JPH0421446Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0421446Y2 JPH0421446Y2 JP1985142855U JP14285585U JPH0421446Y2 JP H0421446 Y2 JPH0421446 Y2 JP H0421446Y2 JP 1985142855 U JP1985142855 U JP 1985142855U JP 14285585 U JP14285585 U JP 14285585U JP H0421446 Y2 JPH0421446 Y2 JP H0421446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- latching
- pin
- shaped frame
- hooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Buckles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案は時計バンドの中留金具に関するもの
である。
である。
<この考案が解消しようとする問題点>
従来、一方の金具のコ形枠の先部に掛脱用のピ
ンを設け、他方の金具のコ形枠に蓋体と掛止用部
材を枢着してなる中留金具は特許庁発行の周知・
慣用技術集(非金属時計バンド)の163頁〜166頁
に記載されているが、該技術集に記載の中留金具
は蓋体を掛脱用のピンの内側に裏面より通してか
ら戻し方向に倒して掛着し、その逆の動作で掛着
を解く要領のため操作がきわめて面倒であつて、
途中で腕時計を落として破損させる等の問題があ
つた。また掛止用部材がピン止め部分を中心に回
動して開閉操作を容易でないものにしているとい
う問題があつた。本考案はかかる問題点を解消し
ようとするものである。
ンを設け、他方の金具のコ形枠に蓋体と掛止用部
材を枢着してなる中留金具は特許庁発行の周知・
慣用技術集(非金属時計バンド)の163頁〜166頁
に記載されているが、該技術集に記載の中留金具
は蓋体を掛脱用のピンの内側に裏面より通してか
ら戻し方向に倒して掛着し、その逆の動作で掛着
を解く要領のため操作がきわめて面倒であつて、
途中で腕時計を落として破損させる等の問題があ
つた。また掛止用部材がピン止め部分を中心に回
動して開閉操作を容易でないものにしているとい
う問題があつた。本考案はかかる問題点を解消し
ようとするものである。
<考案の構成>
この考案は一方の金具と他方の金具とからな
り、一方の金具は第1コ形枠内の先部に掛脱用の
ピンを横架して形成し、他方の金具は第2コ形枠
内に一部前方に突出するようにして掛止用部材を
ピン止取付けし、該掛止用部材の中間に前記掛止
用のピンを掛脱する上面開放の掛脱用溝設け、該
掛止用部材の基部に凹部を設けて、該凹部内に枢
着して前記掛脱用溝に嵌入する押爪を有して該掛
止用部材上を回動被覆する開閉蓋を設け、且つ該
掛止用部材の下面中間下に回動規制板を設けて該
回動規制板の端部を第2コ形枠の前端面下に相対
させたことを特徴とする時計バンドの中留金具に
ある。
り、一方の金具は第1コ形枠内の先部に掛脱用の
ピンを横架して形成し、他方の金具は第2コ形枠
内に一部前方に突出するようにして掛止用部材を
ピン止取付けし、該掛止用部材の中間に前記掛止
用のピンを掛脱する上面開放の掛脱用溝設け、該
掛止用部材の基部に凹部を設けて、該凹部内に枢
着して前記掛脱用溝に嵌入する押爪を有して該掛
止用部材上を回動被覆する開閉蓋を設け、且つ該
掛止用部材の下面中間下に回動規制板を設けて該
回動規制板の端部を第2コ形枠の前端面下に相対
させたことを特徴とする時計バンドの中留金具に
ある。
<実施例>
以下図面に基づいて実施例を説明する。
第1図乃至第5図は円筒軸部材と球体部材を交
互した婦人用の時計バンドについての実施例であ
つて、円筒軸部材1と球体部材2を交互に連結し
てなる時計バンド3a,3bのそれぞれの端部に
一方の金具4と他方の金具5を取付ける。一方の
金具5は第1コ形枠17の先部に掛脱用のピン1
8を横架して形成し、他方の金具4は第2コ形枠
6内に一部前方に突出するようにして掛止用部材
7をピン8止め取付けし、該掛止用部材7の枠外
前方に突出する部分に上面開放の袋溝9を横断形
成する。袋溝9は下半に前出の半円溝9aを拡張
形成して構成される。掛止用部材7の基側に凹部
