使用さ
れる各トナー向け静電画像、すなわち、コントロール装
置12に制御されてレーザ放射装置24により形成され
る静電画像は、トナー副画像がその表面に形成された後
に、画像解除装置32により夫々削除又は消去される。 画像解除装置32は、ドラム10の回転軸に実質的に平
行な線に沿って配置された一連の発光ダイオードにより
形成されており、感光体層16の表面から約10mm隔
てられている。画像解除装置32における発光ダイオー
ドは、840nmの波長を有し、略集光された電磁放射
線を発する。この波長は、赤外線の波長と略同じであり
、実質的に、図4に示されたシアン、マジェンタ、イエ
ロの波長吸収特性の強吸収部分の外側にある。
【0024】一方、この同じ発光ダイオードの波長は、
実質的に図2に示された感光体層16の赤外線吸収部分
のピークに略接近している。これにより、上記外面の十
分な放電を行うことができ、接地電位に対して、その表
面電位を0〜40Vの間に降下させることができる。ま
た、この波長は、レーザ放射装置24におけるレーザビ
ーム26の放射波長とも接近している。このレーザ放射
装置24は、そこに静電画像を形成するために感光体層
16の特定部分を効果的に放電させねばならない。また
、画像解除装置32は、その光源の出力エネルギのかな
りの部分がここで考えられているような赤外線領域の近
くに存する限り、発光ダイオードの有する波長の分布幅
以上の幅を有する光源から構成することもできる。
実質的に図2に示された感光体層16の赤外線吸収部分
のピークに略接近している。これにより、上記外面の十
分な放電を行うことができ、接地電位に対して、その表
面電位を0〜40Vの間に降下させることができる。ま
た、この波長は、レーザ放射装置24におけるレーザビ
ーム26の放射波長とも接近している。このレーザ放射
装置24は、そこに静電画像を形成するために感光体層
16の特定部分を効果的に放電させねばならない。また
、画像解除装置32は、その光源の出力エネルギのかな
りの部分がここで考えられているような赤外線領域の近
くに存する限り、発光ダイオードの有する波長の分布幅
以上の幅を有する光源から構成することもできる。
【0025】画像解除装置32により感光体層が照射さ
れている間、対になった電荷キャリアは、その外層の表
面に比較的近い部分で発生する。これにより、ホールは
再度感光体層を貫通して電導体表面層15に達する。こ
れらのホールが形成されるところのその電荷発生ペアに
おける電子の不動性は、負の電荷が外面に向けて移動す
るのと同じ結果を有する。つまり、その表面を放電させ
るに十分足りるレーザからの有意なエネルギを受けた領
域と、放電せしめられなかった領域との間における表面
電位は結果的に下がり、従って表面電位は均一化する。
れている間、対になった電荷キャリアは、その外層の表
面に比較的近い部分で発生する。これにより、ホールは
再度感光体層を貫通して電導体表面層15に達する。こ
れらのホールが形成されるところのその電荷発生ペアに
おける電子の不動性は、負の電荷が外面に向けて移動す
るのと同じ結果を有する。つまり、その表面を放電させ
るに十分足りるレーザからの有意なエネルギを受けた領
域と、放電せしめられなかった領域との間における表面
電位は結果的に下がり、従って表面電位は均一化する。
【0026】ドラム10が1回転している間、(a)第
1副画像を感光体層16上に形成するために第1トナー
を感光体層16の外層上に位置選択的に引き付けること
と、(b)その下の静電画像を順次放電させること、こ
れらと同じ工程が、ドラム10がさらにもう1回転する
間に繰り返され、所望のトナーに対してにつぎのトナー
副画像が感光体層16上に形成される。すなわち、帯電
装置17は、再度、正の電荷を感光体層16の外面に帯
電させて、その外面の表面電位を約400Vに上昇させ
るのである。感光体層16は、その後、特定された部分
に対して照射される赤外線ビームにより、位置選択的に
放電せしめられる。上記特定された部分には、ビーム2
6をほとんど吸収しない第1カラートナー粒子により被
膜された部分を含む。従って、レーザ放射装置24によ
り照射されるビーム26は、記憶装置25から送られ、
コントロール装置12により制御されるカラー分離シグ
ナルに基づいて、この第2トナーに対応する第2静電画
像を形成する。
1副画像を感光体層16上に形成するために第1トナー
を感光体層16の外層上に位置選択的に引き付けること
と、(b)その下の静電画像を順次放電させること、こ
れらと同じ工程が、ドラム10がさらにもう1回転する
間に繰り返され、所望のトナーに対してにつぎのトナー
副画像が感光体層16上に形成される。すなわち、帯電
装置17は、再度、正の電荷を感光体層16の外面に帯
電させて、その外面の表面電位を約400Vに上昇させ
るのである。感光体層16は、その後、特定された部分
に対して照射される赤外線ビームにより、位置選択的に
放電せしめられる。上記特定された部分には、ビーム2
6をほとんど吸収しない第1カラートナー粒子により被