10を設けて蓋体11の基側凸部12を嵌入して
ピン13止めして蓋体11を開閉回動自在にして
いる。蓋体11は先部の内面に掛止用部材7の前
端面7aに掛脱する掛止爪14を有し、また中間
部の内面に袋溝9内に入る押爪15を設けてい
る。なお16は掛止用部材7の中間部下面に設け
た回動規制板で側面方向に突出して端部を第2コ
形枠の前端部下面に相対させている。
互した婦人用の時計バンドについての実施例であ
つて、円筒軸部材1と球体部材2を交互に連結し
てなる時計バンド3a,3bのそれぞれの端部に
一方の金具4と他方の金具5を取付ける。一方の
金具5は第1コ形枠17の先部に掛脱用のピン1
8を横架して形成し、他方の金具4は第2コ形枠
6内に一部前方に突出するようにして掛止用部材
7をピン8止め取付けし、該掛止用部材7の枠外
前方に突出する部分に上面開放の袋溝9を横断形
成する。袋溝9は下半に前出の半円溝9aを拡張
形成して構成される。掛止用部材7の基側に凹部
10を設けて蓋体11の基側凸部12を嵌入して
ピン13止めして蓋体11を開閉回動自在にして
いる。蓋体11は先部の内面に掛止用部材7の前
端面7aに掛脱する掛止爪14を有し、また中間
部の内面に袋溝9内に入る押爪15を設けてい
る。なお16は掛止用部材7の中間部下面に設け
た回動規制板で側面方向に突出して端部を第2コ
形枠の前端部下面に相対させている。
両金具4,5を連結するときは一方の金具5の
掛脱用のピン18を他方の金具4に設けた上面開
放の袋溝9内に入れて且つ半円溝9a側に引いて
おいて蓋体11を倒し回動するのである。すると
掛止爪14が掛止用部材7の先端面7aに接面掛
止し、押爪15が袋溝9内に進入してピン18の
一部面を押えてピン18を固定させ両金具4,5
間を連結することとなる。
掛脱用のピン18を他方の金具4に設けた上面開
放の袋溝9内に入れて且つ半円溝9a側に引いて
おいて蓋体11を倒し回動するのである。すると
掛止爪14が掛止用部材7の先端面7aに接面掛
止し、押爪15が袋溝9内に進入してピン18の
一部面を押えてピン18を固定させ両金具4,5
間を連結することとなる。
金具間の連結を解くときは蓋体11を掛止に抗
して上動展開するのである。すると押爪15が袋
溝9内より離脱するため、ピン18は自由に抜出
し得て金具間の連結を解くこととなる。
して上動展開するのである。すると押爪15が袋
溝9内より離脱するため、ピン18は自由に抜出
し得て金具間の連結を解くこととなる。
第6図は紳士用の時計バンドについての実施例
であつて、時計バンド19a,19bと各部材を
幅広に構成したほかは前例と全く同じである。
であつて、時計バンド19a,19bと各部材を
幅広に構成したほかは前例と全く同じである。
<考案の効果>
本考案は以上のように構成したので、この種の
中留金具を一方の金具に設けた掛脱用のピンを上
方から他方の金具に設けた袋溝に挿入し蓋体を倒
すという極めて簡単な操作にて連結し、また蓋体
の上動と掛脱用のピンの抜出しにより連結を解く
ことができるという優れた効果が生ずる。
中留金具を一方の金具に設けた掛脱用のピンを上
方から他方の金具に設けた袋溝に挿入し蓋体を倒
すという極めて簡単な操作にて連結し、また蓋体
の上動と掛脱用のピンの抜出しにより連結を解く
ことができるという優れた効果が生ずる。
また他方の金具の掛止用部材の中間下に回動規
制板を設けて、第2コ形枠の前端下に相対させた
から掛止用部材はピン止めにかかわらず回動が規
制されて第2コ形枠とほぼ同一の平面を保持する
ため、掛脱用のピンの袋溝内への出入れと蓋体の
回動を円滑にして連結と解き外し操作をきわめて
容易にするという効果を生ずる。
制板を設けて、第2コ形枠の前端下に相対させた
から掛止用部材はピン止めにかかわらず回動が規
制されて第2コ形枠とほぼ同一の平面を保持する
ため、掛脱用のピンの袋溝内への出入れと蓋体の
回動を円滑にして連結と解き外し操作をきわめて
容易にするという効果を生ずる。
第1図は婦人用の時計バンドにおける実施例で
中留金具を掛着した状態にて示す斜視図、第2図
は同、掛着を解いたときの斜視図、第3図は各部
材を分離して示す斜視図、第4図は掛着時の拡大
縦断面図、第5図はストツパー機能を示す拡大部
分図、第6図は他の実施例を示す斜視図、3a,
3b,19a,19bは時計バンド、4は一方の
金具、5は他方の金具、6,17はコ形枠、7は
掛止用部材、7aは先端の掛止面、8,13はピ
ン、9は袋溝、10は凹溝、11は蓋体、12は