膜された部分を含む。従って、レーザ放射装置24によ
り照射されるビーム26は、記憶装置25から送られ、
コントロール装置12により制御されるカラー分離シグ
ナルに基づいて、この第2トナーに対応する第2静電画
像を形成する。
【0027】異なったカラートナーを有する異なったト
ナーユニット19は、夫々に移動バンド20を備えてい
る。各移動バンドは、コントロール装置12に制御され
るモータ21により感光体層16の外面真近かに移動せ
しめられる。これにより、正に帯電したトナー粒子は、
感光体層16の表面部(あるいは、すでにそこに塗布さ
れた第1トナーの表面)に引き付けられる。これらの部
分は、レーザ放射装置により照射されるビーム26から
の十分なエネルギによりすでに放電せしめられている。 液体トナーの負に帯電した無色の部分は、感光体層16
の外面における他の部分(又は、すでにそこに塗布され
ている第1トナー粒子の表面)に引き付けられる。また
、発光ダイオードを備えた画像解除装置32は、そこに
赤外線エネルギを照射することにより、感光体層16を
放電させる。なお、この放電せしめられる部分には、第
1,2トナー又は両トナーの下に位置する部分が含まれ
るが、これによりその表面電位は、0〜40Vの範囲内
にある電圧に降下する。
ナーユニット19は、夫々に移動バンド20を備えてい
る。各移動バンドは、コントロール装置12に制御され
るモータ21により感光体層16の外面真近かに移動せ
しめられる。これにより、正に帯電したトナー粒子は、
感光体層16の表面部(あるいは、すでにそこに塗布さ
れた第1トナーの表面)に引き付けられる。これらの部
分は、レーザ放射装置により照射されるビーム26から
の十分なエネルギによりすでに放電せしめられている。 液体トナーの負に帯電した無色の部分は、感光体層16
の外面における他の部分(又は、すでにそこに塗布され
ている第1トナー粒子の表面)に引き付けられる。また
、発光ダイオードを備えた画像解除装置32は、そこに
赤外線エネルギを照射することにより、感光体層16を
放電させる。なお、この放電せしめられる部分には、第
1,2トナー又は両トナーの下に位置する部分が含まれ
るが、これによりその表面電位は、0〜40Vの範囲内
にある電圧に降下する。
【0028】所望の異なったカラートナー副画像がドラ
ム10の感光体層16の外面に形成されるまで、ドラム
10の各ロールに対して、上記過程が反復される。その
後、完全なトナー画像は、上記したように、被膜を有す
るポリエステルウェブ22に転写される。一連のトナー
副画像は、順次、感光体層16の外面に形成されていく
が、この一連のトナー副画像から完全なトナー画像は形
成される。そして、上記完全なトナー画像をウェブ22
に転写することにより、最終印刷画像が得られる。この
後、図1に示されるコントロール装置12を操作して他
の印刷画像を得ようとするときには、追加的な操作が必
要となる。その1つのステップは、感光体層16内部に
取り込まれた負の電荷を取り除くことである。
ム10の感光体層16の外面に形成されるまで、ドラム
10の各ロールに対して、上記過程が反復される。その
後、完全なトナー画像は、上記したように、被膜を有す
るポリエステルウェブ22に転写される。一連のトナー
副画像は、順次、感光体層16の外面に形成されていく
が、この一連のトナー副画像から完全なトナー画像は形
成される。そして、上記完全なトナー画像をウェブ22
に転写することにより、最終印刷画像が得られる。この
後、図1に示されるコントロール装置12を操作して他
の印刷画像を得ようとするときには、追加的な操作が必
要となる。その1つのステップは、感光体層16内部に
取り込まれた負の電荷を取り除くことである。
【0029】この取り込まれた電荷の除去は、図1に示
されるような周期放電装置33を使用することにより行
なわれる。周期放電装置33は、電磁放射線を発生させ
る装置である。この放射線は、電磁スペクトルの紫外線
領域近くの波長を有する。そのピーク波長は、およそ3
60nmである。この放射線は、レーザ放射装置24と
画像解除装置32とにより供給される赤外線の有する可
視スペクトルの反対側に位置するものである。周期放電
装置33から供給されるより多くのエネルギを含んだこ
の電磁放射線は、感光体層16の外面下にはほとんど至
らない。なぜなら、図2のこの感光体層16における吸
収特性に示されるように、上記紫外線は該層16により
急速に吸収されるからである。さらにまた、感光反応が
比較的速いこと、すなわち、図3の相対的反応特性に示
されるように、この波長においては電荷の発生効率が感
光体層16で非常に高いため、大量の可動性ホールキャ
リアが該層16の極めて外面に近いところで発生する。 それらの大部分は、その後、感光体層16のほとんど全
厚さに亘って分散する。従って、上記可動性ホールは、
上記感光体層16の全厚さに亘って分散されかつ取り込
まれた電荷を、そのように取り込まれた負の電荷と再結
合するこにより中和させる。完全なトナー画像の形成と