凸部、14は掛止爪、15は押爪、16は回動規
制板、18は掛止用のピンである。
中留金具を掛着した状態にて示す斜視図、第2図
は同、掛着を解いたときの斜視図、第3図は各部
材を分離して示す斜視図、第4図は掛着時の拡大
縦断面図、第5図はストツパー機能を示す拡大部
分図、第6図は他の実施例を示す斜視図、3a,
3b,19a,19bは時計バンド、4は一方の
金具、5は他方の金具、6,17はコ形枠、7は
掛止用部材、7aは先端の掛止面、8,13はピ
ン、9は袋溝、10は凹溝、11は蓋体、12は
凸部、14は掛止爪、15は押爪、16は回動規
制板、18は掛止用のピンである。
Claims (1)
- 一方の金具と他方の金具とからなり、一方の金
具は第1コ形枠内の先部に掛脱用のピンを横架し
て形成し、他方の金具は第2コ形枠内に一部前方
に突出するようにして掛止用部材をピン止め取付
けし、該掛止用部材の中間に前記掛止用のピンを
掛脱する上面開放の掛脱用溝設け、該掛止用部材
の基部に凹部を設けて、該凹部内に枢着して前記
掛脱用溝に嵌入する押爪を有して該掛止用部材上
を回動被覆する開閉蓋を設け、且つ該掛止用部材
の下面中間下に回動規制板を設けて該回動規制板
の端部を第2コ形枠の前端面下に相対させたこと
を特徴とする時計バンドの中留金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985142855U JPH0421446Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985142855U JPH0421446Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6252421U JPS6252421U (ja) | 1987-04-01 |
JPH0421446Y2 true JPH0421446Y2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=31051983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985142855U Expired JPH0421446Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421446Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4927238B1 (ja) * | 2011-07-27 | 2012-05-09 | 公徳 鈴木 | 連結構造及びキー収容体 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2594187Y2 (ja) * | 1992-05-12 | 1999-04-19 | シチズン時計株式会社 | 時計バンドの中留構造 |
JPH088642Y2 (ja) * | 1992-12-10 | 1996-03-13 | 株式会社服部セイコー | 時計バンドの留め金具 |
JP2553991Y2 (ja) * | 1992-12-14 | 1997-11-12 | セイコー株式会社 | 時計バンドの留め金具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4418616Y1 (ja) * | 1966-12-29 | 1969-08-11 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP1985142855U patent/JPH0421446Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4927238B1 (ja) * | 2011-07-27 | 2012-05-09 | 公徳 鈴木 | 連結構造及びキー収容体 |
WO2013014756A1 (ja) * | 2011-07-27 | 2013-01-31 | Suzuki Tomonari | 連結構造及びキー収容体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6252421U (ja) | 1987-04-01 |
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