その転写後、もしも上記工程がなければ、繰り返し帯電
せしめられまたレーザにより放電せしめられる感光体層
16の部分に永久的な変化を生じて、そこに「記憶」効
果を生じてしまうことになる。この「記憶」効果は、そ
れまでに形成された一つのトナー画像の痕跡を、その後
に形成される完全なトナー画像内、及びそれらの画像か
ら形成される最終印刷画像内に発現させてしまうもので
ある。
されるような周期放電装置33を使用することにより行
なわれる。周期放電装置33は、電磁放射線を発生させ
る装置である。この放射線は、電磁スペクトルの紫外線
領域近くの波長を有する。そのピーク波長は、およそ3
60nmである。この放射線は、レーザ放射装置24と
画像解除装置32とにより供給される赤外線の有する可
視スペクトルの反対側に位置するものである。周期放電
装置33から供給されるより多くのエネルギを含んだこ
の電磁放射線は、感光体層16の外面下にはほとんど至
らない。なぜなら、図2のこの感光体層16における吸
収特性に示されるように、上記紫外線は該層16により
急速に吸収されるからである。さらにまた、感光反応が
比較的速いこと、すなわち、図3の相対的反応特性に示
されるように、この波長においては電荷の発生効率が感
光体層16で非常に高いため、大量の可動性ホールキャ
リアが該層16の極めて外面に近いところで発生する。 それらの大部分は、その後、感光体層16のほとんど全
厚さに亘って分散する。従って、上記可動性ホールは、
上記感光体層16の全厚さに亘って分散されかつ取り込
まれた電荷を、そのように取り込まれた負の電荷と再結
合するこにより中和させる。完全なトナー画像の形成と
その転写後、もしも上記工程がなければ、繰り返し帯電
せしめられまたレーザにより放電せしめられる感光体層
16の部分に永久的な変化を生じて、そこに「記憶」効
果を生じてしまうことになる。この「記憶」効果は、そ
れまでに形成された一つのトナー画像の痕跡を、その後
に形成される完全なトナー画像内、及びそれらの画像か
ら形成される最終印刷画像内に発現させてしまうもので
ある。
【0030】周期放電装置33は、その紫外線ランプが
感光体層16の外面から約1.0cm離れたところに位
置づけられる。紫外線ランプは、ドラム10の回転軸に
平行でありかつ感光体層16の軸方向における全長に亙
って照射される。この紫外線ランプの照射は幅が5mm
である間隙を通して行なわれる。この紫外線は、上記間
隙及び任意に取り付けられる中性フィルタを透過する。 このフィルタにより、0.05〜2.0mW/cm2の
紫外線を感光体層16の外面部に実質的に均一に照射さ
せることができる。上記値は、比較的長い寿命を有する
非常に多くのホールキャリアを発生させる可能性のある
過度の照射を回避をさせる一方、取り込まれた大部分の
電荷を中和するように選択されている。過度の照射は、
このような過度に多いホールキャリアを除外するのに必
要な、感光体層16の暗順応時期を遅らせる結果をもた
らす。
感光体層16の外面から約1.0cm離れたところに位
置づけられる。紫外線ランプは、ドラム10の回転軸に
平行でありかつ感光体層16の軸方向における全長に亙
って照射される。この紫外線ランプの照射は幅が5mm
である間隙を通して行なわれる。この紫外線は、上記間
隙及び任意に取り付けられる中性フィルタを透過する。 このフィルタにより、0.05〜2.0mW/cm2の
紫外線を感光体層16の外面部に実質的に均一に照射さ
せることができる。上記値は、比較的長い寿命を有する
非常に多くのホールキャリアを発生させる可能性のある
過度の照射を回避をさせる一方、取り込まれた大部分の
電荷を中和するように選択されている。過度の照射は、
このような過度に多いホールキャリアを除外するのに必
要な、感光体層16の暗順応時期を遅らせる結果をもた
らす。
【0031】画像解除装置32と周期放電装置33とに
より供給される放射線の強さは、感光体層16に使用さ
れる材料の種類や、ドラム10の回転速度や、これらの
放射線源と感光体層16の外層との間の隔たりや、感光
体層16の表面部における照射範囲をコントロールする
のに使用される間隙の効果的な構成寸法等に基づいて選
択される。従って、図1に示されたタイプの特定の装置
において放射線源が適切に使用されるようにするために
は、使用される放射線強度や、間隙や、他の変項を調整
する必要がある。
より供給される放射線の強さは、感光体層16に使用さ
れる材料の種類や、ドラム10の回転速度や、これらの
放射線源と感光体層16の外層との間の隔たりや、感光
体層16の表面部における照射範囲をコントロールする
のに使用される間隙の効果的な構成寸法等に基づいて選
択される。従って、図1に示されたタイプの特定の装置
において放射線源が適切に使用されるようにするために
は、使用される放射線強度や、間隙や、他の変項を調整
する必要がある。
【0032】たとえ上記のように調整されたとしても、
取り込まれた大部分の電荷を中和するために感光体層1
6の外面に紫外線が照射されることにより、暗状態表面
電位減衰率は影響を受ける。その結果、たとえ帯電装置
17を使用して得られる帯電状態に変化はなくても、他
の完全なトナー画像を形成するに際して帯電装置17を
使用して感光体層16の外面に引き続いて帯電させると
、その表面電位はその後低下する。これに対する一つの
理由として、幾つかの可動性ホールキャリアが中和され
ずに取り込まれた負の電荷を置き去りにするように、可
動性ホール電荷キャリアを発生させる紫外線が照射され
続けるという事実をその可能性としてあげることができ
る。取り込まれたこれらの負の電荷により、表面電位は
、再度実際に減じられる。そして、この影響は、紫外線
が感光体層16の外面に照射され終わった後にも、何分
間かの間持続する。これらの情況において、操作者は、
つぎのトナー画像を形成する前に相当の時間、待つこと
を余儀なくされる。感光体層16をつぎの画像形成に向
けて準備するに際して、このような待ち時間を減らすた
めに、さらなる他のステップをとる必要がある。
取り込まれた大部分の電荷を中和するために感光体層1
6の外面に紫外線が照射されることにより、暗状態表面
電位減衰率は影響を受ける。その結果、たとえ帯電装置
17を使用して得られる帯電状態に変化はなくても、他
の完全なトナー画像を形成するに際して帯電装置17を
使用して感光体層16の外面に引き続いて帯電させると
、その表面電位はその後低下する。これに対する一つの
理由として、幾つかの可動性ホールキャリアが中和され
ずに取り込まれた負の電荷を置き去りにするように、可
動性ホール電荷キャリアを発生させる紫外線が照射され
続けるという事実をその可能性としてあげることができ
る。取り込まれたこれらの負の電荷により、表面電位は
、再度実際に減じられる。そして、この影響は、紫外線
が感光体層16の外面に照射され終わった後にも、何分
間かの間持続する。これらの情況において、操作者は、
つぎのトナー画像を形成する前に相当の時間、待つこと
を余儀なくされる。感光体層16をつぎの画像形成に向
けて準備するに際して、このような待ち時間を減らすた
めに、さらなる他のステップをとる必要がある。
【0033】そのような待ち時間を減らす1つの方法と
しては、後続する完全なトナー画像を形成し始める前に
、一つの完結したトナー画像が転写されてから、もう一
度帯電装置17を稼動させることである。帯電装置17
は、その後、正の電荷を感光体層16の外面に帯電させ
ることにより、その表面電位を比較的低い値、一般的に
は100Vに上昇させる。この操作は、周期放電装置3
3を稼動させた直後に行われる。このように正の電荷を
感光体層16の外面に帯電させることにより、つぎの印
刷画像を形成する部分としての第1トナー副画像の形成
に際して感光体層16の表面を所望の初期電位に帯電さ
せる前に、この感光体層16から余分な正の電荷又は可
動性ホール電荷を一掃することができる。
しては、後続する完全なトナー画像を形成し始める前に
、一つの完結したトナー画像が転写されてから、もう一
度帯電装置17を稼動させることである。帯電装置17
は、その後、正の電荷を感光体層16の外面に帯電させ
ることにより、その表面電位を比較的低い値、一般的に
は100Vに上昇させる。この操作は、周期放電装置3
3を稼動させた直後に行われる。このように正の電荷を
感光体層16の外面に帯電させることにより、つぎの印
刷画像を形成する部分としての第1トナー副画像の形成
に際して感光体層16の表面を所望の初期電位に帯電さ
せる前に、この感光体層16から余分な正の電荷又は可
動性ホール電荷を一掃することができる。
【図1】 本発明の一実施例に係る説明図である。
【図2】 図1の装置の感光体層に使用される材料に
照射される波長とその吸収性との関係を示すグラフであ
る。
照射される波長とその吸収性との関係を示すグラフであ
る。
【図3】 図1の装置の感光体層に使用される材料に
照射される波長とその相対反応との関係を示すグラフで
ある。
照射される波長とその相対反応との関係を示すグラフで
ある。
【図4】 図1の装置のトナーに照射される波長とそ
の吸収性との関係を示すグラフである。
の吸収性との関係を示すグラフである。
10 ドラム
11 ステッパモータ 12 コントロール装置
13 金属コア14 合成樹脂層
15 電導体表面層 16 有機感光体層
17 帯電装置18 調色現像液装置
19 トナーユニット 20 移動バンド
21 モータ22 ポリエステルウェブ
23 熱ローラ24 レー
ザ放射装置 25
記憶装置26 レーザビーム
27 光ビーム調整ユニット
11 ステッパモータ 12 コントロール装置
13 金属コア14 合成樹脂層
15 電導体表面層 16 有機感光体層
17 帯電装置18 調色現像液装置
19 トナーユニット 20 移動バンド
21 モータ22 ポリエステルウェブ
23 熱ローラ24 レー
ザ放射装置 25
記憶装置26 レーザビーム
27 光ビーム調整ユニット
Claims (10)
- 【請求項1】 ドラムの外部の少なくとも一部分とし
て構成された電導体の上に形成された感光体層に繰り返
し帯電させる帯電方法であって、感光体層の少なくとも
外面各部が実質的に所望の初期表面電位となるように感
光体層に繰り返し帯電させる帯電方法において、ドラム
が回転軸を中心として回転するにつれて感光体層の外面
の少なくとも一部分上に実質的に均一に電荷を供給する
ことにより、感光体層の外面を初期表面電位に帯電させ
、放電電磁放射ビームを、すでに帯電せしめられた感光
体層の外面上における1組みの第1所望複数位置に十分
な強さで照射させることにより、該1組みの第1所望複
数位置に近接した感光体層の各部を放電させ、感光体層
の外面に第1トナーを塗布することにより、該第1トナ
ーを感光体層の外面上における放電電磁放射ビームによ
り放電せしめられた各部に残留させ、第1スペクトル領
域に属する第1消去電磁放射線を、感光体層の外面上に
おいて、第1消去電磁放射線の相当部分を透過できる第
1トナーが塗布されている部分と、塗布されていない部
分とに照射させ、実質的に第1トナーのすべての部分を
感光体層の外面から転写装置に転写し、第1スペクトル
領域に含まれる波長よりもすべてが実質的に短い波長を
有する終端スペクトル領域に含まれる波長を有する終端
電磁放射線を感光体層の外面に供給することを特徴とす
る感光体層に繰り返し帯電させる帯電方法。 - 【請求項2】 上記第1消去電磁放射線が照射された
後に、上記ドラムが上記回転軸を中心として回転するに
つれて上記感光体層の上記外面の少なくとも一部分上に
実質的に均一となるように電荷を供給することにより、
感光体層の外面を上記初期表面電位に帯電させ、上記放
電電磁放射ビームを、最後に帯電せしめられた感光体層
の外面上における1組みの第2所望複数位置に十分な強
さで照射させることにより、該1組みの第2所望複数位
置に近接した感光体層の各部を放電させ、感光体層の外
面に第2トナーを塗布することにより、該第2トナーを
感光体層の外面上における放電電磁放射ビームにより放
電せしめられた各部に残留させ、実質的に上記第1,2
トナーのすべての上記部分を感光体層の外面から上記転
写装置へと転写させることを特徴とする請求項1記載の
感光体層に繰り返し帯電させる帯電方法。 - 【請求項3】 上記第2トナーが供給された後に、上
記終端スペクトル領域に含まれる波長よりもすべてが実
質的に長い波長を有する第2スペクトル領域に含まれる
波長を有する第2消去電磁放射線を、上記感光体層の上
記外面上において、第2消去電磁放射線の相当部分を透
過させることのできる上記第1,2トナーのいずれか一
方が単独で塗布されている部分と、各トナーの両方が塗
布されている部分と、何も塗布されていない部分とに照
射させることを特徴とする請求項2記載の感光体層に繰
り返し帯電させる帯電方法。 - 【請求項4】 上記終端電磁放射線が照射された後に
、上記ドラムが上記回転軸を中心として回転するにつれ
て上記感光体層の上記外面の少なくとも一部分上に実質
的に均一に電荷を供給することにより、感光体層の外面
を上記初期表面電位よりも低い終端表面電位に帯電させ
ることを特徴とする請求項1記載の感光体層に繰り返し
帯電させる帯電方法。 - 【請求項5】 上記第2消去電磁放射線が照射された
後に、上記ドラムが上記回転軸を中心として回転するに
つれて上記感光体層の上記外面の少なくとも一部分上に
実質的に均一に電荷を供給することにより感光体層の外
面を上記初期表面電位に帯電させ、上記放電電磁放射ビ
ームを、最後に帯電せしめられた感光体層の外面上にお
ける1組の第3所望複数位置に十分な強さで照射させる
ことにより、該1組の第3所望複数位置に近接した感光
体層の各部を放電させ、感光体層の外面に第3トナーを
塗布することにより、該第3トナーを感光体層の外面上
における放電電磁放射ビームにより放電せしめられた各
部に残留させ、実質的に上記第1,2,3トナーのすべ
ての上記部分を感光体層の外面から上記転写装置へと転
写させることを特徴とする請求項3記載の感光体層に繰
り返し帯電させる帯電方法。 - 【請求項6】 上記第3トナーが塗布された後に、上
記終端スペクトル領域に含まれる波長よりもすべてが実
質的に長い波長を有する第3スペクトル領域に含まれる
波長を有する第3消去電磁放射線を、上記感光体層の上
記外面上において、第3消去電磁放射線の相当部分を透
過させることのできる上記第1,2,3トナーのいずれ
か一つが単独で塗布されている部分と、重複して塗布さ
れている部分と、何も塗布されていない部分とに照射さ
せることを特徴とする請求項5記載の感光体層に繰り返
し帯電させる帯電方法。 - 【請求項7】 上記第3消去電磁放射線が照射された
後に、上記ドラムが上記回転軸を中心として回転するに
つれて上記感光体層の上記外面の少なくとも一部分上に
実質的に均一に電荷を供給することにより感光体層の外
面を上記初期表面電位に帯電させ、上記放電電磁放射ビ
ームを、最後に帯電せしめられた感光体層の外面上にお
ける1組の第4所望複数位置に十分な強さで照射させる
ことにより、該1組の第4所望複数位置に近接した感光
体層の各部を放電させ、感光体層の外面に第4トナーを
塗布することにより、該第4トナーを感光体層の外面に
おける放電電磁放射ビームにより放電せしめられた各部
に残留させ、実質的に上記第1,2,3,4トナーのす
べての上記部分を感光体層の外面から上記転写装置へと
転写させることを特徴とする請求項6記載の感光体層に
繰り返し帯電させる帯電方法。 - 【請求項8】 上記第4トナーが塗布された後に、上
記終端スペクトル領域に含まれる波長よりもすべてが実
質的に長い波長を有する第4スペクトル領域に含まれる
波長を有する第4消去電磁放射線を、上記感光体層の上
記外面上において、第4消去電磁放射線の相当部分を透
過させることのできる上記第1,2,3,4,トナーの
いずれかの1つが単独で塗布されている部分と、重複し
て塗布されている部分と、何も塗布されていない部分と
に照射させることを特徴とする請求項7記載の感光体層
に繰り返し帯電させる帯電方法。 - 【請求項9】 ドラムの外部の少なくとも一部分とし
て構成された電導体の上に形成された感光体層に繰り返
し帯電させる帯電装置であって、感光体層の少なくとも
外面各部が実質的に所望の初期表面電位となるように感
光体層に繰り返し帯電させる帯電装置において、ドラム
が回転軸を中心として回転するにつれて感光体層の外面
の少なくとも一部分上に実質的に均一に電荷を供給する
ことにより、感光体層の外面を初期表面電位に帯電させ
ることのできる帯電手段と、放電電磁放射ビームを、す
でに帯電せしめられた感光体層の外面上における、各組
みが所望の複数位置から構成されるところの所望数の複
数組みに十分な強さで照射させることにより、該複数組
みの所望複数位置に近接した感光体層の各部を放電させ
ることのできる位置選択自在な放電手段と、感光体層の
外面に所望の異なった複数トナーを塗布することにより
、該所望の異なった複数トナーを、感光体層の外面上に
おける放電電磁放射ビームにより放電せしめられた各部
に残留させることのできるトナー供給手段と、第1スペ
クトル領域に属する波長を有する消去電磁放射線を、感
光体層の外面上において、該消去電磁放射線の相当部分
を透過させることのできる異なった複数トナーの内の少
なくとも一つのトナーが塗布されている部分と、塗布さ
れていない部分とに照射させることのできる中間消去手
段と、感光体層の外面に塗布されている実質的にすべて
のトナー部分を転写部材に転写することのできる転写手
段と、第1スペクトル領域に含まれる波長よりも実質的
にすべてが短い波長を有する終端スペクトル領域に含ま
れる波長を有する終端電磁放射線を感光体層の外面に照
射させることのできる終端消去手段とから構成されるこ
とを特徴とする感光体層に繰り返し帯電させる帯電装置
。 - 【請求項10】 上記終端電磁放射線が上記感光体層
の上記外面に照射された後に、上記ドラムが上記回転軸
を中心として回転するにつれて感光体層の外面の少なく
とも一部分上に実質的に均一に電荷を供給することによ
り、感光体層の外面を上記初期表面電位よりも低い終端
表面電位に帯電させることのできる終端帯電手段が新た
に備えられることを特徴とする請求項9記載の感光体層
に繰り返し帯電させる帯電装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/552,698 US5083163A (en) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | Photoconductor resetting following multiple charge images |
US552,698 | 1990-07-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04234068A true JPH04234068A (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=24206416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3175052A Pending JPH04234068A (ja) | 1990-07-16 | 1991-07-16 | 感光体層に繰り返し帯電させる帯電方法及びその帯電装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5083163A (ja) |
EP (1) | EP0467609B1 (ja) |
JP (1) | JPH04234068A (ja) |
KR (1) | KR930002892A (ja) |
DE (1) | DE69117224T2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5534980A (en) * | 1994-05-31 | 1996-07-09 | Mita Industrial Co., Ltd. | Electrophotographic image forming apparatus having a charge removing means |
US5510626A (en) * | 1994-06-22 | 1996-04-23 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | System and method for conditioning a radiation detector |
US5606398A (en) * | 1995-04-28 | 1997-02-25 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Reduction of residual potential and ghosting in a photoconductor |
EP0852748A1 (en) * | 1995-09-29 | 1998-07-15 | Imation Corp. | Method and apparatus for producing a multi-colored image in an electrophotographic system |
US5650253A (en) * | 1995-09-29 | 1997-07-22 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Method and apparatus having improved image transfer characteristics for producing an image on a receptor medium such as a plain paper |
US5725980A (en) * | 1997-01-21 | 1998-03-10 | Xerox Corporation | Multi-wavelength laser which avoids excessive light absorption by cyan pigment in image-on-image electrophotography |
US6836630B2 (en) * | 2002-09-23 | 2004-12-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Reduction of wear on selected components in multi-color imaging apparatus |
DE10353029B3 (de) * | 2003-11-13 | 2004-08-19 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Messung der Längenänderung der Vorschubspindel in einem Belichter für Druckvorlagen |
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DE2635731C2 (de) * | 1976-08-09 | 1982-06-24 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Vorrichtung für ein Elektrofotografisches Verfahren |
US4340656A (en) * | 1978-04-07 | 1982-07-20 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Electrophotographic copying method with residual charge erasing step |
US4286032A (en) * | 1978-04-27 | 1981-08-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic process and apparatus therefor |
US4337305A (en) * | 1981-02-23 | 1982-06-29 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Sensitized organic electron donor compounds |
US4361637A (en) * | 1981-02-23 | 1982-11-30 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Electron bis-benzocarbazole donor compounds and photoconductive charge transport materials |
US4357405A (en) * | 1981-02-23 | 1982-11-02 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Fluorinated dye sensitized organic electron donor compound |
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US4356244A (en) * | 1981-02-23 | 1982-10-26 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Quinoxaline cyanine dye sensitized organic electron donor compounds |
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US4408865A (en) * | 1981-11-23 | 1983-10-11 | Hewlett Packard Company | Corona discharge device for electrophotographic charging and potential leveling |
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JPS59155879A (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷除去装置 |
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JPS6143777A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-03 | Minolta Camera Co Ltd | 除電方法 |
DE3536836A1 (de) * | 1984-10-17 | 1986-04-17 | Sharp K.K., Osaka | Entladevorrichtung fuer ein kopiergeraet |
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JPS62238585A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-19 | Asahi Optical Co Ltd | 電子写真法による多色画像形成方法 |
DE3769100D1 (de) * | 1986-12-09 | 1991-05-08 | Konishiroku Photo Ind | Verfahren zur herstellung eines bildes. |
US4728983A (en) * | 1987-04-15 | 1988-03-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Single beam full color electrophotography |
GB8712151D0 (en) * | 1987-05-22 | 1987-06-24 | Minnesota Mining & Mfg | Dyes |
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-
1990
- 1990-07-16 US US07/552,698 patent/US5083163A/en not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-07-15 DE DE69117224T patent/DE69117224T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-07-15 KR KR1019910012033A patent/KR930002892A/ko not_active Withdrawn
- 1991-07-15 EP EP91306367A patent/EP0467609B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-07-16 JP JP3175052A patent/JPH04234068A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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KR930002892A (ko) | 1993-02-23 |
EP0467609A2 (en) | 1992-01-22 |
DE69117224T2 (de) | 1996-10-02 |
EP0467609A3 (en) | 1992-12-30 |
EP0467609B1 (en) | 1996-02-21 |
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